ちひろ「なんですか開口一番ノロケですか?」
モバP(以降P表記。ひどいなー)「まぁまぁ聞いてくださいな」
ちひろ「はぁ、聞いてあげますけど」
P「この前昼飯食べ損ねたまま外回りに行ってきたじゃないですか」
ちひろ「ありましたねぇ」
P「そしたら帰ってきたら俺のデスクの上に誰かがおにぎりを置いといてくれてまして」
ちひろ「あら良いお話」
P「名前は書いてありませんでしたけど『エサくらい食べなさい、豚』と小さなメモ用紙にメッセージまで添えられて」
P「いやぁ天使のような娘もいるものですね。感激しましたよ」
ちひろ「ソウデスネ」
P「それからですかね、ちょくちょく帰ってくるとデスクの上に差し入れが置かれてるようになりまして」
ちひろ「モテモテアピールですか。ノロケじゃないですか」
P「まぁまぁ聞きやがれくださいな」
P「手作りクッキーだったりドーナツだったりアッキーだったり、大抵は心温まるハートフルな差し入れなんですけど」
ちひろ「アッキー」
P「ただ、何というか時々ハイセンスな差し入れが置かれてる時がありまして」
ちひろ「悔しいけどちょっぴり興味がわいたので聞きます、例えば?」
P「例えばこの肩たたたたたたたたたたたたき券とか」スッ
ちひろ「北斗神拳の掛け声みたいになっちゃってるじゃないですか」
P「居酒屋のクーポン券とか」
ちひろ「それ単にプロデューサーさんと飲みに行きたいってだけでは」
P「櫻井財閥幹部の椅子とか」
ちひろ「ちょ」
P「ありがたいし善意でやってくれてるから嬉しいんですけど、みんなメモに名前書いてくれないからお礼が言えないのがモヤモヤしまして」
ちひろ「櫻井財閥幹部の椅子ってあの娘以外に用意出来るんですか?」
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P「ただいま戻りました」ガチャッ
P「あれチッヒがいねぇ。おっしゃ今のうちにグラブルのイベント進めるか」
P「…ん?デスクの上に何かが……これは、紅茶?」
P「暖かい…日が落ちるとまだまだ肌寒いから有難いな。おや、メモが挟んで…」
『お仕事に励むのもいいですけれど、たまにはゆっくりとお茶にいたしませんか? 紅茶がお嫌いじゃないといいですけど…。とっても美味しい葉っぱだから、ゆっくり味わってくださいね。 通りすがりのノーブルグレース』
P「…うん、美味い」ズズーッ
P「茶葉何使ってるんだろ。ゴールドティップスインペリアルかな」
P「うん、正直午後ティーとあんまり違い判らないけど美味い」
P「……」
P「…しかし誰だろ。知り合いに紅茶に詳しい人は……」
P「…杉下警部?」
雪乃「へちゅっ」
千佳「わっ、大丈夫?風邪?」
雪乃「ご、ごめんなさい。…噂されているのでしょうか」
千佳「黄色い魔法少女が似合いそうとか?」
雪乃「なぜそこまで限定的なのでしょう」
P「ただいま戻りましたぜよ」ガチャッ
P「あれまたチッヒいねぇ。よっしゃ今のうちにガンプラ作るか」
P「…ん?デスクの上に何かが…ってか糠臭ぇ!」
P「おい誰だ人のデスクに漬物置いたのは漬物!メモあるじゃねぇか漬物ォ!」
『熱意と手腕は認めっけど無理せずしっかり休息とビタミンB群取って仕事とカロリー代謝の効率上げとけよ?給湯室に味噌汁あるし米炊いてあっから。 謎の社長より』
P「…うん、美味い」ボリッ
P「…ダメだこれ。白米が必要なやつだわ」ボリボリ
P「沢庵ときゅうりは定番だとしてもトマトの漬物は中々珍しいな…あ、アカン。これも米がないとアカンやつや」
P「……」
P「…しかし誰だろ。知り合いで漬物と言えば……」
P「…菜々さん?」パリポリ
菜々「ぶぇっくしょい!」
つかさ「うおっビックリしたぁ!なぁ、アイドルとしてそのクシャミはどうよ」
菜々「う~…今どこかの社畜さんによからぬ嫌疑をかけられた気配を感じまして」
つかさ「何だよニュータイプかよ」
菜々「ナナはウサミン星人ですけどコロニー落としたりはしませんよー。あれ、ご注文何でしたっけ」
つかさ「チーズカツカレー!」
菜々「胃袋若くていいですねぇ」
炒飯作るから中断するよ!
P「ただいま戻りました」ガッチャ
P「今日もカネゴンいねぇな。なら久しぶりにニコ生実況でも…」
P「ん?デスクの上から何やら甘い匂いが…」
P「なんだこれ。ジュース…にしては何かちょっと変だな。フルーツっぽいの浮いてるし。あ、メモあるわ」
『いつもわたくし達のためにお仕事お疲れさまでございますです。疲れた時には甘いものが良いと聞いたのでいつもお世話になっているせめてものお返しになればと思った次第ですよ。 ライラさんではありませんよー』
P「あ、これもしかしてアイスか?」チャプンッ
P「うん、まぁ気持ちは嬉しい。…飲むか」
P「……」
P「…しかし誰だろ。知り合いでアイスと言えば…」
P「…でもライラさんじゃないって書いてあるしなぁ」ズズーッ
ライラ「喜んでもらえるといいですねー」トテトテ
ライラ「さてさてー、それではライラさんもいただきますですよ」パカッ
ライラ「…おやー?」チャプンッ
ライラ「…」
ライラ「……」
ライラ「………」
ライラ「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」
P「ただいま戻りましてー」ガチャピン
P「またまた黄緑いないのか。よしゾイド改造してロボットモードに出来るようにしよう」
P「ん?デスクの上になんかバカでっかい緑色の物体が…ハハッまるでぴにゃこら太みてぇ」
P「ってぴにゃこら太だこれ!控え目に言っても邪魔でしかないサイズのぴにゃこら太が人様のデスクを何とも言えない顔で占拠してる!?あっメモ」
『お疲れ様です。お1人で私たちのプロデュースをしてくださっているPさんの少しでも癒しになれればと思って等身大ぴにゃこら太をお贈りしました。どうか思う存分モフモフして心身共に癒されてください。 通りすがりのぴにゃリストより』
P「やや斜め上のお気遣いをありがとう」モフモフ
P「確かにこのモッフモフは癒されるわ…アッキーとか奈緒モフるくらい癒されるわ…人間柔らかいもの触るとストレス緩和するんだよな」モフモフモフ
P「……」
P「…しかし誰だろ。知り合いでぴにゃこら太好きと言えば…」スポッ
P「あっヤベ。頭取れちまっ……」
穂乃香「ぷはっ」
P「…」
穂乃香「……あっ」
P「……」
穂乃香「…ぴ、ぴにゃ?」
P「お疲れ様です」カポッ
あずき「今頃どうなってるかな~、ぴにゃ穂乃香ちゃん大作戦」
忍「どうだろ。そもそもアレは何をもって成功なの?」
柚「そりゃあPサンにお持ち帰りされて…あっコレ成功したらダメな奴だ戻ろう!」
P「ただいま戻りまー」ガチャ10レン
P「当然のようにちひろいないな。ならば録画しておいたハクメイとミコチを一気に…」
P「はて、デスクの上にお茶が…。しかも見慣れない湯飲みだし、なんだこれ」
P「飲んでいいやつ、だよな?……うん程よい温度。あれ、湯飲みの底にメモが…」
『いつもお疲れ様です。久しぶりに納得のいく出来のものが仕上がりましたのでもしよろしければ使ってみてください。夜更かしは程々に。 H.F』
P「いい感じのぬるさで猫舌にとっては有難いことでごぜーますよ」ズズーッ
P「うん、しかも狭山茶だ。誰か知らないけどきっとこの娘は良い嫁さんになれるんだろうな」
P「手に持ってしっくり来るいい湯飲みだ…本当誰だろ」
P「H.F……」
P「復活のフリーザ?」
千枝「肇さん肇さんはじにゃん肇さんっ」
肇「どうしたの千枝ちゃん。一回目だから聞き逃してあげるね?」
千枝「千枝、またアレが見たいです。見せてもらえませんかっ」
肇「えっ?アレって?」
千枝「アレですよ、ほらっ。サイキック学園でやったあの『カッ!』って恰好いいポーズ!」
肇「あ、あれは出来れば忘れてほしいんだけど…」
千枝「ほらこうですよ、こうっ!」カッ!
肇「ばっちり覚えてるよね!」
たまには一晩で完成させようかと思ったけど再来月にガンブレ新作が発売されるのでまた明日オヤスミー
しかしサイキック学園の肇はあれ何だったんだ…何があったんだ…?
P「ただいま戻りましたぞゴルァ!」バァンッ!
P「はいチッヒ不在ー。婚活でもしてるのかな?ってそれは無いかハハハハハハハハ!」
P「んでもって俺のデスクの上に山積みにされている膨大なコミックは一体」
P「……誰だ人のデスクにゴルゴ13全巻置いた奴はァ!!あっメモあるわ」
『一筆啓上 P様へ 拝啓、P様。陽春の候、貴兄におかれましては益々ご健勝のこと、誠にお喜び申し上げます。 突然のゴルゴを差し上げるご無礼をお許し下さいませ。 鷺通りすがりの貴方のアイドルより』
P「…気分転換にマンガでもどうぞって意味なんだろうか」
P「しかし凄まじい量。俺のデスクが悲鳴を上げそうでごぜーますよ」
P「こち亀じゃなかっただけマシと思っておこう。うん」
P「…」ペラッ
P「……」
P「ゴルゴって初登場の時ブリーフ一丁なんだよなぁ」
文香「…ふふっ」ペラッ
文香「…っ。……っ!」プクク
ありす「珍しいですね文香さんがそんなに笑うなんて。そんなに面白い本なんですか?」
文香「はい。とは言っても恥ずかしながらまた漫画なのですが…」
ありす「漫画だって日本が誇る立派な文化じゃないですか。どんな本を読んでたんですか?」
文香「えっと、賢者の孫と言う漫画なのですが…」
P「社畜のお帰りですよコンニャロめ」ガチャッ バタンッ ガチャッ
P「今日もいないな千川。そろそろアイツの顔忘れそうだわ」
P「さて晴が始球式、有紀がJリーグサポーターの仕事だっけか」
P「……んで、このデスクの上に置かれたケミカル色の液体が入ったボトルは何なのさ」
P「2つあるけどフルボトルじゃないな…。ん?いつも通りメモが添えられてるわ」
『ふっふ~!!出来たよ1口飲めばたちまちどんな疲労も回復するクスリとげっ歯類の名前しか言えなくなるクスリ!!』
P「どっちがどっちだよ!」
P「2分の1の確率でまたトンデモない事になるでごぜーますよ!?」
P「…」
P「……そこのキミ。「両方飲まなきゃいいじゃねえか」と思っただろう?」グビッ
P「…」
P「……」
P「プレーリードッグ」
志希「はてさてどうなる事かにゃー♪」
周子「前から思ってたけどさー。志希ちゃんはどうして怒られるの分かっててヘンテコ薬作るん?」
志希「んー?怒ってる時はあたしだけを見てくれてるからかな~?」
周子「」
志希「にゃっはっは~♪ジョーダンジョーダン♪実験に犠牲はつきものだからねー」
周子(シューコちゃん見逃さなかったよ。志希ちゃん今一瞬雌の顔になってたよ)
P「ビーバー」ガチャッ
P「キンクマハムスター」ゴクゴク
P「ぷはぁ。あぁ良かった治った。やっぱ綾鷹って偉大だわ」
P「そしてもはや当たり前のようにデスクの上に何か置かれてるのな」
P「今日は何だー?ロシアン焼きまんじゅうか?村上組の杯か?」
P「また美波の水着みたいな事は勘弁して欲しいんですけど。…どれどれ?」ピラッ
『肩たたたたたたたたたたたたたたたたたたき拳』
P「北斗かよ!?」
P「ほんと誰だよこれ!あっメモあるわ頼むから名前書いといてくれマジで!」
『あべし』
P「北斗かよ!!」
アッキー「終わりだ」
ちひろ「どうしました?役員会議に遅れますよ筆頭株主さん」
寒かったり暖かかったりといまいち気温が優柔不断な今日この頃、如何お過ごしでしょうか?関東の紳士です。モバマスSSも100作目を超え、さて心機一転と取り掛かったらこの有様です。すいません嘘ですいつもの如く何も考えてません。
そしてとうとう始まりましたね総選挙。7回目ですよ7回目。ナナ回目です。はい皆さん分かりますよね?菜々回目です。
と言うわけで全票芳乃にブチ込みましたオツカーレ
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