一色「なんだこのイケメン!?(驚愕)」ギルガメッシュ「貴様が我がマスターか、雑種。」 (7)

グダグダですが、勘弁してくださいませ。
一色「な、なんだよお前!?どっからでてきたんだぁ!?」

ギル「フン、王であるこの我をわざわざ呼び出しておきながら、その様な態度をとるとはな。」

ギル「なかなか興じさせるではないか、雑種よ。」

一色「とっ、とりあえず警察を…!?」天の鎖

一色「ひっ、ひぃっ!?なんだよこれ!?外れないいたいい!!」

ギル「雑種よ。貴様の名はなんと言う。」ギロ

一色「ひぃっ!?(やべえ、逆らったら殺される!)」

一色「いっ!いいい一色誠ですぅ!!」

ギル「では誠よ、この我を呼び出した努め、果たして貰うぞ?」

ギル「この時代が我が統べるに相応しい物か、明日より見せて貰うぞ。」

一色「はっ、はい!も、もちろんでございますぅぅ……」(あぁ、俺、死んだな…くみん先輩ィィ)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1515404275

次の日、部室
勇太「ん?よお、一色。珍しいな、最近お前ここには来てなかったけど。」

六花「うむ、久しいな、一色。またそなたとここで会うことになるとはな。」

一色「おぅ、富樫ィ…小鳥遊さん…俺、どうすれば…」

勇太・六花「?」ガラガラ

ギル「ほう、ここが貴様の言っていた場か、一色。」

ギル「なるほど…まさに貴様のような雑種に相応しい空間であるな。」

勇太「うわ!なんだこの人!?」

ギル「ほう、王であるこの我に名を問うか。大きく出たな、雑種。」

勇太(えっ、なんだこの人…いきなり王とか雑種とか……まさか中二病か……?)

六花「なっ!貴様、さてはこの世を支配するために侵略してきた魔界の王か!」

六花「いいだろう、この邪王真眼が受けて立あぅっ!」

勇太「こらっ、初対面の人に変なこと言うな!」

ギル「ほう、娘、この世の全てを手にした王たるこの我と刃を交わすつもりか。」

ギル「思い上がったな、雑種!」

勇太(ええ!?乗ってくるのかよ!間違いない、やっぱりこの人も中二病だ!本物だ!)

六花「フッ、これも邪王真眼の宿命。望むところ。」

ギル「フン、後悔するなよ?娘。」

一色「アーーーーッ!!ちょっ!待ってください!お願いしますぅぅ!」

一色「た、小鳥遊さんもストップ!!こ、この方まじでヤバイんだよ!中二病とかそんなんじゃなくてマジなんだよおお!」

勇太「一色?何言ってるんだお前、大丈夫か?」

一色「いっ、いいから命が惜しかったら二人とも大人しくしててくれよ!」

一色「えっ、英雄王様もっ!こ、此度の無礼、お詫びいたします!ですからどうかここはお見逃しください!」

ギル「ほう、雑種の分際で我に意見するとはな。」

ギル「ちっ、興が削がれた。帰るぞ誠。」

一色「はっ、はいいっ!ありがとうございますぅ!」

六花「?フッフッフッ、邪王真眼に恐れをなしたか!」

勇太「なんだったんだ……?」

ガラガラ
森夏「ああもうっ!あの厨房!今度会ったら覚えときなさいよ!」

勇太「おお、丹生谷。来てくれたか。」

森夏「あら、富樫君に小鳥遊さん、来てたのね。」

勇太「丹生谷、ちょっと話があるんだが。」

森夏「?」


森夏「はい?一色が金髪の変な男と一緒にいた?」

勇太「あぁ、髪の色と顔立ち的に恐らく外国人だと思う。」

勇太「しかもいきなり自分のことを王だとか何とか言い出して…」

森夏「うわ…それ絶対現役の中二病ね……」

勇太「あぁ、恐らくな。でも、俺が気になったのはその男に対する一色の態度なんだよ。」

勇太「あいつ、あの金ピカ男のことを冗談抜きで本気で恐れてる感じだったんだ。」

勇太「しかもそいつのことを、英雄王様、だとか言ってさ。」

森夏「あの一色が?」

勇太「あぁ、とても演技で合わせてるだけには見えなかった。」

森夏「う~ん…それはもしかしたら一色がその金ぴか男に何か脅迫されてるのかもしれないわね。」

勇太「やっぱりそう思うか……だとするとこのまま放っておいたらあいつ、危ないんじゃないか?」

森夏「確かにね。馬鹿でお調子者だけど、一応あいつも私達の友達だからね。放ってはおけないわ。」

勇太「あぁ、俺もそう思う。」

森夏「よし、それならとりあえずまずは一色を尾行して」

凸守「隙ありデース!」ドンッ

森夏「いったい!何すんのよこのバカ厨房っ!」

凸守「フッフッフッ、いついかなるときでも警戒を怠るなデース!」

凸守「それで、皆して一体何を話していたデスか?」

勇太「あぁ、凸守も来てくれたか。ぐみん先輩は…そういえばもう卒業したんだったな。」

勇太「それで、凸守。実はな」カクカクシカジカ

少し休憩します。風呂入ってから再開しますw

凸守「なんと!あの腐れ一般人がデスか!?」

勇太「ああ、だから今から皆であいつを尾行することになった。」

六花「そういうこと。凸守、私のサーヴァントとして協力を頼みたい。」

凸守「なるほど、他ならぬ我がマスターの頼みとあらば断る理由はないデース!」

森夏「決まりね、それじゃ、早速出発するわよ。」


下校の道

ギル「フン、この時代の人間共は数が多すぎるな。」

ギル「多いというのは、それだけで気持ちの悪いものだ、そうは思わんか?誠よ。」

一色「は、はいっ!そ、そうですよね~ハハ……」

尾行中の四人

凸守「あれが腐れ一般人を屈服させて連れ回している輩デスか?」

勇太「ああ。」

森夏「それにしてもあの金ぴか、さっきから何を言ってるのかしら?」

森夏「富樫君の言う通り、あれは本物の中二病ね。」

森夏「そもそもあいつ、一色とはどういう関係なのかしら?」

六花「おおお!あの者からただならぬ魔力を感じる。やはりただ者ではないようだな。」

凸守「マスター、あいつは危険デース!ここはこの凸守にお任せを!デス!」

森夏「こら厨房っ!余計なことしたらただじゃおかないわよ!」

凸守「うるさいデース!ニセサマーは黙ってろデス!」

勇太「お、おいお前ら、あんまり騒ぐなよ……」

ギル「凡百の雑種が闊歩するこの時代、どうやらこの我が手ずから間引いてやらねばならんようだな。」

ギル「だが、まずは……」

ギル「我が背後を付け回す虫けら共の掃除が先だな。」

一色「えっ?」

三人(!?)

ギル「王である我の背後を許可なく歩くとはな……」

ギル「痴れ者共!そこになおれ!!」

森夏「うっ、嘘でしょ!?あいつからは絶対に見えない角度だったのに!」

六花「バカな!まさか、結界が破られたというのか!」

凸守「そんな!あり得ないデース!」

勇太「くっ、とりあえず、ばれた以上は出ていかないと、何をされるか解らないぞ!」ダタッ

一色「お、お前ら……!?」

ギル「ほう、どんな虫かと思えば、先程の雑種に女子供が二人か。」

勇太「あ、あの、確かに、勝手に尾行したことは謝ります!」

勇太「でも、俺達は、そいつの…一色の友達で…だからっ!」

森夏「そっ、そうです!私達は、ただ一色君が心配だったから、後ろから様子を見ていただけなんです!」

ギル「フン、そうか貴様ら、誠の知り合いか。」

ギル「だが、案ずるな。さすがに我も貴様らの様な雑種相手に力は使わん。貴様らのゴミ同然の命を奪うために我が宝物を汚すなど、もってのほかだからな。」

ギル「今ならば、貴様らのその無礼、全て水に流してやろう。我の気が変わらぬ間に早急に失せるがいい。」

森夏「っ!あんたねえ……!」

勇太「丹生谷!?」

森夏「黙って聞いてれば人のことを雑種だのなんだの……!」

森夏「いい加減にしなさい!いい年して中二病だなんて、あんた恥ずかしくないわけ!?」

森夏「いいから一色をこっちに返しなさ」

ギル「黙れ、雑種。」ギロリ

森夏「!?」ガクンッ


このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom