未央「さぁさぁ!今年もやってまいりました年に一度の乙女の祭典!バレンタインーッ!!」
卯月「わーい」ドンドンパフパフ
凛「こうしてみんなで遊ぶのも何回目だろうね。今回は少し趣向が違うよ」
みく「遊び!?こちとら毎回命がけにゃあ!!」
まゆ「あ、毎度の事ながら既にまゆ達は椅子にベルトと足枷で拘束されています」
未央「ハイライト消えながらも状況解説ありがとうまゆちゃん」
凛「と、言うわけでバレンタインだし今回はチョコだよ」
みく「届かぬ願いだとは分かっているけど助けて!」
卯月「それでは早速ルール説明しますね!」
みく「チクショウやっぱり届かねぇにゃ!」
まゆ「うふ…大丈夫。きっとまた会えますよね…生き延びて必ず貴方に会いに行きますねぇ…Pさん」
未央「ちなみにプロデューサーはチョコの過剰摂取で絶賛寝込み中だってさ」
まゆ「ここから出してくださぁい!まゆがっ!まゆが看病に行きますっ!!」ジタバタ
凛「そりゃあ担当アイドル全員分のチョコ食べたらお腹も壊すよ」
卯月「半分近くゲテモノチョコですしね!」
未央「ゲテモノ渡したのはしまむーも同じじゃん。アイドル以外にもちひろさんとかトレーナーさん達とか色んな人から貰ったみたいだし」
みく「だからって無理して全部食べなくても…律儀なのかアホなのかどっちなの」
凛「どっちもじゃない?」
まゆ「まゆがっ、まゆが看病をぉおお!!」ジタバタバタバタ
凛「ほらほら、今から体力消耗してたら後が持たないよ。この後看病が必要になるのは私たちになるかもしれないんだしさ」
みく「淡々と他人事のように…って既に凛ちゃんの目のハイライトさん休業しちゃってるにゃあ」
未央「無理なものは無理。人生において諦めっていうのは別に悪い事じゃあないんだぞぉ?」
みく「あ、こっちもか」
まゆ「Pさぁん!Pさぁあん!!」
卯月「では早速ルール説明お願いしますねココノツボシ!」
未央「増やしすぎ!」
?「モガモガモガ!!」
?「モガッ!モガガ!」
?「モフッ、モフッフ!」
?「フモッフ!」
注・ニュージェネとまゆみくによるまったり女子会です
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1518533026
みく「あれ、今回はアシスタントさんいないんだ?いや別にいても助けてくれないからどーでもいいけど」
未央「コストとか色々あるんだよ」
みく「そんなん気にすんなら倫理とか道徳にも気を回せぇ」
凛「これからみんなの前に5つのチョコレートが運ばれてくるよ。みんなはそこから好きなものを1つ選んで一斉に食べる。中にはハズレがあるから気を付けてね」
未央「ああっ!未央ちゃんの仕事を取るなしぶりん!」
まゆ「気を付けてどうにかなるハズレが今まで一度たりともあったでしょうか…」
卯月「心当たりはありませんね!」
みく「…それとさ、さっきから気になってるんだけど、そろそろツッコんでもいい?」チラッ
モガーッ! モガガガガガガガ! フモッフ! ヘルプミー!
まゆ「あの大きな箱の中から、明らかに人の呻き声が聞こえるんですけど…」
凛「さあ、そしてここからが今回の追加ルールだよ」
まゆ「これをスルーするんですか」
卯月「ボックス、オープンです!」カパッ
美嘉「ぷはぁっ!あ゛ーっ息苦しかった!!」
周子「酸欠になっちゃうとこだったよ…ほらみてお肌真っ白」
志希「突然アイマスクとヘッドホンさせられたかと思ったら…わぁ、状況把握」
奏「おねがいしますかんべんしてください」
卯月「はいっ!今回は特別ゲストにエロティカ個性の人たちが参加します!」
美嘉「LiPPSだよ!」
周子「それにエロいのは美嘉ちゃんと奏ちゃんだけちゃうん?」
奏「待って」
志希「うわーん!今回はまだ何にもしてないのにこの仕打ちは嫌だよぅ~!」
みく「今のうちツッコミ休んどこ」
未央「うちの事務所ってボケに対してツッコミの比率おかしいよねぇ」
凛「ほんとだよ」
まゆ「凛ちゃんはボケですよぉ?」
凛「え」
卯月「これが今回の特別ルールです!」
みく「え、今回は10人サバイバルマッチ?」
まゆ「あら、よく見たらLiPPS1人足りませんよ?」
凛「本当だね。このグループ唯一の良心はどこいったの?」
奏「ここにいるでしょ」
美嘉「ちょ、アタシのことでしょ?」
周子「もしかしてフレちゃんの事言ってるなら寝込んでるプロデューサーの看病しとるよー」
まゆ「聞き捨てならない」ガタッ
みく「色々ずるっ!何で!?なんでフレちゃんだけこの拷問免除されるん!?」
凛「あはは、拷問ってそんな大袈裟でもないや」
志希「ん~?お誕生日だからじゃないかな~?」
未央「最高のバースデープレゼントだよ、それ」
卯月「と言うわけで今回はこの9人で楽しみましょう!」
みく「獲物が1人欠けてるのに卯月チャンがスルーしてるのも何か違和感あるにゃあ…」
奏「あの、それはそうとしてこっちは何も聞いていないのだけど……コレ、アレよね?」
凛「アレがどのアレか分からないけど、たぶん奏の思っているアレと同じアレだと思うよ」
奏「助けて!」
周子「まぁ珍しい奏ちゃんの大きな声。ま、同感やけど」
未央「まあまあ、今から詳しい新ルールを説明するからさ」
志希「説明より解放してくれる方がありがたいにゃ~」
未央「ちょっと何言ってるのかわからないや」
志希「今目と目が合ってたのに!酷い!ボシ!」
未央「数ぐらい付けろぉ!」
まゆ「あれ?でもさっき凛ちゃんは「5つのチョコ」って言いませんでしたか?」
みく「あ、そう言えば。ボケた?」
凛「蒼ぱんち!」シュッ
みく「あたっ、肩は地味に痛い」
未央「だから今説明するってば。話が進まないからボケキャラはちょっと静かにしててねー」
美嘉「だってさ、奏」
奏「美嘉のことよ?」
みく「どっちもにゃ」
卯月「みくちゃんもですね!」
みく「みくはツッコミだよ!」
周子「ネコなんやから突っ込まれる方とちゃうん?」
みく「やかましいわ!」
未央「ご指摘の通り、今まで通り運ばれてくる皿は5つ。それを私らニュージェネレーションの美少女トリオと猫とへちょいリボンがチョイスします」
まゆ「最近未央ちゃんも開き直ってきてませんか?」
みく「今までずっと蓄積してきたものが決壊し始めてるんでしょ…あの娘も被害者にゃ」
凛「ここまでは今までの親睦食事会と一緒だよね」
まゆ「親睦どころか毎回溝しか生まない食事会じゃないですか」
美嘉「破壊神を鎮める儀式だの供物を捧げる会だの言われてるもんね」
志希「今回はあたし達もその供物なんだよねぇ~…すんすん、もっともっと実験したかったよぅ…」
奏「泣かないで志希。きっと生き残る道はある筈よ…諦めないで」
周子(って言いながらあたしの手を思いっきり握りしめてる奏ちゃんカワイイ)
卯月「そしてここからが新ルールです!個性エクスプロージョンの4人には私たち5人がお皿を選ぶ前にプレイヤーの誰か1人に賭けてもらいます!」
美嘉「取り合えず無難なところからツッコむけどLiPPSだからね?」
志希「賭ける?…うあ~察しちゃったよ~…」
奏「……まさかむ」
未央「そしてベットしたプレイヤーと同じ皿を食べてもらいます!イェイ!」
周子「あかん!それあかんやつ!」
美嘉「アタシ帰る!っていつの間に足枷とベルトが!?」
卯月「拘束されるLiPPS、薄い本が捗ります!」
志希「も~キョーミ半分で面白発明しないからタスケテー!!」ジタバタ
凛「こういうの何て言ったっけ…死なばもろとも?」
まゆ「せめて一蓮托生って言いましょうよぉ…」
奏「待って。その新ルールは私たちはもちろんプレイヤー側にも何のメリットも無いわ。そんなルール必要かしら?」
みく「冷静ぶってるけどこっからだと膝ガックンガックンいわしてるの丸見えにゃあ…」
未央「ご心配なく。ちぁーんと双方にメリットがあるよー?」
卯月「生きている喜びを実感出来る事ですよね!」
凛「卯月、ちょっとだけ黙ってよう?」
卯月「はいっ!」
美嘉「返事だけはやたら良いんだよねぇ」
周子「そこがより狂気を煽るよね」
未央「まず私らプレイヤーのメリット!今回のデスゲームで一番ゲスト側からのベット数が多かった人!!なんと次回のロシアンゲーム免除になります!」
みく「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
まゆ「まゆに!まゆに清き一票を!清くなくてもいいです!!」
卯月「魂の咆哮ですね!」
周子「そりゃ誰でも必死になるよねえ」
奏「でも結局これって運否天賦な訳よね」
凛「要するに「この人になら命を預けられる」って人に賭ければいいんだよ」
美嘉「いないんだけど」
みく「え、酷くない?」
志希「志希ちゃん良いこと思いついた~♪あたしら全員毎回卯月ちゃんに賭けたら主催者が免除になる訳だから次回からゲームなくなるんじゃない?」
未央「ところがどっこい。ゲスト側は誰に賭けるか相談厳禁でお願いしまーす」
卯月「明らかに票集めしている素振りがあったら即LiPPSレギュラー入りです!」
志希「ジーザス!」
未央「ちなみにペナルティはプレイヤー側への参加なのでお気をつけてー」
奏「天地神明に誓って相談なんてしないわ」
周子「神様仏様芳乃様に誓うよ」
志希「今更だけど未央ちゃんサラッとデスゲームって言ったよね~」
美嘉「莉嘉…お姉ちゃん絶対生きて帰るからね」
未央「そしてゲスト側のメリット!一度もハズレを引かなかったゲストさんにはなんとこちら!賞金100万円の贈呈になりまーす!」バッ
周子「バラエティ番組かーい。…って現ナマ?え、マジ」
凛「もちろん正真正銘本物だよ。ちゃんと円だよ。ペリカでもルピーでもガルドでもないから安心してね」
美嘉「ど、どうしたのそんな大金…」
卯月「ちひろさんを誘ったらこれを渡されました!」
周子「ちひろさんが躊躇なく身銭を切って回避する惨劇にシューコちゃん達おるんやね…」
奏「正直100万円とこの危機が釣り合うのか悩むところだけれど」
まゆ「みくちゃん、お金払えばこの闇のゲームを回避できるとしたら幾らまで出せます?」
みく「通帳と印鑑投げつけてやるにゃ」
未央「さぁ、ルール説明は以上!お前らっ!心の準備はできてるなー?それじゃあ早速始めよーっ!!」
美嘉「タンマタンマ!心の準備出来てないから!出来るわけないから!」
周子「せめて2日3日ぐらいくださーい!まずは実家に電話させてー!」
志希「うにゃー!勝利の法則が決まらないよー!」
奏「大丈夫、きっと無事に帰れる大丈夫、きっと無事に帰れる大丈夫、きっと無事に帰れる…」ブツブツ
未央「んじゃ早速1回戦始めよー!チョコカモーン!」パチンッ
ウィーン ガショッ
みく「突如テーブルの中央部分が開いてチョコの乗った5つのお皿が!」
卯月「わかりやすい説明ありがとうございます!」
未央「さあさあ、それではチャチャッと選んじゃおー!」
まゆ「やたらハイテンションで司会運行してますけど未央ちゃんハイライト全然働いてません…」
奏「ここからだとよく見えないけど…ごく普通のチョコレートにしか見えないわね」
周子「シューコちゃんたちはもう賭け相手選んでいいん?」
凛「あ、私たちが選んだ後でだね。選んだ後のリアクションとかも考慮して誰に1票投じるか考えてくれるかな」
美嘉「誰でもいいから見破って!ハズレ看破して!!」
みく「そう言われても…どれもごく普通のチョコにしか見えないにゃあ…」
凛「すんすん…匂いもチョコだね。まぁチョコの匂いって強いから多少異物混入しててもわからないけど」
まゆ「異物って」
卯月「ハス猫はそこから匂いで何かわかりますか!」
志希「……あ、それあたしの事?うーん、流石に人間の嗅覚じゃ無理だねぇ~」
卯月「ドタバタ引き起こす以外に使えない人です!」
志希「うにゃー!ひどいっ!」
未央「見る限りはコンビニとかでも売ってそうなチョコだよね。何だっけ、トリュフだっけ?こういうの」
凛「ああ、世界三大珍味の」
まゆ「それはキノコのトリュフですよぉ」
みく「表面にかけられたココアパウダーがまた良い香りにゃあ…チクショウ、でもこの中の1つはおぞましい味なんだよね」
卯月「さぁ、実験を始めます!」ムンズッ
凛「おっと、それじゃあ私はこれを」スッ
未央「それじゃあ未央ちゃんはこの真ん中のやつを」スッ
まゆ「Pさん…まゆに力を…!」スッ
みく「あーっ!出遅れたにゃあ!」スッ
卯月「これでみんな選び終えました!あとはゲストさん達のベットタイムです!」
周子「寝ていいん?」
美嘉「ベッドタイムじゃないから」
奏「2人とも。あんまりふざけていると……死ぬわよ?」
志希(キリッとしながらあたしの袖めっちゃ掴んでる奏ちゃんラブリー)
未央「はいっ、ではお手元のボタンで投票ヨロシクー」
周子「とは言っても誰に賭けても結局運だしねえ…勘しかないやん」ポチッ
奏「…信じてるわよ」ポチッ
美嘉「命、預けるからね…!」ポチッ
志希「普通においしいチョコ食べたいなぁ」ポチッ
凛「うん、みんな投票終わったみたいだね。それじゃあEROPPSのみんなの前にも投票した相手と同じチョコが運ばれるよ」
ウィーン ガショチョン
美嘉「足元からお皿の乗ったテーブルがせり上がってきた!」
周子「え、何この無駄なテクノロジー」
卯月「晶葉ちゃんに頼んだら一晩で作ってくれました!」ブイッ
志希「頼む?脅すんじゃなくて?」
奏「っていうか凛、今何て言ったの?」
未央「はいはーい。みんなにチョコが行き渡ったね?じゃあ、せーの、で同時に食べるよー?」
凛「せぇー」
みく「のぉーっ」
パクッ
未央「パッて弾けて飛び乗って流星っ!!」ブフォッ
奏「うっぷ…!ちょ…!未央ぉぉぉ!」ゴフォッ
卯月「ミツボシホテルがアウトです!」
みく「あっまぁ~♪何これ蕩けるにゃあ。蕩ける甘さにゃあ~」
凛「中はトロトロだね口に入れた途端幸せな甘さが広がってくるよ」
まゆ「美味しいですねぇ…生の実感が籠ってる分猶更です」
志希「あまあま~♪ハズレなんてやめてみんなで美味しいの食べようよ~」
周子「誰に賭けた?あたしテキトーに凛ちゃんに入れちゃった」
美嘉「アタシも凛。よかったぁ…ほんと、よかったよぅ…」グスッ
志希「あたしみくちゃん~。「にゃん・にゃん・にゃん」の初代メンバーさんだし」
みく「待てぇい!現役!みく現役!」
未央「うぐぐ…い、いきなり私かい…口の中がニチャニチャするよぅ…」シクシク
奏「う、恨むわよ未央…うっ!く、生臭い…何入ってるのよコレ……」
卯月「えーっと……あ、七海ちゃん作、アンキモとイワシのすり身入り海鮮チョコだそうです!」
みく「危ねぇ!みく引いてたら1回戦で終わってたにゃ!!」
凛「あれ、今回はプロデューサー作じゃないんだ?」
卯月「プロデューサーさんとは昨日2人でリハーサルしました!」
美嘉(…ねぇ、もしかしてフレちゃんが今回免除されたのって…)
周子(人身御供になったんやね、プロデューサー…)
未央「うぉえっ…うぐっ、えずく度に生臭さがリフレインしてくる…何このオーバーキル」ウップ
奏「荒く刻んだプリプリの新鮮な魚肉が混ざったすり身の中にこれもまた新鮮なアンキモがチョコの中から舌の上を駆け抜けていったわ…」ゲフッ
周子「こんなにも耳に優しくない食レポも珍しいね」
未央「おぇぇ…ごめんよはやみん…」
奏「…あなたを信じたのは私よ。気にしないでいいわ」
卯月「さっき恨むとか言ってました!」
まゆ「凛ちゃんに2票、みくちゃん未央ちゃんに1票ですかぁ…まゆには誰も賭けてくれなかったんですね」クスン
卯月「人望でしょうか!」
凛「卯月も0票だよ?」
卯月「人望でしょうか!」
志希「奏ちゃーん…生きてる?」サスサス
奏「なんとか……ごめんなさい、もう少し背中さすってて?」
美嘉「何度か現場は見たことあるけど、いざ自分が参加するとこんなにスリルがあるんだね…」
みく「そうだよ。これがみく達の戦場だよ」
周子「ベテランの老兵のような風格やね、ハイライトさんお休みしとるけど」
凛「未央、生きてる?」ツンツン
未央「じ、じゃあ次ぃ…3回戦いってみよぉかぁあ…」
まゆ「次は2回戦ですよぉ。意識朦朧じゃないですか」
卯月「サバを読むのはカリスマギャルのバストサイズだけで十分です!」
美嘉「読んでないっ!ちょ、ちょっとしか…!」
周子「ピンクは」
志希「淫乱!」
美嘉「もぉーっ!」
みく「美嘉チャンに矛先いってくれると楽になるにゃあ」
卯月「みくちゃんだってエロいと思います!」
みく「お帰り矛先」
未央「に、2回戦…2回戦いっくぞぉぉうぉ…」プルプル
凛「ダメージ凄いね未央…そんなにだったの?」
奏「一度生魚とチョコを食べ合わせてみなさい。わかるから…」
まゆ「出来れば天寿を全うするまでしたくない経験ですねぇ」
未央「命振り絞って続けるよぉ…!2回戦始めよー!チョコカモーン!」パチンッ
みく「そんな悲壮な決意で続けるものなのコレ」
ウィーン ガショッポヨ
凛「あれ、今度はまたちょっと違うチョコだね」
まゆ「マカロンですね。卵白やアーモンド粉で作った口当たりの軽い生地の中にチョコやクリームを入れたフランスの定番なお菓子です」
志希「度し難いな」
奏「それはマキノん」
凛「すんすん……うん、これもチョコの匂いしかしないや」
周子「お願い少しでも違いを見破って3代目ぇ」
凛「無茶言わないでよ4代目」
卯月「くんかくんか…5代目も全然わかりません!」
美嘉「結局また運否天賦!?」
未央「さっきは魚だったし今度はお肉入ってたりしてね」
みく「フラグになるからそういうの言わない!実現したらどうすんの!」
まゆ「でも生魚と違ってお肉とチョコって相性悪くないですよ?フレンチではお肉のソースにチョコを使うのはよくありますし」
凛「生肉だったらどうする?」
まゆ「さっきの未央ちゃん奏ちゃんみたいになりますねぇ」スッ
みく「くぅ…南無三!」スッ
凛「前にプロデューサーが作ってきれたのは美味しかったね、マキロンだったっけ」スッ
未央「それは消毒液」スッ
卯月「負ける気がしません!」ムンズッ
未央「さ、こっちはみんな選んだよ。次はLiPPSのベットタイムだよー!」
奏「卯月の野生に賭けるか、一度ハズレを引いた未央をもう安パイと取るか…」ブツブツ
志希「おおう、めっちゃ真剣だね奏ちゃん」
美嘉「そりゃ実際地獄を体験したら嫌でも必死になるでしょ」
周子「このサバイバルゲームを免除されるなんて最高のお誕生日プレゼントだったねぇフレちゃん」
未央「はいっ、ではお手元のボタンで投票ヨロシクー」
周子「だーれーにーしーよーおーかーなー」ポチッ
奏「……見えたわ、ここよ!」ポチッ
美嘉「プロデューサー…草葉の陰から私に力を…!」ポチッ
志希「どんなゲテチョコでも美味しく食べられるクスリとか作れないかなぁ」ポチッ
凛「うん、みんな投票終わったみたいだね。それじゃあエロエロ四天王のみんなの前にも投票した相手と同じチョコが運ばれるよ」
ウィーン ガショチョン
志希「また足元からチョコの乗ったテーブルがうにょーんって出てきたよー」
周子「ちょいちょい凛さんやい。もっとエロい人いっぱいおるやーん」
凛「メンバー全員ここまでエロいユニットは他に無いし」
美嘉「いやいやあるでしょセクシーギルティとか………あ、ダメか」
卯月「ムムムーン!」
未央「はいはーい。みんなにチョコが行き渡ったね?じゃあ、せーの、で同時に食べるよー?」
卯月「せぇー!」
まゆ「のぉーっ」
パクッ
未央「生地はサクフワ、中からしっとり滑らかチョコ。ンまぁ~い♪」
みく「よっしゃ美味いにゃあ!生き残ったにゃあ!にゃあ!」グッ!
まゆ「あむあむ…はぅ、生きているって素晴らしいですねぇ…」
卯月「口当たりが軽くて食べやすいです!」ムッシャムッシャ
凛「うん、口の中でシュワッと生地が溶けて中からチョコがじゃないニュルッてしてるこれ肉だ!肉だこれやっぱりぃ!」ゴフッ
周子「スパイスとゴマ油の効いたユッケ風に仕上げられた生のお肉がサクサク生地の中からどーん!」ゴフォッ
奏「渋谷ァァ!!」ブフォッ
志希「ありゃ、今回は2人してアウトかにゃ~」モグモグ
美嘉「奏っ、奏落ち着いて!そんな呪い殺すような目ぇしても凛に落ち度はないよ!」
卯月「えっと、今回はチョコの味と風味に負けないように濃いめに味付けした及川牧場のPランク埼玉牛で作ったユッケマカロンだそうです!」
未央「ああ、あのプロデューサーが品種改良したという噂の」
みく「Pチャンは一体何者なのさ」
凛「うぐぇぇ…誰なの…生肉なんて最悪のフラグを立てたの…」
周子「3代目、アンタだよ…う゛っ、出しちゃいそう…」
奏「堪えて周子…アイドルとして超えたら駄目な一線よ…うっぷ」
まゆ「これに参加している時点で一線もへったくれもないと思いますけどねぇ」
凛「肉はオカズ!チョコはデザートだよ!せめて加熱して!!」ガオーッ
奏「2連敗?え、私が?これ私のキャラじゃないわよね普通美嘉よねこういうのうっ気持ち悪!」ゲフォ
周子「チョコの油脂と生肉に絡んだゴマ油がめっちゃケンカしとる…誰なんコレ作ったの。ベストマッチになるとでも思ったん…」シクシク
みく「せめてこのサクサク生地にチョコかかってなかったら割と普通に食べられるシロモノになってたと思う」
まゆ「お魚、お肉ときたら次はお野菜ですかねぇ………パクチー?」
卯月「これで次本当にパクチーだったらまゆちゃんのせいですね!」
志希「あたし今回はまゆちゃんに賭けたよ~。この調子でパーフェント狙っちゃうにゃ~♪」
美嘉「アタシもまゆちゃんに賭けたよ。よかったぁ~…このまま無事に終わりたい、いやマジで」
未央「ふむふむ、これで今のところしぶりん4票まゆちゃん2票に私とみくちゃん1票だねぇ」
卯月「0票です!人徳ですかね!」
みく「自分で言うんだ、それ」
凛「ゲフッ…黒烏龍茶飲みたい……でも、この調子なら私が次回免除かな?ふふっ」
まゆ「まだ2回戦ですからわかりませんよぉ?それに、残り3回でハズレを引いてノックアウトされる可能性もありますし」
志希「ん~、まだまだ誰一人として油断出来ないねぇ」
奏「…3回連続なんて事になったら私、暴れるわよ…」
周子「確率的になかなか無いから…そんな殺し屋みたいな目ぇせんといて?」
美嘉「こんなのがあと3回……人生で一番長い1日になりそう」
未央「さぁ、ダメージはもう癒えたかな?そろそろ次にいくよー?」
凛「癒えると、思うの?」ゴフッ
モバP(以降P表記?おいしい振りだよ)「うーん、うーん………おなかいたい…」
フレデリカ「ロシアンリハーサルを卯月ちゃんとマンツーマンなんて無茶したねえ~。ご飯食べる?チョコしかないけど」
P「しばらくカカオは接種したくないであります…」
フレデリカ「んーそれじゃ何か飲む?チョコしかないけど」
P「既にたっぷり苦渋を飲んでる…」
歯ぁ抜いてきて血が足りないので寝るっす。バレンタインだし起きたらガンキャノン買いにいこうかな…
下駄箱にチョコ入れたら正直臭いだけですよねオヤスミー
量産型「呼ばれた」
ディテクター「気がした」
最初期型「ここはやっぱり…」
機動試験機&火力試験機「「俺達の方じゃね?」」
凛「肉はオカズ!チョコはデザートだよ!せめて加熱して!!」ガオーッ
奏「2連敗?え、私が?これ私のキャラじゃないわよね普通美嘉よねこういうのうっ気持ち悪!」ゲフォ
周子「チョコの油脂と生肉に絡んだゴマ油がめっちゃケンカしとる…誰なんコレ作ったの。ベストマッチになるとでも思ったん…」シクシク
みく「せめてこのサクサク生地にチョコかかってなかったら割と普通に食べられるシロモノになってたと思う」
まゆ「お魚、お肉ときたら次はお野菜ですかねぇ………パクチー?」
卯月「これで次本当にパクチーだったらまゆちゃんのせいですね!」
志希「あたし今回はまゆちゃんに賭けたよ~。この調子でパーフェクト狙っちゃうにゃ~♪」
美嘉「アタシもまゆちゃんに賭けたよ。よかったぁ~…このまま無事に終わりたい、いやマジで」
未央「ふむふむ、これで今のところしぶりん4票まゆちゃん2票に私とみくちゃん1票だねぇ」
卯月「0票です!人徳ですかね!」
みく「自分で言うんだ、それ」
凛「ゲフッ…黒烏龍茶飲みたい……でも、この調子なら私が次回免除かな?ふふっ」
まゆ「まだ2回戦ですからわかりませんよぉ?それに、残り3回でハズレを引いてノックアウトされる可能性もありますし」
志希「ん~、まだまだ誰一人として油断出来ないねぇ」
奏「…3回連続なんて事になったら私、暴れるわよ…」
周子「確率的になかなか無いから…そんな殺し屋みたいな目ぇせんといて?」
美嘉「こんなのがあと3回……人生で一番長い1日になりそう」
未央「さぁ、ダメージはもう癒えたかな?そろそろ次にいくよー?」
凛「癒えると、思うの?」ゴフッ
モバP(以降P表記?おいしい振りだよ)「うーん、うーん………おなかいたい…」
フレデリカ「ロシアンリハーサルを卯月ちゃんとマンツーマンなんて無茶したねえ~。ご飯食べる?チョコしかないけど」
P「しばらくカカオは接種したくないであります…」
フレデリカ「んーそれじゃ何か飲む?チョコしかないけど」
P「既にたっぷり苦渋を飲んでる…」
未央「さぁ折り返し地点にやってまいりました3回戦!」
美嘉「テンション高いね未央」
凛「あまり気にしないで。受け止めきれない現実を勢いで乗り切ろうとしているだけだから」
志希「あと3回かぁ…苦しい思いしたくないよぅ」
奏「私だってそうよ…ゲフッ、喋るとお腹の中の生魚と生肉が自己主張してくるわ…」
まゆ「まゆ、この戦いが終わったらPさんと幸せになるんです」
みく「みくは地元に戻って小さなお店でも始めたいにゃあ」
周子「勝ってしまっても問題なかろう?」
卯月「ワザとらしい死亡フラグは逆に回収されやすくなりますよ!」
志希「チョコだけに脂肪フラグ?」
美嘉「やかましい」
未央「それではっ、3回戦のチョコ、カモーン!」パチンッ
ウィーン ガシャポン
みく「あ、可愛い。ミニサイズのエクレアにゃあ」
凛「一口で食べられるサイズだね」
卯月「インスタ映えしそうです!」
奏「ハズレでも完食しやすいようにしているだけよ、どうせ」
美嘉「やさぐれないの。連続ハズレ引いてるからって」
みく「闇落ち奏チャン、何か凄くエロいイメージ持っちゃうにゃあ」
凛「人気のない場所で突然襲い掛かってくる奏、確かにエロいね」
周子「それは闇討ち」
志希「ねぇ知ってる?エクレアって稲妻って意味なんだよ?」
卯月「中のクリームが飛び出さないように稲妻の如く早く食べないといけない事が由来っぽいですね!」
志希「いや絶対知ってたでしょ卯月ちゃん」
未央「ムムムーン…見えたっ!これだァ!」スッ
みく「ニャニャニャーン…見えない!でもこれにゃあ!」スッ
凛「フフフーン…これかな。まぁ悪くないかな」スッ
卯月「心の火…心火を燃やしてもぎ取ります!」ムンズッ
まゆ「流れぶった切りましたねぇ」スッ
奏「さぁよく見て。よく嗅いで。ほんの小さなことでもいいから何か気づいたことは無い?」
志希「こんな必死な奏ちゃんお仕事でも見たことないよ」
周子「ハズレ2回も食らったからねぇ。1回でも相当なのに…う、思い出すと…」
美嘉「早く忘れなさい。嫌なことを忘れられるのは人間の特権だよ?」
未央「ほい、そんじゃあ投票ターイム!よろしく!」
卯月「誰がクロか投票してオシオキしましょう!」
凛「それじゃあコロシアイ学園だよ卯月」
まゆ「もうほとんどコロシアイじゃないですか、これも」
志希「判断材料無さすぎだしインスピレーションで」ポチッ
周子「てーんーのーかーれーんーのーいーうーとーおーりー」ポチッ
美嘉「莉嘉の花嫁姿を見るまでは…!」ポチッ
奏「ハズしたら、呪うわよ」ポチッ
凛「うん、みんな投票終わったみたいだね。それじゃあドスケベボディのみんなの前にも投票した相手と同じチョコが運ばれるよ」
ウィーン ガシャコン!
美嘉「ドスケベじゃないし!そんなこと言ったら未央とかみくちゃんはどうなのよ!」
みく「ちょ」
卯月「もちろんドスケベです!」
みく「ちょ!」
凛「あ、でも奏はドスケベというよりエロだよね」
奏「今の私相当沸点低いわよ?」
まゆ「歓楽街で修羅場を経験してきたキャバ嬢みたいな目つきになってますねぇ」
未央「はいはーい。みんなにチョコが行き渡ったね?じゃあ、せーの、で同時に食べるよー?」
美嘉「せぇー」
志希「のぉーっ」
パクッ
みく「くっそぉ一度ぐらい無傷でクリアしたい!!」ブフゥッ
美嘉「噛んだ瞬間こめかみが痛くなるレベルの苦みがッ!!」
まゆ「甘さ控えめのしっとりとしたクリームが…まゆ、このままノーコンティニューでクリアしますねぇ」モグモグ
志希「美味し~♪幸せだなぁ~、お隣さんが悶絶してなきゃだけど」
卯月「こっちにまでむせ返るような苦味成分が気化して漂ってきます!ちょっとしたバイオテロです!」
凛「えーっと、何々…?あ、パクチーとゴーヤと朝鮮人参のペーストだってさ。パクチー大当たりだねまゆ」
みく「佐ァ久ゥ間ァァァアア!!」
まゆ「ま、まゆ悪くないです!まゆ悪くないですっ!」
奏「ッシ!よしっ!よしっ!」グッグッ
周子「1セット取ったアスリートみたいな喜び方しとる」モキュモキュ
みく「苦い…ひたすら苦い…苦すぎ、苦いったら苦い…」
卯月「語彙がご臨終しちゃってます!」
奏「美嘉、どんな味?」
美嘉「………」フルフルフル
周子「苦虫を噛み潰したような顔って、こういう顔を言うんだろうね」
志希(美嘉ちゃん心配してる風に思わせて凄く晴れやかな笑顔の奏ちゃんちょっとこわーい)
みく「うっぷ……センブリ茶とか体験してなかったら失神してるところだよ……うぉう、喋るたびに青臭い吐息がっ」ウォエッ
美嘉「罰ゲームで正露丸咀嚼した時でもここまで酷く無かったよ…」
凛「あ、でも朝鮮人参って高麗人参だよ。漢方だよ?むしろお腹の調子良くなるかも」
志希「良薬口に苦しってやつだね~」
美嘉「ここまで苦いなら口に優しい毒薬を選ぶわよ!」
まゆ「みなさん今回は誰に賭けたんですか?」
志希「あたし今回は卯月ちゃん~♪なんか謎のスリルがあったよ」
卯月「ようやく票が入りました!」ブイッ
周子「未央ちゃんにしたよー。信じてた、未央ちゃん信じてた」
未央「ウッソつけぇ。選び方見てたぞぉ」
奏「私も未央よ。…信じていたわ」ニッコリ
未央「アハハ、もしハズレ引いてたら未央ちゃんどうなってたんだろ…」
凛「えっと…これで私に4票、未央が3票みくとまゆが2票に卯月1票か」
卯月「まだまだ卍解のチャンスはあります!」
周子「卯月ちゃん、今の挽回って言葉漢字で書いてみてくれん?」
みく「…不穏なフラグ立ておってからに…」ゲフゥ
まゆ「よ、予想してみただけじゃないですかぁ。みくちゃん怖いですそんなに怒らないでくださいよぉ…」グスン
みく「…ゴメン。拳の振り下ろしどころが欲しくて。…美嘉ちゃんもゴメンね?」
美嘉「いいよ……アタシ達は運命共同体でしょ?」
卯月「さぁ、盛り上がってきました!ガンガンいこうぜ!です!」
みく「いのちをだいじに!」
奏「こっちは志希が悶絶すればコンプリートね」
志希「何で仲間のハズレを楽しみにするの!?100万円もパーフェクトも欲しいよぉ!」
周子「とある偉人の格言にこういう言葉があるよ…「道連れ大作戦」、てね」
夕飯の支度で一旦ここまで。…戻ってきたら完成してないかなぁ
凛「あと2回、さぁ鬼が出るが蛇が出るか」
みく「出てくるのはただマズいだけの負の化身にゃ」
未央「魚、肉、野菜と来たけど次は何だろうねぇ」
卯月「そろそろデザートでしょうか!」
まゆ「本来デザートである筈のチョコを食べているつもりなんですけどねぇ」
周子「こうなったら志希ちゃんにパーフェクトクリアしてもらってみんなで美味しいもの食べにいこう!」
奏「あら、いいわねそれ。なら奮発してロイホとか行っちゃう?」
美嘉「わわっ!普段サイゼ奮発してデニーズなのに大胆!」
志希(賞金全部研究費用にしようと思ってたんだけどな~)
未央「さぁさぁ物語もクライマックス!仮面ライダーで言えば最終フォームが出てくる頃!4回戦のチョコ、カモーン!」パチンッ
ウィーン ガシャマワセ
みく「…あれ、今度はグラスが出てきたにゃ」
凛「中には並々と茶色い液体が……あ、これチョコだ。チョコドリンクだ」
まゆ「あぁ、こういう方向でも来ますか…」
卯月「さしずめデザート前のドリンクですね!」
周子「今回コース料理になっとるん?」
奏「だったらサラダの前に魚が出てくるのはおかしくないかしら」
美嘉「そもそもこのチョコ会自体おかしいんだからそんなポイント突っ込まなくても」
志希「飲み物ってある意味固形物よりキツい場合あるよ~?それに」
奏「それに?」
志希「吐きやすい」
奏「全力で見極めて!貴女たちは今この瞬間のためにここにいるのよ!」
卯月「そのつもりで頑張ります!」
みく「トップアイドルになるためにこの事務所にきてこんな茶番をやらされてるんだよ!」
まゆ「あわわわ…飲み物になってるのに全然区別がつきませんよぉ…ま、まさか全部ハズレって事は…」
凛「流石にそれやられたら普段温厚な私も怒るよ」
未央「しぶりんが温厚だったら時子サマが菩薩様になっちゃうよ」
志希「トッキーってああ見えて意外とめっちゃ優しいよねぇ?」
美嘉「その呼び方怒られるよ?」
周子「およ?でもプロデューサーは普通にトッキートッキーって呼んでない?」
奏「あの人だからでしょ」
卯月「ではでは投票の時間です!誰に命を預けるか、審判の時です!」
美嘉「ぶっちゃけ心から信用できる相手がその中にいない件」
まゆ「ニュージェネのサイコさん達はともかくまゆもですかぁ!?」ガーン
美嘉「あ、ゴメン。いやぁだってさぁ……まゆちゃんはこう、へちょいし」
まゆ「へちょ!?」
周子「コックリさんコックリさん、ハズレを引かない人は誰でしょうー?え、知ったこっちゃないって?」ポチッ
奏「みくや未央はキャラ的に2回目引きそうよね…案外卯月が無傷で勝ったり…そう見せかけて凛…わからないわ」ポチッ
志希「あと2つでパーフェクト♪あっと2つでパーフェクト~♪」ポチッ
美嘉「今後サバ読むの無しでもいいから生き残らせて…お願い!」ポチッ
凛「うん、みんな投票終わったみたいだね。それじゃあ髪色カラフルズのみんなの前にも投票した相手と同じチョコが運ばれるよ」
ウィーン ガチャピン
美嘉「くっ!否定出来ない…!」
奏「私の髪は普通でしょ?」
周子「これで奏ちゃんか志希ちゃんが赤髪だったらちょっとした戦隊モノだったねえ」
志希「それだと銀色の周子ちゃん追加戦士になっちゃわない?」
みく「ゲームも終盤だというのに相変わらず緊張感を感じさせないユニットにゃ」
まゆ「よく見てくださいみくちゃん。皆さん既に良い感じにハイライト消えてきてますよ?」
みく「あ、ホントだウケる」
未央「はいはーい。みんなにチョコが行き渡ったね?じゃあ、せーの、で同時に食べるよー?」
奏「せぇー」
周子「のぉーっ」
ゴクゴク
まゆ「不敗神話がっ!!」ブフゥー!
奏「私が一体何をしたというの教えて!!」ゴフォッ!
卯月「へっぽこ!キス魔!アウトー!」
凛「チョコだからドロッとしてるかと思ったら凄く飲みやすいね。チョコレートのジュースって感じ」コクコク
未央「スタバとかのゴテゴテしたのも嫌いじゃないけどこーゆーのも良いよね。あ、タピオカ入ってる嬉しいっ♪」
周子「これどうやって作ったんやろ。濾したん?」チューッ
みく「そもそも今回アタリの製作者誰なの?Pチャンばりのクオリティだけど」
志希「何が入ってたの?…てかだいじょぶ?」
奏「だいじょばない…」オェッ
卯月「どれどれ…あ、割とありきたりです!もずくと納豆と山芋とオクラだそうです!」
まゆ「ネバネバのオンパレードです…!うぐ、喉に詰まる…」ゲホゲホ
卯月「粘り気がチョコドリンクの水分を弾いて上手いこと混ざらずチョコの中に隠れる形になったそうです!」
奏「その技術が一体誰を笑顔にするの…!!」
美嘉「奏!奏堪えて!口から納豆零れてる!」
周子「この地獄のゲームでハズレ3回目だもん。そりゃクラリスさんだってキレるよ」
仕上げたかったけど実況動画見てゲフンなぜかこんな時間オヤスミー
今日中には仕上げられるようガンバリマス!
奏「おかしいわ…絶対おかしいわこんなの…こんなの私のキャラじゃないでしょ…」
志希「いやいや、もう割と奏ちゃんポンコツキャラ定着してない?」
奏「かなぱんちっ!」シュッ
志希「うにゃ!ほらそういうとこー!」
卯月「ヌルヌルネバネバしたものを無理やり口に入れられて悔しそうな顔して睨む奏ちゃん、いいですね!」
みく「本人を前にしているんだから少しは気を使ってあげようね?」
卯月「はいっ!」
凛「どうするまゆ。ギブ?」
まゆ「ま、まだまゆは戦えます…あと1回、あと1回ですから…」ヨロッ
周子「勝負を捨ててないボクサーみたいな目ぇしとる」
未央「はやみんはまゆちゃんに投票したかぁ。他のみんなは?」
美嘉「アタシまたみくに入れた。今度こそ信じてたよ…!」
みく「美嘉チャン…!」
志希「あたしもみくちゃんだよ~うん信じてた信じてた」
みく「絶対テキトーやろ」
周子「一度ぐらい賭けてみよっかなぁって感じで卯月ちゃんに。ドキドキだったよ」
凛「えっと、これで合計私とみくが4票、未央とまゆが3票に卯月が2票だね」
卯月「まだ逆転のチャンスは残っています!」
まゆ「げふ…ら、ラストは何が来るんでしょう…」
未央「この流れだと今度こそデザートかなぁ」
美嘉「さっきからチョコ食べまくってる筈なんだけどね」
周子「はてさて、志希ちゃんはパーフェクトとなるのでしょうか。ドキドキだね!」
奏「もうやだ…」グスン
志希「よしよし、あと1回だけだから。あともう少し頑張ろ?ね?」ナデナデ
奏「…がんばる」
未央「やってきました最終ラウンド!泣いても笑ってもこれで最後!第5回戦だぁーーっ!ラストのチョコ、カモーン!」パチンッ
卯月「名残惜しいので延長戦を提案します!」
みく「ヤメロォ!!」
ウィーン ガシャコンスパロー!
まゆ「……チョコケーキ、ですねぇ」
凛「うん、普通に美味しそう。きちんと1人前にカットしてくれてるし」
未央「そういえば以前のロシアンゲームでもチョコケーキ出てきたよねぇ」
周子「参考までに聞くけどその時はハズレどんなんやったん?」
未央「サルミアッキだったよ」
周子「聞くんじゃなかったーん」
凛「断面を見てもわからない…すんすん、匂いも駄目。また運次第かぁ…」
卯月「消化出来るものなのは確かだと思います!」
みく「その情報で誰が安心するの」
奏「こうなったら、せめて志希がパーフェクト取ってくれる事だけが救いよ…」
志希「うんうん、賞金貰ったらみんなでうんと美味しーもの食べにいこ?」
卯月「牛角を希望します!」
美嘉「LiPPSだけでだよ!」
周子「卯月ちゃんのメンタルどうなってるの。いやホントに」
まゆ「決めました!まゆこれにします!」スッ
凛「それじゃ、私はこれかな」スッ
卯月「ハザードレベルが上がりそうです!」ムンズッ
未央「2回目は避けたい!」スッ
みく「みくはリアクション担当じゃないよ!」スッ
美嘉「これがラストバトルだよ…みんな、覚悟はいい?」
周子「ほれほれ奏ちゃん。これで終わりだから。ボタン押せる?」
奏「……平気よ。何てことないわ」
志希(神様…今だけ都合よく祈ります。あたし達に救いの手をぷりーず)
続きは夜に。4回戦のチョイスシーン書くの忘れた畜生
卯月「さぁ投票タイムです!あっ!私のケーキほんのり変な匂いがする気がします!」
奏「信じるわよ!」ポチッ
周子「奏ちゃん落ち着いて!普段のミステリアスぶってる奏ちゃんもう原型ないやん!」ポチッ
美嘉「ハズレ1回ぐらいは100万歩譲って我慢するけど…2度目は、2度目だけはっ!」ポチッ
志希「アーメン」ポチッ
未央「選ぶ側も賭ける側もかつてない緊張感だね…ライブでも味わえないよ、これほどの昂ぶり」
みく「アイドル活動にスリルは求めて無いんだけどにゃあ」
凛「うん、みんな投票終わったみたいだね。それじゃあリピーピースのみんなの前にも投票した相手と同じチョコが運ばれるよ」
まゆ「凛ちゃん凛ちゃん。あれリップスって読むんですよ?」
凛「えっ」
ウィーン ガチョーン
奏「みんな、これがラストバトルよ…」
美嘉「絶対に生き残って見せるからね…!」
周子「フレちゃん、生きてまた会えるといいね…」
志希「ハスハスッ!ハスハスッ!うん、チョコ臭しかわかんない!」
未央「はいはーい。みんなにチョコが行き渡ったね?じゃあ、せーの、で同時に食べるよー?」
凛「せぇー」
美嘉「のぉーっ」
パクッ
卯月「頑張りました!」バタンッ
みく「にゃあ!卯月チャンが笑顔のままテーブルに倒れ伏せた!」
奏「信じるんじゃなかった!」バタンッ
美嘉「か、奏ェー!」
志希「みんな……ごめ、ん…」バタンッ
周子「100万円ー!」
まゆ「ラストは卯月ちゃん、奏ちゃん、志希ちゃんですか…パーフェクト惜しかったですね」
凛「一体このチョコケーキに何が……がべべっ!苦!タイヤ齧ったみたいな味がする!」ペッペッ
未央「どれどれ?…うわ懐かしい。これサルミアッキケーキだ。さてはあん時の使いまわしだなぁ!?」
みく「詳しくは卯月チャンのお誕生会を参照にゃ」
周子「雑なステマやめい」
美嘉「奏!奏目を開けて!志希も!ねぇお願いだから!」ユサユサッ
奏「わたしだけにそのめろでぃーみみもとーでかなでてーよー」
美嘉「光の消えた瞳でお経のような持ち歌は怖いよ!」
志希「あっはっはっ~…そっかぁ…これがベストマッチだったんだねぇ~?にゃはははははははははははははははははははははははははは」
みく「こっちはこっちで壊れた人形みたいになっちゃったにゃ怖ぇ」
まゆ「解説書読みますね?えっと、溶かしたサルミアッキをふんだんに使用し、その表面に申し訳程度に薄くチョコをコーティングしました。だ、そうです」
凛「もう少しで賞金ゲットだったのに、本当に残念だったね志希。奢ってもらいたかった…」
未央「私が言うのもアレかもしれないけど図々しいぞしぶりん」
卯月「…ぐすっ」
凛「さ、これで全部終わった訳だけど、票数集計しようか」
まゆ「現時点では凛ちゃんとみくちゃん4票、未央ちゃんとまゆが3票、卯月ちゃんが2票ですね」
みく「これで一番票数が多かった人が次回免除だもんね…うっわ、アリーナでライブした時よりドキドキする!」
未央「えーっと、まず無謀にもしぶりんにはやみんとしきにゃんが賭けて…しまむーはこれで合計4票だね」
まゆ「わっ、これで残り2票で5人全員に勝つ可能性が出てきましたね」
みく「バラエティだったら滅茶苦茶盛り上がる展開だけど当事者にとっては心臓が持たない!」ハラハラ
周子「あたしまゆちゃんに入れたーん」
未央「負け確定したよぅ!」
凛「さぁ、勝つのは私か、まゆか、猫か…!」ドキドキ
みく「このクライマックスで名前を呼んでくれないとは」
未央「さぁ美嘉ねぇ!キミの1票ですべてが決まるぞぉ!発表をっ!!」
美嘉「………えーっと…」
美嘉「…ゴメン、アタシ未央に入れた」
未央「…へ?」
凛「…と、なると?」
まゆ「…全員、4票で同点1位ですねぇ」
みく「こ、この場合勝者はどうやって決めるの!?」
卯月「…しりません」グスグス
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みく「あいたた…ずっと拘束されてたからあちこち痛いにゃ。関節ゴキゴキいうよ」
凛「枷の痕残ってない?平気?」
まゆ「大丈夫ですよ?凛ちゃんがアブノーマルな性癖だって思われるだけですから」
凛「なんだと」
周子「ほいほい奏ちゃん。もう終わったから泣き止んでー?」
奏「……もう、やだ…」スンスン
志希「賞金取り逃してゴメンちゃい…」
美嘉「もぉ、そんな事気にしなくていいんだってば。殊勝な志希ちゃんって何か気持ち悪いよ」
志希「ひどいよぅ…」グスッ
未央「しまむーしまむー、気分はどうだい」
卯月「すんすん…、ごめんなさい未央ちゃん」
未央「お安い御用だよ。ほらしっかり捕まってないと落ちるよ?」
卯月「みおちゃんすき」ギュム
凛「未央、疲れたらおんぶ交代するよ」
未央「あ、間に合ってます」
凛「なんだと」
周子「卯月ちゃんどうなっとるん…?」
みく「説明しよう。卯月チャンは感情の起伏や外部刺激が一定以上に達すると狂暴性が無くなって割と普通の美少女になるのにゃ!」
周子「何なんその生態系」
未央「あくまで一時的にだけどね」
周子「何なん!?」
まゆ「それにしても…あれだけ大騒ぎして結局誰1人として幸せにならない結果に終わりましたねぇ…」
凛「未央、賞金どうするの?預かろうか?」ニコッ
未央「預けたら二度と戻って来なさそうな笑顔だねしぶりん」
みく「それちひろさんからゲーム免除の見返りに貰ったんでしょ?だったらゲームに参加したみんなで使っちゃえばいいにゃ」
周子「お、みくちゃん良い事言った!知り合って初めて」
みく「にゃにおう!」
美嘉「それいいね!どうせならみんなでパァーッと美味しいもの食べて口直しして今日のこと忘れちゃおっか★」
志希「わーい♪あたしパフェ!パフェ食べたいっ!」
まゆ「ようやくスリルの無い食事が出来ますねぇ……あれ、急に涙が」ポロポロ
未央「この近くにお店あったっけ?」
志希「あっちにロイホとデニーズとジョナサンとガストとすかいら~くがあるよー」
みく「激戦区にも程がある」
凛「取り合えず行ってみよう?ほら卯月。もうすぐ美味しいもの食べられるから機嫌直して?」
卯月「りんちゃんすき」ギュッ
凛「えへへ」
未央「人が背負ってるのにイチャつかないの!」ヨロッ
美嘉「ほら、奏も泣き止んで」
奏「…泣いてないわ」ゴシゴシ
周子「アハハ、卯月ちゃんみたいにおんぶしてあげよっか?」
奏「お願いするわ」ギュムッ
周子「なーんちゃってっ、てマジかーい!」ヨロロッ
志希「にゃっふっふ~♪そんじゃしゅっぱぁ~つ!」
まゆ「Pさん、お口直ししたらまゆが看病に行きますからねぇ?」
フレデリカ「プロデューサー生きてる?息してる?」ツンツン
P「辛うじて…」
P「…今日は悪かったな」
フレデリカ「何のこと~?」
フレデリカ「今日はありがとね、プロデューサー」ツンツンツン
P「何のこふぉ」
フレデリカ「んふふ~♪」
芳乃「終わりでしてー」バリボリ
世間はバレンタインという行事だったのでみんなで仲良くチョコを食べようSSでした。はいバレンタイン終わってますねスンマセン。
何やらやたらLiPPS参加リクエストが多かったので今回はちょっと変化球にしてみました。どうなんだろコレ…。取り合えず奏ゴメン。書いてて楽しかったゴメン。でも好き。
またモンハンの合間に世界観が捻じれたモノを書くかもしれませんが黙認してください。県民の義務なんです。
あ、フレちゃん誕生日おめでとう
オツカーレ
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