IF 《もし仮面ライダーエグゼイドにクロノスが乱入しなかったら》 (24)

性懲りもなくまたエグゼイドのパラレルを書く男↓  
士「ここがエグゼイドの世界か…」
士「ここがエグゼイドの世界か…」 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1505030461/)

永夢「なんで名前で呼ばないんですか?」飛彩「えっ」大我「えっ」
永夢「なんで名前で呼ばないんですか?」飛彩「えっ」大我「えっ」 - SSまとめ速報
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※これは檀正宗が仮面ライダークロニクルに乱入しなかった場合のifルートの設定です。
あくまで《ぼくのかんがえたえぐぜいどのおはなし》に過ぎません。

※キャラへの個人的な解釈が入っています

※時間軸は一応32話《下されたJudgment!》から

※更新速度は遅い&地の文は下手くそなのであまり入らない


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1507454193


 CR

永夢「仮面ライダークロニクルの攻略…いよいよここまで来ましたね」

飛彩「ああ…残るバグスターはあと3体」

ニコ「バグスターはぜーんぶあたしたちが倒してやる!ね、大我!」

大我「油断すんな…残ったやつは全員上級バグスターだからな。何が起こるかわかんねえぞ」

明日奈「これをクリアしたら…消滅した人も元通りに…」

永夢「黎斗さん」

黎斗「新檀黎斗だ!」

永夢「…作戦通りに、頼みますよ」

黎斗「勘違いするな…私の今の目的は、パラドを削除することだ」

飛彩「…人類の運命がかかっているんだぞ!自分の事だけを考えている場合か!」

黎斗「ふん…君たちの邪魔はするつもりはない。安心して戦うといい」ウィーン

明日奈「ちょっ…黎斗!…もう!」

飛彩「…」プルプル

大我「…どこまでも気にくわねぇ奴だ!」バン!

永夢「まあまあ…そろそろ行きましょうか」ガタッ

明日奈「うん…」

ニコ(みんなバラバラ…こんな調子で大丈夫なのかな…)

 バグスター アジト

グラファイト「いよいよ決戦の時だな…!」

ラヴリカ「クロニクルのレアキャラ…もとい仮面ライダー達を、まとめて倒して差し上げましょう!そしてその暁には、こちらにポッピーピポパポを…「ラヴリカ」

パラド「裏切り者の話はよせよ…俺たちのゲームには、そいつは必要ない」

グラファイト「やけに機嫌が悪いな…どうした?」

パラド「いや…そんなことはない」

ラヴリカ「最近のライドプレイヤー狩りにも飽きてきたのかい?確かに数も減ってきたし、さっきのもへなちょこだったからねえ…」


灰馬「へっぶし!」


グラファイト「そうか…ならば、お前の満たされない闘志を、エグゼイド達との戦いで満たせばいい」

パラド「ああ…そうだな」

パラド(なんだ…?この心のざわめきは…)

 そのころの刑務所

正宗「…まだ出所できない!?なぜですか?私の無実は証明されたはず…」

看守「それが…どうやらまだ問題があるようで…」

正宗「ふざけるな!もう間に合わないかも知れないんだぞ!(私の仮面ライダークロニクルに)」

看守「それでその…面会したい人がいると…」

正宗「え?」

???「檀正宗さん…あなたにはここでアイドルになってもらいます」

正宗「な…あなたは…?」

???「あなたの歌声を…世界中に届けましょう!」

正宗「そんな…うわああああああ!」

※正宗の出番は恐らくもうありません。

そして仮面ライダー、バグスター達は集結し、決戦の幕が上がろうとしていた。

飛彩「バグスター…お前たちの存在はノーサンキューだ」

恋「何度やっても同じですよ…」

大我「今度こそてめーをぶっ潰す!」

グラファイト「ふっ…ならば死ぬ覚悟でこい!」

黎斗「パラド…お前を削除す「永夢!」

パラド「これが正真正銘…最後の戦いだ!」

永夢「お前を倒して…仮面ライダークロニクルを終わらせる!」

「「培養…」」インフェクション!

「「「変身!」」」ガッチャーン!

「「マックス大変身!」」ガッチャーン!

お互いに変身し、人類の運命を決める戦いは始まった。

戦いはバグスター側がやや優勢だったが、飛彩、大我、黎斗のカバーで、ラヴリカはエグゼイドによりリプログラミングされてしまった。

ラヴリカ「そんな…僕のラブリーガールズ達が…ぐはっ!」 

ブレイブ「これでお前を切除できる…はあっ!」

Hit! Hit!

ラヴリカ「くっ…暴力反対だぁ!」ガクッ

ニコ「よし…作戦通り!」

明日奈「まずはラヴリカね…フォローするわ!」トキメキクライシス!

ニコ「オッケー!」カメンライダークロニクル!

「変身!」 「ゲームスタート!」

ポッピー「いくよ!ニコちゃん!」

Rニコ「うん!」

グラファイト「ラヴリカ!…まずいな」


グラファイト「おいパラド!一時撤退だ!」

パラドクス「なんだと!?」

グラファイト「このままではラヴリカが攻略されてしまう!仲間を見捨てることはできん!」

パラドクス「ちっ…勝負はお預けだ!永夢!」

ゲンム「逃がすかぁ!」ガキィン!

パラドクス「お前に構ってる暇はない!」スッスッ

パラドは襲いかかるゲンムを一蹴し、エナジーアイテムをかき集める。

グラファイト「早くしろパラド!…ぐっ!」

スナイプ「丁度いい!まとめてぶっ潰してやるよ!」キメワザ!

ブレイブ「お前を切除する…!」キメワザ!

Rニコ「くらえー!」キメワザ!

ラヴリカ「ひいっ…!」ジリジリ

パラドクス「よし…これだ!グラファイト!ラヴリカ!目を瞑れ!」【分身!】【発光!】

パラドクスは分身し数を増やすことで上手く全員の目を潰した。

エグゼイド「なっ…!まぶし…」

パラドクス「急ぐぞ!掴まれラヴリカ!」【高速化!】

ラヴリカ「あ、ああ…」ガシッ

グラファイト「決着は預けよう!仮面ライダー達よ!」シュン

ゲンム「待て!…くそっ!」

バグスターの姿が視認できないゲンムは、闇雲にガシャコンブレイカーを振り回していた。しかしそこにはもう彼らはいなかった。

そして最終決戦とも思われたこの戦いは、相手の退却というあっけない形で幕を下ろした…

 幻夢コーポレーション 社長室

恋「はぁ…」

エグゼイドにリプログラミングされ、もはや恋愛ゲームの主人公とは言えなくなったラヴリカは、これからのことを考えて、深いため息をついていた。

恋(僕の能力が書き換えられたことで、敵の攻撃が当たるようになってしまった…いや…問題は僕のラブリーガールズ達がいなくなってしまったことで…ああ…これからどうすれば…)

社員「社長!仮面ライダークロニクルについて、わが社にまた苦情が…」

恋「いい…放っておきたまえ…」ドヨーン

社員「そうもいきませんよ!どうするつもりなんですか!これからのこと!」

恋「さて…どうしたものか…」イライラ

秘書「社長。衛生省から是非一度、仮面ライダークロニクルについてのお話しが聞きたいと…」

恋「えーいうるさーい!僕は…どうしたらいいんだーーーーー!」

ラヴリカは会社中に響きわたるようなボリュームで叫んだ。

恋「かくなるうえは…」チラ

その視線は、大事に保管されているバグヴァイザーと、クロニクルガシャットに向けられていた。

 CR

永夢「うまく逃げられてしまいましたね…」

飛彩「まだ目撃情報はないのか!」ドン!

大我「落ち着け…で、どうなんだ?」

ニコ「なにも…あいつら人間の姿もあるから、そう簡単には見つからないし…」

黎斗「パラドォ…!」ワナワナ

ポッピー「ラヴリカなら幻夢コーポレーションにいるんじゃ!」

飛彩「確かに、グラファイト達もそこにいる可能性が高い。…が」チラ

永夢「はい。もしそこで戦うことになったら、他の人に危害が及びます。被害を出さないためにも、それだけは避けたい」

ポッピー「そっか…」

大我「今はグラファイトとパラドをぶっ潰す…」

黎斗「私も賛成だ」

ニコ「寒い社長は後でってことね!りょうかーい」

永夢「でも一応ラヴリカにも注意が必要ですよ。何してくるか分かりませんからね…」

飛彩「…よし。二手に分かれるか」

 飛彩・思い出の公園

仮面ライダーとの戦いから撤退したグラファイトとパラドは、ラヴリカを逃がした後、少し休息についていた。

グラファイト「気づいたらここに来ていたか…ふん。くだらん思い出だ。ブレイブ…スナイプ…お前達は必ず、この俺が倒す」グッ

パラド「おい…そろそろいくぞ?」

グラファイト「ああ…だがパラド。ラヴリカのことだが…いいのか?」

パラド「あいつと話し合って決めたことだ。誰にも文句は言わせない」

グラファイト「そうか。…ならいい」

グラファイト(ラヴリカ…本当にあれはお前の意思なのか?)

 回想

ラヴリカ『はぁっ…はぁっ…』

グラファイト『もう大丈夫だラヴリカ。ここまでくればしばらく追ってきまい』

パラド『…白けるぜ』ボソッ

グラファイト『? 何か言ったか?』

パラド『いいや…それよりラヴリカ、話がある。グラファイト、二人にしてくれないか?』

グラファイト『俺になぜ隠す必要がある?ここで言えばいいだろ』

パラド『なんでもいいだろ?…黙って俺に従えよ』

グラファイト『…ふん』スタスタ

ラヴリカ『…』

ラヴリカ『話とはなんだい?パラド』

パラド『…お前は永夢にリプログラミングされ、本来の力は使えなくなった。そうだな?』

ラヴリカ『うっ…ああそうだよ!ラブリーガールズまでいなくなってしまった…僕はこれからどうすれば…』

パラド『はっきり言ってやる。今の俺たちにお前はもう必要ない』

ラヴリカ『な、なんだって!?』

パラド『仮面ライダークロニクルでのお前の役割はもう倒されることだけ…今のお前じゃ、俺達の戦力にはならないなぁ?』

ラヴリカ『…何が言いたいんだ』

パラド『お前にチャンスをやるよ!ゲームってのは、一度役割を失ったキャラでも、違うつかいようでまた使えるようになることなんてざらだ!これもお前のためだ…分かってくれるよな?』

ラヴリカ『気に入らないが…とりあえず僕はどうすればいいんだい?』

パラド『幻夢コーポレーションに戻って、社長としてそこで待機してろ。話はそれからだ』

ラヴリカ『なっ!?』

パラド『…嫌なら、俺がお前を始末しても構わないぜ?すぐにでもな』ニコッ

ラヴリカ『…分かったよ』

パラド『じゃ、また後でな』ポン

ラヴリカ『…』ブルブル

 CR

永夢「ちゃんとバランスを考えて…これで決まりですね」

永夢サイド(永夢・黎斗)

飛彩サイド(飛彩・大我・ニコ・ポッピー)

永夢「じゃ、僕たちはパラドを」

飛彩「俺たちはグラファイトだな」

ニコ「チーム分けしたけど、思ったより普通だね」

大我「エグゼイドとゲンムは離れる訳にもいかねえ。だが、戦力が偏らないようにするにはこうするしかねえからな」

ポッピー「いざとなったらいつでもかけつけるからね永夢!私もバグスターなんだから!」

永夢「うん。ありがとうポッピー」

黎斗「パラド…必ず削除する…!」

永夢「それと…飛彩さん」

飛彩「ああ…ラヴリカのリプログラミングにより、体調はほぼ回復している。親父ももう元気だと言っているが…また、必ず悪化するだろう」

永夢「はい…院長のゲーム病も早く治療しないといけませんね…」

大我「最悪、強行手段に出るしかないな」

飛彩(親父…すまない、少しの辛抱だ)

永夢「一刻も早く終わらせる…さあ、行きましょう!」

すんません一旦ここまで
書いてから思ったんですけど、こういうssってハーメルンとかのサイトのほうがいいんですかね?
よくわかんない…

再開します

 バグスター アジト

永夢「ここならいると思ったんですけど…」

黎斗「どうやらまだ戻っていないらしいな…おのれパラド…」

永夢「やっぱりラヴリカからいきます…「却下だ」

黎斗「私が君たちに協力している理由は二つ。仮面ライダークロニクルを私のもとに取り返す。そしてパラドへの復讐…私がいなければパラドは攻略できないぞ?それでもいいのかい?」

永夢「患者の命のほうが優先です!」

黎斗「たとえゲームオーバーになっても私が復活させてあげるよ。私のようにね」

永夢「…やっぱりあなたの考えは理解できません」

黎斗「そんなことはどうでもいい…さあ、パラドを探すぞ」

永夢「…」

飛彩たちは洗いざらいバグスターの目撃情報があった所を捜したが、手がかりもなく、この前戦っていた場所に来ていた。

飛彩「情報がないからには足で探すしかないが…」

ポッピー「これじゃあ、らちが明かないよ~!」

大我「ブレイブ…やはりてめえの用事から済ませたほうがいいんじゃねーか?」

ニコ「さんせーい。私もうヘトヘト…」

飛彩「…そうだな。よし、幻夢コーポレーションに向かうぞ」

ポッピー「ラヴリカ…」

グラファイト(……)チラ

パラド(はは…俺の計画通り…永夢もゲンムもいない…どうやらブレイブ達だけだな)

そしてその陰で、グラファイトとパラドは飛彩達の事を監視していた。

グラファイト「おいパラド。いつまでこうしているつもりだ?」

隠れているだけで痺れを切らしていたグラファイトが、怒りを含んだ声でパラドに話しかけた。だが、パラドはそれに答えず、黙って飛彩達を見ていた。

パラド(俺は永夢とガチで戦いたい…そのためにはあいつらが邪魔だ。だったら、やることは一つだ)

パラド「グラファイト…俺たちも今から幻夢コーポレーションに向かうぞ。ラヴリカが危ない」

グラファイト「! 分かった。そこで俺たちが仮面ライダー達を叩き潰すというわけだな」

パラド「そうだ。俺たちで…な」

パラド(おかしい…俺の心は滾っているはずなのに…なんなんだこの違和感は?)

 社長室

恋「パラドめ…いつまで僕を待たせる気だ?」

秘書「社長!今すぐ社長に会いたいという人が…直接会いに来て…」

恋「なんですって…?誰も通すなと…」

大我「よう!哀れだなぁ!ラヴリカ」

恋「ま・た・き・み・た・ち・か~!」

ニコ「あんたをぶっ倒す!」

ポッピー「降参するなら今のうちだよ!」

飛彩「親父が待っている…さっさとオペさせてもらうぞ」

恋「…いいんですかぁ?ここで戦えば社員達の被害も一溜まりもないですよ?」

飛彩「ここから引きずり出せばいいだけだ!」

恋「ふふ…相変わらず…野蛮な男だ!」カチャ

そういうとラヴリカはバグヴァイザーを装着した。

恋「培養…」インフェクション!ザ バグスター!

ラヴリカ「ふふん…僕を舐めるなよ!」

社員「そ、そんな…社長が…」

秘書「怪物に…」フラッ

飛彩「…バグスターに交渉すること自体が間違っていたな。いくぞ!」

 「「「変身!」」」 「ゲームスタート!」

ブレイブ「これより…ラヴリカバグスターの切除手術を開始する…」

ラヴリカ「…開始されてたまるか!」シュン

ニコ「あ!逃げた!」

ラヴリカ(啖呵を切ったはいいが…パラドはもう待てない…こうなったら僕だけでも逃げるしか…)

ラヴリカはバグスターの特性を生かし、飛彩達の魔の手から逃れようとしていた。しかしCRにもバグスターがいることを、ラヴリカは忘れていた。

ポッピー「ストーップ!もう逃げられないよ!」

ラヴリカ「なっ…ポッピー!退いてくれ!このままでは僕はやられてしまう…」

ブレイブ「はっ!」

ラヴリカ「ぐほっ…」

ラヴリカの抵抗も虚しく、飛彩達の攻撃は容赦なくラヴリカを狙う。

ラヴリカ「くっ…こんな…ひどいじゃないくはっ!」ボロボロ

スナイプ「これでてめーは終わりだ」キメワザ!

Rニコ「これでミッションクリア!」キメワザ!

「「はあーっ!」」

二人のキメワザがラヴリカを襲う。

ラヴリカ「くっ…ここまでか…!」

Rニコ「決まったー!」

「紅蓮爆竜剣!」ブォォ

スナイプ「なっ…!?」

だが間一髪、ラヴリカの攻撃は防がれた。

グラファイト「…待たせたな」

ラヴリカ「…ほんとだよ」

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