京太郎「貴方の事が好きでした」【安価】 (67)
須賀京太郎にとって人生をやり直したいタイミングは幾らでもあった。だがやり直せないからこそ人生で、その結果が今だと京太郎は理解もしていた。
思い返せば理不尽な人生だった。高校生活は疎まれ続ける日々、大学に入っても清澄の名前は京太郎を追い回した。それでも努力して、人並みの幸せを手に入れようとしたらかつて自分を疎んだ者達が現れた。
彼女達は永遠に少女のままでは居られなかったのだ。現実に絶望し、気がついたらアラサー手前。自慢だった格が彼女達を男から遠ざけた。
ただ一人須賀京太郎を除いては。
だがその頃には須賀京太郎にも恋人が居た。
居たにも関わらず彼女達は京太郎に迫った。当然、京太郎は拒んだが僅かな隙に付け込まれ過ちを犯す。其処からは絵に描いた転落人生だった。
誰が悪いのかも今になっては京太郎には判らない。ただ運が悪かったと言えばそうだと言える。納得もできる。
「でもやり直せるならやり直させてくれよ神様」
誰も居ない部屋で京太郎はそう言って最期を迎えた。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1506504645
京太郎の強くてニューゲーム物です。
幼少期から始めます。麻雀に比重を置かず、恋愛が中心のスレです。
次から家族設定、親戚等の安価をとっていきます。
薄れていく意識の中で誰かが京太郎に問いかける
「もし人生をやり直せると言ったらお前はどうす?」
やり直したい…ただ俺はまたこの人生を歩むならそれは嫌だ。
「そうか…お前の人生は悲惨だ。私の最期の末裔が迎える人生ではない。だから私がお前に祝福をやろう。お前の人生がより良いモノとなる為に」
祝福?
「そうだ…1つは幸運。不運なお前の人生をやり直すのに必ずいるだろう。そして残りは絆だ。その絆が必ずお前を助ける」
絆…
「そうまずは幼いお前を護ってくれる者との絆…」
女子プロ(健夜、咏、理沙、良子、はやり)
安価下
……あの人が良い。一度だけ、俺を救ってくれた…救えなかったあの人を…
「その絆を結ぼう。あの者なら問題はない。次に縁者を増やす…血は何よりもわかりやすい縁だ」
親戚2人(原作高校生組)
安価下、下2
ええんやで。早すぎて焦った。まあ今回はこの4人が親戚でいきます。
……
「もう喋れぬか…だが任せよ。きっとこの4人なら助けてくれる」
「最期に土地を選ぶ…高校は長野になるがそれより前は長野に居なくてもいい。寧ろあの土地に初めから居たから濁った人生となったのだ」
小学生を過ごす土地(奈良、鹿児島、岩手、東京)
安価下
「鹿児島か…あそこならば任せられる。次こそは良き人生にならん事を」
設定
戒能良子→義姉
小瀬川白望→従姉妹
国木田一→従姉妹
松実姉妹→従姉妹
幼少期
鹿児島
プロット組んできます。
全てとは行きませんがどんな感じのスレが良い等の意見があれば聞かせてくれると助かります。
タイトルはどういう意味?
どんな感じに進めていくかが気になる
ラストにこのセリフを言うんじゃない?
疎まれ続ける高校生活って何したんだ前世の京太郎…
幼少期からか……エタるな(確信)
>>国木田一
……誰だ?どうやったらそんな間違いするんだ?
高校時代は最悪男からのやっかみとかで分からなくもないかなって思ったけど女の子達を「自分を疎んだ者」って言ってるんだよな……何故か性格が悪くされる清澄
そこまでなら百歩譲っていいとしても大学まで影響ってあり得なくね?影響のしようが無いぞ
清澄高校全員が日和の部長並みにドライだった可能性
>>15
選択式にしてヒロインと会い、好感度を貯める形です。
>>16
ご想像にお任せします。
>>17
そこらへんはまた書いていけたらと思います
>>18
頑張ります
>>19
一発変換でしました。すいません。
>>20
また書いて行きます。清澄のヒロインが悪いのではなく間が悪かった。
>>21
また描いて行けたら書いて行きます。
短いですがお付き合い下さい。
京太郎が前の記憶を思い出した出来事を決めます
1.災害
2.人災
3.偶然
安価下
京太郎が記憶を取り戻したのは偶然だった。原因不明の高熱に蝕まれ、気がついた時には前世の記憶を思い出していた。
最初は戸惑った京太郎だったが変わらない両親や住んでいる所が鹿児島になっていたりと前世の記憶を頼りにする事もなく過ごしている。
そして今日も隣に住む女の子と出かける約束をしていた。
その女の子とは?(永水スタメンのみ)
安価下1
滝見春にとって須賀京太郎は都合の良い幼馴染だ。春が一人だとカリントウを買いに行けないが京太郎が居ればお母さんは駄菓子屋に行って良い言う。
「キョータロー」
「どうした?」
京太郎と手を繋ぎ、何時もの道を歩く。少し疲れるが京太郎と歩けばそんな事はない。
「キョータローが大人になったらハルがお嫁さんになってあげるね」
少し照れるが春は京太郎と駄菓子屋に行くたびにそれだけ言って黙る。
「またそんな事を言って……春が大人になってもそうなら頼む」
春は知っている。京太郎がいつも耳を真っ赤にしてる事を。だからきっと京太郎も春の事が好きなのだと思ってる。
「ほらそろそろ着くぞ」
そう言って京太郎が指を指す方向に駄菓子屋が見えていた。
「今日もカリントウを食べるのか?」
「うん」
春はカリントウが最初から好きだった訳ではない。京太郎が初めて会った時にくれたのがカリントウだった。
ただそれだけ。それだけだが春はカリントウが好きになった。
「本当にカリントウが好きだな」
春にとって京太郎は都合の良い幼馴染だ。手を繋いで駄菓子屋に行き、好きな物を一緒に食べてくれる。
「うん」
そんな幼馴染が春の初恋の相手だ。
携帯の修理が終わったので夜から更新します。
京太郎は隣でカリントウを食べている春を見る。前の時は名前だけ知っていた。あとあの人と仲が良かった事が印象的だった。ただそれだけだったが…
「どうかした?」
今は隣でカリントウを食べている。不思議な事もあるものだ。
「ここにカリントウがついてる」
頬についたカリントウを摘んで食べる。
「ありがとう…明日ね、姫様に会うの」
姫様。この頃から交流があったのか。
「キョータローは姫様に会いたい?」
「いやいい」
即答してしまった。春は少しだけ驚いた顔をしている。
「明日は用事があるんだ」
「…そうなんだ」
嘘ではない。明日、従姉妹が来ると母が言っていた。すまない、春…俺はあまり姫様が好きじゃない。苦手なのだ。無邪気で眩しくて、俺とは別の世界の人だ。
「……えい」
春が俺の口にカリントウをいれる。
「キョータローはたまにぼうっとしてる…だいじょうぶ?」
どうやら心配させてしまったようだ。
「大丈夫、大丈夫。ありがとうな、春」
カリントウを食べながらくだらない思考を片隅に置いやった。
だがどうやら今回の人生はまえのモノとは大幅に違うらしい。
翌日になり、母に従姉妹の名前を聞いてそう思った。
「言ってなかったかしら?あのね来るのは…」
従姉妹選択
1.白望
2.一
3.松実姉妹
安価下
玄「は、はじめまして!まつみくろです!」
宥「まつみゆうです」
幼き松実姉妹が俺の前に居た。同士が前で宥さんが露子さんの後ろでマフラーを巻いて俺を見ている。
京太郎「須賀京太郎です!よろしく!」
露子「よろしくね、京太郎君」
京太郎「は、はい!こちらこそよろしくお願いします、露子お姉さん」
京太郎母「露子お姉さんって…露子は私より年上よ」
母さんがお茶菓子を出しながらこっちを見た。いや、癖だ。叔母さんって呼ぶよりもお姉さんと呼んだ方が良いと思った。
露子「あら、露子お姉さんでいいのに…でもダメね、京太郎君のお姉さんはこの二人よ」
宥「え、え?」
玄「そうなのです!くろの方がキョータロー君よりも年上なのです!」
対照的な姉妹だ。宥さんはどうしたらいいのか分からず、同士はドヤ顔…昔から変わらなかったのか。
京太郎「宥お姉ちゃんと玄お姉ちゃん?」
玄「っ!そ、そうだよ!」
宥「…う、うん」
京太郎母「良かったわねぇ、京太郎。お姉ちゃんが二人もできて」
京太郎「うん!嬉しい」
露子「玄も良かったわね、弟ができて」
玄「はいなのです!」
宥「……」ジー
宥さんがずっと俺を見ている。見定められている気分だが実際そうなのだろう。
さてどっちと話そうか
1.宥
2.玄
安価下
宥さんが動くまでは同士と話すか。
京太郎「玄お姉ちゃんは何処から来たの?」
玄「奈良からだよ!お船に乗って来たの!」
京太郎「フェリー出来たの!?いいなぁ、僕まだ乗った事ないから羨ましい」
玄「今度、奈良に来るときにお船でくればいいのです!」
京太郎「うん、そうする!お船、どんな感じだった?」
玄「カモメがいっぱい飛んでて、ちょっとだけ揺れてた!でも全然、揺れは気にならなかったよ!」
京太郎「揺れるんだ…知らなかった」
玄「はいなのです!お船は揺れるのです!」
京太郎「玄お姉ちゃんは物知りなんだね」
玄「えへへ、クロはなんでもしってるのですぅ」
京太郎母「京太郎、宥ちゃん達にお菓子出してあげて」
京太郎「うん」
タッタッタッ…ガサゴソ
京太郎「えっと同士はこれで…宥さんは…」
タッタッタッ
京太郎「はい、こっちが玄お姉ちゃんでこっちが宥お姉ちゃんの!」
玄「ありがとうなのです!」
宥「……」ジー
玄「おねえちゃん?」
宥「あ、ありがとう」
京太郎「どういたしまして」
宥「……」モグモグ
京太郎(小動物だ…)
宥「…?」
京太郎「なんでもないよ」
宥「…」モグモグ
玄「キョータローくん、キョータローくん」
京太郎「どうしたの?」
玄「キョータローくんはすごいのです!わたしとおねえちゃんの好物を知ってたのです!」
京太郎「う、うん」
宥「…京太郎くんは食べないの?」
京太郎「食べるよ!」
ーーーー
露子「…不思議な子ね、京太郎君」
京太郎母「不思議な子ってよりもませてるのよ」
露子「ませてる…でも良かった、宥達と仲良くなれそうで」
京太郎母「急にどうしたのよ。こっちに来るなんてびっくりしたわ」
露子「なんとなくよ。なんとなく。宥達との思い出作りにね」
京太郎母「ふーん…あ、今日は泊まっていくのよね?」
露子「そのつもりだけど本当に大丈夫?」
京太郎母「大丈夫大丈夫。細かい事は気にしない。布団も出したし…あっ、宥ちゃん達を京太郎と寝かせてもいいかしら?」
露子「そこまでませてるの?」
京太郎母「そんな事はないけど一応聞いてるの」
露子「そんなの気にする年でもないから玄達は大丈夫よ」
夜
イベント安価
1.宥
2.玄
安価下
深夜
玄「キョータローくん、キョータローくん」チョンチョン
京太郎「うん…どうした?」
玄「お花をつみにいくのです!」小声
京太郎「お花?ああ、トイレね…同志は暗いところが苦手だもんな」立ち上がって
玄「えっ?」
京太郎「こっちがトイレ。早く行こ」玄の手を握って歩き出す
玄「……」カァァ
京太郎「ここだよ…待っとくから…安心して」
玄「ありがとうなのです…」モジモジ
ガチャ、バタン
玄「キョータローくん」
京太郎「いるよ」
玄「…キョータローくん」
京太郎「だから「紙がないのです」
京太郎「ちょっと待っててすぐ取ってくる」バタバタ
玄「キョータローくん!」
シーン
玄「…大丈夫…キョータローくんがすぐ来てくれる…はず…」
コンコン
玄「ヒッ!」
京太郎「紙とって来たけど開けていける?」
玄「ふぅ…いけるよ」
隙間程度開けてトイレットペーパーを渡す
玄「ありがとう!」
京太郎「じゃあ終わったら教えて」
玄「はいなのです!」
宥が起きてるかどうか
00~50 起きてる
51~99 寝てる
ゾロ目 別イベント
安価下
今日はもう寝ます
玄「おねえちゃんは寝てる…」
京太郎「そうだな…おやすみ」
玄「わ、私も寝る」モゾモゾ
京太郎「…zz」
玄「キョータロー君」
京太郎「……」スヤァ
玄「京太郎君」
京太郎「…zzz」
玄「本当に寝た?」
京太郎「…」爆睡
玄「よかった…あのね…」
特殊判定
00~10 記憶持ち
11~99 特になし
ゾロ目 別イベント
安価下
別イベント安価
1.姉妹揃って前世からお慕いしてました
2.松実姉妹以外の誰かが記憶持ち
安価下
記憶持ちは誰?
1.穏乃
2.灼
3.あこ
安価下
玄「シズちゃんが言ってた通りいい人でよかった…でも、シズちゃんを泣かしたのはダメなのです」
玄「…でもシズちゃんはなんでキョータロー君の事をしってるのかな?」
ーーーー
ある女の話をしよう。女はある男が好きだった。だがその想いを伝える前に男は女の前から姿を消す。
女は男を探したが男は何処にも居なかった。だから女は神に願った。
もう一度だけ男に合わせて欲しい
神は女の願いを聞き届けた。そしてその女は今…
「よし、今日も元気に山登りだ!」
変わらずに山を駆けていた。
「京太郎と会うのはもう少し後だろうし、それまでに花嫁修行してればいいはず!…だよね?」
女の疑問に応えるモノは誰もいない。
「まあいいや!わたしは私のやり方で京太郎を助けるだけだし!」
天真爛漫を体現したその女は未来に想いを馳せる。
ただその眼は何よりも昏かった
朝コミュ選択
1.玄
2.宥
3.春
安価下
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません