【コンマ】崩壊する世界を旅する17【安価】 (1000)

コンマによる判定と安価による選択で、崩壊する世界を旅するSSです。
結末はあなたの選択、そしてコンマによる運で決められます。

最終目標はストーリーの展開で変わります。デッドエンドも当然あり得ます。
前作「崩壊する世界を旅する」に準拠した世界観になりますが、初めての方でも入れるようなストーリーにします。

なお、スレ主はスマホから打つため、進行が遅くなりがち&まとまった投下がしにくい点ご容赦ください。

今作wikiと前作wikiは下になります。
ルールや人物説明はこちらを参考にしてください。

今作wiki
http://ss.vip2ch.com/ss/%E3%80%90%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%80%91%E5%B4%A9%E5%A3%8A%E3%81%99%E3%82%8B%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%82%92%E6%97%85%E3%81%99%E3%82%8B%E3%80%90%E5%AE%89%E4%BE%A1%E3%80%91

前作wiki
http://ss.vip2ch.com/jmp/1485168424

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1521771288

何故か急に埋められたので、とりあえず立てました。

1000が近いスレを愉快犯が埋めることが稀によくある

して多数決は

>>4
モリブス3票、アングヴィラ1票ですがもう少し伸ばします。

ではモリブスで決定します。

少ししたら再開。

転移装置の使用を待つべきだろうか?……いや、今は一日でも惜しい。
そうなると、ナージャのプレーンウォークで地道に何とかするしかない、か。

だが行くならどこだ?クリスの手掛かりがあるアングヴィラか?しかし、エルダードラゴンがいるのは気になる。今の俺たちをもってしても、まだ若干の不安がある。まして、数体相手ならなおさらだ。
ズマは状況が悪すぎる。ヤシロには悪いが、行ってどうこうなる自信がない。トリスはそもそもナージャが行ったことがない。現状では厳しい。


そうなると……。俺はカミュを見た。


「……二手に分かれよう。モリブスのブレイズさんの救出を最優先にする。ただ、少数精鋭だ。
残りはイーリスで待機し、防衛に専念する。……どうだろうか?」

「……分かりました」

強くカミュが頷いた。ベーレン候が口を開く。

「ブレイズ様の救出なら、私も協力する。後で詳しい話をしよう。派遣する人員が決まったら、連絡してくれ」

##########

会議室の横の部屋には、皆が待機してた。会議の様子を話すと、重苦しい空気が流れる。

「……父さんが生きていたのは良かったけど……モリブスがそんなことになってたなんて……!!許せないっ!!」

ジェニーが拳を握り、怒りの涙を流している。イチジョウはどう慰めるべきか、言葉が見当たらない様子だった。

「怒るのはいいが、ベーレン候が言うには今でも戦闘中である可能性が高いそうだ。そこに飛び込むなら、相応の覚悟がいるぞ」

「分かってるわよそのくらい!!覚悟ならとっくに決めてる、あたしを連れていって、お願い!!」

ジェニーが哀願する。

「だが、あまり大人数では行けない。せいぜい5、6人までだ。ある程度の戦力は残さないといけない」

俺は誰を連れていくかを考え始めていた。だが、既に時間は夕方だ。あまり考えている時間はない。


誰の所に行くべきか?

1 ヘカテル(騎士団宿舎)
2 エリス(王宮諜報部)
3 カミュ(王宮王執務室)
4 ノワール(病院)
5 ルイジ(宿屋)
6 その他自由安価

※安価下5多数決、考察不要
※行ったからといって選ばなければならないわけではありません(有利にはなります)。
※2人まで訪問が可能です。3人目はイベント進行とコンマ次第です。

※モリブスには土地勘のある人物を連れていった方が良いです。ジェニー、マルコ、ルイジが該当します。
※派遣メンバー選択にカミュが入ることはあり得ます(イベント次第)。
※サイファーがモリブスに行かずに残るのもありです。これは後程考えて頂くことになりますが。

「今日は一度解散だ。誰をどうするかは、明日伝える」

席をたった俺に、後ろからカレンが声をかけた

「サイファーさんはどこに?」

「色々だな。まずヘカテルの様子を見に行く。渡したいものもあるしな」

※50以上でナージャが同行

※ナージャも同行

「あたしも行くよ。武具の説明なら、あたしがいた方がいいだろ?」

ナージャも席をたった。

「いいのか?それぐらい、俺一人で……」

「左手のカラクリなしで、二刀流のアシストはできないのさ。そこのとこは、あたしが言った方が分かりやすい」

そんなものだろうか。まあ、二人きりでヘカテルに会うのは少し怖さもあったから、ある意味でありがたい申し出とは言えるか。

##########

「サイファーさんっ!!?どうしたんですか急に!?戻られたとは聞きましたけど……」

驚きと喜びが入り交じった表情で、ヘカテルはドアを開けた。
少し日に焼けたか、肌がうっすらと小麦色になっている。頬には微かに傷の跡があった。

「いや、すまんな。色々話しておくことがある。お前用の、新しい武器についてもだ。ちょっと上がらせてくれないか?」

「えっ、でも……ああ、ナージャさんも一緒なんですか」

ナージャの姿を確認すると、ヘカテルが少し残念そうになった。ナージャはそれに気付きムッとする。

「あたしが邪魔者だって言いたいの?新装備の説明をしようとしたのに無礼な子だな、帰るよ?」

「ああっ!!ごめんなさい、そんなつもりでは……」

「冗談だよ。あんたとちゃんと話したことはないけど、噂通りの真面目ちゃんだねえ。まあいいよ、とっておきを二つ用意してある。多分助けになるはずだ」

###########

※70以上で奥義習得済み、ファンブルは11以外ならなし

少し中断します。

##########

「……これが『ヴォーパルブレード』、ですか」

ヘカテルはヴォーパルブレードの剣身をまじまじと見ている。

「ああ、そしてこいつが『源氏の籠手』だ。二刀での攻撃をしやすくなるらしい。ナージャ、説明を」

「了解。まあ見ての通り、左右でバラバラの意匠なのは勘弁。元々右しかなかったのを、左手を急拵えしたからさ」

ナージャの中のジュリアンが続ける。

「少し説明が難しいが、左手には使用者の思考を読み取る機構がある。これで不慣れな二刀流をサポートするというわけだ。
ナージャが来たのは、君の脳波にこの籠手を合わせる必要があるからだ。1分ほどで終わる、左手を出してくれ」

ヘカテルの左手に籠手がはめられる。すると「んっ!?」とヘカテルが小さな声をあげた。

「少しキツいかもしれないけど、我慢して。左手の神経から脳まで電流を流して読み取ってる。あまり動かない方がいいよ」

やがて、読み取りとやらが終わったのか、ヘカテルがふーっと息を吐いた。

「これで二刀流がしやすくなるんですか?」

「多分ね。一度試してみたら?」


ヘカテルは外に出て、ヴォーパルブレードを右手に、もう一本の細身の長剣を左手に持った。
そして交互に素振りする。剣先の残像しか見えない、素晴らしい速さだ。

「本当ですね。自分の思う通りに動きます。……一つ、試してみていいですか?」

「いいが、何をするつもりだ?」

ヘカテルはニコリと笑った。すると二刀を構え……凄まじい速さの連撃を繰り出した!5回、いやもっと出ていたような気がする。

「上出来ですね。……これなら戦える。
サイファーさん、ありがとうございますっ!!」

喜色満面でヘカテルがお辞儀をした。

※好感度 コンマ下一桁×5

※好感度 コンマ下一桁×5上昇でした。

ヘカテル(持ち越し1p)

HP 300+250(550)
筋力 17+12(29)
知力 15+9(24)
器用さ 20+18(38)
賢さ 11+10(21)
耐久力 11+10(21)
魅力 10+6(16)
好感度 178

コンマ修正 40
ダメージ修整 210、100
ダメージ軽減 95

【技能】
・溜める
1ターン消費し2倍ダメージ

・二段斬り
2回攻撃

・線斬り
1戦闘1回のみ使用可能
ダメージ×(ダメージコンマ÷20)
(1~5倍の範囲)

・入り身
最速攻撃、不意討ちダメージ3倍

・振動剣
朦朧打撃(発動70以上、継続50以上)、線斬りとの併用不可

【装備】
・長剣「サンブレード」
HP+30、コンマ修正15、ダメージ修正40、ダメージ軽減10
知力、器用さ+3
ダメージに知力補正もかかる(魔法剣と同じ扱い)

・神器「ヴォーパルブレード・改」
HP+100、全ステータス+4、ダメージ修正150、コンマ修正25、クリティカルが90以上で発動
遠距離攻撃「飯綱」可能(命中判定知力、アイテム始動扱い)、攻撃ダメージは筋力と知力両方を参照
常時2回攻撃、1.5倍ダメージ
70以上のコンマかクリティカルで「切れ味」発動、貫通効果あり
vs一族特効(ダメージ2倍)、止めを刺す時にヴォーパルブレード使用なら確率で「血の呪い」回避

・防護服「DVEC」
HP+40、ダメージ修正20、ダメージ軽減25
全ステータス+2
魔法攻撃無効、魔法の使用は不可に

・神器「源氏の籠手」
HP+30、腕力、器用さ、賢さ+4、ダメージ修正30、ダメージ軽減40
二刀流ペナルティ無視

・竜皮のブーツ
HP+20、ダメージ軽減25
器用さ+3

・牙の指輪
ダメージ修正10

・肉体強化の指輪
HP+30、筋力、器用さ、耐久力+2

訂正します。

ヘカテル(持ち越し1p)

HP 300+250(550)
筋力 17+12(29)
知力 15+9(24)
器用さ 20+18(38)
賢さ 11+10(21)
耐久力 11+10(21)
魅力 10+6(16)
好感度 178

コンマ修正 40
ダメージ修整 210、100
ダメージ軽減 95

【技能】
・溜める
1ターン消費し2倍ダメージ

・二段斬り
2回攻撃

・線斬り
1戦闘1回のみ使用可能
ダメージ×(ダメージコンマ÷20)
(1~5倍の範囲)

・入り身
最速攻撃、不意討ちダメージ3倍

・振動剣
朦朧打撃(発動70以上、継続50以上)、線斬りとの併用不可

・奥義「分身剣」
必中攻撃、確定5倍ダメージ
戦闘中1回のみ

【装備】
・長剣「サンブレード」
HP+30、コンマ修正15、ダメージ修正40、ダメージ軽減10
知力、器用さ+3
ダメージに知力補正もかかる(魔法剣と同じ扱い)

・神器「ヴォーパルブレード・改」
HP+100、全ステータス+4、ダメージ修正150、コンマ修正25、クリティカルが90以上で発動
遠距離攻撃「飯綱」可能(命中判定知力、アイテム始動扱い)、攻撃ダメージは筋力と知力両方を参照
常時2回攻撃、1.5倍ダメージ
70以上のコンマかクリティカルで「切れ味」発動、貫通効果あり
vs一族特効(ダメージ2倍)、止めを刺す時にヴォーパルブレード使用なら確率で「血の呪い」回避

・防護服「DVEC」
HP+40、ダメージ修正20、ダメージ軽減25
全ステータス+2
魔法攻撃無効、魔法の使用は不可に

・神器「源氏の籠手」
HP+30、腕力、器用さ、賢さ+4、ダメージ修正30、ダメージ軽減40
二刀流ペナルティ無視

・竜皮のブーツ
HP+20、ダメージ軽減25
器用さ+3

・牙の指輪
ダメージ修正10

・肉体強化の指輪
HP+30、筋力、器用さ、耐久力+2

神器共通の2倍にさらに倍率が乗るのか?

朦朧安売りすぎないか

>>23
乗ります。「一族」はタフなので、これでも何とかなる範疇……のはずです。

>>24
ヘカテルについては連撃との併用ができませんので、実質死にスキルです。

#########

「そう言えば、ノワールさんはいないんですか?てっきり、一緒に来るとしたらノワールさんだと思ってましたけど」

去り際、ヘカテルが話し掛けてきた。

「体調を崩して病院だ。……向こうの世界で、随分無理をさせてしまったからな」

「……そうですか。今の状況は」

「まだ伝えてない。……それがどうかしたか?」

ヘカテルは黙った。……

01~50 約束、覚えてます?
51~90 お見舞いに行ってあげた方が……
91~99 ?????(行動回数強制消費、ただ+1回確率大幅上昇)

やがて納得したように頷いて、ヘカテルが言った。

「一度、お見舞いに行った方がいいと思います。……こっちにいた時から、たまに辛そうでしたし」

「……!気付いていたか」

ヘカテルは頷いた。ノワールは何かあった後は、大体寝ていた。元から体力に不安を抱えていたからだ。
今にして思えば、向こうの世界ではそういう機会があまりなかった。過労というのも、あながち的外れではなかったわけだ。

疲労によって魔力の流れがおかしくなっているとすれば……元に戻るには時間がかかるかもしれない。疲れは、時間が抜くしかないからだ。
あるいは、マエザキがくれた粉薬が効いてくれるかどうか。

ノワールは脆い。イーリスが襲われたら、そしてその矛先が病院にも向いたとしたら……俺が守るしかない、かもしれない。

「すまない、ありがとう。……てっきり、俺と一緒に行くと言うと思っていた」

ヘカテルは寂しそうに笑った。

「その気持ちは、今でもあります。でも、サイファーさんもノワールさんも、私にとって大切な人ですから。
明日、モリブス派遣隊が決まるんですよね。王宮で、また」

「……ああ」

しばらく見ないうちに、ヘカテルも成長したようだ。そのことに安堵と多少の申し訳なさを感じながら、俺たちは宿舎を後にした。

###########

次の行き先は……

1 エリス(王宮諜報部)
2 カミュ(王宮王執務室)
3 ノワール(病院)
4 ルイジ(宿屋)
5 その他自由安価

※安価下5多数決、考察不要
※行ったからといって選ばなければならないわけではありません(有利にはなります)。
※2人まで訪問が可能です。3人目はイベント進行とコンマ次第です。

※10以下で??????

※何もなし

#############

俺はヘカテルの薦め通り、病院に向かった。ノワールの具合が少しでも良くなっているといいが……

病室のドアを開ける。そこにはフェリシア所長と……

01~20 再びうなされているノワールがいた
21~35 すうすうと寝息を立てるノワールがいた
36~70 身体を起こして食事を取るノワールがいた
71~90 談笑するノワールがいた
91~99 部屋を出ようとしていたノワールがいた

部屋にはフェリシア所長と、すうすうと寝息を立てるノワールがいた。

「具合はどうなんですか?」

「熱は少し引いたわ。……ただ、動ける状態ではまだないかしら。
話はエデルさんから聞いたわ。モリブスに行くそうね」

「ええ、でもこの分だと……」

フェリシア所長は静かに首を振った。

「そうね、ノワールは行けないわね。命に関わるものじゃないというけど、それは安静にしている限りでのこと。
戦闘なんて、とてもできたものじゃない」

俺は寝ているノワールの手を握った。ただでさえ小さい手が、さらに小さく見えて、俺は唇を噛んだ。

「……サイファー……?来てたの?」

ノワールが薄く目を開けた。

「ああ、今来た所だ。心配になって、な。……気分はどうだ」

「父様の薬のお蔭かしら……少し楽になった。でも、ごめんね。大事な時に……」

「いや、いいんだ。しばらく休んでくれ。治るまで、俺が何とかする」

ノワールがじっと俺を見ている。

※75以上でイベント発生

※イベントなし

しばらくして、ノワールが微笑んだ。

「うん、分かった。……私も、ちゃんと治すから」

「ああ、それまでしっかり休んでくれ」

そう言うと、軽く唇を合わせた。……行くにしろ、残るにしろ……彼女は俺が守る。

※ノワールの病状悪化がなくなりました。回復はコンマ判定です。
※ノワールは徐々に回復します。ただ余程強烈なコンマが出ない限り(99か00偶数)、翌日はイーリスに残ります。防衛参加も不可です。

※50以上で3人目訪問可能

※3人目訪問可能

病院を出て時計を見た。22時少し前だ。
まだどこかに行く余裕はある。

1 エリス(王宮諜報部)
2 カミュ(王宮王執務室)
3 ルイジ(宿屋)
4 加藤(みらい)
5 その他自由安価

※安価下5多数決、考察不要

2
指輪もう返してよくないかな?

>>47
指輪は火蓮装備です。念のため。

中断します。今日更新はないかもしれません。

少しだけ進めます。

俺はカミュの所に行くことにした。フレールの話やイーリスの防衛など、話すべきことは少なくない。


王宮に戻り、執務室に向かう。今の時間帯なら、まだいるのではなかろうか?

01~20 いない
21~40 サイファーさん!?
41~90 サイファーさん、ですか?
91~99 ???????

「サイファーさん、ですか?」

ドアをノックして「カミュ、いるか」と呼び掛けると、驚いたような声がした。
ドアを開けたカミュは、執務用の服に着替えている。髪は上でまとめられているが、男なのか女なのか判断しがたい格好だ。

「少し話がある。いいか」

「え、ええ。どうぞ」

少し頬を赤くして、カミュが俺を部屋に入れた。

「国王陛下……いや、前国王陛下はどうされている?」

「郊外の別荘にいます。辺境近くなので、まだ安全かと。ベルトランさんも、田舎に戻られました」

「随分急だったな」

ポットに水を入れ、茶の準備をしながらカミュが苦笑した。

「シュトロムの問題が大きくなり始めてましたから。捕虜に対する非人道的な扱い、シャルだけじゃなかったみたいです。
本人は『不能』だったみたいですが、被害者が何人か名乗り出たのもあって、責任を取って退位、退陣と」

「ある意味有能な人ではあったがな……俺も現場を見て愕然としたよ。シュトロムはどうなった」

01~50 精神崩壊状態で、そのまま
51~80 精神崩壊状態で、辺境に
81~99 私的にも殺人を犯していたため処刑

※クリティカル、昇格
(有力反乱分子が消えました)

「その後の操作で、過去に使用人何人かを拷問の末殺害していたのが発覚しまして……先日、処刑に」

「そうか……とんでもない奴だった、ということか」

「あるいは、諜報部長として嗜虐趣味を満たしていたから、この程度で済んだのかもしれません。恐ろしいことです」

湯が沸いたようだ。カミュも魔法は使える。どうやら火魔法を活用したらしい。

「どうぞ。……僕に用事って、何ですか?」

「フレールの話だ」

ビクッとカミュの身体が震えた。

「兄さ……あの男が、何か」

「結論から言えば、正気に戻ったよ。昼の会議では端折ったが、奴は俺を追って異世界に来ていた。オルディニウムによる汚染の影響を受けていたらしい。
今は向こうで療養中だ。あと3週もすれば戻るだろう」

「汚染……ですか??」

俺は頷いた。

「異世界に飛ばしたのはアミールだ。どうも彼から汚染を受けていたらしい。俺たちを襲った時は、完全に狂気に染まっていたよ。
まあ、何やかんやで正気に戻せたんだがな。……己のしたことは、ちゃんと悔いていたよ」

「……そう、ですか……」

カミュは俯いた。自分の感情をどうしたらいいか、分からない様子だった。

「戻るつもりはあるらしい。……自分の恋人を救いたい気持ちはあるようだ。ブレイズさんが、記憶を改変してしまったからな。
だが、イーリス王家に戻るつもりもないらしい。突っ込んで聞かなかったが、多分全てが終わったら陰遁するだろうな」

俺は紅茶を口にした。少し花のような香りと甘みが広がる。

「……フレール……兄さんなら今、どうするでしょうか」

「自ら陣頭に立つだろうな。それに相応しい力量が奴にはある。そして、鼓舞するはずだ」

カミュはカップから口を離し、黙ってしまった。

……

※40以上で参戦確定

※参戦確定

中断します。

少し進めます。

「……僕も戦います」

カミュが顔を上げた。目からは強い決意が感じられる。

「危険は小さくないぞ。お前が死ねば、国は乱れるかもしれない。覚悟はあるのか」

静かにカミュは頷いた。

「僕もイーリス王家の端くれです。父様や兄さんには及ばずとも、相応の力はあります。サイファーさんも、そこは御存知のはず」

「……そうだな。だが、モリブスに行くつもりか?」

「サイファーさんがそう言うなら。エデルさんなら、任せられますから」

「そうか」

俺は空になったカップに、紅茶を注いだ。少し渋味が出ている。

※カミュが人員選択の対象になりました。現状はNPC、ステータスは未公開ですが能力は高めです(バランス型魔法剣士)。

※60以下で???

※指輪に気付く

「そう言えば……僕が渡した指輪、どうしました?」

不意にカミュが訊いた。……そう言えばそうだった。随分と重い友情の印だと思っていたが……。
今、俺の手には当然彼が渡した指輪はない。片方はノワール、もう片方はカレンが着けているはずだ。

1 紛失したと嘘をつく
2 正直に話す

安価下3多数決、考察不要

これは誤魔化しが効かないだろう。俺は正直に話すことにした。

「すまない。あれは今、カレンに渡してある」

「……えっ……!?」

カミュは短く言葉を発した。驚きとも悲嘆とも付かない表情が浮かんでいる。俺は右手の、赤い指輪を見せた。

「これは『ネンヤ』だ。力の指輪の一つ、神器として伝えられている。
もう片方は『ヴィルヤ』の模造品だ。模造ではあっても、『一族』の手による品だ。
これらの力を完全に生かすには、お前からの指輪は外さざるを得なかった。そういうことだ」

45-魅力(17)=28以上で魅惑の眼差し発動せず、85以上だと……

※67…成功

「……見ればそれが、ただの指輪じゃないのは分かります。サイファーさんの言うことは、本当なんでしょう」

「そうか、分かって……」

ダンっ、とカミュが机を叩いた。カップから僅かに紅茶がこぼれる。

「でもっ……!!僕がどんな気持ちで、あれを渡したか知ってますか??僕のことを忘れないでいて欲しくて……それで……」

「ちょっと待て、どういう……」

45-賢さ(19)=26以上で成功

※59…成功

「……あっ」

俺はようやく思い出した。どこかで一度、聞いたことがある。カミュが両性具有者であるかもしれないと。
イーリス王家には稀に生まれるという話だった。セシル国王がそうだという噂はあったが……カミュだったのか。
だとすれば、カミュが指輪を渡したのも、女性の服で現れたのも、そしてこうして涙目で憤って……あるいは悲しんでいるのも、全て理解できる。


こいつは、女として俺に好意を持っていたのか……!


確かに、女性として見てもカミュは魅力的な顔立ちではある。好意を持たれて、決して不快ではない。
だが、俺にはノワールがいる。……

45-賢さ(19)=26以上で成功

※10…失敗

……だが、ここでこいつを拒絶したらどうなるだろう?俺の心に、迷いが生じていた。

「……すまなかった、お前の想いに気付いてやれなかった」

俺は頭を下げた。カミュは……

01~25 俺の顔に近付き……
26~50 胸に拳を食らわせ……
51~85 涙を流して……
86~99 涙を拭いて……

カミュは俺に近付き……そして、唇に柔らかいものが当たった。それがカミュの唇だと分かるまで、しばらくの時間を要した。

しばらく、唇を合わすだけの口づけが続いた。俺はそれを離せないでいた。
唇を離したのは、カミュの方からだった。

「……ずっと、好きだったんですよ?こんな身体ですけど……僕を抱いてくれませんか?」

濡れた瞳で、カミュが俺を見上げる。……まずい、かなり。

俺は……

65-賢さ(19)=46以上で成功

>>75の判定失敗でコンマ修正-20のペナルティ

※50以上でネンヤの効果発動

※ネンヤ効果発動、再判定

少し休憩。まだリカバリーできます。

※14…失敗

俺はカミュを押し退けようとした。しかし、その前にカミュが俺の股間を軽く触る。
それは、俺の意思に関わりなく大きくなっていた。それも、かなりガチガチに。

カミュはそれを確認すると「あはっ」と嬉しそうに笑った。

「良かった、サイファーさんもその気なんですね……。気持ちよく、してあげますから」

そう言うと、カミュは再び口づけしようとする。手はズボンの下に滑り込む寸前だ。

……俺は。

1 それはダメだ
2 そのまま彼……いや彼女を受け入れた

※安価下5多数決、考察必要

※注意事項です。

1を選ぶと魅力判定が続きます。ただしペナルティ付きです。
数回クリアしないと、「無傷」では抜けられません。(本番まで致さずとも、途中まで強いられる可能性はあります)

2だとカミュの好感度がいきなり300からスタートになります。ただ、ノワールにバレると修羅場です(高確率)。

再開します。

なお、ヘカテルに対してはノワールは条件付きで二股をOKする可能性があります。
ただ、カミュについても同様の可能性は現状薄いです。

俺はカミュの手を押さえ、引き離しながら言った。

「それはダメだ。俺には心に決めた女がいる」

※50以上でノワールとの交際事実を知らない

※クリティカル、今後の進行に少しボーナス

「……えっ」

カミュがショックを受けた様子で少し身体を離した。

「落ち着け。……知らなかったのか、俺とノワールのことは」

「ノワールって……あのオルランドゥ家の令嬢、ですよね……。お付き合い、してたんですか」

俺は頷いた。

「大分前からだ。今、俺が動く理由であるとすら言っていい。
確かに、お前は魅力的だ。だが、体調を崩して入院中のあいつを裏切って、お前は抱けない」

70-魅力(17)×3=19以上で魅惑の眼差し発動なし

(83失敗のためコンマ修正に-30のペナルティ)
(クリティカルのため乗数にボーナス)

※間違いです。

75-魅力(17)×3=24以上で魅惑の眼差し発動なし

※魅惑の眼差し発動(コンマは119)

「……そうですか……でもっ!!」

カミュが食い下がる。俺は首を振る。

「ダメなものはダメだ。想われるのはありがたいが、それには応えられない」

「ならどうして僕に欲情しているんですか!?」

生理現象だ……と言おうとして俺は口をつぐんだ。それは事実だ。言い訳は利かない。
ノワールの健康問題などもあって「溜まっている」のは確かだったが、自制が利かなかったのもまた確かなのだ。

70-賢さ(19)×2=32以上で成功(上のクリティカルの効力はしばらく持続します)

また間違えました。

75-賢さ(19)×2=37以上で成功

※40…成功

俺は大きく溜息をついた。

「……繰り返すが、お前は魅力的だよ。立派に『女として』な。お前に迫られて、勃たない男はそうはいない。
昔の俺なら、躊躇わず抱いていただろう。だが、愛する女が伏せっていて、別の女を抱いたらどうなる?
お前も、自分の立場になって考えたら分かるはずだ」

「……そこまで愛しているのですね」

肩を落としてカミュが言う。

「分かってくれるならいい。今夜のことは、お互い忘れよう」

俺は立ち上がり、部屋を出ようとする。

01~35 ??????????
36~70 でも……
71~99 そうですか、でも

※軽ファンブル

奇数 ???????????
偶数 そのままイベント進行

※ファンブル

その時。

「でも……せめて一度だけでも……!!」

カミュの身体からピンク色の霧が立ち上った。俺はそれを思わず吸ってしまう。
身体が急に熱くなる。……これは!?

「まさか……『房中術』か??」

蕩け切った顔でカミュが笑う。

「ええ。よく知ってましたね。決して他言はしません、一度だけ、思い出だけでもくれませんか?」

……まずい、これは俺も何度も経験している。
この霧の効力に抗うのは……非常に難しい。

※重要判定
100-賢さ(19)×2=62以上で一旦抵抗

※コンマ下1~3まで判定対象、成功回数が多いほど脱出確率向上

※全失敗

カミュが一枚ずつ服を脱いでいく。判断能力がどんどん鈍っていく。
俺の股間は固く、力を増していく。

……ダメだ、これ以上抗いきれない……。

カミュが下着一枚になった。少し控えめな乳房が、とても美味しそうだ。
股間の膨らみは、そう大きくない。これなら、問題なく挿れられそうだ……



俺も生まれたままの姿になる。カミュがクスリと笑った。


「ありがとうございます。……それじゃ、愛し合いましょう?」


※95以上で????????(脱出確定)

※勾玉を使いますか?安価下5多数決、考察不要(確実に成功になります)
(ただし、前作と違い確定成功アイテムはレアです)

これ一旦判定前に多数決ってことかい?

※一応言いますが、ここで脱出できても修羅場になる確率は相当あります。
状況が状況なので、サイファーに情状酌量の余地も相当ありますが。

>>142
多数決で勾玉を使うことになれば自動成功になります。
使わないなら、一か八かの低確率判定です。

※当然ですが、失敗するとサイファーはカミュとしてしまいます。
そうなった場合の修羅場の度合いは、しなかった場合よりかなり大きなものになるはずです。
(ノワールに嘘は通じません)
何人かがご指摘されている通り、よほど上手くやらない限り好感度の暴落は避けられません。

ただ、貴重アイテムをここで使うかどうかは難しい所でしょう。
(筆者もここでの使用は想定していませんでした)

※考察ありに変更します。(ただ、149さん以外の2票は採用です)

嘘言わなくても包み隠さず話せば何とかなるでしょ。眼差しもそのタイミングで何とか温存できれば

失礼しました。ちょっと混乱が生じています。147さんもダメですね。
今から再度投票し直します。申し訳ありません。

一つ言いますと、成功条件は95以上です。この点お忘れなく。

>>156
そう甘くないとだけ。

もう一度、安価下5多数決、考察必要でやり直します。
157以降をカウントします。

※なお、修羅場発覚に伴う好感度下落で実質キャラロストになる可能性はあります。
(ノワールは200以上一気に下がる可能性が相当あります)
生死判定に近いものになるとだけ言っておきます。

質問いいですか?最近の判定で絆があることを前提にコンマを組んでいたようなことを言ってた気がするんですが、持ってない状態ならそういう生死判定も緩くなるとかそういうことです?

>>165
持っていない状態だと生死判定はタイトになります。(最悪を一回回避できるか否かは相当大きなものです)
300以上の絆効果があるかどうかはかなり状況を左右します。

では判定行きます。

95以上でイベント発生

※コンマ下3とします。

※イベント発生なし

俺は、情欲に押し流されるままカミュを押し倒した。身体が熱い。彼女の身体も、情欲で燃えている。
残った下着を剥ぎ、慎ましい乳首に舌を這わせた辺りで、俺の理性は完全に吹き飛んだ。


……そこから先のことは、あまり覚えていない。
何回彼女に精を吐き出したか。彼女も幾度となく精を吐き出した。


そして、何回出しても、体力と快感は尽きることがない。
俺は彼女の身体に溺れた。

※15以下で??????????

※襲撃なし

################

気が付くと、窓からはうっすらと朝日が差し込んでいた。

俺は、身体が互いの精でドロドロになっているのに気付いた。……ようやく自分がやらかしたことの重さを実感する。

「あ……おはようございます」

カミュが薄く目を開け、幸せそうに笑った。俺はそこに強烈な罪悪感を感じた。

「……俺は大馬鹿者だな」

「それなら僕もです。……自分の立場も忘れ、サイファーさんとただ繋がりたいと思ってしまった。
でも、後悔はないです。思い出なら、もらいましたから」

そう言うと、彼女はそっと下腹部に手を当てる。

「……もう二度はない。お前の顔など見たくもない……と言いたいが、生憎俺もお前を憎からずは思っていた。
立派な共犯だ。……ノワールに合わせる顔がない」

カミュが俯く。

※80以上で?

※特になし

「僕も、口外は一切しません。もしノワールさんに気付かれたら、それは全て僕の責任だと言ってください。
正直、これがバレたら僕の立場も危うい。……本当に馬鹿なことをしました。
これ以上ここにいると、皆が来ます。早く出た方がいいです」

俺は頷いた。近くにあった布切れでドロドロの身体をさっと拭く。瞬間転移で下に降りれば、家までは何とか辿り着くはずだ。

「そうだな。……じゃあ」

※30以下で王宮を出る所を目撃されている

ふと思ったんだけど
ノワール→サイファーで感染起きちゃったから
サイファー→カミュでも感染…?

※目撃なし

今日はここまで。なお、これによりカミュの好感度初期値が250になります。

今後の参考のために付記しますと、修羅場イベントはノワールとの再開後からになります。しばらくは本筋の話になります。
ただ、サイファーとカミュが同じ場所にいると、色々感付かれるかもしれません。(ジェニーとヘカテル辺り)

ノワールには嘘は基本通じません。情状酌量の余地ありとはいえ、してしまったのは事実です。
彼女の好感度大幅低下はほぼ不可避です(300は多分切ります)。

ただ、今回こちら側も少しずつやらかしているため、一つだけ救済のヒントを。
ある方法を使えば、修羅場は(リスクありですが)回避できます。ただし、恐らくシナリオをしばらく進めないといけませんが。

ある方法とか脳内あて要求されてそれで救済とか言われてもは?としかならんわ

>>190
そこに気付かれましたか。実は事後の80以上の判定はそれです。つまり感染はしていません。

>>193
シナリオ進行で段々分かる話ですので、参考程度に。
というか、作中で一度使われている手段です。

血は争えないようだな…

ところでどことは言わないけどまだですかね

>>197
明日やります。

まあ結果的には血は争えないという感じですねえ。

アレスafterもいつか見たいな

>>200
本編一服後になりますから、少し先ですね。やるならここではなくあっちでやります。

>>1自身がやらかしたってのは何?そもそもの行き先選択を考察不要にした事か?それとも後出しで>>167出した事?読者側が読み取れるのはこれくらいだと思うけど

>>202
両方ですね。後、安価下5として時間制限制の安価選択としなかった点です。
まあ、コンマ運も大概に酷かったですし仕方ないですね。

そのレベルの>>1のミスなら巻き戻すのも一つの案だけど……まあ、判断は>>1に任せる。

>>204-205
破綻しないと思いますので、このまま行きます。コンマ運は絡みますが、一応穏便に終わらせる方法もありますので。
(まあ、この方法については賛否分かれそうですけどね)

要するにブレイズ助けて記憶操作でどうにかしてもらえと?
とりあえずサイファーはモリブス行きかな。

昼頃から再開します。軽い判定を挟んでメンバー選抜です。

>>208
そのやり方でも、ブレイズが素直に応じるのか(自己中であるとの誹りは免れません)という問題はあります。
カミュとのフラグ消失や、もしできていた場合のリスクの大きさなどのデメリットも相応です。
ただ、ノワールの好感度大幅下落を避けられる可能性が極めて高いという大きな利点もあります。

今回筆者もいくつかミスをしています。選択の重さを十分に伝えきれなかったかもしれません。
このため、次のデスペナルティはやや軽くします(モハーベでのノワール死亡時と同等)。

##########

俺は家でシャワーを浴びた後、すぐに王宮に向かった。
房中術の効果はよく知っている。あれだけしたにも関わらず、眠気も疲れもなくスッキリしている。

だが、それはあくまで肉体面のみの話だ。俺は重い罪悪感に押し潰されそうだった。
多分、王宮にノワールはいない。そこだけは救いだった。


……気持ちを切り替えねば。色恋沙汰で、これからの任務を――世界を救う任務を、蔑ろにするわけにはいかない。


###########

※01か02、98か99でノワールがいる

※ノワール不在

王宮の会議室には皆が集まっていた。感情を表に出すな。俺は軽く顔を叩き、気合いを入れた。
執務服を着たカミュの表情は暗い。彼……いや、彼女はまだ切り替えられていないらしい。

「では、今からモリブス急襲作戦の説明を始めます。サイファー副団長、よろしくお願いします」

カミュに促され、俺は席を立った。

「……では始めます。モリブスには、ナージャのプレーンウォークを使って行きます。場所はユングヴィ教団前。ブレイズ大司教の協力が得られれば、そこから反転攻勢を。
もし不在であれば、彼の救出を最優先とします」

俺は一息ついて、皆を見る。

※25以下で??(コンマ下)
※30以下で?????(コンマ下2)

※コンマ下は15以下に訂正。

※ヘカテル、及びジェニー異変に気付かず

「……選抜隊は5人まで。少数精鋭で動きます。モリブスに行くのは……」

※2100まで多数決(票数が多い順に決定)、考察不要

※行けるメンバーは以下の通りです。

サイファー
マルコ
火蓮
トニー
ジェニー
一条
エリス
ヘカテル
カミュ
ルイジ
ナージャ

※余りのメンバーはイーリスで防衛です。何もなく過ぎるかもしれませんが、必要あれば視点を変えます。

※モリブスに土地勘があるのはマルコ、ジェニー、ルイジです。多いほど展開の選択肢は増えます。

これは本筋から外れますが、一週間後にはノワールのテコ入れ装備が来ます。
ご指摘通り装備面での貧弱さが顕著なので、そこはちゃんと考えています。

連続攻撃に回数上限設ければそれでゲームバランスに関しては解決しそうだけど

※また、重要ミッション「世界各地を解放せよ」が設定されました。
条件はモリブス、アングヴィラ、ズマ、トリスの解放です。

※ローマンは描写がありませんがジェラードの所に戻っています。トラブルがあれば連絡が来るかもしれません。

>>226
既に連射による追撃は3回までになってますね。

朦朧の方ね

>>229
そうですね、これも考えます。

>>222
関係ないというのは装備不可のほう。
分かりにくくては申し訳ない。

取り敢えず、まだステータス公開されてない奴のステータスを出してほしい。

>>233
出ていないのはカミュとルイジですかね。
カミュは前述した通り能力高めの魔法剣士です。少し魔法寄りですが。ヘカテルと比較しても能力はそれほど遜色ありません。また特定条件下で能力が上がります。
ルイジは能力はさほど高くないですが、バフ・デバフ特化型です。

共に詳細ステータスは選ばれれば公開します。

あと、カミュは魅力が極めて高いことを付記しておきます。

※現状だとなかなか選びにくいと思いますので、いくつかヒントを。

・モリブスは激戦地です。敵味方入り乱れている中、対複数の攻撃手段があるといいかもしれません。
クリスがいるかはコンマ次第ですが、可能性はあります。

・ブレイズが健在か、どこかに拉致られているか、洗脳されているかは不明です。
いずれにしろ、対精神攻撃の手段はあった方がいいかもしれません。

・サイファーとカミュを一緒にすると絆効果がいきなり使えるメリットはあります。
ただ、再び襲われる可能性もあります(露見高確率、これはネタバレになりますが、本人の意思と無関係にという面があります)。
また、モリブスにカミュを連れていくとあるイベントが起きるかもしれません。

・ジェニーと一条は絆効果持ちです。セット運用の方が安定します。

・マルコと火蓮も絆効果持ちです。ただ、どちらも超高火力であるため、集中して運用するとイーリスかモリブスの片方が手薄になります。

・ナージャはモリブスに行かねばならないというわけではありません。行くだけならゲートを開けばいいだけなので。

上げます。

メタい話、敵の体力調整ってどうやってるの

最高火力に合わせて何ターン持つかとか?

>>240
大体>>241です。基本戦闘は世界樹同様「殺られる前に殺る」ですね。

今日はメンバー決定だけになります(Rの更新はします)。

チートと明確に示したノワールだとか、高コンマの繰り返しでゲットした上級装備の有り難みが現状全く無いし、そこらへんは考慮して貰いたいけどなぁ

編成は>>238でいいんじゃない

>>244
ノワールについては少々お待ちを、としか。一応伏線はありますので。
……ただ、修羅場イベントを何らかの形で超える必要はありますが。

強い武器が手に入ったら今までは嬉しかったけど、正直今後はどう考えたらいいんだか

上げます。

>>250
一応相応に優遇しています。全て一律に調整しているわけではなく、場合によってはボス格も瞬殺できます(むしろ今まではそちらの方が多かった)。
クエルボについては、ファンブルを引いたこともあって意図的にハードルを引き上げてましたが。

つまり、武器の強化に合わせてインフレはさせていますが、基本「武器>インフレ」となっています。説明足らずで申し訳ありません。
ですので、強い装備を引けばその分旨いことになります。

とりあえず238でよろしいですか?
2100まで異論がなければこれで決定します。

238で決定します。バランス調整は難しいですね……。

Rの方を更新しました。難しいですね……。

今後も硬くなっていくであろうサイファーに敵の火力合わせたらサイファー以外の殆どがノワール同然になっちゃうのでは…?

>>260
そういうことになりますね。さすがに色々緩和します。
というか、クリス戦は搦め手なので素直に力vs力にはならないんですけどね。

前作はそもそも主人公自体が慎重に事を運ぶ人物だったから気にならなかったけど、今作だとサイファーの本来のキャラがこのスレの性質に食われて何の面白みもなくなっとる。出世願望みたいな設定もっと活かせたと思うなあ

まあ、趣味で書いてる程度の物に色々求めすぎるのも良くないか

他にも言ってる人いるけどTRPGのGMっぽい。もしかしてそっちで活動してた人なのかな?

非安価で物語書いて感想込みで好き勝手考察してもらう形式とかでもよかったのかも?安価って参加者間での不文律を守る事が前提で成り立つゲームだから長引けば長引くほど荒れてしまうのよね

バランス調整とか大変だと思うけど、このスレ楽しみだから応援してる

少し進めます。

>>263
出世願望は死に設定になっちゃいましたね……。安価スレだと行動が無難になりやすいので、シデのような性格の方がいいのかもしれません。

>>266
TRPGはほとんどやったことないです。大昔に2、3度ほどですね。

>>271
一応次に何を書くかは決めてますが、コンマは使わないと思います。安価は一部使いますが、頻度はかなり減らして全体で3、4回ぐらいの予定です。
なお、現代ものの1.5次創作の予定です。

>>275
ありがとうございます。励みになります。

「モリブスに行くのは、俺とマルコ。そしてジェニー、一条、ルイジです。モリブスに土地勘がある点を重視しました。
残りはイーリスの防衛に当たることになります。陣頭指揮は、カミュ国王が取られると」

カミュが頷いた。

「イーリス防衛については、まず内通者の有無から調べます。どの都市でも、大なり小なり内部からの動乱が起きてます。内と外から挟み撃ちにするというのが、常套手段のようですから。
その上で、外部の守りを固めます。ドゥール方面からの襲撃には最大限警戒していますが、ズマからにも注意を払うことになるでしょう」

トニーが手をあげた。

「都市の防衛はいいけどよ、『みらい』はどうするんだ?城壁外で、動けないままだろ」

「カトウからは、独自で防衛すると聞いている。だが、時期を見て誰かが行くべきだろうな」

「まあ、それがいいだろうな。あれが潰されたら、洒落にならない」

エリスが厳しい表情で続けた。

「守るべきものはいくつもある、ということね。とにかく、早めにブレイズさんの協力を得ないとまずいわよ。このままじゃじり貧」

「そういうこったな。サイファー、早い帰りを期待してるぜ」

※10以下で異常発生

##########

「じゃあ、行くよ」

ナージャがゲートを開く。彼女の顔からは、緊張の色が見えた。

「ああ。……カミュ。イーリスを……ノワールを、頼む」

カミュは少し目を瞑った後、「はい」とはっきりと答えた。俺も本当は残りたい。だが、今の俺に彼女と会う資格なんてあるのだろうか?
俺は雑念を、首を振って除こうとした。こんなことを考えている場合じゃないだろ、サイファー・コット。


俺は先頭に立ちゲートに足を踏み入れた。

「皆、行くぞ」

##########

足を踏み入れた先は……

01~20 崩壊したユングヴィ教団の大聖堂
21~40 半壊したユングヴィ教団の大聖堂
41~70 所々壊れたユングヴィ教団の大聖堂、そこには……
71~90 半壊したユングヴィ教団の大聖堂、ただ……
91~99 無傷のユングヴィ教団の大聖堂

…………

……

ゲートの先に、ユングヴィ教団の大聖堂が見えた。激戦と聞いていたが、それは傷一つない。俺が以前来た時のままの姿だ。

「意外と平穏ですね。……どういうことなんでしょう?」

「教団が優勢なのか?まあ、まずは入ろう」

大聖堂に入ると……

01~15 ?????????
16~25 誰もいない
26~50 信者が出迎えた
51~70 フローラが出迎えた
71~99 ブレイズが出迎えた

「あら?戻られていましたの?」

出迎えたのはフローラだった。表情には幾ばくかの余裕すら見える。

「え、ええ。昨日こちらの世界に……襲撃されたと聞きましたが、意外と落ち着いていますね」

「旧市街はあっさり片が付きましたわ。魔物も中層級、暴徒は洗脳されていましたけど、あの程度の深度なら『塗り替える』のは造作もないことだと」

なるほど、ブレイズが動いた後は一気に形勢が傾いた、といった辺りか。

「ブレイズ大司教はどちらに?」

※50以上で大聖堂、未満なら新市街

※大聖堂にいる

「丁度、新市街での戦闘から戻られましたの。どうぞこちらへ」


フローラに促され、俺はブレイズの部屋に通された。俺の姿を見るとブレイズは立ち上がり、慇懃無礼と思えるほど仰々しく御辞儀をする。

「これはサイファー殿。久々のお戻りですな」

「いえ……御無事で何よりです。モリブスは激しい戦闘で、壊滅状態だと」

ブレイズの表情が曇った。

「被害が甚大なのは、新市街ですね。オルランドゥに近いせいもあるのでしょうが、真っ先にやられた。魔物と暴徒の波状攻撃で、旧市街にある領事府まで一時は押し込まれましたよ。
私が中心になって押し返し、やっとメドが立ったという形ですね。街で被害がほとんどないのは、この大聖堂周辺ぐらいです」

確かに、窓から見えるモリブスの街並みからは、何筋かの煙が見えていた。ルイジの顔が険しくなる。

「……メドが立った、ということは、まだ決着が付いていないということですね」

「ルイジさん、でしたね。その通りです。暴徒の中に、幾ばくかの力がある人間がいます。魔物も『穴』方面とオルランドゥ方面から散発的に来ている。
新市街についてはホルヘ君に任せましたが、魔物対策は……」

力がある人間、か。まさか……

「すみません、その人間って、黒い翼の翼人では?」

※75以上でその通り

※クリスは不在、再判定

奇数 魔族の男
偶数 人間の女

9の倍数なら特殊設定
ゾロ目の場合、ファンブル圏内だと???
クリティカル圏内なら追加設定あり

推測だけでクリス=ケインと決めつけて動いてるが万一違かったらどうするんだろうなこれ

※人間の女

「いえ、人間の女ですよ。私も相対しましたが、狂気に染まっていながら自我はあるようだ。ああいう人間はそうは見ない。
しかも、私の精神操作に抵抗までしてみせた。魔術師でもないようでしたが、あれは一体」

ブレイズは額に皺を寄せ、コーヒーを一口飲んだ。

「恐らく、クリスの仕業かと。……少し長くなりますが、その件で話を」

###########

俺はクリスの生存と、それに伴うケインについての仮説を説明した。そして、ケインに子孫がいる可能性も。
ブレイズは手を胸の前で組みながら、目を閉じて話を聞いている。


全てを話し終えると、ブレイズは軽く首を振った。

「生きていたのですか、あの男は」

「目覚めた、と言うべきでしょうね。仮説が正しければですが。ジェラードたちを洗脳したのも、そしてかつてあなたを洗脳したのも、彼だと見ています。
今回の世界同時襲撃の裏で糸を引いているのも彼です。フレールとローマンの話を総合した結果ですが、筋は通っています」

「ケイン、ですか……500年間、忘れていましたよ。精神体になりながら、転生を繰り返していたとは。実に忌々しい」

「多分、その女もケインの血を引く人間でしょうね。手駒を使って、一気に動いたのかもしれません」

ふう、とブレイズが溜め息をついた。そして目を瞑り、何かを考えている。

…………

……

01~60 何もなし
61~80 提案A
81~99 提案B

>>291
その可能性は残っています。最も有力なのが彼であるのは確かですが。

※何もなし

「……とにかく、状況は分かりました。まずモリブスの平定を行うのが先ですが。新市街でホルヘ君に会ってください。
私は一度調べものをします。そうかかりませんが、一度確かめておきたいことがある」

「確かめておきたいこと?」

ブレイズは頷いた。

「どうケインを『殺すか』ですよ。そうかかりません」

「ちょっと待ってください、『一族』って殺すと『血の呪い』が……」

マルコが割って入ると、ブレイズはふっと笑った。

「『殺し方』には何通りかあるのです。まあ、次会う時には御披露できると思いますよ」

##########

※新市街の状況

01~10 ????????
11~40 ホルヘ苦戦中
41~70 拮抗状態
71~95 ホルヘ攻勢
96~99 ?????????

中断します。

再開します。

とその前に、一つブレイズの会話イベントを入れ忘れていました。

※70以上なら発生、ファンブルなし

※イベント発生、再判定

4の倍数 ?????
4の倍数以外 ジェニーイベント

8の倍数なら両方発生、ファンブルなし

※ジェニーイベント

「……ところであなた、精神感応術者ですね」

ブレイズがジェニーに微笑んだ。

「え、ええ。お初にお目にかかります、ブレイズ大司教。ご挨拶が遅れ……」

「いいのですよ。堅苦しいのは苦手でしょう?いい力を持っている……ジェイク・ベーレンからの隔世遺伝でしょうか」

「ジェイクって……ご先祖様の?ご存知なんですか?」

「無論。彼の力は、私が分け与えたものですから。元が借り物の力です、力は薄れるが道理。アシャクという異端はいましたがね。……アシャク……?」

ブレイズが真顔になって黙った。

「黒い翼の翼人……クリスは、彼の子孫であったということですね」

「黒い翼って……翼人の翼は、白いのでは?」

「一般的には。翼人は希少種族ですし、住む場所はモリブスとテルモンにほぼ限られている。そして、黒い翼は突然変異なのですよ。
アシャクとその子孫に限られた……それも、ほぼ発現しない変異です。最後に確認されたのは100年前。実質的に抹殺しましたが」

一条が訝しげに訊いた。

「抹殺って……何かしたんですか?」

「ええ。ファルーダ独立戦争の黒幕ですよ。私が手を自ら下しました。
圧倒的な魔力を持ち、しかも邪悪。翼人は善良で信心深いとされていますが、黒い翼人は例外です。
クリスがケインの転生体かもしれないと言っていましたが、今からすればそれも納得です。アシャクも、あるいはケインの血を引く者だったのでしょう」

「しかし、『血の呪い』は……殺したのなら発動するんじゃ」

フフッとブレイズが笑う。

「誰も『殺した』なんて言っていませんよ。『実質的に』という言葉、聞き逃されました?
精神感応術で、精神を破壊し尽くしたのですよ。生きる屍にして差し上げたわけです」

俺は「あっ」と声を漏らした。さっき言っていたのは……

「ひょっとして、クリスもそうするつもりでは?」

「ええ、その通りです。ただ、ケインの精神まで覚醒しているなら、あの時のようにはいかない。
そこで、私の武器を使うのです。『ロビントンのフルート』。あれを使って、正気のままでいられる存在はおりますまい。
ただ、久しく使っていないのもまた確かです。調整が必要かもしれない。
また、ケインの力ごと戻っているなら、然るべき場所も必要です。そこは、ジュリアンの力を借りることになるでしょう」

「ということは、狙いは……」

ブレイズが頷いた。

「奴の完全なる無力化。そのためには、マナキャンセラーも要る。私の所にあったかもしれない。それも探しましょう」

※ブレイズと再開時にマナキャンセラー入手判定発生(中確率)

(>>296の判定を使用)

###########

俺たちは大聖堂を出た。ホルヘがいるのは、新市街のはずだ。

しかし、大聖堂から少し離れると瓦礫が積み重なっていた。全壊の建物も少なくない。歴史の重みを感じさせる建物のほとんどが、多かれ少なかれ被害に遭っていた。
街のあちこちで、救護に駆け回るユングヴィ教団の教徒が見えた。怪我人は多く、「ベーレン候はどこに行ったんだ!!」との怒号も聞こえる。
緊急避難で仕方がなかったとはいえ、気持ちは分かる。すぐにでもベーレン候を戻せる状態にしないといけない。

「酷い……モリブスがこんなことに……!」

「いや……ジェニーさん。どうやら僕たちが見ているのは、まだこれでも甘いようだ」

ルイジが険しい表情で新市街……いや、新市街だったものの方向を見る。
それは以前訪れた時の面影をすっかり失い、ほとんどが瓦礫と化していた。
耳を澄ますと、兵士か何かの叫び声が聞こえる。確か、橋の辺りにホルヘの陣があったはずだ。急がねば。

###########

「サイファーさん!!話は先程、大司教から聞きました。本当に心強いことです」

笑顔でホルヘが出迎えた。俺の手を、両手で握る。

「そうか。……しかし、酷い有り様だな」

「これでもまだ何とかなってる方ですよ。襲撃された時は、完全に終わりだと思いましたから……。これで済んでいるのは、ブレイズ様のお蔭です」

「……しかし、大丈夫なのか」

ホルヘの疲労の色は濃かった。あちこちに細かい傷もある。

「以前やられた時のですか?あれならもう……」

「いや、そっちじゃない。戦況だ」

3の倍数 暴徒の自爆テロ戦術
3の倍数+1 魔物が的確にこちらの隙を突く
3の倍数+2 死霊が襲ってくる

99 変な魔物一体にやられている

「暴徒鎮圧にメドは立ったんですが……魔物が的確にこちらの隙を突いてくるんです。
キマイラやらオーガやら、決して強い連中じゃないんですがね。知能が低いと思ってたら、痛い目に遭いますよ」

ジェニーが「魔物使いね」と呟いた。どうやら首領の女は、魔物を自由に操るらしい。

「で、首領格の女がどこにいるかは知ってるか?」

01~20 知らない
21~60 新市街郊外、海近くの要塞
61~99 新市街の丘の上、高級住宅地の一角

「新市街の一角、丘の上の高級住宅地です。……今や正気を失った亡者のような住民と魔物が徘徊する、魔の地ですが」

「……僕の家の近くか……!!となると、貴族か誰かだな。魔物使い……?」

ルイジが腕を組んで考える。……しばらくすると。

01~30 思い付かないな
31~60 あの女か?
61~90 あいつか……!?
91~99 なるほどな

「あいつか……!」

苦々しげにルイジが吐き捨てた。

「知っているのか?」

「ええ。モリブス7貴族の一つ、ワルドコール家のギャラですよ。ドリンクウォーター家とワルドコール家は昔から交流がありましたが、あいつは子供の頃から何を考えているか分からん奴でした。
一族でも爪弾きにされていましたが、反乱に荷担しているとは……。思えば、あいつは麻薬絡みで裏社会と繋がりがあるんじゃないかと言われたこともあります。
ひょっとしたら、クリスと繋がりが深いかもしれない」

「そうなると、居場所は分かるわけか」

ルイジが頷いた。

「僕と兄さんの家からはそう離れてません。ただ、急襲するには難しい場所ですね。最短距離を突っ切って、一気に攻め落とすしかない」

「それなら僕の出番ですね。『クリムゾン』なら、複数相手の戦いには向いてる」

マルコが背中の銃をチラリと見た。

※40以上でジェニーからも提案

※ジェニーからも提案

「ギャラって人なら私も知ってる。ダリオ学院で魔物学を修めた才女、でも変人って聞いたわ。
魔物の扱いを熟知してるのは納得ね。多分、魔道具か何かを使ってるんだと思う。
ただ、急襲できなくはないと思う。ね、康介」

「……まあね。瞬間転移を繰り返せば、一気に迫れるから。でも、ジェニーだけならいいけど一緒に行けるのは後一人ぐらいだよ?」

俺は少し驚いた。

「君も瞬間転移が使えるのか?」

「サイファーさんもですか?僕のは300メドを一気に飛ぶ感じですけど」

「俺はせいぜい15メドだな、しかも一回使ったらしばらく使えない」

「それは僕もですが……ただ、時間を大幅に稼げはします。奇襲するなら、これぐらいかなと」

「超能力者」を自称するわけだ。だが、非常に心強くはある。


さて、どうするか。


1 全員で地道に移動
2 一条の瞬間転移で奇襲狙い
3 その他自由安価

安価下5多数決、考察不要

※1と2の違いは以下の通りです。

1…
ほぼ確実に戦闘あり、複数回必要
(ただ、大体は戦闘シーン省略)
全員参加でvsギャラ戦、不意討ちほぼ不可能

2…
戦闘回避確率中~大の複数回判定、戦闘シーンも1ほどではないが省略確率大
一条含む3人でvsギャラ戦、不意討ち確率中

2の場合はできれば二人も選んで下さい。

一条の台詞は300メド→300メートルです。訂正します。

なお、ギャラを人質にすると何かあるかもしれません。

1で決定します。今日はここまで。

再開します。

「いや、全員で行動しよう。戦力は分散しない方がいい。確実性を重視する」

「僕も同感です。この戦力なら、魔物程度なら問題にしないはずです。……先導は僕がします、行きましょう」

ルイジの言葉に、ホルヘが慌てた。

「ちょ、ちょっと待ってください。たった5人で行くんですか?」

「あれから俺も修羅場を潜ってるんだ、そう簡単にやられはしないさ。……じゃあ、ルイジ。頼む」

俺はホルヘにニッと笑いかける。状況はこちらが恐らく優位だ。ここは着実に終わらせよう。

#########

陣地を離れて、10分。丘の麓に着くと……

01~05 ?????????
06~15 キマイラ……にしてはあまりに大きい!?
16~80 コボルトとオーガが15体ほど
81~95 暴徒が襲いかかる
96~99 何もなし(ボーナスあり)

※ネンヤ始動再判定
50以上で発動
(ここで??????だといきなり強敵との戦闘になります)

※再判定

麓には暴徒が20……いや30人ほどいた。中には女性や子供もいる。

「グルルルッ……!!」

目は血走り、口からは涎が垂れている。明確に正気ではない。

彼らを殺すのは簡単だ。だが、彼らに罪はない。

「ここは私に任せて」

ジェニーが一歩前に出た。精神感応か!

65-知力(24)×2=17以上で成功

※クリティカル、ボーナスあり

少し中断します。

ジェニーが目を閉じる。暴徒は俺たちに一斉に襲い掛かって来た!
俺は刀の柄に手をかける。斬りたくはないが……やむを得ない。


その時だった。


ヒィィィィィン


甲高い笛のような音が聞こえた。これは……ジェニーの精神感応術か?

迫り来る暴徒が、俺たちを目の前にバタリ、バタリと倒れていく。ジェニーの額に汗が流れている。


そして1分もすると、そこには気を失った人々が、重なりあうように倒れていた。もう、暴徒はいない。

ジェニーが大きく息をつく。

「……久々にこれ使ったよ……N国紛争の時以来かな。さすがに疲れるわー」

「これは……死んではいないのか?」

「うん、そう。正気に戻してあげただけ。だからほっときゃそのうち起きるよ」

ふと見ると、マルコの血相が変わっている。彼は倒れている男の一人に駆け寄った。

……あれは??

「アイユーブさんっ!!しっかりして下さいっ!!」

浅黒い肌の、口髭の男には見覚えが確かにあった。服はボロボロだが間違いない、彼だ。

アイユーブはゆっくりと目を覚ます。

「あ……何だ一体、頭が……ん??マルコっ!?一体どうしてここに?」

「それはこっちの台詞ですよ!!どうしてここにいるんですか??」

アイユーブは首を振って考えている。

「……新市街のペシャワール商店に商談に来ていた。そうしたら、魔物が見えて……逃げている途中、黒い翼人と、髪の長い癖っ毛の女に会った。そこからは覚えてない」

クリスだ。もう一人の女は、ギャラという女で間違いなさそうだ。

「操られてたんですよ!!でも、良かった。アイユーブさんが無事で……。

僕たちはイーリス王家とベーレン候の命を受けて、モリブス平定作戦に入っています。この上に、乱の首謀者の一人、ギャラの家があるとか。今から、上に向かうところです」

「そんなことに……!?しかし、確かに街は酷い有り様だ。なるほど、そういうことなのだな」

アイユーブはポケットから何かを取り出した。

01~35 幸運のボタン
36~80 不幸の宝珠
81~99 再判定

※ファンブルなし(99クリティカルのため少し甘め)

※訂正します。(99クリティカルを考慮し、さらに甘めに)

01~35 幸運のボタン
36~70 不幸の宝珠
71~99 再判定

※再判定

01~70 不幸の宝珠+増強の指輪
71~95 不幸の宝珠+僥倖のネックレス
96~98 不幸の宝珠+奇跡のイヤリング
99   ??????????

※増強の指輪
HP+30、筋力、器用さ、耐久力+4、ダメージ修正+20

※僥倖のネックレス
効果は勾玉同様に確実な判定成功

※奇跡のイヤリング
効果は確実なクリティカル

たまに>>1自身もごっちゃになってたりするから単に名前間違えてる可能性

アイユーブはポケットから何かを取り出した。……一つは宝珠、もう一つは……ネックレス?

「これは、気を失う前に商談で得たものだ。半ば押し付けられるような形で貰ってな……魔力があるのは分かるが、私には分からん。
マルコ、お前なら分かるんじゃないか?」

マルコはそれらを手に取り、じっと見つめている。

「片方は不幸の宝珠と言われるものですね。御守りに使われ、持ち主の不幸を身代わりに引き受けてくれるという……。
もう一つは……何か、サイファーさんの持っている勾玉に凄く似ているような」

「あれと、か?希少品じゃないのか?」

「ええ、多分。しかし、こんなものを手放すなんてペシャワール商店も商売下手ですね。僕らにとってはありがたいですけど。
とりあえず、サイファーさんがひとまず持っててください。僕が持っていてもいいんですけど、何となくそっちの方がいい気がするんです」

マルコから宝珠とネックレスを渡された。俺は「DEMO」のポケットにそれをしまい込む。

「そんなものかな。まあとにかく無事で何よりです、アイユーブさん。旧市街のユングヴィ教団本部近くは安全ですから、皆さんが起きたら誘導を」

アイユーブは頷いた。

#########

俺たちはアイユーブと別れると、丘を登り始めた。住宅のほとんどは、完全に崩れ去っている。しばらく進むと……

01~03 ?????????
04~17 キマイラ……にしてはあまりに大きい!?
18~90 コボルトとオーガが15体ほど
91~95 暴徒が襲いかかる
96~99 何もなし(ボーナスあり)

>>340
あ、間違えてますね。とりあえず本作ではこのまま行きます。失礼しました。

前作の見たけど

奇跡の首飾り 判定成功
僥倖の髪飾り 確定クリティカル
神威のイヤリング 判定成功+装備化

だった

>>343
逆に覚えていたわけですね……猛省です。

ここで一度切ります。判定はあと2回で、ギャラの家に着きます。なお、大型キマイラ相手でも、瞬殺可能性はそこそこあります。
(????????はその後の判定次第で大変なことになる相手のため、ネンヤを発動した次第です)

呪いに備えて温存するのも一つの手って言ってたしその認識でいいと思ふ

転生をどうするかっていう別の問題があるけど、次回作やるわけじゃ無いんなら気にせず殺しちゃっても良いような

>>346
続編は多分ないです。転生周りを放置するとエンディングが多少変わるとは思います(地雷は残り続けるわけです)。

少し進めます。

「……いるな……林の影に何体か、瓦礫の所にも。合わせて10……いやもっとか」

俺は魔物の気配を察した。知恵がギャラによって付けられているとはいえ、隠れているのは丸分かりだ。
大方、近付いたところを奇襲という感じだろう。だが、喧嘩は相手を見てやることだ。

「マルコ、行けるか?」

「ええ。勿論。上から来ますよ、気を付けて」

頭上には気配がない。マルコとカレンは、たまに変なことを言うようになった。害はないが、妙な気分だ。ルイジが俺の方を見る。

「僕はファイアボールで。コボルト相手なら、これで十分ですね」

「私と康介は後方支援ね。戦いには慣れてないから、あなたたちに基本任せるわ」

ジェニーとイチジョウも準備はできているようだ。ここは手早く片付けよう。

10以上で瞬殺

※瞬殺


パウッ


戦闘の始まりは、マルコの一撃から始まった。瓦礫に向けて撃った一筋の光は、瞬く間に7つに分かれ隠れていたオーガを撃ち抜く。
林のコボルトはルイジだ。火球が分裂し、二足歩行の犬型の魔物を焼いていく。

オーガとコボルト、それぞれ一体ずつが逃げようとしていた。

「逃すかっ」

俺は瞬間転移でオーガの逃げ道を塞ぐ。そして右足を踏み込むのと同時に刀を抜き、両断した。
向こうではコボルドが背中を向けて逃げようとしている。仲間を呼ぶつもりか?

70-一条賢さ(28)×2=14以上で成功

※05…失敗

「くっ……見失った……」

イチジョウは後を追おうとしたが、追い掛けきれなかったようだ。

「……次は数が増えるかもな。……心していこう」

イチジョウが肩を落としている。実戦経験は、やはり少ないか。仕方がない。

############

45-マルコ知力(28)=17以上で感知成功
(失敗時は不意討ち濃厚)

※感知失敗

しばらく進むと……

01~10 ???????(不意討ち)
11~15 ???????
16~35 上から何か来る!(不意討ち)
36~50 上から何か来る!
51~70 矢が飛んできた!!(不意討ち)
71~85 矢が飛んできた!!
86~95 コボルドとトロルだ
96~99 何もなし

????????を引いた場合不幸の宝珠発動判定へ

急に上から矢が飛んできた!!これは避けようがない!
矢が向かったのは……

01~20 ジェニー
21~40 一条
41~60 ルイジ
61~80 マルコ
81~99 サイファー

(ダメージ判定は別途)

※偶奇判定です。

奇数 不幸の宝珠発動
偶数 カウンターで一閃(アイテム入手)

コンマ下3

休憩します。なお22ですがややこしくなるためここではファンブルとして処理しません。
(クリティカルである55以上のゾロ目であれば追加でボーナスを乗せます)

なお、偶奇判定における11、33、55、77、99の扱いですが……
(不幸の宝珠発動でない場合)

11…即全滅級の何かが発生
33…追加判定、奇数で11に、偶数でそのまま
55…追加判定、奇数でそのまま、偶数で特殊イベント(ほぼ相殺)
77…追加判定、奇数で特殊イベント(ほぼ相殺)、偶数で00偶数扱い
99…無条件00偶数扱い、通常より大幅ボーナス

とします。偶数の場合は

22、44…そのまま処理
66…通常よりボーナス
88…大幅ボーナス(99と同等)
00…シナリオ進行激変(前作ベネディクト戦即終了級)

にします。よろしくお願いします。

>>367
55の内容を無条件で特殊イベント発生に変更します。失礼しました。

ちなみに00→11のイメージですが、今回の場合「ブランドが既に洗脳済みで奇襲をかけてきた」ぐらいの感じです。誰かが即死し、その上でブランド戦という詰んだ状況になります。

再開します。

矢はマルコに一直線に向かう。しかし……

「……上から来るから気を付けてって言ったばかりですよね」

マルコはまるでそれを知っていたかのようにクリムゾンを瞬時に構え、引き金を引く。
光の筋は矢に当たり……


「アオオォォォォン!!」


木の上にいたコボルトをそのまま射抜いた。ドサッと、魔物の屍が俺のそばに落ちてくる。

「ふう……コボルトが弓を使うなんて、初耳ですよ。せっかくだから、少し調べてみましょうか」

マルコはコボルトの死骸に向かった。すると……

「えっ、これは……」

01~30 幸運のボタン×3
31~60 増強の指輪
61~90 良性変異の薬
91~99 再判定(コンマ成功系アイテム)

マルコは指輪を手に取った。

「これは……『増強の指輪』。噂には聞いてましたけど、本当にあるんですね」

「希少品なのか?」

「ええ。昔、二十五階層で幸運な冒険者が手にしたという逸話があったぐらいです。『神器』には及びませんが、十分な品かと」

※誰が装備しますか?とりあえずとっておく選択も可です。装備はプレイアブルのみです。

1 サイファー
2 マルコ
3 取っておく

※安価下3多数決、考察不要

※増強の指輪
HP+30、筋力、器用さ、耐久力+4、ダメージ修正+20

17スレ目

710: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]
血の呪い発動で魂なくなるなら発狂ブランドは殺しても血の呪い起きなかったのでは…とか
2017/07/24(月) 09:03:31.28ID: BGC89OsJO (1)
711: ◆QlCglYLW8I [saga]
再開します。

>>710
まあそこは作劇上の都合ということで。(なお、ブランド戦でHP0にした場合、確率で血の呪いを発動させるつもりではありました)
2017/07/24(月) 09:14:03.15ID: 1XbLRcUsO (23)

このやりとりのせいで肉体的な死と魂の在り処の関係がいまいち分からないな

「とりあえずこいつはとっておこう。肉弾戦向きのもの、だったか」

「ですね。イーリスに戻ってからですか」

俺はポケットにそれをしまった。

「……どうやらさっきのヤツだけみたいね。もうそろそろだっけ?」

「ええ。あと5分ほどで着くはずです」

ジェニーの言葉にルイジが頷いた。確かに、不自然に無傷の屋敷がある。あそこか。

…………

……

01~05 ?????????
06~25 キマイラ……にしてはあまりに大きい!?
26~70 トロルが15体ほど
71~95 暴徒が屋敷の周りを取り囲んでいる
96~99 何もなし(ボーナスあり)

屋敷の近くまで行くと、大型のトロルがまるでそれを守るかのように取り囲んでいた。10、11……15体か。
俺たちは瓦礫の影に隠れる。さて、どう切り崩すか。

「……正面突破できると思いますけど、嫌な感じにばらけてますね。丁寧に潰していくと、少し時間がかかるかも」

「同感だ、マルコ君。一気に必要最小限のトロルだけ殺して、内部に突入した方がギャラに時間は与えずに済む」

ルイジが口髭を撫でた。

「ここからなら、転移で屋敷の玄関までは飛べそうですよ。……行けるのは、3人だけですけど。奇襲なら、これが一番可能性が高いと思います」

イチジョウは緊張ぎみに眼鏡を直した。さて。

1 全部潰してから行く(不意討ち確率ゼロ、増援を呼ばれる可能性中。背後を取られる危険性はゼロ)
2 一部潰して突撃(不意討ち確率小、増援を呼ばれる可能性小~中。背後を取られる危険性は小~中)
3 一条の転移で奇襲(不意討ち確率小~中、増援を呼ばれる可能性小、背後を取られる危険性は中。3人で移動、残り二人でトロルに一応の対処)
4 その他自由安価

※安価下5多数決、考察不要

3

※一条と行く二人を選んでください。
安価下5多数決、考察不要

「じゃあ、イチジョウの案で行こう。一気にケリを付ける。行くのは俺とジェニーで、マルコとルイジはトロルが俺たちに気付いたら、掃除を頼む」

「分かりました。全部終わったら、僕に連絡を」

俺はマルコに頷く。……さて、行くか。

イチジョウの左手を俺が、右手をジェニーが握る。

「じゃあ、行きますよ!」

#########

俺たちは一瞬で玄関前に着いた。トロルたちは……

※40以上で気付かない

※気付かない

トロルたちは俺たちの存在に気付いてない。これなら行けそうだ。

玄関の鍵は……

※60以上でかかっていない、ファンブルなし
(かかっていた場合はサイファーが近距離転移して侵入します)

※鍵はかかってない

玄関の鍵はかかってない。油断が見えるな。

俺たちは屋敷に忍び込む。問題はどこにいるかだが。

イチジョウが目を閉じた。

70-知力(23)×2=24以上で感知成功

※98…成功

「二階の角部屋ですね。……」

※30以下で誰かいる

※誰か別にいる(一条の感知は魔力感知ではないため、強さまで分かりません)

「でも……別に誰かいます」

「クリスか?」

イチジョウは首を振った。

「僕にはそこまでは。でも、上にいるのは二人です。生命反応があります」

「……こちらも気は抜けないな」

ゆっくりと階段を上がり、部屋に向かう。そこには……

01~10 ようこそ、サイファー君
11~30 あらあ、来たのねぇ
31~50 誰かの気配がっ
51~90 癖っ毛の女と騎士が何か話している
91~99 癖っ毛の女と……子供??(再判定)

「誰かの気配がっ」

部屋から低い男の声が聞こえた。すぐに黒い鎧に身を包んだ男が現れる。

俺は……

1 正面から斬りかかる
2 転移して背後を突く
3 ジェニーに任せる

安価下3多数決、考察不要

今日はここまで。

再開します。

男は剣を抜く。力量は分からないが、これならばっ!

俺は気合いを入れると、男の背後に転移した。と同時に、村正を抜刀する!

01~25 男はケインの子孫の一人(通常戦闘へ)
26~50 男はテルモン騎士団の一人(通常戦闘へ)
51~70 男はモリブス貴族の一人(再判定)
71~99 男はモリブス貴族の一人(一刀両断、ギャラ戦へ)

※ケインの子孫の一人、HP10000~?

俺は村正を振り抜いた。その瞬間、悪寒のようなものが走り抜ける。殺気?いや、それとはまた違う異質なものだ。
だが、刀を止めるわけにもいかない。願わくば、早めにケリを!

ダメージ
(コンマ下一桁×7+筋力(27)×7+知力(21)×7+195)×8

失礼しました、ダメージ計算式は
(コンマ下一桁×7+筋力(27)×7+知力(21)×7+195)×16です。
(強撃、一刀両断、不意討ち、村正特殊能力で計16倍)

色々間違えてますね。
(コンマ下一桁×7+筋力(27)×7+知力(21)×6+195)×16
です。コンマは413採用。

ダメージ 8608

※男のHPは……

01~30 25000
31~60 17500
61~80 10000
81~99 10000(特殊能力なし)

黒騎士残りHP 16392

俺は鎧の隙間を狙った。しかし……手応えが鉄のように硬い??
男が振り向き、ニヤリと笑う。

「良い太刀筋だ。……只者じゃないな?だが、相手が悪かったな」

男はそのまま身体を捻ると、体当たりを仕掛けて来る!……これは……嫌な予感がする。

1 受ける
2 交わす

※黒騎士の特殊攻撃「鉄山靠」です。受けるとダメージに加え吹き飛ばし効果があります(要コンマ判定)

※安価下、多数決ではありません。考察不要

俺は受けずに交わすことにした。至近距離だが、初動も大きい。交わせるはずだ!

65-器用さ(20)×1.5=35以上で回避

(至近距離のためペナルティ20)

※回避できず、不屈の誓いでダメージ4分の1

ダメージ
(コンマ下×20-耐久力(35)×9+100)×3÷4

※鉄山靠は至近距離のみ発動、貫通ダメージかつ3倍ダメージです

※コンマ下2が50以上で吹き飛ばし追加ダメージ

なお、サイファーの場合は鉄山靠を食らってもファンブル以外は問題ありません(吹き飛ばしの方が問題です)。

※コンマ下2が50以下でした。訂正します。

※吹き飛ばし、サイファー1ターンスキップ
※吹き飛ばし追加ダメージ

01~25 100
26~50 50
51~75 25
76~99 1

サイファー残りHP 435

「ふんっ!!」

俺は横に避けようとしたが、男の動きが思いの外速い!強烈な衝撃が俺の身体に走る。


メキィッ


「がああっ!!!」


激しい痛みと共に、俺は壁に叩き付けれられた。痺れで身動きが取れないっ……!

「イーリスの人間か。噂の近衛騎士団かね?まあいい、確実に殺してあげよう」

「あらあら御客様?こんなところに来るなんてねえ」

ネグリジェ姿の癖っ毛の女が部屋から現れた。豊満な肉体からは芳香とも異臭とも付かない匂いがする。こいつがギャラか?

「ギャラよ、鼠が3匹だ。どうする?」

「まあ、殺すか、なぶるか……どっちでもいいわ。さっさとしましょ」

女は倒れた俺を見下す。こいつはマズい……!


その時、イチジョウは女の後ろに転移した。


「させないっ!」

※アドレナリンドーピングを使いますか?
安価下、多数決ではありません。考察不要

なお、サイファーは次の黒騎士攻撃までスタン状態です(扱いが恐慌と同じ)

なお、不屈の誓いでダメージは黒騎士の攻撃までは4分の1です。

上げます。

なおアドレナリンドーピングの効果は下です。

・アドレナリンドーピング
一時的に全ステータス+5、ダメージ修正とダメージ軽減に+50、3回連続攻撃
一度攻撃すると次の攻撃機会時までスタン(強制不意討ちを受ける)

不屈の誓いでしばらくはサイファーにのみ攻撃が行きます。

イチジョウの身体が青く発光した。そして、懐からハンドガンを取り出す。


「消えろっ!!」


※ダメージ
(コンマ下1~3×8+知力(28)×7+賢さ(33)×8+140)×2

※訂正します

イチジョウの身体が青く発光した。そして、懐からハンドガンを取り出す。


「消えろっ!!」


※ダメージ
(コンマ下1~3×8+知力(28)×7+賢さ(33)×8+90)×4

※ギャラのダメージ軽減は50

※一発クリティカル、441は貫通

先にギャラのHPを決めます。

01~30 22500
31~60 17500
61~80 15000
81~99 7500(血の呪いなし確定)

※ダメージは440~442です。失礼しました。

なお、イチジョウの攻撃ダメージは10192です(さらに追撃があります)。
HPが7500だとギャラは瞬殺されます。

※現時点のギャラ残りHP 7308

※追撃ダメージ
(コンマ下×8+知力(28)×7+賢さ(33)×8+90)×4

※90以上でクリティカルです(ジェニーとの絆効果)

上げます。

ギャラ残りHP 5012

※一撃で10000以上削れたためイベント発動判定

01~15 ???????
16~50 何もなし
51~85 ギャラがスタン
86~99 ギャラ気絶(生け捕りチャンス)

※戦闘続行

「がはっ……!!」

イチジョウの銃撃を受け、ギャラは口から血を吐いた。そして微かによろける。
……だが、目はまだ生きている。彼女の後ろで、ドサッとイチジョウが膝をつく音がした。

「……やってくれるわねぇ……!!気が変わった、皆殺しよ!!」

憎悪の光を宿したギャラの目が怪しく光る。ジェニーは目を閉じ、何かをしようとしているようだ。

※50以上でジェニーが先制

「……私が先よ!!」

ジェニーが目を見開き叫ぶ。男とギャラが、気圧されたように一歩下がった。

65-知力(24)×2=17以上で成功(コンマ下1、2)

※両方とも失敗

しかし、二人とも一歩下がっただけで堪えた。

「精神攻撃ねぇ……それはこちらの十八番なのよ。確かにいい力は持ってるけど、まだ未熟ねっ!!」

ギャラが俺を見る。身体が金縛りにあったように動かない。
そして、強烈な何かの雑音が頭に響いてくる!!

※35以上でDEMOの効果で無力化

※無力化

しかしそれは徐々に収まる。DEMOは確か、魔法を遮断するという。そのお蔭か!?

ギャラはチッと舌打ちをする。……まだ身体は動かない。

「サンダース!!あんたに任せるわ」

「承知!!」

黒騎士が剣を抜き……

01~20 横に薙いだ
21~35 イチジョウに剣を向けた
36~70 俺に剣を向けた
71~99 ジェニーに剣を向けた

※不屈の誓いの効果が消えました

※不幸の宝珠発動判定
50以上で発動、再判定

(ジェニー、一条死亡で実質詰む可能性が相応にあります)

※発動せず

黒騎士は剣を横に薙いだ。衝撃波が俺たちに向かう……これは避けようがない!!

ジェニーのみ回避判定
65-器用さ(10)=55以上で回避

※回避失敗
※ここでジェニー、一条両方とも死亡ならデッドエンドです

ダメージ
(コンマ下一桁×40-耐久力(35)×9-30)×6(サイファー)

(コンマ下一桁×40-耐久力(12)×3+35)×6(一条)

(コンマ下一桁×40-耐久力(12)×3+25)×3(ジェニー)

訂正します。

※回避失敗
※ここでジェニー、一条両方とも死亡ならデッドエンドです

ダメージ
(コンマ下一桁×40-耐久力(35)×9-30)×6(サイファー)

(コンマ下2一桁×40-耐久力(12)×3+35)×6(一条)

(コンマ下3一桁×40-耐久力(12)×3+25)×3(ジェニー)

なお、死亡回避で一回は不幸の宝珠が発動します。

※また、死亡判定時に勾玉、僥倖のネックレスの発動有無を多数決します。
(残りHPに応じますが、基本低確率です)

※一条に不幸の宝珠発動
※ジェニーは死亡判定へ(基本99か00偶数でないと助かりません)

一条のダメージ判定はコンマ下です。

※一応言いますが、二人が生還しても1対2なので相当不利です。
マルコとルイジが駆け付ける判定に失敗するデッドエンドです。

※一条にも死亡判定

※勾玉とネックレスを消費して生き残らせますか?

安価下5多数決、考察不要

※生き残らせても50%でのマルコたちの援軍が来なければデッドエンドです。

※デッドエンドについてはペナルティを少し軽くする予定です(カミュイベントでのやらかしによる)

※デッドエンド時は巻き戻す位置次第でネックレスはなくなります。

※巻き戻す位置はこちらから候補を出します。

※なお、生き残らせた場合に全て上手く行ってもしばらく二人は戦線離脱します。

双子保護の時並に判定失敗と悪い結果引きまくってたし好感度少し下がるくらいのペナで済むならデッドエンドで仕切り直した方がいいと思うのよね、あの時みたいに途中までコピペ展開だった上にまさかの悪化に片足突っ込みかけるような事が起きるのだけは不安だけど…

>>487も言ってるけど片方の生存判定に1個、駆けつけ判定に1個使えば確実に回避できる。仮に使わないでデッドエンド食らったとして上述の方法なら抜けられたのにそうしなかったからペナルティ少し重くするよとか言われて軽くなった分を相殺されたらたまったもんじゃ無いのでそこらへん詳しく聞きたい

一応デッドエンドのペナルティは下になります。

01~30 全プレイアブルの基本パラメーター-1+好感度中幅下落
31~60 全プレイアブルの基本パラメーター-1
61~90 好感度中幅下落
91~99 好感度小幅下落

本来ならパラメーター-2(それ以上)までありましたが、前述のやらかしにより緩和しています。

今回アイテムの使い方次第では確実に抜けられる手段がある件についてはどう考えてる?

デッドエンド時は僥倖のネックレスは基本消えます。(巻き戻す場面がどこであれ)

なお、デッドエンド受け入れなら生存判定を飛ばして簡単な描写の後巻き戻し時点を決定します。

多数決では受け入れが多かったですが、一応意思確認します。

デッドエンドとしますか?安価下5多数決、考察はしない場合のみ必要

>>504
一条だけ殺してジェニーだけ生存させるのはありといえばありです。
ただし、ジェニーが再起可能かという別の問題もあります。結果さらに厳しくなる可能性は相応にあるとだけ言っておきます。

こう言う時の為にカミュで使わなかったのでは?持ち腐れになるくらいならアイテム使う

パラメータ-は再度あげるのに必要なポイント量考えるとだいぶ苦しいかなぁと(15~ポイントくらいの損失になるし)

>>491
正直ほぼ最悪を引いてますからね。ギャラがスタンするか、ジェニーの攻撃でどちらかスタンするかだけで切り抜けられたはずです。
(血の呪い発動の可能性はありますが)

なお、パラメーター下落ですが次の成長判定で多少救済は入れます。ただ、先の話にはなります(全都市救済は時間がかかります)。

>>500
ペナルティ同一が筋ですが、アイテム消失は僅かに追加するかもしれません。リスクを負った上での失敗ですので。

状況を整理します。

※デッドエンドの場合以下のペナルティを課します。

01~30 全プレイアブルの基本パラメーター-1+好感度中幅下落
31~60 全プレイアブルの基本パラメーター-1
61~90 好感度中幅下落
91~99 好感度小幅下落

僥倖のネックレスは消えます。

※巻き戻す場所は以下から選択です。

1 モリブス移動前夜(カミュイベントをなしにするかやり直せるがモリブスの状況は不明)
2 ギャラの屋敷突入前(誰がいるかは不明)
3 vsギャラ、サンダース戦(強さは同一)

要約するとここで無理やり生き延びられても困るってことでいいのか?

※二人を救済した場合

・上手くすればデッドエンドは回避できます。
・結果の如何に関わらず、ジェニーと一条は当面行動不可です(ノワールの回復次第?)
・50%の援軍判定に失敗すると極めて危険です。

※ジェニーだけ生き残る選択の場合

・上手くすればデッドエンドは回避できます。
・援軍が来るためvsギャラ、サンダース戦では優位に立てる……かもしれません。
・ジェニー廃人化リスクが相応にあります(この場合諸々進行に支障が出ます)。

>>518
希少アイテムを使って50%に賭けるか(あるいは詰みリスクを負ってこの場の勝利を狙うか)、使わずにデッドエンドとしてパラメーター下落のリスクを取るかですね。
どちらも相応にリスクとメリットがあります。

とりあえず、出せる情報は提示しました。

引き続き多数決です(現在それぞれ1票)。

使うは二票出てる

>>522
片方に使うのと、両方に使うの1票ずつとカウントしています。
(>>508は両方という理解でいいでしょうか)

前々から思ってたけど情報開示量多すぎじゃね?選択肢毎のリスクの大小くらいならいいとしても>>519まで言われると多数決の意義が薄れてくると思うんだが。本来>>519で言ってるようなことを推測しながら自分の意見を決めるから票が割れる訳であって

安価下

>>525
ジェニー廃人化リスクは説明しないと不親切と考えました。
(さすがに旦那が惨殺され、自分も重症では再起に相応の時間が要るか、立ち直れないかどちらかでしょう)
リスクとメリットのどちらが重いかを考えた上で選んで頂きたいというのが趣旨ですので、ご理解ください。

>>1さんは鬱描写苦手って言ってたからあんまし惨いことになると書けなくなりそうで心配

なので受け入れる

一応死亡判定はするのかな?

ではデッドエンドで決定します。

>>527
ジェニー廃人化ルートは他キャラの好感度も若干下がりますし、ベーレン候の対応なども考えると書きにくい所ではありました。
立ち直らせる過程とかは面白そうでしたけどね。

>>528
それは飛ばします。

なお、一応何人かには死亡フラグを立ててますので、それが解放された場合はしっかり書ききるつもりです。
退場する際にはちゃんとやりますのでご心配なく。

……ザンッ

動けないイチジョウの身体が上下に両断されたのを、俺は見た。
俺の身体にも衝撃が走る。これは耐えられそうだが……

「ああああああああっっっっ!!!」

ジェニーの絶叫が聞こえる。見ると、右肩から先がなくなった彼女が、鮮血を噴き出している。

「ジェ、ジェニー……!!」

彼女はばたりと倒れた。物言わぬ屍となったイチジョウに、泣きながらはって近付こうとしている。

「こ、康介ぇ……!!こうす……」

黒騎士がニヤリと笑って彼女の首を跳ねた。

「恋人だったか。まあ、せめて苦しまず逝かせてやる。さて、残すは貴様か。……ギャラ」

ギャラは嘲りの笑みを浮かべ、俺に近づく。

「……あんたには、あたしらの同志になってもらうかねえ。生ける屍としてねぇ」

奴の手が俺の頭に触れる。激痛とギャラの高笑いが……俺が見た最後の光景だった。

DEAD END

では、デッドエンドのペナルティを決定します。

01~30 全プレイアブルの基本パラメーター-1+好感度中幅下落
31~60 全プレイアブルの基本パラメーター-1
61~90 好感度中幅下落
91~99 好感度小幅下落

僥倖のネックレスは消えます。

※全パラメーター-1+好感度-30

※巻き戻す場所は以下から選択です。

1 モリブス移動前夜(カミュイベントをなしにするかやり直せるがモリブスの状況は不明)
2 ギャラの屋敷突入前(誰がいるかは不明)
3 vsギャラ、サンダース戦(強さは同一)

安価下5多数決、考察必要

2

>>542
考察お願いします。

では>>383の多数決からやり直します。

安価下5多数決、考察不要

※しばらくコピペ展開です
※デッドエンド後のため若干コンマはしばらく優遇します

「じゃあ、イチジョウの案で行こう。一気にケリを付ける。行くのは俺とジェニーで、マルコとルイジはトロルが俺たちに気付いたら、掃除を頼む」

「分かりました。全部終わったら、僕に連絡を」

俺はマルコに頷く。……さて、行くか。

イチジョウの左手を俺が、右手をジェニーが握る。

「じゃあ、行きますよ!」

#########

俺たちは一瞬で玄関前に着いた。トロルたちは……

※30以上で気付かない

※気付かない

トロルたちは俺たちの存在に気付いてない。これなら行けそうだ。

玄関の鍵は……

※50以上でかかっていない、ファンブルなし
(かかっていた場合はサイファーが近距離転移して侵入します)

※ファンブルなしのため強制強クリティカル

玄関の鍵はかかってない。油断が見えるな。

俺たちは屋敷の中に入る。……向こうの部屋に、女が入ろうとしている??
髪は癖っ毛で、ルイジから聞いていた情報と一致している。しかもこちらには気付いていない。

俺は村正の柄に手をかけた。無抵抗の女を斬るのは性に合わないが……やら
せてもらう!


瞬間転移で俺は女の背後に移動する。
そして右足を踏み込み、一閃した。

01~60 戦闘開始
61~80 戦闘省略(死亡判定などあり)
81~99 戦闘省略(ギャラ気絶確定、増援の有無へ)

※戦闘省略

※死亡判定
01~20 死亡、血の呪い発動判定へ
21~50 死亡、血の呪い発動判定なし
51~99 気絶

※死亡、血の呪い発動判定へ

20以下なら発動

(一度だけ不幸の宝珠でやり直せます)
(やり直し時は勾玉の使用の有無を多数決します)

※通常死亡(ただし血の呪いの気配は感じる、イベント進行に影響)

俺の一撃はギャラと思われる女の胴体を両断した。

「……え"……」

微かにそう言い残すと、鮮血と共に女は倒れる。

その瞬間、俺は言い様のない悪寒に襲われた。この場に留まっていたら、とてつもなく悪い何かが起きる。そんな確信があった。

やがてそれはうっすらと引いていく。……気のせいだったのか?

※25以下で部屋から誰かが出てくる

※増援なし

俺は刀を軽く布で拭き、鞘に収めた。……さっきのが、血の呪いの気配だったのだろうか。
とすればこのギャラという女は、ケインの子孫、ということなのかもしれない。

「サイファーさん!!流石ですね」

イチジョウが駆け寄ってくる。俺は一息付いた。

「幸運だったな。まさか、こちらに背を向けてくれるとは。とりあえず、モリブスはこれで大丈夫だろう」

俺はマルコに電話を掛ける。

※05以下で?

※特になし

『サイファーさん??もう終わったんですか?』

「ああ、あっさりケリが付いた。トロルを掃除して、屋敷に来てくれ。少し調べよう」

マルコは「オーノー、ですよ……」と呟いている。


しばらく待つと、二人が玄関に現れた。

「随分バッサリやったものですね。……魔力の残滓が」

「ああ、斬った瞬間、嫌な予感がしたよ。彼女が入ろうとしていたのは、この部屋だ」

俺はルイジに告げると、部屋のドアを開けた。そこには……

01~30 何もなし
31~81 日記が見つかった
80~99 日記とアイテムが見つかった

中断します。

なお、今後のボス格は基本血の呪い判定ありです。
(>>559のため)

そこにあったのは、魔物学の学術書の山とゴミ、脱ぎ散らかされた服だった。
机の上に、ノートか何かがある。……これは?

「日記みたいね。何が書いてあるのかな……」

ジェニーがノートを手に取った。俺は横からそれを覗き込む。

「研究内容が中心みたいだな。……『穴』に潜って生体実験もしていたのか。麻薬もそれに使ったと書いてある」

「マッドサイエンティスト、ですね。そのために裏社会と手を結ぶなんて……」

イチジョウが眉をひそめた。

「でも、反乱とかは書いてないですね。……ってこれ」

マルコが何かに気付いた。そこには。

01~20 ジェラードが登場している
21~40 コーウィンが登場している
41~99 クリスが登場している

「黒い翼の翼人に出会った……クリスのことだな」

マルコが頷いた。

「これによると、会ったのは1週間前。そこからガラッと中身が変わってますね。ケインの子孫であると告げられ、精神操作に目覚めたとか……魔獣になる術も身に付けたようですね。
『私は選ばれた存在』だとか、『世界を破壊し作り変える』だとか……まるでアミールみたいなことを書いてませんか?」

「元を正せばオルディニウムの汚染だからな。……手段の違いに過ぎないのかもしれない」

もう少し読み進めると……

※50以上で追加情報、80以上で重要情報

※重要情報

「これは……」

そこには3日前の会合について書かれていた。「選ばれし者の邂逅」とある。

「今回の反乱計画ですね。詳細はないですが、参加者は書いてある。
クリス、ギャラ、テルモン騎士団のサンダース、アングヴィラのリーン。ズマはロプト家のユリウス、トリスはマルケという人物ですね。
イーリスは本来なら来るはずの人間が処刑されたとあります。イーリスが無事だったのは、このためですか」

「誰も聞いたことがない名だな……会合場所は……」

01~10 ジェラードの間
11~30 アヴァロン
31~50 ウィルコニア
51~75 ゼクス
76~99 アングヴィラ

結局不幸の宝珠は残ってるの?前作でデッドエンドについて話した時、死んだ所までに消費したアイテムは絆効果同様使い切ったままになるって言ってたけど

>>580
失礼しました。それで統一します。

持ち物は現状勾玉のみです。再開します。

「『ウィルコニア』とあるな。……伝説にある聖地だが」

「……確か、実在するらしいですよ。ローマン市長が、以前言っていた記憶があります。『穴』の深層にあると」

ルイジの言葉に、マルコが声を荒げた。

「そんなところにどうやって行くって言うんですか!誰も行ったことなど……」

「『一族』なら、あるいは……ブレイズ大司教に訊いてみよう。そこが根城かどうかは分からないが、連れていってくれるかもしれない」

俺はもう少し読み進めた。

※50以上で追加情報、90以上で???

「……何だこれは」

反乱前日の日記を読んで、俺は訝しく思った。内容は、クリスに対する愛の言葉が書き連ねてあった。
「やっとあの方に抱いていただいた」「私の女が初めて開かれた」とある。ギャラという女は決して醜女ではなかったように見えたが。……どこか引っ掛かる。

「クリスっての、好きだったんだね……同情はしないけど、ちょっとかわいそう」

ジェニーがぽつりと言った。俺はもう一度、日記を読み返す。

……

※50以上で違和感の正体に気付き始める

※まだ気付かない

……何か見付かると思ったが、気のせいだったか。
ここには長居不要だ。そろそろ出るか。

……

01~10 増援
11~70 何もなし
71~99 アイテム発見

※何もなし

#############

俺たちはホルヘの陣に戻った。ギャラの殺害を告げると、陣内は狂喜乱舞の騒ぎになった。
新市街からは、正気に戻った人たちが次々と現れた。皆、狐につままれたような表情だ。

多分、精神支配の当事者であるギャラの死で解放されたのだろう。しかし……復興には時間がかかりそうだった。

魔物の気配も消えつつある。俺は空を飛ぶキマイラやハーピーを見ながら、これからのことを考えていた。


……まだ、先は長い。


############

簡単な酒宴の後、大聖堂に戻ると……

01~10 ブレイズ様はご不在です
11~40 ロビントンのフルートは、調整が必要だ
41~65 ロビントンのフルートは使えるが、マナキャンセラーはなかった
66~97 マナキャンセラーがあった
98、99 ???????????

着くと、ブレイズが笑みを浮かべて迎えた。

「話は聞きましたよ。反乱を鎮圧してくれたと。……心より御礼申し上げます」

俺はブレイズを見据えた。

「首謀者のギャラは、俺が殺しました。……ただ、斬った時に異常な魔力が。あれは……」

ブレイズの顔から笑みが消えた。

「……やはりですか。ギャラもまた、ケインの子孫であったと……」

「疑問でした。なぜあなたが手を下さないのか。それは血の呪いが……」

「それもあります。ですが、『一族』は『一族』を殺せないんですよ。
ギャラがそうだとは思いません。だが、微かな可能性はある。その可能性があるなら……手出しは難しかった」

45-賢さ(18)=27以上で成功

※ロビントンの件は、ちゃんと後で話します。失礼しました。

※何とか感情を抑える

俺は「捨て駒にするつもりだったのか」という言葉を何とか飲み込んだ。「一族」の倫理観は、俺たちとは少し違うと以前ナージャから聞かされていた。
捨て駒にする発想は、人類の味方たるブレイズにとっても自然なことだったのかもしれない。

「そうですか……マナキャンセラーは」

ブレイズは首を振った。

「いえ、見付かりませんでした。……ロビントンのフルートは、すぐに使えますが。
ギャラのような存在が複数いるのなら、何とかしておきたいものです」


俺たちは階段を上がり、執務室に通された。静かにブレイズが座る。

「……ともあれ、モリブスはしばらく復興に専念ですね。ベーレン候も、呼び戻さないといけない。
……クリスの件で、他に分かったことがあるようですね」

俺はあの日記について話した。

……

※65以上で追加情報

※追加情報なし

「……なるほど。クリスの他何人か各都市にいるわけですね。そして、ウィルコニア……懐かしい名ですね」

「御存知でしたか」

ブレイズは頷いた。

「かつてシデやダナが赴いた地ですよ。古の……それこそ世界が壊れる前の古よりあった、『船』がそこにあります。
クリスがケインの転生体なら、何かしようとしている可能性が否定できません」

「何かって、何ですか!?」

ジェニーが身を乗り出して言った。

「さあ……世界を効率良く壊す術、なのかどうか……
一つ言えるのは、ジェラードやコーウィンも黙認していることです。クリスが精神支配しているのなら道理ですがね」

「そんなっ……!!」

俺は悲嘆するジェニーを抑え、ブレイズに訊いた。

「ウィルコニアには、行けますか」

※70以上で行ける(確か前作中ではブレイズは訪れてないはずです)

※行ける

「ええ、お望みとあらば。クリスがケインの転生体なら、私にも借りはある。……山ほど」

ブレイズの口調が変わった。……明らかに、怒りを滲ませている。

「そうですか……ですがまずは、各都市を救うのが先決ですね」

「ええ。……多分、ウィルコニアに何かがあるのだと思います。いつかは行くことになるでしょうね」

…………

……

01~15 イーリス襲撃の報
16~30 ブレイズとの面会終了
31~80 ブレイズに質問可能
81~99 ????????(再判定)

※再判定

01~50 ランダムから連絡
51~75 ダリウスから連絡
76~99 ブランドから連絡

間違えました。正しくは下です。

※再判定

01~25 エイリークから連絡
26~50 ランダムから連絡
51~75 ダリウスから連絡
76~99 ブランドから連絡

※クリティカル、クラーク無事確定

その時、俺の電話が鳴った。これは……!!?

「もしもし、ブランドか?」

『呼び捨てとは偉くなったものだな、イーリスの騎士よ』

フフッという声が、電話の向こうから聞こえた。

「ブランド『さん』ですか!!」

ブレイズの表情が驚きでサッと変わった。

『そうだ。異世界に行っていたらしいな。……久しいな』

「無事だったのですか、今地上は……」

『知っている。こちらもようやく『終わった』ところだ。クラークの平定は終わった。クヴァとユミールも健在だ』

クラークは大丈夫だったのか!!以前からジェラードに狙われていた街だ、真っ先にやられたものとばかり思っていたが……。そうだ、この男がいた。

俺の電話をブレイズが奪った。

「ブランド兄!無事でしたか」

『お前もな、ブレイズ。その様子だと、モリブスも事が済んだか』

「たった今。貴方がいるなら、これ以上心強いことはないです。……ケインが復活したと。聞いていますか」

※65以上で知っている、ファンブルなし

※知っている

『無論だ。……指揮官を確保し、聞き出した。驚くことに、竜人であったよ。
ヴォラスとマリーンの孫らしい。マリーンは、確かケインに犯されていたからな……その影響かは知らないが、奴もケインの子孫であると自称していたよ』

「マリーンの孫……セレスティア??」

『確かそういう名の女だったな。お前にとっては、曾孫にあたるわけか』

「しかしっ!彼女がケインの血を引くとはあり得ないことです!!何故なら、彼女は竜人……」

俺はそのやり取りを聞きながら、強烈な違和感を覚えていた。……何だ、これは??

45-賢さ(18)×2=09以上で?????(特殊イベント解禁へ)

※特殊イベント解禁へ

少し休憩。

ステータスダウンと好感度ダウンは痛いですが、ブランド参戦確定とこれで元は取れそうです。

使えなくなったスキル

サイファー
・魅惑の眼差し

ノワール
・時間停止
・ムードメーカー
・蘇生術

火蓮
・真・見切りの極意

これ以外はあまり覚えてないけどマルコは魔導具知識無くなるからパラメータ以上に火力落ちる。地味に説得も消える。ヘカテルも分身剣が奥義だったから使えなくなったはず

>>611
時間停止はオルディニウム由来なので確か消えないはずです。他は消えますね。

ただ、一応フォローがあるルートに乗りましたので、(コンマ次第ですが)挽回可能です。ブランドが何か持ってくるでしょう。
後、何かが判明します。

時間停止は知力23で解放されたスキルかと

>>617
筆者自身が忘れるとは……申し訳ありません。
当初の計画通りのデスペナだと大変なことになってましたね。

2300メドに少し進めます。

鬱エンド好きとしては逆にゲームオーバーしまくったらどうなるのか興味ある

再開します。

>>620
その時は救済アイテムである棒とか服とか弓を出す予定です。
ただ、余程のことですけど。

元ネタ準拠だっけ?

俺はルイジに訊いた。

「変なことを訊くようで済まない。……ギャラは、処女だったと思うか?」

ルイジが訝しそうに俺を見る。

「本当に変な質問ですね。……多分、それはないと思いますよ。僕が知る限りでも、何人か男はいたという話ですし。何故そんなことを?」

「いや、あの日記の記述がどうしても気になっていた。『私の女が初めて開かれた』。妙だと思わないか?
確かに、それまで不感症だったのがクリスによって目覚めた、と読めなくもない。だが、全然違うんじゃないか」

マルコが、少し考えて言った。

「そう言えば……オルディニウムの汚染は『感染』すると。そんな話でしたよね。
僕も向こうの世界の医学はよく分からないんですけど、何か細菌か何かがオルディニウムにあるのだとか」

「そうだ。……実の所、俺もそれは少し感じていた。ノワールとの件だ。
あいつと……何だその……セックスしてから、俺は新たな力を身に付けた。瞬間転移がそれだ。
気になって、マエザキ先生に訊いたことがある。『粘膜接触、つまりセックスでオルディニウム汚染が感染する可能性はある』と」

「つまり……僕にはよく分かりませんが、クリスとの性交でギャラは力を身に付けた、と??」

ルイジに俺は頷いた。ブレイズも、気が付くと電話をやめ俺の方を見ている。

「あるいは。クリスがそれを自覚しているかは知らないが。これは結構、重大なことかもしれない」

「そういうことですか……。ケインもかつて、『新人類』を作るため女性を捕まえては犯していましたが、そういう意味が。
しかし、それが何故重大なのです?」

ブレイズに俺は答える。

「オルディニウムについて、俺は異世界でいくつかのことを学んできました。
魔素の源であり、この世界に魔素が満ちている理由以上のことです。
あなたもご存知かもしれませんが、オルディニウムは人の肉体だけでなく精神をも蝕む。
その原理が、オルディニウムがある種の細菌――ウィルスというらしいですが、それを人に感染させた結果なのだと。
そのウィルスに冒されると、破壊衝動などが突出するといいます。そして……それは人から人へとうつる」

「つまり、放って置けば置くほど、危険は増すと?」

「そういうことになります。……」

※50以上で追加イベント

※追加イベントはなし

ブレイズが眼鏡を直した。

「なるほど……ケインの転生体なら、ありそうな話ではあります。
問題は、なぜ今なのか。そしてジェラードやコーウィンはどうしているのかですね」

「彼ら二人も精神操作を受けているのだろう、とローマンが。彼からの連絡は、未だにありませんが……」

実権が完全にクリスに移った、とは考えにくい。部分的に任されているのか、それとも……。
ただ、行動からして少なくともかなりの裁量は与えられているのだろうことは推測が付いた。

「そう言えば、ブランドさんとの電話は」

「しばらくしたら、こちらに来るそうです。少し待ちますが」

……ブレイズに質問したり、誰かに電話はできそうだ。さて。

1 ブレイズにセレスティアについて質問
2 ブレイズにカミュとの件で相談
3 ローマンに電話
4 イーリスに連絡

0000から安価下5で多数決、考察不要

※行動はとりあえず1回のみです。別途機会があるかもしれませんが、ないかもしれません。

>>623
その通りです。このまま行くと出ることはまずないでしょう。

5に「自由安価」を入れるのを忘れていました。あればどうぞ。

俺は一度イーリスに連絡を入れることにした。電話の相手は、ヘカテルにした。
カミュと連絡を取るのが筋だが……とても話す気分になれない。

01~10 電話に出ない
11~20 今大変なんです!!
21~80 どうしました?
81~99 こちらから連絡しようと思ってたんです

『どうしました?モリブスは……』

ヘカテルは普通に電話に出た。俺はそのことに安堵する。

「さっきこっちの平定は終わった。『穴』にあるクラークも無事だそうだ。
これから、ブランドさんと会う。これで随分楽になりそうだ」

『本当ですか!!良かった……本当に、心配してたんですよ??』

心底嬉しそうなヘカテルに、俺の口元が思わず緩んだ。

「ああ、ありがとう。その分だと、そっちも変わりはないようだな」

……

01~10 実は……(再判定)
11~20 城外に魔物が
21~90 ええ、特に何もなく
91~99 実は……(再判定)

『ええ、今の所特に何もなく。一度こちらに戻られますか?』

「多分な。少なくとも、ベーレン侯はモリブスに移すつもりだ。ブレイズ大司教もいる、まずモリブスは大丈夫だろう」

少し沈黙が流れる。ヘカテルが口を開いた。

『そうですか。……その後は』

「まだ決めてない。ブランドさんと会ってからだな」

『……分かりました。では、また後で』

イーリスはとりあえず異常なし、か。そのことに俺は安堵した。

############

しばらくすると……

3の倍数 「一族」のブランドが来た
3の倍数+1 青年のブランドが来た
3の倍数+2 青年のブランドとユミールが来た

6の倍数でクヴァが同行
9の倍数だと???????

「客人がお見えです」

信徒が執務室をノックし入ってくる。その後ろには、青年のブランドとユミールがいた。

「お久しぶりっす、サイファーさん!!マルコさんもお元気そうで」

「いや……僕と君だとほとんど歳変わらないし、敬語はやめようよ。前みたいな感じでいいから」

マルコが苦笑した。確かに、少し見ないうちにブランドは随分と大人びたようだ。

「ユミールも久し振り……ってお前ら」

2人の手は固く結ばれていた。互いの左薬指には、同じ意匠の指輪がある。
俺の意図に気付いたのか、「へへへ」とブランドが照れくさそうに笑った。

「調子に乗らないの。まだまだひよっこなんだから」

「そう言わないでくださいよ。俺だって、やっとユミールさんを守れる男になったんですから」

「でもまだまだ半人前ね。精進しなさい……ってそうだ。あんたに渡すものがあったわ」

ユミールがバッグの中から何かを取り出した。それは……

(コンマ下)
01~30 2本の薬瓶だ
31~50 3本の薬瓶だ
51~80 4本の薬瓶だ
81~95 5本の薬瓶だ
96~99 10本の薬瓶だ

(コンマ下2)
01~30 何もなし
31~60 幸運のボタン
61~90 不幸の宝珠
91~99 再判定

(コンマ下3)
70以上で重要アイテム

全てファンブルなし

※増強の薬5本
※コンマ関連アイテムはなし
※マナキャンセラー持参

本日はここまで。
なお増強の薬でステータス低下分は少なくとも埋まります。
(+αまであるかはコンマ次第ですが)

潔いまでのご都合主g…ゲフンゲフン

>>647
>>603のクリティカル効果とご理解下さい。結果御都合主義となったのは、仕方ないですね。

実際問題穴の探索が前作よりかなり少ないから装備の獲得チャンスも減って、その分(?)強化入った時の度合いが飛び飛び(前作のフィンゴルの手甲という一気に最終装備確定したケースもあるけど)だからそれに対応するためボスのステータス調整もシビア
判定に関わるアイテムの獲得も装備と同様に機会減少、その上確定成功アイテムは前作と違いレアって明言もあったしコンマ関連アイテムの中でランクの低い物(宝珠とかボタン?)は少し手に入りやすくしてリカバリーは利きやすくなるとかで難易度上がりがちな部分の相殺が欲しいかなっていうのをここ最近感じてる、その辺>>1が織り込み済みなら余計なお世話だけど。

というか、戦闘に関しては高コンマ連発するの前提になってるっぽいとこある。命中するか否かの時点でまず運ゲーが入る訳だし、それ考えるなら敵の体力ちょっと過剰すぎないかなと

>>649
ご指摘ありがとうございます。宝珠とボタンについては丁度考えていた所ではありました。(上の判定もその一つです)
まだ見えている実質デッドエンドの危機がありますので、それをどう回避するかですね。好感度-30はかなり痛いですし。(増強の薬の副次効果で低確率でカバーはされますが)
一応どうするかの地ならしは既に終わってますので、後は選択とコンマさえ……という感じです。当初の構想ほどは無理がなくなりました。

>>650
今回についてはさすがに酷すぎましたけどね。17以下を両方外した時点でかなり詰んでましたし、強さ設定もほぼ最悪を引きましたから。
後、そもそも3人で戦うというのがリスクを取った選択ではありました。今回は裏目に出たということです。
5人で戦うと逃走リスクという別のリスクもあったため、どちらがいいかは一概に言えませんけどね。
実際やり直しでは瞬殺という狙い通りになったわけで、結果論ではあります。

前作と同じように今作も95以上クリティカルとか入れりゃいいじゃん

前作から言われてる反転コンマを何で頑なに取り入れようとしないのか分からない。調整不足を棚にあげて低コンマ取った人たちに責任を全部押し付ける気なのかと邪推してしまう。

このルート危険だと伝えたり、参加者がまともに行動する事を前提にしてるあたり、TRPG的だよな。
それ故、悪意ある参加者には弱すぎる。

再開します。

>>655
クリティカル緩和で逆に緊張感を削いでしまったという反省があります。現状は入れるとしても95以上クリティカルまでですね。そろそろ頃合いかとも思っていますが、依然低確率です。

>>656
今回は事故だと思っています。意図的に低コンマを踏んでいると推測される場合や、不自然に単発低コンマが増えたら考えるかもしれませんが、現状ではやりません。

>>657
悪意ある参加者を除くために色々やってますが、難しいですねえ。悪意ではないが間違った方向というケースは特に。

「まず、これ。竜人に伝わる秘薬だよ。こいつの備蓄のお蔭で、クラークは何とかなったようなもんさ」

「秘薬?」

ユミールは歯を見せて笑った。八重歯が少しこぼれる。

「そう。『増強の薬』っていってね、服用者の潜在能力を引き出すんだそうだ。一回限り、だけどね。
うちに残ったのを、あるったけもってきたよ。地上のためだ、ここで使わなきゃね」

瓶は5本ある。色は透明だ。蓋を開けると、何か薬草の匂いがする。

「飲んでいいのか?」

「もちろん!そのために持ってきたんだ」

俺は戸惑いながら、それを飲み干した。……舌に強烈な苦味を感じる。

「おえええええっっ!!こ、これはキツいな……」

次の瞬間。

…………

01~30 全パラメーター+1
31~60 全パラメーター+1と成長ポイント9ポイント付与(割り振りは次の成長判定で)
61~80 全パラメーター+1と好感度上昇(全員一律で10+コンマ下一桁×5)
81~99 再判定

身体に力がみなぎってきた。……忘れていた何かも戻った気がする。

「こ、これは……」

「すごいだろ。あと4本は、誰にやるかそっちで決めて。損になることは、多分ないからさ」

……さて、どうするか。

※誰に飲ませるか指針を決めてください。なお、どうなるかはコンマ次第です。

※安価下5多数決、考察はひとまずは不要

多数決は最大公約数的に決定します。
(なお、滝と犀川のためにとっておく選択もなしとはしません)

プレイアブルの現状は以下の通りです。

ノワール
マルコ
火蓮
トニー
ナージャ
ヘカテル
エリス
(滝)
(犀川)
ユリリエ

プレイアブル候補は以下ですが、現状では対象としません。(好感度未設定のため、カミュのみ例外)

カミュ
ダリウス(能力値大幅変動予定)
ブランド(青年)
ジェニー
一条
ルイジ
(ローマン)
(フレール)
パーシャ

※すみません。成長ポイントは10ポイントに訂正します。(キリを良くするため)

>>611を参考にスキルを取り戻すことを優先でノワール、マルコ、火蓮、ヘカテルかな

上げます。

もう一度上げます。昼再開です。

>>664さんしか出ていませんが、1200まで反論なければこれで決定してしまいます。

ハズレ選択引くのもまた醍醐味なのになー。つか作者直々に悪意どうこういっちゃあかんて

救済はあるっぽいしいっそのこと無謀で無い限りでハイリスクな選択肢選んでもいいんじゃと思い始めてる

664で決定します。

>>669
前作初期に愉快犯に荒らされたことがあったので、それを排除するため現在のやり方にしています。ただ上手く進行するのは難しいですね。

>>670
理由さえしっかりしていれば構いません。明確な地雷は選択肢としていないので。
その意味で、ハイリスク選択肢に考察を要求しなかった前スレ後半はこちらの手落ちでした。選ばれるとは思っていなかったので。

やはり、今まで一緒に行動することが多かったノワールやマルコ、火蓮は欠かせない。後の一本は……剣士としての成長著しいヘカテルにするか。

「マルコも飲んでみるか?確かに効き目はありそうだ」

「そうですか?……確かに薬っぽいですね」

グイとマルコは薬を一飲みした。

……

01~30 全パラメーター+1
31~60 全パラメーター+1と成長ポイント10ポイント付与(割り振りは次の成長判定で)
61~80 全パラメーター+1と好感度上昇(20+コンマ下一桁×3)
81~99 再判定

「うっ、まずっ……」

マルコはしばらく絶句した。吐くのを必死に耐えた後、「あれ……?」と漏らす。

「確かに、力が湧いてきますね。……あと3本は?」

「ノワールとカレン、ヘカテルに渡そうと思っている。行動することも多いし、丁度いいんじゃないか」

「確かに。イーリスには一度戻るんですよね」

俺は頷いた。ユミールは期限良さそうに笑っている。

「まだあるよ。これ、何だか分かるかい?」

差し出したのは、首輪のようなものだ。……これは?
ブレイズが驚いた表情になる。

「……これは……マナキャンセラー?」

「そうです。イーリスに保管してあったのを使いました。余ってたんで、こっちにもと」

「ということは、セレスティアはこれで拘束されている?」

01~20 ……いえ……
21~90 そうです
91~99 いえ

※再判定

奇数 昇格
偶数 フローラが……

ブランドが口を開いた。

「いえ、マナキャンセラーは彼女には使ってません。使う必要がなくなったんです」

「どういうことです?」

訝しそうなブレイズに、赤い宝石の中の「ブランド」が言った。

「俺との戦いの最中で、正気に戻ったようだ。ケインの洗脳が甘かったのだろうな。
今はクラークで養療中だ。傷が治れば、お前の元に来ることもあろう」

「そうですか……しかし、マリーンはどこに?彼女から何か聞いてはいませんか」

01~10 ブランドは静かに首を振った
11~70 分からん、聞いてない
71~90 確か……
91~99 ??????????

※ファンブル

「聞いてないが……色々話を総合する限り、この世の者ではないだろうな。
夫の死後もジェラードの間で過ごしていたのは聞いているだろう。その後、ジェラード乱心後は確か一般市民を装いサイラスにいたはずだ。これはクヴァもユミールも知らなかったことだ。
マイセンらの奮闘空しくサイラスは壊滅したが……つまりは、そういうことだ」

「そんなっ……!!馬鹿なっ……あの子がそう簡単に、死ぬはずが……!!」

「……セレスティアは一度サイラスに逃げたが、そこで『血の呪い』の発動の跡を感じた。形見もある……『ブランド』、あれを」

沈んだ表情で、ブランドが髪飾りをブレイズに差し出した。

「……多分、マリーンさんの物かと」

それを見たブレイズの目に涙が浮かぶ。

「……間違いない、あの子の物だ……!!……すみません、しばらく消えます」

唇を噛み締めながら、ブレイズは空間の歪みを作り出した。

「……申し訳ありません。……多分、私はジェラードとコーウィンを……いえ、ケインを許すことはできないでしょう。
全力で、あいつの存在を、消します」

そう言い残してブレイズは去って行った。

※ブレイズが最強硬派になりました。ケインの血筋の人間は、いかなる理由があろうと最優先で廃人にしようとします。
※仮にクリスを捕縛した場合、進行に制限がかかります。

「あの男も、冷静に見えて意外と血の気が多いからな。……さて」

※50以上で???

一時休憩。これでしばらくブレイズは登場しません。

前作って一族の子孫はマリーンレベルの濃さでも血の呪いは起きませんっていってた気がするけどそこらへんは割とコロコロ変わるんだな

>>692
設定忘れまくってますね……。

とりあえず、今作のを正式設定にします。血が薄まるほど発動はしにくくなりますが、オルディニウムの重度汚染者や一族の血縁者なら発生しうるということにします。
(そうでないとクエルボ暴走の説明がつきにくくなります)

遺体見つからずと言うことはブランドみたいにオルディニウムで怪物にされてる可能性まで同時浮上か、厄介だな

>>694
ローマンが知らないだけなので、可能性はあります。(ただし未確定)

カミュとの一件の後始末を頼むどころじゃなくなった上に他の都市奪還戦での助力もクリス捕縛に関わらない部分では期待できなくなったっぽいのが痛いね…ほんと大事な時に限って厄介事積み上げるの好きねぇ今作のコンマ神は

再開は1830以降です。

>>697
都市奪還戦にはほとんど参加不可ですね。クリスとの決戦には絶対殺すマンとして出ますが、多分周囲お構い無しでしょう。下手すると単騎で乗り込み……なんて笑えない展開もあります。
ただ、カミュの件は実質詰みに直結するため、ルートを一応作ってあります(実は既に乗せています)。

フローラはどうするのだか

>>700
フローラは描写がありませんが、ブレイズの間にいます。そこで話は聞くことになるでしょう。
その後フローラがどうするかは不明です。一緒に絶対殺すウーマンになるか、抑えるか、あるいは……。

「ブランド、身体を交代してくれ。この男と、少し話がある。できれば、二人で話がしたい」

赤い宝石が言った。マルコが「えっ」と声を上げる。

「何か重要なことですか?それなら僕も……」

01~15 いや、ならいい
16~30 ……無関係ではないか
31~99 いや、サイファーに話さないといけない

「いや、ならいい。……自分で解決するんだな」

「ブランド」はそう言い放った。俺は……

1 そのままにする
2 マルコを外に出させる

※安価下5多数決、考察一応不要

※重要分岐点です。(ブレイズがいないためここが実質最後の機会です)

なお2だと魅力判定が必要です。(確か魅惑の眼差しはあるはずですが、失敗するとその後、結構大変です)
1だとこの場の心証は誰も害しません。ただし、重要なフラグが消える可能性があります(後が大変です)。

上げます。

もう一度上げます。2015までない場合、少し対応を考えます。

少し早いですが、以下のどちらかにします。

1 コンマ判定(結果次第では詰み濃厚)
2 マルコの好感度をコンマ下一桁下げてやり直し

正直、702の判定は余分でした。15以下を踏まれないだろうとたかを括っていました。猛省です。

2030まで少し考えます。ご意見あれば反映します。

コンマスレで何いってんだ

安価下

>>611のリストアップでは眼差し消えたとあるけど>>1はあるはずって言うし結局どっち?
そこ曖昧なまま進めるのはマズイだろうし、無いなら無いでコンマ表の組み方にも影響しそうだし、15以下は踏まれないだろうって良くも悪くももっと狭い確率を前作でも今作でも何度も通してるのに見通し甘過ぎじゃない?って気もするし一旦進行止めた方がよくないかな

まぁ2かなぁ……
最近難易度が上がってるような気がする……

>>710
それを言われると返す言葉がないです。

>>711
まず眼差しは増強の薬で戻っています。あるはずだと言ったのは、この日になってから消化はされていないはずということです。説明不足でした。
後、見通しの甘さは認めます。安価にしても「これはまず選ばないだろう」というのを選ばれてしまってますし。

>>712
思うところあり、部分的に辛くはしてます。

意図的にスルーしてるようで申し訳ないとは思うが、デッドエンドペナルティを設けてる理由を教えてもらえない?これが一番スレをおかしくしてると思うんだけど、頑なに貫き通してるからずっと不思議だったのよね

>>714
理由はいくつかありますが、一番大きいのは考えて選択してもらいたいという点ですね。考えずに脊髄反射でやられるのはかなり困るので。
安易な死に戻りは基本的にさせたくないというのもあります。
ただ、前回のように例外はあります。あれは行くのも茨の道であり、選択させる価値ありと判断しました(ぶっちゃけると、二人生存はありでした。リスクは高いですが)。

というわけで、マルコの好感度を下げた上で702自体を消します。今回は私の完全なミスです。大変失礼しました。

マルコの好感度 コンマ下一桁減少

マルコ好感度 145

では、再開です。

「ブランド、身体を交代してくれ。この男と、少し話がある。できれば、二人で話がしたい」

赤い宝石が言った。マルコが「えっ」と声を上げる。

「何か重要なことですか?それなら僕も……」

「いや、サイファーだけに伝えねばならないことだ。すまないが」

「俺も引っ込んだ方がいいですかね?」

青年のブランドが言った。

「……関係があるかもしれないな。まあ可能性は薄いが。好きにするといい」

「そうっすか。……」

3の倍数 なら聞いてます
それ以外 なら引っ込んでます

「なら引っ込んでます。宝石の中で『寝て』ますんで、終わったら起こしてください」

「すまんな。……じゃあ、二人きりにさせてくれ」


「一族」のブランドが現れ、人払いをした。ジェニーが訝しそうな顔をしている。どういうことなのだろう?


ブランドが鋭い目付きで俺を見た。

「さて……まず聞こう。……心に迷いがあるな」

「……!!どうしてそれを」

「見るものが見れば分かる。集中が微妙に欠けている。俺はブレイズのように心が読めるわけではないが……。
直感だが、何か重要なことを隠しているだろう。違うか」

俺はハッとした。カミュとのことだ。しかし、それが何の関係があるのだろうか?

※カミュとの一件を

1 話す
2 話さない

※安価下3多数決、考察不要

ごめん、もう一言。安易に死に戻りしたいからって理由で地雷を踏み抜こうとする人がいるならそれこそ考察不足として弾けばいい話かと

安価下。連レスすまん

>>725
ご忠告ありがとうございます。こちらからの細かい感想は、一段落ついてからで。

あと、ここでカミュイベントに繋げているのには、ちゃんとした物語上の説明がありますのでご安心を。

少し中断。

再開です。

俺はカミュとの一件を話した。迫られたこと、一度は出ようとしたこと。しかし房中術を使われ抗えなかったこと。そして、その結末がカミュを拒みきれなかった自分の弱さが原因であること。

俺は絞り出すように、一つ一つ話した。
ブランドは、目を閉じ黙って聞いている。

……

45-魅力(17)=28以上で魅惑の眼差し消費せず

※消費せず

度しがたいな、と言われるかと思ったが、ブランドはただ黙っていた。
そして、しばらくの沈黙の後大きな溜め息を付いた。

「……一つ聞こう。貴様、オルディニウムに触れているな」

予想外の質問に、俺は一瞬たじろいだ。

「……厳密には、オルディニウムの入った銃ですが。あとオルディニウムの鉱石からの魔素を受けたぐらいです。……それが何か」

「……そうか。その後に異変は」

「異変……一時、頭に変な声が響き、発狂しかけたことがあります。後、同じくオルディニウムの感染者になったノワールと、性交渉を。
その後ぐらいから、瞬間転移が使えるようになりました」

「やはりな。貴様、人間をやめ始めているぞ。恐らくは、ノワールというジャックの子孫も」

「……何ですって?」

俺は絶句した。俺が、そしてノワールが人間をやめ始めている??どういうことだ、一体!?

「慌てるな。まださして問題ではない。これ以上進むと、貴様は『一族』に近い存在へと変わるが、今のところは人間の域を逸脱しておらん。
さっきあの部屋にいた、眼鏡の男も同様だ。それ自体は、さほど深刻ではない」

俺は胸を撫で下ろした。だが、ブランドの表情は険しい。彼は少し目を閉じ、話を続ける。

「オルディニウムの存在は、俺も知っていた。大昔、不死兵団の研究をケインとしていたことがある。その過程で、オルディニウムの存在に気付いた。
だが、あれは危険すぎると、俺は手を引いた。特殊加工したアンバライトを採用しようとしたわけだが……これは貴様には関係のないことだ。
とにかく、俺はそこでオルディニウムの性質について知っている。そして、自身が――『一族』そのものが、オルディニウムによって『作られた』存在であることも、な」

ブランドは彼自身のやり方で、オルディニウムについてかなりの所まで知っていたらしい。俺はそのことに驚いた。

「しかし、それとカミュの件がどう関係が?」

「少し長い、昔話になる。俺もお前の話を聞くまで、忘れていた昔話だ。
だが、ケインの動きと関係がないとも言えない。聞く価値はあるはずだ」

ブランドはふうと息をついた。

「俺は、かつて……はるか昔だ……ある国の守護者だった。ジェスタル帝国、聞いたことは」

「歴史書にわずかに。イーリス王家がその帝国の末裔なのだとは聞いていましたが、あなたが守護者とは……」

「当然、ごく限られた一部以外は誰も知るまい。『一族』は、存在ごと消された、いやシデたちが消したからだ。それは、かつてのジュリアンたちの意図でもある。
『もはや世界は人のものだから、僕たち人外は関わるべきじゃない』というのが理屈だ。それは道理ではある。
ブレイズのように姿を変えながら関わり続ける者、ランダムのように飄々と流れて生きる者、そしてエリックのように陰に陽に暗躍する者……あまり守られてはいなかったようだが。
とにかく、俺は国の守護者だった。やることは他国の牽制が主だったが、王家に子種ができない時、一度だけ王妃に子供を生ませたことがある……どうなったと思う」

話の先が読めない。俺は首を横に振った。

「……見当も付きません」

「だろうな。……結論から言えば、国が乱れた。そいつは、俺の息子であり娘は、とても優秀だった。
だが、奴の治世が終わろうとした時、跡目争いが起きた。あまりに子供が――奴が生ませ、あるいは生んだ子供が、多かったからだ」

俺は、俺を犯そうとしたカミュの姿を思い出した。

「好色、だったのですか」

「少し違う。奴は、俺の遺伝子が混ざったことで『キャリア』になった。俺たちは違うが、オルディニウムのウィルスは、感染者を広げようとする性質がある。本人にその気はなくても、だ。
奴は、オルディニウムの本能のまま動いた。それは明らかに混乱を生み出そうとしていた。俺が動き、比較的理性的だった一人以外を幽閉し、自然死させることで収まったが、な」

「しかし俺はっ!!カミュとは、するつもりは……」

「話は最後まで聞け。この話の厄介なのは『キャリア』にその気がなくても、異性が寄ってくることにある。あればなおさらだ。
知っての通り、ジュリア・オーディナルは多くの子をもうけた。夫のミドルだけでなく、そのもう一人の妻であるライラとも、だ。
奴は幸い、その二人で満足した。話を聞く限り、潜在的『キャリア』も子供には少なかったようだ。だが、イーリス王家は血が濃かったようだ」

俺は嫌な予感がした。まさか……

「その『キャリア』同士だから、カミュが襲ったのだと??」

ブランドが頷く。

「可能性の問題だ。……おかしいとは思わなかったのか?それまで冷静に話を聞いていたカミュという両性具有者が、突如豹変したことに。つまりは、そういうことだ」

……なんということだ。俺は我が身を呪った。

そして、クリスが種をばらまくことの危険性を、俺は強烈に意識した。
つまり……「汚染者」が、鼠算式に増えかねない!??

ブランドが俺を見た。

「やっと気付いたな。……貴様の身に起きたことは、貴様だけの問題ではないということだ」

「じゃあどうしろと!?」

45-魅力(17)=28以上で魅惑の眼差し消費せず

※魅惑の眼差し消費せず

「それはケインか?貴様の話か?」

「……両方です」

ブランドは溜め息をついた。

「答えやすい方から言ってやろう。ケインについては、できるだけ早く殺すことだ。
殺してもいずれは転生するが、魔素の量が足りなければ意識は戻るまい。オルディニウムの『汚染』もさほど深刻にはならないだろう。
まあ、俺が見る所転生は100年に一度か。そのぐらいは、人類に自分自身で考え、苦しんで奴に対処してもらってもいいだろう。
だが、今の状況は深刻だ。でき得るだけ早く見つけて、殺す必要がある。
世界のどこかにいればそれでいいが、ウィルコニアにいるとなると面倒だ。俺は第四十階層までしか飛べないからな。
そこからしばらくは、自力で何とかしてもらわねばならん」

「ジェラードを正気に戻すことも考えてはいますが……」

「できるならな。だが、ケインが無策とも思えん。何より、コーウィンがいる。
話は少し、ブレイズから聞いた。双子への洗脳のかかりは、非常に強力なようだな。
ジェラードを味方に付けられれば大きいが、俺の力抜きで行くのは無謀だろう。そもそも、手段はあるのか」

俺は浄化薬と浄化弾の話をした。ブランドが興味深そうに「ほう」という。

「面白いな。それが異世界の技術か。……一興ではある。だが、相手に誰がいるかは依然分からん。危険性はあるだろうな。
で、お前の話だが……」

45-魅力(17)=28以上で魅惑の眼差し消費せず、本成功には56以上



※魅惑の眼差し発動せず、まだ判定続く

「……その程度、何とかしようとは思わないのか」

俺は言葉に窮した。ブランドの言う通りだ。だが、上手い方法も思いつかない。

「身勝手なのは分かっています。ですが……こんな形で、あいつを失いたくはない」

……

45-魅力(17)=28以上で魅惑の眼差し消費せず、56以上なら?

※魅惑の眼差し発動せず(次が最後の判定です)

「そこまでノワールという女にこだわるか」

俺は頷いた。

「俺を変えてくれたのは、あいつです。そして、俺はあいつを守ると誓った。
事情を全て話せば、分かってくれるかもしれない。……でも、自信がないんです。臆病もいいところですね」

ブランドはじっと俺を見ている。

45-魅力(17)=28以上で魅惑の眼差し消費せず、84以上で行動に変化あり

※魅惑の眼差し発動せず

「……そうか。なら俺からいくつか提案してやろう。
ノワールという女、精神感応術が使えるのだったな?」

「……ええ。嘘は通じないと思います」

「だろうな。なら、正直に言うのは手だろう。何分、オルディニウムの存在が大きい話だ。
ただ、お前一人では仕方があるまい。カミュにもこの事実を伝える必要がある。
その両性具有者が事実を飲み込めるかは、神のみぞ知る話だ。飲み込めなければ、今度こそ深みにはまる可能性がある」

やはりそういうことか。覚悟を決めねばならないか……。
俺は唇を噛んだ。ブランドがふっと笑う。

「話は最後まで聞くものだ。まだ2つ、手がある。
ジェニーというあの女。精神感応術者であるらしいな。彼女に頼んで、その夜の記憶を消してもらうのも手だ。
ブレイズほどではないだろうが、上手くすればお前は無傷でいられる。ノワールとやらも気付くまい。
ただ、ジェニーという女は真実を知ることになる。彼女が黙っているかは、また別の問題だ」

「最後の手段とは?」

「お前が、二人を幸せにするという覚悟を決めることだ。聞いた限り、お前にもカミュへの情はあるようだ。
ノワールにそれを説得し、受け入れさせる。かつてミドルが……そしてお前の祖先もやったことだ。
上手くすれば、これが一番丸く収まる。だが、一番の茨の道だ」

……

※50以上でブランドが???を持っている

※クリティカル、再判定(内容を大幅優遇)

そこで、ブランドがニヤリと笑った。

「だが、こいつを使えばあるいは上手くいくかもしれない。これを、貴様にくれてやろう」

※ブランドが持っていたのは……

01~30 媚薬2本
31~70 媚薬2本+魅惑のお香
71~90 媚薬2本+魅惑のお香+僥倖のネックレス
91~99 上に加えて????????

※魅惑のお香は魅力判定を強制成功させるものです。(魅惑の眼差しが1回増えるようなもの)

ブランドは懐から、小さなビン2本と小箱を取り出した。

「これは……今眠っている小僧がよく使っているものだ。嫁に使わされているらしいがな。
行為の前に使うといい、とは聞いた。俺はそういう行為に興味はないが……。
もしお前に覚悟があるなら、使うといい。受け取るかどうかは、お前次第だ」

……

1 正直に話すことにする
2 ジェニーに記憶を消してもらう
3 覚悟を決めて二人を娶る
4 その他自由安価

※0900ぐらいまでの多数決、考察必要
※アイテムはどれを選んでも受け取れます。媚薬を使うと、行為後の好感度が大幅上昇します(副作用もあります)。
※3を選ぶとヘカテルルートがほぼ消滅します(3股ハーレムルートは不可能ではありませんが……)。
カミュをユリリエとくっつけさせるのも不可能になります。
※3は必然的にノワールがある程度体力が戻った時の話になります。それまでに修羅場になる可能性はあります。
(適切な行動とある程度のコンマ運があれば会費はできますが)

会費→回避ですね。失礼しました。

なお、全て上手くいけば3が一番リターンが大きいと言っておきます。アイテムが入ったので、不可能ではないルートになりました。

今日はここまで。

一応、それぞれについてまとめます。

1…
ノワールの好感度は大なり小なり基本下がります。低確率で上がります。
カミュの説得が問題で、事実を受け入れられないとドツボにはまります。複数回数、魅力判定が必要です。
周囲の評価はさほど変わらないでしょう。ブランドからの情報を伝えれば「そりゃ事故だわ」ぐらいの感じでしょうか。

2…
上手くいけばノワールの好感度は変わりません。周囲も変わりません。
ただ、カミュが可哀想なことになるため、何をしたかが露見すると大変です。
ブレイズではないため、ジェニーが口を割らない保証はありません。さらに、記憶消去が失敗すると酷いことになります(低確率)。

3…
本来は非常に厳しいルートでした。50以上だと媚薬1本だったため、コンマ判定も厳しかったはずです。
ただし、事前に二人に一服盛った状態で動ける上、お香も入手したのでかなり現実的になっています。
上手くするとノワールとカミュの好感度が爆上げします。ただ、周囲の評価は微妙です。男性陣はともかく、女性陣がどうなるか。
コンマ判定でやりますが、警戒水域のナージャは危ないかもしれません。また、ヘカテルは事実を知ると可哀想なことになります。
彼女のみ、好感度下落は避けがたいでしょう(ただ、好感度ゼロにはまずならない)。

4…
もっと上手いやり方があるかもしれません。一応、酷いやり方を筆者は考えついていますが、とてもお勧めはしません。

なお、1でお香を使うと酷いことになる可能性があります。(媚薬の一種なので)
お香は実質的に3のみです。あるいは、好感度下落した後の仲直りに使うなどでしょうか。(好感度が一定以上残っていれば、ですが)
1で問題になるのはむしろカミュの説得なので、そこをどうするかです。

あと、3でのナージャ離脱確率は多分そう高くはありません。「男気あるじゃない」で上がる可能性も彼女の性格上あります。
3での女性陣の好感度下落リスクはヘカテル>>エリス>ナージャぐらいの感じです。ヘカテルだけはどうしても下がります。
男性陣は上がるのもいれば下がるのもいるでしょう。どちらも幅は小さいです。

多分情報は以上です。では、投票よろしくお願いします。

一応だけど1からのハーレムルートはあり得る?

言い忘れていましたが、3でもオルディニウムの話は二人にすることになります。

>>758
なしとはしません。少なくともヘカテルとくっつくなら1か2です。
ただ、ノワールがある程度ヘカテルに寛容とはいえ、ハードルはまだ依然高めです。

3は二股確定ですがヘカテルは完全に失恋します。エリスがどうするかは分かりません。

上げます。

2はリスクが大きすぎるから論外として、1かな。
悩んだけど、万が一この状況でナージャに抜けられると、ジュリアン永久離脱に等しくなるし、この状況でそれが起きると洗脳ジュリアンが敵になりかねんし。
夜這いの時点でアウトだけど、これを受け入れられんのならカミュは王族辞めろってレベルだし。

上げます。

>>762
と同じく1で

>>764-765
一応考察ありなので、もう少し書いていただけると助かります。
(重要分岐点なので、今回は厳しくやります)

今日は更新が遅くなりそうです。投票期限は延ばします。

>>762
ジュリアンはサイファーには協力せずともブランドやフィオナには協力するとは思います。ただ、穴が大きいのは確かです。
あと、御指摘通り受け入れられない場合は王族やめるかもですね。

周りの評価そこまで落ちないなら先祖のジュリアン直々に説教してもらうとか

>>769
それはできますね。票としてカウントします。

>>770
自己レスですが、この場合1+αという流れになります(票としては4になります)。

1200までに何もなければ1とします。
ブランドの同行有無はコンマ判定で元々予定していましたが、ジュリアンについても同様とします。

では、再開します。

「いえ……やはり正直に言います。それが、一番筋が通っている」

ブランドはふっと笑った。

「損な性分だな、貴様も。……お前の先祖を、少し思い出した」

「先祖?……アレス侯のことですか。二人の妻との間で揺れ動いたという、喜劇の主人公の」

「いや、あれはそんな軽い話ではない。今から思えばだが、あれも相当苦労したのだ。
何分、街一つを滅ぼしかねなかった話だったからな。……まあいい、両方を取らないという選択は、あの男と違うか。
まあ、これは俺からの餞別だ。貴様がそれらをどうするかは、貴様次第だ」

媚薬と小箱を、ブランドは俺の方にそっと差し出した。

「これから、イーリスに行こうと思います。ベーレン侯にモリブスに戻るよう、伝えないと。
そこで、ノワールとカミュに話をしようと思います。……あなたも一緒にいて下さると、心強いのですが」

45-魅力(17)=28以上で魅惑の眼差し発動せず
56以上だと?

※魅惑の眼差し発動せず

「……いいだろう。カミュについては俺から一言必要だろう。
だが、ノワールについては……俺が行くのは野暮だ。貴様自身が何とかしろ」

「……そのつもりです」

###########

「話は終わったんですか?」

下に降りると、マルコたちが既に待っていた。外はもう薄暗い。

「ああ。一度、イーリスに戻るぞ。今回の件を、報告しなきゃな」

ブランドがゲートを開く。自分のしでかした不始末は、自分で何とかしなきゃいけない。
しかし、俺の先祖とは、どんな人物だったのだろうか?血は争えない、ということか。

俺は思わず苦笑した。

###########

※15以下でイーリス襲撃イベント発生

※特に何もなし

###########

俺たちはイーリスの王宮前に着いた。兵士の数こそ多いが、一応朝出た時と状況は変わっていないように見える。

「私と康介は、父さんの所に行ってくるわ。本当は、ブレイズ大司教も一緒だといいんだけど……。
というか、あの人どこかに『消えた』わよね。どういうことなの?」

「話に聞いているとは思うが、彼も『一族』だ。彼らには、行ったことがある場所に飛べる力がある。このブランドさんもそうだ。
本当は、ブレイズ大司教も一緒のはずだったが……」

ジェニーはしばらく俺を見て、「……なるほどね」とこぼした。思考を読んだらしい。

「モリブスは、父さんでしばらく守るしかないかもね。ただ、正直戦力不足なのも確か。
クリスがモリブスを取り返しにくる可能性は、考えた方がいいかもしれないわ」

そう言うと、ジェニーとイチジョウは上へと消えた。

「では、俺たちも行くか。カミュに話に行くのだろう」

※45-賢さ(19)=26以上でジュリアンに接触を試みる

※ジュリアンに接触を試みる

「いえ、その前に……一度会っておきたい人物がいます。ジュリアンさんです」

「なるほどな。イーリス王家は奴の血を引いている。カミュに話をするなら、確かに力を貸してくれるやもしれんな」

ジュリアンの……ひいてはナージャの居場所は、確かイーリスの王宮外れにある迎賓館のはずだ。
マニー会長など何人かの要人は、確かあそこにいる。

……

01~05 いない
06~40 いるが、機嫌が悪い
41~95 いる
96~99 ダリウスもいる

「あら、あんた。モリブス平定終わったみたいね。とりあえずはお疲れ様……って、ブランド??」

ナージャが驚きの表情を浮かべる。ブランドは、青年の方に入れ替わっていた。ここに入る前、「姉さんには挨拶しないと」ということで出てきたのだ。

「姉さん、久し振り。……姉さんも、よく無事で」

「ブランド……全然連絡なかったから、心配したんだよ?ダリウスもいないし、あんたまでどこかに行っちゃってたら……怖かった」

ナージャはブランドの肩を掴み、震えている。目からは安堵からか、涙が流れていた。
ブランドはそっと彼女を抱きしめる。

「もう大丈夫。ダリウスさんも、多分どこかにいるよ。……俺が保障する。
彼が『覚醒』したらしいことは聞いたよ。なら、死んだなら『血の呪い』が発動してしまうはずだ。
それがない、ということは生きてるってことだ。それまでは、俺が姉さんを守る」

「うん……ありがと。……クラークは」

「大丈夫だ。クヴァさんとユミールさんが、今守ってる」

ユミールはクラークに戻っていた。ひとまずセレスティアの様子を見るらしい。

※50以上で追加イベント(大したイベントではありません、ファンブルなし)

※婚約の事実に気付く

「そう……ってあんた、その指輪は」

ブランドが照れくさそうに笑った。

「ああ、ユミールさんと一緒になることになった。式はまだだけど。
歳は随分離れてるけど、かわいい人なんだ」

ナージャの表情がぱあっと明るくなる。

「そう!そりゃよかった……ちょっと驚いたけど、本当によかった……
それにしても、ユミールさんがあたしの義妹か……なんか恐縮だねえ」

彼女はそっと涙をぬぐった。竜人は極めて長寿の種族だ。ユミールの見た目は20後半ぐらいだが、実際は80年以上を生きているらしい。

「サイファー、ありがとね。わざわざここに来たのは、ブランドを連れてきてくれたからなわけね」

俺はナージャに申し訳ないと思いながらも、「ま、そういうことだ」と苦笑した。

※ナージャ好感度 コンマ下一桁上昇(後でまた変動があり得ますが、とりあえず)

ナージャ好感度 30

「……で、ついでと言っては何だが、ジュリアンさんと話ができないか?」

01~20 できない
21~75 宝石内から可能
76~99 実体化もできる

「ごめん、地上にいた時の反動から、『しばらく寝る』んだって。申し訳ないけど、またの機会にしてくんないかな」

ナージャが苦笑した。それならそれで仕方がない。

「分かった、ならまた」

「明日はどうするんだい?ブランドが来たなら、百人力だけどさ」

「まだ決めてない。ちょっとその点について、カミュ国王と話してくるつもりだ」

ナージャが頷いた。

「そっか。なら明日朝、また何か報告会かな。じゃ、また」


部屋を出て、俺は溜め息をついた。ジュリアンの協力は、なしか。

「まあ仕方あるまい。行くぞ」

再び「一族」のブランドが表に出てきた。俺たちは、カミュの執務室に向かう。

……

01~03、および11、22 ???????????????(危機的状況)
04~15 サイファー、さん?
16~97 どうぞ
98、99 ???????????????(状況が大幅好転)

※危機的状況、再判定
※詰みに直結する展開です。場合によっては、筆者側が大きな決断をしなければいけないため、再判定では救済範囲を設けます。

01~20 カミュが正気を失っている
21~40 カミュをヘカテルが問い詰めている
41~99 救済再判定

※コンマ下3とします。

※本格的修羅場ルート

さて、本格的に困りました。正気を失っている場合よりは若干マシですが、このルートだとヘカテルが不貞に気付いていることになります。
ブレイズも当面不在のため、どうすれば丸く収められるか少し時間をください。

最悪、デスペナなし&勾玉消費の状況で、モリブス解放作戦前夜に戻すかもしれません。
やはりあそこでの判断ミスは、あまりに大きかったということになります。

なお、この場合のデスペナなしはモリブスでのデッドエンドもリセットということにします。
筆者側&読者側の判断ミスでここまでこじれるとは、正直想定外もいい所でした。

読者側の判断ミスったってカミュに会いに行った以外ねえだろ
そもそも困るくらいならそんなイベント起こすなとしか言えねえ

>>806
そこはそれほど大きくはないです。リターンも十分あり得る話でしたから。
最後の勾玉を使うかどうか、ここが全てです。色々あがきましたが、これでは……。

一応打開策を思いつきましたので続行します。

ただ、上手くいくかは自信がありません。やるだけやってみます。

ああいう時は強制的にアイテム使っていいと思うよ
無駄に書くの困るぐらいなら

>>810
そうすべきでしたね。あれだけワーニングしていたので、使う方を選ぶと思い込んでいました。

執務室の前に来ると、誰かが怒鳴っている声が聞こえる。……ヘカテルか??

「カミュさん!!どういうつもりなんですか!!!」

凄まじく嫌な予感がする。俺は扉を開けた。


……そこには、剣を抜かんばかりの勢いでカミュに詰め寄るヘカテルがいた。


「「サイファーさん!?」」

「どういうことだ、これは」

ヘカテルが、怒りと悲しみが入り混じった顔で俺の胸倉を掴んだ。

「それはこっちの台詞です!!どうして……どうしてカミュさんと寝たんですか!!」

俺は、足元が地面に吸い込まれていく錯覚を覚えた。……どうして、それを。

「僕が……僕が全部悪いんだ……サイファーさんは、部屋を出ようとしていた。そこに僕が……房中術を使った」

「房中術……何ですかそれは!?あなたは、立場を考えず、自分の欲のためにサイファーさんを襲った、そういうことですか??」

カミュは俯き、しばらくの沈黙の後頷いた。

「……そうだ。全て僕が悪い……」

「……一国の国王が、聞いてあきれますね。こんな主君に仕えるなんて、もうできそうもない」

ヘカテルが俺の方を向いた。

「サイファーさんもサイファーさんです!!ノワールさんが、どういう状況にあるか知ってますよね??
何で……何でこんな裏切りを!!……私の気持ちは……どうなるんですか……」

彼女は唇を噛む。俺に言い訳が、できるはずがない。

※10以上でブランドが介入(しばらく救済モードです) 

※ブランドが介入

「待て。この状況、言い分はある。
……まず、カミュ。何故お前がサイファーをああいった形で襲ったか。説明できるか」

ブランドが割って入った。カミュは俯いたまま首を横に振る。

「……頭が、カーッとなって……ここでサイファーさんを引き留めなかったら、きっともう……」

「やはりな。そこの女。ヘカテルといったか。少し気を治めてはくれないか。
怒りは分かるが、かなり重要な話だ。最後まで聞いてほしい」

60-ヘカテル賢さ(21)×2=18以上で成功

※クリティカル、今後の判定がやや有利に

「……ブランドさん、ですか?なぜあなたがここに」

ヘカテルが驚いたような表情を見せた。

「イーリス王家の成り立ちにも関わる話だ。……少し長くなるが、話を聞け」

#################

ブランドは、先ほど俺に話した内容を話し始めた。
オルディニウムの「感染者」は、その感染を無自覚に広めようとすること。
あるいはその因子がある者が「感染者」に近付いた場合、積極的にそれを取り込もうとすること。
感染拡大がセックスによって伝わることも話した。


「……要は、この未熟な国王がサイファーを襲ったのは、半ば本能に近いものだったというわけだ。
多分、行為の最中の記憶は半ば飛んでいるだろう。少なくとも、完全に理性は失われていたはずだ。
サイファーがオルディニウムの『キャリア』になったのは、別にこいつの責任ではない。少なくとも、拒否しようとした所からして、落ち度はない。
房中術で理性を飛ばされた後抵抗できなかったのも、同情の余地はある。こいつの本能が、『感染者』を増やそうとしていたわけだからな」

「じゃあ、僕は……その『感染者』になっているのですか?」

「可能性は薄かろうな。……だが、問題は欲求が本能から来るということだ。
このままだと、いずれまた貴様はこの男を襲うだろう。『感染者』になってからのことは、俺には分からん。だが、良いことにはならないだろう。
俺がここに来たのは、それを止めさせるためだ」

俺は眉を顰めた。

「どうやって止めるんです?」

「一つは、お前たち二人が二度と会わないことだ。幸い、サイファーには既にノワールという番がいる。
感染者同士の組み合わせは安定しやすい。こちらはそう心配していない。
問題は、貴様だ。情緒が不安定になるだろう。
そこで、もう一つ。貴様自身が別の番を見つけることだ。そうすれば、関係は安定する。
サイファーには両方娶ることも提案したが、これは蹴られたからな。それしかない」

「……どうあっても、僕はサイファーさんとは結ばれない、そういうことですね」

ブレイズは真っすぐカミュの目を見た。

「肝心のこの男に、その気がない以上は仕方があるまい。……自分を責めてはいるがな」  

……

01、11、22 ??????????????
02~15 なお下を向いている
16~99 分かりました

「……分かりました」

絞り出すように、カミュが言った。……本当に納得してくれているなら、それでいいが。

「ということだが。これで納得はできたか、女よ」

ブランドがヘカテルの方を向いた。

……

01~20 納得なんて……
21~50 よく、分かりません
51~70 理性は理解しました、けど……
71~99 ……そういうことだったんですね

ヘカテルは、唇を噛んでいる。

「……おっしゃってることは、分かりました。サイファーさんも、カミュさんも、本人の意思とは違う部分で動かされていたと……。
でも、理性では理解できても、感情はまだ……。ノワールさんの気持ちを考えると……」

「まさか、ノワールに伝えたのか!?」

※20以下で伝えている(重要判定)

※伝えている、重要選択肢

勾玉を使うことで、伝えていないことにすることができます。
伝わっていた場合、極めて高確率で詰みます。

0000から多数決を取ります。考察は必要です。

そういうのを強制発動でよくね?まず使わない選択は選ばれないと思うしテンポ的な意味でも

>>849-850
前回の反省込みです。

では、多数決を開始します。考察はちゃんと書いてください。
(誰かが5%を踏んでくれるという甘い書き込みは今回弾きます)

5票入ったら決定します。

使うで決定します。

正直、自己満足に近い多数決であったとは理解しています。申し訳ありません。

雰囲気を自分で悪くするような書き込みをして申し訳ありません。今後はこのようなことがないようにいたします。

強制発動については、少し考えさせてください。ご都合主義とも取られかねないと、今作では躊躇していました。
モリブスでのデッドエンドかどうかという際どい場合は多数決を取りますが。

敢えて多数決をするのって、自由安価で意外な意見が来るのを楽しみにしてるからなのかな?もしそうであるのなら、多数決というより「~の様に進めたいと思っていますが他にこうしたいという意見はありますか?」みたいに聞くのはどうだろ。面白いと思ったのがあればそれを採用すればいいし、特になければ想定してた流れで進めればいいしこれならみんな幸せじゃん?

なお、まだイベントは続きますが何とかなる可能性は出てきました。魅惑の眼差しも残っています。
あと2回ぐらい何事もなければ、ノワールサイドに移行できると思います。

>>867
そこまですると自由度がなくなりますね。それは多分やりません。
最近の某勇者スレ(?)のような形式は面白いとは思いますが。

少し進めます。

「いえ、それはまだ……。多分、感付いたのは私だけだと思います」

「……どうして分かったんです」

カミュがぽつりと言う。

「……あなたの様子がおかしいのと、昼にこの部屋に入った時の匂いです。……かすかな異臭に混じって、サイファーさんの匂いが。私は経験ないですけど、おかしいと思ったんです」

まるで犬のようだな、と俺はどこか非現実的な気分でヘカテルの言葉を聞いていた。

「済まないが……ノワールには俺が言う。お前は、この話は知らなかったことにしてくれ。頼む」

45-魅力(17)=28以上で魅惑の眼差し消費せず

※クリティカル、今後の展開にやや変化

「勿論、他言はしません。国王が、二代連続で醜聞で退位なんてことは、あってはなりませんから」

カミュが下を向く。……相当堪えているらしい。

「……ただ、一つ我が儘、いいですか?ノワールさんの所に行くなら、私も連れて行ってくれませんか?」

「何!?」

ヘカテルは、俺の目を見た。

「お二人の邪魔はしません。部屋の外で待ってます。……でももし、ノワールさんが納得しなかったら、私の方からも言います。
サイファー副団長は、悪くない。まだ私も全部納得できたわけじゃないですけど、本当に不本意だったというのは分かりました。これが不幸な事故だった、というのを分かってもらいたいというのは、私も同じなんです。
私もノワールさんのことは、好きですから。……あ、勿論尊敬の対象として、ですけど」

「……分かった」

邪魔をしないのなら、断る理由はない。俺は頷いた。

「……僕は、どうすれば」

唇を噛んで、カミュが言う。

「貴様はサイファーには近付くべきではないな。陣頭指揮は取ってもいいが、その精神状態なら出ない方がいい。ヘカテル以外にも感付く奴は出てくる。
それと、状態を安定させるために別の番を見付けることだ。そうすれば、サイファーがいても同じようなことには恐らくはなるまい」

ブランドが静かに言う。「……分かりました」とカミュが答えた。

※ヘカテルの好感度
01~15 中幅低下(-20)
16~50 小幅低下(-10)
51~90 変わらず
91~99 上昇(+10)

ヘカテル好感度 148

※今見たらナージャの好感度が間違っていました。45が正しいようです。失礼しました。

#########

俺は執務室を出た。……カミュのすすり泣きが聞こえるが、しばらく俺にできることはない。

さて……どうしたものか。

1 ノワールに会いに行く
2 クラークに行く
3 ローマンに電話をする
4 イーリス市街を探索
5 その他自由安価

※安価下5多数決、考察(一応)不要
※自由行動がもう一回できるかは不明ですが、低確率です。

再開します。

やはり、ノワールに話をしないといけない。けじめは、しっかりつけよう。

「ヘカテル、ノワールの病院に行く。病室前で、待っていてくれ」

「……はい」

############

病室に着く。俺は大きく深呼吸した。……分かってもらえるだろうか。
こんなに緊張したのは、人生でも数えるほどしかない。クエルボ戦の前でも、こんなに緊張はしなかった。


心臓がドクドクと音を立てる。だが、このまま待っていても、何も始まらない。


俺は病室のドアを開けた。

※ノワールの容態は……

01~03、11、22 ???????????(悪化はしていないが……)
04~60 病状は大きく変わってない
61~80 少し良くなっている
81~95 かなり良くなっている
96~99 翌日から復帰可能

※絆効果が暫定的に戻っています





※かなり良くなっている(翌日は50%で復帰(ただし基本完調でない)、翌々日で100%復帰)

「サイファー?……戻ってたんだ」

ノワールはベッドから身体を起こし、食事をとっていた。
いわゆるおかゆなどの病人食ではない。血色もかなり良くなっている。

「……大分良くなったんだな」

「うん、この一日で。モリブスの方は、終わったみたいだね」

「一応、な。……ただ少し厄介なことにはなってるが」

俺は元気になりつつある彼女を見て、心底安堵した。

※10以下か85以上でヘカテルの存在に気付く

※クリティカル、ノワールの心証は相当いい(99クリティカルのため、いくつかの判定が飛ばされます)

「……外にヘカテルちゃんがいるでしょ?どうしたの」

俺は思わず唖然とした。……確かに、本来のノワールなら物陰に隠れている人の気配は感知魔法で分かる。
神器を持つ今のヘカテルなら、なおさらだったか。

「……気付いていたのか」

ノワールは柔らかく笑う。

「そりゃあね。後、サイファーが何か抱えてるっぽいのも、何となく。
大丈夫、何があっても、私はちゃんと聞く。ヘカテルちゃんにも入ってもらって」

「そうか……。ヘカテル、入っていいぞ」

ヘカテルが戸惑いながら部屋に入ってきた。

「いいんですか、お邪魔では」

「いいのよ。あなたにも関係があることなんじゃない?」

俺は一度目をつぶり、意を決してヘカテルを見た。

「厳密には、ヘカテルは気付いただけだ。……すまない、昨日、俺は……カミュを抱いた」

###########

俺が経緯と、ブランドの推測について話している間、ノワールは静かに話を聞いていた。
もっと色々激昂されるのかと思っていたが、彼女は時折「そう」「そうなのね」と簡単な相槌を打つだけだった。
その反応の乏しさが、俺を恐怖させた。……やはり、許してもらえないのではないか?

一通り、話が終わった。

45-魅力(17)=28以上で魅惑の眼差し消費せず







※魅惑の眼差し消費、成功扱い

「……そう。よく分かったわ」

話を聞き終わったノワールは、大きく溜め息をついた。

「……許してくれとは言えない。いかなる理由があるにせよ、やってしまったことはやってしまったことだ。
だが、その過程がどういうことかだけは、ちゃんと理解してもらいたかった」

「うん。……ちゃんとサイファーの口から聞けて、良かった。
それに、サイファーが理由なしにカミュさんを抱くなんて、まずないと思ってたわ。そりゃ多少混乱はしたけど……」

ヘカテルが少し驚いた表情になった。

「本当に納得、できたんですか?私なんて、カミュさんを斬ろうとすら思ったのに」

「ん、大体はね。房中術って相当強力なのよ。あれ使われて抵抗するなんて、余程のことだと思う。
カミュさんがあれを使った理由も分かった。……オルディニウムって、それほど厄介なものなのね。
彼女を許せるかって言われたらちょっと微妙だけど、かなりの程度不可抗力だったのは理解したわ。
……むしろ、ブランドさんの仮説の方が気になった。私たちも、そういう『キャリア』同士が引き付けられている側面があるのかも」

俺はノワールを初めて抱いた時のことを思い出した。当然、まだオルディニウムには触れてもいない。

「いや、それは大丈夫だろう。……だが、とにもかくにも、済まなかった。
お前が病に伏せっている間、俺がしでかしたことは……」

その時、俺の頬に軽い衝撃が走った。ノワールの平手打ちと気付くまで、しばらくかかった。

「いつまでも終わったことグダグダ言わないの!!仕方ないことは仕方ない、それでいいじゃない。
何より、あなたが必ず私を守ってくれるという言葉は、他のどんな言葉より真実だわ。……私はそれを知ってる」

ノワールが俺に笑いかけた。俺は思わず、目が熱くなるのを感じた。

「……すまん、まさかこんなことになるなんて……お前を失うことすら覚悟していたから……。
いかんな、何か緊張が解けちまった。恥ずかしい所を見せそうだな」

ヘカテルがバツの悪そうな顔をしている。

「私……お邪魔でしょうか」

01~35 うん、ごめん
36~70 あっ……ごめん
71~99 そうだ!!

※ファンブルなし

ちょっと判定やり直します。ノワールの性格上、このセリフは言わなさそうです。
(別に910の結果が致命的とかそういう話ではなく、単純にキャラクターの行動原理の問題です)

01~70 あっ……ごめん
71~99 そうだ!!

※ファンブルなし

「あっ、ごめん……なんか無神経だったかも。
しかもヘカテルちゃん、まだサイファーのこと、好きだったもんね。本当にごめん」

「い、いいんですよ。お二人が、そういう関係なのは知ってますし。私が割って入る余地なんて、ないって知ってますし……」

ノワールがヘカテルに笑った。

「ううん、このことを知って、カミュさんに怒ったんでしょ?自分のことでもないのに。
サイファーのことをちゃんと想ってなかったら、そんなことしないよ。まあ斬るのはさすがにマズいけどさ……。
その気持ちは、私も嬉しいよ。ありがとね」

「いえいえそんな」とヘカテルが恐縮している。どうなるかと思ったが、これでひとまず丸く収まりそうだ。


しかし、ノワールは何か考え込んでいる。何だろうか?


「でも、サイファーが『キャリア』であるってことは、またサイファーが狙われるってことでもあるんだよね?」

「ああ、ブランドさんはそう言っていた。少なくとも、カミュと俺はしばらく会うべきではないと。
それを防ぐには、カミュに別の誰かをあてがい、精神的に安定させるよりほかないと言ってたが……」

「……いや、それもあるんだけど。確か、オルディニウムのウィルスは、増殖したがってるってことなわけだよね。感染者を増やして。
それで、たまたま『一族』の因子が特に強くて、しかもサイファーを好きなカミュさんがああなったと。
でも、『一族』の因子が強くなくても、そうなる危険性はあるってことなんじゃないかな」

「何が言いたいんだ?」

ノワールはまだ何か考えている。「……そうだ!!でも……」と何かを思いついたが悩んでいる様子だ。

「ノワールさん、どうしたんですか?」

75-ノワール賢さ(25)×2=25以上で???????

※ファンブルなし
※ノワール体調不良につきコンマ判定-10のペナルティ、またまだデッドエンド後の能力回復はしていません

※97…成功(あるルートが選択可能になります)

「いや、ちょっと変なことを考えついちゃって。……多分、カミュさんと同じようなことがヘカテルちゃんにも起きるんじゃないかって。
ヘカテルちゃんは房中術使えないけど、それでサイファーを襲って拒絶されたら、凄く傷つくと思うんだよね。
私はヘカテルちゃんの気持ちも知ってるし、できるなら幸せになってもらいたいと思う。
だから……いっそのこと3人で一緒になっちゃえば、ヘカテルちゃんの暴走も止められるし、割と皆が幸せになるんじゃないかなあ……って」

「「……えっ!!?」」

俺とヘカテルは、思わず大声を出した。今ノワールが言った言葉が、ちゃんと理解できない。

「ほ……本気なのか!?」

「ああ……ただの思いつきだけどね。でも、暴走の結果『感染』した場合、何か嫌な予感がするんだよね。
ブランドさんは『安定』って言ってたんでしょ?それは裏を返せば、正気じゃない状態での『感染』は、かなりまずいんじゃないかなって。
だったらいっそのこと、サイファーに進んで抱いてもらった方がいいんじゃないかな、と」

「お前はそれでもいいのか?」

「……前にも言ったけど、サイファーの『一番』が私だというのは揺るがないと思ってるからね。
それに私はヘカテルちゃんなら、そんなに嫌じゃないし」

ノワールが、少し恥ずかしそうに笑った。ヘカテルは顔を赤くしている。

「ヘカテル、お前はどうなんだ??」

60-ヘカテル賢さ(21)×2=18以上で成功

79…成功

「えっ……サイファーさんに、任せます。……でも、こんなことになるなんて……」

ヘカテルは真っ赤になりながら言った。……その様子だと、満更でもないのか。

……俺はどうする?

1 ヘカテルを抱く
2 あくまでノワール一筋で行く

※0000までの多数決、考察必要(重要分岐点です)

※1にするとヘカテル闇堕ちの可能性が消えます。ヘカテルの好感度が非常に大きく上がります(最低+100、その後の選択次第でさらに上昇)。
ノワールの好感度も一応は上がります。
半面、ヘカテル死亡時のリスクが大きく跳ね上がります(ノワール暴走など、実質デッドエンド近くになり得ます)。
また、抱いた事実が判明するとカミュのヘカテルに対する心証が悪化します。現状はいいですが、再度のカミュ暴走なり何なりがあると割と大変です。
その他、よく思わない可能性がある人物がいるかもしれません。

※2にするとヘカテル闇堕ちの可能性が残ります。カミュと違い、ヘカテルからは(多分)逃げられるでしょうが……。
ノワールの好感度は1よりは上がります。
ヘカテルは1プレイアブルのままなので、死亡時も通常の処理をするのみです(場合によってペナルティ程度)。
他キャラの好感度は変動しません。一応ですが、カミュルートも残ります(選ばれるかは別として)。

※方針決定後、決定内容次第ですがある判定を行います。好感度を極めて高く上げるチャンスがあります。

他の女とこうなった時に今回みたいな99始動でうまくいくとも思えないので1

>>921
ちょっと分かりにくいので、もう少し詳しくお願いします。

1で決定します。

俺はふーっと息を吐き、目を閉じた。前言撤回、丸く収まるなんてとんでもなかった。


3人で一緒になる??いや、確かにノワールの言わんとしていることは分かる。だが、俺は本当にそれでいいのか?


俺は考えた。女として見た場合、ヘカテルは普通に抱ける。多少胸はないが、細身で締まった身体は決して悪くはない。
見た目はノワールにはさすがに勝てないが、十分な水準にはある。性格も、思い込みは激しいが素直だし、嫌いではない。
正直に言えば、彼女の積極的な行動に、心が揺らがなかったわけでもないのだ。


……だが、俺に二人の女の人生を背負えるのだろうか?


俺は考えに考えて、閉じていた目を開いた。

「……分かった。お前を抱く。覚悟は決めたよ」

「ほ、本当、ですか……??」

戸惑いと嬉しさと申し訳なさで、ヘカテルの声が震えている。俺は苦笑しつつも頷いた。

「ああ。色々我慢させて、済まなかったな。これからは、俺も一緒だ」

「副だ……サイファーさんっ!!」

俺の胸の中に、ヘカテルが飛び込んできた。喜びからか、俺を抱き締めながら涙を流している。

俺はしばらく彼女の頭を撫でてやった。ノワールの微笑みは、「これで良かったんだ」と言っているようにも見える。


しばらくして、ヘカテルが俺の胸から離れた。涙を拭う彼女に、俺は訊く。

「……しかし、抱くと言っても……まさか、これからするのか?」

※35以上で……

※ノワールが……

ノワールがうーんと唸っている。

「……これから、皆でサイファーの家に行く?一応、私も体調としてはかなり戻ってるの。……せっかくだから、皆でしない?」

「えっ……3人でか?というか、無理はしない方……あっ」

俺はブランドからもらった増強薬、そして媚薬とお香のことを思い出していた。まさか、こういう使い道になろうとは。

「……一応、ブランドから薬を幾つかもらっていたのを思い出した。まず先に、こっちを飲んでくれ。『増強薬』なんだそうだ。肉体の潜在能力を引き出すとか聞いた。
ああ、ヘカテルにも用意してあったな。お前も、せっかくだから」

俺はザックから二本の瓶を取り出した。中には小さめの、二本の小瓶がまだ残っている。

「『増強薬』?初めて聞くけど……まあブランドさんのものなら、大丈夫なのかな」

ノワールがぐいとそれを飲み干した。ヘカテルは躊躇しつつも、えいやとばかりにそれを一気に飲んだ。

…………

01~30 全パラメーター+1
31~60 全パラメーター+1と成長ポイント10ポイント付与(割り振りは次の成長判定で)
61~80 全パラメーター+1と好感度上昇(20+コンマ下一桁×3)
81~99 再判定

※コンマ下 ノワール
※コンマ下2 ヘカテル

※ヘカテルのみ再判定

01~60 全パラメーター+2
61~85 全パラメーター+2、覚醒カウンタ1(特殊能力取得判定へ)
86~99 全パラメーター+2、覚醒カウンタ2(特殊能力確定)

ファンブルなしです。

※特殊能力の中身

3の倍数 運命操作(一度だけヘカテルに関する判定をやり直せる)
3の倍数+1、2 空中浮遊

9の倍数なら両方とも

今日はここまで。さすがにこちらにとっても予想外です。

なお、好感度判定は明日やります。

>>912
ここみす?

思えばヘカテル1スレ目からずっとサイファー追っかけて成長したと思えばサイファーがまだ好きでって繰り返して、ようやく報われるんだな
それはともかくここの主人公は貧乳しか抱けない運命なのか

>>940
ミスではないはずです。(あとで「そうだ!!」と発言してます)
なお、当初の表だとノワールが「ヘカテルは邪魔だから出ていって」という趣旨の発言になる予定でしたが、さすがに酷いので取り止めた次第です。

>>941
そもそも巨乳キャラが少ない気が。カミュもせいぜいBですし。エリスはそこそこあるでしょうが、巨乳というほどではないはずです(Dぐらい)。犀川もC程度ですしね。
一度だけナージャがサイファーに迫る展開を用意してましたが、サイファーが巨乳と絡むとしたらそのぐらいでしょうか。

再開します。

※コンマ下一桁×3+20 ノワール好感度上昇

ノワール好感度 362

ヘカテル(持ち越し1p)

HP 300+280(580)
筋力 18+16(34)
知力 16+9(25)
器用さ 21+22(43)
賢さ 12+10(22)
耐久力 12+14(26)
魅力 11+6(17)
好感度 148

コンマ修正 40
ダメージ修整 220、110
ダメージ軽減 95

【技能】
・溜める
1ターン消費し2倍ダメージ

・二段斬り
2回攻撃

・線斬り
1戦闘1回のみ使用可能
ダメージ×(ダメージコンマ÷20)
(1~5倍の範囲)

・入り身
最速攻撃、不意討ちダメージ3倍

・振動剣
朦朧打撃(発動70以上、継続50以上)、線斬りとの併用不可

・奥義「分身剣」
必中攻撃、確定5倍ダメージ
戦闘中1回のみ

【装備】
・長剣「サンブレード」
HP+30、コンマ修正15、ダメージ修正40、ダメージ軽減10
知力、器用さ+3
ダメージに知力補正もかかる(魔法剣と同じ扱い)

・神器「ヴォーパルブレード・改」
HP+100、全ステータス+4、ダメージ修正150、コンマ修正25、クリティカルが90以上で発動
遠距離攻撃「飯綱」可能(命中判定知力、アイテム始動扱い)、攻撃ダメージは筋力と知力両方を参照
常時2回攻撃、1.5倍ダメージ
70以上のコンマかクリティカルで「切れ味」発動、貫通効果あり
vs一族特効(ダメージ2倍)、止めを刺す時にヴォーパルブレード使用なら確率で「血の呪い」回避

・防護服「DVEC」
HP+40、ダメージ修正20、ダメージ軽減25
全ステータス+2
魔法攻撃無効、魔法の使用は不可に

・神器「源氏の籠手」
HP+30、腕力、器用さ、賢さ+4、ダメージ修正30、ダメージ軽減40
二刀流ペナルティ無視

・竜皮のブーツ
HP+20、ダメージ軽減25
器用さ+3

・増強の指輪
HP+30、筋力、器用さ、耐久力+4、ダメージ修正+20

・肉体強化の指輪
HP+30、筋力、器用さ、耐久力+2

※増強の指輪は筆者権限でヘカテル装備としました。異論あれば変えます。
※今後あるかどうか不明ですが、装備込みでの上限は50です。

※空中浮遊ですが

・通常の行動での選択肢が広がります。(空中浮遊による偵察など)
・ずっと上空にいれば飛び道具を持たない相手からの攻撃は受けません。(ヘカテル自身も遠距離攻撃はありませんが)
・上空からの突撃が使えます。(ダメージ2倍)

通常行動の選択肢増が一番のメリットと思われます。

「うっ、まずっ!!……良薬口に苦しとは言うけど……これきついねえ」

ノワールは軽くむせている。ヘカテルはというと、存外平気な顔だ。

「そうですか?薬湯と思えばこの程度……えっ!?」

ヘカテルの身体がうっすらと赤く光っている。……これは??

「凄い力が湧いてきます……!!何なんですかこれ??」

「私も……ブランドさんの薬って言ってたよね?これ、ただの薬じゃないんじゃ……」

俺やマルコの時以上の効果が発揮されているようだ。特に、ヘカテルは見た目からして尋常じゃない。

「……竜人に伝わる薬、とは聞いていたが……確かに何なのだろうな、これは」

45-知力(22)=23以上で一応の成功、本成功は67以上から

※63…成功

ヘカテルの発光現象には、見覚えがある。……サイカワがスターダストを服用した時に近い?
だが、あの時のような強烈な威圧感はない。別物であるのは確かなようだが。
今度クヴァかユミールに会ったら、聞いてみるか。

「……で、気分の方はどうなんだ?本当に、その……できる体力なのか」

「んー、ばっちりってわけじゃないけど、多分大丈夫かな。病院も明日退院するつもりだったし、外出許可くらいは下りると思う」

ノワールはケロリとしたものだ。ヘカテルは「えっ、本当に今からサイファーさんの家に行くんですか??」と顔を赤くしながらわたわたしている。
こういう彼女を見るのは初めてだが、随分と可愛い。ノワールも可愛いが、方向感がまた少し違う。

……俺の体力はというと、ブランドの薬のおかげで多少は戻っている。しかし、一度に二人を抱くのはさすがに初めてだ。
娼館ですら、そのようなことはしたことがない。……大丈夫かな。

############

※10以下、ないしは90以上で追加イベント

※追加イベントなし

############

「しまったな……掃除も碌にしてなかった」

俺は家に入るなり、そう後悔した。家は随分と埃っぽい。今回の件が始まって、家にはほとんど戻っていなかった。
昨日はカミュに襲われ、朝方に少しシャワーを浴びただけだ。致すより先に、まずは大掃除か。

「んー、私はそう気にならないけどなあ。ヘカテルちゃんは?」

「あ……私は……やっぱり、きれいな所がいいです。そこまで汚れてるようにも見えませんけど」

ヘカテルはそう言うが、やはり気になるものは気になる。俺たちは手分けして、少し掃除をすることにした。


「そういや、俺が留守中はファルーダの方に行っていたんだよな。クーデタがあったと聞いたが」

俺は床を水拭きしながら、近くのヘカテルに言う。

「ええ。ワシル将軍が反旗を翻して、そこに私たちも介入するような形になりました。
こちらにも、ファルーダ侯の圧政は伝え聞いていましたし。ひとまず落ち着いたみたいですけど、まだ旧政府の反乱軍がいるとか」

ヘカテルは窓を拭きながら答えた。

「反乱軍、か。……少し引っかかるな」

「というと?」

「ああ、主要都市が襲われているか、あるいは脅かされているのにファルーダだけ何もないというのはないと思ってな。
テルモンですら、襲撃の被害があるという。あそこはアミールが手を回しているはずだが……」

そう言えば、アミールとドワーキンはどうしているのだろう?もし健在なら、クリスに対して何らかの手は打っているはずだ。
あるいは、テルモンでの防戦に手一杯なのか?それとも、俺との戦闘の傷が深く、表立って動けないのか。

※ファルーダについて(コンマ下)
01~15 そう言えば……??
16~60 私は特に……
61~99 そう言えば……(再判定)

※アミールの状況について(コンマ下2)
70以上で何らかの情報あり(ファンブルなし)

※どちらも情報はない

「私は特に……。向こうに行けば、何か分かるかもしれないですけど」

床拭きは大体終わった。このくらいなら、大体気にはならないだろう。

「ヘカテル、窓はもう大丈夫か?」

「ええ。ノワールさんはどうしてますかね」

寝室を覗くと、既にすっかりきれいになっている。ノワールはえへへと笑った。

「魔法でちょちょっとね。やっぱこっちの世界の方が、断然魔法は使いやすいね。
……で、どうする?シャワー浴びて、しちゃおうか」

45-賢さ(19)×2=07以上で?

>>962
絆効果で再判定(すでに復活済みです)

※一連のイベントでの好感度判定は全部終わってから処理します。
恐らく最終的な好感度は大きく跳ね上がります。

※偶奇判定です。

奇数…襲撃イベントへ
偶数…イベント終了後大幅ボーナスあり

コンマ下3

※大幅ボーナスあり(3人の能力に追加が確定であります。覚醒カウンタ1以上加算も確定、ノワールの翌日復帰も確定)

「ん、そうだな。あと、シャワーを浴びたらちょっと飲んでもらいたいものがあるんだが……いいか?」

「またお薬ですか?」

ヘカテルの言葉に、俺は頷いた。

「これもブランドさんからの薬だ。……多分、変な薬じゃないと思う。『一族』じゃない方のブランドが使っているらしいが。
『こういう時の薬』なんだそうだ。せっかくだから、試してみないか?」

「へえ、何か意外だねえ。『一族』の人たちって、こういうのに興味がないと思ってた」

「実際、ブランドさんは興味がないらしいけどな。もらったんだから、試してみようか」

俺はビンと小箱を取り出した。

「これは?」

「これはお香なんだそうだ。……多分、そういう用の。ヘカテルは、初めてだったよな」

ヘカテルの顔が真っ赤になる。

「え、ええ……。正直、ちょっと怖いんですけど……」

「多分、そういうのも少し楽にしてくれるんじゃないか?ちょうどいいかもしれないな」

##########

ちょうどいい、と思っていた俺の甘すぎる考えは30分後に完全に砕かれることになった。

媚薬を飲んだ瞬間、二人は完全に雌となり、俺は一方的に絞られるだけになった。
あるいは、媚薬とお香だけならよかったのかもしれない。ここにノワールが房中術の性魔法を使ったものだから大変なことになった。
昨日の夜も相当に理性がぶっ飛んでいたが、この日は間違いなくそれ以上だった。

ヘカテルも初めてとは全く思えないほど乱れ、感じ、積極的に求めてきた。
ノワールも病み上がりとは到底思えないほどだった。重なり合い、舌を絡ませあう2人の女に、俺は後ろから交互に突き入れた。
2人を相手にしても、俺の性欲と体力は一切衰えない。2人への愛情もあるのだろうか、次から次へと精が作られている気がする。


気が付いたら、朝日が窓から差し込んでいた。


##########

本スレはここまで。明日3人の能力がどう上がったかを決めます。

本来ならこってり書きたい所ですが、それはR板の別スレで機会があれば。

新スレです。ご移動お願いします。

【コンマ】崩壊する世界を旅する18【安価】
【コンマ】崩壊する世界を旅する18【安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1522593738/)

「……もう朝か……」

10数回目の精を吐き出し、一服付いたところで俺は朝日に気付いた。疲労感はまるでない。普通なら来るはずの眠気もだ。
カミュの時もそうだったが、この房中術というものは大概に強力な代物だ。今回は媚薬なども使ってしまったから、尚更と言えた。
処女だったヘカテルに気を使ったつもりだったが、ハッキリやり過ぎた。俺は溜め息とともに頭に手をやった。

「……ん……朝だねぇ……でも、気持ちいいねぇ。もっと、する?」

ノワールがベトベトの身体でしなだれかかってきた。精液や愛液の臭いが、軽く鼻に突く。しかし、それはまた俺の股間を硬くした。
このまま何もかも忘れて、二人の身体に溺れられたら……。

いかん、まだ薬とお香の効き目が残っているようだ。これから、また軍議がある。行かねば……

「んふ、サイファーさんの、また硬くなってますよ。まだこんなに元気……男の人って、皆こうなんですか?」

ヘカテルがつんと俺のをつついて微笑む。昨晩まで処女だったとは、到底思えない。

いかん、また理性が……

45-賢さ(19)=26以上で成功

上は誤爆です。失礼しました。

クリス関連は最初から構想練ってあったの?

>>987
全くノープランだったわけではありませんが、明確に決めてもいませんでしたね。そこが設定の矛盾や穴になって出ているのは否定しません。
一応、ジェニーの死亡偽装(2~3スレ?)ぐらいから精神感応術者の死亡偽装プランは頭にありました。

ケイン復活はアシャクの話を出した辺りで少し考えていましたが、決めたのはネーロの未来予知の下りです。
そもそも何でケインがあんなキャラであんな行動を取ったのか前作ではろくに書けなかったのもあります。これに伴う描写の矛盾を一部見付けましたが、少しフォローを入れるつもりです。

デッドエンドについての考え方は前にも触れましたが改めて。

ペナルティを設けたのは「安易な選択を封じるため」というのが一番大きいです。
簡単に死を再トライできるというのは、本意ではありません。ストーリー進行にも支障が出ます。
選ぶからにはちゃんとリスクとリターンを考えた上でやってほしい、ということですね。
(あと、一度これで走り始めたので初志貫徹という意地の部分もあります)

ただ、ステータスダウンは想像以上に影響が大きいとも今回分かったので、パワポケ式にデッドエンドのペナルティを重くする方針はやめます。-1でも結構重たいので。

また、救済ですが、今回の経緯を見ていただければ分かるように結構狭い所を通った上での救済になってます。
(ブランド登場の上でさらに高コンマを要求していました)
今回即救済になったのは本当に偶然であり、本来なら様子を見ながら救済を入れるか入れないかを考えるというスタンスです。好感度はそこそこ救済入れますが。

何にせよ、スムーズな進行のため(程度によりますが)ご意見は受けます。
返信遅くなった旨、申し訳ありません。

むしろそういう人はデスペナルティ求めて安易な選択するって何度も指摘されてる

>>993
一応考察の中身から判断します。荒らし行為はカウントしない方針です(安価もコンマも)。

コンマには荒らし云々は関係ないって事は理解しておいた方がいいと思う。コンマスレって元よりそういうものだから荒らし認定するくらいならコンマを意図的に操れなくした方がまだいい。

>>997
そこは見解の相違がありますが、ここでは詳しく言うのは止めておきます。

1000ボーナスは少し面白いですね。試しに採用します。

1000が80以上で振り直し権1回(使うタイミングは指示します)
ファンブルなし

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