ククイ「お前がこのスクールに来てから結構建ったし、参観授業やカプ・コケコとのバトルとかでお前に興味のあるやつが増えたらしくてな」
サトシ「えー、わざわざそんな時間つくらなくてもいいんじゃない?」
ククイ「何もスクールの生徒を一堂に集めて延々と時間を取りはしないさ。昼の放送でお前に質問を書いた紙を読み上げて答えてもらうって形だ。もちろん、意味がわからないものや答えたくないことには答えなくていい。質問によっちゃ読み上げずに捨ててしまってもいい。やってくれないか?」
サトシ「それなら大丈夫です!」
ククイ「ありがとよ!この箱に数日間お前に聞きたいことを書いた紙を入れさせるから、当日はこれをクジみたいに引いてもらうぜ」
サトシ「何か面白そう!」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1518179920
~数日後 お昼時~
リーリエ「そういえば、サトシの放送は今日でしたね」
マオ「そうそう!どんな質問がくるだろうね?」
リーリエ「アローラ以外の地方のこととか、バトルについてじゃないでしょうか」
マオ「あたしももっと知りたいなー」
カキ「放送するのはいいが、アイツ放送室で機械壊したりしないだろうな」
スイレン「マーマネもいるから大丈夫だと思う」
♪~♪~
カキ「お、始まるぞ」
サトシ『スクールのみんな!アッローラ~!!』
4人『うるさっ!?』
マーマネ『サトシ!もっと声抑えて!そんなに叫ばなくてもちゃんと流れてるよ!』
サトシ『そうなの?うるさかったらごめんな!』
マオ「ホントだよ……」
サトシ『えーと、自己紹介か。カントーのマサラタウンから来た、サトシっていうんだ!よろしくな!今日はみんなからの質問に答えるぜ!』
マーマネ『補佐のマーマネです。質問の投書箱、結構な量が入ってるね。全部は無理かもしれないよ』
サトシ『マジで!?ホントだ、こんなにたくさんありがとう!できる限り答えるぜ!』
マーマネ『何でもじゃなくていいからね。僕も検閲するから、読む前に僕に見せてよ。オッケー出したのだけ答えてね』
サトシ『わかった!じゃあまずは(ガサゴソ…)こいつだ!』
質問 ↓2
サトシ『『ロケット団の3人のことは好きですか?』……うーん……好き、じゃないけど、嫌いでもないなぁ』
マーマネ『意外だね、ピカチュウとか他のポケモンを奪おうとしてるやつだからもっと毛嫌いしてると思ったのに』
カキ「確かに」
マオ「あたしは嫌いだなー」
サトシ『そうなんだけど、協力して一緒に戦ったこととかもたくさんあるんだ。確かに悪い奴らなんだけど、たまにいいとこもあるんだ。何かこう、腐れ縁ってやつかな』
マーマネ『へー』
サトシ『でも、悪いことをやるのは確かだから、その時は遠慮なくぶっ飛ばすぜ!放送を聞いてるみんなも、あいつらに何かされそうになったら思いっきりやり返すんだ!』
マーマネ『あはは……』
リーリエ「不思議な関係なんですね」
スイレン「でもポケモンたちを雑魚呼ばわりしたのは許さない」
カキ(怖っ)
サトシ『こんな感じかな。じゃ、次は(ガサゴソ……)これっ』
質問 ↓2
サトシ「マーマネ、『アセロラちゃんはいつアニメに登場するんですか』ってどういう意味だろ」
マーマネ「何かのキャラかな?引き直しなよ」
サトシ「わかった、じゃあ次はこれ」
質問 ↓
サトシ『好きな色かー、あまり考えたことなかったな。んー、黄色とか青かな?』
マーマネ『その心は?』
サトシ『黄色はもちろんピカチュウの色だぜ!』ナデナデ
ピカチュウ『チャア~♪』ウットリ
サトシ『青は空の色で癒されるんだよな。今までいろんな地方を旅してたけど、服も大体青っぽいものばっかだったし』
マーマネ『アローラでも青のボーダーシャツだもんね』
サトシ『そうそう!この服お気に入りだぜ!』
マーマネ『まあこれテレビ入ってないからみんなには見えないんだけどね』
マオ「言えてる言えてる」プクク
リーリエ「でも、サトシって青空が似合う感じしませんか?」
カキ「わかる気がするな」
スイレン「サトシは青が好き……青は私の色……つまりサトシは私に告白した……?//////」
マオカキリエ「「「それはない」」」
スイレン「てへっ」ペロ
マーマネ『じゃ、次引いてよ』
サトシ『おう!……こいつに決めた!』
質問 ↓3(以降、投稿者のキャラ名ありでも可)
サトシ『リーリエからの質問だ。『今まで一緒に冒険した仲間について教えてください』?』
マーマネ『直接聞けばよかったんじゃ?』
マオ「リーリエ、書いてたんだ」
リーリエ「え、ええ……少し気になってたので、この際こんな形で聞くのもありかなと」
スイレン「ぐっじょぶ」グッ
カキ「タケシやカスミ以外にもいたのか?」
サトシ『じゃあ、順に話すな。まずカントーは、タケシって年上の友達とカスミって同い年の女の子!二人ともカントーのジムリーダーで、あっジムリーダーっていうのは、ポケモントレーナーの腕を試すジムって施設のリーダーのことなんだ!アローラ以外の地方にはいっぱいあるんだぜ!』
カキ「あんな手強い奴がうじゃうじゃいるのか……燃えてきた!」
サトシ『オレンジ諸島ってとこを旅したときは、ケンジっていうポケモンウォッチャーの年上の友達!ウォッチャーっていうのはポケモンの生態を観察してスケッチしてる人なんだ。すっごく絵が上手いんだぜ!最近は会えてないけど、オーキド博士の助手をしてるんだ』
サトシ『ホウエンじゃハルカって子とその弟のマサト!ハルカはポケモンコンテストっていう大会でかなり有名なコーディネーターなんだ。元々は初心者トレーナーだったけど、すごく努力したんだぜ!』
マーマネ『僕も見たことあるけど、ネットの動画サイトでポケモンコンテストを検索したら凄いものが見れるよ』
サトシ『その弟のマサトはまだトレーナーじゃないけど、勉強熱心なやつで将来俺とバトルする約束もしてるんだ』
サトシ『シンオウじゃヒカリって子だな。ハルカと同じコーディネーターで、同じくらい有名なんだ。お調子者のポッチャマを連れてるけど、すげー息ぴったりなんだ』
サトシ『イッシュだと、ポケモンソムリエのデントっていう男友達と、アイリスって子と旅をしたな。デントはすげーぜ!ジムリーダーとしてポケモンの知識はすごいし、ジムを兄弟でレストランとして運営してるから料理もめっちゃ美味いし、釣りの腕前も達人なんだ!アイリスはドラゴンポケモンの心がわかるって特技を持ってて、ドラゴンマスターを目指してるんだ』
マーマネ『そのデントって人……いや何でもない』
サトシ『?』
リーリエ「ポケモンの知識が凄くて……」
マオ「料理がめっちゃ美味くて……」
スイレン「釣りも達人級……」
三人娘(((負けた…………)))ズーン
カキ(こんなとき何て声をかけてやればいいんだ……!)
サトシ『あとはカロスだと、セレナっていう子と、シトロンってジムリーダーで発明家の友達とその妹のユリーカ!セレナはトライポカロンっていう、カロスでやってるコンテストに近い競技を頑張ってるし、シトロンたちはカロスで一番大きな街のジムリーダーとして努力してるんだ』
サトシ『こんな感じでいいかな?リーリエ。詳しく聞きたかったら言ってくれよな!』
リーリエ「はい……ありがとうございます……」
マーマネ『向こうの返事は聞こえないよサトシ……』
質問 ↓3
サトシ『カキだ。『サトシが戦ってきた中で一番の強いか苦戦した相手は誰なんだ?』か……』
マーマネ『同じクラスの人ばっかじゃん、趣旨から逸れちゃいそうだね。まさかマオとスイレンの分もあるんじゃ』
マオスイ「「っ」」ギクッ
サトシ『でも、時間ある限りは答えたいと思うぜ。一番強いか苦戦した相手、か……何人か挙げていいか?』
マーマネ『いいと思うよ』
サトシ『まずはシンオウリーグで戦ったタクトさんって男の人だな。伝説のポケモンのダークライやラティオスを使う人なんだ』
マーマネ『ええ!?』
4人『伝説ポケモン!?』
サトシ『ああ。さっきジムはトレーナーの腕を試す施設って言っただろ?地方のジムリーダーを倒したりして実力を認めてもらうとバッジが貰えるんだ。8個以上集めた人だけがリーグに出られるんだけど、タクトさんは8つのジムをすべてダークライ1匹で突破したらしいんだ。リーグでも俺以外とのバトルは全部ダークライだけで勝ち抜いて優勝した人だ。俺のポケモンも総動員したけど、ダークライを4匹がかりで倒して、ラティオスを6匹目のピカチュウで引き分けるのが精いっぱいだった』
マーマネ『何か……言葉が出ないや……』
マオ「ん?で、でもサトシだけはそのダークライと、ラティオスを倒したってことなんだね!?」
スイレン「ってことは、実質準優勝レベル?」
カキ「ああ……あいつ自身もかなりのトレーナーだったんだ」
リーリエ「凄いお話でした……」
サトシ『もう一人はカロスリーグ決勝で戦ったアランって男の人だ。最強を目指して、メガリザードンを極限まで鍛えてた』
カキ「メガリザードンだと!?リザードンにメガシンカがあったのか……」
マオ「それに決勝って……」
サトシ『俺もその時、ゲッコウガと心を合わせて強くなるキズナ現象ってのを鍛えて挑んだんだ。たくさんの試練を乗り越えて強くなった俺たちだったけど、フルバトルの果てに、あと一歩及ばなかった』
スイレン「ゲッコウガ持ってたの?キズナ現象?何それ?」ユラァ
リーリエ「聞いたことありませんね……あとスイレン怖いです」
スイレン「!?」
サトシ『あの人たちとのバトルについては、リーグ戦の動画を見てもらった方が早いかな。他にも、シンオウ地方でライバルとして競い合ったシンジってやつとか、カントーのジムとは違うバトル施設のフロンティアブレーンで、伝説使いのジンダイって人も本当に強かったよ。カキ、こんな感じでいいか?』
カキ「ああ!俺もお前やそいつらに負けないようにもっともっと強くなってやる!!」
マーマネ『向こうの返事は聞こえないって。でも何言ってるかは何となく読めたよ』
今晩ここまでにします。明日以降再開します。
↓の投稿ネタ4、5レス分から選んで再開したいと思います。おやすみなさい。
空港でキスしたのを見たのですがもしかして見間違いですか?
20年以上も付き合ってるのに名前で呼び合ってないサトシとムコニャ達の微妙な距離感・・・
でもサトシもここまでされてるのにジュンサーさんに通報しないあたり内心彼らの事気に入ってるんだろうなぁ・・・
なんだかんだでお互いポケモン大好きだし
>>41
腐れ縁みたいなものだと思っているんだろう
映画2弾みたいに協力するときもあるし
マーマネ『(ものすごく気になる質問来てるけど……)じゃあサトシ、これで』スッ
サトシ『『ピカチュウ以外で一番仲が良かった持ちポケモンは? 』か。あー、めっちゃ悩むなー』
マーマネ『そもそも、以前までで何匹捕まえたのさ?』
サトシ『……うーん、70匹以上はいたかな?ケンタロス30匹入れて』
マーマネ『ああ、あのケンタロスたちね……あれは圧巻だった』
マオ「サトシ吹っ飛んだもんね」
スイレン「星になってた」
カキ「半分近くケンタロスなのか……」
リーリエ「どういう経緯で30匹も捕まえたんでしょう……」
サトシ『どのポケモンとも仲良くなったから、『こいつが一番!』ってのはちょっとわからないなー。キズナ現象のために修行したゲッコウガとか、初めてカントーを旅したときのバタフリー、ピジョット、フシギダネ、ゼニガメ、リザードンたちにはまた思い入れがあるかな』
マーマネ『へえ』
サトシ『フシギダネ以外はそれぞれ事情があってオーキド研究所にはいないけど、元気にやってると信じてるぜ』
マオ「フシギダネっていうと、あの子かな?研究所のポケモンたちのリーダーやってた」
リーリエ「そうですね、手持ちとしての長い付き合いだったのならリーダーを任されてもおかしくないですし」
スイレン「ゼニガメも持ってたなんて。会ってみたいね、アシマリ」
アシマリ「アウ!」
カキ「リザードン、か……バトルしてみたいな」
次の質問 ↓
サトシ『悲しかった思い出かー、これもいっぱいあるけど、『別れ』かな』
マーマネ『『別れ』?』
サトシ『ああ。例えば、さっきバタフリーが事情でいないっていったけど、あいつ、俺が初めてゲットしたポケモンなんだ。旅の途中で野生のバタフリーの群れに会ったんだけど、それはバタフリーたちが子供を作る時期で、相手を見つけて遠くへ旅をするとこだったんだ』
リーリエ「本で読んだことがあります、バタフリーの習性にありました」
マオ「結婚ってことだね!」
サトシ『俺のバタフリーも彼女を見つけたんだけど、一緒に旅を続けるか、送り出してやるか、どっちがバタフリーのためになるか悩んだよ。……二度と会えなくなるかもしれないとは思ったけど、見送ることにしたんだ』
マーマネ『きついね……』
サトシ『ああ。他にも、カントー、ジョウトを旅したカスミやタケシと離れ離れになるのが決まったときも、心に穴がぽっかり開いた感じがしたぜ。それまでずっと一緒に旅をして仲良くなった分余計にな』
マーマネ『カントーで再会したときすごく喜んでたもんね』
サトシ『まあな!あとは……いや、やっぱここまでで。次行こうぜ』
カキ「『仲良くなった分、余計に』か……」
スイレン「……私たちとも、いつかお別れするのかな」
リーリエ「っ」
マオ「か、考えないようにしよ!ね!?」
次の質問 ↓3
幼馴染とかいるの?
サトシ『えーと、『幼馴染はいるの?』か』
マーマネ『小さい頃から付き合いのある人のことだね』
サトシ『いるぜ!シゲルっていうオーキド博士の孫で、俺の最高のライバルなんだ!』
カキ「ほう」
サトシ『昔からずっと張り合ってたんだけど、何をしてもあいつが上を行ってて、それを追いかけてばっかだったな。旅立つ前に二人で釣りをしてたら同じモンスターボールを釣り上げたことがあって、それを引っ張りあったことがあるんだ』
マーマネ『どうなったの?』
サトシ『ボールが二つに割れて、それぞれ半分ずつになったんだ。俺が『引き分けだな』って言ったら、あいつ何て言ったと思う?『君と引き分けるなんて負けと同じだ』だぜ』ククッ
マオ「どう思いますスイレンさん」
スイレン「青春ですな」
リーリエ「!?」
サトシ『旅に出てからもちょくちょく会っては『四番目のサートシくん♪』で冷やかしてくるんだぜ。でも、最後はジョウトリーグで対決したとき、お互い全力を尽くしたバトルで、俺が勝った。あいつはそれからポケモン研究者としての道を歩んでるんだ』
マーマネ『トレーナーじゃないんだ?』
サトシ『ああ。でも選んだ道は変わっても、俺とあいつはずっとライバルなんだ。それにその後も何度かバトルはしてるけど、負かされることもあるくらいあいつの腕は衰えてないよ。あいつならメガシンカもZワザも使いこなすと思うぜ。すごいやつなんだ!』
リーリエ「あ、思い出しました!最近、一際若い少年が化石研究で結果を出したとニュースで見た覚えがあります。オーキド博士の孫と紹介されてたので、その人のことでしょうか」
カキ「だろうな。いつか手合わせしてみたい」
マオ「私たちとも同世代なんだよね」
スイレン「サトシもその人も、凄い」
サトシ『あとは、セレナはどうだろ?』
マーマネ『カロス地方の仲間の子?』
サトシ『ああ、小さい頃サマーキャンプでケガしたのを助けたことがあったってだけだけど。実際会うまで忘れてたけどな』
マーマネ『うーん……何とも言えないね。次行こうか』
サトシ『わかった!次はどんなのかなー♪これだ!』
次の質問 ↓3
手持ちポケモンじゃないポケモンとの思い出はありますか?
個人的には、ルカリオかラティアス来てほしいところ
死にかけたことはありますか?
>>54
劇場版一作目でマジで死んだからなぁ……
マーマネ『『死にかけたことはありますか?』って。フツーないでしょ』
サトシ『数えきれないくらいあるよ?』
マーマネ『』
ピカチュウ『ピカピカ……』ウンウン
カキ「あるんかーい!」
マオ「あるよ?って言い方が軽いよ!」
リーリエ「一体どんなことが……」
スイレン「続き聞こう、うん」
サトシ『例えば、古くなって落ちてきたシャンデリアに押し潰されて、そこにいたゴーストたちに幽体離脱させられたりとか。あいつらも元気にしてるかなぁ』
マーマネ『それ何てオペラ座館!?というか幽体離脱なんて非科学的な!?じゃなくて何普通にしみじみとしてんの!?』
サトシ『溺れそうになったことは何回もあるし。ハクリューとかカスミとかマナフィがいなかったらヤバかったな』アハハ
マーマネ『だから笑い事じゃないっての!?』
スイレン「マナフィについて詳しく!!」
マオ「聞こえないよ……」
サトシ『他にも雪山で遭難したり、空に飛んでいく城に乗って上空で凍え死にそうになったり、カロスのミアレタワーからピカチュウ助けるために飛び降りたり、ファイヤーに倒されたポケモンを助けるために飛び込んでマグマに落ちそうになったりー』ヒーフーミー
マーマネ『もうわけがわかんないよ!!』ウガーッ
マオ「マーマネ、同感……」
カキ「嘘っぽい話のはずなのにあいつならと思ってしまう俺がいる……」
リーリエ「この間のこと(ルザミーネ関連)も結構な経験だったと思うのですが……」
スイレン「とりあえず聞くことが増えた、早くサトシ帰ってきて」
サトシ『まあ、何だかんだ助けられたりして今ここにいるからな、問題ないぜ!』
マーマネ『もういいよ……ピカチュウ、苦労してるんだね』ボソッ
ピカチュウ『ピカァ!』ソウナンダヨ!
次の質問 ↓3
一番記憶に残っている冒険
マーマネ『時間もそろそろだね、もう少しで終わろうか……ってこれは!?』
サトシ『何々?『好きな人はいるか』だって?』
三人娘「「「キターーーッ!!」」」パアッ
カキ(マオたちの目が輝いてる……怖え)
マオ「やっぱり気になるよね!いろんな地方を旅してたんだからそんな話あってもおかしくないし♪」
リーリエ「ですよね!」
スイレン「それか、誰かに告白された話とか」
カキ「いや、こんな踏み込んだ質問なら答えないかもしれないぞ」
三人娘「「「えー」」」ブーブー
マーマネ『えーと、大丈夫なの?こんな質問』
サトシ『好きな人がいるかどうかだろ、何か問題があるのか?』
マーマネ『いや、その……恥ずかしくないの?』
サトシ『別に?』
三人娘「「「おおーー!!」」」キラキラ
カキ「大物だな……だが多分……」
サトシ『今まで一緒に旅した仲間や出会った人たち、もちろんこのアローラの人たちも、俺はみーんな好きだぜ!』
三人娘「「「」」」ズコーッ
カキ「ってオチだろうな」
マオ「もー!そうじゃないでしょー!」
スイレン「マーマネ、フォローして!」
リーリエ「お願いします!」
カキ「必死すぎだろ……」
マーマネ『僕らも入ってるのは嬉しいけどさ、多分質問の意図は違うと思うよ?』
サトシ『え?』
マーマネ『そういう意味の好きじゃなくて、例えば彼女にしたいとか結婚したいとか、そんな感じの』
サトシ『んんー?』
マオ「ナイスだよマーマネ!」
スイレン「今度マラサダ持ってきてあげる」
リーリエ「それはどうかと……」ニガワライ
マーマネ『サトシには女の子の友達がいっぱいいるみたいけどさ、その中で特別この子だけは他の子と違った感じで好き!っていうのがあるかってこと』
サトシ『ええ……うーん、そういうのはないなあ』
マオ「ええ?つまんないのー」
リーリエ「サトシらしいとは思います」クスクス
スイレン「じゃあ逆にサトシが好かれたりっていうのはあるかな?」
カキ「あいつのことだ、あっても気づいてないだろう」
マーマネ(……この流れなら聞けるかも。でもなんだか怖いな。どうする、>>35)
>>35をマーマネは聞く、聞かない?↓5レス中の多数決で判定
聞かない
マーマネ『(やめとこうか……)次の質問で終わりにしよう』
サトシ『結構残っちゃったなー』
マーマネ『時間がもうすぐ終わるからね、仕方ないよ』
サトシ『じゃ、最後は(ガサゴソ……)これで!』
最後の質問 ↓2
再安価なら「今まで旅で一番記憶に残っていることは?」
サトシ『ん?『空港でキスしてたのを見たのですが見間違いですか?』……?』
マーマネ(まさかここで自分で引いちゃった!?)
三人娘「「「!!?」」」ガタッ!!
カキ「」ビクッ!
サトシ『あー、カロスでの旅の終わりのときのか……』
マーマネ『本当だったの!?』
三人娘「「「kwsk!!」」」※ 興奮しすぎて呂律が回ってない
サトシ『カロスでの旅が終わって、俺はカントーへ、セレナがトライポカロンの修行へホウエンに行くことになったんだ。で、先に飛行機にセレナが乗るからそこで別れるはずだったんだけど』
三人娘「「「けど!?」」」
サトシ『急に引き返してきて、いきなりキスしてきたな』
マーマネ『どこに!?口!?頬!?』
サトシ『あはは、秘密』
三人娘「「「何で!?」」」
マーマネ『告白とかされたの?』
サトシ『告白?わかんないけど、『今度会うときはもっと素敵な女性になるから!』みたいなことは言われたな』
マーマネ『それほぼ告白だよ……』
マオ「きゃー///」
リーリエ「どんな方なんでしょう?」
スイレン「トライポカロンだっけ、後で検索しなきゃ」
カキ「サトシはどう思ってるんだ?」
マーマネ『まさかのカミングアウトだったね、サトシ彼女いたんだ』
サトシ『彼女?』
マーマネ『恋人ってこと。将来結婚するかもしれない人だよ』
サトシ『え?』
マーマネ『え?』
三人娘「「「え?」」」
サトシ『え、何でそんな話になるんだ?』
マーマネ『いやいや!別れ際にキスされてその宣言なんてもう愛の告白でしかないから!』
サトシ『???別に結婚してほしいなんて言われてないぞ?キスはよくある挨拶で、今までのお礼を込めてみたいなものだろ?俺だってセレナに助けられたし、感謝してもしきれないけどさ』
マーマネ『ええぇ……』
マオ「うっそーん……」
スイレン「手強(にぶ)すぎる……」
リーリエ「で、でもまだ素敵な女性になる発言があります!」
カキ「もう予測できてるさ……」
サトシ『『今度会うときは素敵な女性になる』ってのも、ポカロンで活躍する女の子ってことだろ?トライポカロンは女の子の競技で、そのトップを目指して修行に行ったわけだし』
マーマネ『……聞くけど、サトシはその子のことどう思ってるの?』
サトシ『え?普通に好きだぜ?』
マーマネ『……さっき聞いたけど、その好きにその子とカスミとか、僕らとかで違いは?』
サトシ『ないよ』
マーマネ『……いつか誰かに刺されるよ、君』
サトシ『え!?』
リーリエ「……脈なし、なのでしょうか……」
マオ「少なくとも今はね……」
スイレン「そうだった……サトシはボーイフレンドとかデートって言葉にも無反応なくらいそういうのに興味がないんだった……」
カキ「何というか、罪作りなやつだな……お前らも告白するならもっとストレートに言うんだな」
三人娘「「「はぁ!?」」」
マーマネ『えー、最後にすごいことになっちゃったけど、ひとまず時間です』
サトシ『全部に答えられなくてごめんな!直接話しかけてくれてもいいぜ!じゃあな!』
サトシ「みんな、ただいまーうおっ!?」
マーマネ「カキ、どしたの」
カキ「」ボロッ
マオ「あははは、ちょっと変なこと言うからおしおきしちゃった♪」
スイレン「気にしない気にしない」
リーリエ「2人共、お疲れ様です」
サトシ「ああ!ちょっと緊張したけど楽しかったぜ!」
マーマネ「リーリエとカキも入れてたんだねあれ。マオとスイレンもどうせ入れてたんじゃない?」
マオ「ま、まあね。あたしは『↓2』って書いたかなー」
スイレン「私は『↓4』って聞こうとした」
※ 時系列的に不自然でないようにお願いします。
今まで旅した中で一番好きなところは?
>>77
確かカンザキじゃなかったか?
戦え…戦えぇ!!
>>82
結論から言うとサトシのファミリーネームは勇崎って事だ
>>83
(もしかして安価踏んでいたのに気が付いていないのか……?)
マオ「ま、まあね。あたしは『サトシのファミリーネームを教えて』って書いたかなー」
スイレン「私は『戦え……戦えぇ!!』って聞こうとした」
サトシ「え!?」
スイレン「うっそでーす♪ホントは『今まで旅で一番記憶に残っていることは?』だよ」
サトシ「なーんだ。別にバトルならいつでもいいぜ!」
カキ「マオ、ファミリーネームなんて聞いてどうするつもりだ?」
リーリエ「結婚でも意識したんですかー?」ニヤニヤ
マオ「ち、違うよ!ちょーっと気になっただけだって!」
サトシ「俺んちにはファミリーネームはないな、普通の家だし。みんなもだろ?」
マーマネ「そうだね」
カキ「まあな」
マオ「そっかー」
サトシ「旅で一番記憶に残ってることかー、これも選び辛いなぁ」
リーリエ「放送を聞く限り相当に凄い経験ばかりしてきたようですからね……」
サトシ「ルギアと一緒に世界を救ったこととか、波導の勇者ルカリオと一緒に戦ったこととか、ディアルガ、パルキア、ギラティナ、アルセウスの戦いに巻き込まれたこととか、数え上げたらきりがないなぁ」ヒーフーミー
マーマネ「そういうのいいから!普通の冒険の話にして!」
スイレン「ルギアとマナフィについてはまた今度詳しく」
サトシ「おう?それ以外だと、やっぱり旅立ちの日かな。俺とピカチュウの出会った日、すべてが始まった日」ナデナデ
ピカチュウ「チャ~ァ♪」
マオ「今度それも聞かせて!」
サトシ「ああ!」
ククイ「サトシ、お疲れ!結構好評だったみたいだぜ!」
サトシ「博士!ほんとですか!?」
ククイ「読み切れなかった分や追加する分も入れて、第2回もやってみないかって話が出てるんだ」
サトシ「い、いやーそこまでは」アハハ
カキ「読み切れない分がどんどん溜まっていきそうだな」
マーマネ「そうだね」
~放課後~
ククイ「よーし、今日はここまでだ。各自気を付けて帰るように」
6人『はーい!』
ドドドドドドドドド!!
カキ「な、なんだ!?」
マオ「何か来る!?」
「「「マサラタウンのサトシはいるか!?」」」
サトシ「はいっ!?」
マーマネ「大勢来た!?」
「他の地方のポケモンの話聞かせてくれ!」
「バトルしてくれないか!?」
「リーグで上位入賞できる奴と戦えるなんてこれ以上ない経験だ!」
「ちょっと男子ー!そんなにたくさんバトルできるわけないでしょ!」
「サトシくん、お茶しに行かなーい?」
「もっといろいろお話聞かせてよー」
「おい女子!サトシがお前らなんかに興味持つわけないだろ!」
「うっさい!」
ワーワー ギャーギャー
サトシ「え、ええ……?」
ククイ「み、みんな落ち着け、サトシが困ってるじゃないか」
「「「博士は黙ってて!!!」」」
ククイ「」
スイレン「博士弱っ」
リーリエ「ど、どうします?」
サトシ「こ、こうなったら……!」
クラスメイツ『こうなったら?』
サトシ「逃げる!!」ダッ
クラスメイツ『え!?』
「待ってくれー!」
「バトルしようぜー!?」
「デートしましょうよー!」
サトシ「い、いっぺんに相手できるわけないだろー!」ダダダー!!
ワーワー! ワーワー ワーワー……
スイレン「行っちゃった」
マーマネ「あんな放送するから……」
ククイ「俺か?俺が悪いのか!?」
カキ「そうじゃないですけど……」
リーリエ「どうします、追いかけますか?」
マオ「いやー、あれに巻き込まれたくないなー……」
6人『…………』
ククイ「……まあ、当初の目的は果たしたし、よしとするか!」
スイレン「博士ひどい」
ククイ「そう言うなよ……ウチに帰ってきたらたっぷり労ってやるさ」
マオ「明日あたしも何か持ってきてあげようかな?スタミナ料理とか」
リーリエ「じゃあ、私はポケモンたちに元気の出るフーズを」
マーマネ「僕らもやっぱりもっと話聞きたいし」
カキ「バトルもしたいからな」
スイレン「だね!」
その後、へとへとになって家に戻ったサトシはククイ・バーネット夫妻に手厚く労われ、翌日はクラスメイト達をさらに驚愕させる話を繰り広げるのだが、それはまた別のお話。
以上です。ここまで読んでいただいた方々、安価を投下してくださった方々、ありがとうございました。
依頼出してきます。
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