波平「磯野家は今日で解散だ」 (9)

カツオ「は?」

波平「大変厳しいと思うがこれからは各々頑張ってくれ。以上」

カツオ「待ってよ!どういうことなのさ!?」

サザエ「カツオ、うるさいわよ。父さんの気持ちも考えなさい」

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サザエ「会社をリストラ、そのうえ莫大な借金」

サザエ「あんたたちを養える余裕なんて父さんにはないの」

カツオ「そ、そんなぁ……」

マスオ「お義父さん、磯野家は解散でも僕たちフグ田家は無くなりません」

マスオ「この家、僕たちが貰ってもいいですよね?」

波平「無論」

サザエ「そうと決まればカツオ、早く荷物まとめて出て行ってちょうだい」

サザエ「フグ田じゃない人間がこの家に居られる道理はないんだから」

サザエ「さあほら早く」


その日、僕は長年慣れ親しんだ生家をあとにした…

↓1 これからどうするか

花沢不動産

カツオ「……」

花沢「なるほどねえ。磯野家、一家離散しちゃったんだ」

カツオ「今晩だけでも住まわせてください……」

花沢「もちろんもちろん!私たちの仲じゃない!」

花沢「今晩だけと言わず一生住んでもらっても問題ないわよ!」

カツオ「ははははは…」

翌朝

カツオ「あ、あれ……おかしい……」

カツオ「パンツが一枚ないや。僕の所有物は全部持ってきたはずなんだけどなぁ…」

花沢父「おはようカツオくん」

カツオ「お、おはようごいざいます…」

花沢父「どうしたんだい。何か探し物でも?」

カツオ「な、何でもありません!顔洗ってきます!」タタタ

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