上条「他の映画作品になぐこむぞ」 (44)
インデックス「いきなりなにいいだすんだよ、トウマ。もう私たちの映画は終わった今の時期になって。」
上条「黙ってくれ。このままじゃ、俺たちは終わるぞ。」
インデックス「映画化されたんだから、それなりに興行収入があるってことなんだよ。映画化されたんだし、
アニメ化とかもうまくいくんじゃない。」
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上条「ばか野郎。映画化されたってうかれてみろ。他の映画館と比べれば、上映映画館数はすくないし、
興業収入は3億円程度。」
上条「他の作品だったら、もっと上の収入の作品のがある。最も、興行収入3億円っていってもこれでも十分
興業価値はあるらしいけど、それでうまくつなげられたらいい。」
上条「だけどつなげられなかったら・・・・・・」
インデックス「ゴクっ!どうなるのかな、トウマ」
上条「俺たちが今後あらゆるメディア媒体への展開がうまくいかないかもしれないんだよぉぉ!
ゲームをメーカーに作ってもバイオみたいな有名人気どころに比べたら、販売数少ないしライトノベルで
マイナーだから収入が少ないんだ。モバゲーとかに新規参入したけど、興業展開ができなかったら、俺たちの活躍の場はないんだ。」
インデックス「でも、他の作品に殴りこむなんて横暴なんだよ間違ってるんじゃない。」
上条「いいのか、インデックス。俺たちも人々を楽しむために作り出されたんだ。それなのに、他の作品のみが
もてはやされアニメとかの展開がぽしゃる。いろんな媒体があった方がいいんだ。その方が幸せだろ。
俺だって辛いんだろ、漫画の神様と言われた手塚治虫に並ぶ[たぬき]の原作者藤子・F・藤尾を汚すようなまねするなんてな。」
インデックス「分かったんだよ、トウマ。そうまでいうんなら、協力してあげる。最近、魔術サイドでアニメや漫画と行き来できる
次元通路なんてものが出来たってカオリが言ってた。
幻想殺しも常時維持するタイプだから、効かないよ。それ使っていこう。」
上条「ああ、頼むぜインデックス。(クククク、これで俺が映画化とかにつながったらギャラが増えるぞ。
万一ないと思うけど、ヘヴィーオブジェクトがアニメ化されたりスパロボ参戦なんてされたら俺のギャラが減るからなぁ
同時期に公開された映画を徹底的にけがしつくしてやるぜ。)
インデックス「というわけで、次元通路のあるイギリス清教ネセサリウス本部まで来たわけだけど、
やっぱり鉄で武装して空を飛ぶなんて間違ってると思ったり思わなかったり。うう、まだ吐き気がするんだよ・・・・」
上条「仕方ないだろ、イギリスまで短期間で来るには学園都市の超音速ジェット旅客機で来るしかないんだから。映画版でスペースプレーンで普通に宇宙飛べてるんだから、もっと快適なものがありそうだけどそこは突っ込んではいけない。」
インデックス「ところで、トウマよくあんなの貸してもらえたね。」
上条「ああ、アレイスター理事長に話したら喜んで協力してくれたんだ。なんでも、自分みたいな実在する
人物をモチーフのキャラが目立つから他の作品のキャラをつぶすとか潰さないとかしないとか
いけないとかいってたぞ。打倒クロウ・リードと叫んでたような・・・・・」
注 スペースプレーン 普通にフィクションの世界に出てくるが現実でも概念はある。要は大気圏外を経由して、
目的地まで移動する旅客機の一種。普通に耐G耐性の問題とか、宇宙酔いの問題はあるから旅客機として移動するなら
難あり。
インデックス「なんかきいてはいけないことをきいた複雑な気分なんだよ。黒幕キャラがそんなこと
いっちゃっていいのかな。」
上条「いいんだよ、これは。俺たちの二次創作なんだし、それに俺たちは所詮作者という
神の中でしか動けない操り人形なんだからな。」
???「おや、そこにいるのはインデックスと上条当麻ではないですか。」
インデックス「あ、カオリこんちには。それともイギリス人らしくGoodafternoonってここはいったほうがいいかな。」
神裂「私としては、インデックスが好きな方で構いませんよ。お久しぶりですね。ところでいったい今日は何用で。」
上条「ああ、実は神裂に頼みがあるんだ(俺に対して、確か恩返しをしたいといっていたはず。ならばそれを利用してやんよ。)」
神裂「フム、なるほど話は理解できました。正直言って人様の家に土足で踏み込むようなものだと思いますが、
とある魔術の禁書目録という作品全体のためなら協力しましょう。で、どこの世界に行くのですか。」
上条「ああ、まずは[たぬき]の世界へ殴りこむことにしたい。」
インデックス「ムウ、なんか毎週欠かさず見るほど好きな作品の世界に行くなんて複雑な
気持ちなんだよ。」
上条「[たぬき]なら戦闘能力はひくいだろ?だったら、DBとかに乗り込むよりは勝ちやすい。
一番最初に行くのは[たぬき]なのはそれが理由だよ。それに・・・・」
神裂「それにとはいったい・・・・」
上条「いやな、2004年にミレニアムシリーズ終わってから早くも9年。興業作品
として成功しなかったから続編がないとはいえゴジラを[たぬき]が抜いたのがなんか
複雑な気持ちでな。ゴジラは個人的に好きだからな。」
注作者の好みではありません。メカゴジラを簡単に学園都市で作れるかなんてSSみて思ったりもしてません。
神裂「あなたの好みは、この際どうでもいいです。それでは、さっそく行ってみましょうか。」
上条「おう、そうだな。そういや、もし行った世界で死んだりしたらこっちの世界でも死ぬのか。」
インデックス「ウウン、確かもしそっちの世界で死んじゃったらこっちの世界で自動的に蘇生できるはずなんだよ。
まあ死んじゃっても復活できるから死んでもいいなんて、間違ってると思うけどね。」
インデックス「命は一つだけだし、限りあるから大切だと思うんだよ。」
上条「おお、ここがドラえもんの世界。さすが、22世紀。学園都市以上に未来的だな。車が空飛んでたり、タケコプターで移動してるひともいる。叩き潰しに来たのに感激するな、こういうのみると。」
インデックス「まあ、のび太が大人になった時点で火星に出木杉君が出張していたり、
時間移動やら恒星間移動も簡単にできる時代だからね。」
神裂「ドラえもん、幼児向け番組と思っていましたがなかなかどうして侮れませんね。あ、あそこに
ドラえもんとその一行が見えますよ。」
上条「よし、さっそく殴り込みをかけるぞ。」
ドラえもん「秘密道具ミュージアムに僕の鈴が。確実に鈴を取り戻してやる、待ってろよ怪盗DX」
のび太「ところで、秘密道具ミュージアムってなんなの。ナイトミュージアムって映画あったから博物館だと思うんだけど。」
ドラえもん「ああ、それはねのび太君。今まであった秘密道具の歴史を紹介する秘密道具専用歴史博物館みたいなものなんだ。」
静香「へえ〜、私博物館とか行くの大好きなの。ドラちゃんの鈴が盗まれ化ければ、楽しそうなのに。」
ジャイアン「博物館、俺にとっちゃ苦手なところだ。」
スネ夫「ジャイアン、頼むからあくびなんかしないでね。みっともないから。」
ジャイアン「なんだと、スネ夫。」
上条「そこまでだ、覚悟してもらおうか。この猫型欠陥ロボットが。」
ドラえもん「なにぉ、僕は欠陥品じゃない。22世紀製のスーパーロボットだい。」
のび太「お兄さんとお姉さんはいったい。」
神裂「正直言って、気は進みませんがあなたがたを戦って殺さない程度にいたぶるよう
いわれたものです。お命覚悟と昔の侍ならばいうのでしょうね。」
インデックス「リアルのび太やリアルドラえもんって会えて嬉しい。ねえ、サインくれない。」
上条「インデックス、目的を失うんじゃない。俺たちの目的は、こいつらを倒すことだ。」
スネ夫「ああ、さては怪盗DXの仲間だな。」
のび太「そうか、鈴を取り返しに来て邪魔な僕たちの排除に。」
ジャイアン「そうとなったら、俺たちも容赦してやらないぜ。」
静香「きれいな人、私もあんな風になりたいわ・・・」
のび太「静香ちゃん、確かにきれいなお姉さんだけどそんなこと言ってる場合じゃないよ。」
上条「ハハハア、俺は怪盗DXでもその中までもない。ただのドラえもんの大ファンで、お前が
大嫌いな奴だよ。いつもどんな絶望的な状況からでも華麗に抜け出すところなんか嫉妬しちまう。
ドラえもん、お前が欠陥品じゃないというなら俺と神裂と一対一で戦え。」
ドラえもん「よしわかった、僕も男だ。のび太君がいじめられて見かえしてやりないなんて言った
のを諌めたり、暴力は間違ってると思うけど僕は欠陥品でもなんでもなんいんだ。
そこまで言われたら、黙ってられないよ。」
のび太「ドラえもん、みんなで戦おうよ。そうすれば、絶対に勝てるよ。それにあのお姉さん、
刀持ってるんだよ。」
ドラえもん「だからこそだよ、のび太くん。今まで危険な目にあってきて、君たちを巻き込ませてきたけど
本来なら子守用ロボットの僕が解決してまもるべきなんだ。命の危険に今まで晒してきた僕をせめてでも、
償わせてほしいんだ。」
のび太「ドラえもん・・・・」
上条「御託はそれまででいい。ドラえもん、てめえのそのふざけた幻想をぶち壊す。」ドゴン
ドラえもん「悪いけど、その程度の攻撃なんてかわし慣れてるのさ。」
上条「な、俺のパンチをかわしたって。だったら、連続して放ってやるまでだ。」
ドラえもん「無駄なことを、君のパンチは速度的には大したものだよ。おそらく常時というわけじゃないんだろうけど、
プロの格闘家並の速度を一応は持たせている。だけどね、動きが大ぶりすぎて読みやすい。」
上条「くそぉ、俺の幻想殺しさえ当たりさえすれば。」
ドラえもん「今度は、こっちの番だ。」
上条(今まで俺は様々な強敵と戦い、内臓破裂するような攻撃でも耐えのびてきた。その俺が、
いまさらドラえもん程度の攻撃に耐えられないわけがない。だったら、ここはあえて肉を切らせて
骨を断つまでだ。)
ドラえもん「名付けて、必殺欠陥ロボットと言われた恨みは恐ろしいパンチ!」ズォォォ
上条「カハ、ゲォォォ!!」
神裂「上条当麻、大丈夫ですか。ああ、吐血したうえに胃液まで吐き出す攻撃をするなんてゆるせまん。」
上条「ゲホ、ゲホ、馬鹿なドラえもんにこんな攻撃力なんてあるはずが・・・・」
インデックス「トウマ、今思い出したんだけどドラえもんって実際はとんでもないんだよ。
確かドラえもんの馬力は129.1馬力。おまけに体重が129.1キロでそれで時速129.1
キロで走れる。
つまり100キロ以上の肉体を、100キロ以上の速度で走れるから実際は筋力が常人以上って設定
はなってるからたぶんそれが元で今そうなってるんだと思う。前にドラえもんとんでも系SSで、
バイオハザードのハンターを粉々にしてたけど実際それぐらいできるかも。」
上条「それでも、俺はまだやれないわけじゃない・・・・」
ドラえもん「ごめん、悪いけど君がなぜ僕を憎んでいるかはわからないよ。だけど、僕はやられるわけにはいかないんだ。」
上条「当たれよ、当たれ。」
ドラえもん「もうやめるんだ、君の体はズタボロなんだよ。そうまでしてなぜ戦う。」
ドラえもん「仕方ない、これ以上傷つけるのも酷だ。ショックガン。」
上条「ショックガンなんて、ふざけてるのか。内臓破裂している状態で戦える人間に使うなんて
ミスチョイス以外の何者でもない。」
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