モバP「にゃん子を飼うことになった」 (31)

デレマスssです。
n番煎じの神崎にゃん子ネタです。
キャラ崩壊注意!

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1525245609

~事務所~

P「ただいま戻りましたー」ガチャ

神崎蘭子「Zzz...」

P「...」

P「あ...ありのまま今起こってる事を話すぜ!」

P「おれが営業から事務所に帰ってきたら、ネコミミとしっぽが生えた蘭子がソファーで丸くなって寝ていた」

P「な...なにを言ってるのかわからねーと思うがおれも何が起こってるのかわからねー…」

一ノ瀬志希「にゃは~効いてる効いてる、やっぱ志希ちゃんってばギフテッド~♪」ガチャ

P「いつも通りお前の仕業か一ノ瀬ェ!蘭子に何しやがった!?」ギリギリ

志希「に゙ゃーっ!?今回はあたし悪くないよ!蘭子ちゃんが勝手にクスリ飲んだんだよ!」

P「それどこに置いてた?」

志希「えっ?入れ物なかったからスタドリの空き瓶に入れて、置き場もなかったから冷蔵庫に」

P「確信犯じゃねぇか!!」グリグリ

志希「痛い痛いギブギブ!死ぬ!死ぬから!ごめんて!」

P「...で、そのクスリってのは」

志希「よくぞ聞いてくれました!今回作ったのは『猫の本能に目覚めるクスリ』でーす!」

P「なんでそんなものを」

志希「『もっとネコチャンに近づきたい!』とゆーとあるアイドルのアツい要望にお応えしました!」

P「前川め、今度マグロ漁船に乗せてやらぁ」

志希「まさか耳と尻尾まで生えるとはねー、成分の濃度が高すぎたかも?」

蘭子「...」ムクリ

P「あっ、起きた」

蘭子「...」クシクシ

蘭子「......」キョロキョロ

P(かわいい)

志希(耳も尻尾もちゃんと動いてる)

蘭子「...!!!」ピョーン

P「おっ、こっち見t...ってどわあああ!?」ボスン

蘭子「にゃーん?」スリスリ

P「すげえ勢いで飛びついてきたけど」

志希「...そりゃ獣の理性だもん、普段我慢してることもやりたい放題でしょ」ボソッ

P「えっ、何だって?」

志希「よかったね、懐かれてるよ~って言っただけ~」

P「つーかこれ、どうしたらいいんだ...?」

蘭子「~♪」ゴロゴロ

志希「知らにゃ~い、解毒剤とかないし~」

P「なーんで解毒剤を先に用意しねぇんだこいつは...そうだ!困ったときの千川ちひろ!」ピポパ

ちひろ「もしもしPさん?今こっちは総選挙のヒートアップとドリフ、あとデレフェスと限定の搾取で忙しいんです!何か問題があってもそっちで全部どうにかしてくださいね!それじゃ!!」

P「鬼!悪魔!!守銭奴!!!」

ちひろ「お前だけSSR出現率下げるからな」

P「ごめんなさい!神!天使!!聖母!!!」

P「...とりあえず蘭子は女子寮に」

志希「今の蘭子ちゃんが1人で生活できると思う?」

P「いや、寮には人いるだろ?」

志希「みーんな実家に帰ってるよ、GWだもん」

P「じ、じゃあ蘭子も実家に...あっダメだ、ご両親が海外旅行行くから帰らないとか言ってた!」

志希「いや~とことん巡り合わせがおもしr...悪いね~♪」

P「俺は面白くねぇからな?」

志希「諦めてPがお世話しなよ~、あたしは世話する側じゃなくてされる側だし?」

P「いや、今回のこれだいたいお前のせいだからね?」

志希「ところでさ、なんでPとちひろさんは休みなのに事務所いるの?あたしは暇だから遊びに来たんだけど」

P「休み?なにそれ?おいしいの?」

志希「あっ...なんかゴメンネ...」

~Pの部屋~

P「さて、諦めてウチに連れてきたわけだが」

P「にしてもあのマッドサイエンティストめ、1人だけさっさと帰りやがって...今度シュールストレミング食うロケ入れてやる」

蘭子「...」ギュー

P「部屋に入るなりこれだ、動けやしねぇ!」

P「ほーれ蘭子、離れろー」

蘭子「...」イヤイヤ

P「今日のごはんはハンバーグだぞー、響子の手作りだぞー」

蘭子「!」パッ

P「こうかは ばつぐんだ!」

P「なんで帰省してるはずの響子やまゆの手料理がウチの冷蔵庫に作り置きされてるのかは...深く考えないほうがよさそうだな、うん」

P(また引っ越さなきゃなぁ…なんで住所バレるんだろ...てか鍵は...?)

蘭子「...!...!」ブンブン

P「おーおーそんなにしっぽ振っちゃって...ほら、お待たせ」コトッ

蘭子「!」ウガー

P「ストーップ!直接食いつくバカがいるか!」

P「...あっそうか、箸とか使えないのか」

P「しょうがねぇな...ほら、あーん」

蘭子「!」パクッ

蘭子「...」モグモグ

蘭子「~~~?」

P「うーん、かわいい!」

P「でも野菜も食えよ?」

蘭子「!?」

P「ほれ、トマト」アーン

蘭子「ふしゃー!」ガタン

P「露骨に嫌がるなこいつ...」

P「野菜食べたら俺のハンバーグも分けてやるぞ~?」

蘭子「!」

蘭子「...」パクッ

P「よーし、えらいえらい」ナデナデ

蘭子「...///」モグモグ

P「気がついたら俺のハンバーグも全部食わせてた…」

P「いや、かわいかったからいいんだけどね?俺も響子のハンバーグ食いたかったよ...」

蘭子「...」コロン

P「こら、食べてすぐ寝ると牛になるぞ~...って、もう猫になってるんだっけ」

P「寝る前にお風呂に...」ハッ

P(...えっ、これ風呂どうすんの?)

P(一晩くらい我慢しても...いやいや、お年頃の女の子だしそれはまずいんじゃないか?知らんけど)

P(...よし、脱がせて風呂場に放り込もう!)

P(勘違いしないでくだされ早苗さん!これは蘭子のためを思ってのこと!決して脱がせたいとか裸見たいとか触りたいとかではありませぬゆえ!)

P(般若心経唱えながら無心で脱がせたけどね、一応あとでクラリスとよしのんに懺悔しとこ...)

P(うっわお尻のところしっぽの穴あいてるじゃん、ゴスロリって高そうなのになぁ)

P(さーて、今のうちに下着とか買っt「フギャー!!!」なんだなんだなんだ!?」


蘭子「...」シッポピーン

P「あっ、動物って水を嫌がるんだっけ...湯船はダメだったか」

P「ほ~ら超弱いシャワーだぞ~あったかいぞ~怖くないぞ~」シャー

蘭子「にゃー!」バタバタ

P「すっぽんぽんで暴れないでよ!色々見えてるから!プルンプルン揺れてるから!こっちの理性もしんどいのよ!」

P「ええい、大人しくしろ!」ガシッ

蘭子「ふしゃー!!」ジタバタ

P(オッスオラP!今、風呂場で全裸の超絶美少女JCを無理やり抱きしめてるぞ!)

P(もってくれよオラの理性...!)

P「...どうにか洗い終わった」

P(日頃まゆとか奏とかから誘惑されててお色気耐性が上がってたみたいだ...ありがとうみんな!)

P「すまん蘭子、今夜は俺の服で我慢してくれ」

蘭子「...」ダボダボ

P「当たり前だけどブカブカだなぁ...よし、下着とかコンビニで買ってくるから大人しくしてろよ?」

蘭子「...」スンスン

P「待て、なぜ服の匂いを嗅ぐ?」

蘭子「///」スンスンスンスン

P「そしてなぜ赤くなる?」

P「さて、無事下着も着せたところで」

P「寝るか、僕もう疲れたよパトランコ...今の蘭子は犬じゃなくて猫だけど…」

P「あ、蘭子はそっちのベッドな?俺はこっちのソファーに...」

蘭子「!」イヤイヤ

P「ええ~、一応シーツも枕カバーも替えたしそんなに臭くない(と思いたい)んだけど」

蘭子「...!...!」グイグイ

P「えっ、一緒に寝るの?」

蘭子「...」ギュー

P「いや、まあいいんだけどさ、うん...」

P「...」ジーッ

蘭子「♪」ピコピコ

P(耳動いてる...最高にかわいい...)

蘭子「...」ギュウギュウ

P(めちゃくちゃ擦り寄ってくるし...)

P(あと神崎山の主張が激しい...無防備すぎるよ今のこの子...)ムニュン

P(女の子の体温と匂いがまた最高で...)

P(...これはいかん、落ち着け、相手は純真無垢な中学生だぞ)

P(はよ寝てしまおう...)

P「今日は大変だったな...」ナデナデ

蘭子「...?」

P「明日には戻るといいな......」ワシャワシャ

蘭子「~~~///」

P「じゃあな、おやすみ...Zzz...」

蘭子「...」オメメランラン

蘭子「......」ムラムラ

蘭子「///」ジュルリ

ちひろ「突然ですが、皆さんはご存じですか?」

ちひろ「『猫は夜行性』」

ちひろ「『ああ見えて猛獣』」

ちひろ「『暖かくなると発情期を迎える』」

ちひろ「そして『動物は欲求に素直』...」

ちひろ「...今思えば、蘭子ちゃんは自分の言葉を理解して、自分のために頑張ってくれるPさんにずいぶん懐いていましたねぇ」

ちひろ「蘭子ちゃんの、今までは抑えられてきた想い...」

ちひろ「好きで好きでたまらない異性が目の前で隙だらけで寝ていたら、ヒトの理性を失くした蘭子ちゃん...『にゃん子ちゃん』はどうすると思いますか?」

ちひろ「ふふっ、私としたことが少し喋りすぎてしまいましたかね?」

ちひろ「仕事はできても女の子の気持ちには気づけないアホなPさんがあの後どうなってしまったのか…」

ちひろ「それは皆さんのご想像にお任せします♪」

ちひろ「それでは、また事務所でお会いしましょう!」

おしまい

以上になります。
ありがとうございました。

これは蘭子ちゃんじゃなくてにゃん子ちゃんなので...
そこらへん温かい目で見てもらえれば幸いです。

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