紗枝めし!【小早川紗枝と握り寿司編】 (81)

モバマスSSです

紗枝はんとモバPが飯食うだけです

何!?バレンタインデーというのはゲームのイベントの話では無いのか!?


言葉遣い間違ってても堪忍してや

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1518968313

モバP「~~~~♪……ヴォイ!」

紗枝「鼻歌歌ってえらいご機嫌さんやなぁ?どないしはったんどすか?」

モバP「ん?おぉぅ紗枝か。ふっふっふ、こいつを見てくれ」

紗枝「……なんどす?」

モバP「このグラフはな今までのライブでの集客数よ」

紗枝「この赤い線は?」

モバP「これが今回の公演で目標にしてた集客数だ」

紗枝「あら、そらえらいいっぱい来てもろて嬉しいなぁ」

ほんにうちもまだまだ気張らなあきまへんなぁ

モバP「で、今回その目標人数を更新したってわけだ」

紗枝「ほんでご機嫌さんなん?」

モバP「そういうことだ。ふっふっふ、これで連続集客数更新……昇進確定だ!!」

紗枝「あら、それはおめでたいなぁ♪なんやお祝いせななぁ」

モバP「そうだなぁ。たまには寿司でも食いに行くか……」

ナターリア「スシカ!?」

紗枝「わっ、びっくりしたなぁもう……」

ナターリア「今スシって聞こえたゾ!食べに行くのカ?」

モバP「(俺一人で食う予定だったんだが……まぁいいか)」

モバP「じゃあ出前でも取るか」

ナターリア「ヤッター!」

ライラ「ライラさん玉子が好きですよ」

紗枝「!?」

うちがぼーっとしとっただけやろか?

いつの間にか増えてはる

モバP「いや、待て……流石にこの人数だと出前だと……」

紗枝「せやろか?充分やと思いますけど?」

モバP「……こいつら好きなネタばっかり食うから他が残るんだよ」

あぁなるほどなぁ

出前のお寿司って一種類が四貫くらいやさかいなぁ

モバP「しゃあねぇ、車出すから寿司屋行くか」

ナターリア「回らない方カ?」

モバP「それは流石に勘弁してくれ。回る方だよ」

ライラ「ライラさん回る方が楽しくて好きですよ」

モバP「何この良い子」

あ、そういえば……

紗枝「うちそういえば回るお寿司って行ったことあらへんなぁ」

モバP ナターリア「「!?」」

いっつもお寿司言うたら出前やし

こっち来てからは食べる機会もあらへんかったさかいなぁ

ライラ「サエさんは初めてでございますですか?」

紗枝「一通りは知ってるけどせやなぁ」

ライラ「おぉー!ライラさんは一度行ったことあるので色々教えてあげれますね」

紗枝「おおきに。分からへんことあったら遠慮なく聞きますさかいよろしゅうに」

モバP「まずはお寿司を食べる前に近くのボタンを押して手を洗おうね」

紗枝「いけずな人には聞いてまへんさかい安心しておくれやす」

モバP「ごめん、悪かったから許してくれ」

ナターリア「嘘教えたらいけないゾ」

モバP「すいませんでした」

ナターリア「分かればイイ(フンスッ)」

紗枝「ほなさっさと行きまひょか」

モバP「その前にもう一人行くかどうか聞いておく奴がいる」

モバP「みくー、寿司食いに行くけど来る?」

みく「絶対行かないにゃ!!というか何で聞いたの!?みくお魚嫌いなの知ってるでしょ!」

モバP「いや、最近の回転寿司って寿司以外とか魚以外の寿司も充実してるし」

ナターリア「果物のスシとカ」

モバP「それは和歌山に行かなきゃ無いな」

みく「むしろ和歌山にあるの……?」

モバP「あるよ」

あるんや……

そないなもんよー作らはるなぁ

みく「それにしたって匂いが充満してるから行きたくないにゃ」

モバP「まぁそれでも聞いておかなきゃお前拗ねるだろ?「なんでみくに聞かないの!?」って」

みく「言わな…………言うかもにゃ……」

言いはると思うわぁ

みく「だったらお肉にするにゃ!お祝いにはステーキにゃ!」

モバP「そうだな、肉の寿司というのも……」

みく「お 寿 司 からは離れてー!!」

モバP「ははっ、まぁ今回は勘弁してくれや。また今度肉食いに連れてってやるから」

みく「むぅー、絶対だからね!」

モバP「おう」

紗枝「そろそろ終わりはった?らいらはん達が待っとるさかい」

モバP「あいよ、それじゃあイクゾー!デッデッデデデンデデデデン(カーン)」

スタスタ

モバP「あ、ちょっと待って。財布忘れた!再走させて!」

ブロロンブロロン……


モバP「そういえば寿司ネタどれが好きだ?」

紗枝「好きなお寿司どすか?」

ん~~~~……なんやろなぁ?

どれも美味しゅうて悩むんやけど……

紗枝「煮穴子やろか?あのふんわりしたんがうちは好きやなぁ」

ライラ「わたくしは玉子と甘エビが好きですね。あ、でもわさびはちょっと苦手でございますです」

ナターリア「う~ん、悩むナ」

ナターリア「エンガワ……シメサバ……ハマチ……コハダ……シンコ……」

モバP「悩んでるチョイスが渋すぎる……」

ナターリア「プロデューサーは何がスキ?」

モバP「俺か?ハマチかなぁ?」

ナターリア「じゃあナターリアもハマチがスキ!」

モバP「ははっ、その台詞他の男に言うなよ?勘違いするからな」

紗枝「そのでれでれした顔もそのせいどす?」

モバP「デレデレしてません」

してますえ!

<イラッシャイマセー
<ワイワイガヤガヤ
<フタツブ……イヤ、シオガ……ミツブデス


モバP「さて、寿司屋に来たわけだがここで3人に寿司を食う上で大事なことを教えておこう」

紗枝「大事なこと?」

モバP「ポイントは3つ!一つは強すぎる香水なんかを付けすぎないこと」

ナターリア「匂いが付くからな!」

モバP「二つ目は手で食おうが箸で食おうが自由だ」

ライラ「お箸……ライラさんも使うまで苦労したでございます」

紗枝「いっぱい練習したさかいなぁ」

モバP「そして三つ!自由に好きな順番で好きなように食え!これが一番寿司がうまい食い方だ。以上!」

紗枝「ふふっ、大袈裟に言いはるさかい何や思ったら」

モバP「まぁいつも通りだな」

モバP「さぁ食うぞ!ナターリアの分は俺が取るから遠慮せず言えよ」

紗枝「らいらはんの分はうちが取るさかいな」

ナターリア「じゃあナターリアイクラ!」

ライラ「ライラさんは玉子がいいでございます」

うちは何にしよかなぁ?

あ、ほたて流れて来たしこれにしよ

紗枝「ぷろでゅーさーはんは何にしはるん?」

モバP「ガリで」

はむっ……ん♪しっかりした弾力のあるほたて貝

とろけるようにやらこうて酢飯と山葵とよー合っとるなぁ

ライラ「それはなんでしょうか?」

モバP「ガリって言ってな。まぁ生姜の甘酢漬けってのの呼称だな」

ライラ「美味しいのでございますか?」

モバP「食ってみるか?ほれ」

ライラ「シャクシャク……」

ライラ「ん~……ん~……?」

モバP「ははっ、まぁ単品で食うようなやつじゃあないからな。口直しとかに使うんだ」

紗枝「せやったら何で最初に食べはったん?」

モバP「ふふふ、今に分かる」

たまにこの人よー分からへんことしはるさかいなぁ

紗枝「次は~……」

ライラ「サエさんサエさんそのえびが食べたいですよ」

紗枝「ほな取る……あ、これ山葵入ってるさかいあかんなぁ」

ライラ「あ、そうですか……残念です」

モバP「だったら注文しちまうか。えーっと、エビのさび抜きと俺が生しらす……2人は?」

紗枝「ほなうちは甘エビで」

ナターリア「サバ!もみじおろし乗ってるので」

モバP「あいよ。あ、そうだ。玉子が好きなら厚焼き玉子ってのもあるぞライラさん」

ライラ「あぁ……それも欲しいでございますね」

モバP「んじゃ一緒に頼むか」

モバP「こうやって注文したはいいが待ってる時間が難点なんだよなぁ」

モバP「まぁ食って待つけど(モグモグ)」

ナターリア「来るまで我慢我慢……」

紗枝「食べてもええんよ?」

ナターリア「来たのが食べれなくなったら勿体ないからナ」

モバP「残したのもしっかり俺が食うから気にするな。安心して気になったら食え」

ライラ「おー……じゃあそのハンバーグのお寿司を」

ナターリア「ナターリアもそれ取ってー!」

モバP「あいよ。ほれ」

ナターリア「モグモグ……ウマァ」

ライラ「モッキュモッキュ♪」

なんや時折ぷろでゅーさーはんが2人に差し入れしとる気持ちがちょびっと分かった気ぃするわ

……あれ?もしかしてうちもそうなんやろか?

紗枝「ぷろでゅーさーはん、とびっこってなんどす?」

モバP「トビウオの卵の塩漬けのことだ。いくらよりも粒が小さいがぷちぷちして面白いぞ」

ほなちょっと食べてみよ

はむっ……プチプチッ

あ、ほんまや

えらいぷちぷちしとるなぁ

ぷちっとした食感が気持ちええわぁ

いくらよりもあっさりした塩気のお寿司でちょっとつまみ食いするのに丁度ええわぁ

モバP「ほーれ、届いたぞー。各自受け取れー」

甘エビ綺麗やなぁ……

お醤油ちょんちょん……もぐっ

ん!美味しい!

ほんのり甘めのぷりっぷりの食感がええわぁ

モバP「美味い美味い。こういうのでいいんだよ」

ナターリア「スシは文化の極みだナ!」

モバP「その台詞誰から教わった?」

ナターリア「ヒナ!」

紗枝「らいらはんもおいし……い?」

ライラ「(ポロポロ)」

モバP ナターリア「「!?」」

モバP「どうしたライラ!?さび抜き頼んだけど入ってたか?」

ライラ「違いますでございます」

ライラ「ライラさんだけこんなに美味しいの頂いてしまってメイドさんに申し訳なくなったのでございますです」

めいどはん?

あぁそういえばらいらはんはめいどはんと2人で暮らしてはるんどしたなぁ

ナターリア「お持ち帰り!そういうのもあるゾ!」

ライラ「ライラさん今日はタッパ持って来てないでございます」

紗枝「ライラはん、お寿司はタッパでは持って帰れへんのよ」

ライラ「そうなんでございます?」

紗枝「お持ち帰り専用のがありますさかい」

ピッ

モバP「私だ。持ち帰り用の特上寿司5人前を用意してくれ。帰り際に出来上がるのがベストだ」

<ラジャー

ピッ

モバP「持ち帰り用のも頼んでおいたから遠慮せず食うといい」

ライラ「(パァァァァ)」

紗枝「よかったどすなぁ」

ライラ「はい」

紗枝「あら?」

モバP「どうした?」

紗枝「さんまのお寿司て珍しいなぁって思うて」

モバP「まぁメジャーじゃあないが実際あるぞ」

うちが物知らへんだけなんやろか?

いっぺん食べてみよか

もぐっ……

あ、ほんまに秋刀魚やわ

焼いた時のふっくらした感じやのうてこりこりしとって上に乗ったおネギと生姜の風味がよぉて

せやけどしっかり秋刀魚の香りはしはる

ナターリア「プロデューサー、そこのカニミソとウニとヅケマグロが欲シイ!」

モバP「ほいよっと」

ナターリア「うまうま♪」

モバP「さぁて俺もそろそろ本気を出すか」

紗枝「?」

モバP「俺はこの一本穴子寿司を召喚するぜ!」

紗枝「え?何なんそれ大きい……」

ナターリア「(ジュル)」

ライラ「大きいでございますね」

モバP「食いたいなら追加で注文するけど」

ナターリア「食べたい!」

ライラ「ライラさんもー」

紗枝「うちの分もお願いします」

チョンチョン……ほくっ

あ、やらかい

はむっ……

ん!ふっくらしとってふわふわ!

ねっとりした穴子の味が酢飯と絡まって美味しいわぁ

せやけど……

紗枝「お米と穴子の大きさおかしいあらへん?」

モバP「まぁそこだけ食っちまったら寿司じゃねぇよな」

モバP「だが美味ければそれでいいのだよ!」

紗枝「それもそやな」

ライラ「温かいお茶が落ち着くでございます」

ナターリア「うめ……うめ……」

ナターリア「ふぅ……ナターリアお腹いっぱいだゾ」

紗枝「うちもー」

ライラ「ライラさんももう食べれませんね」

モバP「俺は最初に胃袋に送っておいたガリの効果を発動!」

モバP「あの時送ったガリが腹の調子を整えて食欲を増加しておいたのさ!」

モバP「よってまだまだ食える」

紗枝「はー、相変わらずよー食べはるなぁ」

モバP「ははっ、おかげ様でこんな図体になっちまったがな」

紗枝「ふふっ、男らしゅうてええと思います」

モバP「ふー……昔より食えなくなったな」

ナターリア「そうか?」

ライラ「お皿の数凄いでございますね」

1、2、3……20皿以上あるなぁ

モバP「さ、持ち帰り用の持ったし帰るか」

ナターリア「プロデューサー!今日はありがとうナ!(ギュー)」

モバP「おぉぅ……どういたしまして(柔らかい)」

むぅ……

紗枝「うちからも今日はおおきにな(ギュッ)」

モバP「こらこら、止めなさい」

紗枝「あら、なたーりあはんはええけどうちはあきまへんの?」

ライラ「ライラさんもー(ギュー)」

モバP「モウヤメルンダ!!」

~後日~


モバP「はぁ~……」









紗枝「どないしはったん?えらい元気あらへんけど」

ちひろ「あぁなんでも昇進の話断ったらしいですよ?」

紗枝「そらなんでまた?」

ちひろ「チーフから昇進するにあたって別の仕事に就いてもらうから担当アイドルを減らせって言われて揉めて断ったらしいですよ?」

紗枝「……なるほどなぁ」

ぷろでゅーさーはんらしいわぁ

珠美「お疲れ様です!」

ちひろ「あ、お疲れ様です」

紗枝「お疲れ様どす」

珠美「プロデューサー何か元気がないようですが?」

ちひろ「前の昇進のお話が無くなったので元気が無いだけですよ」

珠美「むぅ、それは残念」

珠美「ですがそれならば良い物がありますぞ」

モバP「くそっ、あの頑固女め……」

珠美「プロデューサー殿」

モバP「んぁ?何?」

珠美「これをどうぞ。美味しいと評判のお肉屋さんのメンチカツです」

珠美「(まぁ本当は部活帰りに珠美が食べてたのの残りですが)」

モバP「……いただくよ(モグモグ)」

モバP「(゚д゚)ウマー」

紗枝「ふふっ、ご飯食べはったらすぐ元気にならはったどすなぁ」

ちひろ「まぁそういう人ですから」

こうしてプロデューサーの昇進騒動は寿司で始まりメンチカツで終わった


おわり?

おまけは節分ネタ用意してたんだがいつの間にか日付を書き換えられたようにこんな日にちまで

というわけで今日はここまで

おまけは3つくらいを予定してるが全部バレンタインのお話にして節分ネタは来年にすっか

おまけ1 紗枝めし!箸休め【結城晴とチョコレートフォンデュ】



梨沙「はい、これ」

モバP「んぉ?おぉサンキュー」

梨沙「言っとくけど義理よ義理!勘違いしないでよ!」

モバP「その割には随分と包装が丁寧だよなぁ」

梨沙「パパの分の練習よ!ニヤニヤしないでよ!」

モバP「はいはい、ありがたくおこぼれいただきます」

梨沙「全く、本当に分かってるのかしら?……あ、そうだ。晴見なかった?」

モバP「晴か?そういえば今日は見てないな」

梨沙「そ、分かったわ」

モバP「どうかしたか?」

梨沙「何でもないわ」

梨沙「(あいつ直前になってヘタレたわね)」

~屋上~



晴「……」

ガチャッ

梨沙「はい、見つけた」

晴「げ、梨沙」

梨沙「げ、じゃないわよ。なーに渡すはずのやつ握りしめて突っ立ってんの。なんの為にアタシがわざわざ一緒になって作り方教えたと思ってるの!」

晴「……だって」

梨沙「だっても何も無いの!晴がそういうのに感心持ってくれたのはいいけどちゃんと最後までやんなさい」

晴「あぁもう!分かったよ!渡せばいいんだろ渡せば!!」

梨沙「最初からそうしなさいよ。手間かかるわね」








飛鳥「(今日も此処は騒がしいな……)」

晴「……(ゴゴゴゴゴゴ)」

梨沙「……」

晴「……(ゴゴゴゴゴゴゴ)」

梨沙「……」

晴「……(ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ)」

梨沙「さっさと入りなさい……よっと!!」(ゲシッ)

バンッ

晴「いって!!何すんだ!!」

モバP「俺から言わせればお前らこそ部屋の前で何してやがんだ」

晴「あ、プロデューサー……これ!」

モバP「え?これ?」

晴「じゃ!渡したぞ!じゃあな!!」

ガチャッ……バタン

晴「ふぅー……」

梨沙「はーい、回れ右」

晴「え?」

梨沙「最後までちゃんと……するっ!!」(ゲシッ)

バンッ

晴「いってぇ!!」

モバP「ほんとお前ら今日なんなん?」

晴「えっと……あ、それどうだった?」

モバP「いや、まだ開けてもいないが」

晴「中身……見てくれるか?」

モバP「まぁいいけど……え?チョコレート?」

晴「へへっ、梨沙と一緒に作ったんだけど自信作なんだぜ」

晴「今日バレンタインだろ?」

モバP「そうか……晴もようやくそんなのを意識するようになったか……」

モバP「毎年毎年全く関心が無くてどうしたものかと思ってたが……そうか……あのイベント事に全く関心の無かった晴が」

晴「バカにしてねぇか?」

モバP「してないよ」

晴「ならいいけどよ」

晴「どうでもいいけどさ。食ってみてくれよ」

モバP「いやぁ……どうやって食ったものかとな」

晴「?手で持って食えばいいじゃん」

モバP「持てるもんならな」

デロン

晴「」

モバP「完全に溶けちゃってるなこれ……」

晴「……」

モバP「晴?」

晴「ははっ、滅多なことするもんじゃないな……」

晴「悪い、それ捨ててくれ」

モバP「やだね。意地でも美味しく頂いてやる」

晴「でもそんなドロドロになったのどうすんだよ」

モバP「まぁそうだなアレにするか」

モバP「レディースエーンドジェントルメーン!!」

モバP「さぁエンタメクッキングの始まりだ!!」

晴「エンタメ?」

モバP「そう!俺はいずれ晴達をシンデレラにする魔法使いだぞ!笑顔にする魔法の一つも出来ずにどうする!」

モバP「チョコレートをマグカップに投入!」

モバP「生クリーム少々と牛乳を入れて」

モバP「レンジでチン」

晴「言った割には地味だな」

モバP「うるへー」

モバP「そして取り出したるは各種果物とクッキーや菓子パン等の色とりどり鮮やかな具材でーす!」

晴「あ、何するか分かったぞ。付けて食うんだろ」

モバP「ご名答」

晴「……それにしちゃ随分用意良く無いか?」

モバP「……今日という日に何人が俺にチョコ渡しに来ると思ってる?」

晴「モテモテだな(けどなんかムカつくな)」

モバP「正直そのまま食うと俺の身体が持たんのよ。黙っておいてくれよな」

晴「しょうがねぇなぁ」

チンッ☆


モバP「よーし、熱々を頂くぞ!!」

晴「あ、チョコレートの良い香りだな」

モバP「……ちょっと食う?」

晴「いいのか?」

モバP「元は晴が作ったのだし」

晴「ん~……でも一口目はプロデューサーが食ってくれ」

モバP「了解。いただきます」

モバP「どれにするかな……パイナップルにするか(チョンチョン)」

モグッ

モバP「(モグモグ)」

晴「ど、どうだ?」

モバP「うん、美味い美味い」

晴「はぁ……」

モバP「ほれ、晴はどれにする?」

晴「じゃあバナナ」

モバP「ほい、二度漬け禁止だ」

もぐっもぐっ……

晴「お、うめぇな」

モバP「チョコバナナは鉄板だからな。ほれ、パイナップルもどうだ?」

晴「ん!ちょっとどろっとしたチョコレートがたまんねぇ」

モバP「苺にオレンジピールもあるぞ」

晴「オレンジピール?」

モバP「オレンジの皮の砂糖煮込みってとこかな?」

晴「皮なんて食えんのか?」

モバP「なら試し見るか?」

晴「ん…………ん!美味い!いい匂いがする!」

モバP「だろ?他にもマシュマロやバゲットを用意してある」

晴「(ふわっとしたマシュマロやサクサクのパンにチョコレートが染み込んでこれも美味いなぁ)」

モバP「さぁてとここでマジックショーだ」

晴「?」

モバP「この手の中にあるビスケット!これを消して見せましょう」

晴「へー、そんなこと出来んのか」

モバP「ワン、ツー……粉☆砕!」

パラパラ……

モバP「……ビスケット消失マジック」

晴「ただ手で砕いただけじゃねぇか!エンタメするならちゃんとしろよ!!」

モバP「まぁまぁ落ち着け。消失マジックは失敗したが砕いたビスケットをフォンデュの中へ」

モバP「さぁもう一度どうぞ」

晴「もぐっもぐっ……!んっ!サクサクしたビスケットがチョコ吸って美味くなった!」

モバP「食感の変化も味の変化。カカカ、料理は魔法だ!」

晴「ふぅ……」

モバP「これにてフィナーレ!いい笑顔だった」

晴「あ、ていうかほとんどオレが食ってんじゃねぇか!!」

モバP「あぁそうだな。全然足りないわ」

晴「意味ねぇじゃん」

モバP「あぁだからな」

モバP「また今度でっかいの作ってくれや。サッカーボールくらいでかい方が食いでがある」

晴「……」

晴「ははっ、そんなこと言ったら本当に作るぞ?」

モバP「上等。鼻血出しても食い切ってやるわ」

晴「なぁプロデューサー」

モバP「何?」

晴「ちょっと耳貸してくんね?」

モバP「ん?」

ソーッ……

モバP「あ、ちょっと待て。お前また変なことするつもりじゃないだろうな?」

晴「しねーよ!思い出させんな!!」

ゲシッゲシッ

モバP「いってぇ!!」

モバP「全く……で?何だ……?」

ソーッ……

晴「あのさ……オレが……オレが大人になるまでちゃんと待ってろよ(///)」

モバP「」

晴「(///)」

ダッ……

ガチャッ……バタンッ

モバP「」

モバP「」

モバP「は、ははっ、チョコレート作りのことだよね?上達する歳になるまでちゃんと味見しろってことだよな?ははっ……」

モバP「俺はロリコンじゃないロリコンじゃないロリコンじゃない……」



おまけ1おわり

日本の法律では女性は16歳から結婚できますね

晴ちんが12歳だから……あ、でも歳取るのか?(絶望)

というわけでおまけ残り2つは誰にしようかと考えつつおやすみなさいませ

おまけ2 紗枝めし!箸休め【星輝子とトリュフ】


~LIVEステージ会場~



輝子「ヒャッハー!!よく来たなお前らァ!!今日は待ちに待ったバレンタインデーだぁ!!!」

\ウオォォォォォ!!/

輝子「どいつもこいつもカップルでリア充しやがって!!そんな奴らに見せつけてやろうぜ!!」

輝子「私たちのライブの方がカップルで遊んでるよりも最っ高に楽しいってことをよぉ!!」

\ショーコ!!/\ショーコ!!/\ショーコ!!/

輝子「熱々カップルも燃やし尽くすほどの熱気!!」

輝子「盛り上がって来たぜぇ!!それじゃあ行くぜ!!一曲目!!」

輝子「薄荷-ハッカ―!!」

(えっ……このテンションで?)



~LIVE終了後~


輝子「お、お疲れさまでしたー」

スタッフ「お疲れ様です(本当に同じ子なのかな?)」

ふひ、あとは明日の予定をプロデューサーに聞いてから今日のお仕事は終わり

ライブの余韻が気持ちいいな……今日は良い事ありそうだ


~事務所~


輝子「電気が点いてる……誰かいるのかな?(ヒョコッ)」

時子「(ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ)」

輝子「」

な、なんか無茶苦茶不機嫌そうな時子さんを見つけてしまった……

時子「……寒いから入るなら入るで早く閉めて頂戴」

輝子「あ、はい……すみません」

パタンッ

輝子「……」

時子「(ペラッ……ペラッ……)」

き、気まずい……だ、誰か……プロデューサー……た、助けてくれ……

輝子「……」

時子「(ペラッ……)」

輝子「……」

な、なんの本読んでるんだろ?

輝子「(チラッ)」

ミニブタの飼い方

輝子「(あ、可愛い)」

時子「何見てるのかしら?(ギンッ)」

輝子「(石化)」

時子「あまりジロジロ見ないで頂戴」

輝子「す、すみません……」

こ、怖い……

明日にはお肉屋さんに並ぶのねって感じの冷たい目線を感じる……

ぼ、ぼっちにはこの空気は厳しい……ッ!

時子「(ペラッ……)」

時子「(チラッ)」

時子「チッ」

さっきから時計見る度に舌打ちが加速してる……

に、逃げるんだぁ……もうだめだぁ……

と、とりあえず音楽でも聴こう……

輝子「(スチャッ)」

あ、ちょっと落ち着いた

このままメタルの世界へ旅立とう……

時子「ねぇ」

輝子「(ビクッ)は、はい?」

時子「あなた普段どんな曲聴いているの?」

輝子「え、えっと……メタルとか」

時子「今聴いてたのもかしら?」

輝子「はい……」

時子「ふぅん……ちょっと貸して」

輝子「あ、どうぞ……」

興味……あるのかな?

そうだと嬉しいな

時子「……ふぅん」

輝子「ど、どうかな?」

時子「私には合わないわ」

輝子「そ、そうですか(シュン)」

ふひ、まぁ人には好みがあるからな

時子「……今度あなたのおすすめを2、3曲持って来なさい」

輝子「え?」

時子「聞こえなかったのかしら?今度おすすめの曲を2、3曲持って来なさい。3度目は言わないわよ」

輝子「あれ?でも合わないって」

時子「私には合わないだけでセンスは悪くないわ。だから必要かどうかはもう少し聴いてからにするわ」

輝子「じ、じゃあ今度持って来ますね」

や、やった!メタルが認められたぞ!なんか嬉しいな!

時子「そうね……(チラッ)素直な子にはご褒美が必要かしら?」

輝子「?」

コトッ……

時子「あげるわ。私にはもう必要のない物だし」

輝子「これは?」

カパッ

チョコレート?

あ、キノコの最高峰の名前を冠するトリュフってやつだな……

いい名前だぁ

輝子「た、食べてもいいのか?」

時子「好きになさい」

なんか遠慮しちゃうな……

時子「コーヒー?紅茶?」

輝子「え?」

時子「だからコーヒーと紅茶どちらがいいかって聞いてるの?」

輝子「えっと……わ、私の分は自分で淹れるぞ?」

時子「私も飲むの。それとも何?あなたに私好みの一杯が淹れれるの?」

輝子「えっと……じゃあコーヒーをお願いします」

時子「コーヒーね。砂糖は?」

輝子「ふ、2つ」

あ、あれ?時子さんってこんなに優しかったっけ?

いつもプロデューサー引っぱたいてるから怖いイメージしか無かったけど……

カリッ……

おぉぅ……美味いな

ほろ苦いココアパウダーが表面を覆ってて甘すぎない

カリッとした食感の薄いチョコレートの中にとろっとした別のチョコだ

香ばしいお酒の香り……たまに愛梨ちゃんが作ってくれるお菓子からも香るこの香り……

ラム酒だっけ?よくわかんなけど良い匂いだな

大人の味って言うんだろうか?

あ、こっちのにはアーモンドが入ってて香ばしい……

コクッ……

コーヒーも美味しくて落ち着く……

あぁ一時はどうなるかと思ったけど今日は良い日だ

バンッ

モバP「ぜぇ……ぜぇ……お、遅れました」

輝子「お、お疲れ様……」

時子「私を前に30分も堂々と遅れて来るなんて良い度胸ね豚」

モバP「財前!」

ギリギリギリギリッ

時子「時 子 様 よ。豚が」

モバP「あ、やめてっ!首コキュッってしちゃう!首コキュしちゃうから!!」

ひ、ひぃぃぃ……

モバP「お、お願いします、命だけは……命だけは……!」

時子「笑わせないで、無能な豚に惜しむほどの情は無いわ」

モバP「ひぃっ!」

時子「まぁいいわ。そんなに許してほしいなら豚の物まねでもしなさい」

モバP「え?ここで?」

時子「当然(ニヤァ)面白かったら許してあげるわ」

わ、悪い顔だ

まさに魔王の顔だ……!

モバP「(やるしかあるまい……!)」

モバP「ふがっふがっ……ぶごっぶごっ……」

妙にリアルだ……

時子「あっははははは、実に滑稽ね」

モバP「じ、じゃあ……」

時子「ブタは死ね!!!(真顔)」

ベシィィィッン!ベシィィンッ!!

モバP「畜生!!許してもらえるなんて幻想だった!!」

輝子「アワワワワ……」

モバP「まぁいつものことだから慣れたけど」

輝子「す、凄いな……」

時子「豚!とっとと出る準備なさい」

モバP「40秒で支度します!」

時子「10秒でなさい」

モバP「ラジャー」

モバP「支度出来ましたよ」

時子「さっさと行くわよノロマ」

輝子「あ、あの……」

時子「……何?」

輝子「チョコレート……美味しかったです……」

時子「……そう」

カチャッ……パタン


~車内~


モバP「遅れてしまったんで少し急ぎます」

時子「その前に豚」

モバP「はい?むぐっ」

時子「光栄に思う事ね。私自らの手で食べさせてあげるんだから」

モバP「むぐむぐっ……あ、うまっ」

時子「本来無能な奴にやる義理はないけど貴重なトリュフを掘り当てれる豚と分かったから特別よ」

モバP「そりゃどうも」

輝子「モグモグ……」

これ本当に私が食べて良かった物なのかな?

時子さんは必要なくなったって言ってたけど

う、裏を返せばその時まで必要があったから置いてたわけで……

輝子「あ、プロデューサーに明日の予定聞くの忘れたな……」


おまけ2おわり

チョコのお菓子で有名なトリュフなら輝子だろ

そしてトリュフと言えば豚

豚と言えば時子様やろってことでこの2人

最近では犬使って探し出すほうが多いらしいですね(豚はトリュフ食べちゃうこともある)

さておまけも最後の一つ

いやーダレニシヨウカナー(棒読み)

というわけで今日はおやすみ

おまけ3 紗枝めし!箸休め【小早川紗枝と抹茶入り苺チョコ】



カチャカチャッ

紗枝「えーっと……これくらいでええやろか?」

ちょっとお味見……はむっ

ん……この味くらいで作ってみよか

溶かしたちょこれーとに抹茶を入れてから苺をくぐらせて……

冷蔵庫で固まったら完成

ちょっと不格好やけどまぁ素人が作るさかいそこは目ぇ瞑ってもろわななぁ

紗枝「作っとる内にえらい夜遅ぉなってしもたなぁ」

せやけどこれはあんまり時間経つとあかんさかいなぁ

こればっかりはしょうのないことどすなぁ

ぷろでゅーさーはん喜んでくれはるやろか?

~事務所~


モバP「(カタカタカタカタ)」

モバP「ふぅ……」

ガチャッ

紗枝「おばんどすー。ぷろでゅーさーはん?」

モバP「んぁ!?紗枝?何だこんな時間に。だぁめじゃないか家に居る奴がこんなところに居ちゃあ!」

紗枝「ふふっ、すんまへんなぁ。どうしても今日のうちに渡したいもんがあってなぁ」

紗枝「はい、はっぴーばれんたいんどす」

モバP「お、ありがと」

紗枝「せやけどうちの分はいらんかったかも知れへんなぁ?(チラッ)」

ちょこれーとの山……

よーもてはることで

モバP「これでもちひろさんが日にち分けて管理してるからまだマシな方なんだがな」

モバP「一ヶ月くらいは甘い物には困らんよ」

モバP「でも甘い物は好きだからな。折角紗枝が作って来たんだ頂くよ」

紗枝「一緒くたにされて置かれとると説得力あらしまへんえ?」

モバP「すまんな、置く場所がねぇんだわ」

紗枝「ほな頂きまひょか。お茶と珈琲どっちにしはるん?」

モバP「え?今食うのか?せめて明日とか」

紗枝「そないなこと言うて贈り物ぼっくすのとこから去年のちょこれーと出て来たって聞きましたけど?」

モバP「ぐ、どっからその情報が……」

人の口に戸は立てられまへんなぁ

紗枝「それにこれは命が短いんどす。はよ食べて貰わな困りますさかい」

モバP「なるほどな。それで仕事終わってゆっくりの時間に持って来たわけか」

紗枝「ようやっと冷えて固まったとこやさかいなぁ」

モバP「市販品でいいのにすまんな」

紗枝「お返し期待してます♪」

モバP「ははっ、当分は財布の中身が悲惨なことになりそうだわ」

モバP「んじゃ頂くか。箱開けるぞ」

紗枝「はい、どうぞ」

カパッ

モバP「ほう」

紗枝「不格好やさかいあんまり見んといて欲しいわぁ」

モバP「ははっ、上等上等。にしてもこの白いのはホワイトチョコで抹茶が入ってる」

紗枝「あら、もうばれてしもたなぁ。ほな全部分かってしまう前に」

モバP「頂くとしようか(モグッ)」

どないやろなぁ?

モバP「ん、美味いぞ」

紗枝「ほんまどす?」

モバP「ほんまほんま」

はぁ……よかったわぁ

紗枝「うちも一個もろてええやろか?作るのに必死すぎて完成したの食べ損のうてしもて」

モバP「いいぞ。ほれ」

ぱくっ

ん、美味しい

まったりみるきーなほわいとちょこれーとと苺丸々一個の甘酸っぱい味わいがよー合っとる

甘ったるい味わいやのうてちょっと苦めのお抹茶が程よく甘さを抑えてふんわりとええ香りどすなぁ

響子はんの言う通りほわいとちょこにして正解やったわぁ

モバP「甘ったるいと胸やけ起こすが抹茶の苦みが丁度いいな」

紗枝「ほんまどすなぁ」

モバP「さっきかな子のチョコを食った身としてはフルーツの自然な甘さが嬉しい……」

紗枝「はいはい、京女の前で他の子のお話は厳禁どすえ」

モバP「そりゃ失敬」

モバP「ふぅ……美味かった。ありがとな」

紗枝「どういたしまして」

モバP「作るのもいいが次はあんまり遅くならないようにしてくれ。夜中歩かせるのは不安だ」

紗枝「それはすんまへん。次から考えますわぁ」

モバP「それじゃあ送って行くよ」








~同時刻~


裕子「エスパーユッコのサイキック天気予報の時間です!!」

裕子「ムムムーン!!ムムーン!!!」

裕子「来ました!!(カッ)」

裕子「今日の夜中から朝にかけては晴れのち曇りです!間違いありません!間違ってたら桜の木の下に埋めて貰って構いません!!」







~事務所入り口~


ドシャァァァァピッシャアァンビュオォォォゥ……

モバP「めっちゃ降ってるな」

紗枝「来る時まで降ってへんかったねんけどなぁ……」

モバP「都合よく車は全部出払ってるし……」

紗枝「ぷろでゅーさーはん、傘が一つありましたえ」

モバP「でかした!いや、そうじゃあない。何の運命だこりゃ。作為的な物を感じるぞ」

紗枝「まぁ一つしかあらへんさかいうち一人で」

モバP「それはならん!防犯とか舐めんな!最近この近辺でポニィとか叫ぶ馬の変質者が出てるんだぞ!」

そないな人おるん?

モバP「傘は俺が持つからほれ」

紗枝「……」

紗枝「お邪魔します(///)」

紗枝「~♪」

モバP「ちょっとくっつきすぎじゃないか?」

紗枝「ぷろでゅーさーはんが大きいさかいこれくらいやないとうちが濡れてしまいますえ」

モバP「そうか」

紗枝「……」

モバP「……」

紗枝「……こういう雨の日も風情があってよろしおすなぁ」

夜を照らす月明かりと電灯

雨の香りと落ちる音とだーれもおらへんいつもと違う景色の道

そんな中の相合傘……ふふっ、周りから見たらうちらどないな関係に見えるんやろなぁ

ビュオォォゥ

紗枝「……ぷろでゅーさーはん?」

モバP「何?(ガサゴソ)」

紗枝「ぷろでゅーさーはんって雨の日に風強かったら足元とか濡れまへんのやろか?(ビッショリ)」

モバP「めっちゃ濡れるぞ。背が高いってのも困りもんだ、ほいタオル」

紗枝「おおきに」

雨の日は風情があっても濡れるのは嫌いどす!

モバP「さて、着いたぞ」

あら、もう着いてしもたわ

まぁ近いさかい仕方あらへんなぁ

紗枝「おおきにどす」

モバP「風邪ひかないようにしてくれよ」

紗枝「分かってますて」

モバP「んじゃ、俺は事務所に戻るから」

紗枝「あっ……」

クイッ

モバP「うおっ!?」

紗枝「んっ……」

モバP「」

紗枝「……(///)」

モバP「(え?何だ今の頬の柔らかい感触……待て、まだ落ち着け……素数を数えて落ち着くんだ。まだ決まったわけじゃない)」

紗枝「……今度のんは事故ちゃいますえ(///)」

モバP「(確定しちまった)」

紗枝「まだ今はあきまへんけど大人になるまでちゃーんと待ってておくれやす」

タッタッタッ

モバP「あ、おい!!」

モバP「(ポリポリ)」

モバP「(俺何人分待てばいいんだ?)」

~紗枝の部屋~



紗枝「~~~~~!!(ジタバタジタバタ)」

あきまへんあきまへん!!あないなこと!!

紗枝「はぁ……やってしもたなぁ」

つい勢いで……あないなこと……

明日からどないな顔して会えばええんか……

紗枝「(思い出し中)」

紗枝「~~~~~~!!!(ジタバタジタバタ)」

※5回ほど繰り返す

~一方後日~


ありす「乃々さん、最近ラーメンにパイナップルを入れるというお店を発見しました」

乃々「(もう嫌な予感しかしないんですけど……)」

ありす「最近プロデューサーさんがラーメンばかり食べてるのでこのままでは身体を壊してしまいます」

ありす「そこで考えたのがこちらです。世紀末覇者の名を冠するラーメンに完全食である苺を入れてみました」

ありす「是非他の方の意見も聞きたいので食べてみてください」

乃々「(む、むーりぃ……だけど……ここで断ったら他の人に……)」

乃々「(こ、ここはもりくぼが犠牲になるしか……あぁもりくぼはリスじゃなくて羊だったんですね。モコくぼです……)」

乃々「(もぐっ……)」

ぐさぁー!!

乃々「(た、ターバン巻いた子供に膝を突き刺されたような衝撃の味……)」

乃々「(バタリ)」

ありす「乃々さん?」

乃々「」

ありす「まさか安眠効果もあったとは……睡眠不足しがちなプロデューサーさんには持って来いですね!(フンスッ)」



○ラーメン イチゴ味 ─ 森久保乃々● 決まり手 ターバンのガキ


おわり

季節ネタは前後半年まで許されるって誰かが言ってた!

あとラーメンに苺入れるのは合いませんでした……もうゲテモノは作らないといったのになぜ作ったのかコレガワカラナイ

そんなこんなで見てくださった方々 楽しみにしてくださってる方々ありがとうございます

次回は……親と子

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