モバP「この前さ、メイド作ったんだよ」

三村かな子「!?」

かな子「え!?どういうことですか!?メイド!?作る!?」

P「ああ、違う違う。メイドというより女の子作ったんだよ」

かな子「!?女の子!?子供!?結婚してたんですか!?」

P「あー言い方が悪かった。女の子を作れるゲームがあるんだ。こう、身長とか体型とかを自分でいじって女の子が作れるんだよ」

かな子「結婚じゃなかった……。へー。ゲームですか。すごいですね」

P「めっちゃどうでも良さそう」

かな子「だってめっちゃどうでもいいですし」

P「まあ聞けって。そんで、そのゲームは体型をいじれるんだ。顔の造形はもちろん、胸の大きさ、ウエストの細さ、尻の大きさ、足の長さ、足の太さといろいろ設定できるんだよ」

かな子「……。セクハラですか……?」

P「違う違う。そんでさ、身長とか体型から体重が決定されるんだよ」

かな子「まあ確かに身長と体型が決まれば体重も決まりますね」

P「物は試しということでキャラを作ったんだよ。いや、すごいのな。あんなに細かくいろいろな部位の大きさを設定できるの。俺初めてだよ。女の子のお腹の大きさを決めたのなんて。」

かな子「お腹の大きさ？え、ウエストとは違うんですか？」

P「ウエストとは違う。うーん。なんて言えばいいんだ？妊娠するとお腹大きくなるだろ？あんな感じ」

かな子「えぇ……。お腹ってそこですか……。そんなところを設定できるのって……。えぇ……やはりセクハラ……」

P「そんでまあ、157cmぐらいで女の子を一人作ったんだよ」

かな子「セクハラはスルーですか」

P「普通に52kgぐらいになったのな」

かな子「まあ、そんなもんですよね」

P「やっぱそんなもんなのか」

かな子「そんなもんです」

P「いやー、みんなプロフィール盛ってる……盛ってる？……控えめに申告してるなあと改めて思ってさ」

かな子「そりゃそうですよ。バラエティはもちろん、ライブだって体力勝負ですよ？体重が低過ぎたら体力が持ちませんって」

P「確かになあ」

P「ちょっと気になって、試しに卯月を作ったんだけどさ」

かな子「えぇ……。後で卯月ちゃんに気をつけてって言っておかないと……」

P「う、まあ、そういう反応だよな。いや、そうじゃなくて」

P「卯月に限らずだけど、うちの事務所のアイドルって身長、体重とスリーサーズが公開されてるじゃん。」

かな子「それぐらいしか公開できるところないですしね」

P「そうそう。それでプロフィールの数値になるようにキャラを作ったらさ、足めっちゃ長くなって」

かな子「足めっちゃ細くなったんですか?」

P「そうそう。キモって思わず声に出ちゃったよね」

かな子「プロフィール通りに作ればそうなりますよね」

P「これやってからさ、乙倉とか高垣とかめっちゃ不安になった」

かな子「そうですよね！悠貴ちゃんも楓さんも身長高いのに体重が低過ぎますよね！おかしいですよ！なんであの身長であんな体重になるんですか！！スレンダーとはいえおかしいですよ！」

P「胸はないとはいえあの体重はおかしいよな」

かな子「ズバっといいますね」

P「高垣なんか身長が170超えてるんだぞ。なんで体重が50超えないんだよ。バスト81で胸が小さいとはいえおかしいだろ」

かな子「ズバっといいますね」

P「いや、気になって高垣も作ったんだけどな?いや、すごいぞ？」

かな子「病的に細くなったんですか？それとも人間に見えないとか？」

P「作れなかった」

かな子「えぇ……」

P「正確には身長、バスト、ウエスト、ヒップの値を設定した後に足の長さとか太さとかいろいろいじったんだけど体重が49にならなかった」

かな子「楓さんはゲームで再現できない、と。現実ってすごいですねえ」

P「すごいなあ。現実って。いや、現実じゃないけど。体重盛って、じゃない、減らして申告してるんだし」

かな子「そうですそうです。あの体重はおかしいんです。私の方が正しいんです」

P「このゲームやったせいか、確かに三村の体重は信頼できる」

かな子「ふふん。もっと信頼してくれていいんですよ」

P「うん。むしろ三村は身長が153cmしかないのに体重が53kgもあってめっちゃ健康だと思う」

かな子「……もしや私も作ったんですか？」

P「いやいやいや、作ってない作ってない。さすがに今担当してる子を再現しようとは」

かな子「本当ですか？」

P「思いとどまった」

かな子「ギリギリじゃないですか」

P「許せ」

かな子「……なんか微妙な気持ちです」

P「まあ、結局は、みんなは体重をかなり控えめに申告してるってことだ」

P「ん？それを考えるともしや三村も体重を控えめに申告してたりするのか？」

かな子「あはは、まさか。そんなことあるわけないじゃないですか。153cmで51kgですよ？ねぇ？」

P「おう、目がめっちゃ左向いてるぞ」

かな子「Pさんだって全然目が合わないじゃないですか」

P「許せ。お前らの輝いてる目を直視できないんだ」

かな子「社会人の代償が大きいですよね。就職はしたくないものです」

P「お前就職するの何年後よ。それにアイドルやってるしもう就職しているようなものなのでは」

かな子「確かに私はもう就職してるようなものですね。ずっとみんなとお菓子食べて生きていたいです」

P「俺もそうしたいしそうして欲しいと思ってるよ。三村が8年後とかに死んだ目になってるのを見たくない」

かな子「8年後ですか。それこそ楓さんと同じ年ですね」

かな子「私も25の時には楓さんのようになれてるのかなあ」

P「無理だろお前は」

かな子「ひどいです！」

P「いや、お前が高垣のようになるのは無理だろ。雰囲気とか違い過ぎ……いや、高垣も結構ふわふわしてたな。高垣がマジなのはステージ上だけだわ」

かな子「それが魅力なんですけどね」

P「でもどちらにせよ無理だろ。体型が違いすぎる」

かな子「まあ、確かに今から身長が伸びるとは思えませんしね」

P「そうそう。三村は高垣とは違う魅力を持ってるんだからそれを活かさないとな」

かな子「なんで微妙にいい感じにまとめようとしてるんですか」

P「なんだよ。紛れもなくいい話になっただろ」

かな子「まあいいですけど」

P「あとあれだよね。あのゲームやってわかったんだけど、Bカップより上は巨乳だと思う」

P「胸が90とかあるとなんかもうめっちゃ巨乳なんじゃないかな」

かな子「やっぱり私も作ってるじゃないですか！！！！」