青葉「胃薬を、ですか？」

コウ「いやあ、昨日、日曜日だっただろ？ 余りにも暇だったから、昼にりんを呼んで一緒にビュッフェに行ったんだけどさぁ・・・そこで食べ過ぎちゃって・・」

りん「その後、お腹を壊して、午後はほとんど横になっていたのよ！ 呆れちゃうわ」

青葉「えぇっ、大丈夫なんですか、八神さん！？」

コウ「まぁ、朝起きたら良くなってたしね。だけど、りんが胃薬飲んでおけって言うから・・」

りん「良くなったって言っても、油断は禁物よ。まず、胃薬ぐらいは、しっかりと飲んでおかないとね」

青葉「成る程。それで、さっき薬を！」

りん「でも、なんで、お腹壊すぐらいあんなに食べるのよ？」

コウ「ほら、あれだよ。食欲の秋ってヤツ！！」

青葉「あぁ、分かりますよ、八神さん。○○の秋って、良く言いますよね」

コウ「おぉ、青葉は分かってくれるか！」

りん「○○の秋ねぇ・・・」

コウ「ちなみに青葉は、何の秋なんだ？」

青葉「うーん、私は、仕事の秋ですかね？」

りん「ふふっ、青葉ちゃんらしいわね」

コウ「じゃあ、りんは？」

りん「私も、青葉ちゃんと同じ仕事の秋よ！」

コウ「仕事ねぇ・・。確かに、仕事の秋って、選択肢もあったな！」

りん「でも、コウちゃんは食欲に走っちゃったんじゃなかったのかしら？」

コウ「もう、それは忘れてよ！？」

はじめ「おはようございまーす！」

青葉「はじめさん、おはようございます」

コウ「おっ、はじめー、いいところに来た！ はじめは、何の秋なんだ？」

はじめ「えっ、な、なんですか、唐突に？！」

コウ「いいから！」

はじめ「そうですねぇー、私は趣味の秋かな？」

コウ「趣味ー？」

はじめ「はい。もちろん、オタクとしてフィギュアなどのおもちゃ集めやヒーローショーに参加する事に意欲を燃やしていますので！」

りん「はじめちゃんにぴったりの秋ね♪」

青葉「趣味の秋以前に、情熱が伝わってきますね」

ゆん「おはようさ～～ん」

はじめ「あっ、ゆん！ ゆんは何の秋？」

ゆん「な、なんや、突然！？」

はじめ「いいから、いいから」

ゆん「そうやなぁ・・・うちは行楽の秋やな！」

コウ「なんだ、ゆんはどこかお出かけでもするのか？」

ゆん「まぁ、弟と妹にせがまれて、やけど」

りん「いいわねぇ♪」

ひふみ「お、おはよう・・・」

青葉「ひふみ先輩は、何の秋ですか？」

ひふみ「えっ！？」

青葉「あっ、唐突で申し訳ありませんが、皆さんで○○の秋って事で、聞いてますので」

ひふみ「え、えぇと・・・ごめんね・・。あまり、考えた、事・・なくて」

青葉「そうなんですか！」

コウ「まぁ、ひふみんは仕事で真面目だから、仕事の秋が合うかな？」

ひふみ「そう・・かな？」

りん「うん。ひふみちゃんには、ピッタリの秋よ！」