曜「ヨーソローの主張」 (22)

・ようちかの短編です

・設定は原作とアニメが混ざってます

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―――総合プール 飛び込み台上―――

ザワザワ
ザワザワ

曜「皆さーん!ヨーソロー!!」

ヨーソロー!!

曜「浦の星女学院高校2年1組!28番!Aqoursの渡辺曜でーす!!」

ヨウチャーン!!
カワイイー!!

曜「今日はどーしても、私の気持ちを伝えたい人がいて、この場を設けて貰いましたー!!」

曜「集まってくれた皆さんにも聞いてもらいたいでーす!!どうぞ宜しくお願いします!!」

オッケー!!
ガンバレー!!

曜「私には、昔からとっても大切な幼馴染がいまーす!!」

曜「小さい頃から、何時も彼女は私の傍に居てくれましたー!!」

曜「高飛び込みの試合で私が緊張した時、彼女は大きな声で精一杯応援してくれました!!」

曜「そして、大会で入賞した時は自分の事のように喜んでくれました!!」

曜「そうやって、今まで生きてきた短い人生の中で、私は本当に沢山の勇気と幸せを、彼女から貰いましたぁー!!!」

ウラヤマシイー!!
イイナハシダナー!!

曜「そんな幼馴染の事を・・・私は大好きという言葉では足りないくらいに、心から愛していまーす!!!!」

ヒューヒュー!!
アツアツダー!!

曜「彼女は自分の事を普通星人だとか普通怪獣だと言っていますがー!!」

曜「私は全然、そんな風には思いません!!!」

曜「世界中に定められたどんな記念日なんかより、貴女が生きている今日は、どんなに素晴らしいだろう!!」

曜「世界中に建てられてるどんな記念碑なんかより、貴女が生きている今日は、どんなに意味があるだろう!!」

曜「私は心からそう思っています!!」

曜「だから私は・・・勇気を出して今から・・・彼女に自分の気持ちを伝えます!!」

イケイケー!!
ファイトダヨ!!

曜「すぅ・・・はぁ・・・」

ドキドキ・・・
ワクワク・・・

曜「・・・よし!」

曜「高海千歌さん!!!小さい時から貴女の事が好きでしたぁー!!!!」

曜「千歌ちゃんに出逢えた事が私の人生の中で一番の宝物!!!」

曜「これからもずっと、千歌ちゃんの一番近くに居たい!!一緒に笑ったり、泣いたりしながら、二人で歩いていきたい!!だから・・・」

曜「私と結婚して下さい!!宜しくお願いします!!!!」

キタァァァァァァァァー!!
キマシタワー!!

果南「曜らしい、真っ直ぐな告白だね」

鞠莉「まさしくPunk Rockね!」

善子「青春ど真ん中のリア充って感じね・・・羨ましいわ」

花丸「曜ちゃん、キラキラして眩しいずら」

ダイヤ「・・・で、返事はどうしますの?」

梨子「ほら、千歌ちゃん!」

ルビイ「頑張るルビィ!」



千歌「・・・うん!いってくる!!」

千歌「こんにちは!!浦の星女学院高校二年、Aqoursの高海千歌です!!」

タカミサーン!!
チカチャーン!!

千歌「私も曜ちゃんの事が、ずっとずっと、ずぅ~~~と大好きでしたぁー!!!」

キャァァァァァァァァー!!
ヤッター!!

千歌「子供の時から曜ちゃんは私の隣でいつも輝いていました!!」

千歌「スポーツは万能だし、料理は上手だし、みんなからモテるし!!」

千歌「でも、曜ちゃんがあまりに眩しすぎて・・・私なんかじゃ曜ちゃんと釣り合わないとずっと思い込んでいて・・・」

千歌「いつの頃からか好きという気持ちに蓋をしていました・・・」

セツナイ・・・
ナイテモイイデスカ・・・

千歌「スクールアイドルになった今もその戸惑いに変わりはありません!!」

千歌「だけど・・・これだけは自信を持って!!胸をはって言えます!!」

ドキドキ・・・
ワクワク・・・

千歌「私は曜ちゃんを幸せには出来ないかもしれない!!」

千歌「でも、曜ちゃんと一緒なら私は絶対に幸せでいられます!!!」

千歌「今も幸せだけれど、もっと幸せになりたい!!!出来れば曜ちゃんと二人で!!だから・・・」

千歌「私と結婚しよう!!!ふつつかものですが、宜しくお願いします!!」

キマシタワー!!
バンザーイ!!

曜「千歌ちゃん・・・ヨーソロー!!」

クルクルクル・・・バシャーン!!

トンダ?!
スゴイ!!

千歌「曜ちゃん?!」

ブクブクブクブク・・・

曜「ぷはぁ・・・今の気持ちを飛び込みで表現してみました!!」

キレイ!!
カッコヨカッタ!!

曜「凄い緊張したけど、今までで一番の出来だったと思います!千歌ちゃん、どうだった?」

千歌「曜ちゃんらしくて、かっこよかった!!優勝だよ!!」ギュッ!

曜「わわっ?! 千歌ちゃん、服濡れちゃうよ・・・」

千歌「私がこうしたいから良いの!」

曜「でも・・・」

千歌「私からの金メダル授与なんだから、曜ちゃんは私にハグされてれば良いの!!」ギュー

曜「なにそれ・・・意味わかんないよ・・・」ポロポロ

千歌「曜ちゃん、目真っ赤だよ。もしかして泣いてる?」

曜「泣いてないもん・・・水が目に染みただけだもん・・・」グスン

千歌「本当に?強がらなくてもいいんだよ?」

曜「いいの!千歌ちゃんにカッコ悪いトコ見せたくないの!」グスグス

千歌「ふふっ・・・じゃあ、そーいう事にしといてあげる」ギュー

ヒューヒュー!!
ゴチソウサマ!!

千歌「告白してくれてありがとう!ずっと一緒に居ようね!」

曜「うん・・・千歌ちゃんの事、絶対に幸せにするからね・・・」

千歌「ふふっ、これからもよろしくね」チュッ

オウエンシテルヨー!!
フタリトモオシアワセニー!!

こうして二人は何時までも幸せに暮らしました。

そして、このプロポーズに影響を受けたとある堕天使が先輩のピアニストに公開プロポーズをしたのですが。

それはまた、別のお話し・・・

おしまいです

曜ちゃんはスペック高いのに千歌ちゃんの事になると、乙女メンタルになるのが素敵だと思います

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