深海提督「艦娘は拾うもの」【 (13)
深海提督「世間では轟沈した艦娘は海に還って憎しみから深海棲艦になるらしい」
深海提督「なるらしいのだが…」
??「…っ……っ」
深海提督「目の前に死にかけの艦娘がいる」
艦娘
下1
深海提督(以後提督)「…おい生きてるか」
浜風「……けて」
提督「…そうか。人の身の私に武装をした艦娘は担げない。武装解除を頼む」
ワラワラと妖精が出てきて
妖精「タスケル?」
提督「助ける」
妖精「アリガトウ!!」
ガチャ…浜風の武装が全て外れる
提督「軽いな…またいつものか」浜風を背負う
浜風「っ……ダレ?」
提督「今は眠れ。私はただの提督だ」
浜風「て…と…く……」眠り
提督「…今は夢を見るといい。目が覚めたらそこはお前にとっての地獄だ」
目が醒める…視界には真っ白な天井がある。やっと私は死んだのか。
「目が醒めたか」
若い男の声がする。声の方を向くと**がいた。
「自己紹介は省く。私は君の**だ」
上手く聞き取れない。アナタはダレ?
「一週間、偽りの日々が君を待っている。それは君にとって楽園か地獄かもしれない。」
何故、そんなにも悲しそうなんですか?
「堕ちても堕ちなくてもいい。これは私の自己満足だ」
何故、泣いているのですか?
「…君が私を殺しに来る事を願っている」
何故、アナタは私を…
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浜風編 慟哭
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