楓「…あけまして!」瑞樹「あら」 (31)

アニメ準拠はほとんどありません
草が生え散らかってますので気分を害された方がいらっしゃったら申し訳ありません

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1515505307

楓「…あけまし…てっ!」

瑞樹「お…」

楓「…」

瑞樹「…」

楓「…参りましたね」

瑞樹「どういうことよ」

楓「いや、参ってるんですよ」

瑞樹「あけましての後に続くならおめでとうでしょ。何なのよもう」

楓「参ってしまいましたからね」

瑞樹「毎回毎回そう言ってるけどね、参った事ある?」

楓「今日はですね、本当に参った事があるんです」

瑞樹「いつもは?」

楓「あんなの前フリです」

瑞樹「あれが前フリだっていうなら貴方パーソナリティ辞めた方が良いわよ」

楓「wwwww」

瑞樹「…で?今日は本当に参ってるの?」

楓「もうコレ…もう本当ですよ。凄く参ってます」

瑞樹「何で毎週この曜日の午前1時に参ってるのよ」

楓「…実はですね」

瑞樹「何?」

楓「私、えー…深…緑の淑女こと高垣楓がですね」

瑞樹「うん。まあちょっとイラっとしたけど何?」

楓「この度ですね、デジタルヴァーシダゥディスクを出したんですね」

瑞樹「うん。DVDね」

楓「あ、ブルーレイもですよ」

瑞樹「うん。で?」

楓「で、まあ発表するじゃないですか。出しましたーって」

瑞樹「ちなみに何のDVD?」

楓「まあちょっとしたですね。LIVE映像とか、その裏側とかのデジタルヴァーシダゥディスクな」瑞樹「DVDね」「んですけど」

楓「…これがですね。まあ…こう、自分のブログとかで出すじゃないですか」

瑞樹「貴方のブログって大体二行じゃない」

楓「www…そこでも、書いたんですよ。出しましたーって」

瑞樹「書かなきゃ何の為に作ったか分からないからね」

楓「で、いざ発表となるとですよ。記者の皆さんが来るわけです。取材に」

瑞樹「そりゃそうでしょ」

楓「で。ですよ。これ…川島さんなら分かると思うんですけどね」

瑞樹「何かしら」

楓「…自分の作品を、面白いです!って言えます?」

瑞樹「…あー…」

楓「これが問題なんですよ。これが」

瑞樹「まあなんとなく分かったわ」

楓「この作品凄ーく面白いし感動するので観てください。これ、言います?」

瑞樹「まあ、ねぇ…」

楓「ですからね。もうほとんど無言でしたよ」

瑞樹「極端過ぎでしょ」

楓「見所はなんですかって聞かれて、『皆さんが頑張ってるところです』って」

瑞樹「…で?記者の人達の反応は?」

楓「『…ふーん…』って」

瑞樹「そりゃそうなるわよ」

楓「どう言えば良かったんですかね」

瑞樹「…まあ、例えば…このLIVEの為にレッスン頑張りましたので、是非皆さん楽しんで下さい、とか…」

楓「…んー…」

瑞樹「気持ちはね、分かるわよ。照れ臭いものね」

楓「そうなんですよ。だから私、考えたんです」

瑞樹「え?何を?」

楓「これからですね、私達で…まあ…」

瑞樹「…何?」

楓「こういう時に、協力しよう、と」

瑞樹「…は?」

楓「ほら。川島さんの番組でですよ。何でも良いんですけど」

瑞樹「何でもって…」

楓「その番組の最後にですね、紹介して欲しいんです」

瑞樹「…そのDVDを?」

楓「一応台詞考えたんですけどね」

瑞樹「台本あるの!?」

楓「番組が終わる直前にですね、告知をゲストに振って、その後…に、ちょっとおもむろにこう、出して」

瑞樹「それだと後ろから出してるけどね。何?パンツの中にでも突っ込んどけってこと?」

楓「『告知と言えばですがね…私の可愛い後輩がまあ、何か…出したらしいんですけどね…』」

瑞樹「可愛いいらないでしょ。後輩だけでいいじゃない」

楓「『まあどうせ焼き回しですよ。LIVE映像ちょっと編集して後メイキング足したとかそんなもんですよ。どうせね?』」

瑞樹「まだ観てないから何も知らないけどね」

楓「『まあそんな面白くないですよ。ただちょっと…』」

瑞樹「…」

楓「『…この子天才だわ』」

瑞樹「バカでしょ」

瑞樹「あのね、何で私が貴方にそこまでしないといけないのって話ね。まず」

楓「だからですよ。川島さんが何かこう…作品を作れば同じように私も宣伝しますから」

瑞樹「さっきのやるんだったらお断りしますけど。下手過ぎでしょ」

楓「あ、やっぱり川島さん天才だって」

瑞樹「強引過ぎでしょ。持っていき方が。ジャイアント馬場の16文キックじゃないのよ」

楓「ちょっとそういうのいらないです」

瑞樹「…www…」

楓「真剣なんですよ。こっちは」

瑞樹「世の中の真剣にやってる人達全員に土下座しなさい」

楓「wwwww」

瑞樹「そもそも何で私がそんなのやらなきゃいけないのよ。自分でやりなさいよ」

楓「だから私達で同盟を結ぶんです」

瑞樹「何のメリットがあるのよ」

楓「お互いの作品を褒めまくる同盟です」

瑞樹「バカなんじゃないの?」

楓「wwwwwww」

瑞樹「あのね、貴方いつも参ってるって言うけどね。ならいつなら参ってないの?」

楓「この収録以外は」

瑞樹「うん。クビ」

楓「wwwww」

瑞樹「っていうかね、最き…去年貴方何か…パーティーに行ったんでしょ?」

楓「何かあったみたいですね」

瑞樹「あれでしょ?346を代表して…誰だっけ?貴方と…心ちゃん、乃々ちゃん…」

楓「まあ色々ですよ。みんな私服でしたけど」

瑞樹「何かねー…おしゃれなドレス着てねー…」

楓「でもですよ。アレはアレで厳しいものがあるんです」

瑞樹「何で?」

楓「アレ着てると凄い使命感に駆られるんですよ」

瑞樹「あー…悪酔いは出来ない…わよね」

楓「まあその後結局着替えたんですけどね」

瑞樹「ベロベロに酔ったのね」

楓「雰囲気に飲まれまして」

瑞樹「何?イッキ!イッキ!みたいなことあったの?」

楓「凄い難しい話されてたんでとりあえず飲んでたんです」

瑞樹「346を代表して?」

楓「はい」

瑞樹「絶対認めないからね。私は」

楓「wwwww」

楓「その後ですね。たまにはということで外国に行ってですね」

瑞樹「何で?国外なんて珍しいじゃない」

楓「番組に出た時に行く事になったんで」

瑞樹「へー…何処?」

楓「OKINAWA」

瑞樹「出てないじゃない。ちょっとそれっぽく言ってるけど」

楓「私にしては出た方です」

瑞樹「やかましいわよこの年中鎖国人間が」

楓「wwwwwww」

瑞樹「何がOKINAWAよ。外国まで後ちょっとじゃないのよ」

楓「それでもですね。凄いんですよ。沖縄」

瑞樹「まあ、凄いわよね。色々ね」

楓「とにかく日差しが良い日だったんですよ。後妙に暑くて」

瑞樹「冬なのにねー…」

楓「思い出も出来ましたけどね」

瑞樹「あら。聞かせて?」

楓「…あ。その前にですね。ほら、今って飛行機も凄いんですよ」

瑞樹「飛行機?…まあ、ねぇ…」

楓「国内線でも映画が観れるし、満喫にいるみたいな」

瑞樹「へー…」

楓「いま、会いにゆきますって映画を観たんですよ。そこで」

瑞樹「中村獅童さんね」

楓「もうですね。ボロボロ泣きましたよ」

瑞樹「あらそう…想像出来そうな…」

楓「マネージャーがヘッドホン外して「どうしました?」って聞くんですけど無視してガン泣きですよ」

瑞樹「そんな良かったのね」

楓「オレンジレンジの花聴いたらすぐ泣きますからね」

瑞樹「あー…分かるわよ。それは」

楓「川島さんがですか?」

瑞樹「え?」

楓「川島さんなんて絶対泣かないじゃないですか。怖がりもしないし」

瑞樹「いや、普通に感動するし怖がるわよ」

楓「観た事ないですよ。怖いのにしたってちょっと肩がピクって動く程度じゃないですか」

瑞樹「貴方達が大袈裟なのよ。大声で泣き喚くわ叫ぶわ…」

楓「それが普通なんですよ」

瑞樹「私だって感動してるのよ。アレでも」

楓「嘘ですよ。絶対ヒロインと主人公の役者が付き合いそうとか下世話な想像してるんですよ」

瑞樹「どんだけゲス女なのよ私」

楓「最近観たいなって思った映画もありますよ。色々」

瑞樹「何?探偵はBARにいるの3?」

楓「それもそうですけど、もう一つですよ」

瑞樹「あー…佐藤健君と土屋太鳳ちゃんの」

楓「8年後の嫁です」

瑞樹「8年越しの花嫁ね」

楓「あ。そっちです」

瑞樹「8年後の嫁ってイメージ変わるでしょうが」

楓「しと花削るだけでこんな違うんですね」

瑞樹「全然違うじゃない。ただの結婚生活8年目でしょ」

楓「wwwwwww」

瑞樹「あれって実話が元になってたんでしょ?ドキュメンタリーもやってたらしいじゃない」

楓「そうなんですか?」

瑞樹「私はね、観れなかったんだけど…でも映画はね、観たいわね。確かに」

楓「川島さんは何か観たい映画他にあります?」

瑞樹「…今度ね?ほら、阿部寛さんの新参者。あれがやるみた」楓「瑞樹と楓の、オールナイトニッポン!」

瑞樹「被せんじゃないわよ!!!」

https://youtu.be/uhOMW_NOXDU

瑞樹「毎回毎回…」

楓「まあそんな川島さんですけどね、遊園地行くとうるさいんですよ」

瑞樹「良いじゃない別に。楽しむとこでしょ」

楓「楽しむのは良いですけど楽しみ方がただの子供なんで控えめにしてもらえるとありがたいです」

瑞樹「楽しむのは幾つになったって自由よ」

楓「映画は?」

瑞樹「…w…」

楓「川島さんって何で泣いたりしないんですか?」

瑞樹「私ねー…ホント泣かない。感動はしてるけどね?勿論…」

楓「何かを観て泣いたことはあります?」

瑞樹「んー…?…………」

楓「何かはあると思うんですよ。何かは」

瑞樹「あれね。私頑張ってる系のやつに弱いかもしれない」

楓「…はじめてのおつかい…みたいな?」

瑞樹「いやあれも確かに頑張ってるけど…ほら、高校生の部活とかのドキュメンタリーとか…」

楓「甲子園とかどうです?あれも頑張ってる系ですよ」

瑞樹「まあねー…でもほら、出場校って大体決まってるじゃない」

楓「まあ、そうですね」

瑞樹「初めて出場!そこから大躍進!!感動のあまり泣く部員に男泣きする顧問…みたいなのはちょっとくるけどね」

楓「はじめてのおつかいと何が違うんですか!!」

瑞樹「全然別物でしょうが!!!」

楓「あれだって必死になってお金握り締めて恐る恐る歩んでいってる番組なんですよ!!」

瑞樹「…あれね、周りに結局…ほら、カメラあるでしょ?」

楓「まあ、そうですね。隠しカメラなのか堂々と撮ってるのか分かりませんけど…」

瑞樹「まあ隠しカメラだと思うわよ?堂々と撮ってたら子供も「え?何あれ…」ってなるだろうし」

楓「でもそこで起きる事件とかをちゃんと記録しておかないと番組になりませんからね」

瑞樹「…あれね。子供は撮らなくて良いんじゃないかなって思うのよ」

楓「???」

瑞樹「だってね?信じて待つ親がいるわけじゃない。だったら撮らずにボディーガードに尾行させておけば良いんじゃない?」

楓「番組を根底からひっくり返すつもりですか」

瑞樹「で、カメラは親と一緒に待つ、と」

楓「カメラの無駄遣いじゃないですか」

瑞樹「でもそうする事で緊迫感が増すんじゃない?」

楓「あれの曲分かってます?」

https://youtu.be/VuqDHYrVNa0

瑞樹「でもほら、結局大丈夫でしょ?ってなるじゃない。映像があると」

楓「緊迫感いらないんですよ。はじめてのおつかいは。そういうものじゃないんで」

瑞樹「あれね。曲も変えちゃいましょ」

楓「いやそんな宣材撮影みたいなノリで言われても困るんですけど」

瑞樹「こんなのでどうかしら、と…小林太郎。IGNITE」

https://youtu.be/FbAFJa4cVJ0

楓「いや普通に曲行っちゃってますけどね」

瑞樹「wwwww」

https://youtu.be/DawlQ-p6E3E

楓「あれ?」

瑞樹「何?」

楓「あれ?お正月…」

瑞樹「お正月じゃない。さっき流しそびれたから今やってるのよ」

楓「あれ?でもまだ12月で」瑞樹「お正月です」

楓「…www…」

瑞樹「お正月ですよ。お正月。ええ」

楓「やけに食い気味ですね」

瑞樹「お正月に決まってるでしょ。だったら今日この日に生放送なんかしてないでしょ」

楓「今お昼ですよ」

瑞樹「夜の1時よ」

楓「あとここいつもと違いません?スタジオ」

瑞樹「一緒よ」

楓「あれ?だとしたら私達箱根行けないじゃないですか」

瑞樹「え?何?」

楓「1月2日からしばらくハワイですよ」

瑞樹「え?何言ってるの?」

楓「…wwwww」

瑞樹「…www…」

楓「あれ?今年ってもう平成30年でしたっけ?」

瑞樹「当たり前じゃない」

楓「あ。そうでしたっけ」

瑞樹「そうよ。気をつけて」

楓「あれ?紅白どっちが勝ってましたっけ?」

瑞樹「え?」

楓「どっちでしたっけ。紅白」

瑞樹「そういえば安室奈美恵さんがね。最後の紅白だってね」

楓「ええ。で、どっちでしたっけ?」

瑞樹「ニュース見たら分かるわよ」

楓「『スケート長島圭一郎が引退へ』ってなってますけど」

瑞樹「…www…」

楓「おかしいですね。これ速報ですよ」

瑞樹「…いや、まあね。紅白って毎年やってるじゃない。あれ」

楓「はい」

瑞樹「もうどっちだって良いじゃない」

楓「いやよくないです」

瑞樹「…ここぞとばかりに…w…」

楓「wwwww」

楓「で。ですよ」

瑞樹「お正月ねぇ」

楓「まあそうなんですよ。お正月。お正月ですけども」

瑞樹「…何?」

楓「お正月、ということでとりあえず企画を考えたんです」

瑞樹「…」

楓「…」

瑞樹「…で?」

楓「はい」

瑞樹「いや、考えたんでしょ?」

楓「考えましたよ」

瑞樹「じゃ、発表して?」

楓「ええ。考えましたから」

瑞樹「…」

楓「…」

瑞樹「…」

楓「考えたとこまでですけどね」

瑞樹「何言ってんの?」

楓「wwwww」

瑞樹「じゃあ何だったのよ。この長ったらしいフリ」

楓「一応お正月もお仕事してますアピールです」

瑞樹「別に何だって良いじゃない。お正月エピソード募集してね?例えば面白かったメール或いは電話に番組から金一封なり」

楓「ええ。まあ」

瑞樹「何がダメだったわけ?」

楓「これ収録なんで」

瑞樹「wwwwwww」

楓「wwwwwww」

瑞樹「仕方ないでしょ!正月くらい休んだって良いでしょ!!」

楓「開き直りましたね。ついに」

瑞樹「それが今回は長くなっただけじゃない」

楓「長くなり過ぎなんですけど」

瑞樹「いや。元々そういう話だったじゃない」

楓「そして来週は浅黒くなった私達がお届けする、と」

瑞樹「いやなるかどうかは知らないけど…w」

楓「じゃああれですね。菜々ちゃんのパスポートの話でも」

瑞樹「貴方覗こうとしたら思いっきり蹴られてたじゃない」

楓「あれ凄い痛かったですよ」

瑞樹「知らないわよ。貴方が悪いんだからね」

楓「別に効いてませんけど的な空気は出しましたよ」

瑞樹「よろついてたけどね」

楓「…じゃあ、まあ。どうでしょう。この際お正月のエピソード。私達が話すというのは」

瑞樹「お正月エピソード?…いや、特に…」

楓「面白いやつ下さいね。面白いの」

瑞樹「何でそんなハードル上げてくるのよ」

楓「大阪生まれの川島さんだからこそですよ」

瑞樹「いやそんな大阪生まれイコール笑い大好きってわけじゃないからね。偏りすぎよ」

楓「まあ考える時間は与えますので」

瑞樹「言っとくけど貴方も考えるのよ」

楓「私は審査員です」

瑞樹「絶対やらせない」

楓「w…来年…平成30年1月発売…」

瑞樹「今年ね。平成30年」

楓「仮面ライダービルド主題歌、PANDORA feat.Beverly…」

瑞樹「『Be The One』」
https://youtu.be/JPFrJC5uywQ

楓「東京有楽町から全国36局ネットで収録中」

瑞樹「生放送中」

楓「瑞樹と楓のアフタヌーンニッポン」

瑞樹「オールナイトよ。何よ午後の日本って」

楓「もうさっき認めたじゃないですか」

瑞樹「気分は平成30年ってことじゃない」

楓「メールありますけど読みます?」

瑞樹「ダメ」

楓「ww…良いじゃないですか!」

瑞樹「だってそれ読まれなかったのじゃない」

楓「在庫処分ですよ」

瑞樹「www…そんな言い方ある…?」

楓「wwwwwww」

瑞樹「っていうかさっき貴方お正月エピソード発表とか言ってたけど」

楓「私は審査員です」

瑞樹「何の審査員なの?」

楓「面白くなかったら罰ゲームですよ」

瑞樹「何で?」

楓「…あ。罰ゲーム決まったみたいですね」

瑞樹「いや。何でって聞いたんだけど」

楓「川島さんがリスナー10人に不眠不休で無人島にペンションを作らせるSMDASH島」

瑞樹「いや意味分からないけど」

楓「私がリラクゼーション整体2時間コースを受ける、と」

瑞樹「罰ゲーム受けなさいよ」

楓「リラクゼーションかぁ…」

瑞樹「まずペンションを作らせる意味が無いでしょ」

楓「ちなみにですけど私or川島さんが知ってるエピソードはダメですよ」

瑞樹「貴方のお母さんが酔って早苗ちゃんのパンツ履いたら破れた話は?」

楓「wwwwwww」

楓「まあ、お正月…まあ一月序盤はお正月ですよね」

瑞樹「…どれだけいっても7日までじゃない?」

楓「でも今日この日もお休みしてますけど」

瑞樹「もう良いじゃないのよ」

楓「w…まあ、序盤。ですよ。一月序盤です」

瑞樹「どうしたの?」

楓「子供の時なんですけどね。着物を着させてもらいまして」

瑞樹「今着ないの?」

楓「面倒なんで」

瑞樹「まあそうね」

楓「…www」

瑞樹「…www」

楓「髪の毛も整えてもらって。ちょっとこの辺切ったり…結構時間かけてやってもらったんですよ」

瑞樹「へー…」

楓「で、脱ぎづらいじゃないですか。着物とかって。子供だったんでどうやって脱ぐかも分かりませんし」

瑞樹「そうね」

楓「で、着て。出掛けるじゃないですか。いざ外へと」

瑞樹「うん」

楓「何か背中…首の下辺りがチクチクするんですよ」

瑞樹「うん」

楓「結果から言うと髪の毛が絡まってたんですけどね。これ」

瑞樹「そういうのってすごい気になるわよね。気付くと」

楓「もう何するでも気になって。痒いとこにに手伸ばすじゃないですか」

瑞樹「まあねぇ…」

楓「でもまあ一応一生の思い出ですからね。写真とか動画とか撮るじゃないですか。こっちも後で見たいですし」

瑞樹「うん」

楓「何か映画のBLADEのパッケージみたいになってまして」
https://i.imgur.com/yhYOG7I.jpg

瑞樹「wwwww」

楓「まあこれがモデルをやるきっかけになったんですよ」

瑞樹「嘘おっしゃい」

楓「wwwww」

瑞樹「これね。ちょっと内輪ネタになるかもしれないけど、3年くらい前…まあ…早苗ちゃんね」

楓「はい」

瑞樹「初詣行って、まあ実家に行って…3日目でで旅行に行くのね」

楓「どこ行きました?」

瑞樹「箱根…だったわね」

楓「え?じゃあ駅伝見ました?」

瑞樹「まあそこは後で説明するわよ」

楓「えー…」

瑞樹「まあそれよりもやっぱ。ほら。その時はアイドルやってまだ日が浅いじゃない」

楓「そう…そうですね。はい」

瑞樹「無名でねー…どうやったら映れるかなーみたいなね。そんなこと考えてたわけ」

楓「はい」

瑞樹「…で。ね?気分も良いし。新幹線の中で一杯呑んで」

楓「はい」

瑞樹「で、着いたらまあやっぱり何処もかしこも人集り」

楓「まあ、そうですよ。駅伝やってますから」

瑞樹「…これ、酔った勢いなんだろうけど、ちょっとくらい映れるんじゃない?って言い出してね。アレが」

楓「…ww…」

瑞樹「いやそんなバカなこと言ってないでチェックインするよーって行くわけ」

楓「はい」

瑞樹「交通規制敷かれててねー…通れないとことかあったし」

楓「そうですよね。後渋滞も凄そうですし」

瑞樹「…で、仮に映るにしてもね。先ずは荷物どうこうだから。ズンズン進むじゃない」

楓「はい」

瑞樹「で…旅館に着く…少し前くらい…だったかしらねー…早苗ちゃんに電話掛かってて。聞いたら友達だってね」

楓「あけましておめでとうの挨拶ですかね」

瑞樹「それもあったけど、早苗ちゃんが居たーって騒いでたらしいわよ」

楓「あ。映りましたか?」

瑞樹「映ったみたいね」

楓「やっぱり駅伝の時ですかね」

瑞樹「そうそう。で、早苗ちゃんも別に仕事で映ったわけじゃないのに変にテンション上がったみたいで」

楓「カメラに映るとちょっとテンション上がったりしましたよね。芸能界入る前は」

瑞樹「それで、そのお友達が奇跡的に携帯でその瞬間をね?テレビ画面をこう、動画で撮影したんだって。それで送ってきたんだけど」

楓「はい」

瑞樹「あの子後ろ姿しか映ってなかったのよ」

楓「…www…」

瑞樹「丁度ね、9位…と、10位…くらいだったと思うんだけど。そこをね?上からのアングルで」

楓「そこでキャリーバッグを転がしてる三つ編みの人が居たからと」

瑞樹「そう」

楓「wwwww」

瑞樹「で、早苗ちゃんの後ろ姿シーンが終わって。画面が走者の前からに切り替わるわけ」

楓「はい」

瑞樹「今度は私がキャリーバッグ引いてる姿が普通に前から映されてるのね」

楓「wwwwwww」

瑞樹「だからこう…アデランススタイルよ。後ろ、前みたいな」

楓「wwwwwww」

瑞樹「もうねー…二度と駅伝見に行かないって言ってたわ」

楓「そのお友達からしたら「これ誰?」みたいになってましたよね。確実に」

瑞樹「wwwwwww」

https://youtu.be/g750dOK-JQE

瑞樹「…CHEMISTRY PIECES OF A DREAM」

楓「東京有楽町から全国36局ネットで生放送中。瑞樹と楓のオールナイトニッポン」

瑞樹「そう。生放送」

楓「始まりました…瑞樹と楓のオールナイトニッポン、第何回目でしょうか…数えてません」

瑞樹「え?何?」

楓「この番組は…川島さんと私が繰り広げる爽快な爆笑トークで皆さんに幸せをお届けする番組です」

瑞樹「いやなんぼのもんじゃい」

楓「たまにゲストを呼んだり呼ばなかったりして…あ。パーソナリティは私、深緑の淑女、高垣楓と…」

瑞樹「やるならちゃんとやりなさいよ」

楓「文化放送入りを虎視眈々と狙っている川島さんと2人でお届けします…フフッ」

瑞樹「こっちの紹介テキトー過ぎでしょ。グルーポンのおせちじゃないのよ」
http://livedoor.blogimg.jp/nakakzs-timesteps/imgs/4/b/4ba4b635.jpg

楓「何ですかもう…」

瑞樹「何ですかじゃないわよ」

楓「これからはですね。アイドルらしいラジオをやらないとダメなんですよ」

瑞樹「今までは?」

楓「川島さんがすぐ欲しがるから…」

瑞樹「w…いや、何を…?」

楓「もう、すぐ私の爆笑ボケをね、欲しがるんですよ」

瑞樹「ww…いや別に、一言も言ってないからね?爆笑でもないし」

楓「私もその期待に応えよう応えようと…」

瑞樹「いや、私は寧ろ今までもこれからもアイドルらしいラジオにしていきましょうねってスタンスだったでしょ!!」

楓「ボケたら即ツッコミですよ。先程もグルーポンのおせちかというよく分からないツッコミが出ましたが」

瑞樹「wwwwwww」

楓「これからはですね。女性らしい、アイドルらしいラジオをやっていきたいんですよ」

瑞樹「…まあ、別に貴方がそう決めたのなら私は賛成するわよ。何か理由が納得行かないけど!」

楓「これからはアイドルらしいラジオです。瑞樹と楓のオールナイトニッポン。平成30年からはクリーンなラジオを心掛けていきますよ」

瑞樹「そうねぇ。アイドルなんだから。ちゃんとしたラジオをね」

楓「まあ、少し前に収録ってバレましたけど、とりあえずメールを読みますね」

瑞樹「お正月のメール?」

楓「んー…まあ、大晦日…の内容ですかね。ギリギリセーフということで」

瑞樹「まあ、そうね。そこはね。寛大な心で!ちゃんと読んであげるのも良いじゃない」

楓「そうなんです。アイドルたる者、人に笑顔を届けたいですし。差別なんかしませんよ。博愛主義で」

瑞樹「あ、それ大事じゃない!良いことよ!」

楓「ラジオネーム。下痢」

瑞樹「ク リ ー ン な ラ ジ オ は 何 処 行 っ た ァ ! ! ! ! !」

楓「出たー!」

瑞樹「出たー!じゃないでしょお?」

楓「これ今寝ようかなーってなった人飛び起きますよ。耳がキーンってなって」

瑞樹「貴方が言わせたんでしょ!!」

楓「ラジオネームにツッコミ入れなくたって良いじゃないですか」

瑞樹「クリーンなラジオに下痢って何よ。数ある言葉の中で何でそれチョイスよ」

楓「思い入れがあるんですよ。きっと」

瑞樹「せいぜいお腹壊したくらいのエピソードでしょうが」

楓「お腹を押さえてうずくまる…そこに駆け寄る女性。みたいな話もあるかもしれませんよ」

瑞樹「それはそれとしてもまだ書きようがあるでしょ。その時その瞬間近くにあった…ほら、銅像の名前とか」

楓「教訓なんですよ。きっと」

瑞樹「…いや、まあね?何かホント…それしかないっていう重大な理由があるなら分かるわよ。まだね?恋愛的な話にしても何にしても」

楓「14歳らしいです」

瑞樹「寝なさい」

楓「wwwwwww」

楓「…あ。ふと思ったんですけどね」

瑞樹「…何?」

楓「まあ、お正月エピソードという事でちょっとありきたりなんですけど。お年玉ですよ」

瑞樹「お年玉…」

楓「あれって学生時代は一種のステータスみたいになってませんでした?」

瑞樹「…男子の間では何か…流行ってたかしらね」

楓「たまに桁が違う子とかいましたよね」

瑞樹「いたわねー…だからって奢ってくれるのなんかマックのセットくらいだったりね」

楓「川島さんはおいくらでした?」

瑞樹「…いや、ウチはそんなお金持ちじゃないからね?普通よ。ホント」

楓「いやもうメディア女王ともなる川島さんですから、そんな謙遜せず」

瑞樹「ブフッ」

楓「メディア女王ですから」

瑞樹「w…いや、とりあえずメディア女王ではないし、後その時はメディア関係者ですらないし!!」

楓「wwwww」

瑞樹「…そういえばさっきどっちが面白いか云々やってたけど、あれ何なの?」

楓「…あ。罰ゲーム決まったらしいですよ」

瑞樹「さっき決まったんじゃないの?いや貴方のは変えてもらうけど」

楓「川島さんが横たわるリスナー100人の上をハイヒールで歩いていくSMレッドカーペット」

瑞樹「どっちが罰ゲームなのよ」

楓「私がカラオケに行く」

瑞樹「いつもの貴方でしょうよ」

楓「カラオケかぁ…」

瑞樹「いや知らないわよ。行けば良いじゃない。行きたいなら」

楓「1人はキツイですね」

瑞樹「金太の大冒険歌わせるわよ」

楓「wwwwwww」

瑞樹「エンディングね」

楓「お送りされてると思います瑞樹と楓のオールナイトニッポン。どうやら終わりの時間が近づいてきたようです…」

瑞樹「何でちょっと最後の部分ジェットストリーム風にしてるのよ」

楓「本日もお付き合い頂きありがとうございました…お相手は私、深緑の淑女、高垣楓…」

瑞樹「いやその前に言うことあるでしょ」

楓「最近車のホイールだけ変えた川島さんです」

瑞樹「いや、そんなのどうでも良いから。ねえ。宛先。この番組に対するメール。宛先よ」

楓「何でそこだけ変えたんでしょう…不思議ですね…フフっ」

瑞樹「残り時間少ないわよ。ねえ」

楓「…あ。今年の目標ですよね。えーっと…」

瑞樹「○○allnightnippon.com!!!!」

楓「wwwwwww」

瑞樹「あのね、アイドルらしいラジオって言うならそこもちゃんとやりなさいよ」

楓「まずは形から入っていかないと」

瑞樹「入ったとしてもすぐ抜けてるじゃない。樽沢トンネルじゃないんだから」

楓「…ちょっとごめんなさい。今の樽沢トンネルというのはどういう意味を込めて」

瑞樹「良いのよ一々聞かなくて!!!」

楓「wwwwwww」

瑞樹「東京有楽町から全国36局ネットでお送りしました瑞樹と楓のオールナイトニッポン!」

楓「○○、○○、○○…各社提供でお送りしました」

瑞樹「そこはちゃんとやるのね」

楓「ww…いやここは流石に…」

瑞樹「w…」

楓「access、Knock beautiful smile」
https://youtu.be/WQKkxY6Xpd4

瑞樹「あったかくして寝なさいよ」

終わります
某シンデレララジオの最初の部分コピペしました申し訳ありません

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom