ドモン「シコる? 一体何の話だ」 (53)

チボデー「おいお~い、トボけるんじゃねえよジャパニーズ!」

ドモン「悪いがチボデー、何を言ってるのかサッパリわからない」

チボデー「……なあ、ドモン・カッシュ……本気で言ってるのか?」

ドモン「無論だ」

チボデー「シコった経験は?」

ドモン「そもそも、シコるって言葉すら初めて聞いたんだ」

ドモン「経験を聞かれた所で、知らんとしか答えられん」

チボデー「……ジーザス、なんてこった」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1517798688

https://www.youtube.com/watch?v=ss1D_-fnT1c

  ・  ・  ・

ストーカー「……さて、今回は一風変わったお話です」

ストーカー「シコる……クイーン・ザ・スペード、チボデー・クロケットのこの言葉」

ストーカー「それが、キング・オブ・ハート、ドモン・カッシュにある変化をもたらします」

ストーカー「彼を待ち受けるのは希望の未来か」

ストーカー「はたまた、絶望の明日か」

ストーカー「ドモン・カッシュは、シコるという意味を理解する事が出来るのか」

ストーカー「――それでは!」

ストーカー「ガンダムファイト! レディィィ……ゴー!」




    放て! 絶頂、セルフゴッドフィンガー


ドモン「教えてくれ、チボデー」

ドモン「シコるってのは、一体何だ?」

チボデー「そりゃあお前……[田島「チ○コ破裂するっ!」]の事だ」

ドモン「おなにー? おい、そいつは一体何だ?」

チボデー「[田島「チ○コ破裂するっ!」]も知らねえのか!?」

ドモン「ああ」

チボデー「それじゃあ、別の言い方……マスターベーションは!?」

ドモン「マスターベーションだって!?」

チボデー「! さすがに行為自体は知ってたか!」

ドモン「おい、チボデー! シコるってのは、東方不敗と何か関係があるのか!?」

チボデー「知らねえのかーい!」

ドモン「教えてくれ、チボデー」

ドモン「シコるってのは、一体何だ?」

チボデー「そりゃあお前……オナニーの事だ」

ドモン「おなにー? おい、そいつは一体何だ?」

チボデー「オナニーも知らねえのか!?」

ドモン「ああ」

チボデー「それじゃあ、別の言い方……マスターベーションは!?」

ドモン「マスターベーションだって!?」

チボデー「! さすがに行為自体は知ってたか!」

ドモン「おい、チボデー! シコるってのは、東方不敗と何か関係があるのか!?」

チボデー「知らねえのかーい!」


saga忘れのハリ直し

ドモン「教えてくれ、チボデー!」

ドモン「奴が……マスターアジアが関係しているとしたら……!」

ドモン「俺は、シコるって意味を知る必要がある!」

チボデー「ああ、いや……奴は関係ない」

ドモン「何っ、本当か?」

チボデー「本当だ。関係してるなんて、考えただけで寒気がするぜ」

ドモン「だったら……シコるってのは、一体……?」

チボデー「まさかとは思うが、お前はその股間についてるブツの使いみちを――」

ドモン「? ちんこは用を足す時に便利な、ホースみたいなもんだろう?」

ドモン「玉は、ファイトの時の弱点にしかならない邪魔者だな」

チボデー「――なんてこった、そいつも知らねえってのか……!」

ドモン「コイツらに、何か別の使い道が……?」

チボデー「……ああ、その通りだ」

ドモン「成る程。だが、それとシコるってのは別の話だろう?」

チボデー「いいや、大いに関係がある!」

ドモン「何だとッ!?」

チボデー「良いかドモン・カッシュ! よく聞け!」

ドモン「!」

チボデー「シコる、ちんこ、玉! この3つは、大きく関係している!」

チボデー「どれが欠けても駄目だ!」

ドモン「だが……一つくらい欠けても問題無いんじゃないか?」

チボデー「ガンダムの無いガンダムファイターをお前さんはどう思う?」

ドモン「そりゃあ……ただの武闘家、ただのファイターだ」

チボデー「だろう? 何一つ、欠けちゃいけないのさ」

ドモン「教えてくれ、チボデー!」

ドモン「俺に……シコるという、その本当の意味を!」

チボデー「……良いだろう、ドモン・カッシュ!」

チボデー「俺がお前に、セルフ・バーニングの何たるかを教えてやる!」

ドモン「くっ……! なんて気迫だ!」

ドモン「シコるってのは、そんなに凄いもんなのか!?」

チボデー「凄いなんてもんじゃねえ……ありゃ最高さ」

ドモン「……そいつは知るのが楽しみだぜ!」

ドモン・チボデー「――フッ!」


レイン「――ちょっとアナタ達!? 昼間から大声で何の話をしてるの!?」


ドモン・チボデー「!?」

ドモン「おい、レイン。何をそんなに怒ってるんだ」

レイン「これが怒らずにいられますか!」

チボデー「お、落ち着けってレイーン! 綺麗な顔が台無しだぜ?」

レイン「あのね、アナタ達は国家の代表――ガンダムファイターなのよ?」

レイン「それがあんな大声で……恥ずかしいとは思わないの!?」

ドモン「……確かに、少し盛り上がりすぎたかも知れないな」

レイン「あら、ドモンにしてはやけに素直じゃない」

ドモン「馬鹿にするな。俺だって、そのくらいの配慮は出来る」

ドモン「――さあ、チボデー。シコるってのは、一体なんだ?」

レイン「大声を出さなきゃ良いってものでもないわよ!」

ドモン「おい、お前の声がうるさいぞ、レイン」

レイン「アナタが変な話を続けようとするからでしょ!」

ドモン「変な話なもんか」

ドモン「俺たちはただ、シコるって事に関して話してただけだ」

ドモン「なあ、そうだろう、チボデー?」

チボデー「んっ!? あ、お、おう……そうだな」

レイン「……チボデー?」

チボデー「……」


チボデー「はっはぁ、悪いなジャパニーズ!」

チボデー「シコる話に関しては、一旦お預けだ!」


ドモン「!? おい、どこへ行く気だ、チボデー!」

チボデー「――ドモン・カッシュ! キング・オブ・ハートよ!」

ドモン「……何だ、クイーン・ザ・スペード、チボデー・クロケット!」

チボデー「今まではお前に一歩及ばなかった!」

チボデー「だが、最終的に――バトルロイヤルで勝利を掴むのはこの俺だ!」

チボデー「お前に破れたことで、俺はまた大きく進化した!」

チボデー「……お前とのファイトを楽しみにしてるぜ、ドモン!」

ドモン「……ああ、俺もだ、チボデー!」


チボデー「……フッ」


ドモン「……」

ドモン「……お前との再戦、楽しみだ」

ドモン「!? おい、シコるって意味を教えずに行くな、チボデー!」

ドモン「……くそっ! もう見えなくなりやがった!」

ドモン「レイン! お前のせいで、シコるって意味を聞きそびれたじゃないか!」

レイン「も、もう! そんなにシコるシコる言わないで!///」

ドモン「! レイン、お前まさか……!?」

レイン「? どうしたの、ドモン?」

ドモン「レイン! お前は、シコるって事が何なのか知ってるのか!?」

レイン「ふえっ!?///」

ドモン「そうなんだろう、レイン!?」

レイン「そ、それは……知ってはいる、けど……///」

ドモン「教えてくれ、レイン! 俺に、シコるって事を!」

レイン「――もうっ! 女の子にそういうのを聞くのはマナー違反よ!///」

ドモン「女の子? だったらレイン、お前なら問題無いだろう」

レイン「……」

レイン「ドモンの馬鹿っ! もう、絶交よ!」

  ・  ・  ・

ドモン「クソッ! レインの奴、何をあんなに怒ったんだ!」

ドモン「さっさとどっかへ行っちまいやがって……!」

ドモン「行くならせめて、シコるって意味を説明してから――」


???「あっちゃー! 随分と荒れてるじゃないか、アニキ!」

???「シャッフルの紋章に導かれてみれば……これはこれは」


ドモン「! お前達――」

サイ・サイシー「――よっ、ドモンのアニキ!」

ジョルジュ「何やら、ピンチのようですね」

ドモン「サイ・サイシー! それに、ジョルジュまで!」

サイ・サイシー「オイラ達は、同じシャッフル同盟の一員だかんね!」

ジョルジュ「友の危機に駆けつけるのは、騎士として当然の事ですよ」

ドモン「お前ら……!」

サイ・サイシー「所で、一体何があったんだい?」

ジョルジュ「そうですね……敵の姿は、どこにも見えませんが……」

ドモン「ああ、いや……少し、気になることがあってな」

サイ・サイシー「気になること?」

ジョルジュ「ふむ……良ければ、話してみてください」

ドモン「いや、だが……」

サイ・サイシー「な~に遠慮してんのさ! 水臭いよ、アニキ!」

ジョルジュ「その通り。そして、アナタらしくありませんね、ドモン・カッシュ」


サイ・サイシー「――クラブ・エース、サイ・サイシー! あちょー!」

ジョルジュ「――そして、ジャック・イン・ダイヤのジョルジュ・ド・サンド!」

サイ・サイシー、ジョルジュ「我ら、シャッフル同盟!」

サイ・サイシー、ジョルジュ「キング・オブ・ハート、ドモン・カッシュの力になりに来た!」


ドモン「ふっ……お節介なと言いたい所だが……頼もしい仲間達よ!」

  ・  ・  ・

サイ・サイシー、ジョルジュ「シコる?」

ドモン「ああ。お前達、何かこの言葉に心当たりは無いか?」

サイ・サイシー「……ごめんよアニキ。オイラ、そんな言葉初めて聞いたよ」

ドモン「いや、気にするな、サイ・サイシー」

ジョルジュ「私も初耳ですね……他に、シコるに関しての情報は無いのですか?」

ドモン「他に? そうだな、確か……オナニーとか、何とか……」

サイ・サイシー「それも聞いたこと無いや。他には?」

ドモン「あとは、マスターベーションとか……」

ジョルジュ「!? シコるとは、奴が……東方不敗マスターアジアに関係が!?」

ドモン「俺もそう思ったさ。だが、どうやら無関係らしい」

ドモン、サイ・サイシー、ジョルジュ「……う~ん」

サイ・サイシー「――駄目だ! 全っ然わかんないや!」

ジョルジュ「ここで顔を突き合わせていても、答えは出そうにありませんね」

ドモン「レインが何か知ってるみたいなんだが、ヘソを曲げちまってるんだ」

サイ・サイシー「! じゃあさ、アニキは姉ちゃんと仲直りしてよ!」

ドモン「何っ? どうして俺がそんな事をしなきゃならない」

ジョルジュ「成る程……考えましたね、サイ・サイシー」

サイ・サイシー「へへへっ!」

ドモン「おい、どういう事だ?」

サイ・サイシー「バッカだなぁ、アニキは!」

ドモン「何だとっ!?」

ジョルジュ「マドモワゼル・レインから、少しでも話を聞き出し……」

サイ・サイシー「……そして、オイラはじっちゃん達から!」

ドモン「!」

ジョルジュ「そして、私はレイモンドから話を聞いて、それを総合すれば――!」

ドモン「シコるって意味が……わかる!」

https://www.youtube.com/watch?v=KeoeHQZqiqs

ドモン「全員、やることは決まったな」

サイ・サイシー「オイラは、じっちゃん達にシコるって何かを聞く」

ジョルジュ「そして私は、レイモンドに」

ドモン「俺は……あの、わからず屋のレインを!」

ジョルジュ「ドモン・カッシュ、レディーに対してその物言いは関心しませんね」

サイ・サイシー「そうだよ! これから、ご機嫌取りをしなきゃいけないんだから!」

ドモン「むっ」

ジョルジュ「いくらシャッフル同盟といえど、その争いには介入出来ませんからね」

サイ・サイシー「そうそう! オイラ、巻き込まれたくないもん!」

ドモン「フン! 言ってくれるぜ!」

ドモン、サイ・サイシー、ジョルジュ「……はっはははは!」


ドモン「――行くぞおおおおっ! お前達!」

サイ・サイシー、ジョルジュ「おおおおっ!」

  ・  ・  ・

サイ・サイシー「じっちゃ~~~ん!!」

瑞山・恵雲「サイ・サイシー!」

瑞山「また修行をサボって、どこへ行っていたのだ!」

恵雲「こんな事では、決勝戦を勝ち残れんぞ! なあ、瑞山よ!」

瑞山「左様! お主はまだまだ修行が必要! なあ、恵雲よ!」

恵雲・瑞山「無様な戦いぶりを晒しては、お父上に申し訳ないと思わんのか!」

サイ・サイシー「そ、そりゃあわかってるけど……」

恵雲・瑞山「ならば!」

サイ・サイシー「でも、その前に聞きたい事があるんだよ!」

サイ・サイシー「それを教えてくれたら、修行でもなんでもするからさー!」

恵雲・瑞山「はて? 聞きたいこと?」

サイ・サイシー「シコるって何? なんだか、最高らしいんだよね!」

恵雲「瑞山……」

瑞山「恵雲……」

恵雲・瑞山「……何と答えれば良いものやら……!?」

  ・  ・  ・

ジョルジュ「今、帰った」

レイモンド「お帰りなさいませ、ジョルジュ様」

ジョルジュ「レイモンド、お前に聞きたい事がある」

レイモンド「聞きたい事ですか?」

ジョルジュ「ああ、そうだ」

レイモンド「まあまあ、今、丁度お茶を淹れた所です」

レイモンド「何やらお疲れの様子、せめて一口だけでも……」

ジョルジュ「……ふむ、では、頂こうか」

レイモンド「……」

ジョルジュ「さて、レイモンド。シコる……とは……」

ジョルジュ「何だ……急に眠気が……」

レイモンド「ご安心くださいジョルジュ様。ベッドまで、お運びします」

レイモンド「……そして、アナタはそれを知る必要は無いのです」

レイモンド「……申し訳ありません、ジョルジュ様」

レイモンド「無垢な騎士のままでと……マリアルイゼ様たっての願いですので……」ペコリ

  ・  ・  ・

ドモン「――クソっ! レインの奴!」


『ネオ・ロシアのナスターシャさんとお話してきます』

『彼女なら、そういった教育に関して詳しそうだから』

『追伸、晩御飯は外で食べてきてください』


ドモン「この置き手紙はどういうつもりだ!」

ドモン「まるで母親気取りじゃないか……聞きたい事があったってのに!」

ドモン「こんな事じゃ、シコるって意味を知ることが出来ない!」

ドモン「……クソッ! 一体、どうすりゃ良いってんだ……!」


???「フフフフフッ……フハハハハハッ!」


ドモン「!? 誰だっ!?」


(Gガン、アイキャッチ)

https://www.youtube.com/watch?v=SjP3672mNHA


CM入ったので休憩

(Gガン、アイキャッチ)

???「フフフフフッ……フハハハハハッ!」


ドモン「……おい、笑ってないで姿を見せたらどうだ!」

ドモン「シュバルツ!」


シュバルツ「――とうっ!」

ヒュンッ…スタッ!

ドモン「……相変わらず派手な登場だな」

ドモン「それで? 俺に、一体何の用だ」

シュバルツ「ふん、知れたこと! ドモン、お前を笑いに来たのよ!」

ドモン「何だとっ!? おい、そりゃどういう意味だ!」


シュバルツ「この未熟者があっ!」


ドモン「っ!?」

シュバルツ「ドモン・カッシュ! キング・オブ・ハートよ!」

シュバルツ「まさか、お前がシコるの何たるかを知らなんだとは!」

シュバルツ「このシュバルツ・ブルーダー、呆れても物も言えん!」

シュバルツ「……いや、笑いしか起きんというものよ!」

シュバルツ「フハハハハッ、フハハハハハッ!」

ドモン「何が可笑しいっ!?」

シュバルツ「それがわからんから未熟と言うのだ、この馬鹿者があっ!」

ドモン「ぐっ……!?」

シュバルツ「フン……どうした、言い返してみろ」

ドモン「……いや、確かに俺はシコるってのが何かわかっちゃいない」

ドモン「だが、アンタの言い方じゃ、知ってて当然の事なんだろう?」

ドモン「……だから、言い返す気が起きなかっただけだ」

シュバルツ「ほう……予期せずとは言え己を知り、少しは成長したようだな」

ドモン「なあ、教えてくれ、シュバルツ!」

ドモン「アンタなら、シコるって事について何か知ってるんだろう!?」

シュバルツ「ほう、例えば何が聞きたい」

ドモン「た、例えば?」

シュバルツ「ふむ……本当に、何も知らんらしいな」

ドモン「……ああ、俺はどうやら、本当になっちゃいなかったらしい」


シュバルツ「……お前の兄――キョウジは、シコるスペシャリストだった」


ドモン「兄さん……いや、キョウジが!?」

シュバルツ「ああ、そうだ」

シュバルツ「その天才的な頭脳が編み出した、数々のシコリ方……」

シュバルツ「私は、その全てを知っている」

ドモン「シコリ方……つまり、何かする、ってことか!」

シュバルツ「察しが良いな。それでこそ、教え甲斐があると言うものよ」

ドモン「だが……シュバルツ、どうしたアンタがそれを知ってるんだ?」

シュバルツ「そんな事はどうでも良いっ!」

ドモン「!」

シュバルツ「答えろ、ドモン!」

シュバルツ「キョウジが編み出したシコりに挑むか、否かを!」

ドモン「お、俺は……!」

シュバルツ「そらそらそらそら! どうしたどうしたぁ!」

シュバルツ「臆したか、キング・オブ・ハート!」

シュバルツ「逃げるのか!? 兄の――キョウジの影から!」

ドモン「! 俺は……俺は逃げない!」

ドモン「例え相手が誰だろうと、皆纏めて叩き潰してやる!」

シュバルツ「ほう……ならば、シコるのだな? ドモンよ」

ドモン「ああ、シコる! シコってみせる!」

シュバルツ「……フッ、よく言った。それでこそ――……」

シュバルツ「……」

ドモン「シュバルツ! キョウジが編み出した、シコりってのは何だ!?」

シュバルツ「……見事な気迫だ」

シュバルツ「――良いだろう! その気迫に! その質問に答えよう!」

シュバルツ「キョウジが編み出した、至高のシコり!」

シュバルツ「それは、即ち――!」

ドモン「……!」ゴクリ


シュバルツ「――ガンダムファイトだッ!」ビシィッ!


ドモン「何だって!?」

ドモン「シコる事と、ガンダムファイトに関係が!?」

シュバルツ「ドモンよ……シコる別名を挙げてみろ」

ドモン「ああ、確か……オナニーとマスターベーション、だろう?」

シュバルツ「それだけではない。まだ、別名がある」

ドモン「何っ!? そりゃ一体……!?」


シュバルツ「――G行為!」ビシィッ!


ドモン「G行為……!?」

シュバルツ「そうだ。本来は自慰行為というのだが……」

シュバルツ「まあ、今は関係無いので割愛しよう」

ドモン「なあ、シュバルツ。ガンダムに何の関係が……」

シュバルツ「ドモンよ。デビルガンダムの本来の名前は何だ」

ドモン「おい、質問に答えてくれ」

シュバルツ「良いから答えろ」

ドモン「……アルティメットガンダムだ」

シュバルツ「そう。アルティメットガンダムは――」


シュバルツ「究極のG行為のために生み出された機体なのだ!」


ドモン「!?」

シュバルツ「ファイティングスーツのピッチリ感……」

シュバルツ「――そして! 触手にてんやわんやされる!」

シュバルツ「その二つを同時に受けるための、悲しき機体なのだ!」

ドモン「……何てことだ!」

シュバルツ「だが……キョウジは己の過ちに気付いた」

シュバルツ「触手は、少し違うな、と」

シュバルツ「スーツのピッチリ感で十分だ、と」

ドモン「しかし……どうしてそこまで知ってるんだ?」

ドモン「シュバルツ……アンタは、一体……」

シュバルツ「ドモン、今はシコる事だけ考えろ」

ドモン「いや、だが――!?」

シュバルツ「この未熟者があっ!」

ドモン「!?」

シュバルツ「シコるとは己との戦い、相手の居ないガンダムファイト!」

シュバルツ「それを知らずして、他のことに目を向けている場合ではない!」

ドモン「……そうだな。他のことを考えるには、俺はまだ未熟!

ドモン「だから、今は――」


ドモン「――シコるッ!」


ドモン「出ろおおおぉぉぉっ! ガンダアアアァァァムッ!!」


パチィィィンッ!

  ・  ・  ・

ドモン「さあ、シュバルツ! ガンダムに乗り込んだぞ!」

ドモン『ここからどうすれば良い!?』

ドモン『どうするのが、シコるって事なんだ!?』


シュバルツ「慌てるな、ドモンよ!」

シュバルツ「思い出せ……あの、修行の日々を!」

シュバルツ「ギアナ高地で見た――」


ドモン「ギアナ高地で……?」


シュバルツ「レインのパンツを!」


ドモン「レインのパンツ……?」

ドモン「!? なんだっ……!?」

ドモン『教えてくれ、シュバルツ! どうして俺のチンコが大きくなってきたんだ!?』

ドモン『こいつがシコるって事なのか!?』


シュバルツ「慌てるな! それは、まだシコる準備に過ぎん!」


ドモン「何だって……!?」

ドモン「くっ……!」

ドモン「ファイティングスーツの中で、チンコが暴れやがる!」

ドモン「だが……何だ……?」

ドモン『一体何なんだ……この湧き上がってくるもんは……?』


シュバルツ「……その湧き上がるもの」

シュバルツ「それを自らの手で開放し、解き放つ!」

シュバルツ「それこそがシコるという事だ!」


ドモン『! チンコを手で握れば良いんだな!?』


シュバルツ「その通りだ、ドモンよ!」

シュバルツ「そして、上下にシコシコとする! シコるのだ!」


ドモン『はいいいいいいっ!』ビクビクンッ


シュバルツ「どうだドモンよ! スーツ越しにシコる感触は!」


ドモン「これは……チボデーが最高って言ってた理由がわかるぜ!」ビクビクンッ

ドモン『最高だぜ、スーツを着ながらシコるのは!』ビクビクンッ

ドモン『てぇぇりゃああああぁぁぁっ!!』ビクビクンッ

???「――いい加減にしなさいっ!!」


ドモン「!? その声は……」


レイン「ドモン!? アナタ、ガンダムに乗って何をやってるの!?」


ドモン「なんだ……!? あんな怒り方、見たことが無い……!」

ドモン「まさか……レインも、怒りのスーパーモードを……!?」

ドモン『……しゅ、シュバルツ!』

ドモン『アンタからも、何か言ってやってくれ!』


レイン「最初から、アナタしか居なかったわよ!」


ドモン「何だって!? アイツ、逃げたのか!?」


レイン「全く! ゴッドガンダムの発信信号を受信したから戻ってみれば!」

レイン「早くそこから降りてきなさい!」


ドモン『……』ショボン

ドモン「……クソッ、もう少しで何か掴めそうだったってのに!」

ドモン「俺は……シコる事すら満足に出来ない奴だったのか」

ドモン「……フッ、チンコもしぼんできやがった」


シュバルツ「――諦めるな、ドモンッ!」


ドモン『! シュバルツ!』


シュバルツ「まだ勝負はついていない!」

レイン「しゅ、シュバルツさん!? アナタ、何を言ってるの!?」


ドモン『だが!……だが、もうチンコが……!』


シュバルツ「そんなもの、また奮い立たせれば良いだけの事ッ!」

シュバルツ「見ろドモン・カッシュ! キング・オブ・ハートよ! シュトゥルム!」

レイン「えっ!? えっ!?」

シュバルツ「ウント!」

レイン「ちょっ、ちょっとヤダ! 何をする気!?」

シュバルツ「ドラングウウウウゥゥゥッ!」

レイン「きゃあああああっ!?」

ふわっ…


ドモン「……――見えたッ!」

ドモン『パンツのチラリズム!』

https://www.youtube.com/watch?v=BvKWpyGQCK0

ドモン「俺のこの手が真っ赤に燃えるぅ!」

ドモン「チンコを掴めと、轟き叫ぶぅっ!」

ドモン「イクぞッ!」


レイン「!? ドモン、まさか――!?」


ドモン『ばぁぁぁく熱ッ!』

ドモン『ゴッドッ! フィンガアアアァァァ――ッ!!』

ガシイッ!

ドモン『ぐわあああああっ!?』ビクンビクンッ!


レイン「ああっ!? やっぱり!?」

シュバルツ「そうだ! それで良い!」

レイン「良くないですから!」

ドモン「おおおおおおおお――」

ドモン『――おおおおおおおッ!』ビクンビクンッ!

ミシミシッ…!


レイン「ドモン、今すぐやめなさい!」

シュバルツ「機体の股間が、ゴッドフィンガーの衝撃に耐えられていない……!?」

シュバルツ「あれでは、イク前に股間が爆発してしまう!」

シュバルツ「! レイン、キミはまさか……この事を知って止めていたのか!?」

レイン「違います! そういう問題じゃありません!」

シュバルツ「!? ならば、何故だッ!?」

レイン「~~~っ! 兎に角、今すぐやめなさい!」


ドモン『――いいや、まだだッ!!』ビクンビクンッ!


レイン・シュバルツ「!?」


ドモン「片手だけでは間に合わないのならばッ!」ビクンビクンッ!


ドモン『左のゴッドフィンガーも合わせればああッ!!』ビクンビクンッ!


ガシイイィッ!


ドモン『うわああああああっ!?』ビクンビクンビクンッ!

ドモン「りゅ、流派……東方不敗の名の下にぃっ……ん!」ビクンビクンビクンッ!

ドモン「俺のこの手が真っ赤に、うぅん! 燃える、っうぅ!」ビクンビクンビクンッ!

ドモン「シコっ……た先の未来を掴めっ、と、ととっ、轟叫ぶぅっ!」ビクンビクンビクンッ!


ドモン『爆熱ゴッド、んっ! フィンガァァァ……!』ビクンビクンビクンビクンッ!


ドモン『石破ッ! 天驚けえええぇぇぇん!!』ビクーンッ!


ドモン「……ふぅ」


ドモン『ヒートエンド』


ドガアアアァァァンッ!!


シュバルツ「股間が爆発するのに間に合わせるとは……!」

シュバルツ「――見事ッ!!」


レイン「……」

  ・  ・  ・

ウォン「ふむ……ゴッドガンダムの股間部分が大破したようですね」

東方不敗「恐らく、機体がアヤツの力に耐えられなかったのでしょう」

ウォン「しかし……はっは、まさかシコって機体を壊すとは!」

ウォン「キング・オブ・ハート、ドモン・カッシュの中々愉快な人間のようだ!」

東方不敗「……ミスター・ウォン」

ウォン「おっと失礼。仮にも、アナタの元お弟子さんでしたね、彼は」

東方不敗「先程から気になっていたのですが……」

ウォン「? 何ですか?」

東方不敗「シコるとは……一体、何ですかな?」

ウォン「……」

ウォン「はい?」

  ・  ・  ・

ドモン「やれやれ、とんでもない目にあったぜ」

ドモン「それもこれもチボデー、お前がちゃんと説明しないから……」

チボデー「いやー、悪い悪い!」

チボデー「あの時は、急に腹が痛くなっちまってなぁ、ハッハッハ!」

ドモン「フン! 抜かせ!」

チボデー「だが、もうお前さんはシコるって意味がわかったんだろう?」

ドモン「ゴッドガンダムの股間は大破」

ドモン「あの後、レインは口もきいちゃくれないがな」

チボデー「だが……知る価値はあった、だろう?」

ドモン「……悔しいが、まあな」

チボデー「ハッハッハ! そうだろうそうだろう!」

ドモン「おい、だからってお前を許したわけじゃないからな?」

チボデー「……ソーリー、悪かったよ、ドモン・カッシュ」

ドモン「……まあ、良いだろう」

ドモン「今日はチボデー、お前に聞きたい事があるんだ」

チボデー「良いぜ、今日は何でも答えてやらぁ!」


ドモン「ヒニン? ってのは一体なんだ?」


チボデー「……あん?」

ドモン「いや、この前アレンビーと夜のファイトをした後、アルゴ達に会ってな」

チボデー「まっ、待て待て! 夜のファイト!?」

ドモン「ああ。男と女ならするもんだって、アレンビーに聞いてな」

ドモン「何度かやっちゃいるんだが……」

チボデー「……ジーザス」

ドモン「俺もアレンビーも初めてでな……今は、修行の真っ最中って所だ」

ドモン「? おい、どうしたチボデー? 顔色が悪いぞ?」

ドモン「まあ、夜のファイト後にバッタリ会ったアルゴに『ヒニンはしておけ』って言われたんだ」

ドモン「だが……俺には、意味がサッパリわからないんだ」

ドモン「だから……教えてくれ、チボデー!」


ドモン「俺にヒニンの、意味ってやつを!」


https://www.youtube.com/watch?v=Zs4jZgdVl54


おわり

こんなくだらないもん最後まで読んでくれてありがとう
ローカルルール的にセーフだと思っているよ!

HTML化依頼出しときます

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom