この作品は
紗南「学校のことを」晴「みんなに聞こう!」の関連SSですが、直接のつながりはありません。
紗南「学校のことを」晴「みんなに聞こう!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1508246047/)
アイドルたちの学校の様子を各5レスほどで書いていく短編SSとなっております。
今回はCoのみです。
凛「晴、ちょっといいかな?」
晴「ん?どうしたんだよ凛さん」
凛「プロデューサーに頼まれたことがあってさ。ちょっと手伝ってくれないかな?」
晴「なんだよ……もしかして!?」
凛「うん、学校の様子、聞いてきてほしいってさ」
晴「パス、めんどくさい」
凛「センタリングしてあげるからさ」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1510157339
凛「まぁまぁ……なんだかんだで楽しかったらしいって聞いたよ?」
晴「まぁ………否定しないけどさ」
ヘレン「呼ばれた気がしたわ!!!!」ヘレーン!
晴「あぁもう早速オチが来たじゃんか!」
凛「いや、さすがにその言い分はひどいと思うよ?」
ヘレン「安心なさい、晴。私もいきなり世界を見せるほど酔狂じゃないわ?」
晴「なんだよ世界を見せるって……」
ヘレン「それを理解することこそ、世界レベルへの第一歩よ」
凛「そうなんだ……私には難しそうかな」
ヘレン「安心なさい、この事務所のアイドルには皆素質があるわ!」ヘレーン!
ライラ「ライラさんの学校生活ございますかー?」
凛「うん、プロデューサーさんが知りたいってさ」
ライラ「そうでございますかー、ライラさんの学校は普通ですよー?」
晴「あれ? 外国人学校とかそういうのじゃねーの?」
ライラ「違うですよー」
凛「そうなんだ、授業とか大変じゃない?」
ライラ「そんなことありませんよー?」
~ライラのランチ~
女子生徒A(以下女子A)「ライラちゃーん、この前ミニテストどうだった?」
ライラ「ライラさんには少し難しかったのですねー」
女子生徒B(以下女子B)「あら、珍しいですね」
女子生徒C(以下女子C)「だーよねーララっち! アタシってば半分も解けなくて」
ライラ「少し間違ってしまったのですよー」(90点
女子C「Oh……調子のって申し訳ない……」
女子B「ライラさんが成績いいことは知ってたでしょうに」
女子C「じゃあララっち、放課後勉強教えてよー明日のお昼奢るからさー!」
ライラ「マジでございますか」
女子C「マジもマジよ! もうなんでも奢っちゃう!」
ライラ「学食なんて久しぶりでございますねー」
女子B「ライラさんいつもお弁当ですからね」
女子A「しかも結構質素だよねー、小食?」
ライラ「ライラさんはたくさん食べますよー?」
女子C「というわけでララっち! なんでも頼んじゃって!」
ライラ「では……A定食を」
女子C「お、いいねぇ」
ライラ「んー……」
女子C「んー? サイドメニュー行っちゃうララっち!」
ライラ「C定食も気になるのでございますねー」
女子C「ならアタシが頼んじゃうかな、ララっちに分けてあげるー」
ライラ「ではお昼でございますねー」
女子C「その前にー、おかずあーげるっ!」
女子A「だったら私もあげようかなっ! コロッケとかどう?」
女子B「苦手なものでなければ……」
ライラ「おー、ライラさんのお昼がデラックスでございますねー」キラキラ
女子C「めっちゃキラキラしとる」
女子A「ライラちゃん普段食べないしねぇ」
ライラ「えっと……」モグモグ
女子B「持ち帰るのはダメですからね?」
ライラ「ダメでございますか?」
女子B「ダメでございます」
ライラ「許していただけなかったのでございます」
凛「そりゃ駄目だよライラ……気をつけなよ?」
晴「学食って……給食とは違う感じなのか?」
凛「うん、好きなメニューを頼む感じかな、お金も払うよ?」
ライラ「ライラさんは給食も食べてみたかったのですねー」
晴「えー? 嫌いなモン出た時とか大変だけど」
ライラ「あのー……おかわり!っていうのをやってみたいのでございます」
凛「あー、あれは高校じゃできないもんね。私しなかったけどさ」
晴「へー……今度からおかわりするようにするかなぁ……」
ライラ「それならこれに……」
晴「入れないからな?」
ライラ「入れないですかー」
真奈美「学校にいた時のこと……かい?」
凛「うん、大人のみんなにも参考で聞いておいてくれって」
真奈美「なるほど、色々と話は聞いていたが面白い試みだ」
晴「Pのやつは何も考えてなさそうだったけどな」
真奈美「そうなのかい? まぁ話すのは構わないさ、私も学生時代は普通の女学生だったしね」
凛「…………そうなんだ」
真奈美「なんだいその心底信じてないような声は」
晴「いやだって……なぁ?」
~木場さん昔はこうだった!~
男子生徒A(以下男子A)「真奈美、諦めろって」
真奈美「いいや、できるはずさ、期待には応えなければ」
男子生徒B(以下男子B)「いやいや、無理にやる必要ねーって!女子共の勝手な話だろうが!」
男子生徒C(以下男子C)「そうですよ、真奈美さんはいつもみんなの期待に応えてるじゃないですか」
真奈美「だからこそ、だからこそ今回も応えなければならない、そう思うんだ」
男子B「こいつ時々変な方向に真面目だよな」
男子C「まぁそこがいいところだしなぁ」
真奈美「安心して、君たちに迷惑はかけないさ……私がやる!」
真奈美「すまない、…………男子用の制服を売ってもらえないか?」
売店店員「………えっと?」
真奈美「……駄目だった」
男子B「そりゃそうだろ、真奈美セーラー服じゃねーか」
真奈美「学校契約の小売店で買うようにと言われてしまった……」
男子A「マジレスじゃねーか、近くっていうと……あそこか?」
真奈美「いや、よくよく考えたら小売店で買うとお小遣いが足りない……パーティグッズも高い……」
男子B「おい、バイト始めるとか言うなよ真奈美、うちはバイト禁止だぞ」
真奈美「わかっている、わかっているさ……かくなる上は……」
男子C「貸しませんからね」
真奈美「何故だ!?」
男子A「そりゃお前……」
男子B「なぁ?」
真奈美「学ランを借りて学園祭で接客するだけだろう!?」
男子s「「「いや、だからこそだよ」」」
真奈美「いいだろう!? みんなが楽しみにしてるんだ」
男子C「いや、真奈美さん。確かに似合いそうですけどね?」
真奈美「まぁ少し気恥ずかしいところはあるけど、他ならぬクラスの団結のためだ。耐えることにするよ」
男子A「まぁクラスの男子全員に制服借りるの断られたけどな?」
男子B「つーか学園祭のネタなら真奈美が自腹で買うなよ、Cのやつに買わせろよ」
真奈美「しかし……どうしてダメなんだ? 別に困らないだろう? 洗って返すよ?」
男子B「いや、貸すなら別に洗って返さなくてもいい……」
男子C「おいコラ。 真奈美さんは気にしないでくださいね? ほら、俺らも女子に服貸すのはなんか嫌だからさ?」
真奈美「そうか……ならお古の中学時代の制服でも構わないけども」
男子A「いやー、あの女子の決定には男子全員で頑固反対する姿勢だからよ。許せ真奈美」
真奈美「……仕方ないね。女子のみんなには私から話すよ。私も学ランは着てみたかったんだがね」
男子A(誰が真奈美に制服貸すかで戦争になったのは言わないでおこう)
真奈美「と、いうわけさ。若気の至りというやつでね」
凛「真奈美さん乗り気だったんだね」
真奈美「乗り気じゃなきゃ自腹で学ランを買うなんて考えないさ。今はアイドルになって叶ったがね」
晴「そういや真奈美さん学ラン着てたなー」
真奈美「あのお仕事の後、当時の友人から電話があってね。次会うときは学ランで、だそうだ」
凛「受けたんですか? 外を学ランで?」
真奈美「さすがに外は出ないよ、パーティグッズの学ランでも買って行くさ。あの頃と違って、使えるお金は増えたしね」
晴「いいよなー大人って。お小遣い全然たりねーもん」
真奈美「今にして思えばお小遣いをやりくりしてたあの時が一番よかったと思えるものさ。その時間を大事にするといい」
晴「そんなもんなのか? 真奈美さんがそういうならそうなのかな」
凛「説得力あるもんね……」
保奈美「学校のこと……かぁ」
凛「保奈美は…………高校生だよね?」
保奈美「凛ちゃーん? 私16歳よ? そんな年じゃないケド?」
凛「ごめんごめん、つい大人びてるからさ」
晴「確かに、保奈美さんって大人に見えるかもなー」
保奈美「もう、晴ちゃんまで、凛ちゃんともほとんど変わらないのよ?」
凛「クラスのみんなから言われたりしない?」
保奈美「…………言われるかなぁ」
晴「だよなぁ」
~保奈美は立派な高校生!~
女子C「ほなみんほなみん。宿題見せて」
保奈美「ダーメ。ほら、出して。明日までなら今からで間に合うでしょ?」
女子B「そうですよ、というかそこまで難しい内容じゃないでしょう?」
男子A「うっせー秀才組ー! まーぜーろー!」
女子B「え? この女子の中に混じる気ですか? 本気?」
男子A「真顔かよ!? 西川さん……?」
真奈美「ごめんね、今日は……女子だけで?」
男子B「そこを頼むよ奥さん! 明日の俺が!」
真奈美「誰が奥さんですか! もう、みんな行きましょう!」
男子C「何言ってんだアホ、ほら、俺がみっちり教えてやるよ」
女子B「保奈美さん、気にしない方いいですよ?」
保奈美「気にしてません! 全く……同じクラスなのに」
女子C「でーも、わかるなー? ほなみん、色気あるし? 人妻? 奥様? 団地妻!」
保奈美「Cちゃんの宿題手伝わなくていいよね?」
女子C「ちょ、冗談だって!ちゅーか気にしてんじゃんか!」
女子B「まぁ大人っぽいということで褒めてると思いましょう? 保奈美さん」
保奈美「Cちゃん、宿題開いて」
女子C「わーい! ありがとう、おかーさん!」
女子B「少しは学びなさいな……どっちの意味でも」
女子C「数学終わったー! 次は……現国……というかこれ読書感想文じゃん!」
女子B「こっちはまだ日付がありますし、本を選ぶところからですかね」
女子C「読書感想文って……小学生じゃないんだし……」
保奈美「まぁ、本を読むのもいいことですよ? それに、物語を読むってことならなんでもいいそうですし」
女子C「それはそれでハードル高くね? 何? 映画とかオッケーなん?」
女子B「駄目でしょう、ギリギリで……そう、この本の……公演? たしかこの辺で劇をやってたような」
保奈美「いい作品に目を付けましたね!」グワッ!
女子C「ど、どうしたほなみん」
保奈美「その作品は本も有名なんですけど、あそこでやってる劇も素晴らしかったんですよ!」
保奈美「BGMと演出、何より、あの男装した女優さんの名演に感動しまして! えぇ、ちょうどいいです!」
女子B「ほ、保奈美さん? ……えっと……どういう?」
保奈美「せっかくですし、週末に皆さんでいきましょう! 行きたくなるように私が説明しますから!!」
保奈美「ついつい熱が入ってしまって……」
凛「そっか、保奈美って演劇好きなんだっけ」
保奈美「えぇ、アイドル活動の参考になるし、凛ちゃんも今度いかが?」
凛「……どうかな、オススメを教えてくれたら……お話次第かな?」
保奈美「ホントですか? なら今度、オススメ作品のパンフレットを持ってくるね? 晴ちゃんはどうかな?」
晴「オレはジッとしてるの苦手だからなあ、どっちかと言えば動いてるほう好きだし」
保奈美「そっか、それなら今度アクション系を探してみようかな、ビデオ買ってるし……」
泰葉「話せますよ、色々と」
凛「泰葉は真面目そうだし安心できるね」
晴「でも逆に遊んでるとことか想像できねーな」
泰葉「そんなことないですよ? この前だって千鶴ちゃん達とお出かけしましたし」
晴「GIRLS BEだっけ、何しにいったんだ? サッカー?」
凛「晴じゃないんだから。でも実際泰葉が遊んでるところって聞いてみたいかも、大丈夫?」
泰葉「大丈夫ですよ、それなら先日学校でありましたし」
~岡崎泰葉の放課後劇場~
男子B「なんだこれ……えっと……」
女子A「あっわかった! 先生!」
泰葉「それだと簡単なので、もっと詳しく?」
男子C「んー……『プリントを忘れて慌ててる時の先生』?」
泰葉「はい正解ー! Cくんに10点!」
女子A「あ゙ー! 私が5割くらいあたってたじゃん! ずるい!」
女教師「というかそんなことしてないです先生!」
教師「この前職員室でそんな感じだった気がしますけどね?」
泰葉「まぁイメージなので……ほら、先生おっちょこちょいですし?」
男子B「先生だと色々当てはまるしダメに決まってんだろ?」
女子A「ずーるーいー!」
泰葉「はい、優勝はCくんということで、要望をどうぞ!」
男子C「つーか岡崎さんいいの? モノマネしてくれるのはこちらとしては楽しいけど」
泰葉「まぁ演技の練習になりますし、大丈夫ですよ? さぁさぁ!」キラキラ
男子C「じゃあ……城ケ崎さんみたいな感じで……仲良く?」
男子B&女子A「「ムッツリめ」」
男子C「うるせぇよ!? ご、ごめんね? 無理しなくても……」
泰葉「はぁ? アンタ今更何言ってるわけ?」ギャルーン
男子C「おぉっ!? おおう……」
泰葉「全くアンタはアタシがいなきゃホントダメなんだから……ほら、いくよ?」(ウデダキツキ
女子A「わお、泰葉ちゃんだいたーん! お芝居でも恥ずかしいのに……」
男子B「いや、あのまま教室の外に行ったら明日Cがボコボコされるぞ、男子全員に」
女教師「うぇっ!? と、止めなきゃ!?」
泰葉「何よ、別にいいじゃない? 隣のクラスに顔出すだけよ?」ギャルーン?
男子B「それでも割と致命傷だから……というかCは明日俺らがやるから」
教師「ダメだからな?お前ら何を考えてる」
女子A「というか隣って……隣行ってどうするの?」
泰葉「そりゃ、わかりきってるじゃない? こうやってCと仲良くしてるとこを……」ギャルーン
泰葉「Cちゃんに見せつけようかと思いまして」ニッコリ
男子C「洒落にならないから止めてね!?」
泰葉「いいじゃないですか、お芝居ですし? 優勝賞品ですよ?」
男子C「い、いやほら! だ、男子のみんなに恨まれちゃうから身内で……ほら? ね?」
女子A「安心なさい、もうCちゃんにはLINEで写メ送っておいたから」
男子C「おいこら!? 泰葉さん……庇ってくれたりは……」
泰葉「私は、Cくんの『要望通りに』演じただけですから」キッパリ
泰葉「あの後すぐCちゃんが駆け込んできて……面白かったです」
凛(なんかすごい恋愛の気配がする)
晴「泰葉さん結構お茶目だったんだな、意外だ」
泰葉「前から演技の様子をクラスのみんなに見てもらったりしてたんですけど、気づいたらこんな感じになってまして」
凛「でも泰葉、あんまりべたべたくっ付くのもよくないんじゃない? ほら、私達アイドルだし」
泰葉「わかってますよ、今の話だって他のクラスの人も知ってますし、先生にも立ち会ってもらってますから」
凛「あぁ、だから先生がいたんだ」
泰葉「えぇ、さすがに際どいのは断ってますしね、今回のはからかえそうだったので……つい」
晴「男子、大変なことになってそうだな」
泰葉「大丈夫だと思いますよ? みなさんわかってますから」
ヘレン「みんなマーベラスだったわ!」
凛「ヘレンさんずっと無言でしたけど……」
ヘレン「スクールライフ、そうまさに蒼く輝く青春の光が見えたわ!」
凛「蒼!」
晴「いや、それだけ反応するなよ……ヘレンさんも話してくれるのか?」
ヘレン「構わないわよ。私にも幼いころはあった、そう、世界レベルへの軌跡がね?」
凛「気になるけど……理解できるかな?」
ヘレン「理解よりも感じなさい、私の世界レベルを!」
~ヘレン・オリジン~
男子A「大丈夫か? 無理すんなよ?」
「だ、大丈夫です…………すみません…………」
男子B「お前、やりゃできるんだからさ? 自信持とうぜ?」
「うん、わかった………ごめんなさい………」
男子C「自分のペースでやってください。ケアレスミスは少ないから、いけると思うよ?」
「……自分のペース……わかったよ」
教師「落ち着いて、遅くても1つ1つ、前に進むことだ。不安になったら先生やクラスメイトを頼りなさい」
「…はい、先生…道に迷ったら…お願いします」
女子C「よくやったー! 褒めてあげる! やっぱ信じてよかったよ!」
「ありがとう、私、みんなの役に立てたかな?」
女子B「胸を張ってください。私が、クラスのみんなが。あなたの成功を誇っているんだから」
「わかった。みんなのおかげで自信、持てた気がする」
女子A「頑張ってね! ほら、私らがいつも応援してるから!」
「大丈夫、任せて! みんなの分まで頑張るから!」
女教師「あなたの思うままに進んでください、先生はあなたの成功を祈ってますから」
「ありがとう、ございます!! 私自分の道を進み続けるわ!!」
ヘレン「そして届いた……世界レベルまで!」
ヘレン「いえ、届いたのではないわ、私が世界レベルなのだから!」
ヘレン「どこまでも進み続けたのだもの、そろそろ地球を一周回ったころ。いえ、私が世界を追い越した!」
ヘレン「だからこそ、今、この場所に帰ってきたのよ! わかるわね!」
男子A「全っ然わからねぇ」
男子B「同窓会で久々に会えたかと思ったら……」
男子C「大成しましたね……ヘレンさん」
ヘレン「ノン! 今この時は世界レベルのヘレンでありヘレンではないヘレンよ!」
女子A「つまりヘレンじゃない?」
女子B「まぁ元気そうで何よりといいますか」
女子C「ヘレンっち最高! マジ世界レベルだわ!」
ヘレン「ありがとう、あの青春があったからこそ! 今の私があるわ! 故にみな世界レベルよ!」
全員(いや、それはないわ……)
ヘレン「軌跡もまた、思い返すには美しい、そういうことね!」
凛「なんか色々衝撃的な告白だった気がする……」
晴「そういやヘレンさんって襲名したんだっけか……」
ヘレン「名前なんて記号よ、アイドルとして見せつけるのはその有り様なのだから!」
ヘレン「そう、今もまだ世界レベルの活動は続くのだから! 終わりなんて言葉はあり得ないわ!」
凛「うん、確かにそうだね。アイドルとしての私たちはこれからだし」
ヘレン「立ち止まるなんて何時でもできる、だからこそ進み続けるのよ! それが世界レベル!」ヘレーン!
晴「なんか熱いな、ヘレンさん、今度サッカーやらね?」
ヘレン「構わないわよ? 世界レベルのプレーを見せつけてあげるわ!」
凛「と、まぁこんな感じだったよ」
P「そっか、お疲れ様凛、晴も」
晴「オレを巻き込むなっての、まぁ楽しんだけどさ」
P「Coなんだからいいだろ? ……そういや」
凛「うん?」
P「凛の話、聞いてないな。どうなんだ? 学校だと」
晴「そういや聞いてない、教えてくれよ凛さん!」
凛「私のこと? ……ヘレンさんの話の後じゃインパクト薄くない?」
P「別にインパクトを求めてるわけじゃないからな」
~凛のいつもの~
凛「というわけだったんだけどさ」
女子A「へー狼とか怖くないの? 噛みつかれたらって考えたら怖くない?」
凛「まぁ犬ならハナコを飼ってるし、しっかり飼育されてる狼だったみたいだから」
女子C「わかんないぞー? 凛のみりきにやられてオオカミチャンも思わずガバッと!」
女子B「というか渋谷さんの犬って小型犬ですよね?」
凛「そうだね、かわいいよ、見る?」ケイタイトリダシ
女子C「スルーはつーらーいー! あ、でもハナコちゃんカワイイ!」
女子A「あ、かわいい。というかやっぱりオオカミとは別じゃない?」
凛「まぁそこは……わかりあえたというかさ……」
女子A「わかりあえたんだ……」
凛「そういえばハナコの散歩してる時さ、先生にあってさ」
女子B「あら、早朝ですよね? 珍しい」
凛「うん、朝なのにスーツだったからそれこそ珍しくてね? つい声かけたらさ」
女子C「すっげー慌ててたっしょ?」
凛「よくわかったね? なんか急いでたみたいでさ、スーツも前の日と同じだったよ」
女子B「……凛さん。それは……」
凛「別のスーツ選んでる暇ないくらい急いでたみたいで――」
女子A「ストーップ! 凛ちゃん、その話やめー! 先生やばいってそれ!」
凛「え? なんかした? 軽く挨拶してすぐ別れたよ?」
女子B「そこじゃないんです。そうえっと……」
女子C「説明しづれー! なんつーか……アレ! うん!」
凛「…………そ、そういうことなんだ」(赤面
女子A「ホントかわからないけどねー。実際その日ってそもそも学校休みだったじゃん?」
女子B「先生方は出勤の可能性はありますけど……」
凛「うわ、先生に申し訳ないし……なんか恥ずかしいな……」
女子C「知らなかったんならしゃーないって! というかウブな凛ちゃんカワワってカンジだし?」
凛「からかわないでよ、ほら、別の話題別の話題」
女子C「ちぇー。そういや凛ちゃんってブルー系なわんわんじゃん?」
凛「どうしよう、そこからわからない……蒼は好きだけどさ」
女子A「凛って確かに犬っぽいかも? 花屋なのに!」
女子B「花屋と犬は無関係じゃないですか? でも確かにわかります」
凛「そ、そうかな? 前にみくに言われて猫耳つけたりしたよ?」
女子C「えーマジ!? そんならにゃんにゃんかわんわん!ってやって!?」
凛「何その無茶振り。や、やらにゃいよ?」
女子A&B(噛んだ)
女子C「ネコ凛かーわいー!」
凛「ち、違うって!」
凛「は、恥ずかしいけどこういうのかな?」
P「……ネコのお仕事も持ってきたほういいか?」
凛「い、いや……そこはみくに持ってきてあげてよ。私は今のでいいからさ」
晴「まぁ凛さんってカッコイイ系だし今のままでいい気するけどな?」
凛「でも、みんなの話聞いてたら色んなことをやってみたくなったかも」
P「……動物コスプレ行く?」
凛「そ、そういうのは遠慮したいかな……」
晴「つーか先生ってなんだったんだ?」
凛「晴は知らなくていいよ……」
晴「なんだよそれ……」
P「気にすんな」
P「で、どうだった?」
凛「色々参考になったかな? みんないろんな生活してるんだなぁって」
晴「まぁ色々だよなホントに……」
凛「まぁ機会があればまた聞いて回るのも……悪くないかな?」
P「お、そうか? ならCoのみんなの分頼もうかな」
凛「いや、それはちょっと……」
晴「いいわけねぇだろP」
P「いやだって俺が聞くのもつまらないからさ」
ヘレン「なら私が聞いていきましょう! 無論世界レベルでね!」
P「それはパス」
ヘレン「つれないわね、ノリが悪いわよP!」
P「ヘレンさんがやったらなんつーか普通の学校の話聞けなそうなんで」
ヘレン「それは間違いないわね! 私が聞くからには世界レベルにしてみせるわ!」
P「いやだから、それを遠慮しますって!」
おわり
前作は長すぎたので今回は短めです。
人選は某所からいただきました。ご協力ありがとうございました。
次回はCuかPaを同じくらいの人数でやる予定です。
リクエストあれば思いつけば書くかもしれません。過去作で書いていなければ。
HTML依頼してきます。
>>14の保奈美さんの名前が真奈美さんになっていたことを謝罪します。
ごめんね保奈美さん
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