荒木比奈「狂おしいほど好きだと言って」 (11)
アイドルマスターシンデレラガールズの荒木比奈のR18SSです。
アタシ、荒木比奈がアイドルとして過ごす年末年始が、ようやく終わった。
クリスマス前辺りから始まり、年末大晦日元日三が日。世間の人達が楽しむ期間にこそ働くのがアイドル、もとい芸能関係者ってもんス。
いわゆる普通のプライベートを犠牲にするわけでスが……他の人はどうか知りませんけど、アタシにとっては大した痛手でもない。
もともと半ニートで、コンビニ店員くらいしかまともに喋る相手もなく、ひたすら篭って漫画ばっかり描いてた女ですし。
もちろん、今は違う。
アイドルにスカウトしてくれて、今まで見たことのない世界を色々見せてくれて、アタシ自身ですら気付いていなかったアタシの良さをたくさん見出してくれた人がいるから。
今、同じベッドの上、隣で寝ている男性。荒木比奈担当P。
仕事の為に荒木比奈をスカウトして、凄く誠実に接してくれて、アタシの趣味にも理解があって……
それで、仕事上の倫理に背いてでもアタシが欲しいって言ってくれた人。
アタシみたいなのは、その、恋愛とか、全然スから。愛されて、求められることに慣れてないスから。
男性に誠心誠意求められたりなんかするとね、もうね。ダメでしたよね。
アイドルどころか女子としても相当アレだった頃からずっと目をかけてくれた人でスし、もしかしたらアタシよりアタシのことをわかってるんじゃないかって……
そんな人に直球で来られたら、もう、しょうがない。どうしようもなかった。
というわけで、アタシたち二人はこうして、休みの日には大抵はどっちかの部屋にお泊りする関係となった。
もちろんアイドルとしてあるまじき事態なのは分かってる。露見したら一体どうなることやら、想像もしたくない。
慣れた人たちは「お互いの未来の為に別れる」なんて気の効いたことを言ったりするんでしょうかね。
どのみちアタシ達には無縁でスけどね。
今更独身に戻るなんてムリ、心が死んじゃうッス。
依存しちゃってる自覚はありまスけど、でも、独りじゃ生きていけないのはきっとアタシだけじゃない。
だからこそ2日と置かずに愛し合う。
昨晩なんて、しばらくしてなかったせいで……もう、大変だった。
幸せすぎて死んじゃうかと思ったのは、告白された時以来だったかも。
ほっこりした気分で、隣の男の寝顔を眺める……アタシなんかには一生縁が無いと、前までは思ってたスけどね。
胸やお尻、素肌に直接触れるシーツの感触も、慣れたもの。
温かい気分で、なんでもないのに笑いがこぼれたりして、でも。
ふと、視線を下げて。
掛け布団を突き上げてるものの存在を眼にしてしまうと、一気に気持ちが切り替わった。
膝でも腰骨でもない、場所からいって間違いなく……朝方に元気になるやつ。
夜中まで、もう数え切れないくらいしたのに。寝ているだけでこうなっちゃうんスねえ。
呆れるような、でも、やっぱり嬉しいような……
起こさないようにそっと布団をめくって、やっぱりガッチガチなやつを見て、どうしましょうかねこれ。
放っておくのはもったいないし、手でしごく? それだと起こしちゃいそうですよねえ。乗っかって腰振るようなのも、この状態でうまくできる自信無い。
じゃあ、やっぱり……口、かな。
フェラそのものは彼に何回か教えてもらったことあって、そんなに苦手でもないけれど、寝込みを襲うのは初。
どうしよ、歯磨きした方がいいのかな?
いや、このおちんちん、昨日散々使ったあげくに風呂にも入ってないはず。
だったら咥えた後に磨いたほうが効率的でしょ、うん、きっとそうッス。善は急げ。
別に、同人誌みたいな朝フェラに密かに興味あったとかそういうのは……
ええ、まあ、否定はできないッス。
いいや、やっちゃえ。
まだ触れてもいないのに透明なのが漏れてきてる先端に軽くキスする。
鼻を近づけると、思ったほどの臭いは無い。
最後の方、お互いにもうグッチョグチョだったような朧げな記憶があるんだけれど、その割には臭くない。
嗅ぎすぎて嗅覚が麻痺したとか? ……ありえる。そう思えるくらい、アタシたちはいっつも一緒にいるんだ。
軽くついばむように加えると、小さな呻き声が聞こえる。
まだ目を覚ます気配は無い。
このままゆったり、しゃぶってあげようか。
竿の中ほどまでを咥えていくと、舌の上に汗の味。
女だろうが男だろうが肌の味は大して変わらない。そんな当たり前のことも、プロデューサーと出会うまで知らなかったんスよね。
口に含んで軽く動かしただけなのに、なんだかドキドキしてきた。
根元の方までそっと飲み込んでいって、喉奥に当たる少し手前くらいで引く。
頬裏にカリが擦れるようにするとヨダレがダラダラ垂れて、朝からとんでもないことしてる気分。
寝込みを襲ってこんな、まるで痴女じゃないスか。
ゆっくり頭を上下させるたびに寝息が乱れて、寝てても気持ちいいのかな、エッチな夢でも見てるのかな、なんて。
プロデューサーもたまには夢精とか、するのかな。どんな夢見るんだろ、やっぱりアタシの? それとも、全然別のアイドルとか?
今、こうしてフェラチオしてあげてるのは他でもない荒木比奈なのに、夢の中では全然別の、もっと美人の人とエッチしてたり?
……なんか、イヤ。許せない。
アタシみたいなの、その気にさせておいて別の女になびくなんて、それは罪でしょうよ。
もう、手加減なんてしてやらない。イかせてやる。このおちんちんはアタシのものだって改めて主張しないと。
起こしちゃってもいい。……むしろ起こしたい。目覚めてれば、眼の前でフェラしてるアタシ以外のこと考える余裕なんて無いッスよね。
じゅる、じゅるるっと水音を立てて頭を振る。
舌を竿に絡めてシコシコしながら尿道を吸う。
経験は皆無でしたけれど予備知識は過剰なくらいありましたからね。
教えてもらったエッチな技、なんでもしてあげられる。
どくどく溢れてくる先走りを舌先で舐め取って喉奥に運んで飲み下す。
微かな苦味も、今では心地良い。
我慢なんて、もうさせない。
少しずつ呻き声が大きくなって、寝ぼけた声が出て、プロデューサーがこっちを見た。
まだ半分寝てる状態で、こっちをぼーっと見ている。
その視線を浴びながら頬を凹ませて、尿道をちゅううっと吸って唇を引っ掛けて唾をなすりつけながら、くいくいっと。
教えてもらったとおりのテクで、朝一番のザーメンを搾り出せた。
7時間ぐらい空けただけあって、精液の量も多い。
濃さも十分で、息が塞がれそうなのをこらえながら射精を受け止める。
イッてる最中も手を抜かず、出し残しが無いように唇で竿をしごく。
これをするとびゅくびゅくって勢い良く射精してくれるから、達成感があるんスよね。
何より、こんなアタシでも愛する男を満足させられた、ってのがたまらない。
もっともっと気持ちよくなってもらいたい一心で、口と舌とで朝のご奉仕。
精子を零さないよう唇をきゅっと締めて、最後の一滴までしっかり受け止め、輸精管に残りそうなのもしっかり吸い取る。
そこまでやっちゃうと、ハムスターみたいにほっぺ膨らませないといけないくらいの精液が口内に残る。
これを、漏らさないように……慎重に。
口の中に含んだままプロデューサーの側頭に近づいて、喉、顎、唇を耳に寄せて、それからじっくり噛んでいく。
歯にへばりついてぬっちゃぬっちゃするザーメンを何回も噛み砕いて、歯と歯の当たる軽い音を聞かせる。
ぐちゃ、ぐっちゃって、しばらく咀嚼してると唾と混ざって薄まってくるから、少しずつゆっくり飲み下していく。
ごくっ……ん、ぐっ。
少し飲んで、舌や頬裏に余裕が出きたら、ぶくぶくぶくってうがいもしてあげよう。
汚くて、臭くて、粘っこい、雄の欲望で口の中をメチャクチャにしちゃう。
じゅぶじゅぶ、じゅぶぶっと粘液の擦れる音。
飲み込んで減ったはずのザーメンが、唾を継ぎ足されてまた増えている。
構わずにうがいし続けようとすると唇の間からこぼれてくるので、また飲む。
ごくっ……ん、んぐっ……んっ。
……ん、ふ……う、んごくっ……っ、ふ。
流石にここまで来ると、最初はドロドロだった精液もかなり薄まってきていて、アタシでも楽にごっくんできる。
いつかは、口で搾ったのをそのまま空気に触れさせず直飲み、とかしてみたいッスけど……まあ、それはおいおい。
プロデューサーに協力してもらって、経験値を積まないとね。
喉の筋肉の軋みまで聞こえるくらい密着して、残った精液も全部胃に送り込んで、やっとひといき。
イカ臭い溜息に反応して、ちょっと後ろめたそうな表情の彼。
さり気なく視線をそらしつつも竿はビクっと反応していて、こういう反応が返ってくるからフェラもゴックンもいくらでもしてあげたくなるんスよね。
さて、おはようございまス。
昨日はいっぱい可愛がってもらっちゃいましたけど……朝にはまた復活してるものなんスね。
つい、やっちゃいましたよ。ご満足いただけました?
「……うん。なんか気持ちいいなって思ったら、比奈がしゃぶってて……気付いたら出してた」
それは良かったッス。
じゃあ、朝ごはんの準備、してもらえませんかね?
濃厚なのをいーっぱい飲んだせいでお腹が重くて、すぐには動けないんスよお。
苦笑いとともにアタシの頭を撫でて、ベッドから出るプロデューサー。
起き抜けから最高に良い睦み合いができて、今日一日を楽しく過ごせることも、もうほとんど保証されたようなものだった。
朝起きて、一緒に寝ていた誰かに朝ごはんを作ってもらう。時々、こんな生活、まるで夢なんじゃないかって思う。
並んで座っていると、テーブル上の簡単な朝食もまるでご馳走みたいに見える。
テレビではもう正月編成も終わっちゃって、いつもの平日モード。
ベッドの上でだらだらして、ワイドショーやってるような時間に御飯食べる……ちょっと前までは、割とよくある生活パターンだった。
年末年始、皆休みの時に働いて、その後休むなんて、取り残されてるというか、過ごす時間がズレてるみたい。
かつて半ニートしてた時代には特に何も思わなかったけれど、今もう一回アレを一人でやれって言われたら、多分耐えられない。プロデューサーと一緒にいるのに慣らされすぎて。
アイドル以前のユルユルだったアタシを知ってて、何も繕わないで甘えられる、唯一の人。
もちろん、知られてばっかりじゃあない。アタシもプロデューサーの色々なことを知ってる。
例えば……普段は紳士的なのに実はすんごいスケベでエッチ大好きなこととか。
その証拠に、こうして並んで食事してると、2回に1回くらいはあっちから手を出してくる。……残りの半分は、アタシからいくわけですけども。
二の腕、脇腹、首筋辺りを撫で始めて、だんだん近づいて口移し。
彼に焼いてもらった目玉焼き、どうせならじっくり味わって食べたいのに、こんなキスしながら食べさせ合ってたら味なんて分からない。
寝起きのシャツにジャージ着ただけのラフな格好がエロすぎ、とか言って手を出してきてるわけでスけども、パジャマだろうが全裸だろうが私服だろうが襲ってくるんですよね。
結局エッチしたいだけのくせに……こうやって求められるのが嬉しくて、半笑いで許しちゃうあたり。
自分でもなかなか……ヤバい感じしまスね。
依存というより共依存?
SMっぽいというか……別に縛られたり痛めつけられたりしたいわけじゃないんスけどねえ。
多分、こんな風に感じてしまうのは、相手がプロデューサーだから。
昔はともかく今は、荒木比奈はアイドル。仲間や上司にも恵まれ、色んな仕事をもらって、結構輝けてる方だとも思う。
でも、それはプロデューサーに見いだしてもらったおかげで……その彼と二人きりで居ると、昔の、まるで評価できるところのなかった自分に戻るような。
これはこれで、悪い気分じゃないのが、また。
美人で可愛くて頑張ってるから愛される、というのも良いけれど、他の誰にも相手にされないダメダメ女だけど彼にだけは求めてもらえる、ってのも乙なもんです。
アイドル仲間の誰にも話したことのない、荒木比奈の昏い欲望。
プロデューサーにはほとんど悟られていて、だから、こうして陽の光を浴びながらエッチに溺れてしまえるんだろう。
パンの欠片や卵を皿から摘んで口に放り込んで、咀嚼したのを啜る。
まるで鳥の子育てか何かみたいに、半熟の白身をずるずる言わせて互いの口に注ぎあって、なんか物凄くヘンタイぽい。
ドロドロになった卵の食感が少しだけ精液に似ている、なんて言ったら怒られそう?
漫画のセリフに使ってみようかな、ふふ。
さすがにアイドルがR18同人誌出すのはまずいだろうけれど、プロデューサーとエッチしだすようになってからそっちの表現にもどんどん興味が出てきて……
匿名で描くなら許してもらえるかな?
余計なことを考えかけていると、余裕を挑発と取られたか、ぐいっと強めに押し倒された。
このまま流されっぱなし、ヤラレっぱなしというのも悪くはない。
でも、やっぱりちょっとは主導権取りたいし、その方が必要とされてる感がより強いし……
あの、するのは良いんでスけど、先に汗を流しませんか?
というわけで、二人でお風呂に向かう。
勿論これは口実。そもそも汗だくでするのなんて今まで何回やったかわからないくらい繰り返してる。
ただちょっと焦らしてみたかっただけ……きっとこれも見透かされてるんだろうけれど、可愛いって思ってもらえるなら何でもいい。
イチャつきながらお互いの身体を弄くり回してて、半脱ぎみたいになってたこともあってすぐ真っ裸になってしまう。
椅子にプロデューサーを座らせて、彼の背後に回って手で石鹸を泡立てて、そのまま背中を流すと見せかけておっぱい押し付ける。
おっぱいふぇちのプロデューサーが、あわあわヌルヌルの感触に抗えるわけないッスよねえ。
だんだん硬くなる乳首を押し付けて広い胸板の硬さを楽しんで、こんなんで汚れが落ちるはずもないけど、どうせ後でまた散々汚すんだし。
脇の下から腕を通して腹の方に手を伸ばし、竿にも泡をなすりつける。
手で搾っちゃわないように弱めの力で、早速ギンギンになっちゃってるのを優しく愛撫。
服脱ぐ前からもう完全に臨戦態勢で、ちょっとパンツ脱ぎづらそうにしてたくらいスからねえ。
しっかり愛してあげないと。
乳首が甘く痺れてアタシだけ先に気持ちよくなっちゃいそう。
胸だけでイくのも嫌いじゃないんスけど、どうせなら一緒に楽しみたいし、でももう少しだけこの男らしい背中にくっついていたいような……
泡まみれになって身体を擦りつけてると、なんかそういう、いかがわしいお店みたい?
どうですか、お客さん? 痛くないですか? なんて。
仮にも現役アイドルが吐くセリフにしては、ちょっとアレかな。
嬉しそうな、後ろめたそうな彼の表情がどこか新鮮。
いい大人なんだし、もしかしてソープとかデリヘルとか、使ったことあるのかな?
今はいっつもアタシと一緒にいるし、仕事も忙しいだろうから、そんな暇無いだろうけど。
先輩に連れてって貰ったとか、こういう業界でもたまに聞くし。
もしかして出張とか接待とかで、今でも女性を買うこと、あるのかな?
わざわざお金払って、別にプロデューサーのことなんてなんとも思ってない、どうでもいい女とエッチして、アタシとするより気持ちよくなってたとしたら。
ここまで考えて、胸の奥がすっと冷えた。
いや、そんなことない、プロデューサーはそんな、浮気なんて絶対しない。
分かってはいるんだけど、ひとたび想像してしまうとなかなか振り払えない。
イヤだ、アタシ以外とセックスしちゃヤだ。アタシだけで気持ちよくなって欲しい。
ゾクゾクするような独占欲に突き動かされて、自然に体が動く。
正面に回って、脚の間に体を差し込んで、胸の谷間に竿を挟み込んだ。
お互いにサイズが標準レベルなもんで、完全に包み込んだりはできない。
おっぱいもあまり柔らかくないから、ムギュッと押し付けて擦りつける感じ。
ま、アイドルとしてはそれほどおっきくもないけれど、形は悪くない方だと思うし、これでしっかり満足してもらわないといけないわけだし。
まだまだ未熟なアタシだけれど、もっとおっぱい大きい子がいいって言われないために、頑張ってご奉仕しますか。
実際、サイズも形もそんなに悪くないはず。
水着姿になると裏切り者扱いされるって、前に言ったことあったかなあ。
泡まみれの胸は女の目から見てもイヤらしくって、乳フェチならこれはもう、たまんないスよね。
むにむにっと手で軽く変形させてみると、見下ろした竿がぴくっと反応して面白い。
それじゃあ一つ、頑張ってみまスか。
挟んでズリズリ、左右交互に動かしてしごいてみる程度なら特に問題ない。
泡まみれになっておちんちんも隠れちゃってるけど、先端から先走りが漏れてきてるのは分かる。
構わずパイズリし続けるとビクビク跳ねて、ああ、気持ちよくなってくれてる、アタシとのエッチ気に入ってもらえてるんだ、って安心できる。
エロマンガとかじゃあ標準オプションみたいになってるけど、こうして胸を押し付けて男性器を愛撫するってのは、見た目以上に難しい。
何しろ滑る、反り返るくらい激しく勃起してるせいですぐに谷間から飛び出そうになる。
もっと大きくて柔らかいおっぱいなら、完全に覆い隠してぎゅうぎゅう締め付けられるんでしょうけどね。
……自分に無いものを思うたびに、腹の底に冷たいものが溜まる。
プロデューサーはもちろん、アタシ以外の女の子と関係を持ったりしてない。
なのにアタシだけがこんな風に気に病むのは不誠実だと分かってはいる。
でも、荒木比奈は他のアイドルたちと違って、スタート地点がマイナスでしたから。
何者でもなかったあたしを見出してここまで連れてきてくれてい色々なものを見せてくれた人と、絶対に離れたくなくて、ついつい、入れ込んじゃうんスよね。
上目遣いでじっと見つめながら、ちゃんと感じてくれてるかが気になってしかたない。
ちょっと照れくさそうに下唇噛んでる、その表情がスキ。
上半身ごと動かして、中央に寄せたおっぱいをしっかりと押し付ける。
自分の指が乳腺にまで食い込んで痛痒いような感じ。
乳首が立ってきてるのも、しっかり見られちゃってる。
ご奉仕しながら気持ちよくなっちゃうの、淫乱みたいで恥ずかしいスけど、どうせエッチするならお互い気持ちよくなれるのが最高ッスよね。
そうッス、こうしてパイズリしながら自分も感じる女の子、他にはなかなかいないッス。
だから、ねえ、アタシにしましょうよ。アタシなら、胸だけじゃない、どこでも使ってあげられる。どこでも、触りたい所、好きにして。
思いが高まりすぎて奉仕の手もますます強まる。
先端が口元に飛び出てきそうなのを、またしっかりと挟み込む。
ここまできたらもう、ちゃんと最後までおっぱいで気持ちよくなってもらわないと。
荒木比奈の胸で射精する快感をしっかり味わってもらって、他の女じゃ勃起できないようにしてやる。
ほら、ほら、どうぞ。
我慢なんて要らないから、はやく、アタシのおっぱいに出して。
舌なめずりして胸をくいくい動かす。
カリが食い込んできそうなくらいパンパンな竿は、泡でヌメる谷間で翻弄されっぱなし。
先走りと混ざっておっぱいべたべたで、粘液が糸を引いてるのが物凄くエロい。
微かに尿道口が開いたような気がしたから、先端の方を肉でむぎゅーっと圧迫して、胸骨を裏筋に当てるようにしながらぐいっとコスると、温かいのが一気に溢れた。
ドクドクって、本当に漫画みたいな脈動音が身体に伝わってくる。
谷間に捉えたおちんちんから濃厚な汁が噴き出て胸を汚していく。
びゅく、びゅくって反応するのが無性に愛しくて、ついつい強く抱きしめちゃう。
胸から溢れた精液はお臍の方まで垂れていって、粘っこい感触で肌が紅潮していく。
こういうの、なんていうんでしょう。おっぱいナカダシ? 種付けナマパイズリ? おっぱいまんこ?
わざとらしい淫語は趣味じゃないんスけど、イってる最中も痙攣しながら胸に抱かれているちんちんがエッチ過ぎて、頭がばかになっちゃいそう。
何よりも、愛する人を自分の体でイかせられたのが嬉しくて、ほっとする。
ゆっくり離れるとねばぁっと精液が滴って、射精し終えたはずなのにまた先走りが垂れてる。
火照った胸が呼吸に合わせてふるんと揺れて、アタシも軽く失神しそう。
お湯を浴びて泡と体液に塗れた身体を流して、でもまだ絶対離れたくない。
浴槽に入ったプロデューサーを追いかけて、背後から抱かれるように。
いわゆる背面座位で温まりながら、もっと愛し合いたい。
脇の下から手が伸びてきて、股を弄って脚を開かせる。
そんなにスペースは無いはずなのに、下からヌルっと挿ってくるおちんちんは簡単にアタシの中をえぐってくる。
お湯が濁りそうなくらいべっとりヌレてたアタシのおまんこは挿入に全然抵抗が無くて、もう完全にこのちんちんの形にされちゃってるんだなあ。
腰を小刻みにカクカク動かして、子宮の近く、膣の深くまで突っ込んで、弱い部分ばっかり責めてくる。
水の中でもそれほど不自由なくできちゃうのは、やっぱり慣れてるから、だよね。
エッチそのものじゃなくて、こうしてアタシとするってことに、ね。
エロ同人みたいに大きな動きは要らない。
ただ、一番いい部分をしっかり愛してくれればいい。
陰毛に粘液が絡みついてお湯が汚れていく。
肋骨をなぞられて脇腹を触られると、くすぐったくて首を反らしてしまう。
そのままプロデューサーとキスしようとして、これが上手く行かない。
体勢のせいなのかそれとも身長差のせいなのか、なかなか唇を合わせられない。
もう少し、というところで思い切り突き上げられて、下半身の奥をごりっと犯されて息が詰まる。
か、あ”っ、って軋むような喘ぎ声が恥ずかしすぎる。
本当はこんなケダモノみたいな声出したくないのに、興奮してくるといつもこう。
プロデューサーは結構気に入ってくれてるみたいで、それはいいんだけど。
何処へも逃げられないようにおっぱい鷲掴みにしてムニムニ責めながらおマンコをかき回してくる。
太くて浅黒いのが自分の下半身に突き刺さってる様から目を離せない。
さっきまで彼のを抱きしめてイジめてたおっぱいは、膨らみを激しく揉まれて乳輪と乳首を指先でつつかれて今では単なる性感帯、弱点になってしまってる。
付け根から搾乳するような手つきで、乳腺がジクジクしてくる。母乳なんか出るはず無いのにこんな手つきで責められたら、そのうち本当にミルクを漏らしちゃうかも。
いや、そうでなくてもこうして、ほとんど毎日セックスしてるんだから、そのうちお腹が膨らんで母乳が出てきても何も不思議じゃない。
世界中の誰よりも愛しい彼に孕まされてお母さんになる自分の姿を思うと、それだけでトんじゃいそう。
耳たぶを噛まれて、キスしたいのに焦らされて、乳搾りされながらナマちんちんでグリグリえぐられて、温かいお湯と体温に蕩けていくようにイった。
手足が痙攣してお湯がばしゃばしゃ跳ねてる。
心拍数が急に上がって視界が狭まる。
やだ、なんで、イジワル、キスさせてよ、もっとくっつきたいのに。
ぷろでゅーさーだってきすスキでしょ、しってるんだから。
曖昧な意識の中でもがいていると、ナカからずるりと竿が抜かれる。
まだカタいままで、アタシだけ先にイっちゃって寂しい。
ちゃんと一緒にイこうよ、一人だけ気持ちいいのはダメだよ。
浴槽の中で体を回して、真正面から抱き合う。
対面座位でキスしにいくと背中に両手を回されて、ぎゅっと抱きしめられながらもう一回貫かれた。
ん、ん”っ、って喘ぎ声は彼の口の中で消えていく。
パイズリと乳揉みで十分温まったおっぱいが胸板に潰れて気持ち良い。
身体を任せて腰だけ動かすと子宮口を斜めから突き上げられてカリがナカを引っ掻いてきもちよくってまたイく。
もうお腹の中はトロットロで、子宮はだらしなく垂れ下がって雄の子種をいくらでも受け入れてしまう。
フトモモも二の腕も筋肉がヘンに震えて身動きがとれない。
衝動に任せて下半身だけガクガク動かすとカタいのが奥をコスって、おまんこがぜんぶきゅぅっと締まる。
そうしてる間もずっとキスしてるからじゅるじゅるいう音が頭のなかに響いて脳まで溶けて行きそう。
スキ、愛してる、もっとして、あなたのせいしなかだししてあかちゃんはらませて。
きっと言葉にはならなかったけれど睦言は伝わった。
テクニックも何もない絡み合うような動きでプロデューサーは硬直して、どこか虚ろな目付きをじっと向けてくる。
理性を落としてしまったみたいな昏い瞳が好き。
もっと見て、感じて、アタシだけ。
舌の上に転がる微かな呻き声、乱れた呼吸、首筋の汗。
ああ今イってるんだ、中出ししてるんだ、アイドル荒木比奈のおまんこがきもちよすぎてなませいしだしてしきゅうタプタプにしちゃうんだ。
種付けされる感覚は多分幻覚みたいなものだったけれど、それでも最高に気持ちよくってトんだ。
びくっびくって受精イきするアタシの身体に指を食い込ませて抱きしめる彼。
ちょっと痛いけど、痛いのも気持ちいい。今、プロデューサーにされるなら、どんなことだって気持ちいい。
唾が垂れて顎まで汚れるのも構わず、アタシたちは他の全てを忘れたみたいに、お湯がぬるくなるまでずっとキスし続けていた。
しばらく後。
いい加減寒くなってきて、仕方なくお風呂を出た。
ゆっくり起きて、その後延々だらだらエッチしてたせいで、もう昼過ぎ。
朝は働かせてしまったから、昼食はアタシが作ろう。
前に二人で買い込んだ食材がまだ残っているから、何か簡単なものを。
……しかし、冷蔵庫を見ても、なんというか。
オクラやら納豆やら卵やら、精のつきそうなやつばっかり。
料理作るのは構わないんスけど、これ、どうせまた二人で食べさせ合うんよね。
で、口移しして、おっぱい揉ませたりして、床の上で絡み合って。
そんなことしてたら夕方、夜までずーっとセックスばっかりしてそう。
……でも、まあ、いいか。
二人っきりで、他の誰にも会わないで、お互いの身体だけ味わう。
これもきっと、贅沢な休日の過ごし方。
夜まで愛し合って、夕食を食べて、またエッチして、お風呂に入って身体の洗いっこして。
なんて充実したオフだろう。
しっかり栄養補給してもらわないと。
エネルギー補給のためのメニューを考えながら、アタシはキッチンでずっとニマニマし続けていた。
以上です。
冬コミでは多くの人にスペースまで来て頂き、本当にありがとうございました。お陰さまで私の本は完売、合同誌も飛ぶように売れてくれました。
次は3月のシンステに申し込んでいます。首尾よく行けばまた何か本を作れると思うので、どうぞよろしくお願いいたします。
このSSまとめへのコメント
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