モテないし安価で行動する (37)
わたモテss、まったり、短編予定、ガバガバ原作知識等に注意
時系列は最新話ぐらいの設定
よろしくお願いします
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黒木(放課後…今日は予定もないし速攻家帰ってもいいが暇だな)
目立たぬ様に視線だけで黒木は教室を見回してまだ友達がいる事を確認する。
黒木(誰かに話しかけてみるか?忙しそうだったら軽く挨拶して切り上げればいいし)
誰に話しかける?下1
1根元
2田村
3吉田
4田中
5加藤
黒木(ヤンキーなら暇だろうしあいつにしようかな…でも狂暴だし、やっぱ別の奴に)
吉田「何見てんだよ?なんか用か?」
黒木「あ、うん。このあと暇かどうか聞きたくて」
吉田「…ちょっと待ってろ」
黒木「いや用事があるなら別にいいけど」
黒木(こいつ短気だし私も別の奴にしたいからな)
吉田「うるせぇ、待ってろよお前。先帰ったらただじゃおかねぇぞ」
そう言うやいなや吉田は足早に教室を出る、黒木も吉田に殴られるのは嫌なので大人しく待つ。
意外と早く、吉田は数分で戻ってきた。
吉田「で、なんだ?どこか行きてぇのか?」
黒木「え、もしかして先約断ってきたの?」
吉田「あいつらとは途中まで一緒に帰るだけだったからな。遊びにいくんだろ?」
黒木「あ、ありがとう」(遊ぶっていうか軽くお茶とか女子高生らしい事がしたいだけなんだが)
吉田「で、どうすんだよ」
黒木(どうしようかな…近場がいいし適当に)
どこ行く?下1
1喫茶店
2ゲーセン
3黒木の家
4その他(場所も合わせて)
黒木「喫茶店とか行きたい」
吉田「だべりか?」
黒木「う、うん。ダメかな?」(ヤンキーとなに話せばいいのかなんて分かんないけどな)
吉田「まっ別にいいけどよ、早く行こうぜ」
移動して近場の喫茶店に入る二人。
適当なテーブル席に向かい合って座り、紅茶やケーキを注文する。
吉田「ここ、もう誰かと来たりしてんのか?」
黒木「ううん、初めて。前からちょっと入りたいなぁって思ってただけ」
吉田「そうか」
……
黒木(やっぱヤンキーと2人きりじゃ会話が続かねーな)
黒木(でも黙りっぱなしじゃ気まずいしな)
黒木と吉田の話題を募集(てきとーで結構です)下3まで
黒木「そういえばあの時のプリン、美味しかったよ。ありがとう」
吉田「ふん、キーホルダーの礼って言っただろ」
黒木「でも紙袋に入ってたし結構イイとこのやつでしょ」
黒木(まあ、調べたら私のあげたキーホルダー1個あたりと大して変わんない値段だったけど)
吉田「しかし…お前みたいなガキが後輩とよろしくやってるとはな」
黒木「べ、別に私だって後輩の一人や二人ぐらい仲良くなれるし」
吉田「あんま変なこと吹き込んだりすんじゃねーぞ」
黒木(プリン頭のヤンキーに言われたかねーよ!)
吉田「…いま私に喧嘩売ったか?」
黒木「え、いや、別に何も言ってないし」
黒木(無駄に鋭い…)
吉田「それにしてもネズミーは最高だったよな」
黒木「…うん、ちょっと疲れたけど」
吉田「田舎パンダもコワリィッチも可愛かったしよ」
黒木「う、うん」(あれが可愛いとかネズミー民の頭沸き過ぎだろ)
吉田「…お前ネズミー馬鹿にしたか?」
黒木「し、してないよ!着ぐるみとかも全部流石のクオリティだったし中の人も完璧で」
吉田「中の人とか言うんじゃねー!」
黒木(ヒェ、こいつ地雷多すぎて会話がめんどくせー!)
そんなこんなで沈黙を挟んだりしつつも女子高生らしく会話に花を咲かせた2人。
1時間ちょっとが喫茶店で経過した。
吉田「お、もうこんな時間か…」
黒木「結構経ったね」
この後の希望する2人の展開は?下1
1解散し翌日のコミュ選択へ
2吉田攻めの百合展開
3その他(具体的な内容も)
個人的に欲しかった選択肢が来ました、やっぱ好きなんすねぇ!(歓喜)
ちなみに自分はよしもこ派です、ちょっと休憩入ります
いま戻りました
黒木「それじゃあどうする?そろそろ解散する?」
吉田「…もうちょっと付き合え、場所だけ変えんぞ」
黒木「あ、うん、別にいいけど。どこいくの?」
吉田「そう遠くねぇからついてこい」
店の会計を済ませた二人、外に出ると街並みは夕日に照らされていた。
話し疲れて少しだけ気が抜けた黒木はぼけーとオレンジ色の空を見上げる。
そんな黒木の手を取った吉田は引っ張るように歩き出す。
「あっ、ちょ、手が」
「んだよ、痛かったか?」
「い、痛いとかじゃないけど急だったから…もう放しても歩けるよ」
「あ?手ぐらいまだいいだろ」
「あ、うん…うん?」
ヤンキーと手をつないで歩く状況に黒木は戸惑うが歩調を合わせても手を放す様子がない吉田の雰囲気にのまれてそれ以上なにも言えなかった。
歩くこと数分、吉田に連れられて黒木が辿り着いた場所は穏やかな公園だった。
「えっ、ここ?」
「ああ」
思わず聞き返して呆然としてしまう黒木、それもそのはずだ。
吉田はなんてことはなさそうに答えてベンチに座ったが、他のベンチには何組かのカップルたちが仲良さそうに座っている。
「お前も座れよ」
「あ、はい」
「もうちょっと寄れ」
「う、うん」
そんな空間に混じる女子高生2人ははっきり言って浮いていた。
「ねえ、なんでこんな所に…」
「別にどこだっていいだろ」
「いや、でも流石に私たち邪魔じゃーーーえ?」
さりげなく肩を抱き寄せられる黒木、彼女の目はその混乱を表すようにパチクリと瞬きを繰り返している。
「お前、好きなやつとかいんのかよ?」
「…」
黒木は馬鹿で鈍い女だがテンプレラノベ主人公ではない。
あの傍若無人の癖に妙に乙女全開の吉田がこんな態度を見せればなんとなくの察しはついてしまう。
「も、もしかして吉田さん」
「まず聞いてんのはこっちだぞ」
「いやいやでもこれって、もしかしなくてもこのあと告白とかするアレじゃ」
「よ、予測してんじゃねー!」
「ええー…」
本気で頭を抱えたくなる黒木、しかし自分の心臓の鼓動が妙に早まっているのを感じる。
それこそすぐ横に密着する吉田に聞こえてしまうのではないかと心配になるほど。
だがふと気付く、先ほどから妙にうるさく感じていた鼓動の音の違和感に。
「あ、あれ?」
「な、なんだよ?」
「吉田さんもドキドキしてる…」
「っ!あたりまえだろうが!」
黒木に対してバッと顔を向ける吉田、その顔は今にも茹で上がるような赤色に染まっていた。
だがそれは黒木も同じだ、思わず結びついた視線は途切れずに時間が止まったかのように2人を見つめ合わせる。
だからだろうか、時の止まった黒木にはなんの抵抗も出来なかった。
「んっ」
「!?」
上から下に流れる水の様な自然な動きで黒木は吉田に唇を奪われた。
それから後の事を黒木はよく思い出せない。
気付いた時には自宅で、食事も風呂も済ませておりベッドで横になっていた。
なにかと距離を取ろうとする弟の智貴ですら帰宅後終始上の空だった智子の様子を心配して部屋を訪ねてきたがそれすらも記憶が曖昧だった。
頭のなかは公園での出来事が永遠と繰り返されていた。
「私って…意外と純情だったんだな…」
ぼそりと自分に呆れたような台詞を残して、珍しく普通の時間に智子は眠りについた。
くぅ〜疲れましたw
今日はここまでにします、続きは早ければ明後日ぐらいかなと思います
よしもこは最高、正直言うとここで少し前に投稿されたよしもこssに触発されて書きました
以上、失礼します
来ました、またゆっくりと書き始めますのでよろしくお願いします
それと原作のキャラの絶妙な距離感を再現するのは難しいからレズ展開に逃げるのも…ま、多少はね?
黒木(放課後だ…ヤンキーは昨日の事があったからか私を避けてる)
黒木(そっちが避けんのかい!って文句を言ってやりたいが…正直こっちも気まずいしな)
目立たぬように教室を見回す黒木、ホームルームが終わると同時に急いで教室から飛び出た吉田を除いて仲のいい友達はまだ残っている。
黒木(言うまでもなく今日も暇だ…また誰かと時間つぶすか?)
この後どうする?下1
1根元に声を掛ける
2田村に声を掛ける
3吉田を探す
4加藤に声を掛ける
黒木「おい、このあと少し時間あるか?」
根元「あれ?クロから来るなんて珍しいね」
黒木「別に。で、今日は暇なのか忙しいのか」
根元「えー、もしかして私と遊びたいのかなー」
黒木「ちっ、もういいや」
根元「あ、待ってよ。私も今日は暇だし遊べるから。この程度の煽りで怒るなんてらしくないよー」
黒木(3年になってからこいつ妙にうぜぇ)
根元「で、どこ行くの?」
黒木「あー…」
どこ行く?下1
1喫茶店
2ゲーセン
3黒木の家
4その他(場所も合わせて)
ごめんなさい、明日の仕事の準備があるのでもう去ります
立て込んでいてしばらく書けないと思いますので執筆中断を依頼します
安価貰っておいてごめんなさい、失礼しました
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