モバP 「ただいま戻りました~って誰もいないのかな?」 (28)

モバP 「ふぅ……今日も仕事疲れたな…まだ仕事残ってるから残業だけど…」

ギュッ

モバP 「ん?」

楓 「…」

モバP 「楓さん?」

楓 「…」

モバP 「俺の袖なんてつかんでどうしたんですか?」

楓 「…」ジー

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モバP 「どうしたんですか?楓さんは今日の仕事はもう終わりだと思うんですけど」

楓 「…」コクン

モバP 「楓さん?俺はまだ仕事残ってるんでもう少しいますけど、楓さんは帰っていいですよ?」

楓 「…」フルフル

モバP (どうしたのかな…?さっきから何も喋らない…)

モバP (俺に何か言いたいことでもあるのかな?)

モバP 「楓さん、今日のお仕事で何か嫌なことでもありましたか?」

楓 「…」フルフル

モバP 「じゃあ誰かが帰ってくるの待っているんですか?(とは言っても今日はみんな直帰だった気がするけど)」

楓 「…」フルフル

モバP 「うーん…俺仕事残ってるので片付けたいんですが…」

楓 「…」ギュッ

モバP (困ったな…楓さんは何も言わないし右手の袖つかまれてるから仕事も出来そうにない…)

モバP 「家に帰れなくなった…とかですか?」

楓 「…」フルフル

モバP 「明日のお仕事の準備……って明日楓さんお休みですよね?」

楓 「…」コクン

モバP 「じゃあ今日はいっぱいお酒飲めますね」

楓 「!」コクン

モバP 「俺も明日は午後から出勤だし…」

楓 「…」ソワソワ

モバP 「でもまだ仕事残ってるからお酒は…無理かな~」

楓 「!」ガーン

モバP 「いや!ちひろさんに無理言えば切り上げられるかも…」

楓 「!」キラキラ

モバP 「あ、でもちひろさんもう帰っちゃったみたいだな…」

楓 「…」シューン

モバP 「!」ガタッ

楓 「!?」

モバP 「ち、ちょっとちひろさんに電話してきます!」ダッ

楓 「あ…」

トゥルルル…トゥルルル…アッ!モシモシチヒロサンデスカ?

楓 「…」シューン

ソレデデスネ………ハイ…ハイ…

楓 「…」イージイージ

ホントデスカ!?ハイ!…ハイ!オツカレサマデス!ソレデハシツレイシマス!オヤスミナサイ!

楓 「?」

モバP 「楓さん!」ニギー

楓 「!?」

モバP 「飲みに行きましょう!」

楓 「!」パアッ

モバP 「さっきちひろさんに電話したじゃないですか」

楓 「…」コクン

モバP 「楓さんが飲みにいきたいみたいなので仕事を明日に延ばせますか?と聞いたわけですよ」

楓 「…」コクン

モバP 「そしたら…



ちひろ 『楓さんのためなら…仕方ないですね…今回だけですよ?』

     


     と言ってくれたんです!」

楓 「!」パアッ

モバP 「それと…ちひろさんから楓さんに伝言を一つ頼まれてます」

楓 「…?」

モバP 「いつヤるか?今でしょ!…だそうです。何が言いたいのか分かりませんが…」

楓 「///」

モバP 「楓さん?熱でもあるんですか?」オデコピトー

楓 「!!!!!?????」アセアセ

モバP 「どうしたんですか?顔真っ赤にして?」

楓 「…」フルフル

モバP 「…? まぁいいや、飲みに行きましょう!!」

楓 「…はい!」

モバP (あ、返事するんだ)






―――――――――――――――――――――





―――居酒屋にて





モバP 「そういえば楓さん」

楓 「何ですか?プロデューサーさん?」

モバP 「何で事務所では言葉を発しなかったんですか?」

楓 「あ…/// それはですね…///」

モバP 「?」

楓 「明日はオフですし、プロデューサーさんと飲みに行きたいなあ…と思ったんです」

モバP 「はい」

楓 「でも…私から切り出すのって何か恥ずかしいじゃないですか…///」

モバP (いつも自分から誘うし、事務所にお酒持ち込んでは俺に仕事放棄してでも飲めって言ってる気がするけど…)

楓 「私だってもう25歳の大人ですから…」

モバP (その自覚あったの?)

楓 「大人な雰囲気を出せば、言葉を発さなくてもプロデューサーさんが一緒に飲みに行くお誘いをしてくれるかと思いまして…」

モバP (完全に我侭言わないようにと我慢してる子供と同レベルだったけど…)

楓 「ん?プロデューサーさん私に対して今失礼なこと考えてません?」

モバP 「いや!ソンナコトナイデスヨ- ははは…」

楓 「ならいいですけど…でも」

モバP 「ん?」

楓 「やっぱり大好きな人と飲むお酒は美味しいですね…」ボソッ

モバP 「ん?楓さん何か言いました?」

楓 「いえ、何も言ってないですよ」

楓 (プロデューサーさんの…鈍感)

モバP 「今日はお酒がいつも以上に美味しいですね!やっぱり楓さんと一緒だからかな」

楓 「あ…」

楓 (同じこと考えてる…///)

モバP 「ここで言うのもアレですけど……」

楓 「?」

モバP 「俺は楓さんをもっともっと輝かせるために頑張ります!だから……」

楓 「!」

楓 「私も……プロデューサーさんと同じ気持ちです」

楓 「だから…(プロデューサーさんへの)愛はあるし、まずはお金を貯めなきゃですね」

モバP 「? どういうことです?」

楓 「だって……私たちが目指すのは愛$(アイドル)界の頂点ですから!」

終わりです

アニメでの楓さんの扱いにむしゃくしゃしてやった

反省はしているが後悔はしていない

SS初投稿で勝手も分からないまま流れるように投稿しましたがいかがでしたでしょうか…?

楓さんってさん付けしてくれたっけ?

皆様乙ありです

>>19
どっちだったか迷った上でさん付けにしましたが…実際はつけませんね
楓Pとしてお恥ずかしい限りで…

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