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【ガルパン最終章】しほ「みほを返してもらうわ」お銀「なら勝負だ!」 - SSまとめ速報
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絹代「うーむ、無限軌道杯出場のご挨拶に伺ったのはいいが、西住隊長が艦底に巣食う不良に囚われていたとは…」
福田「さすがは西隊長殿!すれっどをご覧になってる皆さまへの説明もばっちりであります!」
絹代「はっはっは、褒めても何も出ないぞ?」
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福田「それにしても荒れた場所であります、自分はちょっと怖いであります」
絹代「福田、私のそばから離れるな。護身のために持ってきたこの愛刀を血で汚すようなことにならねばよいのだが…」
福田「まるで上海あたりの魔窟のようであります」
絹代「おや?あれは…」
福田「鉄条網でバリ封してありますな」
絹代「福田、下がっていろ。はぁぁぁっ!」
福田「おおっ!久々に出ましたな!飛天御剣流抜刀術!」
絹代「いやあ、開祖が児ポ法違反で捕まってからは使用を控えていたのだがな」
絹代「それにしても福田、開祖のところから押収された児ポ画像からスク水に戦車帽姿の貴様の
画像があったのは驚いたぞ」
福田「はあ、継続高校のミカ隊長殿から『いい小遣い稼ぎがある』と誘われまして、アキ殿やミッコ殿と一緒に…」
福田「そう言う西隊長殿も、使用済みの衛生サックを口に咥えて『風船はデリケートなんだぞ♡』と微笑む
西洋婦人下着姿の画像が…」
絹代「うむ、私的な愉しみのために撮影したものだったのだが、どこから流出したものか…」
福田「がーたーべると姿、大変せくしーでありました!」
絹代「福田、ねっとりてらしーというものには気をつけなければな」
福田「全くであります」
絹代「そうこうしているうちに到着したな」
福田「『BARどん底』…、ここですな」
絹代「御免!」
フリント「金太負けが多い~♪金太負けが多い~♪って誰?」
ラム「うほっ、また余所者が来たぜ」
ムラカミ「危ねえなあ、日本刀なんて持ってやがるぜ」
絹代「西住隊長!お助けに参りました!」
みほ「ああっ!西さん!福田さん!どうしてここに!」
絹代「西住隊長を素直に返せばよし、さもなくば…」
お銀「おいおい、日本刀振り回して突撃かい?まるで対馬の倭寇だねえ。倭寇に会ったことないけど」
絹代「貴様が親玉か」
お銀「そいつを返して欲しけりゃあたしと勝負しな」
絹代「よかろう、方法は?」
お銀「どん底名物、キャプテンドレイクも裸足で逃げ出す地獄のノンアルコールペッパーラム、ハバネロクラブ。
こいつの呑み比べで勝負だ!」
絹代「ハバネロクラブって飲んだことないんだよなあ」
みほ「いや、普通ないでしょ」
ごくっ
絹代「こ…これは…」
お銀「なに?最初の一口でもうギブアップ?」
絹代「うまいっ!」
お銀「えっ」
みほ「えっ」
絹代「いや、本当にすごくうまいって!福田!だまされたと思って飲んでみろ!」
福田「じゃ、じゃあ一口だけ…がぁぁぁっ!だまされたぁぁぁっ!辛いっ!辛いぃぃぃっ!」
絹代「あ、あれぇ?まあいいや、女将!ショットグラスじゃなくて茶碗で持ってきて!」
カトラス「誰が女将だ」
みほ「ああ…華さんの同類がここにも…」
2時間後…
絹代「…だから一斉突撃なんてティーガーとかパンターとかIS-Ⅱとか、最低でもチャーチルくらい装甲と
火力がないと有効な戦術じゃないって何回言えば…、紙装甲と57mmの豆鉄砲のチハじゃやられるだけだって…、
それなのに判で押したように突撃突撃って…、作戦会議の意味ないじゃないか…」
ムラカミ「泣き上戸かよ、悪い酒だなあ」
お銀「うーん、ラム以外にノンアルコールでここまで酔えるやつがいたなんて…」
絹代「スポーツ新聞のやつら好き勝手に書きやがって…、なんだよ『部下の暴走を事後追認する無能指揮官』って…、
私だって一生懸命やってんだよ…。そんなに言うなら自分でやってみろってんだ…」
ラム「まあまあ、飲んで飲んで。うほっ、いけるクチだねえ」
フリント「そうそう、飲んで歌って、嫌なこと全部忘れよう。な?」
絹代「うう…ありがとうございます…」
みほ「…」
4時間後…
絹代「パンダの桜か襟の色ぉぉぉっ♪」
みほ「西さん、歌詞間違えて覚えてる…」
フリント「ねえ、海軍の歌うたってよ」
福田「まーもるもせーめるもくーろがねのー♪」
ムラカミ「おっ、いいぞいいぞ」
ラム「盛り上がってきたねえ」
みほ「あの…」
お銀「なんだ、まだいたの?」
みほ「掃除終わったから帰るね…」
お銀「気をつけてね」
みほ(つきあってられないよ…)
一同「海ーの男だ艦隊勤務♪月月火水木金金♪」
無限軌道杯1回戦当日…
お銀「紹介するよ!サメさんチームの新メンバー、離岸流の絹代とシーフード焼きそばの福田だ!」
絹代(艦これの長門のコスチューム着用)「よろしくお願いしまっす!」
福田(艦これのまるゆのコスチューム着用)「一宿一飯の恩であります!」
みほ「ま…またこのパターン…、もうやだ…」
終
【おまけ】
カチューシャ「ミホーシャを返してもらうわ!」
お銀「なら勝負だ!」
カチューシャ「ふん、あんたらみたいなの、このカチューシャが直接相手をするわけないじゃない。ノンナ、出番よ!」
ノンナ「はい」
カチューシャ「ノンナはね、あたしが雪が黒いって言えばノンナも黒いって言うし、熱々の激辛キムチ鍋焼きうどんを
鼻で食べろと言えばその通りにするんだから!」
お銀「ふーん、じゃあ試してみようか」
ノンナ「えっ」
カトラス「はーい熱々の激辛キムチ鍋焼きうどんお待たせー」
ノンナ「えっ」
お銀「さあ、どうした?」
カチューシャ「ノンナ、出来ないの?」
ノンナ「いや…あの…」
カチューシャ「出来ないの?」
ノンナ「えーっと…」
カチューシャ「じゃあ替わりにクラーラに…」
ノンナ「やります」
みほ「えっ」
みほ「ノンナさん!待ってください!」
ノンナ「みほさん、止めないでください。我がプラウダ高校にはこんな格言があります、『炎の中に飛び込むことが出来る人間が
この世には2種類存在する。1つは身体が鉄でできた者、もう1つは同志カチューシャにそうしろと命令された者』、やるしかないのです」
みほ「蛸壺屋の同人誌にそんなシチュエーションありましたよね?」
カトラス「知らんがな」
フリント「ていうかなんで知ってんだよ…」
お銀「愛読してるの?」
みほ「はい、カメさんチームの3人が生きたまま黒焦げになるとことか、沙織さんたちがハラワタぶちまけてバラバラになるとこなんて
何度オカズにしたことか…」
ラム「うわぁ…うわぁ…」
ムラカミ「こいつもヤバいやつだぁ…」
ずっ、ずるるるる
ノンナ「んぐっ、げふっ」
フリント「うわぁ…本当に鼻で食べてる…」
お銀「いや、あたしが悪かったから。もうやめてよ…」
ラム「本当にやめろって…、見てるこっちが胸が悪くなるから…」
ムラカミ「すげえ!鼻で完食しやがった!」
カチューシャ「やっぱりあたしのノンナは最高だわ!」
ノンナ「あ…ありがとうございます…がはっ」
みほ「あの…ノンナさん、鼻の穴からうどんが…」
その後、ノンナは誤嚥性肺炎で長期入院を余儀なくされた。
完
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