ちひろ「モバマス契約更改!」
ちひろ「モバマス契約更改!」諸星きらり「その2だにぃ!」
ちひろ「モバマス契約更改3!」宮本フレデリカ「銭闘これくしょん!」
の続きになります。
成績、年俸、実績などは架空のものです。
記述がない限り、それぞれの所属チームはバラバラです。
2リーグ制のため、各タイトルの受賞者は2人まで重複します。
12のチーム名は、以下のようになっています。
DHなしリーグ
キャッツ
ティガース
ドラーグス
ガープス
スパローズ
スターズ
DHありリーグ
フーターズ
ホックス
マリーネス
イーガズ
バハラウズ
リオンズ
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1507396240
◆FA移籍1年目、スターズ鷹富士は好成績も無念を滲ませる
今季、ホックスから3年13億の大型契約でFA移籍をした鷹富士茄子選手(20)が、契約更改に臨み、シーズンを振り返った。
複数年契約のため年棒の変動はなかったものの、今シーズンは首位打者を獲得。
.349 28本 96打点と堂々の成績を残し、正捕手としてもチームのAクラス入りに大きく貢献したが、その表情に明るさは見られなかった。
その理由として「ほたるちゃんに勝たせてあげられなくて……」と語った鷹富士選手。
そう、昨シーズン、ルーキーながら2勝16敗の成績を収めた白菊ほたる投手(13)を見て、「ほたるちゃんをリードしてあげたい」と移籍を決意したという彼女だが、今シーズンは納得いく内容ではなかったようだ。
「ほたるちゃんを勝たせる! ……って意気込んできたんですけど、ごめんなさい……きっとほたるちゃんも失望してます……」と消沈した表情だったが、
「で、でも! つ、次のシーズンでは絶対に勝たせてあげますからね!」と最後には力強く語り、事務所を去っていった。
(金額は推定)
◆「不思議な成績で……」2年目白菊、2年連続の倍増で鷹富士に感謝
スターズの白菊ほたる投手(13)が本日契約更改を行った。
今シーズン、23試合に先発登板をし、ルーキーイヤーを上回る防御率1.61を記録。最優秀防御率に輝いた白菊投手だったが、なんと、肝心の勝敗は0勝0敗だった。
2勝16敗を記録した昨季のように援護率はリーグ最低だったものの、なぜか降板後に味方打線が奮起し、中継ぎ陣にランナーを返されることも極端に減った今シーズン。
勝てそうな試合では勝ちを消され、負けそうな試合では負けを消してもらった結果、なんと1度も勝敗が付かなかったのだ。
それでも内容を評価され、倍増の6000万円でサインをした白菊投手は、今期からチームに加入した鷹富士茄子選手(20)への感謝を語った。
「グラウンドの外でも本当に良くしてくださって……。試合でも頼りになりますし、去年14個も借金を作ってしまったのに、今年は1つも借金がなかったので、本当にありがたいです……」
また、鷹富士が責任を感じていると伝え聞くと、「茄子さん、いつも謝ってくださるんですけど、次は、"ごめんなさい"って言われる前に"ありがとうございました"と伝えます」と話した。
来季も二人三脚で活躍を目指すようだ。
(金額は推定)
◆"元"退場王向井、年俸アップも片桐監督に苦言!?
今シーズン、打点王まであと1打点と迫るなど、リオンズの主軸として活躍をした向井拓海選手(18)が契約更改に臨み、5000万円増の1億9000万円でのサインとなった。
片桐新監督や柳メディカルアドバイザーが就任し、リーグトップだった退場数も半分以下に減るなど充実したシーズンを送った向井選手だが、会見では、その意外な理由を語った。
「そもそもアタシより先に早苗さんが審判に突っかかってたじゃねーか! なんなんだあの人はよお! ウチの(選手)全員の退場数足しても勝てねえだろ!?」
そう、今シーズン、向井選手のストッパーとしての役割も期待された片桐新監督だったが、なんと、自身が退場王となってしまったのだ。
「ってか清良さんの方がマトモに采配してたっての」とも話した向井選手。似た者同士?の師弟に来季も注目だ。
(金額は推定)
◆財前、不言実行! 文句なしの1.7億!
今期、抑えの北条に繋ぐセットアッパーとして主に8回に君臨。62試合に登板し、防御率1.43と抜群の成績を残したティガース・財前時子投手(21)の年俸が、6000万円アップの1億7000万円となったことが判明した。
財前投手といえば、昨年の契約更改で年俸アップを求めるも希望額には達せず。悔しい結果となったが、今年は北条に奇跡的に怪我がなく、1年を通してクローザーに座る機会はなかったものの、中継ぎとして圧倒的な成績を残した。
最優秀中継ぎのタイトルを引っさげて交渉に現れた財前に、佐城雪美ゼネラルマネージャー(10)も笑顔。
「(昨年は"成績で見返してほしい"と言ったが、まさに想像以上の成績だと思う。率直に)すごい……。(どのような状況でも投げてくれて、チームを代表してお礼を言いたい。本当に)ありがとう……。(来年以降も頼りにしている。体に気をつけて)がんばって……」
とコメントし、嬉しさを滲ませた。(黒川記者)
(金額は推定)
◆"6時1分の女"本田未央、ルーキーだけど6000万!
プレイボール直後はこの女の時間だ―ー。
今シーズン、ルーキーながら1番センターの定位置を獲得したフーターズの本田未央外野手(15)が契約交渉に臨み、今期年俸1500万円から4倍となる6000万円でのサインとなった。
本田は今季、第1打席にめっぽう強いことで話題に。シーズン打率は.306だったが、第1打席に限れば.638という驚異的な成績であった。
さらに、シーズン26本塁打のうちの17本が先頭打者弾。プロ野球のシーズン記録を大幅に塗り替える活躍を残し、新人王にも輝いた。
17本の先頭打者弾の中、ビジターで実に14本を打ったことから、"6時1分の女"という異名もついた本田は「いやあ、ホームでももっと打ちたいんだけどね? まっさらなバッターボックスが1番テンション上がるというか……」とコメント。
「来年はどの球場でも打ちます!」とも宣言し、活躍を誓った。
(金額は推定)
◆オールドルーキー佐藤心、崖っぷちサヨナラ打でクビ回避だ!
シーズン終盤、CS出場を争うマリーネスに彼女がもたらした2勝は記憶に新しい。
今年、26歳のオールドルーキーとして入団した佐藤心内野手(26)は、現状維持の1200万円での更改となった。
年齢のこともあり、1年目から勝負と話していた佐藤であったが、2軍暮らしが続いていた。
それでも、主力の故障もあって終盤、1軍に昇格を果たし、その試合で勝負を決めるサヨナラタイムリー。さらに、その次の試合でもサヨナラ打を放ち、チームのCS出場を決めた。
シーズンでは2打数2安打に終わったものの、内容が評価され、契約延長を勝ち取った形になる。
本人は「2本のヒットがどっちもチームを救うタイムリーなんてぇ♪ うーん、スウィーティー☆」と話すも、記者に「本音は?」と聞かれると「いやマジでクビだと思って履歴書の書き方とか調べたわマジで。やべえって」と漏らしていた。
(金額は推定)
◆"ささやき戦術"松尾千鶴、守備での貢献大きく評価
今シーズン途中からマリーネスの正捕手に抜擢、91試合で先発マスクを被った松尾千鶴選手(15)は、今季年俸の1100万から1900万円アップの3000万円での更改となった。
対戦したバッターが口々に「球種とコースをささやいてくるから惑わされてしまう」と話すなど、心理戦を巧みに制した松尾は「というか別に戦術じゃなくて漏れてるだけだし……褒めてもらえるのは嬉しいけど……ハッ!」とコメント。
来期の活躍を誓っていた(?)。
(金額は推定)
◆"夜王"速水奏、ナイトゲーム全勝で1億ゲット
バハラウズの速水奏投手(17)は、今季、ナイトゲームで1つも負けがつかないなどの活躍もあり13勝をマーク。今季年俸8000万円から2000万円の上乗せを勝ち取り、1億円プレーヤーとなった。
その一方デイゲームでは打ち込まれ、0勝3敗。課題を残す結果となった。
「わざわざローテーションを崩してデイゲームを避けたのは、少し恥ずかしいわね。まあ、代わりの夕美が日中に強かったから、2人でちょうどよかったんじゃないかしら?」と速水投手。
なお、入れ替わりでの交渉となった相葉夕美投手(18)もアップを勝ち取り5000万円でサイン。
「来季はナイトゲームも頑張りたいなっ!」と語り、控えには甘んじない構えだ。
(金額は推定)
◆双葉杏、激怒! 「シリアポンドの価値めっちゃ下がってるんだけど!?」
徹底抗戦の構えだ。
今季年俸1億4000万シリアポンドのフーターズ双葉杏捕手(17)がこの日、球団事務所で契約更改に望んだ。
しかし、まず話題に出したのは来期年俸ではなく、今年の年俸についてだ。
「もうハンコ押しちゃってたし、"1億4000万シリアポンドは日本円で7700万"って聞いたから渋々受け入れたけど、残高見てみたら全然増えてないんだもん!」と語った双葉選手。
それもそのはず。確かに昨年の交渉時、1シリアポンドは約0.55円で取引されていたが、現在は0.22円と暴落。
仮に年俸の半分が暴落後のレートで支払われたとなると、合計で約5400万円となり、これは昨シーズン年俸の6000万円にすら届かない。
今季は捕手として.277 0本 43打点と、昨年とほぼ同等の成績を収めていたため提示額は微増の8000万円。
これに対して双葉は「2000万くらい返せ! そんで1億円プレーヤーになるんだ!」とコメント。
球団側も落としどころが難しそうだ。
この件について、偶然近くを歩いていたチームメイトの本田選手は「いやこれ杏ちゃんだから笑い話っぽいけど、普通にかわいそうじゃない?」と冷静にコメントを残した。
(金額は推定)
◆祝? 1億円プレーヤー! 双葉は喜びより安堵
前回交渉でシリアポンドの暴落を指摘した双葉杏捕手は、2300万円増の1億円での更改となった。
結果的には為替相場による損が補填された形となり、球団との溝も残らない見込みだ。
双葉選手は「"円"の部分を8回くらい確認したよ。確かに杏はお金にがめついけどさ? 今回はしょうがなくない?」と話すに留まった。
なお、同日に更改を行った諸星選手は複数年契約のため年俸の変動はなし。双葉選手を小脇に抱え、満足げに事務所を去って行った。(金額は推定)
◆島村卯月、1000万円増でサイン
島村卯月投手(17)が本日、球団事務所にて契約更改を行った。
今季は4年連続2ケタ勝利となる10勝を達成したものの、負け数も10と拮抗。4年間で40勝40敗と貯金は作れなかったが、イニングイーターっぷりが評価され、1000万円増の9500万円でサインとなった。
島村投手は「はい! 来年もたくさん勝てるように頑張ります!」とコメント。なおこのコメントは去年と全く同じ内容であった。
しかし4年間の防御率は3.36 3.37 3.29 3.30と安定しているため、来年こそ貯金に期待したい。
(金額は推定)
◆打球の行方を知っている!? 鉄壁ショート依田、ノーエラーで1700万アップ
今季、1年間ショートのレギュラーを張り、その鉄壁の守備でゴールデングラブ賞を獲得したスパローズ依田芳乃内野手(16)は、3500万円から1700万円の上乗せとなる5200万円でのサインとなった。
驚くべきはやはりその守備。打球の飛ぶ方向を先に知っているかのような動き出しで、なんと記録したエラーはゼロ!
「わたくしが物を失するなどありえませぬー」と語った依田選手の後ろからは、どこからか光が射しているように感じられた。
(金額は推定)
◆リオンズ、"問題児"棟方愛海を指名へ! 編成会議で決定
いよいよ目前に迫った今季ドラフト、その目玉と言えば、アマチュアNo1ピッチャーの呼び声高い棟方愛海(14)だ。
その卓越した指さばきから放たれる七色の変化球はまさに一級品。即戦力との見方をする解説者も多く、1年目からの活躍も期待される。
しかしながら、チームメイトへのセクハラ行為など、たびたびの謹慎もあって、指名を見送る球団が続出していた。
そんな"問題児獲り"に手を上げたのがリオンズだ。
その理由はもちろん、今期から指揮を執っている片桐早苗監督(28)と、柳清良メディカルアドバイザー(23)の存在だろう。
棟方の問題行動を封じつつ、チームの戦力とすることはできるのだろうか。
これに対し、棟方は「拓海さんいるじゃん!!!!! 勝った!!!!!」と笑顔でコメント。上機嫌で去っていった。
◆ピンチを救え!"レスキュー南条"中継ぎで開花、年俸倍増へ
イーガズの南条光投手(14)が契約更改に臨み、今季年俸2500万円から倍増の5000万円でのサインとなった。
昨シーズンまでは先発での起用が中心だったものの、なかなか1軍定着には至らず。しかし今季は中継ぎへの配置転換が大当たり。リーグ最多の68試合登板を果たし、1年間を戦い抜いた。
特筆するべきはその"火消し"具合だ。なんと、他の投手の残したランナーの得点は1度も許さず、その活躍からレスキュー南条との異名も付いた。
チームの状況や回に関わらずマウンドに向かうその姿はファンの目に焼きついたことだろう。
「アタシは誰かを助ける人になりたかったんだ! 救援投手っていいな!」とコメントした南条投手。来季もチームのため、ファンのためにフル回転だ。
(金額は推定)
◆電撃トレード! フーターズ・ライラとホックス・アナスタシア、その理由とは?
衝撃のトレードが舞い込んできた。
今季より、それぞれフーターズとホックスに加入したライラ内野手とアナスタシア投手のトレードが成立したと、両球団が発表した。
新規加入1年目の両者だったが、ライラは.218 1本 10打点。アナスタシアは0勝2敗8セーブ 防御率5.11と精細さを欠き、シーズン中盤からは2軍暮らしが続いていた。
それでも、外国人、かつ1年目のトレードは異例だ。
その理由について、事情に詳しい安斎記者は「もともとライラさんは暖かい国、アーニャさんは寒い国の出身。しかし、福岡のホックスに入ったのはアーニャさんで、北海道のフーターズに入ったのがライラさんでした。その環境のせいで本来の実力が出せなかったと考える声が大きく、トレードに踏み切ったのでしょう!」とコメント。
母国に近い気候での、いっそうの活躍が期待される。
◆輿水幸子、一発サインも珍要求?「もっとグッズ増やして」
今シーズン、14勝8敗 防御率2.99と、マリーネスのエースとして十分な活躍を見せた輿水幸子投手(14)の契約交渉が本日、球団事務所で行われた。
かねてから噂されていたように、球団から提示されたのは3年間の複数年契約で、総額7億円の大型契約だ。
その契約自体はすぐになされたようだが、輿水投手は球団に、自身のグッズをもっと増やすように要求したようだ。
「なんてったってカワイイボクはチームの顔ですからね! 複数年契約でグッズも買いやすくなったでしょう! 今が稼ぎ時だとは思いませんか!」と話す輿水投手に、球団も一定の理解を示し、今後の商品開発を約束したという。
(金額は推定)
◆大原ベーカリードーム店、来季より開店!? 年俸そっちのけで出店交渉!
キャッツの大原みちる投手(15)が契約更改に臨み、現状維持の6000万円でサインをした。
成績は去年より上がっており、現状維持という査定は厳しいように感じられたが、そこには理由があったようで……。
「はい! 7000万円って言っていただいたんですけど、上がった分でドームの近くに大原ベーカリーを作ってもらおうかなって! ほら、そうすればファンのみなさんもあたしもハッピーですから!」と語った大原投手。なんと、実家のパン屋さんを球場近くに出店させる交渉をしていたのだ。
これには球団側も困惑したようだが、前向きに検討するとの言質をゲット。出店によって、大原投手のパフォーマンスが向上することも視野に入れ、計画を進めるようだ。
(金額は推定)
◆あれ? ウサミン星人なのに日本人登録? 驚きの契約形態から見えてきた真実とは!?
[この記事はもちろんウサミン星からの検閲により削除されました]
おわり
ありがとうございました。
一応、時系列は1~3の1年後です。
現時点での設定は画像の通りです。
順位は考えていません。
http://i.imgur.com/loV5FqA.jpg
過去作
日野茜「むかしむかし!あるところにぃ!!」鷺沢文香「もう少し小さく……」
【モバマスSS】祝え!なおかれん!
神谷奈緒「憎めない常務とアーニャの誕生日」
池袋晶葉「アンズロイドと」安部菜々「私たちの事務所」
などもよろしくお願いします
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