紗枝めし!【小早川紗枝と蟹編】 (54)

モバマスSSです

紗枝はんとモバPが飯食うだけです

何!?最近ソシャゲばかりやっていたのか!?


言葉遣い間違ってても堪忍してや

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紗枝「はぁ……ぬくいなぁ……」

翠「やっぱりコタツはいいですよねぇ……」

紗枝「ほんになぁ。一度入ったら抜けられへんわぁ……」

翠「はぁ……」

紗枝「翠はん……流石に寝たら風邪ひきますさかいあきまへんえ」

翠「そう言われましても……」

紗枝「まぁ気持ちはよー分かるんやけどもなぁ」

おこたってなんでこない快適なんやろなぁ……










千秋「……」

モバP「見ろ美由紀。あれがついこの間公演で人類を見守ってた存在と美食女神の成れの果てだ」

美由紀「紗枝ちゃんはともかく翠ちゃんはいつもの通りだね」

千秋「(言われてるわよ女神様)」

千秋「はいはい、2人共。プロデューサーの家なんだから少しは手伝う」

紗枝「……はぁ、ほなうちお皿取って来るわぁ」

千秋「もう持って来てるわ」

紗枝「ほなお料理の材料……」

千秋「もう下ごしらえは済んでるわ」

紗枝「することあらへんやん……」

千秋「態度の問題よ」

モバP「まぁ別にいいさ。折角美由紀から立派なの貰ったんだ。ゆっくり食おうぜ」

美由紀「(ドヤッ)」

一人暮らしやとお鍋する機会あらへんしなぁ

かに鍋なんていつ以来やろ?

お刺身でも食べられる言うてはったさかい楽しみやわぁ

モバP「そら、茹でたのとレアなの持って来たぞ」

美由紀「わぁ美味しそう!」

翠「いい香りですね」

千秋「紗枝、そっちのポン酢も取ってもらえるかしら?」

紗枝「はい、どうぞ」

モバP「千秋はどうする?日本酒用意したが飲む?」

千秋「今日は遠慮しておくわ」

美由紀「鍋敷き鍋敷き~」

翠「中央に置きますね」

お出汁のええ香りがするなぁ

こっちのお鍋の方も期待してええなぁ

モバP「そういや俺の座る場所がねぇな」

千秋「……」

千秋「コホン」

翠「?」

千秋「私のとな」

美由紀「みゆきの横来る?」

モバP「美由紀なら小さいし丁度いいか」

美由紀「むー!みゆきもおっきくなったもん!!」

モバP「ははっ、ならもっと食べてもっと大きくならないとな」

千秋「……ハァ」

翠「??」

うちは言う間もあらへんかった……

美由紀「じゃあいっただきまーす」

4人「「「「いただきます」」」」

まずはお刺身の方を……

モバP「滅茶苦茶新鮮だからまずは塩で食うといいかな」

紗枝「お塩で?」

千秋「塩で食べるのは初めてね」

翠「(もにゅもにゅ……)」

翠「ん~♪美味しいです♪」

あ、うちも!

あむっ……

あ、甘っ!甘い!

お塩のせいやろか?

口の中でトロ~っと溶けるみたいな食感

やらかいかにの身のねっとりしたお味が絡まって……

ぽん酢の方はどないやろ?

ちょんちょんっと……あんまし付けすぎひんようにして……はむっ

ん♪すっきりした酸味と風味が加わってさっぱりした後味

お塩の方の真っ直ぐな甘みとぽん酢の方のほんのり酸味のあるのとどっちがええやろなぁ?

紗枝「それにしても……」

美由紀「どうしたの?」

紗枝「うちはかにが上手に剥けへんでなぁ」

美由紀「じゃあみゆきがやったげる!」

モバP「ほう……ならば美由紀よ、俺とスピードデュエルと行こうじゃないか」

モバP「どっちが素早く蟹を綺麗に剥けるかな?」

美由紀「いいよー。みゆき負けないよ!」

モバP「ふぅん、よかろう。デュエル開始の宣言をしろ翠!!」

翠「え?えっと……は、始め!!」

モバP「(まずは蟹を裏返してから足を折り、更に関節部分でへし折る!)」

モバP「(これを全部やってから先端部分から折った方に押し出すようにすると身が綺麗に出てくる)」

モバP「(下のふんどしを外して甲羅を外して本体の方の両サイドに付いてるガニと呼ばれる部分は食えないから外して完成だ!)」

モバP「ほぉれでき……」

美由紀「終わった?」

モバP「……」

千秋「圧勝ね」

翠「身も美由紀ちゃんの方が綺麗ですね」

紗枝「せ、せやけどプロデューサーはんのも綺麗に剥けとるし」

美由紀「あ、プロデューサー、そこ甲羅から外すんじゃなくて身の方を真ん中から割るようにして外すとミソが甲羅に残るよ」

モバP「勝てるかぁ!!完敗だよぉ!!」

あ~むっ……

ん♪身ぃふわふわや!

ふんわりした身にほんのりと昆布のお出汁の香りがふわっとしてて噛めばじゅわぁぁって旨味が出て来て美味しいし

かに味噌の方も新鮮やからやろか?

あんまし臭みがあらへんで濃厚なお味

かにの身と合わせて……ん~♪

美由紀「鍋の方そろそろ始める?」

モバP「そうだな……もういい塩梅で野菜が煮えてるだろ」

パカッ

紗枝「あら、美味しいそう♪」

翠「やっぱりカニ鍋はいいですね」

モバP「そうだな……千秋がさっきから黙々と食ってるくらいだからな」

千秋「!?」

千秋「そ、そんなことないわよ!」

せやろか?

見てる分には美味しそうに食べてはったさかいなぁ

モバP「おぉぅうめぇな」

翠「『繊細なお味のお出汁へとくぐらせると、身が花開いたように出汁を吸って……あぁ……なんという味でしょう』と言ったところですね」

モバP「まだその台詞覚えてたのか」

翠「あの時食べた料理もとても美味しかったので印象に残ってまして……」

モバP「そういえばお前ら料理どうしてるんだ?というか作れんのか?」

紗枝「うちはちょびっと不慣れやけどするようにしてますさかい」

お母はんとかに教えてもろたのんしかまだまだ作れへんけどなぁ

千秋「(ムグムグ)当然よ。自分の栄養管理もしっかりしないとプロとしては2流よ」

法子はん、みちるはん、かな子はん言われとるで……

美由紀「みゆきもお料理手伝うよ!」

モバP「おぉ、偉い偉い」

美由紀「えへへっ♪」

翠「私は……」

美由紀「出来ない」

モバP「無理だな」

千秋「一人鍋くらい?材料切ってあるのを入れるだけで自分じゃ切らない」

紗枝「う~ん……」

翠「皆して酷くありません!?千秋さんはご存知でしょう!!」

モバP「だって……なぁ」

美由紀「翠ちゃん天然だし」

翠「私は天然じゃありません!」

千秋「ふふっ(まぁ普通に料理作れるんだけど黙っておきましょ)」

かにのお出汁の染み込んだ白菜やらお葱やら椎茸を……はふっはふっほふぉっ……

色んなお出汁が合わさってて暖まるなぁ♪

紗枝「お出汁染みとって美味しいわぁ」

モバP「寒い日はやっぱ鍋っしょ」

紗枝「熱々やさかい舌火傷せんようにせななぁ」

千秋「(はふっはふっモグモグ……んぐんぐ……はむっほふほふ……)」

千秋はん?

モバP「(意外とこいつら食うな!?美由紀が多めに持って来て全部食い切れんと思ったが無くなりそうだな)」

翠「蟹はもうおしまいですか?」

紗枝「あら、ほんまやなぁ。いつの間にかあらへんわ」

美由紀「まだあるよ!多めに持って来たから」

千秋「(ジー)」

モバP「……今剥いてくる」

千秋「お刺身でも欲しいわ」

紗枝「あ、うちもお刺身で食べたいなぁ」

美由紀「みゆきもー!」

モバP「じゃあ誰かコタツから出て手伝ってくれ」

3人「「「……」」」

モバP「おめぇら……特に千秋よ。最初言ってたのはどうした?」

千秋「今日はオフだから特別よ」

おこたぬくいもんなぁ

捕まってしもたら抜け出す気力もあらへんわぁ

紗枝「粗方食べてしもたけど……」

モバP「そうだな……というわけで!」

モバP「これより〆の雑炊を作る」

かにのお出汁たっぷりので作る雑炊……美味しいやろなぁ……

モバP「用意するのは水で洗ったご飯と刻みネギに溶き卵……今回は蟹の身をほぐし入れてある」

翠「なんと贅沢な!」

モバP「そして蟹味噌……これで勝利の方程式は全て揃った!!」

モバP「洗った米を入れてかき混ぜないようにほぐしたら溶き卵を入れてっと……」

もうこれだけで美味しそう……

モバP「卵の表面が固まって来たらほぐしてネギを散らす」

モバP「ほーれ、全員器出せー。よそったら最後に蟹味噌を乗せて食べてくれ」

ふーっ……ふーっ……あふっあふっちゅるっ……

ふぁぁぁ……たっぷり濃厚なお出汁吸ったお米と卵がするするっと入って来てええわぁ

時折お鍋のそこから残った白菜とかしめじも出て来てそれが食感を変えてくれるし

最後に乗せた蟹味噌でまた味に深みが出とる

はふっはふっ……しゃきっもぐもぐ……

紗枝「ふーっ……ごちそうさんどす」

モバP「さぁて飯も食い終えたことだし……」

モバP「今日の本来の目的を果たすか」

翠「あっ……」

モバP「翠よ……お前忘れてたろ」

翠「そ、そんなことありませんよ?」

美由紀「(嘘つくの下手だなー)」

千秋「……まぁいいわ。それじゃあ始めましょう」

モバP「地獄のお勉強会をなぁ!!」

そないな物騒なお勉強会は嫌やわぁ

紗枝「せやけど……今はお腹いっぱいで……」

翠「頭が……」

美由紀「(うとうと……)」

千秋「はいはい、ちゃんとクイズ番組の勉強しないと近いんでしょ?」

モバP「キチンと勉強も両立しないと将来も大変ナノーネ!」

うぅ……頭働かへんけど勉強せななぁ……

~約1時間後~


千秋「ここまでね。お疲れ様」

翠「有意義な時間でした」

紗枝「これでてすともええ結果やとええねんけどなぁ」

千秋「紗枝は飲み込みが早かったから大丈夫よ」

翠「私は?」

千秋「……読み間違えさえなければ大丈夫よ」

翠「なら安心ですね」

モバP「(小テストの解答途中から1個ずれてたのにその自信はどこから……)」

美由紀「(スヤァ)」

モバP「美由紀も寝てるしとりあえずもう遅いから送って行くぞ」

はぁ~……もう夜遅いさかいごっつぅ寒いなぁ

息も白ぉなって……

モバP「よいしょ……っとコイツ軽いなぁ」

紗枝「あ、ぷろでゅーさーはんそのまふらー」

モバP「あぁ、早速使わせて貰ってるぞ。ありがとな」

紗枝「ふふっ(///)」

翠「2人共!」

千秋「置いていくわよ!」

紗枝「あ、待ってぇな!!」

モバP「お前らあんまり急かすなよ!背中の美由紀が起きるから!!」

今年も皆でええことありそうやなぁ♪


おわり?

腹が……減った……(夜勤前)

ということで一旦ここまで

おまけ2つくらい予定してるのは夜勤終わって元気だったら書く

おまけ1 紗枝めし!箸休め【クラリスとカップらぁめん】




紗枝「雪まだ降ってはるわ」

クラリス「困りましたね」

雪降る分には綺麗なんやけどなぁ……

紗枝「流石に帰れへんくらい降るとはだーれも思わへんさかいなぁ」

モバP「すまんな。流石にこの吹雪で雪積もった中帰すわけにはいかないんだ」

クラリス「電車も動いてないようですし仕方ありません」

モバP「事務所の車も別の奴が使ってて帰れない状況だ……」

紗枝「歩いては?」

モバP「この視界の悪い夜中の上に悪天候、極めつけは路面の滑りやすさ。交通事故や転んで怪我でもしたら一大事だ」

八方塞がりっちゅうんはこのことやろか?

モバP「悪いが今日は事務所に泊まって行ってもらうが?」

クラリス「よろしいので?」

モバP「許可は貰ってる。着替えは一応あるがサイズが合わなきゃ衣装室のを使ってもいいそうだ」

あら♪事務所にお泊り♪

なんや不謹慎やけどちょっとお泊り会みたいで楽しそうやわぁ

子供の頃は厳しゅうてそないなこと出来へんかったさかいなぁ

きゅぅ~……

クラリス「あ……」

モバP「ははっ、腹が減ったか?」

クラリス「えぇ……お恥ずかしい限りです」

紗枝「うちもお腹空いたなぁ」

モバP「本来なら近くに買い出しとか食いに行くんだが……」

ガチャガチャ……

モバP「戸がね!開かないの!!」

クラリス「積もった雪が凍ってしまったのでしょうか?」

モバP「今度テッド・ファイヤーで焼き尽くしてくれるがががー!」

紗枝「事務所に何や残ってへんの?」

モバP「それがな……」

ドンッ☆

紗枝「かっぷらーめんの山やなぁ」

モバP「これと卵と心さんがCMしてるご飯が少々くらいだ」

モバP「籠城には心許ない戦力だが致し方ない」

紗枝「どないしはるん?」

モバP「……晩飯はカップ麺でいいか?」

クラリス「なんと!」

紗枝「こないな時間にえぇのん?」

モバP「マストレさんには内緒な。あの人こういうの好きじゃないから」

こないな時間にかっぷらーめんなんて食べるん初めてやわぁ

なんやあかんことしてるみたいやなぁ

モバP「どれにする?色々種類があるが」

紗枝「う~ん、うちは~」

どれにしようかなぁ?

お塩?お味噌?お醤油?ん~……折角やさかいいつもとちゃうのを……

紗枝「!」

紗枝「うちこれにしよ」

モバP「(どろり濃厚とんこつ!?また意外なのを)」

紗枝「くらりすはんはどれに……」

クラリス「これに」

紗枝「……」

モバP「……」

紗枝「えっと……うちの目には真っ赤でいかにも辛そうに見えるんやけど?」

モバP「お前それどんなんか分かってるのか?北極は尋常じゃないぞ!」

クラリス「でも折角の機会なのでこういうものを……と思いまして」

モバP「……無理だと思ったらすぐ言えよ。あと先にミルクを飲んでおけ」

クラリス「はい、ありがとうございます」

こぽぽぽぽ……

クラリス「プロデューサー様はどちらになされたのですか?」

モバP「俺はこの世紀末覇者の名を冠したラーメンを選んだぜ」

強そうな名前やなぁ

モバP「さぁて」

モバP「ここからが本当の地獄だ……」

紗枝「え?」

モバP「この段々と良い香りが漂ってくる中少しの間だが待たなくてはいけない」

モバP「腹の減った状態の奴には拷問に等しい」

クラリス「これも神の与えた試練なのですね」

紗枝「神様の試練小さすぎひん?」


~3分後~


モバP「2人の分出来たぞ」

紗枝「ぷろでゅーさーはんのは?」

モバP「俺のは熱湯5分だ(涙)気にせずに食え」

紗枝「あらあら」

クラリス「これも試練ですよ」

モバP「まぁちょっと固めのほうが好きだから4分半で食うけどな」

紗枝「ほなお先に」

クラリス「神に感謝を」

2人「「いただきます」」

髪の毛入らへんように後ろでまとめて……

あ、ほんまにちょっととろっとしたお汁やなぁ

香ばしい焦がしねぎの香り……ええなぁ

紗枝「ふー……ふー……あふっ……」

ちゅるちゅるっ……

ん!とろっとしたとんこつ味のお汁が太めの麺に絡まって美味しい!

おねぎの風味で濃い味やのにするする入っていくわぁ

ぷちっとした背脂やろか?これも食感が面白うて♪

このらーめん好きかも知れへんなぁ

紗枝「ふー……ちゅるるるっ」

モバP「(相変わらず美味そうに食いやがる)」

モバP「(クラリスは~)」

クラリス「(ダラダラダラダラ)ふーっ……ふーっ……」

モバP「……大丈夫か?」

クラリス「えぇ……ふーっ……大丈夫です……この辛さは……癖になりそうですね」

モバP「……無理しないようにな」

モバP「ずぞぞぞぞぞぞ……ずぞっずずずるずるずる……」

モバP「……麺無くなった」

一口!?

紗枝「急いで食べはると身体に悪いえ?」

モバP「仕方ねぇな」

モバP「ここにカップ麺に入れる時に沸かした湯の残りがある」

モバP「この中に卵を入れておいた」

モバP「スープにご飯を入れてこの半熟の卵を入れる」

モバP「これが悪魔の食べ物だ」

美味しそう……

紗枝「うちの分は?」

モバP「……食った分ちゃんと動けよ、ほい」

紗枝「はーい、おおきに♪」

クラリス「私の分も……ふぅーっ……いただけますか……こひゅー」

モバP「そんなになってまで食うお前の執念はなんなの!?」

あーむっ……

ん~♪とろとろの半熟卵と濃いめのこってりすーぷがご飯と絡まって美味しい

これはほんまに悪魔の食べ物やなぁ

すっかりはまってしまいそうで怖いわぁ

それにしても……

紗枝「くらりすはん大丈夫なん?」

クラリス「えぇ……こひゅー……大……丈夫です……」

モバP「大丈夫なの分かったから汗だくだし風邪ひかないうちにシャワー浴びて来い!」

~仮眠室~


紗枝「事務所で寝るなんて初めてやわぁ」

クラリス「私もです」

紗枝「不謹慎やけどちょっとだけ楽しゅうて」

クラリス「あぁわかります」

紗枝「うち寝れるやろか?」

クラリス「……私も寝れるかは心配ですね」

クラリス「(口の中がヒリヒリして)」

紗枝「そういえばぷろでゅーさーはんはどこで寝はるんやろなぁ?」

モバP「やれやれ……明日の仕事のキャンセルとか色々メール来てるな。スタジオにスケジュール調整……徹夜確定だ!!」

紗枝「無理したらあきまへんえ」

モバP「あれ?寝てなかったのか?」

紗枝「ちょっとお水が欲しいなってしもて」

モバP「あぁそういうことか」

紗枝「色々うちらの為に頑張ってくれはるんは嬉しいけど身体壊したら何にもならへんどすさかい」

モバP「あぁ分かってる。終わったら寝るよ」

クラリス「コーヒーをどうぞ」

モバP「お、ありがとう。2人共窮屈だろうがゆっくり休んでくれ」

クラリス「はい」

紗枝「ほな、おやすみなさい」

モバP「おう、おやすみ」

ガチャッ……パタン

モバP「さってと……気合い入れて頑張りますかね」



おまけ1おわり

らららラーメン大好き小早川さん♪

パイナップルラーメンって美味しいのかな?

というわけでおまけ2はまた近いうちに

おまけ2 紗枝めし!箸休め【チーム・フラワーとバウムクーヘン】




ガチャッ

紗枝「お疲れさんd」

法子「紗枝ちゃん紗枝ちゃん紗枝ちゃーん!!」

みちる「パンですよね!!絶対パンですよ!!」

紗枝「……はぁ?」

なんやよー分からへんけどまた難儀な質問されそうな気がしてしゃあないなぁ

紗枝「一体何のことどすか?」

法子「ずばり!」

みちる「バウムクーヘンはドーナツなのかパンなのか!!」

紗枝「……はい?」

ばうむくーへん言うたら……あのばうむくーへんのことやろか?

法子「真ん中穴開いてるし絶対ドーナツの仲間だよ!」

みちる「いえいえバウムクーヘンは層になってます。これはデニッシュ生地やクロワッサンみたいなパンの仲間ですよ!!」

法子「でも丸いよ?」

みちる「揚げてなくて焼いてます」

法子「焼きドーナツだってあるもん!」

みちる「むむむ、確かに……」

ぱんとどーなつの世界は深いどすなぁ……

法子 みちる「「紗枝ちゃんはどっち!?」」

紗枝「えぇと……」

何言えばええんやろなぁ?

そもそもそないばうむくーへん知らへんしなぁ

ガチャッ


かな子「あれ~?皆どうしたの?」

紗枝「あら、かな子はんお疲れ様どす」

かな子「うん、お疲れ様。何かあったの?」

紗枝「それがどすなぁ……」

法子「バウムクーヘンはドーナツ!」

みちる「バウムクーヘンはパンです!」

紗枝「ということなんどす」

かな子「じゃあ確かめてみる?」

紗枝「はい?」

かな子「じゃーん!バウムクーヘン♪お店の焼きたてのだよ~♪」

紗枝「あら、ええ香りやなぁ」

かな子「でしょ~♪じゃあ今お茶淹れて来るからね~」

それにしても大きいけど……全部食べれるやろか?

かな子「はーい、じゃあ切るよ~」

法子「うわぁ♪美味しそう♪」

みちる「(じゅるり)」

紗枝「手慣れてはりますなぁ」

かな子「はい、どうぞ」

紗枝「いただきます」

表面の白いのはお砂糖やろか?

ふぉーくでほんのちょびっとさっくりした手ごたえの後はしっとりとした感じ

はむっ……

あら、ほんのり温かい

そういえば出来立てとか言うてはりましたなぁ

表面はさっくり甘めのお砂糖がまぶしてあってふわっと牛乳の香り

しっとりした生地は甘すぎへんさかい表面のお砂糖と合わさって丁度ええ甘さ

淹れて貰った濃いめの紅茶がよー合いますわぁ

かな子「で、ここに……はい♪」

ばにらあいす?

かな子「一緒に食べると美味しいよ~」

ええんやろかなぁ?

うちらあいどるやのにこないな…………あっ美味しい!

こってりしたばにらあいすがばうむくーへんに染み込んで……

かな子「これもあるよ~?」

みちる「なんですか?」

かな子「えへへ、メープルシロップだよ♪」

かな子「これをかけてね……アイスと一緒に食べるの」

かな子「(パクッ)ん~♪おいひい♪」

紗枝「それは流石にちょっと……」

う~ん……うちもお腹周り気になるしなぁ……

せやけど美味しそう……

かな子「美味しいから大丈夫だよ~♪(エコー)」

紗枝「……」

法子「美味しい~♪」

みちる「美味しいです♪」

……………………………パクッ

ふぁっ……美味しい……

黒蜜みたいなほのかな苦みが無い分濃厚な甘さが口いっぱいに広がる感じ……

ふっくらと温かいばうむくーへんとばにらあいすをとろとろのしろっぷが繋げて……

紗枝「……」

全部食べてしもた……

れっすん気張らななぁ……


ガチャッ


モバP「おう、お疲れ……ってなんだこの甘ったるい匂い」

かな子「あ、お疲れ様です」

モバP「まーた何か食ってたな?アイドルなんだからちょっとは我慢してくれよ」

すんまへんなぁ

我慢出来へんかったわぁ

法子「美味しかったねー」

みちる「はい、ところで何か忘れてるような?」

法子「なんだっけ?」

こっちも無事解決みたいやなぁ

法子「あっ!バウムクーヘンがドーナツかパンかって話だった」

みちる「そうでした!」

あらら、思い出してしもうたなぁ

法子「プロデューサー!バウムクーヘンってドーナツの仲間だよね!!穴あるし!」

みちる「パンですよね!パンの一種ですよね!!」

モバP「は?ドイツ語でバウムは木、クーヘンはケーキの意味だからケーキだろ。お馬鹿なこと言ってないでもうレッスンの時間過ぎてんじゃねぇか?」

法子 みちる「「え?」」


ガチャッ


マストレ「貴様らぁ……こんなところで何をやっている……」

法子「ひぃっ!」

みちる「あわわわわわわわ」

マストレ「鼠のようにレッスン場へ行くかぁ……この場で説教か……どちらか選べぇい!!!」

法子 みちる「「ひぇぇぇぇぇぇ!!!」」

モバP「全く……あ、バウムクーヘン食ってたの?俺にも一つあるか?」

かな子「……」

紗枝「……」

モバP「マジか。まさか1ホール全部食ったんじゃ?」

かな子「……」

紗枝「……」

モバP「……レッスン頑張ろうな」

紗枝 かな子「「……はい」」

~一方その頃~


美玲「頑張れ乃々!これに正解すればインディヴィジュアルズが一流芸能人だぞ!!」

輝子「が、頑張って……」







乃々「(とかもりくぼに責任重大なんですけど……)」

乃々「(もりくぼ的には3流で充分だったんですけどどうしてこんなことに……)」

乃々「とりあえずAの部屋……」


ガチャッ


時子「(ゴゴゴゴゴゴゴゴ)」

???「あらー、聖母のお部屋へようこそー♪」


パタンッ


乃々「やっぱりBの部屋をお願いします!」

スタッフ「ダメです」

乃々「お願いします!!」


インディヴィジュアルズ見事一流芸能人の肩書を手に入れて次回も出演が決まった


おわり

晴ちんボイスおめでとう!

また今度書きますね

大丈夫だ、最近書いてなかったからネタの貯蔵は十分だ(書き上げる体力は無い)

というわけで見てくださってる方々、楽しみにしてくれてる方々ありがとうございます

次回は……お前なんか!!握ってやる!!

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