曜「果南ちゃんの部屋からパンツ持ってきた」鞠莉「マジか」 (16)

曜「ついでに同じ柄のブラも持ってきたよ」

鞠莉「かなりエロい下着じゃない。それ本当に果南のものなの?」

曜「果南ちゃんの部屋のタンスの中から持ってきたから間違いないよ!」

鞠莉「命知らずねぇ……大丈夫なの?」

曜「大丈夫大丈夫、代わりに私のパンツ置いてきたから」

鞠莉「バカ曜だww」

曜「でも、これは流石にヤバイかな?」

鞠莉「んー……最悪、3分の4殺しで勘弁してもらえるんじゃない?」

曜「死んでる死んでるwww」


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曜「鞠莉ちゃんにはパンツかブラ、特別に好きな方を選ばせてあげましょう」

鞠莉「そう? それじゃあ――」



果南「………っ(曜の真後ろ)」ゴゴゴゴゴ



鞠莉「っっっっ!!!!?」ビクンッ!!

曜「どうしたの? 顔が真っ青だよ?」

鞠莉「え、いや、私はどっちも要らないかなぁー。あははは……」ダラダラ

曜「そう? じゃあ、私がどっちも使うね」

鞠莉「つ、使う?」

曜「―――私ね、一度でいいから下着を被ってみたかったんだ」

鞠莉「変態仮面みたいに?」

曜「変態仮面みたいに」


果南「………(絶句)」


鞠莉「ま、まあwいいんじゃないwwせっかくだからその夢、叶えちゃいなさいよwww」

曜「でも……これをやったら、人としての尊厳を失ってしまう気がするんだよね」

鞠莉「じゃあ、やめるの?」

曜「やめない!!」

鞠莉「でしょうねwww」

曜「じゃあ……被るね」ドキドキ

果南「………」

鞠莉(だ……駄目だwまだ笑っちゃ……堪えなきゃ……wwww)





曜「―――ふぅ(顔面にパンツ、頭にブラジャー)」





果南「」

鞠莉「あひゃひゃひゃwww」

鞠莉「ふっwwwい、今どんな気持ち?www」

曜「何だろう……こうして被ってみると、妙に落ち着くんだ。安心感というか、私はこうあるべきだという確信に満ちた安らぎのようなものを感じるよ……」

鞠莉「安らぎwww」

曜「鞠莉ちゃんも被ってみなよ。そうすれば分かるよ」

鞠莉「遠慮しておくわww流石に本人の目の前ではねwww」

曜「は?」

鞠莉「う・し・ろ♪」

曜「後ろ?」クルッ



果南「やっほ」ニコニコ



曜「」

鞠莉「プッwwあはははははwww」バンバン

果南「私の部屋に見覚えのないパンツがあったから来てみれば……随分と楽しそうなことをしているじゃん?」

曜「ち、違う! こ、これは誤解、誤解なんだ!!!(顔面にパンツ、頭にブラジャー)」

果南「その恰好でどんな言い訳をするのさ」

鞠莉「逆に気になるわね」

果南「さて……覚悟は出来ているかなん?」ゴゴゴゴゴ

曜「え、いや、待って、その……」

曜「――あ、ああ、いいよ、やってやろうじゃねぇか!!! かかかか掛かってこいよ、オラァ!!!」ガタガタガタ

鞠莉「逆切れwww」

果南「……」スッ

曜「か、果南さん? どうして携帯を?」

果南「警察に連絡するんだよ。このド変態を引き取ってもr」

曜「お願いしますそれだけは勘弁して下さい何でもしますから」

果南「何でも……ねぇ」ニタァ

曜「あ、やべっ」

鞠莉「もっとも言ってはいけないことを言ってしまったわね」

曜「…う、うぅ……」ガタガタ

果南「じゃあ、下を全部脱ごうか」

鞠莉「ほう」

曜「えー、果南ちゃんのエッチ~///」

果南「言っとくけど、下半身の“ソレ”を少しでも変化させたら、渡辺家は曜の代で途絶えることになるから気を付けてね」

曜「」ゾワッ

鞠莉「果南の二つ名が“内浦のバーサーカー”から“内浦のナッツクラッカー”になるわけね」

果南「鞠莉、その二つ名については、後で詳しく聞かせてもらうから」

鞠莉「」

果南「ほら、早く脱ぎなよ」

曜「し、仕方ないなぁ」ヌギヌギ

果南「………」ジーッ

曜「な、なにさ///」


果南「……ふっwww」

曜「あ゛あ゛!!?」ガーン

鞠莉「~~~~っっっwww」バンバン

果南「ネットで知ったんだけどさ、炭酸水トレーニングって知ってる?」

曜「何それ?」

鞠莉「ああ、あれね。炭酸水に“アレ”を根元まで突っ込んで鍛えるってやつ」

曜「ふぅ~ん……それをやればいいの?」

果南「そうだよ」

鞠莉「果南……あなたも中々えげつないわね」

曜「えっ……痛いやつなの?」

鞠莉「そりゃ、相当痛いわよ」

曜「昔やった、下の毛を染めたときのあれより?」

鞠莉「ええ」

曜「この前やった、先っちょにタ○ガー○ーム塗り付けたやつよりも?」

鞠莉「それに匹敵するか、それ以上なのは間違いないわね」

曜「ええ……マジか」ブルブル

果南「あんた達……もうちょっと大切に扱いなよ……」

曜「で、でもさ、炭酸水なんてすぐに用意出来ないで―――」

鞠莉「おや? 偶然にも鞄の中にキンキンに冷えた“ウィ○キン○ン ジンジャーエール”と保温性に優れたタンブラーが入っていたわ」

曜「用意がいいな、おい!?」



―――ドボドボドボ



鞠莉「かなり並々と入れたわね」

果南「長さ的にも、そこまで必要ないか」

曜「やかましい」

果南「準備出来たよ。ほら、やってよ」

曜「いや、でもさ、床に置いたコップに突っ込める器用さが……」

果南「へぇ……最近、フローリングの床に擦りつけてハァハァするのに夢中な曜さんが出来ないとおっしゃいますか?」

曜「なななな、なんで知ってるのさ///!!!?」

果南「鞠莉から聞いた」

鞠莉「てへぺろ♪」

曜「小原アアァァァ!!!!」

果南「やらないって言うなら、その姿を晒して社会的に抹殺するけど、いいの?」

曜「くっ、分かったよ、やりますよ……」

鞠莉「絵面がwwwパンツとブラジャー被ったまま、下半身丸出しで四つん這いとか……www」

曜「う、うぅ……ヤバイ、めっちゃ怖い」プルプル

果南「早く、炭酸が抜けちゃうよ」

曜「この炭酸の強さはご存知ですよね!?」

果南「ごちゃごちゃうるさい。鞠莉、お願い」

鞠莉「承知」ドンッ

曜「ぐへっ!?」ズボッ

曜「っっっ!!!!」




曜(炭酸水の中に入れた瞬間、これまでの人生で味わった事の無い激痛に襲われた)

曜(突き刺すような痛み、まるで無数の蜂に一斉に刺されているような感覚だったよ)

曜(今すぐにでも逃れたかったが、鞠莉ちゃんに背中を押さえつけられていて抜け出せない)

曜(余りの激痛に、私の意識は徐々に遠のいていった)

曜(そして、薄れゆく意識の中、私は確かに聞いてしまったのだ―――)



鞠莉『ねえ、曜が持ってきた下着なんだけど……あれ、果南のじゃないわよね?』

果南『うん、あれはお婆ちゃんのだよ。なんか紛れ込んでいたみたいだね』

鞠莉『フッwwwじゃあ、曜はwww』

果南『哀れだねぇ……』

鞠莉『曜、ドンマイ♪』





おわり

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