大統領「何だねスミス君!? その肩は……!!」
黒服「ホワイトハウスが……副大統領に占拠されました」
黒服「敵の数は不明、内部も制圧されてこの部屋以外はすでに……ウグッ」ドサッ
大統領「スミス君、もう喋らなくていい!」バッ
黒服「お、お逃げください大統領……」
大統領「気持ちはそうしたい所だが、どうやら来客の様だ」
黒服「!?」
< ドバン!!
< ザザザッ……!
副大統領「御機嫌ようプレジデント、私の椅子は綺麗に磨いておいてくれたかね?」
目出し帽テロリスト達「……」チャカッ
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大統領「副大統領……これは一体何の真似だ?」
副大統領「分からないかね、変革だよ大統領。いや、『元』大統領」
副大統領「すまないが予定も詰まっている、これ以上話をするつもりもない。貴方には退場願おう」
副大統領「やれ」
目出し帽A「……」チャキッ
大統領「スミス君」
黒服「クッ……大統領は私が!」ヨロッ
大統領「いいや、口を閉じていたまえスミス君」ヒュッ
ドゴォオオオオッッ!!!
副大統領「げほっ!ゲホ!? な、何だ今のは!!」
目出し帽A「うわぁああ!!」バララララッ!!
< ゴゴゴゴ・・・ガラガラァッ!!
副大統領「床を破ったのか……!? 馬鹿な、ありえん!!」
目出し帽B「落ち着け、もう階下で逃げている」
目出し帽A「あ、ああ……すまねぇ」
副大統領「何をしているんだ貴様ら! 早く追いかけないか!!」
目出し帽B「あんなハリウッド映画ばりの化け物とは聞いてないぞ副大統領、今追いかけても危険過ぎる」
目出し帽B「こちらブラボー、一階を大統領が逃走中。包囲しろ、見つけ次第撃ち殺せ」ガガッ
目出し帽B「副大統領は何も知らないのか? 大統領は何者なんだありゃ」
副大統領「元EDF隊員とか……」
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