あんこは思った。
我とティッピーは相思相愛なのにいっこうに仔作りが出来ない。
何故なのか?
わからない。
わからないのでとりあえず千夜が用意した羊羹を貪り腹を満たす。
股間が疼くのを感じた。
思い立ったが吉日とあんこは早速↓2をした
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1515042198
・趣旨の説明
あんこがティッピーと仔作りしたらENDです。
「俺」は出ません
虐待はしません・・・多分
シャロ「いやーーーー」
丁度シャロが遊びに来ていたのでシャロでこの疼きを収めることにした。
あんこ「・・・」
シャロ「ち、千夜助けてー」
千夜「あらあら↓1」
シャロ「ふざけてないで助けなさいよー」
千夜「ふざけてなんていないわ」
興奮しシャロの頭上を這い回るあんこ
千夜「忘れたの?シャロちゃん」
千夜「あんこは貴女の……↓1」
千夜「あんこは貴女の……大切なお友達でしょ?」
あんこ「・・・」(モゾモゾ
千夜「小さい頃いつも泣いてたシャロちゃんをあんこはいつも慰めてくれていたじゃない?」
あんこ「・・・」(ガジガジ
千夜「そしてシャロちゃんはいつもそんなあんこに元気付けられていたでしょ?」
シャロ「……もういいわ。好きにしなさいよ……」
それから数十分後
あんこは満足したのかシャロから離れると抱きかかえようとした千夜の腕をスルリと抜け……
↓1は選択してください
1.店の外へと駆け出した
2.寝床へと潜り込んだ
3.ワイルドギースにフルボッコにされた
あんこは駆けた。
シャロとの戯れで己の雄としての魅力と自信を取り戻したのである。
ティッピー「はやくわたしにあんこのこどもをうませて」
――待っててねティッピー
ラビットハウスへと駆けるあんこ
だがそんな彼はラビットハウスへ・・・↓1
↓1以降は選択に変更
1.無事辿り着けた
2.カラスに捕まった
3.道に迷い辿り着いた先は・・・
2票先取
シャロ「ねえ千夜。あんこのヤツを追わないでいいの?」
千夜「ふふ。あんこを心配してくれるなんて、やっぱりシャロちゃんはあんこが大好きなのね」
シャロ「そんなんじゃないわよ」
千夜「大丈夫よ。きっとあんこはラビットハウスへ向かったと思うの」
シャロ「なんでわかるのよ?」
千夜「うふふ」
千夜はあの人見知りで恥ずかしがりやなあんこが今年に入ってから、かつて無いほどに頑張ってその気持ちをティッピーに伝えようとしているのに気づいていた。
そしてついにその思いのたけをティッピーに伝えようとしていること。
ティッピーもきっとそれを受け入れてくれること。
あんこに訪れる幸福な未来を思い千夜はニッカリと笑った。
引き続き↓1以降は選択を
1.無事辿り着けた
2.カラスに捕まった
3.道に迷い辿り着いた先は・・・
2票先取
~幕間~
ラビットハウス店内
チノ「………」(ジー
ココア「何見てるの?チノちゃん」
チノ「あ、ココアさん」
ココア「わあ綺麗な刀だね」
チノ「はい」
ココア「そういえばチノちゃんって動物に例えるとマングースみたいだよ?」
チノ「マングースですか?」
ココア「そう。一見かわいい小動物に見えて実は……」
チノ「では私がマングースならココアさんは……」
――ついたぞ!!
あんこはラビットハウスに無事到着していた。
――ティッピー!!ティッピー!!今王子様が会いに行くよ!!
あんこの頭の中はすでにティッピーと交尾することのみとなっていた。
店の前をぐるぐると回るが入れそうな場所が無い。
なんとか窓から侵入しようとジャンプするがギリギリ中が一瞬見える程度の高さまでしか飛ぶ事が出来ないでいた。
ココア「―――」
チノ「―――」
なんどかジャンプした中で視界にチノとココアが入り込んだ。
――ティッピーは?ティッピーはどこ?
ティッピーがいればきっとボクに気づいてくれるはずだ。
↓1のコンマ一桁で判定
偶数:店内にティッピーはいた
奇数:いない
0:カラスにお持ち帰り
一部変更
↓1のコンマ一桁で判定
偶数:店内にティッピーはいた
奇数:いない
0:カラスにお持ち帰り
7:エンディング
あんこは必死にピョンピョンと飛び跳ね窓からの侵入を試み続けていた。
あんこ「!!」
するとあんこの体が突然ふわりと宙に浮いてゆくではないか。
あんこはこの瞬間に天の神は自分を応援していると悟った。
天の神は我に天を舞う翼を与えたのだ。
――やっぱりボクは選ばれし者なんだね!!
しかし………
カラス「ギャーギャー」
そんなあんこの耳をつんざくようにけたたましい鳴き声があんこを襲う。
そして見る見る地は、そしてラビットハウスは、あんこの足元から離れ小さくなってゆくのであった。
果たしてあんこの運命は?
↓1は希望の展開を
――なんでボクがこんな目にあわなきゃいけないんだ!!
ボクは何も悪いことなんてしてないのに!!
あんこは銃弾が飛び交い爆音が轟く演習場内を必死に駆けていた。
危機感などミジンコほどにもないあんこも今回ばかりは流石に命の危機を感じているのか、あんこの兎生の中で始めて感じる焦り恐怖ととも必死にその場から脱出しようと駆けていた。
↓1のコンマで判定されます
偶数:無事脱出成功
奇数:死亡
7:↓1でやり直し
訂正
↓1のコンマ一桁で判定されます
偶数:無事脱出成功
奇数:死亡
7:↓1でやり直し
追加
↓1のコンマ一桁で判定されます
偶数:無事脱出成功
奇数:死亡
7:↓1でやり直し
9:瀕死で甘兎庵へ帰還
あんこは命からがら演習場からの脱出に成功した。
しかしそんなあんこを↓1が襲った
訂正
↓1のコンマ一桁で判定
0:木組みと石畳の町へ向かい歩き出す
1~3:またカラスにさらわれる
4:流れ弾で死亡
5~8:これは夢だった
9:自衛隊員「今日の晩飯ゲットだぜ」
自衛隊員サブ「丸々太って良質なタンパク質そうだぜ」
自衛隊兄貴「サブお前は本当に頼りになるぜ」
サブ「兄貴」
兄貴「サブ」
あんこ「・・・」
次の瞬間
こきゅっと言う音があんこの頭に響き
あんこの目の前は真っ白な光に包まれた
サブ&兄貴「美味いぜ」
ティッピー「平和じゃの~」
チノ「そうですね」
ココア「zzz」
チノ「お客さん来ませんね」
ティッピー「まあ隠れ家的な店じゃし」
チノ「これじゃただの隠れ家です」
………
ティッピー「穏やかじゃの~」
チノ&ココア「zzz」
~Fin~
あんこの子作り計画は失敗に終わった。
カラス「あんこよ。貴方はこんな所で終わる器ではないはずです」
カラス「さあやり直すのです」
やり直しますか?(2票先取)
yes/no
イエス1だけど続行
>>25からのやり直しとなります。
あんこは命からがら演習場からの脱出に成功した。
温室育ちのあんこは息も切れ切れで、その手足もボロボロであった。
本来ならしばらくの間ゆっくりと休みたいところであったが、あんこの中にわずかに残っていた野性の勘が「ここにいては危険だ」と訴えてきた。
あんこはその直感に従い休むことなく脱兎のごとく駆けるのであった。
そんなあんこは・・・
↓1のコンマ一桁で判定
0:木組みと石畳の町へ向かって駆けていた
1~3:またカラスにさらわれる
4~6:運良く木組みの町へ行く車に忍び込める
7:タカヒロに保護される
8~9:これは夢だった
一定時間経過しても反応が無いので変更します。
変更される毎に難易度は下がります。
この子作りクエストにはコンティニュー機能が搭載されており残りライフは98です。またコンティニューするごとに難易度は下がります。
↓1のコンマ一桁で判定
0:今審判のとき(↓1に希望展開を記載)
1~7:タカヒロに保護される
8~9:これは夢だった
あんこ「??」
――あれ?ここは?
ボクはたしか・・・
あんこはひたすら駆けた
やがて地面はアスファルトから石畳へ、建物も風情も暖かみも無い似たり寄ったりな退屈なデザインの物から美しい木組みの建物へと変わっていった。
そしてあんこはまるで自分を歓迎するかのように開け放たれているラビットハウス店内へと駆け込む。
店内に入るとココアがチノが千夜がシャロが祝福の歓声を上げてくれた。
そして自分の帰りを今や遅しと待っていたティッピーがボクに向かい飛びついてきたのだった。
あんこ「???」
あんこはティッピーはとキョロキョロと辺りを見回すが自分以外には誰もいなかった。
さらにそこは店内ではなかった……そこはラビットハウスの屋根の上であった。
そう……カラスに捕まったあんこであったが、今回もあんこの悪運は強くカラスはすぐにあんこを落としてしまったのだ。
そしてそのまま落下先であるラビットハウスの屋根に頭を打ち今まで気を失ってしまっていたのである。
あんこ「・・・」
あんこは今までのことが夢であったと理解・・・
↓1は選択してください
1:できた
2:できなかった
――こうしてはいられない。
これからボクとティッピーの大事な大事な交尾タイムなんだ。
一連の内容を現実の内容と勘違いしたあんこは何とか屋内へ入る手を捜す。
その結果・・・
↓1のコンマ一桁で判定
偶数:穴を見つけた
奇数:入る方法が見つからない
0:あんこは窓からの侵入を試みダイブ
一部追加変更
↓1のコンマ一桁で判定
偶数:穴を見つけた
奇数:入る方法が見つからない
0:あんこは窓からの侵入を試みダイブ
7:扉からティッピーが出てきたのでダイブ
今回はダイブしても骨折とかしません。
さらに変更
一部追加変更
↓1のコンマ一桁で判定
0:あんこは窓からの侵入を試みダイブ
1~3:穴を作る
4:入る方法が見つからない
5~6・8~9:カラス「仕方ないですね」
7:扉からティッピーが出てきたのでダイブ
今回はダイブしても骨折とかしません。
あんこは諦めない
愛するティッピーのもとへ行くという固い決意の下に頑張るのだった
あんこ「・・・」(ダンダンダン
ココア「ねえチノちゃん」
チノ「はい?」
ココア「なんだか上のほうから叩くような音がしない?」
チノ「んーそういえばそんな気もしますね」
あんこは落下した際に痛んだ屋根を足ダンしまくっていた。
そしてついに屋内への侵入に成功したのであった。
↓1はこれよりあんこの取る行動を記載
ラビットハウスもとい香風家居住区への侵入に成功したあんこ。
あんこは自分の妻を捜すのだからと堂々と歩くことにした。
――それに今のうちにしっかり間取りも把握しなくちゃね♪
あんこは既に仔供たちが産まれたらここは第二のマイホームとする気であった。
程なくしてあんこはピタリと歩を止めた。
ティッピーを見つけたのである。
↓1のコンマ一桁でティッピーの居場所が決定します。
0~3、チノとココアと一緒の部屋
4~5、タカヒロと一緒に店内
6~9、誰もいない廊下
わずかに開いていたドアの隙間を覗き込んだ先にティッピーはいた。
そこからのあんこはとてつもなく俊敏であった。
スルリと隙間から体を滑り込ませ、二人と一羽が気づく間もなく、ティッピーの背後を取り、その身をガッシリと掴みのしかかった。
ティッピー「!!!???」
チノ「え?」
ココア「ん?」
あんこ「・・・」
――さっきの続きだよ(ハート)
そして腰を大きく引き……そのまま一気に力強く打ちすえる。
ティッピー「ノ……」
それをティッピーが叫び声を上げるまでの間に何度も何度も
ティッピー「ノオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ」
ティッピ「ビビクン」
そしてティッピーがチノの腹話術では到底誤魔化せないような絶叫を上げると同時に
あんこはその小さな体を震わせ、そのまま大きく尻餅をついた。
ココア「え?え?あんこ?」
チノ「なんであんこがここに?」
ティッピー「ヌオオオオオオノオオオオオニュオオオオオオオオオオオ」
あんこ「・・・」(パチリ)
ココアとチノが状況を理解できず混乱してる中
ティッピーが本能的危機感、嫌悪感でなんだかよくわからない絶叫を上げ続けてる中
あまりの快楽・達成感・幸福感により意識が桃源郷へと飛んでいたあんこは戻ってきた。
そして再度ティッピーをがっしりと掴み、腰を大きく引く……。
しかし今度はティッピーも……まだ何がなんだかを理解は出来ていないものの必死に体をよじった。
結果……
↓1のコンマで判定
偶数:あんこを振りほどくことに成功
奇数:無駄な抵抗であった
ティッピー「チ、チノーココアーたす……たすけ……」
焦りのあまりろれつが上手く回らないながらもティッピーは二人に必死に助けを求めた。
あんこ「フンスフンス」
だがあんこはそんなことお構いなく腰を振り続けている。
チノ「コ、ココアさん。どうしましょう。このままじゃおじ……ティッピーが」
ココア「うん。これは」
↓1は選択してください
1.助ける
2.助けない
アナウンス:これともう一回くらいの選択でエンディングとなります
一部訂正
↓1は選択してください
1.助ける(希望方法がある場合は記載)
2.助けない
判定内容も追加
↓1は選択してください
1.助ける(希望方法がある場合は記載)
2.助けない
↓2のコンマ一桁で判定
偶数:ティッピーは妊娠してしまった
奇数:しないですんだ
チノ「ココアさん?ココアさん?」
チノがいくら呼びかけてもココアの反応がない
まさかこの期に及んで「あんこったらティッピーとついに結ばれて良かったねー」なんて言う気ではなかろうか?
もしそんな事を言うようならもう姉とは思わないでおこうと思ったが……
ココア「………」
意外にもココアは気絶していた。
ティッピーとあんこの交尾を見たことで彼女の中の何かトラウマ的なものが起動してしまったのかもしれない。
その後チノは倒れたココアの看護でティッピーにまで手が回らなかった。
やっとココアを布団へ移動させ視線を二羽へ戻すが、飛び込んできたのはそこには満足しきった顔で安らかに眠るあんこと放心状態のティッピーであった。
チノ「………」
チノはとりあえずあんこを籠へと容れ、ティッピーへは触れず、自身も寝ることにした。
翌朝
あんこはココアの手で千夜のもとへと無事帰された。
ティッピーは結局妊娠してしまい一ヵ月後にあんこそっくりな仔うさぎを7羽出産した。
チノ「おじいちゃん」
タカヒロ「親父」
ティッピー「まさか出産を体験することになるとはのー」
その日を境にティッピーは悟りを開いてしまった。
ココア「やっぱり全員甘兎庵へ連れてっちゃうの?」
チノ「はい」
タカヒロ「ココアくん。すまないが理解してくれ」
7羽は元気に育っていった。
そして全員まだ生後10日程度だというのにあんこ同様に隙あらばティッピーを襲うとしていた……。
これによりティッピーは発狂しかけてしまい、結果すべて一連の責任を取ってもらうという意も兼ね父親であるあんこのいる甘兎庵へ引き取ってもらう事になったのである。
ココア「うーみんなーティッピーと一緒に会いに行くからね?」
あれ以降、あんこはすっかり夫気分で千夜も夫婦という認識となっていた。
ティッピーは決して甘兎庵へ近づかなくなり、両者がラビットハウスへ来た祭はどこかへ消えてしまうようになった。
だが、それもそう長くは続かなかった。
なぜなら最近は二人とも全然ラビットハウスにこなくなったのだ。
チノ「そういえばココアさん」
ココア「んー?」
チノ「甘兎庵へ保健所の立ち入り検査受けたらしいですね」
ココア「え?なんで?」
チノ「さあ。とりあえずお昼はリゼさんとフルール・ド・ラパンへ行きますか?」
~選択者の理なきエンド~
あとがき
今年も一年あんこを頑張って愛でるぞい
※アンケート
これはハッピーエンドですか?
はい
いいえ
感想ご意見苦情も添えていただけるありがたいです
オマケ side-A
あんこは思った。
我とティッピーは相思相愛なのにいっこうにティッピーが甘兎庵に来ない。
何故なのか?
わからない。
わからないのでとりあえず愛くるしい息子どもとスイーツを貪り腹を満たす。
我らの食事風景に客どもは色めきたつ。
股間が疼くのを感じた。
息子たちも日々逞しく成長している。
父親としての威厳を見せ付けるためあんこは早速↓1をした
あんこは妻であるティッピーを甘兎庵へ移り住まわせようと店を飛び出した。
だがあんこ一家はここまで調子に乗りすぎたのであった。
その傍若無人ぶりに色々と温いこの世界の保健所も立ち入り検査を行わざるを得なかった。
~一ヶ月後~
あんこが冒険の旅から帰還した時、すでに甘兎庵……宇治松家内に……息子たちの姿は……なかった……。
あんこ「・・・」
千夜「ごめんなさいね。あんこ」
~side-A 完~
ご愛読ありがとうございました。
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