ヴィーネ「なるほど。便秘ねぇ」


ガヴリール「ほんとイライラするし学校休みたいわ」


ヴィーネ「あんた出席日数やばいでしょ」


ガヴリール「まぁでもマジの体調不良なわけじゃん？」


ガヴリール「少なくともここ１週間は出した記憶がない」


ガヴリール「出席日数は足りないのに滞留日数はありすぎだっての」


ヴィーネ「何言ってるのよ…」

サターニャ「話は聞かせてもらったわガヴリール！」


サターニャ「まさかあんたが１週間う…」


ガヴリール「声がでかい！それ以上言ったら殺すぞ」



ｻﾞﾜｻﾞﾜ…ｴｰﾃﾝﾏｻﾝｶﾞｰ?


ガヴリール「…///」


ラフィエル「お困りのようですね！ガヴちゃん」


ガヴリール「一番めんどいのまで沸いたな…」


ラフィエル「めんどいとは失礼しちゃいますね」

ラフィエル「私も同じ悩みを抱える天使として助言をですね」


ガヴリール「ラフィもそうなの、ってかヴィーネとサターニャは？」


ヴィーネ「私はあんたと違って規則正しい生活リズムだから大丈夫よ」


ラフィエル「サターニャさんも毎朝スッキリですよね」


サターニャ「当然よ！」


サターニャ「この大悪魔様が体にゴミを貯めとくなんてありえないわ！」


ヴィーネ「なんでラフィが知ってるのよ…」


ラフィエル「うふふふふふ」

ガヴリール「同じ悩みっていうならさラフィ、対策とかないの？」


ラフィエル「そうですね…」


ラフィエル「原因は主に運動不足、不規則な生活、ストレスだそうです」


ラフィエル「あと食生活の乱れも 」


ラフィエル「ここらへんを改善してみては？」


ガヴリール「嫌だよ。運動したくないしネトゲ生活続けたい」


ガヴリール「課金のためにバイトもやめられない」


ヴィーネ「あのバイトのどこがストレスなのよ…」


ガヴリール「そうじゃなくてさ、今溜まってるこいつを出す方法ないの？」

ラフィエル「それでしたら便秘薬か浣腸でしょうか」


ガヴリール「なにそれ」


ラフィエル「便秘薬は飲むとアレがよく出るお薬です」


ガヴリール「マジ？じゃあもうそれでよくない？」


ラフィエル「そうはいきませんよ。デメリットがいくつかあるんです」


ラフィエル「飲んでから８時間経ったころに効果が出ますが」


ラフィエル「正確にいつ来るのかわかりません」


ラフィエル「もし授業中にでも来ようものなら…」


ラフィエル「それに、１回出たら終わりではなくて」


ラフィエル「その日１日中ずっと激しい腹痛に悩まされます」


サターニャ「休日にやったらいいじゃない」


ガヴリール「今週末はネトゲイベントが盛りだくさんだから無理」


ラフィエル「それに、もし薬が体に合わなければ」


ラフィエル「全然出ないのに腹痛だけずっと続くことも…」


ガヴリール「無理だわそれ。もう１つは？」

ラフィエル「浣腸はお尻に直接入れる液体のお薬です」


ガヴリール「は？気持ち悪っ。無理だわ」


ヴィーネ「確かにそれはちょっと抵抗あるかも…」


ラフィエル「実際に入れると気分が悪くなる人もいますし」


ラフィエル「あと、あまりにもアレがお尻の穴の直前まで来ていると」


ラフィエル「うまく薬が入らないので使えないことがあります」

ガヴリール「じゃあダメだな。」


ヴィーネ「どうするのよ」


ガヴリール「自然にしたくなるのを待つよ」


ヴィーネ「それで１週間も出てないんでしょ」


ガヴリール「私も一応生命体だし、本当にやばかったら勝手に出るでしょ」


ヴィーネ「どんな理屈よ…」


ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ


ラフィエル「ガヴちゃん、最後に１つ」


ガヴリール「ん？」


ラフィエル「便秘の時は和式の方がいいですよ」

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※ここから排泄描写あり


ガヴリール「そうこうしてるうちに夜になってしまった」


ガヴリール「左の脇腹が重い…」


ガヴリール「鏡見たらお腹ポッコリだし触ると異物感すごいなこれ」


ガヴリール「マッサージしたら出るかな」ｸﾞｲｸﾞｲ


ガヴリール「ん～…」ｸﾞｲｸﾞｲ


ガヴリール「…やば、来たかも」ｺﾞﾛｺﾞﾛ


ガヴリール「トイレトイレ」ﾊﾞﾀﾝ

ガヴリール「……」


ガヴリール「ん～っ…くっ…」


ガヴリール「ん゛っん゛……！！」


ﾎﾟﾛｯ…ﾎﾟﾁｬｯ…


ガヴリール「はぁっ…はぁ…」


ガヴリール「ん゛っ……！！」


ガヴリール「ん゛～～～～～っん゛……！！」


ガヴリール「はぁっ…はぁ…ダメだ…」


ガヴリール「うさぎのフンみたいなのしか出てない…」


ガヴリール「全然スッキリしない…イライラする～！」


ｼﾞｬｰ


ガヴリール「はぁ…」


ガヴリール「 運動不足、不規則な生活、ストレス、食生活の乱れか…」


ガヴリール「今日はもう寝よう」

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ガヴリール（次の日、朝礼前も昼休みもあいつらは例の話をしてこなかった）


ガヴリール（心配そうだったが、言いづらいんだろう）


ガヴリール（そして現在６限はグラサンの数学）


ガヴリール（憂鬱だ…）


ヴィーネ（ガヴ…）

ｺﾞﾛｺﾞﾛ


ガヴリール（…うそ！？なんで今！？あんなに出なかったのに…！）ｺﾞﾛｺﾞﾛ


ガヴリール（授業終了まであと５分…耐えろ！）


ガヴリール（…………）


ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ ｷﾘｰﾂﾚｲ ｱﾘｶﾞﾄｳｺﾞｻﾞｲﾏｼﾀ


ヴィーネ「帰ろ、ガヴ」


ガヴリール「えっ！？いや、あの～ほらあれだよ」ｺﾞﾛｺﾞﾛ


ガヴリール「グラサンに呼び出し食らってるんだ私。出席日数の件かな？」


ガヴリール「だから先帰っといて！」


ヴィーネ「そう…」


ヴィーネ（心配だわ…そんなの余計ストレスになるんじゃ…）

ガヴリール（トイレ…できるだけ人気のない…）


ガヴリール（旧校舎の３階とか誰も来ないだろ）


ガヴリール（あぁ～出したい出したい出したい出したい！）


ﾀｯﾀｯﾀ


ラフィエル（あら？ガヴちゃんはどこに行くんでしょうか）


ラフィエル（…ふふふ）ﾃｶﾃｶ


ﾀｯﾀｯﾀ


ガヴリール「はあっ…はあっ…着いた」


ガヴリール（周りは…誰もいないな）


ガヴリール（和式！和式はどこだ！）


ガヴリール「あった！」ﾊﾞﾀﾝ

--------

--------


ラフィエル（ちゃんと和式に入った…間違いありませんね）


ラフィエル（…もっと下らないことなら導りも煽りもしますが）


ラフィエル（ガヴちゃんの悩みはデリケートで真剣です）


ラフィエル（ここは黙っておきましょう）





ラフィエル（でも千里眼で覗かせてもらいますね♪）

ﾁｮﾛ……ｼﾞｮﾎﾞﾎﾞﾎﾞﾎﾞﾎﾞﾎﾞﾎﾞﾎﾞ


ラフィエル（音消しもしないなんて…誰もいないと思ってるんですね）


ラフィエル（それにしても、足を広げてしゃがむガヴちゃんも素敵です）


ガヴリール「……」


ガヴリール「ん～っ…くっ…」


ガヴリール「ん゛っん゛……！！」


ﾌﾞｯ….


ガヴリール「ん゛～～～～～っん゛……！！」


ﾎﾟﾛｯ…ﾎﾟﾁｬｯ…


ガヴリール「はぁっ…はぁ…」


ラフィエル（鹿のフンみたいな…あれじゃスッキリしないんですよね）

ガヴリール「ん゛っ……！！」


ガヴリール「出てこいって……」


ガヴリール「ん゛っ…くそ…！！」


ラフィエル（ガヴちゃんのお尻の穴がすごく盛り上がってます…）


ガヴリール「う゛ん゛っ！！う゛ん゛っ！！」


ﾆﾁﾆﾁﾆﾁ…


ラフィエル（あぁ…あんなにかわいいお尻からどす黒い塊が…）

ガヴリール「う゛……はぁっ……」


ガヴリール「ん゛ん゛っ……！！」


ﾆﾁﾆﾁﾆﾁ…ﾆﾁﾆﾁﾆﾁｨ……


ガヴリール「ん゛～～……！！」


ラフィエル（どす黒くてゴツゴツで…しかも太すぎです…）


ラフィエル（あんなグロテスクな尻尾は天使に生えてきませんよ…？）


ガヴリール「お尻痛い……くっそ…」


ガヴリール「早く……いい加減にしろよ……！！」


ガヴリール「う゛ん゛っ……..！ん゛～～～～～～～～～～っ……！！」


ﾐﾁﾐﾁﾐﾁﾐﾁﾐﾁｯ……….ﾊﾞｼｬﾝ!

ガヴリール「はぁっ…はぁっ…はぁ…うっ…！」


ﾐﾁﾐﾁﾐﾁﾐﾁﾐﾁｯ…


ガヴリール「んっ…」


ﾌﾞｩｩｩｩｯｯｯｯｯｯ!!!!!!


ガヴリール「はぁっ…はぁ…ふぅ……」


ラフィエル（もう足の震えが止まりません…）


ガヴリール「.......................」


ガヴリール「............///////」ｼｬｼﾝ ﾊﾟｼｬ


ｶﾗｶﾗｶﾗｶﾗｶﾗｶﾗｯ


ｼﾞｮﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ

ラフィエル（ガヴちゃんが出したものをじっくり観察しましょう）ｶﾞﾁｬ


ラフィエル（これは…）


ラフィエル（魔界の化け物でしょうか…）


ラフィエル（ガヴちゃんの腕くらいある太さの焦げ茶色の蛇の上に）


ラフィエル（茶色いバナナが重なっています）


ラフィエル（うっ...臭い…あのガヴちゃんから出たとは思えません…）


ラフィエル（……）


ラフィエル（明日誰かに見つかるのが楽しみですね！）

---------


ヴィーネ「あ、おはようガヴ！昨日は大丈夫だった？」


ガヴリール「え！？な、何が！？」


ヴィーネ「ほら、昨日先生に呼び出されてたんでしょ？」


ガヴリール「あぁ…いつも通りだったよ」


ヴィーネ「あんたもいつも通り反省しないわね」


サターニャ「おはようガヴリール、ヴィネット。ねえ聞いた？」


サターニャ「旧校舎３階のトイレにものすごいアレがあったのよ」

ガヴリール「」


ヴィーネ「え！？そこ今日うちクラスの掃除担当じゃない！？」


サターニャ「まったく冗談じゃないわよね」


サターニャ「朝からクラスの話題はそれで持ちきりよ」


ﾀﾞﾚｶﾞｼﾀﾉｶﾅ…ﾓｼｶｼﾃ…ﾃﾝﾏｻﾝ?ﾍﾞﾝﾋﾟｯﾃｲｯﾃﾀｼ…


ガヴリール「////////」


ガヴリール（確かに和式だと出やすくてよかったけど）


ガヴリール（もう学校で便秘解消はこりごりだ！）


終わり