男「幼馴染が寝取られそうで恐い」(101)
男「周りには、イケメン、DQN、ヤンキーに友」
男「最高の寝取られ環境が出来上がってるこの現状をなんとしてもチャンスにするために!」
男「まぁ別に付き合ってるわけじゃないから寝取られが成立する訳じゃないけど」
友「何で俺が自然に入ってるの・・・」
男「幼馴染のこと可愛いなぁ、チュッチュしたいなぁって」
男「言ってたじゃないか」
友「可愛いとは言ったがそこまで言ってねぇよ」
友「確実にキモがられるからな」
男「いいじゃん、お前モテるし」
友「そんな実感沸かないんだけど・・・」
女「あ、友ー男くーん」
男「女さん!友のことどう思ってる!?」
女「へっ!?いきなり何!?」
男「モテると思いますか!?ちなみにボクは思います!!」
女「そ、そうね・・・まぁモテるんじゃない?」
友「冗談だろ?」
女「あ、これ忘れてたけど、後輩ちゃんが渡してほしいって」
友「ん?なにこれ?」
女「ラブレターらしいよ」
男「このご時世にラブレターなんて・・・なんて純情なんだ・・・」
友「あ、ああ。悪いな・・・」
女「んじゃ、私は先に行ってるね~」
トテトテ~
男「やっぱ、モテるじゃないか」
友「いや、たまたまだろ」
男「とにかく、幼馴染が友に奪われないためにもボクは今日告白するよ!」
友「あ、幼馴染だ」
男「!?」
幼馴染「二人とも~おはよう~」
友「ああ、おはよう幼馴染」
幼馴染「おはよう、友くん。男くんおはようっ♪」
男「お、お、おはよっ…幼ちゃんっ!!」
幼馴染「うんっ♪おはようっ」
友「…」
友「なんでそんなキョドってるんだよ?」ヒソヒソ
男「し、しかたないじゃないか!緊張するんだよ!!」ヒソヒソ
幼馴染「???」
学校にて
ガヤガヤ
男「はぁ…ボクはダメだなぁ~幼ちゃんの前になるとどうしても緊張するし…」
イケメン「やぁ、どうしたんだい?男くん」
男「あ、イケメンくん」
イケメン「何か悩み事でもあるのかい?」
男「うん…実はね…」
男(ってなんでイケメンの奴にボクは悩みを打ち明けようとしているんだ!?)
男(相手は幼ちゃんを狙っている奴だぞ!?ボクの仇じゃないか!!)
イケメン「男くん??」
男「ああ、実はね…友がイケメンくんのこと好きらしいんだ」
イケメン「え!?僕のことを!?」
男「いつもイケメンくんのこと思いながらナニを…」
友「嘘をつくな嘘を!!」
バキッ
男「痛いようぅ~何すんだよ~」
友「あのな…お前は友達をどこまで変態にするつもりなんだよ」
イケメン「ま、まぁまぁ暴力はよくないよ?男くんは友くんにかまってもらいたいんだよ」
男「んでんでんで~、かまってかまってほしいの~♪」
友「俺やだよ、こいつの処理するの…」
男「ヤダとか言わないでよ」
別棟にて
幼馴染「♪~」
モブ「あ、幼馴染さーんもこの授業取ってたんだー?」
幼馴染「あ、うん。えっと・・・」
モブ「モブっすよー!入学式のとき一緒になったモブっすよ!ひどいじゃないっすか~忘れるなんて」
幼馴染「あははは・・・ご、ごめんね」
モブ子「グイグイくるからあんたのこと怖がってんじゃないの~?幼馴染さん」
モブ「そんなことねぇっすよね!?」
幼馴染「あははは・・・怖くは・・・ないよ?」
幼友「ったくあんた幼馴染のこと狙ってるのバレバレなんだけど」
モブ「そ、そ、そんなことねぇし!!」
幼馴染「ご、ごめんなさい・・・」
モブ「告る前に振られたぁぁぁぁ!!」
ガヤガヤ
~~~~
幼友「ったく・・・男子苦手は相変わらずなのね~」
幼馴染「う、うん・・・ごめんね。なんか迷惑かけちゃって」
幼友「別にいいわよ、昔からの馴染みなんだし」
男「どうにかして幼ちゃんと付き合いたい!」
友「まだ言ってるよ・・」
男「あわよくば突き合いたい!」
友「下ネタじゃねぇかよ!」
男・幼馴染「あ」
男「幼にゃん!」
幼・友・幼友「!?」
男(か、噛んだああああ!!!しかも幼ちゃんの前で!!)
幼馴染「ふふふ、もう男くんは相変わらず舌足らずなんだから」
男「そ、そういうわけじゃないよ~」
男(幼ちゃんの前になると上手く喋れない・・・!!)
幼友「ふーん男くん相手にはちゃんと喋れるのねぇー」
幼馴染「そりゃあだって、昔の馴染みなんだもん」
友(こいつはそうでもないがな)
男(はわわわわわ)
友「よぅ、そっちはどうだった?」
幼友「あの教授また課題だしてきてさぁ・・・全然興味わかない話ばっかして時間潰すんだよ?」
幼友「それで課題にして出すとかありえないでしょ!?だったら講義中にやれよって話よ!」
幼馴染「まぁまぁ・・・」
幼友「あんたよく聞けるわよね、後半あたし寝てたから半分聞いてないけど」
幼馴染「なんか寝たら失礼かなって思って」
幼友「あんなのまともに聞く必要ないと思うけどね」
友「まぁ、そこが幼馴染の良いところなんだろう」
男「そーだそーだー」
今更ですけど
コテ違いますが1ですので・・・
おきになさらず
幼友「そっちはどうだったのー?」
友「いつもと変わらず教授が好きなこと話して終わったよ」
幼友「そっちも変わらないのかぁ」
男「大学の教授なんてみんなこんなもんよー」
幼さ
幼友「そっちはどうだったのー?」
友「いつもと変わらず教授が好きなこと話して終わったよ」
幼友「そっちも変わらないのかぁ」
男「大学の教授なんてみんなこんなもんよー」
幼馴染「ははは」
~~~
幼友「あんたもさぁ・・・男くんばかりじゃなくて他にも男子の友達作りなよー」
幼馴染「いいよー・・・そんな、それに友くんやイケメンくんだって友達だし・・・」
幼友「それでも男くんとばっかじゃんかー。そんなんで男に対して免疫つくわけないでしょー?」
幼馴染「そ、そうかなぁ・・・私は別にそんなことないと思うけど」
幼友「それでいざ男くんと付き合うことになって対応できるの?」
幼馴染「お、男くんと\\\」
幼友「キスとかその先とかさー」
幼馴染「わわわわ\\\そ、そんなのまだ早いよっ\\\」
幼友「いや、大学生なんだし・・・むしろ遅いくらいよ」
幼友「大体なんで、高校卒業の時に告白しなかったのよ」
幼馴染「だって・・・」
幼友「一次会のあと二人で卒業パーティー二次会やってたんでしょ?」
幼友「その時になんか起こるでしょ!普通はさ!!」
幼馴染「二人で大学のこととか・・・学部のこととか話してたらあっという間に時間過ぎちゃって・・・」
幼友「どんだけ盛り上ってたのよ・・・」
幼馴染「あとは・・・二人でカラオケに行ったり・・・」
幼友「もうそんなことは許しません!!大学入ってもなにもないなんてさすがにキモいわよ!」
幼馴染「そ、そんなこと言わないでよ・・・」
幼友「だったら変わること!今のままじゃどこまでいっても何も変わらない!」
幼馴染「そんなこと言っても・・・・どうすればいいかわからないし・・・」
幼友「ふふふ、あたしに良い考えがあるわよ」
翌日
男「友!ボク幼ちゃんに告白するよ!」
友「それ昨日も言ってた」
男「あれ?そうだっけ・・・」
友「んで結局告白してないっていうな」
男「だって言う機会なかったし・・・」
友「充分あったろ・・・」
男「昨日はドラマの話でいっぱいいっぱいだったから」
友「そんな話するくらいなら告れよ!馬鹿なの!?」
男「馬鹿って言うな!」
友「そういえば今日は幼馴染は一緒じゃないのか?」
男「うん。なんか先に学校に行くって行ってたよ」
友「ほう、ついに男ができたか」
男「まさかぁー」
イケメン「おーい二人ともー」
男「あ、イケメンくん。おはようー」
友「よう」
イケメン「二人が見えたからさ、今日は二人なの?」
男「うん、そうだよ」
友「いつもは幼馴染と幼友もいるんだけどな、生憎二人とも先に学校に行ったから、どうしたんだろうって話してたところだ」
男「幼ちゃんに彼氏ができたとか友言うんだよ」
イケメン「ははは、そうだったんだ」
男「けどどうしたんだろうなぁ・・・」
友「まぁ、付き合いが、あるんじゃないか?学部での」
イケメン「二人ならサークルなんじゃないかな?」
男「へ?そうなの??」
友「ほう、なんでお前がそんなこと知ってるんだ?」
イケメン「だってうちのサークルに昨日二人とも入ったんだもん」
男・友「え」
幼馴染「お、おはようございますー・・・」
幼友「おはよーございまーす」
部長「あら、おはよう。ようやく私以外の女の子が入ってくれて嬉しい限りだわ」
幼友「あ、どうもです。って女子ってあたしたちだけなんですか??」
部長「そうよ、他はみんな男子ばっかよ」
幼馴染(うぅ・・・男の子ばかりで、大丈夫かなぁ)
部長「ま、ほとんどがサークル名につられてやってくるやつばっかだけどね」
幼友「えっと・・・旅行サークルでしたっけ?」
部長「ええ、元々は各地の名所や歴史を知るために何泊かしていくってことだったんだけどいつの間にかただ旅行するってだけのサークルになっちゃってねぇ」
幼馴染「そうなんですか・・・」
部長「二人は歴史や地理はお好きかしら?」
幼友「ナビの見方がわかりません」
幼馴染「日本史くらいでしたら・・・好きかと言われると・・・」
部長「そう・・・まぁ、活動していくうちに好きになっていくかもしれないしね」
幼馴染「それで・・・他の部員さんは?」
部長「ほとんどが幽霊部員になっちゃったわね。イケメンくんくらいかしらね、真面目に来てくれるのは」
幼友「あら、イケメンくんもこのサークルに入ってたんですか」
部長「ええ、彼は真面目に来てくれるわね。いろんな面白い名所も探してきてくれるし。」
幼友「ま、まさか、二人っきりで旅行に!?」
部長「あはは、それはないよっ。学校側が二人だけでは部費も出してくれないからね」
部長「それにさすがに男の子と二人っきりでは気が引けるよ」
幼友「ですよねぇ」(ちぇーつまらん)
幼馴染「そうですよね・・」(よかった・・・男の子と二人っきりなんて絶対無理)
部長「けど、二人が入ってくれたからさぁ、今年は四人で行けるかもしれないし。ちょっと楽しみなんだ♪」
幼友「うんうん、確かにこの人数でしたらいいかもしれないですね!」
幼馴染「女の子ばかりでイケメンくんに気を使わせちゃうかもしれないですけどね」
部長「そうねぇ・・・真面目に取り組んでくれる男子があと二人くらいはいってくれればねぇ」
DQN「ちぃーっす!部長聞きましたよ~、新入部員が来たんですって?しかも女の子二人!」
部長「あら、普段は全く来ないあなたが来るなんて珍しいわね?」
DQN「何言ってんすか~、毎日来て活動してるじゃないですか~。新入部員の前で変なこと言わんでくださいよー」
幼友「うわぁ・・・DQN がいるよ・・・」
部長「知り合い??」
幼友「高校時代の一個上ですよ、理事長の息子だったんでやりたい放題やってましたよ」
部長「なるほど・・・彼程度でこの大学に入れたのはそれが、あったからか」
幼友「一回幼馴染も危なかったんですよ」
DQN「お、幼馴染に幼友じゃん!お前らだったのかよ!」
幼友「あはは・・・どうも・・」
幼馴染「・・・」ササッ
DQN「なんだよ?そんな嫌がらなくてもいいんじゃね?」
幼友「DQNセンパイはグイグイ来るんで、大人しい幼馴染にはちょっと刺激が強すぎるんすよ」
DQN「大丈夫だっての!取って食やしねぇよ~」
幼友(高校時代にバリバリ食う気満々だっただろうが!!)
部長「というわけだから、あと女の子がきたからって特に何かするわけじゃないから。」
DQN「いやいや、飲み会はしなきゃダメっしょ!社会人になる前の通過点としてはいるから!」
部長「ダメダメ!彼女たちは未成年なのよ?私たちは良いにしても彼女たちに無理矢理飲ますのはダメよ!!」
DQN「これくらい当たり前だっての!損なんじゃ社会に通用しないぜ?」
部長「君が通用するなら間違いなく彼女たちでも通用するわよ」
DQN「あん?」
部長「ふんっ」
幼馴染「あわわわわ」
幼友「ま、まぁまぁ落ち着いてくださいよ!」
DQN「ま、いいや。他の連中には伝えてあるんすか?」
部長「いや、伝える気はないより。真面目に来ない人にはね」
DQN「そうっすか」ニヤリ
DQN「んじゃまぁ、そういうことで~」
部長「はぁ・・・ごめんね、不愉快な思いさせて」
幼友「いえいえ、慣れてますんで大丈夫ですよ」
幼馴染「部員のみなさんにお知らせしなくていいんですか?」
部長「いいのよ、大体女の子狙いなのが丸わかりだしね。イケメンくん以外はみんなそうよ」
幼馴染「そ、そうなんですか・・・」
幼友「まぁ旅行サークルなんて言われたら誰でも勘違いしそうですしね・・・」
部長「はぁ・・・考古学サークルって名前にしておけばよかったかしら」
幼馴染「地方の歴史ですから考古学とまでは行かないかもしれないですけどね」
部長「そうなのよねぇ・・・それに考古学って名前だと女の子も近寄りがたいかなって思って。もっと若者受けを狙った名前にしたけど」
幼友「釣れたのは男ばかりと」
部長「女子受けする釣糸じゃなかったみたいね」
幼馴染「あははは・・・」
幼友「部長さんはいい人そうだけどまさかあのDQN までいるとは・・・」
幼馴染「そうだね~」
幼友「どうする?サークルやめとく?」
幼馴染「私は大丈夫だよ、それに私たちがやめちゃったら部長さん可哀想だし」
幼友「お人好しねぇ・・・まぁ付き合いますかねぇ」
幼馴染「あははは、友ちゃんもお人好しだね」
幼友「うるせぇやーい」
pipi
幼馴染「あ、男くんからだ」
幼友「さっそく心配の連絡かねぇ」
幼馴染「それは考えすぎだと思うよ~」
幼友「わかんないじゃない~」
幼馴染「どうかなぁ・・・ふむふむ」
pi
サークルで変な人に絡まれなかった?
幼馴染「えっと・・・大丈夫だよっと」
pi
幼馴染「もう心配性だなぁ、男くんったら」
幼友「けどさぁ・・あんたも男くん以外と絡みなさいよ」
幼友「それじゃあ、いつまでたっても男くんに依存しぱなっしよ?」
幼馴染「そんなことはないと思うけど・・・」
幼友「あんたは自分が思っている以上に男くんに依存してます!」
幼友「もっとグローバルに視野を広げる必要があるの!」
幼馴染「そんな無理に広げる必要はないと思うけど・・・」
幼友「あんたは男女揃ってウケが良いのよ。こんなタイプ珍しいわよ」
幼馴染「そんなことないと思うけど・・・幼友ちゃんの方がよっぽど人気あるような」
幼友「寄ってくる男子はみんなあんた狙いよ」
幼馴染「そうなの!?」
幼友「とにかくこのままじゃあんたのスペックが無駄使いされてしまう」
幼友「そのためにも男くん以外との交流を深めていきたいと思います」
幼馴染「ぇええ・・・」
幼友「そんな露骨に嫌そうな顔しないの!あんたのためなんだから!」
幼友「いい?男くんとの連絡は必要最低限のみ!また一週間の三回まで!」
幼馴染「それは極端すぎるよー!!」
幼友「おバカさんねぇ、押して駄目なら引いてみるって言葉があるでしょ?」
幼馴染「私押してもないんだけど・・・」
幼友「普段絡んでいる子が突然絡まなくなったらどうなるの?相手からしたら気になるでしょ!?」
幼馴染「う、うん・・・そうだけど」
幼友「わかればよし!じゃあさっそく明日合コンセッティングするから!」
幼馴染「えぇーっ!?嫌だよ!そんなの!」
幼友「あんたの可能性を広げるためにー!!!」
こうして
私はサークルにも入り
幼友ちゃんの合コンにも参加することになりました
男「あれれ・・・おかしいなぁ。幼ちゃんにメールしても返ってこない・・・何かあったのかなぁ」
友「どうした?」
男「幼ちゃんから返事が来ない・・・」
友「向こうの学部で違う友達ができたんじゃないのか?あまり干渉してやるなよ」
男「う、うん・・・わかったよ」
友(しかし返事しないとは・・・幼馴染にしては珍しいな)
女「男くーん、友ー!!」
友「女の方も講義終わったみたいだな」
女「はぁー・・・また課題だされてさぁ・・・明日までの出すレポートもあるのにこっちはたまったもんじゃないよ」
友「同じ学部なのにこうも違うとはな」
女「そっちはなにもないのー?」
友「とくにこれといってな」
女「いいなーそっちに移りたーい」
友「楽な講義ばっかとったからな」
男「あとはのボクのとりたいやつに付き合ってもらってる感じかな」
女「二人は教職課程とるんだっけ?」
友「男がな、俺はべつにどっちでもよかったんだが」
男「もし就活に失敗してもこれがあれば最悪教師にはなれるしね」
女「そうねぇ・・・今の経済状況じゃあ厳しいものね」
友「まぁ、院にいって研究職ってのもあるしな。おれたちの学部は元々生物系だしな」
女「私は普通に就職かなぁー」
男「ボクたちも出来れば一般企業に勤めたいよ」
友「可能性は今のうちから広げておこうと思ってな」
女「なにも考えてなさそうで考えてるのね・・」
友「それは言い過ぎだろ・・・」
女「ごめんごめん」
女「そういえば、幼馴染さんと幼友さん、サークルに入ったんだって?」
友「そうらしいな」
男「返事が来ない返事が来ない返事が来ない返事が来ない返事が来ない・・・」
女「え、急にどうしたの?」
友「気にするな、いつもの幼馴染病だ」
女「なにその不治の病」
友「まぁ・・・ある意味不治だな・・」
友「こいつが幼馴染以外と女性で交流があれば治るんだろうがな」
女「え、私」
男「ボクたちも出来れば一般企業に勤めたいよ」
友「可能性は今のうちから広げておこうと思ってな」
女「なにも考えてなさそうで考えてるのね・・」
友「それは言い過ぎだろ・・・」
女「ごめんごめん」
女「そういえば、幼馴染さんと幼友さん、サークルに入ったんだって?」
友「そうらしいな」
男「返事が来ない返事が来ない返事が来ない返事が来ない返事が来ない・・・」
女「え、急にどうしたの?」
友「気にするな、いつもの幼馴染病だ」
女「なにその不治の病」
友「まぁ・・・ある意味不治だな・・」
友「こいつが幼馴染以外と女性で交流があれば治るんだろうがな」
女「え、私は?」
38はなしで
友「お前は腐れ縁だし、そういのとは違うんじゃないか」
女「なによそれ」
男「女さんの前でも緊張はするよー」
女「さすが男くん、友とは大違いね」
友「なんとでも言ってくれ」
ーーーーーーー
その日の夜
幼馴染「はぁ・・・なんで合コンに参加なんてことに・・・」
幼馴染(男の子に免疫をつけるためって言っても・・・私は男くんと話せればそれでいいのに・・・)
幼馴染「高校の頃告白できなかったけどさ・・・」
幼馴染(学部だって離ればなれで話す機会も少ないのに・・・)
pipi
幼馴染「ん?男くんからだ」
明日は一緒にお昼食べられる?
幼馴染「ふふふ、大丈夫だよっと」
pipi
やった☆
幼馴染「ふふふ、男くん可愛いなぁ」
幼馴染(無理して免疫なんかつけなくても・・・いいよね・・・)
ーーーーー
次の日
男「ふぇー」
友「なんつうアクビしてんだよ・・・」
男「ふぁーじゃあ、なんかつまらないかなぁって」
男「バリエーションを増やしてみた」
友「どうでもいいが、昨日は夜更かしでもしたのか?」
男「昨日は幼ちゃんとラブラブしてたー」
友「・・・・」
男「ラブラブしてたー」
友「イラつくからその言い方やめろ」
男「普通にメールしてただけだよ」
友「その様子だと遅くまでしてたんだな」
男「まぁね、楽しかったけど今は眠たい・・・」
友「自業自得だ。そういえば幼馴染から聞いてないのか?」
男「何を?」
友「二人が入ったサークル、あのDQNもいるみたいだぞ」
男「え、まじで・・・?」
友「まじまじ」
男「というかなんでDQNがこの大学に入れたのさ!?」
友「DQNの親とここの学長が仲良かったみたいらしい」
男「それで入れたと・・」
友「みたいだな、ついでにいうとイケメンも同じサークルらしいぞ」
男「ちょ、ちょっと待ってよ!それじゃ本格的に幼ちゃんが危ないじゃない!」
友「DQNはともかくイケメンは大丈夫だと思うんだが・・・」
男「駄目だよ!!幼ちゃんが惚れちゃったらどうするのよ!?」
友「お、落ち着けよ。冷静になれ!クールダウンだ」
友「しかしまぁ・・・コネで入れるなんてことあるもんなんだな」
男「そんなことたぁーどーでもいいの!!幼ちゃんの貞操が!貞操が!!」
友「わりと真面目におちついてくれ」
男「あ、うん」
友「けど、そんなに心配することないんじゃないか?部長さんもいい人そうだって聞いたし」
男「そんな話聞いてないわよ!」
友「だろうな、幼馴染から聞いたからな」
男「二人でなに話してるのよ!ボクたちに内緒でなに話してたっていうのよ」
友「たちってお前ひとりだけどな」
男「あぁぁー・・・」
友「幼友と幼馴染から聞いたんだよ。聞く限りじゃ多分大丈夫だと思うぞ」
男「それでも・・・不安な時はどうすればいいですか?」
友「まぁ・・・幼馴染離れするいい機会だと思え」
男「嫌ですぅー!幼馴染はいつも一緒なんですぅー」
友「お前なぁ・・・大学生だろ?もうちょっと大人になれよ・・・」
男「やだやだーい!幼ちゃんと今年も夏祭りいくんだい!そんでもって浴衣姿を見て、うへぇぇって和むの!」
友「勝手にしてくれ・・・ていうかきめぇよ」
男「いいもんねー!幼ちゃんに言われない限り傷つかないもんねー!」
幼馴染「おはよう~
」
幼友「おはろー」(また男くんか・・・)
男「おはよ~~」
幼馴染「男くんおはよ~~」
友「よう、二人とも」
幼友「ああ、二人ともおはよう」
友「で、どうなんだ?サークルの方は」
幼友「まぁ、だらだらとやってるよ」
友「そうか、男子に絡まれたりとかは?」
幼友「今のところは大丈夫よ。寄ってくる連中も幼馴染目当てだしね」
幼友「肝心の幼馴染も眼中にないみたいだけどさ」
男「へぇーそうなんだあー」
幼馴染「えへへ」
友「うーん・・・あまり効果はなかったみたいだな」
幼友「男くんからの卒業を考えて入れたんだけどねぇ・・」
友「まぁ・・・まだ一日目だしな、今日の合コンを皮切りに脱却させていけばいいさ」
幼友「そうね、そっちはどうするの?」
友「こっちは幼馴染さえなんとかなればどうとでもなりそうだぞ」
幼友「そう。最悪幼馴染さえ脱却すればいいわ。あの子にはもっと違う世界をみてほしいし」
友「だな・・・正直男ではちょっとっていうところもあるし・・」
幼馴染「なんの話~?」
幼友「別になんでもないわよー」
幼馴染「えー」
幼友「とりあえず今日は大丈夫でしょうね?」
幼馴染「まぁ・・・大丈夫だけど」
幼友「あたしもいるんだからそんな緊張することでもないでしょ?」
幼馴染「う、うん」
男「幼ちゃん、何かあったらボクに言ってくれれば相談に乗るから!」
幼馴染「男くん・・・」
友「お前部活やってなかったから無理やろ」
幼友「友の言うととおりだねー」
男「そんなことないよ!ボクだって相談くらいなら」
友「はいはい、わかったから」
幼友「男くんでも話を聞くくらいはできるわよねぇ~」
幼馴染「そ、そんな言い方しなくても・・・」
幼友「冗談よ」
幼馴染「もう・・・」
幼友「まぁ相談なら友の方が力になれると思うわよ」ヒソヒソ
幼馴染「なんで友くん・・・?」
幼友「ほら?経験豊富だし、部活だってやってたし、女子の人気だって高いしさ」
幼馴染「それは関係ないと思うけど」
ーーーーーーー
帰り
男「さぁてと幼ちゃんと一緒に帰ろうっ」
友「あ、あいつらなら今日は無理そうだぞ」
男「えー・・・なんでさぁ」
友「付き合いなんだろう・・・それくらい察してやれよ」
男「ちぇ・・・仕方ないかぁ」
友(まぁ、うまくやるだろう)
合コン会場
チャラ男「えーではでは、まずは男陣から自己紹介ね!俺はチャラ男っす!気軽にCHARAと呼んでチョーダイね」
ヤンキー「俺はヤンキー。まぁみたままちょっとやんちゃなことしてるけど根はいいやつなんでよろしくねー」
眼鏡「僕は眼鏡といいます、今は医大に通いながら医者きなるため勉強中です」
イケメン「では女性陣の方も自己紹介お願いします」
わーわー
ギャル「あたしはギャルっていいまーす、今はバイトでキャバクラ行ってるけどねー」
いいねー
可愛いよー
金髪女「あたしは金髪女っついいます~。ギャルと一緒に今はキャバクラで働いてまーす」
おーおーいいねー
金髪女「ゴホッゴホッ」
CHARA「おーおー、大丈夫ー??」
ギャル「この子若干風邪気味でさぁー。今日の合コンはどうしても来たい来たいって言ってたから無理に来たんだー」
ヤンキー「健気な女の子いいねぇ~」
眼鏡「けど無理はしないでくださいね」
金髪女「ありがとうねー、みんな優しい~」
わーわー
幼馴染(うぅ・・・みんな華やかだなぁ・・・)
幼友「あたしは幼友っていいまーす♪大学入っていろんな出会いを求めて今回参加しました~よろしくねー」
チャラ男「いいね~学生さんサイコー!!」
眼鏡「同じ大学生同士仲良くしましょう」
幼友「眼鏡さんみたいに頭良くないけどね☆」
ヤンキー「へぇ~そっち彼女も学生なのー??」
幼馴染「へ?わ、私ですか!?」
幼友「ほらほら、あんたを指名してるんだからアピールしなさいよ」ヒソヒソ
幼馴染「うぅ・・・えっと、幼馴染です。幼友ちゃんと同じ大学に通っています・・・よ、よろしくです」
チャラ男「二人同じ大学ってことは友達同士!?」
幼友「そうなんだよねー」
幼馴染「う、うん・・・」
ヤンキー・眼鏡・チャラ男(幼馴染ちゃんって子可愛いなぁ。もろタイプだわ)
イケメン「ではでは自己紹介も終わったことですしカンパーイ!」
カンパーイ!!
男「はぁ・・・幼ちゃん・・・」
友「まだ言ってるのかよ・・・いい加減ウザったいぞ」
男「友にはボクのズタズタな心はわかんないよ・・・」
友「なんでズタズタなんだよ・・・振られたわけじゃあるまいし」
男「そうだけどさぁ・・・」
友「お前も他に女友達作って楽しめばいいじゃないか」
男「うちの学部女の子ほとんどいないじゃん」
友「その少数と絡めばいいじゃん?」
男「いいよ別に無理に絡む必要なんかないじゃんか・・・」
友「そんなんで幼馴染以外の女と仲良くなれるのかよ」
男「幼ちゃんと仲良くできればいいよー」
友「おまえなぁ・・・」
ギャル「それでさーイケメンくんはどこ住みなのー?」
イケメン「この近くですよー」
ヤンキー「幼馴染ちゃんはどんな人がタイプなのー?」
チャラ男「俺チャラいって言われるけど誠実なんだよねー」
幼馴染「あ、えっと・・・その」オロオロ
幼友「見事に別れたわねぇ、まぁこうなるとはわかってたけど」
チャラ男「幼友ちゃんも話そうーよ!」
幼友「あ、はいはーい」
幼馴染「私ちょっと席はずすね」
幼友「うん、大丈夫??」
幼馴染「うん、ちょっと御手洗いに行きたくなっただけだよ」
幼友「わかったよ」
金髪女「ゴホッゴホッ」
幼馴染「だ、大丈夫ですか?」
金髪女「あ、うん、大丈夫大丈夫」
ヨロッ
幼馴染「危ないっ」
金髪女「はぁ・・・はぁ、ご、ごめんなさい・・・」
幼馴染「タクシーで家までのせてもらった方が・・・」
幼馴染「!?」
金髪女「い、いえ・・・大丈夫よ・・・手間かけさせてごめんね」
幼馴染「え、ええ・・・」
幼友「ん?幼馴染?」
幼馴染「ううん・・・なんでもない」
友「じゃあな、とりあえず女友達くらいは作れよ」
男「考えとくよー」
友「ったく」
男「はぁ・・・なんでそうまでして・・・」
男「まぁ・・・いいやー」
ガチャ
男「あれ・・・鍵が開いてる?」
ギィィ
ーーーーー
ジャー
幼馴染「はぁ・・」
幼馴染「合コンっていつもこんな感じなのかなぁ・・・」
幼馴染「ちょっと疲れちゃうなぁ・・・」
幼馴染「それにしてもさっきの人・・・」
幼馴染「体が冷たかったような・・・」
ここから
超展開に入ります
引き返すなら
今が引き時です・・・・
では続き書きます
男「もしかして・・・強盗!?」
男「ど、どどうしよ!とにかく警察に・・・」
トゥルトゥル
男「あれ・・・110番が通じない・・・」
ウーウー
男「あれ?通報してないのにもう来た!?」
ウーウー
男「すみませーん・・・ってあれ・・・通りすぎちゃったよ・・・」
男「??なんなんだろう」
男「と、とにかく大家さんに知らせなきゃ」
タッタッタ
コンコン
男「すみません!自宅の鍵が開いてて、もしかしたら強盗に入られたんじゃないかと思って・・・」
ギィィ
男「あれっ?扉が開いてる?」
男「ど、どうしよう勝手に入るのも忍びないし・・・」
男「友に連絡しよう・・・なんか怖いし・・・」
トゥルトゥル
男「友も出ないよ・・もうどうなってんのさ・・・」
男「こうなったら・・・」
タッタッタ
男「ひ、一人で強盗を撃退してやる」
ギィィ
男「で、出てこい!ご、強盗野郎!」
シーン
男「ん?そもそも野郎とは限らないしな・・・」
男「あれ、強盗に入られたわりにはわりと綺麗・・・」
大家「うぅ・・・」
男「え?大家さん!?なんでボクの部屋に!?」
大家「うぅぅー・・・」
男「もう勝手に入ってなにしてるんですかー。女みたいな見た目ですけど・・・ボクはれっきとした男ですって何度言えば・・・」
大家「」
幼馴染「ふぅ・・・よしっ、そろそろ戻ろう」
ガシャーン
幼馴染「ん?なんだろう。何かあったのかな?」
ガチャ
幼馴染「どうかしたんですかー?」
ギャル「ちょっと金髪ーいくらなんでも飲みすぎよー。倒れるまで飲んでいいって言ってないわよ」
金髪女「ぅう・・・」
ギャル「ちょっとなんて、声出してんのよ」
チャラ男「大丈夫ー??」
イケメン「ん?様子が変だね・・・」
眼鏡「ちょっとすみません。僕が・・」
眼鏡「・・・!?」
ヤンキー「なんだなんだ?アル中か??」
眼鏡「誰か!!すぐに救急車をよんでください!」
幼友「どうしたの?急に・・・」
眼鏡「いいから!急いで!!」
幼友「え、う、うん!」
pi pi pi
幼馴染「どうかしたんですか!?」
チャラ男「なんか眼鏡が騒いでるみたいよー。倒れたくらいで大袈裟なんだよねー」
幼馴染「倒れたって・・・金髪さん!!」
ツカツカツカ
眼鏡「どういう事だ一体・・・」
幼馴染「彼女どうかしたんですか!?」
眼鏡「わからない!僕にもわからない。いきなり倒れてそのまま意識を失って・・・」
幼馴染「眼鏡さん!彼女が!!」
眼鏡「!?」
金髪「」ピクピクッ
眼鏡「まずい!!これは!!」
眼鏡「・・・」
ガヤガヤ
客「なんだー?なんだー?」
ヤンキー「ちょっと、どうしたんだよおい!」
眼鏡「わからない!」
チャラ男「お前医者志望なんだろ?なんとかしろよ!」
眼鏡「まだ学生だし、こういう場面に立ち会ったことだってないんだ!今の僕にはどうすることもできないよ」
イケメン「救急車の方は?」
幼友「それがさっきから全然通じないのよ!何度も呼び掛けてるけど」
イケメン「どういことなんだ・・・」
眼鏡「・・・・!!」
眼鏡「脈がもうない・・・」
幼馴染「え、それって・・・」
眼鏡「まさか・・・こんなことになるなんて・・・」
ギャル「ちょっとあんた!どうにかしなさいよ!!」
眼鏡「彼女が倒れた時点で僕でしきることはなかったよ!」
ギャル「勝手に諦めないでよ!!曲がりなりにも医学に精通してるなら手を尽くしなさいよ!」
幼友「やめなってば!!眼鏡くんを責めても仕方ないでしょ!!」
ギャル「うるせぇよ!!おめぇは黙ってろよ!!」
幼馴染「やめてよ!!とにかく警察と救急車を呼ばないことにはどうにもならないよ!」
ヤンキー「警察!?冗談じゃねぇよ!なんで合コンにきて警察呼ばれなきゃならねぇんだよ!」
イケメン「そんなこと言ってる場合じゃないだろ!どんなことであれ目の前で死人が出たのに放っておくわけにはいかないだろ!!」
ヤンキー「冗談じゃねぇよ!!勝手に死んだのはこの女じゃねぇかよ!!俺は関係ねぇからな!」
チャラ男「落ち着けってのー!巻き込まれたのは俺たちだって同じだって!」
金髪「」ムクッ
眼鏡・幼馴染「!?」
ーーーーー
大家・金髪「ガァァァァアアー!!!」
男「ちょ!!な、なんなんですか!」
大家「ガァァァァアア!アアア!!」
男「酔っぱらってるんですか!?いきなりつかみかかってくるなんてなに考えてん・・・ちょっと!」
男「はい、チーズ」
パシャ
大家「ウガァァァ!!」
男「証拠写真とりましたからねぇー!おそき」
男「襲ってきたのはそっちですからね!」
大家「ガァガァァ!!」
男(・・??なんか様子が変??)
男「ちょっと、いい加減離れてくださいって!!」
ドン
大家「ウァァアッ!」
男「これ以上何かしてきたら警察呼びますよ!?」
男(来ないけどさぁ・・・)
大家「ウガァァァ」
男「よってくるなっての!」
バキッ!
大家「グァァァッ!」
グキッ
ドサッ
男「え、うそ・・・」
大家「」ピクピク
男「く、首が変な方向に曲がってる・・・手加減したのに簡単に倒れこんで・・・」
男「ぼ、ボク・・・人を殺しちゃったよ・・・」
男「あ、ははは・・・・」
ガチャン
友「男ー!!大丈夫か!?」
男「と、友・・ボク・・・ボク・・・」
友「はぁはぁ・・・大丈夫か!?怪我はないか?噛まれたとか引っ掻かれたとかないか!?」
男「う、うん・・・だ、大丈夫・・・」
友「そうか良かった・・・いいか落ち着け。お前はひと殺しなんてしてない」
友「大家さんはもう人じゃなくなってたんだ」
男「ど、どういうこと・・・」
友「俺だって詳しいことはわからん・・・けど、普通あんな目のいかれた顔して襲いかかってくるか?」
男「大家さんはそれに近い感じで普段からボクにだけ怪しいかったけど・・・」
友「・・・とにかく、お前はひと殺しじゃない。それだけ理解してればいい」
男「大家さん・・・・」
ーーーーー
大家『男くーん、いいものあげるから今日うちに上がっていきなよ~』
男『大家さんセクハラですよ・・・』
大家『男くーん今日も可愛いねぇハァハァ』
男『大家さん、ボク男なんですけど・・・』
大家『男くーん、肉じゃがつくりすぎちゃったから食べにきてくれる?』
男『いただけるのはすごくありがたいんですけど・・・部屋には行きたくないです・・・』
ーーーーー
男「変態だったけど・・・誰に対しても優しかった大家さん・・・」
友「・・・・」
ギャル「ぎゃあああ!!!」
金髪女「ガァガァァ!!」ブチブチ
チャラ男「うわぁぁ!!なんだよこいつ!!」
ヤンキー「とにかくこいつを引き離すぞ!!」
イケメン「ああ!」
金髪女「ガァァァァアア!!」バタバタ
眼鏡「なんて力だ!!三人掛かりでやっとなんて!」
ギャル「うぅゴフッ!!」
幼馴染「止血しないと!」
ギャル「ぐふぁっ!!」
ビチャッ
幼馴染「血が止まらない・・・!!」
眼鏡「チャラ男くん!君も手伝って!!」
チャラ男「お、おう。けど・・・」
金髪女「ギャアア!!ガァァァァアア!!」
イケメン「くっ!!なんて力だ・・・!!」
ヤンキー「早くしろ馬鹿!!」
チャラ男「くっそ!!」
ギャル「ゴフッ!い、いや・・・だ。こんな・・・とこで・・・死にたく・・・ない」
幼馴染「すぐに救急車が来るから、喋らないで」
眼鏡「見せてください!」
幼馴染「は、はいっ!」
眼鏡(首筋を一噛みで・・・ここまで酷いことに・・・)
ギャル「いやっよ・・・!あ、あたし、ま、まだ、死にたくな・・・た、すけてよ」
眼鏡「救急車はまだなんですか!?」
幼友「さっきからかけてるけど通じないのよ!!」
眼鏡「そんな馬鹿な!絶対に通じるはずですよ!!」
ギャル「グフッ・・・かっ・・・はぁっ・・・」
幼馴染「え・・・」
眼鏡「!!」
ギャル「・・・」
眼鏡「・・・そんな」
幼馴染「え、何・・・そんな・・・」
ヤンキー「おい!そっちはどうなんだ・・・!くっ!!」
金髪女「ガァガァァ!ギャアア!!」
イケメン「とにかく何かで縛って見動きを取れなくしないと!」
チャラ男「何で縛るんだよ!!」
ヤンキー「上着とか色々あんだろうが!!考えろや!!」
眼鏡「残念ですが・・・」
幼馴染「そんな・・・」
幼友「え、嘘・・・死んじゃったの・・・・?」
眼鏡「・・・」
ヤンキー「おい・・・死んじまったのかよ・」
イケメン「・・・」
眼鏡「君たちは彼女とは?」
幼馴染「今日会ったばかりで・・・」
眼鏡「そうですか・・・」
チャラ男「冗談じゃねえよ!!俺は関係ねぇからな!!」
幼友「今はそんなこと言ってる場合じゃないでしょ!」
イケメン「とにかく、警察にも連絡をしないと」
ヤンキー「おい!そんなもん呼ぶんじゃねぇよ!!」
イケメン「仕方ないだろ!!現に死人がでているんだから!!」
ヤンキー「警察沙汰なんてごめんだね!俺は帰る!」
眼鏡「勝手な行動はやめるんだ!!」
幼馴染「・・・」
幼馴染「こんなことになるなんて・・・」
ギャル「」ムクッ
幼馴染「え」
ギャル「ガァァァァアア!!!」
幼馴染「きゃああああ!!!」
幼友「幼馴染!?」
眼鏡「くそっ!!引き剥がすんだ!!」
イケメン「ちっ!!!」
幼馴染「くっ!!ああっ!!や、やめてぇっ!!」
ギャル「ガァァ!!ウルアァァ!!!」
眼鏡「離れるんだ!!!」
ギャル「ウガァァァ!!」
ガブッ!!
眼鏡「ぐぁぁ!!」
イケメン「君たち手伝ってくれ!」
チャラ男「冗談じゃねえよ!!そいつもこの女みたいになってるじゃねぇかよ!!俺は関係ねぇ!!」
タッタッタ
ヤンキー「ちっ!!あのやろう!!」
ギャル「ぐるあああ!!」
ヤンキー「ちっ!いい加減にしろやぁぁ!!」
バキッ
ギャル「」グキッ
ドサッ
ヤンキー「もういい!警察なんか待ってられるかよ!!この場から逃げるぞ!!」
バリン!!
ガァァァァアア!!
キャーッ!!
幼友「ねぇ、どうなってるのよ!?」
イケメン「仕方ない・・・」
幼馴染「大丈夫?」
眼鏡「は、はい。すみません」
店内
ギャアア!!グァァア!!
きゃーっ!!
助けてくぇ!!!
な、なんなんだこいつはら!!
ヤンキー「なんなんだよ・・・こりやぁ」
イケメン「人が人を襲ってるなんて・・・」
幼友「なによ・・・どうなっちゃってるのよ・・・」
幼馴染「眼鏡くん、大丈夫?」
眼鏡「はい、すみません。てを貸していただいて」
イケメン「とにかく僕たちが先導しますので、二人は彼を!」
幼馴染「はい!!」
幼友「わかったわ!」
眼鏡「すみません・・・」
ヤンキー「とにかくここを突破するぞ!!」
ガァァァァアア!!
友「とにかく最低限の荷物だけ持ってすぐに逃げるぞ!!」
男「う、うん!けどどうやって!?」
友「車を出したから、すぐに乗れ!!」
男「わ、わかったよ!!」
友「よしっ!行くぞ」
タッタッタ
JK感染者「グァァア!!!」
友「くっ!!こいつっ!!」
男「友っ!!」
バキッ!!
JK 感染者「ウガァァ!!」ヨロヨロ
男「このっ!」
グリッ
JK感染者「」ドサッ
友「すまない!!」
男「ふぅ、まさしく肉食系女子」
友「デスキッスされそうになったがな」
友「って冗談言ってる場合じゃねぇや、乗り込め」
バタン
ブルゥーン
キィィー!!
男「ラジオつけるね」
友「ああ」
ニュース1「現在都心部にて以上事態が発生しておりこれはテロかと疑われておりますが信憑性は・・・」
ピッ
N○K「被害は増加する一方である宗教ではアポカリプスが来たと訴えています」
ピッ
情報番組「被害は増加する一方ですがどの被害においても共通して攻撃者の多くは・・・」
ピッ
エンタメ「死ぬほどエキサイトしまくってる!!」
ピッ
ピッ
アナウンス「攻撃者たちは共通して我々に襲いかかってくるため、絶対に外には出ないようにしてください」
アナウンス「また、友人の安否を確かめるために外出するなんてことは絶対に避けてください!」
男「友!!幼ちゃんも助けなきゃ!!」
友「わかってるよ!今向かってる!」
男「けどこっちは幼ちゃんの家じゃないよ」
友「連絡があったんだよ」
男「そ、そうなの!?」
ガタンっ!!
男「わわわわっ、もうちょっと優しく運転してよ!」
友「わかってる!!」
友(無事でいろよ・・・幼友・・・幼馴染!!)
キィィー!!!!
ぎやああ!!
助けてくれぇぇぇ!!!!
イケメン「町中はまるで地獄絵図ですね・・・」
ヤンキー「どこいっても死体と血しかねぇ」
幼馴染「早く避難所で落ち着かないと、眼鏡くんの傷の手当てをしないと」
眼鏡「僕のことはおきになさらず・・・ぐっ」
幼友「血が止まらない・・・このままじゃ失血死しちゃうよ」
ヤンキー「そんなもんなんとかしろよ!お前医者だろ!?」
幼馴染「無茶言わないでくださいっ!彼だってまだ医学の道を志したばかりなんですから」
ヤンキー「応急手当くらいできるだろうが!!」
イケメン「今は言い争ってる場合じゃないよ!!こっちに裏道がある!大通りはさけてこっちから逃げよう!」
幼友「彼の言う通りよ!早く行こう!」
このSSまとめへのコメント
彼女欲しいお...
え、えぇ~……
ホントに何だこの超展開w
無理矢理終わらせた感が半端ないわwww
彼女つくるのかーんたん
彼女作るの簡単?それなら苦労せんはっ!
アイアムアヒーローじゃねぇか
超展開