とある宿屋の一室

ベルベット｢何よそれ｣

エレノア｢王様ゲーム？｣

ロクロウ｢初めて聞くな…どんなゲームなんだ？｣

ライフィセット｢なんか名前だけ聞くと面白そうだね｣

アイゼン｢………｣

マギルゥ｢なーに、ルールは簡単じゃよ。王様になったものは指名した者になんでも命令することができるんじゃよ。｣

アイゼン｢…っ｣ﾋﾟｸｯ

ベルベット｢なんでもって…あんたねぇ｣

マギルゥ｢まあ、待つのじゃ、話は最後まで聞けい！｣

ベルベット｢………｣

マギルゥ｢ただ王様ゲームをやるのではつまらんからのぅ、ということでジャジャーン♪｣

エレノア｢箱？｣

ロクロウ｢なんだよそれ｣

マギルゥ｢ノルミンボックスじゃ！この中にノルミン達が書いたお題(命令)がごっそりと詰まっておるんじゃよ！どうじゃ？スゴいじゃろ？褒めてもいいんじゃぞ？｣

ベルベット｢話はわかったわ。それで？私達にどうしろと？｣

マギルゥ｢察しが悪いのぅ…つまり皆で王様ゲームをやって絆を深めようと言うわけじゃ！｣

エレノア｢は、はあ…｣

ロクロウ｢絆を…ねえ｣

アイゼン｢おい、マギルゥ…さっきなんでもって言ったか？｣

マギルゥ｢うむ、確かに言ったが…しかしお題は決まっておるんじゃよ｣

アイゼン｢そう、そこだ…つまりそのお題とやらに好きなことを命令してもいいというお題があれば命令できるわけだよな？｣

マギルゥ｢まぁそうじゃのぅ…｣

アイゼン｢いいだろ、やってやる｣

マギルゥ｢おお！まさかのアイゼンが参加とは！？やはりモノは試しで言ってみるもんじゃのう｣