マーマネ「サトシ!カキ!合コンしようよ!」 (54)

カキ「合コンだと!?」

サトシ「合コン?なんだそれ」

ピカチュウ「ピッカー?」

マーマネ「えーと、合コンってのはね?」

ロトム図鑑「合コンとは……簡単に言えば男の子と女の子のお食事会のようなものロト!」

マーマネ「ロトム!」

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サトシ「お食事会?だったらいっつもマオたちとしてんじゃん」

マーマネ「えーと、そうじゃなくってさー……」

トゲデマル「マルゥ」

カキ「マーマネ、一応話しを聞かせてもらおうか?」

マーマネ「んーと……実は僕、最近ある女の子とメールしてて…」

サトシ「へー」

マーマネ「それで……その子と今度3対3でお食事会しませんか?って言われたんだよね?」エヘヘ

カキ「なるほどな、それで俺たちか」

サトシ「3対3?人数合わせたってことはバトルとかあるかな?」ワクワク

ロトム図鑑「ま、ある意味バトルロトね」

サトシ「やっぱり!」ワクワク

ピカチュウ「ピカピィ……」

カキ「たくっ、サトシは……」ハァ

カキ「で、マーマネ?その……合コンはいつなんだ?」

マーマネ「………今日の放課後」ボソッ

サトシ、カキ「今日!?」

カキ「お、おい!いくら何でも急すぎだろ!オシャレトカモシテカナキャナンナイシ……」

マーマネ「そ、そこをなんとか!」ウルウル

トゲデマル「マルゥ!」ウルウル

サトシ「あー、悪いマーマネ……今日の放課後はスイレンにバルーンの特訓付き合ってって言われてるんだよ……」

マーマネ「!?」

マーマネ「お、お願いサトシ!そこをなんとか!」ウルウル

サトシ「」ビクッ

マーマネ「や、やっとの事でここまで来たんだ!お願いだよぉ!」ウルウル

トゲデマル「マルゥ!」ウルウル

サトシ「わ、わかったから泣くなよマーマネ……」

マーマネ「サトシ!」キラキラ

サトシ「ちょっと気が引けるけどスイレンは断るよ……マーマネの為だもんな?」ニッ

マーマネ「サトシ……!僕はいい友達をもって……」ウルウル

サトシ「へへっ」ニッ

ピカチュウ「ピカー!」ニッ

ロトム図鑑「ちなみにスイレンになんて断るロト?」

サトシ「え?マーマネとカキと一緒に合コン行くから今日は無理になったごめんって」

マーマネ、カキ「アホか!!」クワッ

サトシ「え?え?」ビクッ

ピカチュウ「ピカピィ……」ハァ

マーマネ「サトシ!スイレンには合コンのこと秘密にしてよ!当然、マオやリーリエにも!」

サトシ「わ、わかった……」

マーマネ「まったく!」ハァ

カキ「……すまんマーマネ……実は俺も今日はマオと買い物の約束が……」

マーマネ「そっか、じゃ仕方ないね!2対3でもなんとかなるか」

サトシ「おう!」

ピカチュウ「ピッカー!」

トゲデマル「マルゥ!」

カキ「!?」

マーマネ「えーと、サトシ!集合場所は……」

カキ「ま、待て!」

サトシ、マーマネ「?」

カキ「…………その…………」

カキ「行かないとは言ってない……」ボソッ

放課後

アーカラ島

マーマネ「サトシ……遅いなぁ……」

カキ「まったく、時間にルーズなやつだ……」

「おーい!」

マーマネ、カキ「!」

サトシ「ごめーん!遅れた!」タッタッタ

ピカチュウ「ピッカー!」タッタッタ

カキ「遅いぞサトシ」

マーマネ「女の子たちもう来ちゃうよ~!」

サトシ「へへっ、悪い!」

カキ「で、何で遅れたんだ?」

サトシ「いや、それがさぁ……スイレンがなかなか納得してくれなくて……」

カキ「どうやって説得してきたんだ?」

サトシ「ロトムに任せてきた!」

ピカチュウ「ピカ!」

マーマネ「それでロトムいないんだ……」

カキ「おいおい、大丈夫なのかそれ」

サトシ「あれ?マーマネもカキもなんか普段と服違うな?」

カキ「べ、別に……?いつも通りだが?」ソワソワ

サトシ「そっかなぁ?」

マーマネ「サトシ!合コンするんだからオシャレしてくるのは当然だよ!」

サトシ「そうなの?」

ピカチュウ「ピカァ?」

マーマネ「まったく!なんで普段と同じ服装なのさ!」

トゲデマル「マルゥ!」

マーマネ「カキを見習ってよ!」ビシッ

カキ「お、俺は普段通りだし……」ソワソワ

サトシ「まぁまぁ……」ヘヘヘ

サトシ「それより女の子たちまだなのか?」

マーマネ「!」

マーマネ「うーん……そろそろ待ち合わせの時間なハズなんだけど……」

トゲデマル「マルゥ」

「マーマネくーん!」

サトシ、マーマネ、カキ「!」

ミヅキ「ごめんね?遅れちゃって!」タッタッタ

マーマネ「ミヅキちゃん!」

サトシ「あ、この子がそうなの?」

カキ(可愛い……)

ミヅキ「ぁ……」モジモジ

サトシ、カキ「?」

マーマネ「アハハ……ミヅキちゃんは人見知りなんだってさ?って僕も会うのは初めてなんだけど」

ミヅキ「////」モジモジ

マーマネ「ミヅキちゃん!紹介するね?前に画像で見せた友達のサトシとカキ!」

サトシ「よろしくな!ミヅキ!」

ピカチュウ「ピッカァ!」

カキ「よ、よろしく!」クワッ

ミヅキ「よ、よろしく……////」モジモジ

ミヅキ「あ、あの……マーマネくん……////」モジモジ

マーマネ「?」

ミヅキ「あ、あっちに……私の友達も来てるから……///」スッ

サトシ、マーマネ、カキ「!」

アセロラ「アロ~ラ~」フリフリ

マツリカ「ども」ペコリ

サトシ「アローラ!よろしくなー!」

ピカチュウ「ピッカー!」

カキ「………………マーマネ…」

マーマネ「?」

カキ「よくやった!」グッ

マーマネ「え?あ、うん……」

トゲデマル「マルゥ」コロコロ

マラサダショップ

ワイワイガヤガヤ

マーマネ「みんな!頼むものはこれでいい?」

サトシ「おう!」

ミヅキ「う、うん」

マーマネ「じゃ、店員さーん!」

ミヅキ「マーマネくんって気が利くね?///」

マーマネ「ま、まあね?///」テレッ

マーマネ(気が利く男アピール成功!)グッ

カキ(やるなマーマネ)フッ

ミヅキ「……………」トンッ

アセロラ「!」

アセロラ「ねぇ!アセロラちゃんさぁ?キミたちのこと知りたいなぁ!」ニコニコ

サトシ「え?俺たちのこと?」

ピカチュウ「ピ?」

アセロラ「うん!」ニコニコ

マーマネ「そ、そうだね!今日みんな会ったばっかりだし……」

マーマネ「まずは……自己紹介からいこうよ!」

サトシ「自己紹介かぁ……確かになぁ……」

マツリカ「それじゃ~まず男の子からいってみよ~」

アセロラ「わーい!」パチパチ

ミヅキ「わ、わーい」パチパチ

サトシ「じゃ、まずは俺から!」

カキ「サトシ!ゼンリョクでいけ!」

マーマネ「頑張ってサトシ!」

サトシ「俺、マサラタウンのサトシ!夢はポケモンマスターになること!」

サトシ「こいつは相棒のピカチュウ!」

ピカチュウ「ピッカー!」

サトシ「よろしくな!」

ミヅキ、アセロラ、マツリカ「お~」パチパチ

ミヅキ「夢はポケモンマスター……か、カッコいいです!」

サトシ「ま、まだ目指してる最中だけど……////」

マツリカ「マサラタウン……けっこ~遠いね~?」

カキ「サトシは今、ポケモンスクールに通うためにククイ博士の所に住ませてもらってるんですよ」

マツリカ「なるほど~」

アセロラ「ピカチュウ可愛い♪」ナデナデ

ピカチュウ「ピッカー」スリスリ

アセロラ「でも~……だったら島めぐりもやってるの?」

サトシ「うん!今挑戦中!ほらっ!カプ・コケコからもらったZリングもあるぜ!」キラン

マツリカ「守り神から……」ゴクリ

アセロラ「すっごーい!」キラキラ

サトシ「////」テレッ

ピカチュウ「ピカァ////」テレッ

ワイワイ

マーマネ「やるねサトシ……」

カキ「……よし、次は俺だな……」ガタッ

カキ「え、えと!カキで……シュッ!」カチコチ

マーマネ「か、カキ!噛んでるよ!」ヒソヒソ

カキ「うぅ////」カァー

サトシ「がんばれー!カキー!」

ピカチュウ「ピッカー!」

アセロラ「カキくん緊張してるね?」ヒソヒソ

マツリカ「カワイ~ね~?」ヒソヒソ

ミヅキ「う、うん」

カキ「えと…趣味は……バトルと……ダンスと……」カチコチ

カキ「あ、ちなみに俺もZリング持ってます!」スッ

アセロラ「うわぁー!みんなすごいねー!」

マツリカ「うん、やっぱ男は強くなくっちゃ」

サトシ「カキさ?バトルすっげー強いんだぜ!」

ミヅキ「そ、そうなんだ!す、すごい!」

カキ「////」テレッ

マーマネ(ど、どうしよう……何故かZリング持ってるのが当たり前の流れに……)ハラハラ

トゲデマル「マルゥ」ポンッ

カキ「そ、それと……妹が大好きですっ!俺の妹は世界一可愛いですっ!」

ミヅキ「…………え?」

マツリカ「せ、世界一……?」

アセロラ「ふぁー………」オクチアングリ

シーン

カキ(…………あれ?)

マーマネ(カキ……やっちゃった……世界一は言いすぎだよ……)

サトシ「カキはさー!ホシちゃん大好きでー……」

ピカチュウ「ピカピ」ポンッ

カキ「???」

マーマネ(ま、マズい……この空気をなんとかしなくっちゃ……)チラッ

マーマネ「あ、あの………」

ミヅキ「妹思い……優しいお兄ちゃんなんですね?」ニコッ

アセロラ「わかるよカキくん!私もハウスの子たちが大切で~!」

マツリカ「妹ちゃんがうらやまし~ね~?」

マーマネ「!?」

カキ「え?え?////」

ワイワイ

マーマネ(な、なんてこった……)

サトシ「へへへ、カキ、大人気じゃん!」ニッ

ピカチュウ「ピッカー!」

カキ「マーマネ!今日は誘ってくれてありがとな!」ニコニコ

マーマネ「う、うん……」

サトシ「よし!次はマーマネだな!」

カキ「マーマネ!ゼンリョクでいけよ!」ニコニコ

マーマネ「え?も、もちろんだよ!」

ミヅキ「マーマネくん、がんばって!」グッ

アセロラ「マーマネくんもきっとすごい人なんだろうね~?」

マツリカ「たのしみだね~?」

マーマネ「……………」

マーマネ(プレッシャーだ……)タラッ

トゲデマル「マルゥ」コロコロ

マーマネ(でも……やるしかない!)ガタッ

マーマネ(見てて!ミヅキちゃん!)チラッ

ミヅキ「?」

マーマネ「え、えと……マーマネです!」

サトシ「マーマネ!がんばれー!」

ピカチュウ「ピッカー!」

アセロラ「マーマネくん!ファイト~!」

カキ「マーマネ~落ち着いていけよ~」

マツリカ「キミがいう~?」クスッ

カキ「えと……////」テレッ

ミヅキ「……………」ニコッ

マーマネ「しゅ、趣味は……その……ラボで……」

ミヅキ、アセロラ、マツリカ「ラボ!?」

マーマネ「」ビクッ

アセロラ「マーマネくん!ラボってなに!?」

マーマネ「え、えと……僕の研究室みたいなもので……自宅に…」

アセロラ「研究?すごーい!」オクチアングリ

マーマネ「た、たいした研究じゃないよ///」テレッ

マツリカ「へぇ~?お金持ちなんだね~?」

マーマネ「い、いや……そんなんじゃないです……」

ミヅキ「二人とも、まだマーマネくんが自己紹介の途中だよ?」

マツリカ「あ、そうだね~」

アセロラ「ごめんね?マーマネくん?」

マーマネ「い、いや……全然大丈夫です……」

マーマネ「……………」チラッ

ミヅキ「」ニコッ

マーマネ(僕の為に……ありがとうミヅキちゃん!)キュンキュン

マーマネ「それと……この子が僕の相棒のトゲデマル!」

トゲデマル「マルゥ」コロコロ

アセロラ「かわい~」ホワーン

マツリカ「癒されるね~」ホワーン

マーマネ「あと、デンヂムシ!」

デンヂムシ「」ニョロニョロ

マーマネ「この子でデンヂムシレースするのも趣味なんだ!」

マツリカ「デンヂムシレース?」

ミヅキ「よくテレビで大会やってる……ほらっ、デンヂムシをカートに乗せてレースする……」

マツリカ「あ~」ポンッ

アセロラ「そういえば……ハウスの男の子もデンヂムシレース出たいって言ってたなぁ……」

サトシ「実はさ!俺とマーマネとカキでデンヂムシレースの大会に出たことあるんだぜ!」

ピカチュウ「ピッカー!」

アセロラ「えー?マーマネくんとカキくんはわかるけどサトシが~?」

サトシ「ど、どういう意味だよー!」

アセロラ「さぁ~?」クスクス

マツリカ「すごいじゃん、優勝できた?」

カキ「えと……まぁ////」

マツリカ「お~」パチパチ

カキ「い、いや……マーマネとサトシのお陰ですよ///」テレッ


ワイワイ

マーマネ(よ、良かった……なんとかなった…)ホッ

トゲデマル「マルゥ」ホッ

ミヅキ「マーマネくん」チョイチョイ

マーマネ「!」

ミヅキ「マーマネくんって、すごい人だったんだね?」ニコッ

マーマネ「い、いやぁ////」デレー

アセロラ「よし!男の子たちに負けてられないね!」

アセロラ「次、アセロラちゃんいきまーす!」

サトシ、カキ、マーマネ「」パチパチパチ

アセロラ「えーと……古代のプリンセス、アセロラです!」ニコッ

サトシ「古代のプリンセス!?なにそれ?」キラキラ

アセロラ「ふぁ!?」ビクッ

カキ「ニックネームか?」

マーマネ「アセロラちゃんにぴったりだね?」

アセロラ「え、えとー……好きな事は~……バトルしたり……ハウスの子供たちと遊んだり……」

サトシ「バトル!?」ガタッ

アセロラ「ふぁ!?」ビクッ

マーマネ「お、落ち着きなよサトシ……」

ピカチュウ「ピカピィ」

サトシ「へへへ、悪い」

アセロラ「…………ふふふ……」キラッ

サトシ、カキ、マーマネ「!」

マーマネ「あ、アセロラちゃん!」

カキ「そ、それはまさか……」

サトシ「Zリング!?」

ピカチュウ「ピ!?」

アセロラ「そうだよ!実はアセロラちゃんもZリング持ってます!」ドヤッ

サトシ「マジかよ!」キラキラ

アセロラ「ふっふっふ」

カキ「まさか………あの子もZリングを……」タラッ

マツリカ「実は私も」キラッ

ミヅキ「私も////」キラッ

カキ「!?」

サトシ「すっげー!」キラキラ

マーマネ(え?Zリングって持ってるのが普通なの?)

トゲデマル「マル」ポンッ

サトシ「なぁ!ここ出たらさ!みんなでバトルしようぜ!」キラキラ

マーマネ「さ、サトシ~?それはまた今度にしようよ~」

カキ「そ、そうだぞ?」

サトシ「えー?」

アセロラ「サトシ!今度ハウスに来なよ!アセロラがバトルの相手してあげるよ!」

サトシ「マジ!?いくいくー!」

ピカチュウ「ピッカー!」

マーマネ、カキ(サトシ……さりげなくまた次会う約束を取りつけやがった……)ゴクリ

マツリカ「……次、いいかな~?」

マーマネ「あ、ごめんなさい!」

カキ「どうぞどうぞ」アセアセ

マツリカ「えーと、じゃあ……」コホン

マツリカ「マツリカで~す。趣味はお花集めたり絵を描いたりで~……」

カキ「お花集めに絵か……可憐な人だ……」ホワーン

ミヅキ「マツリカちゃん、とっても絵が上手なんだよ?」

マーマネ「そ、そうなの?何か見せてもらってもいいですか?」

マツリカ「う~ん……あったかなぁ?」ゴソゴソ

マツリカ「あっ、あった…簡単なのだけど……」スッ

カキ、マーマネ「!」

カキ「う……」

マーマネ「上手い……」ゴクリ

マツリカ「/////」テレッ

サトシ「マツリカさん!マツリカさんはバトルつよ…」

マーマネ「サトシ!少しバトルから離れて!」

サトシ「わ、悪い……」ヘヘッ

ピカチュウ「ピカァ……」ハァ

カキ「マツリカさん!今度絵を描くとこ見せてもらってもいいですか?」

マツリカ「いーよー」グッ

カキ(よし!次会う約束ゲットだぜ!)

マーマネ(カキ……やるね?)

マーマネ「………それじゃ、最後はミヅキちゃんだね?」

ミヅキ「わ、私?恥ずかしいな///」モジモジ

マツリカ「ミヅキ~ゼンリョクゼンリョク~」

アセロラ「大丈夫だよミヅキ!みんなやったんだから!」

ミヅキ「う、うん///」モジモジ

サトシ「ミヅキ!大丈夫、誰もミヅキを笑わないよ!自信持っていけ!」

マーマネ(ミヅキちゃん、僕がついてるよ!)グッ

ミヅキ「えと……ミヅキです……最近カントーから越してきて……」モジモジ

サトシ「カントー!?俺と一緒だ!」ガタッ

ミヅキ「ひっ」ビクッ

マーマネ「サトシー…いきなり大声出すからミヅキちゃんが脅えてるよー」

サトシ「ご、ごめんミヅキ!」

ミヅキ「だ、大丈夫……」

ミヅキ「その……私、人と話すのが苦手で……得意なこととかはあまり無くて……」

サトシ「え?そうなの?」

マーマネ「だからサトシー……」

アセロラ「ミヅキはね?バトルが………」

ミヅキ「………………」チラッ

アセロラ「…………アセロラとマツリカちゃんの次くらいに強いの」

サトシ「へー?それって強いの?」

アセロラ「んーと……」

ミヅキ「あ、あんまり強くないです///」テレッ

サトシ「そうなの?だったら今度一緒に特訓……」

マーマネ「ミヅキちゃん!僕と一緒に今度バトルの特訓しようよ!」

トゲデマル「マル!」

ミヅキ「え?う、うん」ビクッ

マーマネ(よし!)ガッツ

カキ「なら…Zリングはどうやって手にいれたんだ?」

ミヅキ「マグレです///」テレッ

カキ「マグレ!?」

アセロラ「ミヅキって運はいいからね~?」

マツリカ「ホントホント」

ミヅキ「も、もう!////」プクー

サトシ「すっげー!」キラキラ

ピカチュウ「ピカピ……」

ワイワイ

サトシ「へぇ、これがアセロラのZクリスタルかぁ」キラン

アセロラ「うん、ゴーストZとミミッキュZだよ」

サトシ「ミミッキュZ!?」

ピカチュウ「ピカ!?」ビクッ

サトシ「すげー!なぁ、ミミッキュZのZ技見せてよ!」

アセロラ「それはハウスに来てからのお楽しみだよ♪」

サトシ「マジかよ~!じゃあさ~!……」


マツリカ「あ~動かないでね?」カキカキ

カキ(うぅ……いくら絵を描いてもらってるとはいえ……ジッと見つめられるのは緊張する……)カチコチ

マツリカ「……………」ジーッ

カキ「な、なんですか?」カチコチ

マツリカ「……いや、緊張しちゃってカワイーな~って」プッ

カキ「////」キュンキュン


マーマネ(サトシもカキもうまくやってるなぁ……)

トゲデマル「マルゥ」

マーマネ「………………」チラッ

ミヅキ「!」

ミヅキ「………………」ニコッ

マーマネ(可愛い……///)

ミヅキ「………………」スッ

トン

アセロラ「!」

アセロラ「………………ハァ……」スクッ

サトシ「? どうしたんだ?急に立ち上がって?」

ピカチュウ「ピカ?」

アセロラ「ちょっとお花をつみに♪」

サトシ「花?」

マーマネ「サトシ、お花つみっていうのは……」ゴニョニョ

サトシ「あー…」ポンッ

アセロラ「ごめんね?いこっ、マツリカちゃん!ミヅキ!」

ミヅキ「う、うん」ガタッ

マツリカ「はいよー」ガタッ


キャッキャッ

サトシ「え?3人でトイレ行くの?」

カキ「よくわからんが、女子ってそんなもんだろ?」

サトシ「ふーん……」

マーマネ「………………」

トゲデマル「マル」

マーマネ「あ、あのさ……」

カキ「わかってるさマーマネ、ミヅキのことだろ?」ポンッ

マーマネ「う、うん……」

サトシ「?」

マーマネ「………協力…してくれるかな?」

カキ「ああ!俺たちに任せておけ!」

マーマネ「カキ……」

サトシ「なんの話し?」

ピカチュウ「ピカピ……」

カキ「マーマネがミヅキを気に入ったみたいだから二人を仲良くさせる為に俺たちでマーマネをサポートしようって話しさ」

サトシ「なるほどな……」

サトシ「よし!俺とカキに任せとけマーマネ!」

マーマネ「サトシ……」ウルウル

サトシ「マーマネ!マーマネとミヅキを絶対に仲良くさせてやるぜ!」ニッ

マーマネ「ありがとう!」

サトシ「よせよマーマネ、友達の為に協力すんのは当たり前だろ?」

カキ「ああ、サトシの言うとおりだ!それに……俺の見立てではかなり脈があるぜ?」

マーマネ「ホント!?」

カキ「ああ!間違いない!」グッ

マーマネ「僕は……なんていい友達を……」ウルウル

トゲデマル「マルゥ」ウルウル

サトシ「な、泣くなよマーマネ?」

カキ「そうさマーマネ…泣いてる暇があったら作戦でも立てようぜ?」

マーマネ「うん!」ニコッ

女子トイレ


アセロラ「………あのさぁ……」

アセロラ「せっかく盛り上がってたのに水差すのやめてくれる?」プンプン

ミヅキ「知るかよブス」チッ

アセロラ「あ?」イラッ

ミヅキ「なに?またバトルでボコられたいの?」

アセロラ「いやいや、あの時はたまたま調子悪かっただけだし!」

ミヅキ「おー、おー、負けイワンコのとおぼえですか?」プッ

アセロラ「アングリー」ブチッ

マツリカ「………ケンカはやめなよめんどくさい」

アセロラ「……………」プイッ

ミヅキ「………………」チッ

マツリカ「………てゆーかミヅキ~ばけのかわ剥がれてるよ?」

ミヅキ「……あー……あのキャラつくんのも疲れるんだよねー」ハァ

アセロラ「………性悪オンナ」ボソッ

ミヅキ「………なんか言った?」

アセロラ「なにも?」ニコッ

マツリカ「………………」

ミヅキ「………ポケモンも弱点ついて弱らせてからゲットする方が効率的じゃん?それと同じだよ」

ミヅキ「……世の中の男はさぁ?お前みたくガツガツ行くバカよりああいうオンナの方が好きなんだよ!」

アセロラ「……は?バカ?」イラッ

マツリカ「はいはいやめなさい」

ミヅキ「つーか人のこと言えんの?なぁにがオクチアングリだよ?ぶりっ子してんじゃねーよブス!」ケラケラ

アセロラ「ミヅキと違ってぶりっ子じゃないでーす!素でーす!」ベー

ミヅキ「……舌ひっこぬくぞ!」

アセロラ「やってみなよ性悪オンナ!」ベー

マツリカ「……ハァ…めんどくさ……」

ミヅキ「あーあ、せっかく私がカレシいない歴=年齢のアンタたちのために出会いの場を作ってあげたのにさ~」

マツリカ「ミヅキもカレシいないじゃん」

ミヅキ「わ、私はアンタたちと違ってつくらないだけ!」

アセロラ「さっきもエラソーに男をゲットする方法とか言ってたけどどうせインターネットの知識でしょ?」プププ

ミヅキ「インターネットナメんなよブス」

アセロラ「ブスって言う方がブスだもん!」プンプン

ミヅキ「黙れブス!」

マツリカ(あ~疲れる……)ハァ

マツリカ「………ところでミヅキ……何で私たちをトイレに呼んだの?」

ミヅキ「あ~そうだった……」ポンッ

ミヅキ「………アンタたちさ?ズバリ誰狙い?」

アセロラ、マツリカ「!」

ミヅキ「………ま、今回はレベル低かったみたいだしアンタらは次回って手も……」

アセロラ「アセロラちゃんはやっぱりサトシかな!」

ミヅキ「ほう?」

アセロラ「なんか話してて楽しいしー……それに……何となくタダ者じゃない気配がするんだよねー?」

アセロラ「あ、ミヅキがサトシ狙いでも容赦しないよ?」

ミヅキ「大丈夫、狙わないから(あんなん狙う訳ないじゃん)」

マツリカ「ん~……私はカキくんかな?付き合うっていうより仲良くしたい感じ」

マツリカ「彼、カワイーし」

ミヅキ「へ、へぇ……(可愛い?こいつやっぱ変わってるな)」

マツリカ「で、ミヅキは?」

アセロラ「あ!サトシはダメだから!」

ミヅキ「しつこいな……狙わないって!ナゲツケサルとオコリザルのサル同士で勝手に仲良くやってなよ!」

アセロラ「………どういう意味?」プクッ

マツリカ「……アセロラとサトシくんがお似合いって意味だってさ」

アセロラ「も、もう!なに言ってるの!ミヅキ!////」

ミヅキ(脳ミソもサルかよ)

ミヅキ「あーあ、せっかく私がカレシいない歴=年齢のアンタたちのために出会いの場を作ってあげたのにさ~」

マツリカ「ミヅキもカレシいないじゃん」

ミヅキ「わ、私はアンタたちと違ってつくらないだけ!」

アセロラ「さっきもエラソーに男をゲットする方法とか言ってたけどどうせインターネットの知識でしょ?」プププ

ミヅキ「インターネットナメんなよブス」

アセロラ「ブスって言う方がブスだもん!」プンプン

ミヅキ「黙れブス!」

マツリカ(あ~疲れる……)ハァ

マツリカ「………ところでミヅキ……何で私たちをトイレに呼んだの?」

ミヅキ「あ~そうだった……」ポンッ

ミヅキ「………アンタたちさ?ズバリ誰狙い?」

アセロラ、マツリカ「!」

ミヅキ「………ま、今回はレベル低かったみたいだしアンタらは次回って手も……」

アセロラ「アセロラちゃんはやっぱりサトシかな!」

ミヅキ「ほう?」

アセロラ「なんか話してて楽しいしー……それに……何となくタダ者じゃない気配がするんだよねー?」

アセロラ「あ、ミヅキがサトシ狙いでも容赦しないよ?」

ミヅキ「大丈夫、狙わないから(あんなん狙う訳ないじゃん)」

マツリカ「ん~……私はカキくんかな?付き合うっていうより仲良くしたい感じ」

マツリカ「彼、カワイーし」

ミヅキ「へ、へぇ……(可愛い?こいつやっぱ変わってるな)」

マツリカ「で、ミヅキは?」

アセロラ「あ!サトシはダメだから!」

ミヅキ「しつこいな……狙わないって!ナゲツケサルとオコリザルのサル同士で勝手に仲良くやってなよ!」

アセロラ「………どういう意味?」プクッ

マツリカ「……アセロラとサトシくんがお似合いって意味だってさ」

アセロラ「も、もう!なに言ってるの!ミヅキ!////」

ミヅキ(脳ミソもサルかよ)

連投になったので
>>23は無しで

マツリカ「で、ミヅキは?」

ミヅキ「………私はマーマネくん」

マツリカ「お~……男の外見しか見ないミヅキがめずらし~」

アセロラ「ミヅキ!やっと少しはイイ子になったんだね!」

ミヅキ「……………ちょっとこれ見てみ?」スッ

アセロラ、マツリカ「?」

ミヅキ「アイツが私に送ってきた写メ。どっかの祭壇で撮った集合写真みたい」

アセロラ「な、なにこのポケモン!つよそー!」キラキラ

マツリカ「へぇ?見たことないポケモンだ。スケッチしがいがありそう」

ミヅキ「………ポケモンじゃなくて人間の方」

アセロラ「………この青い女の子……腹黒そう……」

マツリカ「緑の子は陽キャっぽいな~」

ミヅキ「そのブス女どもじゃなくてこの金髪!」

アセロラ、マツリカ「!」

マツリカ「へぇ?なかなか育ち良くて礼儀正しそうじゃん。お嬢様かな?ミヅキとは正反対だ~」

アセロラ「ま、まさかミヅキ……そっちのケが……」ブルブル

ミヅキ「違う!そいつじゃなくて金髪の男の方!」

アセロラ、マツリカ「!」

マツリカ「………あ~……」

アセロラ「なるほどね~」

ミヅキ「イケメンっしょ?」ニコニコ

ミヅキ「私はさ?アンタらと違って先をみてんの!」

マツリカ「……なるほど……つまりマーマネくんと仲良くなってこのイケメンくんを紹介してもらおうと」

ミヅキ「そゆこと♪」

アセロラ「サイテーだね」

マツリカ「………性格悪すぎだね~」

ミヅキ「負け惜しみはヤメなよ見苦しい」ニヤニヤ

ミヅキ「私がこのイケメンゲットしても合コン開いてやんないからな?」

アセロラ「べつにいーよ、アセロラキョーミないし」

アセロラ「さ、サトシたちが待ってるし戻ろ」クルッ

ミヅキ「チッ!ノリの悪いオンナだな」

マツリカ「私も会ったこと無い人とかキョーミないな…戻ろ」クルッ

ミヅキ「………どいつもこいつも…」チッ

キャッキャッ

マーマネ「!」

カキ「戻ってきたな」

アセロラ「ごめんねー?遅くなっちゃって!」

サトシ「大丈夫!気にしてないよ」

ピカチュウ「ピッカー!」

アセロラ「サトシやっさしー!実はさ?ミヅキが大きい方をゼンリョクでブリブリ……」

ミヅキ「も、もうー!アセロラちゃん!変な冗談はやめてよぉ!」ゴンッ

アセロラ「ほげっ!」

サトシ「」ビクッ

カキ「な、なぁ……今ミヅキ、グーで殴らなかったか?」ヒソヒソ

マーマネ「き、気のせいだよ……」ヒソヒソ

トゲデマル「マルゥ」

アセロラ「も、もう!ミヅキ~!ツッコミの時はもっと優しくしやらきゃダメだよー」ニコニコ

アセロラ(後でぽっかぼかにしてやんよ)

ミヅキ「ご、ごめんね?慣れてなくて……////」モジモジ

ミヅキ(後でボコだなこいつ)

マーマネ、カキ(なんだ、ツッコミだったのか)ホッ

サトシ「ミヅキとアセロラ、ホントに仲いいんだな?」

ピカチュウ「ピッカー」

マツリカ「………ね、ねぇ?」

サトシ、マーマネ、カキ「?」

マツリカ「………そろそろお店変えない?」

ワイワイ

サトシ「カラオケ?」

ピカチュウ「ピカ?」

アセロラ「うん、そうだよ!この先にアセロラたちの行きつけのカラオケ屋さんがあるの!」

サトシ「へぇー!楽しみだなぁ!」ワクワク

アセロラ「サトシは歌得意?」

サトシ「ああ、実はちょっと自信あるんだ!」

アセロラ「アセロラもハウスの子たちに歌を歌ったりしてあげてるから自信あるよー!」

アセロラ「サトシ!勝負する?」

サトシ「おっ!いいな!受けてたつぜ!」

ピカチュウ「ピッカー!」


カキ「マツリカさんはカラオケとかどうなんですか?」

マツリカ「んー……歌は好きだけど…人前で歌うのはちょっと苦手かなー?」

カキ「そ、そうなんですか……」

マツリカ「カキくんは?」

カキ「俺は……歌に合わせてダンスもやります!」

マツリカ「へぇ~ダンスか~……それじゃ、今日はカキくんのダンス見せてもらおっかな?」クスッ

カキ「喜んで!」


ミヅキ「………た、楽しみだね?」モジモジ

マーマネ「うん!」

トゲデマル「マル!」

ミヅキ「あ、あのさマーマネくん?」モジモジ

マーマネ「なに?」

ミヅキ「その……私……一人で歌うの恥ずかしいから……その……」モジモジ

マーマネ「?」

ミヅキ「い、一緒に……歌ってくれる?///」ポッ

マーマネ「……も………」ワナワナ

ミヅキ「?」

マーマネ「もちろんだよ!!!」

ミヅキ「」ビクッ


ワイワイ

カラオケ店

マーマネ「それじゃ、僕たち男子で受付してくるからミヅキちゃんたちは待ってて!」

ミヅキ「う、うん!」

マツリカ「よろしくね~」

アセロラ「任せたよ!」グッ


マーマネ「あのー、カラオケしたいんですけど……」

店員「かしこまりました。今空いてるお部屋を探しますのでお待ちください」ピッピッ

サトシ「楽しみだなー!」ワクワク

マーマネ「うん!」

カキ「とうとう俺のダンスを披露する日が……」

店員「えと………ドリンク飲み放題歌い放題7名様でお間違いないですね?」

マーマネ「はい!…………って……え?」

カキ「……7名?」

サトシ「俺たち6人だぜ?」

店員「……………?そちらの方はお連れ様ではないのですか?」スッ

サトシ「え?」チラッ

ピカチュウ「ピ?」チラッ

カキ「お連れ………」チラッ

マーマネ「様?」チラッ

「はい」

リーリエ「私も一緒でお願いします」ニコッ

シロン「コン!」

サトシ、マーマネ、カキ「!!!!???」

マーマネ「り、リーリエ!?」

サトシ「な、なんでリーリエが……」

リーリエ「今日はたまたまアーカラ島でカラオケを楽しみたい気分だったので来てみたらサトシたちを見かけたので」ニコッ

シロン「コン」

サトシ「そ、そうなんだ……」

カキ「ひ、ヒトカラってやつか?」ハハハ

リーリエ「………私もご一緒してよろしいですか?」

マーマネ「え!?」

リーリエ「………ダメなんですか?」ムスッ

マーマネ「い、いや……」

アセロラ「ねー?どうしたのー?」スタスタ

アセロラ「!」

リーリエ「……………」

サトシ、マーマネ、カキ「………………」

マツリカ「……写メの……」ボソッ

ミヅキ「………………」

リーリエ「………私……」

ミヅキ、マツリカ、アセロラ「!」

リーリエ「サトシたちのクラスメイトのリーリエと申します」ペコッ

リーリエ「よろしければ…………今日は私もカラオケをご一緒させていただけないでしょうか?」

シロン「コーン」

アセロラ「…………ミヅキ」ヒソッ

マツリカ「……どうすんのー?」ヒソッ

ミヅキ「……………」

ミヅキ「私、マーマネくんの友達のミヅキです」

ミヅキ「こちらこそよろしくね?リーリエちゃん!」ニコッ

リーリエ「はい!よろしくお願いしますミヅキさん!」ニコッ

シロン「コン!」

アセロラ「古代のプリンセスアセロラちゃんでーす♪よろしくね!」

マツリカ「マツリカだよ、よろしく~」

リーリエ「はい!よろしくお願いします」ニコッ

サトシ、マーマネ、カキ「………………」

ワイワイ

アセロラ「いや~アセロラちゃんびっくりだよぉ……まさかサトシのクラスメイトがいるなんて……」ヒソッ

マツリカ「ミヅキが一緒にカラオケするの許したのがもっとびっくりだけどね~」ヒソッ

ミヅキ「……相変わらずカオもアタマも悪いなぁお前らは」ハァ

アセロラ、マツリカ「!?」

ミヅキ「ここで受け入れた方が男どもの印象もよくなんだろ?やる気あんのかお前ら」

アセロラ「そ、そういうものなの?」

マツリカ「さぁ?」

ミヅキ「あんなブス一匹増えたところでなんの問題もないよ…それにさぁ?」チラッ

アセロラ、マツリカ「?」


カオ「そ、そのリーリエ……今日の事はマオやスイレンにはナイショにしておいてくれ」

リーリエ「何故ですか?」

サトシ「い、色々あって……」ハハッ

リーリエ「色々ではわかりませんね」ニコッ

マーマネ「お願いだよリーリエ!」

トゲデマル「マルゥ!」


ミヅキ「……私…ああいうお姫様気取りのオンナ大っ嫌いなんだよね?」

ミヅキ「………サル山のお姫様から引きずり下ろしてやんよ?」ニヤッ

アセロラ「サイテーだね」

マツリカ「サイテーだわ」


店員「あ、あの……人数は7名さまでよろしいのでしょうか?」

マーマネ「あ!そうだった!」

マーマネ「すみません……7名で……」

リーリエ「9名でお願いします」

全員「!?」

サトシ「……え?」

カキ「きゅ、9名………?」

マーマネ(まさか……)タラッ

リーリエー

リーリエ「!」

スイレン「ごめんリーリエー!」タッタッタ

マオ「遅れちゃった!」タッタッタ

ロトム図鑑「………………」ヒュー

リーリエ「いえ、全然遅れてませんよ?スイレン、マオ!」ニコッ

サトシ「スイレン……」サーッ

カキ「……マオ……」サーッ

マーマネ(やっぱり……)ガクッ


マツリカ「あらら」

アセロラ「ちょ、ちょっとミヅキー!」ヒソヒソ

ミヅキ「………………」


マオ「………んー?」

マオ「あれれ?何だか知ったカオがいるねー?スイレン?」

スイレン「うん、私たちとの約束を破って他の女と遊んでる裏切り者がいるね?マオちゃん」ジトー

リーリエ「」ニコニコ

サトシ、カキ「」ビクッ

マーマネ「ちょ、ちょっとロトム……」ヒソヒソ

ロトム図鑑「ごめんロト」ボソッ

>>31

訂正
カオ「そ、そのリーリエ……今日の事はマオやスイレンにはナイショにしておいてくれ」→カキ「そ、そのリーリエ……今日の事はマオやスイレンにはナイショにしておいてくれ」

サトシ「あ、あのさスイレン?」アセアセ

スイレン「……サトシ、私………」

サトシ「」ビクッ

スイレン「………今日のサトシとのデー……バルーンの特訓楽しみにしてたのに……ね?アシマリ?」

アシマリ「アウ」ショボーン

サトシ「ごめんスイレン、アシマリ……その……」

ピカチュウ「ピッカァ」

スイレン「事情はロトムから聞いた……マーマネの為に仕方なく私に嘘ついたんでしょ?」

スイレン「私も……ショックだったけど…許す!サトシ、謝ってくれたし…友達のためってサトシらしいし」ニコッ

サトシ「スイレン……」パァァ

スイレン「………許す……なーんて……」

サトシ「?」

スイレン「嘘です」ギロッ

アシマリ「アウ!」ペッ

サトシ「ゴメンナサイ」

ピカチュウ「ピカピィ……」


マオ「あれー?カキ、今日はモーモーミルクの配達が忙しくって買い物いけないんじゃなかったのー?」

アママイコ「アマー?」

カキ「……いや、その………」

マオ「…………見たとこ……モーモーミルク持ってないみたいだけど?」

カキ「………………の、飲んじゃった……ナンテ…」ハハハ

マオ「…………は?」ギロッ

アママイコ「アマ?」ギロッ

カキ「ヒィィ」ビクッ


マーマネ(も、もう合コンどころじゃないよこれ……)ハァ

リーリエ「………………」

アセロラ「もぅサトシー!お友達とばっかり話してないでアセロラちゃんともお話ししようよー!」グイッ

サトシ「アセロラ……」

スイレン「………」ギロッ

アセロラ「!」

アセロラ「古代のプリンセスアセロラちゃんです♪よろしくね?えーと……スレインちゃん?…だっけ?」

スイレン「……………」ジーッ

アセロラ「?」

スイレン「古代のプリンセス……鼻毛出てる」プッ

アシマリ「アウ」プッ

アセロラ「!?」

サトシ「え?」

アセロラ「ふぁぁぁー!?////(う、嘘!?さっきおトイレでチェックした時は鼻毛なんて出てなかったのに!!)」バババ

スイレン「なんて、うーそです♪」テヘッ

アシマリ「アウ」テヘッ

アセロラ「」

サトシ「なんだー!またスイレンの嘘かぁ」ハハハ

ピカチュウ「ピッカー」

スイレン「ふふっ、ごめんね?冗談」ニヤニヤ

アセロラ「………………」バンッ

サトシ「」ビクッ

アセロラ「…………ふぁー?スイレンちゃんっておもしろい子なんだねー?サトシー?」ニコニコ

サトシ「あ、アセロラ……?」

ピカチュウ「ピカー……」

スイレン「……………サトシ、この子単純でおもしろい!えーと……ヤドンのプリンセス……だっけ?」

サトシ「す、スイレン……?」

アセロラ「………………」ニコニコ

スイレン「………………」ニコニコ


ゴゴゴゴ


サトシ(なんか寒気がしてきた……)ブルブル

ピカチュウ「ピカピィ……」

マオ「なに?カキは嘘ついてまで私と買い物したくなかったの?」

カキ「ち、違うんだ!話しを聞いてくれ!」

マオ「どうせいい訳でしょ?カキは私との約束を嘘ついて誤魔化してまで女遊びしてたってホシちゃんに言うからね!」

カキ「そ、それだけはやめ……」

マツリカ「まぁまぁ」

マオ「!」

マツリカ「カキくんも反省してるみたいだしさー?許してあげなよー?」

カキ「マツリカさん!」ウルウル

マオ「…………嫌です……これはカキと私の問題です!関係ない人は引っ込んでてください!」プイッ

アママイコ「アマ!」プイッ

カキ「マオ!マツリカさんにそんな言い方……」

マツリカ「ふふっ」クスッ

カキ、マオ「!」

マツリカ「あらら?もしかして嫉妬してるのかな?マオちゃん……だっけ?キミもカワイーねー?」

マオ「…………」プクー

アママイコ「アマ」プクー

ミヅキ(チッ!なんだかメンドーなことになってきたな?ここは……)

ミヅキ「マーマネくん」チョイチョイ

マーマネ「?」

ミヅキ「………うーんとね?」ヒソヒソ

マーマネ「………うん、わかったよミヅキちゃん!」

リーリエ「…………………」

マーマネ「リーリエ!」

リーリエ「………なんですか?」

マーマネ「その………ごめんね?実はミヅキちゃん……人見知りでさ?リーリエだけだったら良かったけど、さすがに知らない人ばっかりは恥ずかしいらしいんだ?」

リーリエ「……………」

マーマネ「だからその……今回は悪いんだけど………」

ミヅキ(いやぁ…ホントに便利だわマーマネくんWW)

リーリエ「…………聞こえませんね」

マーマネ「え?」

ミヅキ「…………?」

リーリエ「………ミヅキさん」クルッ

ミヅキ「な、なに?リーリエちゃん」

リーリエ「論理的結論から言いますと……自分の思ったことは自分の口から言わなくては相手に伝わりませんよ?」ニコッ

シロン「コン!」

ミヅキ「………は?」

マーマネ「り、リーリエ!ミヅキちゃんは人見知りの恥ずかしがり屋で…」

リーリエ「………マーマネ…私の"女の勘"から言いますと…」

リーリエ「………ミヅキさんは……きっと人見知りの恥ずかしがり屋さんではありませんよ?」

ミヅキ「!?」

マーマネ「………え?」

リーリエ「………違いますか?ミヅキさん?」ニコッ

ミヅキ「…………わ、私……その………」モジモジ

マーマネ「リーリエ!もうやめてよ!ミヅキちゃんが嫌がってるよ!」

ミヅキ「マーマネくん…」ウルウル

マーマネ「み、ミヅキちゃん!僕に任せてよ////」

ミヅキ「うん♪マーマネくんって頼りになるね////」

リーリエ「……………」

ミヅキ「………………ヤなオンナ…」ボソッ

リーリエ「…………今のは……」

ミヅキ「?」

リーリエ「ちゃんと聞こえましたよ?ミヅキさん」ニコッ

シロン「ゴァン!」グルル

ミヅキ「………リーリエちゃんって随分都合のいい耳持ってるんだね?」ニコッ

リーリエ「………あなたの方こそ……都合のいい性格してますね?」ニコッ

ゴゴゴゴ

マーマネ「????」



ロトム図鑑「ぼ、ボク用事思い出したからもう帰るロトー!」ヒュー

カラオケルーム

ワイワイ

アセロラ「はーい!みんなー!今日はアセロラちゃんのライブに来てくれてありがとー!」

カキ、マーマネ「わー!」パチパチ

サトシ「いーぞー!アセロラー!」

マツリカ、ミヅキ「アセロラー!ゼンリョクー!」パチパチ

リーリエ、マオ「」パチパチ

スイレン「どれうたおーかな」ピッピッ

アセロラ「それじゃー!一曲目いくよー!」

~~♪

ミヅキ「………せっかくアセロラちゃんが歌ってるんだからもっと明るくいかないと?ノリが悪いと思われますよ?」ニコッ

リーリエ「ごめんなさい…私、こういうの初めてでして……」

マオ「ごめんね?実は私もなんだ?」テヘッ

スイレン「………うーん、最初はこれうたおっかな?」ピッピッ

ミヅキ「………ふーん」


アセロラ「たいようみたいなキミーがだーいすきだ♪」

ジャン

アセロラ「えへへ////おわりっ!」ペコッ

マツリカ「いいライブだったよアセロラー」パチパチ

カキ「結構上手かったな?」

マーマネ「アセロラちゃん、本当にアイドルみたいだったよ!」

アセロラ「えへへ♪」

ミヅキ「………」チラッ

リーリエ「すごいですね?」パチパチ

マオ「うん、上手ー!」パチパチ

アセロラ「どもども」ペコッ

ミヅキ(よし、とりあえずはこっちの流れだな)

アセロラ「……………」チラッ

サトシ「アセロラってすっげー歌上手いんだな!」キラキラ

ピカチュウ「ピカー!」

アセロラ「/////」

アセロラ「……………」チラッ

スイレン「終わった?次、私入れていい?」

アシマリ「アウ」ピッ

アセロラ「」イラッ

『アローラ!!』ババッ

サトシ「お?次はスイレンか?」

マオ「スイレン!いっけー!」シャカシャ

リーリエ「スイレン!がんばリーリエです!」シャンシャン

アセロラ「ふぁ!?」ビクッ

マツリカ「……いつの間にマラカスとタンバリンを……」

ミヅキ(なにがこういうの初めてーだ。ノリノリじゃねーかよ)チッ

~~♪

カキ「……………ん?」

マーマネ「あれ?もう曲が始まってるのに……」

スイレン「………」

サトシ「ど、どうしたんだスイレン?歌わないのか?」

スイレン「や、やっぱり……」

全員「?」

スイレン「は、恥ずかしくて歌えない……!////」カァー

アシマリ「アウ////」

アセロラ(あらら、歌すら歌えないなんて……これはアセロラちゃんの不戦勝だね?)ニヤッ

スイレン「/////」カァー

ミヅキ「………うーん、じゃあ誰かスイレンちゃんのかわりに……」

マオ「大変!これじゃスイレンがカラオケを楽しめないよ!」ガタッ

リーリエ「論理的結論から言いますと……誰かがこの歌をスイレンと一緒に歌えば恥ずかしさも半減するのではないでしょうか……?」

ミヅキ(………ん?)

カキ、マーマネ「え?」

マオ「誰かスイレンと一緒に歌ってくれる人いないかな~」キョロキョロ

スイレン「/////」モジモジ

マオ「あ!」ポンッ

リーリエ「どうしたんですかマオ?」

マオ「サトシなんかいいんじゃない?」

リーリエ「グッドアイディアですね!マオ!」

サトシ「え?俺?」

アセロラ「!?」

スイレン「あ、あの……サトシ…いいかな?////」モジモジ

サトシ「ん?いいけど?」

アセロラ「………なにこれ……」ギリリ

ミヅキ(………こいつら……まさか……)タラッ

~~♪

サトシ、スイレン「おおきなこえーでアローラ♪」

ピカチュウ「ピッカッチュ♪」

ジャン

マツリカ「ブラボー」パチパチ

カキ「サトシ……歌上手すぎだな……」ゴクリ

マーマネ「まるで本人が歌ってるみたいだったよ!」

アセロラ「サトシカッコいー♪」

サトシ「へへへ///」テレッ

スイレン「………」チラッ

マオ、リーリエ「!」

マオ「すごいよ!サトシとスイレン息ぴったり!」

リーリエ「まるで夫婦のようでしたね?」ニコッ

サトシ「え?」

スイレン「な、なに言ってるの!マオちゃん!リーリエ!フウフハマダハヤイヨ////」ポッ

アシマリ「アウ!」ニコッ

アセロラ「……………」

ワイワイ

ミヅキ(…………やっぱり……こいつら組んでやがる……)ギリッ

ミヅキ(なるほどね、チーム戦か?わかったよ……ならこっちも便所で作戦会議だな…)

ミヅキ「…………おいブス、便所いくぞ」ヒソッ

アセロラ「…………………」

ミヅキ「……………?おい、聞いてんのかブ………」

アセロラ「」プルプルプル

ミヅキ「!?」

スイレン「………ん?」

アセロラ「……………」プルプルプル

スイレン「あれ?どうしたの古代のプリンちゃん?」ジロジロ

アセロラ「……………」プルプルプル

スイレン「プルプル震えて……おしっこでもしたいの?」ジロジロ

アセロラ「……………」プルプルプル

ミヅキ「挑発だ!落ち着け!キレたら終わりだぞ?」ヒソッ

アセロラ「……………」

スイレン「………私とサトシ……」ヒソッ

アセロラ「……………」

スイレン「ふ、夫婦……だって?/////」ポッ

アセロラ「」ブチッ

アセロラ「」ガタッ

スイレン「!」

サトシ「…………あ、アセロラ?どうしたんだ?」

ミヅキ(…………バカが……)ハァ

アセロラ「……………アセロラちゃん……おしっこしたいな?だからスイレンちゃん……」

アセロラ「……………ちょっと便所こいよ?」ニコッ

スイレン「…………」ガタッ

アシマリ「アウ……」

カキ、マーマネ(なにこの雰囲気……)

マオ、リーリエ(さすがにやりすぎたか……)

サトシ「へぇー?やっぱ女子同士でトイレいくのって流行ってんだなー」

ピカチュウ「ピカピィ……」

マツリカ「………止めなくていいのミヅキ?」ヒソッ

ミヅキ「…………」

サトシ「………にしてもスイレンとアセロラ、いつの間に仲良く……」

ガシッ

サトシ「………へ?」

スイレン、アセロラ「サトシも一緒に来て!!」

サトシ「えぇ!?」

マーマネ「………サトシ、つれてかれちゃったね……」

リーリエ「ですね……」

ミヅキ(………まだマーマネが残ってるからいっか……)

ミヅキ(ま、邪魔者一匹排除できただけでもあのバカにしては上出来だな……)

ミヅキ「………」チラッ


マツリカ「はーい、動かないでねー?」カキカキ

カキ「なぜ俺がマオとツーショットのイラストを……」

マオ「………嫌なの?」プクッ

アママイコ「アマ!」プクッ

カキ「………イエ……」

マツリカ(この子たちホントにカワイーな)カキカキ


ミヅキ(………もうあいつもアテになんねーし……早めに勝負キメるか…)

ミヅキ「あ、あの……マーマネくん///」モジモジ

リーリエ「マーマネ、私と一緒に歌いませんか?」

シロン「コーン!」

マーマネ「え?」

ミヅキ(………あ?)

ミヅキ(バーカ!そいつは私と歌う約束してんだよ!)

ミヅキ「マーマネくん!私と一緒に歌おうよ!」グイッ

マーマネ「み、ミヅキちゃん?」アセアセ

リーリエ「………………」

ミヅキ(こいつは私にゾッコンなんだよ!ブスが調子にのんなWW)

マーマネ「あ、あの……ミヅキちゃん…」

ミヅキ「なに?」ニコッ

マーマネ「ごめんね?リーリエと一緒に歌った後でいいかな?」

ミヅキ「…………」

ミヅキ「…………は?」

マーマネ「リーリエ!なに歌う?」

リーリエ「えーと……この曲はどうでしょうか?マーマネ、これ好きですよね?」

マーマネ「うん!いいよ!でもリーリエこの曲歌えるの?」

リーリエ「はい!練習してきましたから!」ニコッ

シロン「コーン!」

ワイワイ

ミヅキ「…………………」

ミヅキ(………な、なんで?)ギリッ

ミヅキ(だ、だって……私と先に約束してたのに………)

リーリエ「えと……これを押して……」ピッ

マーマネ「リーリエ……それは演奏停止ボタンだよ?」クスッ

リーリエ「し、知ってました!マーマネを試しただけです!////」

マーマネ「ハハハ」

ミヅキ「………………」

ミヅキ(私が……あんなブスに負けるわけ…………)ギリッ

ミヅキ(お、落ち着いて私……ここでキレたらあのバカと同じ……)

ミヅキ(どうせあのデブはイケメンを釣る餌にすぎない)チラッ

マーマネ「えーと……」ピッピッ

ミヅキ(こうなったら早めに勝負をキメるか……)

ミヅキ「あ、あの……!マーマネくん!」

マーマネ「なに?」

ミヅキ「こ、この前送ってもらった写メ!この金髪の人今日来てないみたいだけど……」スッ

リーリエ「あ、お兄様」

ミヅキ「そうそう!このお兄さ……………」

ミヅキ「………………オニイサマ?」

リーリエ「はい!その方は私の兄のグラジオです!」ニコッ

リーリエ「………それがどうかしましたか?」

ミヅキ「………………いや……」

マーマネ「?」

ミヅキ(………よりによってあのクソ女の兄貴?……最悪だ……でも……)チラッ

リーリエ「………………」

ミヅキ(ターゲット変更!まだ挽回のチャンスはある!あのブスに媚び売って……)

ミヅキ「あ、あのさ?リーリエちゃ……」

リーリエ「………………ちなみに……」

ミヅキ「?」

リーリエ「論理的結論から言いますと、人を見かけだけで判断するような人をお兄様に紹介する気は全くありませんけどね?」ニコッ

シロン「コン!」

ミヅキ「……………………」


ドンッ

カキ、マオ、マーマネ「」ビクッ

リーリエ「………………」

マツリカ(あーあ、やっちゃった)ハァ


ミヅキ「…………………」

マーマネ「み、ミヅキちゃん………?」

ミヅキ「………………もういいわ」ボソッ

マーマネ「え?」

ミヅキ「………………」スクッ

マーマネ「あ、あの……どうしたのミヅキちゃん?」

ミヅキ「つまんねーから帰んだよ」

マーマネ「………え?」

ミヅキ「ハァ……せっかくイケメンとお知り合いになるためにキョーミがまったくないデブにばけのかわ被って媚び売ってたのによぉ……最悪だよ」ポリポリ

マーマネ「え?え?」

カキ「………い、いったいどうなってんだ?」

マオ「え、えと……」

リーリエ「………………」

マーマネ「あ、あの……ミヅキちゃ……」

ミヅキ「マーマネくん」

マーマネ「?」

ミヅキ「アンタなんか最初からキョーミないからもう連絡してこないでね?」ニコッ

マーマネ「…………ぁ……」

ミヅキ「………じゃあな」

スタスタ

バンッ

マーマネ「………………」

リーリエ「………………」

カキ「………えと……」

マツリカ「…………ハァ……」スクッ

マツリカ「ごめんね?ここに3人分のお金置いとくから」スッ

カキ「あ………」

マツリカ「………それじゃ」

スタスタ

ガチャッ

カキ、マオ「…………………」

マーマネ「………」

カキ「い、いやぁ……ミヅキが急に豹変するなんてびっくりだなぁ……」アセアセ

マオ「ほ、ホントだね!あんな奴の言う事なんて気にする事ないよマーマネ!」

トゲデマル「ま、マルゥ!」

マーマネ「………うん……」

リーリエ「………………」スクッ

マオ「………リーリエ?」



ミヅキ「…………………」スタスタ

マツリカ「………あのさーミヅキ?……ああいうの良くないよー」

ミヅキ「………黙れよブス」

マツリカ「………アセロラはどうすんの?」

ミヅキ「キレて勝手に出てったバカなんか知るか!あのチビボコったら帰ってくんだろ?」

マツリカ(アンタが言うか………)

ミヅキ「あ~……イライラすんなぁ!」

「待ってください!」

ミヅキ、マツリカ「!」

リーリエ「………………」

シロン「コン!」

ミヅキ「………チッ!まだ何か用あんのかよブス!」

リーリエ「………謝ってください!」

ミヅキ「…………あ?」ギロッ

マツリカ「…………………」

リーリエ「マーマネに謝ってください!」

シロン「コン!」

ミヅキ「………やっぱコイツ、ムカつくタイプだわ」イラッ



ヒュオオ

ミヅキ「んじゃ、バトルのルールは1対1ね」

リーリエ「はい!」

シロン「コン!」

マツリカ「…………………」

「リーリエー!」

リーリエ「!」

マオ「リーリエ!」タッタッタ

アママイコ「アマ!」

リーリエ「マオ……」

マオ「もう!勝手にどこでもいかないでよ!」

リーリエ「………すみません…」

ミヅキ「………」

マオ「………てっ、なにこの状況……」

マツリカ「あー……なんだかミヅキとリーリエちゃんがポケモンバトルしてリーリエちゃんが勝ったらミヅキをマーマネくんに謝らせるんだってさ?」

マオ「は!?」

ミヅキ「………ま、私だけがワケわからない条件飲むのも嫌だしさ?」

ミヅキ「………私が勝ったらそのオンナに土下座してもらうんだけどね?」

リーリエ「………………」

マオ「なにそれ……」

マオ「リーリエ!そんなバトルやめなよ!それに……そんなんで謝ってもらったってマーマネだって嬉しくないよ!」

リーリエ「大丈夫ですマオ!私、勝ちますから!」

シロン「コン!」

マオ「リーリエ…」

マオ「あの……マツリカさん!二人を止めてください!」

マツリカ「んー……私も止めたんだけどさ?二人とも聞かなくって……」

マオ「そんな……」

マツリカ「ミヅキってさー?性格は最悪だけどポケモンバトルはメチャメチャ強いんだよねー?」

マツリカ「実は私やアセロラも負け越しなんだよー」ハハハ

マオ「負けたらリーリエ土下座させられちゃうんですよ!そんな楽観的に言わないでください!」プンプン

マツリカ「ごめんごめん」

リーリエ「いきますよ!シロン!」

シロン「コン!」

ミヅキ「………そのアローラロコン……みたとこアンタと一緒で温室育ちのお嬢様ってとこか?」

リーリエ「!」

ミヅキ「………やっぱアンタ世間知らずのお嬢様だわ?それじゃ戦闘用に鍛えた私のポケモンには絶対に勝てねーよ」ニヤッ

リーリエ「や、やってみなくてはわかりません!」ムスッ

マオ「リーリエ……」

マツリカ「んー…まぁ実際ミヅキの言う通りだろうねー」

マオ「!」

マツリカ「ミヅキって暇さえあればオハナ牧場で孵化厳選してるからさー」

マオ「孵化厳選……?」

マツリカ「ほらっ、ミヅキって性格最悪じゃん?だからカレシどころか友達も私とアセロラぐらいしかいないのよ。だから暇持て余してるんだよねー」ハハハ

マオ「そ、そうなんですか……」

ミヅキ「もうお前黙れ!」

マツリカ「はいはいすいませーん」ヘラッ

ミヅキ「……チッ!どいつもこいつも……」スッ

ミヅキ「いけっ!」ボンッ

ガオガエン「ガオ!」

マオ「ガオガエン……」ゴクリ

ミヅキ「世間知らずのお嬢様に世の中の厳しさを教えてやれ!」

ガオガエン「ガオ!」ダッ

リーリエ「…シロン!」

シロン「コン!」ダッ

マオ「リーリエ………」

……………………
…………
……

カラオケルーム

カキ「リーリエとマオ遅いな……」

マーマネ「う、うん……」

トゲデマル「マルゥ」

ガチャッ

カキ、マーマネ「!」

リーリエ「すみません…遅くなりました」

マオ「あはは、ごめんね?」

アママイコ「アマ!」

カキ「おい、いったいどこに行ってたんだ?」

マオ「……ちょっと」

カキ「いや、ちょっとって……」

リーリエ「………ミヅキさんが忘れ物をしてたんで届けてたんですよ」

マーマネ「忘れ物って……」

マーマネ「だいたいリーリエ……なんでそんなに汚れてるの?」

リーリエ「………忘れ物を届ける最中に転んでしまって///」テレッ

カキ「転んだって……まぁ、リーリエらしいが……」

マオ「…………」

アママイコ「アマ…」

マーマネ「シロンは?」

リーリエ「………少し疲れたみたいで今はモンスターボールの中です」

リーリエ「シロンの回復がしたいのでポケモンセンターによっていいですか?」

カキ「わかった、じゃあポケモンセンターに行くか!」

マオ「よし、じゃあ早くポケモンセンターに行こっか!」

アママイコ「アマ!」

マーマネ「……あの、リー……」

リーリエ「マーマネ!ミヅキさんがマーマネに心にもないこと言ってごめんなさいと言ってましたよ?」ニコッ

マーマネ「………………」

マーマネ「それは……もういいかな?」ハハハ

リーリエ「え?」

カキ「?」

マオ「……やれやれ」クスッ

アママイコ「アマアマ!」

トゲデマル「マル!」ニコッ

マツリカ「いやいや、なかなか食らいついてきたねーあの子たち」

ミヅキ「は?結果は私の圧勝だったじゃん!」

マツリカ「んー……まぁそうだけどさ?なんてゆーかー……」

マツリカ「意外と根性あったよ?あの子もロコンも」

ミヅキ「しつこかっただけだっつーの!友達のため?だかなんだか知らないけどさ?私、ああいう暑苦しいの大っ嫌いなんだよ!」

マツリカ「……その割には付き合ってやってたじゃん?メンドーならZ技ですぐ決めれば良かったのに」クスッ

ミヅキ「………ああいうクソ女はじっくり痛めつけてやりたかっただけだよ」

マツリカ「……ま、でも土下座させなかったのはかなり意外だね?」

ミヅキ「………あいつら痛めつけてスカッとしたからね……つーかアンタやもう一人のブスがゴチャゴチャ止めに入てきたらメンドーだったし」

マツリカ「あーそう」

マツリカ「……でもやっぱり一番意外だったのはミヅキが……」

ミヅキ「うるせーなぁ!少し黙れよブス!」

マツリカ「はいはい」

ミヅキ「………チッ…」

マツリカ「…………ま、なんとゆーか……」

ミヅキ「………まだなんかあんの?」イラッ

マツリカ「…………リーリエちゃんもロコンもそうだけどさー」

マツリカ「人もポケモンも……やっぱ見かけで判断するもんじゃないんだねって?」

ミヅキ「…………………」

ミヅキ「………知るか」クルッ

マツリカ「ふふっ」クスッ

ポケモンセンター

シロン「コーン」ピョンッ

リーリエ「シロン!」ギュッ

マーマネ「良かった!シロン元気になったね!」

トゲデマル「マル!」

リーリエ「はい!」


カキ「いやぁ、良かった良かった!これにて一件落ちゃ……」

マオ「いや、まだ落着してないでしょ!」

カキ「え?」

マオ「今日嘘ついて私との買い物の約束破って遊びに行った件!」

アママイコ「アマ!」ムスッ

カキ「………そ、それは……」

マオ「罰として日曜日に買い物付き合ってよね!たくさん買いたい物あるから!」

マオ「いーっぱい荷物持たせてあげるからね!」ニコッ

アママイコ「アマ!」

カキ「わ、わかったよ……」

マオ「今度は嘘ついて約束やぶらないでよー?」ジトー

カキ「…………ハイ……」

シロン「コン!」スリスリ

リーリエ「ふふっ」ナデナデ

マーマネ「…………あのさリーリエ…」

リーリエ「?」

マーマネ「……ありがとう」ニコッ

トゲデマル「マル!」ニコッ

リーリエ「………………」ナデナデ

リーリエ「……マーマネ、またみんなでカラオケに行きましょう」

マーマネ「うん!」

リーリエ「それで………」

マーマネ「?」

リーリエ「次は……今日歌えなかった曲……一緒に歌いましょうね?」ニコッ

マーマネ「……………………」

マーマネ「…………うん!」ニコッ





おわり

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