初投稿です。
モバマスの加蓮とまゆがラジオ番組やるssです。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1521037300
まゆ「みなさんこんばんは。佐久間まゆです。」
加蓮「みなさんこんばんは。北条加蓮です。」
加蓮「この番組は現代日本に生きる、存在が保護されるべき天然産女子高生アイドルである私たちがお送りする、非生産的トークバラエティ番組だよ。」
まゆ「毎度ながら相当ずうずうしい謳い文句ですねぇ。」
加蓮「二人とも儚い系美少女だしだいたいナニ言っても許してもらえるよ。」
まゆ「言いたいことはわかりますがまゆのイメージを巻き添えにしないでもらえます?」
まゆ「3月に入りまして、世間はそろそろ卒業式のシーズンでしょうか?」
加蓮「卒業式かぁ。アタシはあんまり思い出に残ってないかも。中学から高校に上がるときも、別々の高校に行くってだけで距離的に離れ離れになるわけでもなかったしね。」
まゆ「まゆも卒業式のときはそうでしたねぇ。上京してきたのもそのあとですし、そのときは夢中でそんなことまで考えてなかったですし・・・。」
加蓮「あー、ねぇ・・・・。」
まゆ「そんなわけでまゆも卒業式にはまだそこまで思い入れがありません。高校の卒業式になるとやはり違うんですかねぇ。」
加蓮「学校にあんまり思い入れがないからかな?ほら、私って昔からさ・・・。」
まゆ「はいはい似非儚い系似非儚い系。」
加蓮「雑ぅ!」
まゆ「加蓮ちゃんは勉強が嫌いなだけでしょう?」
加蓮「うぐぐ・・・。」
加蓮「さて、さっそくメール紹介だよ。今週もたくさんのメールありがと!」
まゆ「ありがとうございます。」
加蓮「最初のメールはこちら。ラジオネーム『愛の豚』さんからだよ。ありがとう。」
まゆ「ありがとうございます。」
加蓮「『加蓮さんまゆさんこんばんは。僕は最近思い切って以前から欲しかった車を買いました。お二人は最近何か思い切って買ったものなどはありますか?』とのことです。」
まゆ「ラジオネームの時点で一瞬身構えましたが内容はそこはかとなく一般的で安心しました。」
加蓮「一発目からどきついのだと後半まで体力もたないからね。」
まゆ「最後までしんどいのは選ばないというスタイルでいきませんか?」
加蓮「そこはリスナーさんのメールと放送作家さんしだいってことで。」
まゆ「まゆの心労を増やさない方向でお願いしますね・・・。」
加蓮「思い切って買ったものかぁ。ちょっと早いけど買っちゃった春ものの洋服とかかな?」
まゆ「まぁ中身腐っててもアイドルですしねぇ。」
加蓮「言い方!腐ってないし!」
加蓮「でも、服はやっぱりそれなりの値段はするし、現役女子高生のお財布的には手痛いダメージだよね。」
まゆ「それはわかります。いつでもかわいい姿を見てほしいですしね。」
まゆ「お仕事のお金もあるかとは思うんですが、加連ちゃんのおうちはお小遣い制ですか?」
加蓮「お仕事の分は親とプロデューサーがやりとりしててあんまりよく知らないんだ。そのうちから毎月いくらかもらってるかんじ。友達と比べても普通かちょっと多いくらいかな?」
まゆ「なるほど。まゆは自分で管理してますねぇ。」
加蓮「まゆは寮暮らしだもんね?」
まゆ「ですねぇ。なのでお仕事の分と仕送りをいくらか、ってかんじです。」
加蓮「自分で管理できてるのすごいね。」
まゆ「加蓮ちゃんはすぐにポテトに替わっちゃいますもんね。」
加蓮「さすがにさすがに。」
まゆ「そういうわけで最近は思い切った買い物はしてないかもですねぇ。」
まゆ「思い切ってやったことなら・・・ね?」
加蓮「そこまでだ。」
加蓮「さ、次のメールだよ。」
まゆ「うーっ!うーっ!」
加蓮「まゆは危ないことを言えないようにさるぐつわの刑だよ。」
まゆ「うーっ!うーっ!」
加蓮「『沈黙の土下座』さんからです。ありがとう!」
まゆ「うーっ!」
加蓮「『加連さんまゆさんこんばんは』はいこんばんは。」
まゆ「うーっ!」
加蓮「『先日、久方ぶりに会った友人と呑んだときについつい盛り上がってしまい、飲みすぎてしまったときのことです。帰りにいっしょの電車に乗ったのですが、そこでもついつい自分から一方的にしゃべり続けるような展開になってしましました。自分からはもうしゃべるのを止められず、友人は先に降りてしまったのですが、そのあとも誰もいない空間にしゃべり続けてしまいました。途中でしまった、これじゃ完全に危ない人だ、というのに気付いたのですがいまさらしゃべるのをやめるわけにもいかず、自分が降りる駅までずっと誰もいない空間にむかってしゃべり続けました。お二人はまずいと思っても引っ込みがつかずそのまま続けてしまたような失敗はありますか?』とのことです。」
まゆ「ありません!普通の人はそんな経験なかなかないです!」
加蓮「あ、さるぐつわから帰ってきた。」
まゆ「ラジオという音声しか表現方法のないメディアで口をふさぐというのはあんまりですよ・・・・。」
加蓮「まゆのリボンがべちょべちょになっちゃったね。」
まゆ「誰のせいですか誰の!」
加蓮「もとをただせばまゆ。」
まゆ「うぐぅ・・・。」
加蓮「さ、気を取り直してメールの内容なんだけど。」
まゆ「さすがに引っ込みつかなくなったとは言え誰もいないのにしゃべり続けるのはさすがに・・・。」
加蓮「おしゃべり好きなのかな?それともやっぱりお酒ってすごいのかな?」
まゆ「まゆたちは未成年ですし、お酒はわからないですねぇ。」
加蓮「でも引っ込みがつかなくなることってあるくない?」
加蓮「この前トライアドの三人で某バーガーショップにいったんだけどさ。」
まゆ「いつもの蒼っぽい三人ですね。」
加蓮「そうそう。凛と奈緒はダンスレッスンのあとでさ、そこに合流したんだ。だから二人は期間限定バーガーにポテトもセットでつけることにしたんだよね。」
まゆ「ダンスレッスンのあとっておなかすきますもんね。」
加蓮「アタシはそんなでもなかったからポテトだけにしようと思ってさ。」
加蓮「それで注文するときに凛と奈緒がそれぞれ『期間限定のセット一つずつ』って頼んだ後、言っちゃたんだよね。人数分だから『ポテト、3つで!』って。」
まゆ「あーあーあー。それは・・・。」
加蓮「奈緒が変な顔してさ。『あ・・・ちょ加蓮さ、あの・・・』みたいなこと言おうとしてるんだけど、アタシももう気分はポテトだし、店員さんに以上で!って言っちゃってさ。」
まゆ「どこで気づいたんです?」
加蓮「店員さんの『ご注文を繰り返します』の途中くらいかな。」
まゆ「まだ引き返せそうなタイミングじゃないですか。」
加蓮「そう!なのに凛がいいタイミングでさ、『へぇ、加蓮もおなかへってたんだ』とか言ってきてさ!そりゃこっちももうひけないから思いっきり決め顔作って『まぁね』って言ってやりましたよ。」
まゆ「加蓮ちゃんそういうとこ負けず嫌いですよね・・・。それでどうなったんですか?」
加蓮「次の日からめっちゃダンスレッスンしたよね。」
まゆ「ふふっwww」
加蓮「まぁ結局凛も奈緒も手伝ってはくれたんだけどね。」
まゆ「残さずすんだなら何よりです。」
加蓮「まあそういうわけで、まゆもなんかあるでしょ?ひっこみがつかなくなったことくらい。」
まゆ「そうですねぇ。」
まゆ「先日まゆが事務所に着くと、Pさんが何か考え事をしているみたいだったんです。」
加蓮「まゆのとこのプロデューサーね。あんまり考え込まないタイプだと思ってたから意外だね。」
まゆ「そうなんですよぉ。それで気になったので、『何か悩み事ですか?』って声をかけたんですよね。」
加蓮「うんうん。」
まゆ「そしたら『まゆか・・・。ちょうどよかった。実は今度いっしょに行ってほしいところがあるだ』って言われましてね!」
まゆ「そんなの!わかりきってるじゃないですか!Pさんといっしょならまゆは」
加蓮「まゆ?」
まゆ「あ、はい・・・。」
まゆ「まあそういうわけでまゆはとっても期待していたんですけど、Pさんですから、まぁお仕事のお話だったんですよね・・・。」
加蓮「まぁそうなるよねー。」
まゆ「『そう言ってくれるなら、まゆには合わないかなーって思って断ろうと思ってたロケ受けることにするよ!日本海の荒波の中でサメとキスするドキュメンタリー企画!』ってそれはもういい顔で・・・。」
加蓮「さすがナチュラルボーンサディスト。」
まゆ「Pさんのあんないい笑顔見たら、いまさら断れないじゃないですか・・・。」
加蓮「覚悟決めるしかないね。それでロケはいつなの?」
まゆ「来週ですね(遠い目)」
加蓮「おおう・・・。」
まゆ「ツイッターでゲストへのメールを募集し始めたら察してくださいね・・・。」
加蓮「まゆの運命はいかに!」
加蓮「そんなところで今週のメールは以上になります!」
まゆ「皆さんからのメールをお待ちしてますね」
加蓮・まゆ『どっちのアイドルショー!!』
加蓮「このコーナーは、いただいたお題にあわせてどちらがアイドルとして魅力的なセリフが言えるかを競うコーナーです。」
まゆ「皆さんにはお題の募集と、二人のどちらが良かったかの投票の募集をお願いしています。どんどん送ってきてくださいね。」
加蓮「はい。というわけで、まずは前回の結果発表からだよ。」
まゆ「前回のお題は、『受験生への応援メッセージをお願いします』とのことでした。」
加蓮「おさらいだよ。まずはあたしが、『受験なんて早く終わらせてさ、いっしょに遊びに行こう?もちろん君のおごりでね!』でした。」
まゆ「そしてまゆが、『あなたはまゆの運命の人ではないかもしれませんが、まゆはあなたががんばっていること、知っていますよ?最後まであきらめないで。』でした。」
加蓮「結果発表の前に、みなさんの感想メールを紹介するね。」
まゆ「うふふ。みなさんありがとうございます。」
加蓮「まずはあたしのかな?『今回は加蓮ちゃんに投票したいと思います。全額おごるぐらい余裕なので遊びに行きたいです!』とのことです。」
まゆ「悪い女ですねぇ。」
加蓮「風評被害だよ風評被害。今回はあたしというキャラクター性を重視した結果こうなったんだよ。」
まゆ「これも加連ちゃんですね。『加連さんです。受験は、終わらせようと思って終わらせられるわけではありませんが、終わったあとに楽しみができるのはうれしいです。』」
加蓮「たしかにねw」
まゆ「今回の加連ちゃんのは、なかなかけちのつけようが難しくて面白みに欠けますねぇ。」
加蓮「なぜおもしろくしようとするし。かわいいアイドルがかわいいセリフ言ってるだけでみんな満足でしょ?」
まゆ「事実かもしれませんが自分のことかわいいって言えるの強いですね・・・。」
加蓮「次はまゆへのメールだよ。『まゆさんへ投票します。やはり自分のがんばりが認められるのはうれしいですし、そういうところ見ててもらいたいな、って思います。』だって。」
まゆ「まゆのセリフもだいぶん正統派よりでしたから、コメントも正統派ですねぇ。」
加蓮「たぶん企画の趣旨としてはそれが求められてるはずだよ。遠回しにおもんないって言うな。」
まゆ「あら、まゆはそこまで言ってませんよ?ひどいですねぇ。」
加蓮「言ってないだけじゃん!」
まゆ「うふ。まだありますね。『今回はシチュエーションの好み的にまゆちゃんに投票します。欲を言うなら、運命ちょん切らないでいてほしかったです。』あらぁ・・・。」
加蓮「やむなしだよ。」
加蓮「というわけで結果発表の時間です。」
まゆ「今回の結果は・・・・」
ドゥルルルルルルルル ポーウ
加蓮「北条加連 55% 佐久間まゆ 45%」
加蓮「よって加連の勝利ー!」
加蓮「いぇーい!」
まゆ「意外と差が開かなかったかな、って印象です。」
加蓮「たしかに思ったより僅差だったね。まぁ二人とも正統派美少女だけどターゲット層が少しずれてるのが原因かな。」
まゆ「加連ちゃんの人生、自己顕示欲で歪んじゃってますかね・・・。」
加蓮「自己顕示欲なかったらアイドルやってない!」
まゆ「そんな危ない発言で攻めにいくタイミングではないですよぉ!」
加蓮「さて、次回のテーマとそれぞれのセリフの発表だよ。」
まゆ「テーマは、『卒業する先輩に向かって告白』です。」
加蓮「それじゃあたしから。」
加蓮『先輩・・・あの・・・』
加蓮『後頭部がじゃがいもに似てますね!』
まゆ「じゃあ次はまゆの番ですね。」
まゆ『まゆ、ずっと言わなくちゃって思ってたんです。』
まゆ『先輩の、鉛筆削り器をリボンでぐるぐる巻きにしたの、まゆなんです!』
加蓮「それではどちらの方がアイドルにふさわしいか、メールでの投票お待ちしてます!」
まゆ「次回のお題も募集してますよ。」
それではエンディングのコーナーです。
番組へのメールは、欄外記載のメールアドレスか、番組ホームページの投稿フォームからお願いします。
皆さんのちょっとした日常のこと、お気軽に投稿ください。
加蓮「さて、メールの紹介しとこうかな。」
加蓮「尻アスさんからです。ありがとう!」
まゆ「ありがとうございます。」
加蓮『オリオンをなぞるこんな深い夜つながりたいですか?』
まゆ「ゴミみたいなメールですね。」
加蓮「ゴミwww」
まゆ「なんでこんなメールがここまでたどり着いてるんですかねぇ。」
加蓮「放送作家さんの好みかな?」
まゆ「かわいい女の子にこういうこと言わせるのが趣味なんですね。捕まればいいと思います。」
加蓮「まゆだってしれっと自分のことかわいいとか言ってるじゃん!
まゆ「それはそれ。本当のことですので。」
まゆ「ゴミメール、2人にまったく関係ないのはどうかと思いますよ?」
加蓮「じゃあ次。ナイトオブラウンズ・テンさんからです。ありがとう!」
まゆ「ありがとうございます。」
加蓮『おはようからおやすみまであなただけに捧げるので受け取ってください』
まゆ「いやです。」
加蓮「一蹴www」
まゆ「持ち歌だったらクソメール送ってきて良いと思わないでくださいよぉ。」
加蓮「クソメールwww」
まゆ「まったく、今の二人に言ったありがとうございますをなかったことにしたいですねぇ。」
加蓮「たしかに感謝のし損だったかも。放送作家さんはよくこれを電波に乗せようと思ったね。」
まゆ「早くクビにならないですかねぇ。」
加蓮「言いすぎで・・・ないかな?」
加蓮「といったところで今週はここまでです。」
まゆ「また次回の放送でお会いしましょう。」
加蓮「それでは!」
2人『おやすみ!』
以上になります。
ありがとうございました。
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