美琴「え・・・ち、ちょっと・・・」
上条「ア゙・・・ガ・・・ガ・・・!!」ビクッビクッ
不幸にも、直撃の際バランスを崩した上条は右手を前に出すことが出来ず、
結果左肩から脇腹辺りまでの左半分の肉が削ぎ落とされていた。
美琴「う・・・嘘、嘘よ、ね、ねぇアンタ・・・!」
黄泉川「アンチスキルだ!河川敷で学生が騒いでるって通報があったじゃん、って・・・」
鉄装「ひっ!?い、いやあああああああ!!!」
上条「・・・・ッ・・・・ァ・・・」ヒューッヒューッ
美琴「・・・・・」
美琴「あ・・・はは、夢よ、夢・・・うん、そうよ、これは夢だわ・・・」
予期せぬ事態に現実逃避を始める美琴だがしかし、
上条「・・・・・」
動かないライバル、強烈な血の匂い―――――。
レベル5が故、美琴のパーソナルリアリティはこれが紛れもない現実であるという事を認識させて許さなかった。
黄泉川「・・・とりあえず一緒に来てもらうじゃん。救急車は手配しておいた」
美琴「・・・・・警備員さん・・・・私なんでこんなことしちゃったんだろ・・・・右手以外に当たったらこんな風になるって解ってたのに」
黄泉川「・・・その答えは自分で見つけるしかないじゃん」
その後の経過は次の書き手様に委ねるとしよう。
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