姫川友紀「メッセってそのメッセじゃないよ」 (52)


友紀「ラジオネーム『北のイ寺』さんからのお便りだよ」

拓海「使えねえヤツじゃねえかソレ」

友紀「『パーソナリティーのお二人は、トレーニングウェアのメーカーにこだわりがありますか?ちなみに私はミズノの商品を愛用してます』だって」

拓海「メーカーねぇ……アタシは特にこだわりねえんだよなぁ」

友紀「拓海ちゃん、ジャージとかスウェットとか日によってバラバラだもんね」

拓海「そうだな…やっぱりこだわりはねえかな」

友紀「ちなみにあたしはアディダスだね」

拓海「ほう、意外なトコがきたな。てっきりアンダーアーマー推しだと思ったんだが」

友紀「やっぱりスポンサー様の意向に逆らうとクビになっちゃうから……」

拓海「デリケートな話題はやめろォォォ!!!!!」


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前回

姫川友紀「300打点とか3シーズンがかりで届くかどうかだよ」
姫川友紀「300打点とか3シーズンがかりで届くかどうかだよ」 - SSまとめ速報
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・アイドルがダベるやきうラジオです


友紀「はい、今日も始まりました『姫川・向井のヒットエンドラジオ』」

拓海「今日ので何回目だっけか?」

友紀「4回目だね。初回がゲストなしで、2回・3回でみくちゃん李衣菜ちゃんがゲストだったから」

拓海「2回・3回でアスタリスクだったわけだな」

友紀「そうだねー。狙ってやったのかどうか知らないけど」

カンペ『偶然だぞ』

拓海「狙ってやりましたって言ってるようなモンだろそのカンペはよォ!!!」


友紀「というわけで本日のゲストさんですが」

拓海「やはり目の前に居んな」

友紀「誰だかわかるかな~?」

拓海「みく、李衣菜ときたら次は……って言ってもわかんねえよ」

友紀「やっぱりヒントなしで当てるのは難しいよね」

拓海「そらそうだろ」

友紀「それじゃあヒントを出しましょう!」


友紀「クール属性の14歳で…」

拓海「誰だ…」

友紀「独特の世界観を持ってて…」

拓海「誰だ…」

友紀「二人組のユニットを組んでる子だね!」

拓海「3つヒント出てもまだ二択だな?」

友紀「多分二択だね」

拓海「つーわけでゲスト、自己紹介頼むわ」


神崎蘭子「ククク…我が名は神崎蘭子。闇に飲まれよ!」

友紀「というわけでゲストはやみのまでおなじみの神崎蘭子ちゃんだよー」

拓海「やみのまー」

蘭子「……あの、ゲストの扱いが雑では?」

友紀「このラジオ、だいたいこんな感じだからさー」

拓海「大体こんな感じだな」

蘭子「解せぬ(えぇ…?)」

友紀「それじゃあいったんCMだよー」






拓海「お便りの時間だァァァァァ!!!」

友紀「CM明けで無駄にテンション高いね」

拓海「おうよ。テンション上げねえとやってられねえからよ」

蘭子「何事…?(何かあったんですか…?)」

友紀「途中経過でライオンズが11点差で負けてんだってさ」

蘭子「獅子の訃報…(ライオンズが大変なことに…)」

拓海「いいから読んでくぞ!!!」

>>6
蘭子一択じゃないか


拓海「ラジオネーム『幕張メッセンジャー』からのお便りだ」

友紀「メッセってそのメッセじゃないよ」

拓海「『今日のゲストが蘭子ちゃんと聞いてお便りを送りました』」

蘭子「頼もしき援護よ!(お便りありがとうございます!)」

拓海「『蘭子ちゃんはホークスファンだということですが、誰のファンなのか教えてくれませんか?』だとさ」

>>9

二宮飛鳥「……」


拓海「実は今日の蘭子の衣装がまんま答えなんだよな」

友紀「今日はいつものゴスロリ衣装じゃないねー」

拓海「なんかユニフォーム着てるな」

蘭子「いかにも!」

友紀「これはホークスのユニフォームですね」

拓海「誰のユニフォームか言ってやれよ」

蘭子「ブラバントの巨神兵!(リック・バンデンハーク選手です!)」



友紀「なんでバンデンハークのファンになったの?」

蘭子「麗しき真名よ!(名前がカッコいいからです!)」

拓海「ああ、そういうアレな…」

蘭子「悪魔が如き支配術も見事なり!(あ、ピッチングスタイルも好きですよ!)」

友紀「その流れで行くと、ゼラス・ウィーラー(楽天)とかも好きだよね」

拓海「ブライアン・ファルケンボーグ(元ソフトバンク・楽天)とかな」

蘭子「うむ!」


友紀「次のお便りはラジオネーム『デニッシュ・サファテ』さんからだね」

蘭子「美味の香り!(おいしそうな名前ですね!)」

拓海「サクサクしてそうだな」

友紀「『蘭子ちゃんは結構独特の言葉づかいをしますが、普段は選手の名前をどう呼んでますか?』だってさー」

拓海「あー……アレか? いわゆる熊本弁ってヤツか?」

友紀「多分そうだろうねー」


蘭子「呼び名か?(選手の呼び方ですか?)」

拓海「普段何て呼んでるかってだとさ」

友紀「それじゃあまずは……千賀滉大」

蘭子「幽界の断罪人!(千賀選手!)」

拓海「幽界……お化けフォークだからか」

友紀「柳田悠貴」

蘭子「緋色のレーヴァティン!(柳田選手!)」

拓海「カープファンだから緋色か」

友紀「あー、なるほど」


友紀「というわけで今日のお便りはこんな感じかなー」

蘭子「皆、異名が輝きを放ちているな(みなさんラジオネームがおもしろいですね)」

拓海「イ寺に始まって、デニッシュサファテだったな今日は」

友紀「メッセンジャー、サファテときたからバンデンハークをもじったラジオネームもあるのかと思ったけどね」

拓海「……まあそれはラジオ後半に置いとくか」

友紀「え? まさか本当にお便り来てたの?」

拓海「以上、お便りのコーナーだ」

蘭子「闇に飲まれよ!(お疲れ様です!)」

友紀「もしもーし! なんで無視するのー?」






多田李衣菜「ジャーン! どうですか?このエンゼルスのニューエラキャップ!ロックでしょ?」

拓海「その被り方だとロックというよりはヒップホップじゃねえか?」

友紀「ラッパーにしか見えないよ、李衣菜ちゃん」

李衣菜「えぇ!?」ガビーン

友紀「はい、タイトルコールよろしく」

李衣菜「あ、はい。姫川・向井のヒットエンドラジオ!」






友紀「李衣菜ちゃんはMLBフリークになってしまったとさ」

拓海「キャッツファンには染まらなかったとさ。めでたしめでたし」

友紀「めでたくないし!」

拓海「そう甘くねえわな」

友紀「ぐぬぬ。気を取り直して次のコーナー行くよ!」

蘭子「はーい」

拓海「ほーい」


友紀「『クイズDEシンデレラ』のコーナーだよ。はい拓海ちゃん、説明」

拓海「はいよ。『このコーナーは毎回ゲストにちなんだ野球クイズを出題します。見事正解したら景品をプレゼント!』なコーナーだ」

友紀「というわけで、クイズのお時間です」

蘭子「知恵比べの刻限ね(クイズですね)」

拓海「クイズは自信あるか?」

蘭子「難解な迷宮は避けたいところね…(難しい問題はちょっと…)」


友紀「今回も、前回と同じで3問出題です。その内1問でも正解できればOKだよ」

蘭子「光明ね!(それならなんとかなりそう!)」

拓海「ちなみに今日の景品は何だ?」

友紀「今日のはね、コレだね。いちごだって」

蘭子「大粒の宝玉!(とても美味しそうな苺ですね!)」

拓海「おーおー、高そうなモンが来たなオイ」

友紀「というわけで蘭子ちゃん頑張ってね」

蘭子「はい!」


友紀「それじゃあ問題読むね。第1問!」



問1 2015年シーズン、ソフトバンクホークス所属の柳田悠岐選手はトリプルスリーを達成しましたが

   その時の打率・本塁打・打点・盗塁の数が正しいものを次の中から選びなさい。



①打率.317 本塁打30 打点99 33盗塁

②打率.350 本塁打33 打点73 32盗塁

③打率.363 本塁打34 打点99 32盗塁

④打率.310 本塁打31 打点70 33盗塁


蘭子「…………」

拓海「蘭子? 大丈夫か?」

蘭子「全面降伏(わかりません)」

拓海「思考放棄!?」

友紀「スタッフさぁ……どういうことなんだい?」

カンペ『蘭子ちゃんならイケると思った』

拓海「全然イケねえよ」


拓海「どれか選べば当たるかもしれねえから選んどけよ」

蘭子「んー…………②で」

友紀「②ね。ファイナルアンサー?」

蘭子「ファイナルアンサー!」

<ブブー

友紀「残念、不正解でしたー」

蘭子「うぅ…」

拓海「まあ仕方ねえな」


友紀「ちなみに正解は③でした」


【正解】
③打率.363 本塁打34 打点99 32盗塁

補足:首位打者のタイトルも同時に受賞。
    トリプルスリー達成と首位打者受賞を同シーズンに達成したのは
    NPBで柳田悠岐ただ1人である。


拓海「あー……そういや秋山翔吾(西武)とデッドヒートの首位打者争いしてたな」

友紀「秋山が最多安打記録更新したのに、首位打者とれなかったシーズンだね」

拓海「34本ホームラン打てて打率が3割6分ってバケモンかよ」

蘭子「魔王が如き奮迅よ!(すごい活躍ですね!)」

拓海「その割に打点が99ってのがな…」

友紀「カンストでもしたんじゃない?(すっとぼけ)」



友紀「それじゃあ次の問題ね。拓海ちゃん読んで」

拓海「オウ。第2問だ!」


問題2:ソフトバンクホークスの背番号44といえば
     リック・バンデンハーク選手ですが
     バンデンハーク選手の前に背番号44をつけていた選手を
     次の中から選びなさい。


① リック・ガトームソン

② 柳田悠岐

③ ヴィセンテ・パディーヤ

④ 本多雄一


友紀「これはさっきよりも簡単だね」

拓海「パディーヤとか久々に聞いたぞ」

蘭子「懐かしき飛燕の機甲戦士!(ガトームソン選手懐かしいですねー!)」

友紀「確かガトームソンってノーヒットノーランやったことあったよね」

拓海「良く分かんねえ奴がやるんだよな、ノーノーって」

蘭子「理解せし理よ…(よくわかります…)」



友紀「で、蘭子ちゃん。これはわかりそう?」

蘭子「ククク…迷宮の出口は見通した!(これはわかります!)」

拓海「おー、流石にわかるか。ンじゃ答え聞いていいか?」

蘭子「はい、②です!」

友紀「ファイナルアンサー?」

蘭子「ファイナルアンサー!」


<ピンポンピンポーン

友紀「はい、大正解ー!」

蘭子「やったー♪」

拓海「これは当ててきたか」

友紀「柳田の44番は覚えてる人多いんじゃないかな。14年にプチブレイクしたからね」



【正解】

② 柳田悠岐(2011年~2014年着用)

【補足】

① リックガトームソン 背番号43(2007年~2008年着用)

③ ヴィセンテ・パディーヤ 背番号42(2013年着用)

④ 本多雄一 背番号46(2006年~現在) 


友紀「というわけで見事正解した蘭子ちゃんにはいちごをプレゼントー!」

蘭子「わーい♪」

拓海「ん? コレ凍らせてあんのか?」

蘭子「これは……薄紅の氷塊?(イチゴシャーベットですか?)」

カンペ『摘んでヘタをとった苺をそのまま凍らせてあるそうです』

友紀「へー、そうなんだ」

蘭子「魔力を満たすわ!(いただきまーす!)」



シャリッ、シャクッ

拓海「スゲエいい音鳴ってんな」

友紀「どう、お味は?」

蘭子「ん~~~! とっても甘くて美味しいです!」

拓海「熊本弁忘れるくらい美味えんだな」

蘭子「ハッ!」


友紀「ホント美味しいねコレ。ひんやり甘くて」シャクッ

拓海「凍らせるとか勿体ねえだろって思うとこだけど、食ってみるとうめえな」シャリシャリ

蘭子「美味…」シャクッ

友紀「コレどこの苺なの?」

拓海「蘭子がゲストだから……熊本県の熊紅(ゆうべに)とかじゃねえの?」

蘭子「真か!?」

カンペ『静岡県産です』

蘭子「ずこー!」

友紀「期待通りのリアクションありがとう」

拓海「以上、クイズDEシンデレラのコーナーだ」






友紀「はい、エンディングの時間だよー」

蘭子「終焉の時か…(もう終わりなんですね…)」

拓海「今日はどうだったよ?」

蘭子「命の炎を燃やしたわ!(とっても楽しかったです!)」

拓海「それならよかったぜ」

友紀「サラっと解読してるよね、拓海ちゃん」

拓海「? わかんだろ?」

友紀「いや、普通わかんないと思うよ?」


拓海「つーわけでこれで終わり……と言いてえとこだが一通だけお便りを読むわ」

友紀「ん? エンディングに読むの?」

拓海「オウ。ラジオネーム『バンデンハーク師匠』からだ」

蘭子「巨神兵!?(バンデンハーク!?)」

友紀「ホントにお便り来てたの?」

拓海「来てたんだよ。読むぞ」


拓海「『蘭子ちゃんはハンバーグが好きだと聞きましたが、ハンバーグとバンデンハークだったらどっちが好きですか?』だと」

友紀「何なのその二者択一!?」

拓海「で、蘭子。どっちが好きだ?」

蘭子「肉塊を貪りたい気分ね!(ハンバーグ食べたいです!)」

拓海「よーし、じゃあ後で肉食べに行くか肉! 終わり終わり、友紀締めろ!」

友紀「姫川・向井のヒットエンドラジオ! ここまでのお相手は姫川友紀と!」

拓海「向井拓海と!」

蘭子「神崎蘭子でした!」

友紀「それじゃあみんな、来週も見てねー!」



拓海「ンじゃどこの店行くよ?」

蘭子「突如顕現せし肉塊!(いきなりステーキがいいです!)」

友紀「蘭子ちゃんの言葉にするとただの怪奇現象だね」

おわり。

【パーソナリティ紹介】

質問:思い出に残ってる外国人選手は誰ですか?

姫川友紀:フレデリク・セペダ

向井拓海:ナイジャー・モーガン

神崎蘭子:ブライアン・ファルケンボーグ

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