※ここまでのあらすじ
強大な軍事国家トルメキアにより占領されてしまった北の辺境国、“風の谷”・・・
トルメキア軍参謀リュウカ・シミズダニの目的は、1000年前の“火の7日間”で世界を滅ぼした巨チン兵を復活させ、糞海を焼き払うことだった。
辺境一の雀士ヒサ・ミラルダは、トルメキア軍部に麻雀勝負を挑んだが、トキ&リュウカの最強タッグに惨敗を喫した。
風の谷の幹部クルミ・カクラらが隙をついて反乱を起こしたが、トルメキアの圧倒的軍事力により追い詰められつつあった・・・
一方、ぺジテの残党とエンカウントした風の谷の姫ナウンコは、彼らから恐ろしいことを聞く・・・
蟲の大群を誘導して、風の谷もろともトルメキア軍を全滅させるというのである。
仲間たちを助けるため風の谷に戻ろうとするナウンコだったが、ぺジテのブリッグ(貨物船)内に幽閉されてしまう。
しかし、テルやアワイたちの助けを得て、ナウンコは飛行中のブリッグから脱出しようとしていた・・・
・
・
・
テル「さあ急ごう! 父さんたちに見つかったらまずい。 ここから飛べるか?」ギリギリギリギリ・・・
テルが壁のハンドルを回すと、横開きのシャッターが開き、外の冷たい空気が入りこんできた。
サワヤ(ナウンコ)「ああ、なんとか飛べそ… あっ?!」ギョッ
戦慄するナウンコ…!
なんと、外の雲間から、トルメキアのあの軍用艦が姿を現したのだ…!!
サワヤ「 コルベット!! 」
ズダダダダダダダダダダダダアアァッッ!!!
ナウンコが叫んだのと、コルベットの砲撃がブリッグに襲いかかったのは、ほとんど同時だった。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1504178648
※「書き込みは絶対にしないで下さい。21:30まで」。 なぜかと言うと、これはいわゆるアドベンチャーブック形式のSSで、読み手の人の選択によって、場面があちこちに飛ぶからです。 途中で読み手の方の書き込みがあると、場面に“ズレ”が生じてしまい、SSが成立しなくなってしまいます。
すべて投下し終わってから読むことをお勧めします。 今回は92レスで終了します。 21:30には投下し終わる予定です。
・獅子原爽のトイレ探訪記の番外編の一つ、もこ「…」ブツブツ 咲「対木さんはこう見えて実は…」 爽「へぇー…」(一部安価)
もこ「…」ブツブツ 咲「対木さんはこう見えて実は…」 爽「へぇー…」(一部安価) - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1434809032/)
の、続編です。
・1作目→爽「『風の谷のナウンコ』…ですか?」咏「だねぃ」(第一ステージ)
爽「『風の谷のナウンコ』…ですか?」咏「だねぃ」(第一ステージ) - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1470216547/)
・2作目→爽「『風の谷のナウンコ』…ですか?」咏「だねぃ」(第二ステージ)
爽「『風の谷のナウンコ』…ですか?」咏「だねぃ」(第二ステージ) - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1472717177/)
・3作目→爽「“風の谷のナウンコ”…ですか?」咏「だねぃ」(第三ステージ)
爽「“風の谷のナウンコ”…ですか?」咏「だねぃ」(第三ステージ) - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1474795263/)
※ここから下は全て「ゲーム」になります。
レス画面下にある次のレス番号をクリックすることでページをめくるように読んで下さい。 読み進めるうちに二択や三択の選択肢が出てくるので、レス番号をクリックすることで、自分の行動を選択しながら読み進んで下さい。
選択次第では、「GAME OVER」になることがありますが、レス画面上の番号をクリックしてさかのぼることができるので、選択肢の場所からやり直すことができます。
ゲームの中では一つのレスは行数がほぼ同じ(約40行)に設定されています。 なので、PCのディスプレイ画面の大きさを調節して、一つのレスがスッポリおさまるようにすると、ページを一枚一枚めくる感覚で読むことができるかなと思います。
蛇足かもしれませんが、SSまとめ速報で閲覧すると非常にスムーズに読むことができます。
・スタジオジブリ「風の谷のナウシカ」のパロディです。 ジブリ作品及び咲-Saki-をリスペクトした上で書いています。
もう1回、
※「書き込みは絶対にしないで下さい。21:30まで」。 なぜかと言うと、これはいわゆるアドベンチャーブック形式のSSで、読み手の人の選択によって、場面があちこちに飛ぶからです。 途中で読み手の方の書き込みがあると、場面に“ズレ”が生じてしまい、SSが成立しなくなってしまいます。
21:30には書き終わる(と思う)ので、そのあとなら書き込みして頂いても構いません。 92レスで終了します。 すべて投下されたあとに読むことをお勧めします。
では、GOOD LUCK!
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ダダダダダダダダッ! ドドドドドオオオォッ!!
サワヤ「ひっ?!」
無数の弾丸がブリッグの船体に着弾。
その衝撃でメ―ヴェの操縦把に手をかけていたナウンコは、ひっくり返って背中をしたたかに打ちつけた。
火薬と硝煙、そして鉄の焼け焦げるにおいがふわりと鼻腔をくすぐる。
カイ「た、退避!! 雲の中へ急げっ!!」
ゴオオオオオオオオオオオオオォォ・・・! ドドドドドドドオオオオオオォォォ・・・・・!!
突然の敵の襲撃に、コックピットのテルの父カイは口から泡を飛ばしながら叫んだ。
取り舵一杯、ブリッグは銃弾を全身に浴びながら、ほうほうのていで雲の中へと消えていく…
ブリッグは貨物船のため、空中戦のための砲や機銃は一切備えていないのである…
キョウコ「撃ち方やめぇ!!」
奇襲を仕掛けたコルベット艦長キョウコ・スエハラ―は砲撃手たちの手を止め、ニヤリと口角をあげた。
キョウコ「…バカめ。 雲の中は乱流と電気の地獄や! 逃げられると思うなよ!!」カッ
>>63
>>79
5人「「「「「 ぐひひひひひ・・・・!!www 」」」」」ジリジリ
サワヤ(ドチキショウ…! こんなモブどもの相手なんかしてる場合じゃねーのに…!)
サワヤ(どうする…? カムイを出すか、とりあえず漏らしてみるか・・・ ん?!)
追いつめられたナウンコの目の端に、あるモノが映った。
外の、雲海の上に… 鳥のような形の“影”があったのである。
サワヤ(アレは・・・!?)
キョウコ「さあ、ラストアンサーやで… 今投降するなら、命だけは助けてやらんでもないで?」
サワヤ「…分かったよ。 大人しく降伏すっから…もう煮るなり焼くなり、好きにしてくれ」
テル「なっ!? ナウンコ?お前・・・!」
サワヤ「シッ! いいから… 私の言う通りにして」パチッ
テル「…?」
琴音「ふん… あきらめのいいのはええこっちゃ。 ほなら二人とも両手を頭の後ろに…」
ドッゴオオオオォォ―――――ンッ!!!
一同「「「「「「 !?!?! 」」」」」」
突如響き渡った轟音と共に、足元がグラグラと揺れた。
キョウコ「な、なんや!? バクダンか? ・・・アッ?!」ギョッ
キョウコの目に、恐ろしい状景が映る・・・ 自分の艦であるコルベットが、火を噴きながら雲海の中へと落ちていくのが見えたのである。 >>17
>>14
サワヤ「・・・テル、あのなぁ・・ みくびってもらっちゃ困るぜ・・・?」ゴゴォ・・・
テル「え?」
サワヤ「私はこう見えても、風の谷の王族の姫なんだ! 目の前に窮地に立たされてる仲間がいるってのに・・・それを見捨てて一人だけ逃げるなんて、できるわけねーだろが!!」
テル「え、いや、そんなこと言っても、お前が行かないと風の谷が…」
ガタッ
テル・サワヤ「「!?!?」」ビクッ
突然の物音に、二人は身を固くした。
そして、一瞬遅れて、音の方を振り返ると、そこには…
キヌエ「ん!?」スチャッ
積み上げられた荷物の上… 天井の搬入口から侵入した巨乳眼鏡のトルメキア兵士が、こちらに銃口を向けている姿があったのだ。
>>59
>>39
サワヤ「あ・・・」ブリブリブリブリブリッ!! ブリュブリュブリュリュッチョスウウゥゥッッ!!!
ネリ―「な、なにアイツ!? うんこ! うんこもらしてるよぉっ?!?」
サトハ「なんだと!?」
サワヤ(やっべ… 急に来た猛烈な便意で、うんこが…! ぺジテのブリッグの中でこんにゃくゼリー食い過ぎたせーか…?)ブリブリブリ・・・
サトハ「かまうな! ええい貸せっ!!」ドンッ
ネリー「わっ?」
ネリーを突き飛ばしたサトハが、バルカンのグリップを握り、ナウンコの方に向き直った…
嗚呼、しかし・・・!
サトハ「ひっ?!?」
冷徹なサトハの表情が恐怖で引きつった。
そう、こちらに向かって、あの恐るべき茶色いモノが飛んで来ていたのだ・・・!
ベチャアァッ!!
サトハ「ぐはああぁぁっ!?」=3
HIT!!!
>>54
>>78
サエ「…分かった。 降伏を勧めてくる…」
ユキ「えっ、サエさん…!?」ジロッ
シロ「…ユキ」
一度、サエをなじるように睨みつけたユキだったが、シロに声をかけられると口をつぐんだ。
シロ(大丈夫。 サエには何か考えがあるはずだから…)
ユキ(はい…)
大人しく従う意思を見せた3人は、ようやく縄をほどいてもらえ、晴れて自由の身となった…
リュウカ「ふふ…w そやで、長いモンには巻かれるんが一番や。 それがうまい生き方ってもんやで」
リュウカ「ええか… 一時間経ったら攻撃を始めるからな! 意地張らずに、みんなを説得して、降伏するんやで?」
サエ(一時間か… それまでに、ガンシップで姫様とヒサ先生が戻ってくれば…!)
>>21
>>38
ズドドドドドドドドドドオオォォ・・・!
サワヤ「チクショウあいつら… 怒りで我を忘れてるんだ! 鎮めねーと谷が…!」ギリッ…!
“ ズドオオォ――ンッ!! ”
サワヤ「あ!?」
さらに… 王蟲たちが向かっている方向… 数km先の暗闇がポッと明るく光った…!
サワヤ「ほ、砲撃…? トルメキアの奴らか?」
“ズズウウゥ――ンッ! ズドオオオォォ―――ンッ!!”
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ーー
トキ「撃てッ! 撃てえェッ!! リュウカが戻って来るまで踏ん張るんやっ!!」=3
ノヨー「で、でも、あんな大群、いくら砲弾があっても足りないのよー…」
スズ「う、うちらも逃げた方が…」ガタガタ
トキ「やかましいわっ! 黙って撃つんやっ!」
ーーーーーー
ーーーー
ーー
そう… トルメキア陣営では、巨チン兵を連れに戻ったリュウカのため、トキたちがなんとか王蟲たちの足を鈍らそうとフン闘していた… >>49
>>31
リュウカ「ナウンコ…? お前、どういうことや? 敵は今そのおぞましい王蟲どもやろが! なんで巨チン兵と闘う必要があるんや」
巨チン兵の足元の戦車から呼びかけるリュウカ…
サワヤ「バカヤロウ! 王蟲は敵じゃねえっ! こいつらは、卑劣なワナで誘導されてただけだ… そして糞海も人類の敵じゃねえんだっ! 焼き払う必要なんかない…!」
リュウカ「なにぃ…?」
サワヤ「うんこは人類の盟友… 味方だッ! 敵は糞海を焼き払おうとするお前らだッ!!」
リュウカ「・・・どうしても分かり合えんようやなぁ…」ユラァ…
瞳の中に紫色の炎が現れたトルメキア軍参謀リュウカ…
リュウカ「うちはお前には実は一目置いとったんやで…? 一度ゆっくり話し合えたらええなぁと思ってたんや」
リュウカ「しかし… どうやらそれはかなえられへんみたいやな! うちに立てつくんなら、容赦はせんでっ!!」クワッ
リュウカ「巨チン兵…! あのうんこ共々王蟲たちを焼き払うんやっ!!」ザッ!
コオオオオオオオォォォ・・・! ビキビキビキビキビキビキイイイィ・・・・!!
リュウカの号令で、巨チン兵のイチモツが、再びその剛直を増していく…!
ユアン「ま… また撃つ気だっ! どーすんだよ姫様!」
谷の者たちが心配そうに見守る中… ナウンコは不敵に微笑んだ…!
サワヤ「ふふ…w 聖なる王蟲のうんコロボックル、ナ・ウンコ―よ! 〇×△だッ!!」
・超巨大うんコロボックルの、行動は・・・!→ 自分の体を千切って投げる→>>60
体内の病原性大腸菌を使って攻撃→>>65
反復横跳びをしてみる→>>80
>>35
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その頃、トルメキア軍と谷の者たちのいる酸の湖のほとりでは・・・
ズダアアァーンッ! ドオオォ――ンッ!! ズドオオォンッ!! ダアアァ――ンッ!!
相変わらず戦車による王蟲たちへの砲撃が続いていたが、大地を真っ赤に埋め尽くすその大群はもうすぐそこまで迫ってきていた…
綾「ババ様… みんな死んじゃうの…?」
イチゴ「さだめならね… 従うしかないんじゃよ…」
ひな「ひなはまだ死にたくない所存…」
桜子「姫様…! たずげで…!」グスッ
トヨネ「みんな死んじゃうなんてイヤだよーっ!」ウワーン
シロ「全滅とかダルすぎる…」
ユキ「あきらめないで下さい…! まだ姫様たちさえ戻ってきてくれれば…!」
クルミ「そうだね… ま、まだ終わりって決まったわけじゃない!」
谷の者たちは皆、巨大船の甲板の上に寄り集まって避難していた…
皆を励ますように気丈に振舞うクルミだったが… その内心は、もうあきらめかけていた。
クルミ(たとえ姫様が戻ってきても… あの王蟲の群れを止められるわけない… もうおしまいだ…!)
>>56
>>36
巨チン兵『グッオオオオオォォ…!!』ボオオオオオオオオォォー…!!
ユアン「よ…よし! 巨チン兵が苦しんでるぞ!」
トヨネ「す、すごい…! やっつけられるよ巨チン兵を!」
エイスリン「モエツキロッ! コノアクノゴンゲメッ!!」
ああ、だが・・・!
ムクムクムクムクゥ・・・ ビッキビキビキビキビキイイィ・・・!!
サワヤ「ん? な、なにいぃ・・・??」
なんということか… 巨チン兵は全身を燃やしながら、再びその股間のモノをいきり立たせ始めたのだ・・・!!
巨チン兵『ウオホホホホホホホホホホホホ・・・wwww!!!!!』ビキビキビキビキビキイィ・・・!!
サワヤ「!? そ、そんな… まさか… 巨チン兵は、熱いのを逆に気持ち良く感じる変態なのか??」
そう…! 実は巨チン兵は、体を虐められることを逆に歓ぶドMの性癖の持ち主だったのである…!
パウウゥッ!!!
サワヤ「おっ?!」
ナウンコは一瞬、自分の目の前が真っ白になるのを見た。
巨チン兵の放ったファイナル・ボッキ・フラッシュは、うんコロボックルとナウンコを一瞬にして蒸発させてしまっていた……
~GAME OVER~
>>30
巨チン兵の一撃により大打撃を受けた王蟲たち…
だが…!
ワラワラワラワラワラワラァ・・・ ザザザザズザザザザザアアァ・・・! ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドオオオオオォ・・・・・!!!
スズ「げぇ…!」
ノヨー「あまり効いてないのよー…!」
仲間たちの遺骸とうんこを乗り越え、さらに大量の王蟲たちが真っ赤な目で走り迫って来る…!
リュウカ「巨チン兵! もう一発やぁ! 焼き払えッ!!」ザッ!
巨チン兵『・・・ フオオオオオオオォォ・・・!!』ビキビキビキビキビキビキイイィ・・・!!
一発放ったことで、ゆるゆるとしぼみ始めていた巨チン兵の陰茎が、再び剛直を増してそそり立っていく・・・!
スズ「だ、大丈夫なんか? あんなん連発できるんか?」
ノヨー「絶倫なのよー」
しかし…!
それは、巨チン兵のイチモツの先端が光り、二発目が発射される寸前だった…
『そこまでだッ!!!』
>>68
>>43
サワヤ「チクショウ! トルメキアの奴らが来るぜ…!」
テル「ナウンコ、飛び出すのは今しかない。 早く行くんだ!」
サワヤ「え?」
テル「連中が乗り込んできたら、もう戦うしかない。 お前は早く風の谷に戻るんだっ!」ドォッ!
先ほどの衝撃で崩れ、メ―ヴェの上にかぶさっていた荷物を蹴り飛ばしながらテルが叫んだ。
テル「谷の人たちを救えるのはナウンコ、お前だけなんだ。 頼むから行けっ!!」
サワヤ「……」
その時だった。
ドゴォーンッ! ズダダダダダダダダァンッ!! グハァッ! コノォーッ! シネェッ!! ウオオオオオオオォォ――ッ!! バタバタドヤドヤ・・・!!
上で爆発音と銃声、そして怒号や悲鳴が響いてきた。
ついにトルメキアの兵士たちが艦内に侵入してきたのだ…!
テル「来たぞ! ほら! 私たちのことはいいから早く行くんだっ!!」
サワヤ「………」
どうする? ・言われた通り一人で風の谷へ戻る >>32
・テルたちと共にトルメキア兵と戦う >>6
>>54
小王蟲「ギギッ! ギギギギィッ!!」ズルズルズルゥ・・・
サワヤ「おっ?!」
突然、瀕死の体を引きずりながら前に進み始めた王蟲…
サワヤ「おまっ!? 何やってんだ?! 動くんじゃねえっ!!」
サワヤ「ジッとしてろって! 動いたら体液が出ちまうぞっ!?」
サワヤの制止する声も聞かず前進する王蟲…
その全身から青い血液が噴き出し、横にはりついたナウンコの赤い服を青く染めていく…!
サワヤ「このっ、お前言う事聞きやが・・・んぉっ?!」
王蟲の幼生が向かおうとしている先を見ると… 酸の湖の向こう側で、王蟲の大群が足を止めて赤い目をズラリと並べてジッとこちらを見ていた…
小王蟲「ギギギギィ…ッ!!」ズルズルゥ・・・
サワヤ「っちぃ…! 仲間のとこに戻りたい気持ちは分かるけどよぉ…」
サワヤ「この湖の水は強酸だ! そんな体で入ったら死ぬぞッ!」
この王蟲の幼生を群れに返せなかったら… あの怒り狂った大群を鎮めることは出来ないだろう。
しかし手負いの幼生とはいえ、牛ほどもある王蟲は、ズルズルとナウンコを引きずって湖の中に入ろうとしていた…
サワヤ「っくぅ・・・!」
・どうする? スルー→>>38
幼生の正面に回って押し返し、身を挺して守る→>>82
>>70
ブォロロロロロロン・・・・!!
十数台の戦車のエンジンが一斉に始動し、ゆっくりと前に進み始めた。
リュウカ「装甲兵、前へ!!」
ザッザッザッザッザ・・・!!
戦車の後ろからは重厚な鎧に身を固めた装甲兵が、盾、剣、銃で武装し、隊列を組んで前進を開始…
谷の者たちが立てこもる船へと迫り始めた。
・
・
・
~船内部~
トヨネ「ぅわわわわ…! つ、ついに来たよー!」=3
エイスリン「メニモノ、ミセテヤル!」=3
クルミ「あ、あわてないで、エイスリン! ちゃんと引きつけてから撃つんだよ…!」
トヨネ「うわああああぁんかなうわけないよぉ! もうオシマイだよーっ!!」
クルミ「っく…!」
クルミが、意を決し・・・仲間を守るために白旗を掲げようと脇に手を伸ばした、その時だった。
サエ「・・・あっ、あれは!?」 >>42
>>5
キョウコ「な、どういうことや?! どうしてコルベットが…??」
サワヤ「ふふ…w ザマミロコンニャロッ!ww 私の味方が来たんだよっ!!w」
キョウコ「!? まさか… ガンシップか?」
サワヤ「察しがいいな、その通りだ! お前らもうあきらめて降伏しやドフェエエェッ!?!」=3=3
突然、外からツバ広の帽子を目深にかぶった屈強なマントの男・・・ではなく、ムーミンのような顔のJKが飛び込んできて、ナウンコを押し潰した。
ヒサ「あららww ごめんねナウンコ? 着地点調整できなくってw」ザッ!
キョウコ「お、お前は…!? 風の谷の剣士ヒサ・ミラルダ…?」
ヒサ「フフ… コルベットはもはや戻らないわよ。 私たちが撃ち落としちゃったからねw」ニヤ
キョウコ「こ、この…! おいお前たちィ! 奴は辺境一の剣士や… 取り囲んで一斉にかかれっ!!」
琴音「なんや…? たった一人で何ができるっちゅうんや…」チャキ・・・
西出っち「強いの? このヒト強いの??★」
津村さん「彼女は、辺境一の剣士と言われる凄腕の戦士… しかし、一斉にかかれば…」ジリ・・・
根来ちゃん「チッ… めんどいことになってきよったな…」ジリリ・・・
ナクシャトラ「貴様… アスラか? わが予知の慧眼で見えなかったとは…」ジリリリ・・・
ヒサ「フフ…w やっと私が活躍できる時が来たみたいねっ!!」シュラアァッ!!
ヒサ・ミラルダは… 不敵な笑みと共に腰から王蟲の皮より削り出した秘剣を抜き、両手に構えた。
サワヤ「・・・ヒ、ヒサ先生… その前に私から降りて下さいよっ!!」=3
>>71
>>59
サワヤ「や・・・やったのか?」
テル「いや、分からない… ナウンコ! ほら今のうちに飛べっ!」
サワヤ「… え、えと…」
ドガアァッ!!
テル「がっ?!」ドゴッ
崩れていた貨物が弾け飛び、その一つがテルの後頭部に激突した。
キヌエ「・・・面白いコトできるんやな・・ でも、その程度の技で・・・」ユラア
キヌエ「うちを倒せると思うなやっ!」バッ!
立ち上がったキヌエは助走もせずに3mほども跳躍、空中で腰にさげていた短剣を抜き、テルに襲いかかった!
ガッ!
テル「ぐむっむぅ…!」
キヌエ「ぬあぉっあぁ…!」
テルは切りかかってきたキヌエの両手首をつかみ、必死にこらえていた…
しかしテルもナウンコも、武器は持っていない…!
テル「ナウンコ! ここはまかせろ! 早く行けェ!!」
サワヤ「……!」 どうする? ・パウチカムイ召喚 >>73
・とりあえずもらしてみる(小) >>53
>>76
ヒュウウウウウウゥゥ―――――――ン・・・!
サワヤ「あ、あれは…!」
絶体絶命のナウンコとイケダの前に現れた、白い鳥のような機影・・・!
今朝、ナウンコを探しに出発した風の谷のガンシップだった!
操縦席に座っているのは、部下であり最大の親友でもあるユアン… そして後部座席には恩師ヒサ・ミラルダの姿・・・!
ユアン「姫様ァ――ッ!!」
サワヤ「ユアン!!」
パウゥッ!!
すかさず後ろのコルベットに向けて放たれた、ガンシップの45口径徹甲弾…!
ドゴオオォン―――ッ!!
サワヤ「どひっ?!?」=3グラッ
・・・しかしなんと、ユアンの撃ち出した弾はコルベットではなくメ―ヴェの左翼をフッとばし… そのまま、ナウンコとイケダはキリキリと螺旋を描きながら落下していったのだった…
ヒサ「ちょ、ちょっとユアン! あんた何やってんの??」
ユアン「あ、いやー・・・ 手元が狂っちったww」テヘ
~GAME OVER~
>>79
5人「「「「「 ぐひひひひひひひひひ・・・・www 」」」」」ジリジリジリ・・・
サワヤ(…ナメんじゃねーよ! こんな顔もロクに分からねーモブどもにヤラれてたまるか…!)
サワヤ(そう… こういうピンチの時は、たいてい漏らせばなんとかなるもんだ…)グググ・・・
サワヤ(クク…w わがDAPPUNNにひれ伏せモブどもォ! オッラァッ!!)ブリッ!
ブリョリョリョリョリョリョリョリョリョリョリョ・・・・!!!
響き渡る雄々しき・・・そしてたくましき排泄音!
ああ、しかし!!
サワヤ「・・・えっ? はっ?! な、なんだこりゃ??」
驚きの声をあげたのは周りの5人ではなく、漏らしたナウンコ自身の方であった…
サワヤ「こ、これは、一体…??」
なんと… ナウンコの尻の下の空間に、突如として直径50cmほどの黒い“穴”があき… その穴の中へとうんこが吸い込まれていたのである…!
>>90
>>8・>>44
~風の谷サイド・船内~
クルミ「・・・んっ!?」
トヨネ「クルミ? どうしたの?」
小型スコープで見張りをしていたクルミがただならぬ声を上げた。
クルミ「誰か来る…! あれは・・・」
クルミ「サエたちだっ! い、生きてたんだ・・・!」ホッ…
サエ・シロ・ユキ「「「………」」」トボトボトボ
疲れ切り、重い足取りで船に向かってくるサエたち…
しかし、その顔にはやっと仲間の元に戻れるという安堵の表情がにじんでいた。
ところが、
シロ「・・・ん?」ピタッ
サエ「…シロ? どうしたの、立ち止まったりして…」
シロ「… 風が、ない…」
ユキ「え、風?」
シイイィ―――ン・・・
サエ「・・・ほ、ほんとだ、確かに… 風が、まったく、ない…??」>>61
>>34
“ナ・ウンコ―『クククククク・・・ッ!!www』ヒュオオオオオオオオオオオォォォ―――――――――――ン・・・・・!!!”
そんな状況にも関わらず、反復横跳びの動きをさらに速めるナ・ウンコ―の不気味な含み笑いが響き渡る・・・
だが・・・!
パウウゥッ!!
遂にファイナル・ボッキ・フラッシュ、略してFBFが発射…! うんコロボックルに向かって天を引き裂く白い光線が伸びるッ!
ナルカ「ああっ! もうオシマイですぅ!」
トヨネ「姫様ァ――ッ!!」
響き渡る谷の者たちの悲鳴…!
しかし!
ヒュオンッ!!
サエ「え…? 何アレ?」
なんと… 放たれたFBFの光線が、ナ・ウンコ―に到達した途端、突然煙のように消えてしまったのである…!
>>83
>>50
その時… 酸の湖上空、メ―ヴェで飛行ガメへの接近を試みていたナウンコは…
ズダダダダダダダダダダダダダダダダアアァッ!!!
サワヤ「んにゃろっ! 撃つんじゃねーっ! 話を聞けぇぁ!!」ヒュ―――ン…!=3
メ―ヴェに対して、備え付けのバルカンを撃ち込んできたぺジテの飛行ガメ…
ナウンコは、なんとか自分の声を届けようと必死に弾幕をかいくぐっていた。
サワヤ「うおおおおおおおぉぉぉっ!!」シャアアアアアァァ――ッ・・・!
飛行ガメ「……」ズガガガガガガガガ・・・・ッ!!
シュウウウウゥゥ―――ン・・・
一度限界まで接近したナウンコだったが、いったん距離を取り、飛行ガメの周りを旋回し始めた。
ネリ―「う、動きが速過ぎて… 狙いが定まんないよ…」スチャ・・・
サトハ「くっそ! 鳥みたいな奴だな…!」
飛行ガメの上で、バルカンのグリップを握る、独特の民族衣装の少女・・・
その横には、彼女のボスらしき、メガネをかけた極道風の少女がいた・・・
サトハ「もっと引きつけて撃つんだ、ネリ―」
ネリ―「う、うん、でも、サトハ…」
サトハ「ん? なんだ?」 >>39
>>29
ユキ「・・・ う・・・」バタッ
ゆっくりと地に倒れ伏したユキ・・・
その右肩には、リュウカの短刀が深々と突き刺さっていた。
サエ「こ、この! あんた、よくもユキを・・・!!」
リュウカ「い、いや、違うで? 今のは不可抗りょ…」
その時だった。
ダァーンダァァ――ンッ! ウオオオオオオオオオォォォ――ッッ!! オッラアアアアアァァ――ッッ!! コノヤロオオオォォッ! シネエエェェーッ!!
リュウカ「な、なんや?」
スズ「た、大変です! 参謀!」
ノヨー「奴らが攻めてきたのよー!!」
そう… 望遠鏡でこちらを監視していたクルミたちが、ユキが刺される場面を目撃…! 玉砕覚悟で、攻撃を仕掛けてきたのである…!
リュウカ「く…?! チッ、撃てえぇ!! 戦車で殲滅させるんやあぁっ!!」=3
その、1時間後…
多くの犠牲者を伴い、その戦闘は終結した。
トルメキアにも数十人の死者が出たが… 風の谷の者は、全滅だった。
その数分後に戻ってきたナウンコも、仲間たちの後を追わされたことは言うまでもない…
~GAME OVER~
>>46
ユアン「お、おい、姫様! どーするよ? あのまま行かせたら谷は全滅だぞ!?」
サワヤ「撃て! ユアン!! 45口径鉛玉をブチ込んでやれ!!」
ユアン「え? い、いいのか…?」
サワヤ「かまうか! ブチ殺してやれ!! 奴らを谷に入れないためにはそれしかねぇ!!」
ユアン「お、おう…」ギュウウウゥゥ――ン・・・!
砲撃を加えるため、飛行ガメとの距離をつめるユアン・・・
ところが、
ダガガガガガガガガガガガアアァッッ!!!
ユアン「ひっ?!?」=3
先に飛行ガメの方から無数の鉛玉が飛んできて、ユアンの頬をかすめ、いくつかがガンシップの機体にメリ込んだ。
ユアン「お、おい奴らバルカンで武装してるぞ?! 近づけねーよ!」
サワヤ「下だ! 下に回りこめ!! 飛行ガメは機動力がねぇ。 下から攻撃しろ!!」
ナウンコの指示通り、飛行ガメの下側へと潜り込んだ、その時・・・!
バシュウゥッ! ドッゴオオオオォォ――ンッ!!
ユアン・サワヤ「「あ゛ッ?!?」」
飛行ガメの腹の位置にあった隠し砲が火を噴き、ガンシップのエンジンを貫いた。
ナウンコが最期に見たのは・・・ 垂直に落下し、有機物であれば全て跡形も無く融かす恐るべき超強酸性の湖の水面が、迫ってくる光景だった……
~GAME OVER~
>>48
ドロドロドロドロォ・・・! ズルズルプシュウウウウウウウゥゥゥゥ~~~~・・・!!
そして遂に…! 巨チン兵は骨すら残さずに、全身が完全に溶けきってしまった…
さらに… 壮絶なバトルを闘い終えたうんコロボックル、ナ・ウンコ―も、その役目を終えた途端、形が崩れだし… もうただの巨大なうんこのカタマリに戻ってしまっていた。
ザワザワザワァ… ト、トケチャッタヨ…? タ、タスカッタノカ? ザワザワガヤガヤガヤ・・・・
綾「巨チン兵、死んじゃった…」
桜子「う、ウンコマンも、平べっだくなっで… 死んじゃっだのがな゙?」
クルミ「で、でも、これで、王蟲たちも落ち着いたし、巨チン兵も死んだから…」
サエ「助かった・・・のかしら?」
トヨネ「助かったんだよっ!私たち! さすが姫様だよぉーっ!!」
ユアン「たった一人で… マジで世界を救っちまいやがった…!」
ピ――ッピ――ッ! ヒュ――ヒュ――ッ! ヒメサマァッ!! ヒメサマバンザァイッ!! ヤッタアアァッ!! パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ・・・!!
安心し、歓声に沸き返る谷の者たち・・・!
サワヤ「ふふ…w まあまあ、当然の事だぜ!w この風の谷の姫、ナウンコ・シシハラ―にとっちゃこんくらい朝飯前よ!ww」
と、その時…
王蟲's「ギギギギギギギイイィ・・・」ズズズズズズ・・・
サワヤ「ん? なんだ? おめーら?」
今まで巨チン兵とうんコロボックルの闘いを見守っていた王蟲の群れが、ナウンコの周りに寄り集まってきたのである…! >>52
>>40
~酸の海より南南西に60km地点上空~
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォ―――――ッッ………!
両翼から青い火を噴いて飛ぶガンシップの操縦席で、ナウンコは祈るようにして操縦桿を握っていた。
エンジンの回転数を表すゲージの中では、真っ白な炎が爆発するような勢いで燃え盛っている。
サワヤ「・・・・近い!!」バッ
ユアン「姫様! 腐海をきれたぞ! 酸の湖まであと3分だッ!!」
サワヤ「よしっ! エンジンスロー!!」グイッ!
サワヤ「雲の下へおりるぞ! ユアン!」
ヒョオオオオオオオオオオオォォォ―――ッ……
厚い雲を突っ切り、雲下へとおりた、その時だった。
サワヤ「ぶわっ?! な、なんだアレは??!」=3
>>37
>>53
サワヤ「ふ、ふふ…w 私の聖水バリアーが効いたみてーだな…w」ジョジョジャジャアァ~・・・
テル「ちょっ、くさっ! ナウンコ! 早くオシッコ止めてメ―ヴェに…」
?「そこまでや!」
サワヤ・テル「「!?!?」」
テルとナウンコが振り返ると、そこには…
中牟田琴音「動くな。 逃げようったって、そうはさせへんで…」チャキッ
西出っち「にゃははっ!★ ザンネンやったねぇ!チミたちぃww」モハハ
津村さん「あなた方の仲間はすでに投降しました。 もうあきらめなさい」スチャッ
根来ちゃん「津村さんって、鶴賀の津山睦月と間違えそうやねぇw」ザッ
ナクシャトラ「愚かなりアシュビニーの羊たちよ… 何人も運命の波ダシャ―には逆らえぬのだッ!」クワッ
サワヤ「・・・は?? だ、誰だよ、お前ら?」
?「そのコらは、亡くなったセーラ将兵長の部下たちや。 16巻の124ページを見るんや!」スッ
テル「!? キサマは…?」
5人の怪しげな少女たちに続いて現れたのは、コルベット艦長のキョウコ・スエハラ―だった…
>>79
>>78
サエ「うるさい! 私たちはお前たちには絶対に屈しない」
リュウカ「は!?」
サエ「あなたたちは… 巨チン兵を復活させたら、糞海を焼き払う前に、私たちを全員殺す気なんじゃないの?」
リュウカ「……」
サエ「ここで降伏したって、どうせいいように使われるだけ・・・ それくらいなら、抗って死んだ方がマシよ」
リュウカ「な、なんやと? いつまで意地を張る気なんや!」グイッ!
縛られているサエのムナグラをつかんだリュウカは、腰の短刀を抜いて首に突きつけた。
リュウカ「お前たちに残されとる道は、うちらに従って生きることしかないんや。 いい加減悟らんかい!!」カッ
サエ「ぐ…!」
ユキ「さ、サエさん! このォ!」バッ
満身創痍のユキが、縛られたまま立ち上がり… リュウカに体当たりをぶちかまそうと、その身を投げた。
リュウカ「!?」
グサッ
サエ「・・・・あ!?」
>>24
>>47
リュウカサァンッ! リュウカサンボウバンザイッ! バンザァーイッ!!
王蟲たちに強烈な一撃が与えられたのを見たトルメキア兵たちから歓声が沸き起こる…
だが、
ブリブリブリブリィッ! ボリュリュリュリュリュブリュンゲェルンスウウッ!! モリモリモリッ! マリッミリミリブリュッ! ドュップァッシイイィッ!!
トキ「ん? な、なんやありゃ?!」
さらに目を見張るトキ…
炎で焼かれた王蟲たちが… 絶命しながら、一斉に脱糞を始めたのだ…!
綾「お、大ババ様…? 王蟲たちがうんこを始めたよ…?」
イチゴ「うむ… 王蟲たちは絶命する時、脱糞しながら果てるのじゃ…」
イチゴ「あの王蟲たちがひり出す絶大なる量のうんこを苗床にして、悪しき胞子が大地に根をはり… それが育つと共に、広大な土地が次々に糞海に没していったのじゃ。 それが、世界中の土地が糞海へと変わってしまった理由なんじゃ…」
桜子「じゃ、じゃあ… このままじゃ谷も糞海になっぢゃう゛の?」
イチゴ「うむ… 数年もすれば、この辺りもみな糞海に呑み込まれてしまうじゃろうなぁ…」
ひな「で、でも、今はそれどころじゃないと思う所存…」
>>13
>>58
サワヤ「ククク…w うんこに命を与えれば、全宇宙史上最強だ! このうんこの妖精・・・“超巨大うんコロボックル「ナ・ウンコ―」”が、お前の相手をしてやる!!」カッ
いつの間にかうんこの肩に乗っているナウンコが吼える・・・!
“ナ・ウンコ―『フフ…w 我が宿主たちよ、落ち着かれい…! 此処は全て我に任せるが良い!!』ゴゴォ・・・”
王蟲'S「ゴゴォ…? ギギギィ…?」タジタジ
王蟲の大群は、突然現れた巨大うんこに目を回し、戸惑ったようにみな立ち止まってしまっていた。
サエ「!? う、うんこが… 王蟲たちの突進を、止めた…?」
“ナ・ウンコ―『さあ勝負だッ! この世界で最も邪悪なる一族の末裔・・・巨チン兵よッ! 闇へ還るが良いッッ!!ww』クワ”ッ
“超巨大うんコロボックルVS火の7日間・巨チン兵”・・・!
世界の命運を決める超絶バトルの火蓋が切って落とされようとしていた・・・
>>10
>>14
サワヤ「…いや、でも、このままじゃ、お前らみんな……」
テル「大丈夫だ、私はトルメキアの奴らにやられたりなんかしない! 今行かなければ風の谷の人たちがみんな死ぬんだぞ?!」
サワヤ「・・・分かった。 テル… 必ず、生きてまた会おうぜ!!」バッ
バシュウゥッ! シュウウウウゥゥ―――――――ッ!!
雲の中へと飛び出したナウンコ…
メ―ヴェの噴射口を開放すると、水蒸気のモヤの中に青い閃光が走った。
シュウウウウウウウウウゥゥゥ―――――・・・・・
上昇し、雲を抜けると視界が開けた。
振り返ると、ブリックのコックピットで、剣を抜いて戦っているカイやスミレたちの姿がチラリと見えた。
ナウンコの身代わりになってくれたアワイやはやりたちは大丈夫だろうか…?
しかし・・・ 今はとにかく、行くしかないのだ!
サワヤ「チキショウ… みんな、死ぬんじゃねーぞ!」バッ
フワリと体を浮かせてメ―ヴェの上で水平の姿勢をとると、ナウンコは気流に乗ってグングンと上昇していった…
ところが!
ボウッ! ボオオオオオオォォ…! ヴオオオオオオオオオォォォン・・・・!!
コルベットがエンジンを始動してブリックの背を離れ… ナウンコの後を追って上昇を始めたのである…! >>76
>>52
・
・
・
ザワザワザワ・・・! ガヤガヤ・・・ ア、アレハ・・・? ヒ、ヒメサマ・・・? ガヤガヤ・・・・
谷の者たちは皆、その時、不思議な光景を目にしていた…
寄り集まった王蟲たちがその金色の触手を伸ばし… ナウンコを称えるようにしてその体を持ち上げているのだった。
その無数の触手はまるで空中に出来上がった黄金の草原のようになり… その上を、ナウンコは嬉しそうに歩いていた…
イチゴ「…! 大気から怒りが消えた…!」
盲目の大ババイチゴも、奇跡が起きていることをその肌身に感じとっていた。
イチゴ「オ、オオォ・・・! なんといういたわりと友愛じゃ…! 王蟲が心を開いておる…!」
綾「きっと… 王蟲たちも、姫様が自分たちを助けてくれたことを分かってるんだね…」
イチゴ「子どもたちよ… ちゃちゃのんのもう見えん目のかわりに… ようく見ておくれ…!」
桜子「う゛、う゛ん… 姫ね゛ーさま、真っ青な異国の服を着でて…」
ひな「まるで金色の草原を歩いてるみたい…」
イチゴ「オオッ!!」カッ!
大きく目を見開いた大ババイチゴ・・・!
イチゴ「“その者――”」
イチゴ「“青きうんこをまといて金色の野に降り立つべし――!”」
イチゴ「“失われし大地との絆をむすび―― ついに人々を青き清浄のトイレに導かん―――”」
イチゴ「オオ… 古き言い伝えはまことであったんか…!」ポロポロ… >>66
>>80
ギュウウウウウウウウウウウウゥゥゥゥゥ―――――――――ン・・・・・!!!!
サエ「す、すご…!」
トヨネ「ちょ、ちょー速いよー…!」
エイスリン「ハヤイッ!!ww」=3
クルミ「う、うんこの動きが速過ぎて…」
ユアン「目に見えねえっ!」=3
ブウウウウウウウウウウウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥ―――――――――ン・・・・・・!!!!!
もはや青い何かがそこで物凄い速さで動いているらしい…ということしか分からなくなっていた…
スズ「な、何をしようとしとるんや…?」
リュウカ「はん… まやかしや! 一瞬で蒸発させたるわ! 巨チン兵よ、放てェッ!!」バッ
巨チン兵『ンギョギョギョギョギョギョギョギョギョオオオォ・・・!』ビキビキビキビキビキ・・・!
リュウカの指示で、さらに剛直を増していく全長50mの巨チン兵のイチモツ・・・!
その先端がまた白く光り始める…!
ユアン「…あんなに速く動いてりゃ、当たることはねーだろ…?」
ユキ「で、でも… よければまた後ろの王蟲たちに当たりますよ… それでは本末転倒です…!」
絶体絶命・・・! >>22
>>49
サトハ「そ…そんなことしたってもう無駄だ! 群れは止まりゃあし」
ズダダダダダダダダダダダダッッ!!!
サトハ「ひっ?!?」=3
サトハの言葉が終わる前にナウンコの機関銃が火を噴き、サトハの足元の地面にダカダカと銃弾がメリ込んだ。
サワヤ「私と王蟲の子を群れの先に降ろすだけでいい・・・」
ネリー「で、でも… そんなことしたら、あんたも死ぬよぉ?」
サワヤ「二度言わすなっ! 運べっ!!」クワッ!
鬼気迫る気迫でサトハたちに迫るナウンコ…
サトハ(そんなことをしてもあの群れは止まりはしない… こいつも王蟲の子も死ぬだけだ)
サトハ(しかし、空中から降ろすだけなら、私たちは安全だろう… 言う通りにしても問題なかろう…)
サトハとネリーは、言われた通りにナウンコと王蟲の子をワイヤーで吊り下げ… 王蟲の群れの先、つまり谷の者たちのいる場所へと飛んでいった・・・
・
・
・
>>11
>>85
サワヤ「メタンを使った火炎攻撃でヤツを冥土へと送ってやれッ!!」
“ナ・ウンコ―『ブッ・ラジャーッ!!』グググゥ・・・”
ナウンコの指示を受け、少しのけぞるようにしてそのボディを膨らませ始めた超巨大うんコロボックル…!
トキ「な、なんや、今度は何をする気なんや…?」
サワヤ「クク…w 知ってっか? うんこは、現在でもアジアやアフリカの一部で日常生活を支える貴重な燃料として使われていることはよく知られているが…」
サワヤ「それだけじゃねえっ! イギリスでは、うんこや生ゴミを燃料としたバイオバスが運行してるんだぜッ!」
サワヤ「それも、うんこには強力な可燃性ガス、メタンが大量に含まれてるからだ… つまり!」
サワヤ「うんこはこんな事も出来るんだっ! やっちまえナ・ウンコォ―ッ!!」
“ナ・ウンコ―『 ぶおっっ はあああああああぁぁ―――――っっっ!!! 』ブゴオォ―――ッ!”
ナルカ「ひゃっ!?」
サエ「ひ…っ!」
エイスリン「!? Fire!!」
パカリと開かれたうんコロボックルの口から、地獄の業火の如き火の玉が無数に飛び出し、あたりを真昼のように明るく照らし出す…!
巨チン兵『… フグオオオオオオォォ…!!!』グググ…
火の玉はうずくまっていた巨チン兵を見事に直撃し…その全身を真っ赤な炎が包む!!
>>12
>>27
サワヤ「・・・オームッ!!?」
そう… そこでナウンコとユアンが見たものは、下一面に広がる“赤い大地”・・・ 怒りで目を真っ赤に染めて暴走する王蟲の大群だったのだ。
王蟲'S「「「「「「「… グオゴゴゴゴゴゴゴゴゴオオオォ……!」」」」」」」ドドドドドドドドドドドドドドドドオオオォ・・・・!!!
ユアン「な、なんて数の王蟲だ…? みんな風の谷に向かってるぞっ!」
サワヤ「なんでだ…? いったいどうやって王蟲を・・・ ん!?」
日が沈み、薄暗くなり始めた空の向こうに、一番星が現れていた。
そして… その星が照らす僅かな明かりの下に、砂粒ほどの大きさの“何か”が浮いているのが見えたのだ…
サワヤ(あれは…? 誰かが群れを誘き寄せてる…?)
サワヤ「おいユアン!」
ユアン「あ? なんだよ姫様!?」
サワヤ「シリウスに向かって飛べっ!!」
>>74
>>15
サワヤ「このバカ野郎が…! お前と心中なんてゴメンだぜ!」
サワヤ「止めても聞かねーなら勝手に死にやがれっ!」スイッ
ナウンコが体を放すと、王蟲はそのまま酸の湖に突入していったが…
小王蟲「ヒッ!? ギュギギギギギイイィッ!??」バタバタ=3
異変を感じ、すぐさま湖から飛び出てきた…
王蟲の甲殻は幼生といえど金属並の堅固さを誇るので、少しくらい酸に浸かったくらいでは、命に別状はない…
サワヤ「これで分かったろ? 死にたくなけりゃ私の言うこと聞いてろっつーの」
小王蟲「……」シュン…
目の色も赤から青へと変わり、ようやく大人しくなった王蟲…
ところが、
ドドドドドオオォ・・・! ズドドドドドドドドドドドドオオオオォォ・・・・!!
サワヤ「あん? なんだありゃ?!」
なんと… 対岸にいた王蟲の群れが、こちらを無視し、横に向かって走り始めたのである…!
サワヤ「なんだあいつら…? なんでそっちに行くんだよ! そっちは谷があるのに…!」
>>9
>>23
ネリ―「あの赤毛の子、敵じゃない気がするよ… 何か叫んでたし…」
サトハ「作戦を邪魔する奴はみんな敵だ! 早くおとりの王蟲を谷に放り込まないと、私たちの身が危ないんだぞ!」
シャアアアアアアアアアァァァァ――――・・・・!!
サトハ「来たぞ! ネリー、次はずしたら給料を減らすからな!」
ネリ―「うっ、そ、それは困るよー…」スチャ・・・
再び迫ってきたナウンコのメ―ヴェに、バルカンの照準を合わせるネリ―…!
ところが、
ネリ―「え、あ、あれは・・・??」
ぺジテの兵士ネリ―は、目を丸くした…
ナウンコが、あまりにも意外な行動を取ったのだ…!
ナウンコが取った行動とは? ・メ―ヴェの上で両手を広げ、完全に無防備な状態で近づいてくる >>57
・おもむろに全裸になる >>87
・やはりもらす(大) >>7
>>61
綾「? か、風がやむなんて、初めて…」
桜子「な、なんか、ごわ゙い゙・・・」
ひな「み、耳鳴りがする所存…」
イチゴ「お、おおぉ… 大気が… 大気が、怒りに満ちておる…!」
綾「え・・・ あっ?!?」
その時、綾が見たモノは、恐ろしく異様な光景だった…
太陽が沈みかけ、ぼんやりと紅く染まる西の地平線・・・
それと同じように、「南の地平線」が、真っ赤に染まっていたのである・・・!
桜子「あ、あ゙れ゙は…?」
綾「王蟲の大群!?」
燃えるような王蟲の目が、大地を埋め尽くし、こちらに徐々に迫ってきていた。
静かに・・・ しかし確実に、この世の終わりが訪れようとしていた・・・
イチゴ「そんなん考慮しとらんよ…!」
>>27
>>68
スウウウウゥゥゥ・・・!
王蟲たちと巨チン兵の間に、あの王蟲の幼生と共にふわりと降りたったナウンコ…!
サワヤ「ククク…w おめーら、安心しろ! 私が戻ってきたからにはもう大丈夫だぞ!!」フリフリ
谷の者たちに手を振ってみせるナウンコ…
しかし、幼生が目の前に降り立っても、怒りに狂った王蟲たちの突進は止まらない…!
ズドドドドドドドドドドドドドドオオオオオオォォォ・・・!!
サエ「ちょ… あんな所に降りたら王蟲たちに踏み潰されるわよ!?」
トヨネ「姫様ァ! 逃げてええぇ――っ!!」=3
しかし、ナウンコは、何の策もなくそんな危険な場所に降り立ったのではなかった…
谷の者たちが悲鳴を上げる中… ナウンコは自分の襟の中に手を突っ込み、ほとんど無い胸の谷間から、何か黒いモノを取り出した。
ブリッグを発つ時にテルから預かっていた、あの“賢者の石”である・・・!
サワヤ「それっ! いけえぇっ!!」ポオォ――ンッ!
賢者の石を、王蟲がひり出していた大量のうんこの山に向かって投げつけたナウンコ…
そして、あの呪文を叫んだのである!!
サワヤ『 バ ル ス !!!!! 』
>>75
>>16
トルメキアから解放されて奥で治療を受けていたサエが、船の外壁の穴を指さした。
そこには・・・
クルミ「ガンシップ!?」
トヨネ「やったぁーっ! 姫様たちが戻ってきたよーっ!」
ワアアアアアァァァ・・・! ヒメサマァ! ヒサセンセイ!! ドドドドドドド・・・!!
クルミ「ちょ! みんな! 不用意に出ないで!」
クルミが叫ぶ声をかき消す勢いで、ガンシップの出迎えに出始めた谷の者たち・・・
しかし、トルメキアでは
ノヨー「! く、空襲なのよー!!」
スズ「う、撃たれる前に撃つんやあぁっ!」
ズガガガガガガガガガッ!! バリバリバリバリバリバリバリバリ・・・・!! ガァンッ! ズガアァンッ!!
ズザッ ズザザザザザザアアアァァ・・・!!
銃撃を受けながらも、ユアンの白いガンシップは双方の中間地に強引に着陸した。
トキ「あかん! 撃つな! 撃ったらあかん!!」
トキ「ナウンコが来よった! 総員このまま待機! 発砲すんじゃないでっ!」タタタタ・・・
兵士たちの銃撃を止めたトキは、戦車から降り、ガンシップに向かって走り始めた。
リュウカ「!? ト、トキ?! ちょっ、危ないでっ!!」スタタタタッ >>69
>>63
ゴ、ゴ、ゴ、ゴ、ゴ、ゴ、ゴオオオオォォ・・・・・!
いったん前方に現れたコルベットは、ブリッグの背中に回りこみ、じわりじわりと高度を落として迫ってくる…
機動力で劣るブリッグにはなす術もない…!
グオオオオオオオオオォォ―――ン・・・・!!
テル「・・・? くそっ、奴ら、どうする気だ?」
サワヤ「… ん? し、下だ! 雲に押しつけて乗り移る気だっ!!」
・・・ゴゴオォンッ! ブワアアアァァ―――ッ!!
サワヤ「どひぇっ!?」
ついにコルベットがブリッグの上に覆いかぶさり、雲に押しつけられて猛烈な水蒸気がナウンコとテルのいる倉庫にも入り込んできた。
ヨシ、イクゾォ! タン、タン、タン、ワラワラワラワラァ・・・ ズダダン! ズダダダダダダダアアァンッ!!
コルベットの後部搬入口から命綱をつけたトルメキア兵士たちが飛び出し、銃でブリッグの背中に集中砲火を浴びせ始めた。
搭乗口をこじ開けようとしているのだ…!
>>14
>>55
横から顔を出したトキ… その目は、わずかだが潤んでいるように見えた。
トキ「もう、そいつら放してもうてええんやないか? 捕虜なんて今あったってわずらわしいだけやで…」
リュウカ「・・・そ、そやな・・」
サエの話がトキたちの心を動かしたのか…
こうして3人は縄を解かれ、晴れて自由の身となった…
サエ(………)
サエ(フフ……w)
サエ(うまく騙せたみたいね。 こんなのただの痣に決まってんじゃないw 私はいたって健康そのものよ!)
サエ(姫様が私の手を綺麗って言ったのはホントだけど、口説こうとしておべんちゃらぬかしてただけだしね、あのバカ姫は)
サエ(まさか、情に訴える作戦が、こんなにうまくいくなんてね…ww)クフフフ・・・
リュウカ「ええか… 一時間経ったら攻撃を始めるからな! 意地張らずに、みんなを説得して、降伏するんやで?」
サエ(一時間か… それまでに、ガンシップで姫様とヒサ先生が戻ってくれば…!)
>>21
>>67
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ーーーー
その頃、風の谷、酸の湖のほとりでは・・・
あの巨大船の残骸を防壁としている谷の者たちと、トルメキア軍が500mほどの距離をとって、お互いに睨み合っていた。
そう、胞子に侵された森を焼く時のドサクサに紛れて反乱を起こした風の谷の住民たちは、なんとか全員ここまで避難してきていたのだ…
しかし、勢力を盛り返したトルメキア軍たちは10台以上の戦車を出動させ… 睨み合いの均衡状態という形になってはいるものの、最早谷の者たちにトルメキアに対抗する術は残っていなかった。
ウ、ウウウウゥゥ・・・! イ、イッテエエェ・・・! アアアァァ・・・! グウウウゥゥ・・・!! チクショオオオォォ・・・!!
巨大船の中には、数百名の谷の者たちが立てこもり、戦闘で負傷した者たちのうめき声であふれ返っていた。
クルミ「銃を持っている人は全員壁のところで外の見張りに立って…! 他の人たちは、ケガ人の治療に回ってあげてね!」
クルミ「みんな頑張るんだよ! きっと、もう少しでヒサ先生と姫様が戻ってきてくれるから… それまでの辛抱だよ!」
ナウンコもサエもいない今、谷の者たちに指示を出しているのはクルミ・カクラであった。
しかしそんな彼女も、ここまでの連戦に次ぐ連戦によって、その小さな体は煤と泥で汚れ… 疲労の色が表情に現れていた…
チカコ「クルミ、ごめんね… 私がこんなだから・・・ うっ! ぐふっ! ゴホッ、ゴホォッ・・!!」
ナルカ「こ、国王様! 寝ていて下さい…!」
ベッドの上で、心配そうに自分の部下たちを見回している病気の女王チカコの頬は、さらにやつれていた。
この酸の湖のほとりは風の谷の居住区より糞海に近く、瘴気が濃いのである。
>>64
>>74
ユアン「・・・なんだぁ? アレは・・??」
前部座席のユアンが目を細める。
近づくに連れて、そのゴマ粒がおおきくなっていく…!
サワヤ「・・・ああっ!?」
その水面の上に浮いているモノの正体は… 飛行ガメと呼ばれる壺状の小型の乗り物だった。
そこにはぺジテの者と思われる少女が二人、搭乗していて… 機体の下に何かをブラ下げていた。
サワヤ「!! あいつらぁっ!!」
ナウンコが憤怒の叫び声をあげ、目が燃えるように紅く光る。
飛行ガメは、王蟲の幼生をワイヤーで吊り下げていたのだ。
まだ子どものため柔らかいその装甲には、何本も鉄の杭が打ち込まれ、青い体液が傷口からドロドロと噴き出していた…
王蟲幼生「グギ、ギギギギギイィ・・・!!」
苦しそうに身をよじらせ、無数の足をバタつかせてうめき声をもらす王蟲…
サワヤ「な、なんつー事を…! あの王蟲の子どもをおとりにして、群れを誘き寄せてやがるんだッ!!」
・どうする? 飛行ガメを撃ち落とす→>>25
攻撃はせずにメ―ヴェに乗り換えて接近を試みる→>>77
>>62
ビキビキビキビキビキビキイイイィ・・・!!
リュウカの掛け声に応じて… 巨チン兵のイチモツがさらに剛直を増していく…!
そして!
パウンッ!! シュバアアァッ!!
ズッドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォ―――――――――――――ンンッッッ!!!!!!!
スズ「ひっ!?」=3
一閃!!
巨チン兵のイチモツの先端が、一瞬眩いばかりの光を放ち… 王蟲の群れへ一筋の白い光線が走ったと思った次の瞬間…
リュウカたちの眼前で、まるで核爆発のような…大地を引き裂くかの如き壮絶な大爆発が起こった。
ヒイイイイィ―――ッ! キャアア――ッ! ウワアアアアァ――ッ!!
猛烈な爆風がトルメキア兵、そして谷の者たちを襲い、双方から悲鳴が沸き上がる…
そして、巨チン兵の“ファイナル・ボッキ・フラッシュ”が炸裂したその場所からは、天を焦がすかのような火柱が立ち、辺りを真昼のように明るく照らし出した。
トキ「す・・・すごい・・・! 世界が燃えてしまうわけや・・・!!」
>>30
>>88
ナ、ナンダ? ナンデトケテルンダ? ヒメサマナニヤッテンノ?? ザワザワガヤガヤ・・・・
サワヤ「くく… 何も不思議がることはねーよw これもうんこの能力の一つなんだよ…!」サラサラサラ…
サワヤ「うんこから水分を除いた約半分は腸内細菌だ…! 1個のうんこの中には、何千億個もの腸内細菌が含まれていることが知られている…」
サワヤ「それらの細菌には、大腸菌や乳酸菌、悪玉菌のウェルシュ菌などいろいろな種類があるんだけど、この王蟲のうんこには、ある特定の菌が異常に多く含まれているんだ…!」
サワヤ「それが、人の腸内にもいる善玉菌の一種・・・“ビフィズス菌”なんだよ!」
ナルカ「…な、なんで、ビフィズス菌があると巨チン兵が溶けることになるんですか…?」
サワヤ「フフ…w ビフィズス菌はな、今私が振りかけてるこのオリゴ糖を分解する時、ある物質を放出するんだよ…!」グフォフォ…
サワヤ「それが強力な酸、“酢酸”なんだ!!」
サエ「さ、酸…? 腸内の細菌が強酸物質を作っているっていうの??」
サワヤ「そーだよ! 今、このうんコロボックルの体からは、オリゴ糖を分解して作った酢酸が大量に分泌されている… その酸によって、巨チン兵の体を溶かしてんのさ!」
サワヤ「善玉菌のビフィズス菌は、酢酸を出すことによって腸内を酸性に保ち、悪玉菌の進入を防いでんだけどな… こうやって相手を攻撃する武器にもなるってわけだッ!」フヒヒヒ
巨チン兵『… フゴォッ、ウゴゴゴゴォ…』ズルズルズルドロドロドロドロォ・・・・
巨チン兵の巨大な体は、もう、その半分ほどまでが溶かされてしまっていた…
リュウカ「そ、そんな…? 巨チン兵が、うんこに負けるなんて…?!」
>>26
>>9
ドカァンッ! ドカアァーンッ!! ドドドドオォンッ! ドウウゥッ! ドカァンッ!! ズドドドドドドドドドドドオオオオオォ・・・!!
しかし… 何しろ大地を埋め尽くすかの如き王蟲の大群である…!
ちょっとやそっとの砲撃など焼け石に水…!
遠目からでも、全く怯むことなく王蟲たちがみるみるうちに谷に迫っていくのが見えた…
サトハ「ハハハ…w 馬鹿め! 自分で王蟲たちをまねきよせおってッ!ww」
サワヤ「ん?」クルッ
振り返ると… 墜落の衝撃で気を失っていたぺジテの二人が、いつの間に目を覚ましたのか、飛行ガメの所に戻っていた…
ネリー「た、助かったみたいだね…」
サトハ「ネリー、すぐ脱出だ! エンジンを調べ・・・ んぉっ!?」
サワヤ「…… お前らぁ……!」ズモモモモモモモモモモモモオオオオォ・・・!!
サトハが振り返ると、そこには飛行ガメからブッ飛んでいた大型機関銃を拾い上げ、じりじりと近づいてくるナウンコの姿があった…
サトハ「・・・よ、よせ! は、はなせば分かる!」
サワヤ「うるせぇっ! お前ら私たちを運べっ!!」
サトハ「は?」
サワヤ「あの王蟲の子を群れに返すんだ!!」
>>35
>>69
この時、船の上部、甲板上では…
綾「…ババ様、赤い光がどんどん近づいてきています…」
桜子「数もどんどん増え゙でるよ…!」
ひな「・・・もう、助からないの? ババ様…」
イチゴ「…こうなっては、もう誰にも止められんのじゃ…」
イチゴ「みんな、ちゃちゃのんにしっかりつかまっておるんじゃぞ…!」ギュッ・・・
・
・
・
~トルメキアサイド~
リュウカ「ええか… できるだけ時間を稼ぐんやで! 私はすぐに戻る」
戦車の上で兵士たちに指示を出す参謀リュウカ…
フナQ「参謀…! まさか、アレを使う気ですか?」
リュウカ「せや。 今使わずにいつ使うんや? あの王蟲の大群を追っ払うには、ソレしか方法がないやろ!」
トキ「・・・リュウカ、気ぃつけてな… うちがリュウカが帰るまでは持ちこたえとくからな」
リュウカ「…うん、頼んだで、トキ… すぐ戻るからなっ!」バッ!
リュウカを乗せた戦車は、巨チン兵のいる城へと戻っていった…
そう… 巨チン兵をこの場に呼び寄せ、王蟲たちを燃やし尽くす気なのである…!
リュウカ(王蟲も糞海も巨チン兵の炎で燃やし尽くして… この地に、私とトキの、誰にも邪魔されん王国を築くんや…!)>>23
>>81
トキ「・・・でも実はな、リュウカ、うちも待ってみたいんや」
リュウカ「え?」
トキ「ナウンコは、ぺジテのガンシップに襲われた時… 九死に一生を得ただけやなく、うちとスズちゃんの命まで救い出してみせた…」
トキ「それに、糞海の最深部で、敵であるそのガンシップのパイロットを命がけで救いに行ったんや」
リュウカ「……」
トキ「ただのバカなんか… それとも、なんか特別なモノを『持って』るんか…」
トキ「見極めてみたいんやな」
リュウカ「…でも、いつまでもこうして睨み合っとるわけにいかんで? そろそろ日没やし… 夜になって視界が悪くなったら、奴らも何してくるか分からんで」
トキ「そやな… リュウカ、さっき捕まえた捕虜の3人はどないしとる?」
リュウカ「ケガの治療してやって、拘束しとるで… さっきまで放せ放せうるさかったけど、もうあきらめたんか、なんかぐったりしとるで」
トキ「そいつら… 放してやってええで」
リュウカ「え? タダで返すんか?」
トキ「いや、あの立てこもっとる連中に、降伏を勧めに行かせるんや」
>>78
>>26
・
・
・
ゴオオオオオオオオオオォォォォ―――――・・・・ッ!!!
同時刻… あのテルやヒサたちを乗せたぺジテのブリッグは、ようやく、風の谷の手前の酸の湖の上空にまで来ていた…
暗闇に閉ざされていた空も、少しずつ白み始めていた。
ヒサ「夜が明けてきたわね… そろそろ谷に着くころだけど…」
ヒサ「どうテル? 何か見えるかしら?」
テル「ああ… 湖の向こう側に、おびただしい数の王蟲が、いる…!」
テルの言う通り… 酸の湖のほとり、谷のすぐそばで、王蟲の赤い目が大地を埋め尽くすかのように広がっていた…
ヒサ(!? 谷のすぐそばじゃない…! ていうか、あそこはみんなで避難した旧世界の巨大船がある所…!)
ヒサ(遅かったかしら…? ナウンコも、間に合わなかった…?)
が、その時・・・!
ヒサ「…あっ?!」
ヒサ「お、王蟲の攻撃色が・・・消えていく?」
そう… まるで大地が赤から青へと染め直されていくかのように、王蟲たちの目が憤怒の赤から静寂の青へと変わり始めたのだ…!
>>33
>>18
ジョッバアアァナアアアアアァァァ~~~~~・・・・・ッッ!!!
テル「えっ?!」
キヌエ「は?!?」
突如湧き起こった、周囲の銃声をかき消すかの如き豪快なる聖水音…!
サワヤ「……(や、やっべえ… また興奮するともらすクセが…!)」ジョバナアアァ~~・・・
テル「ナ、ナウンコォ? お、お前、一体、何を…」
キヌエ「・・・スキアリやぁ!!」バッ
テル「!!」
キヌエが両手首をつかまれたまま右脚を後ろに振り上げた。
テルに、得意のサッカーボールキックをブチかますつもりなのだ…!
テル(・・・しまっ)
ところが、
ツルリッ! ズダアアァンッ!!
キヌエ「ぐっはぁ?!」=3
なんと、すでに足元まで広がってきていた聖水に足をとられて後ろに転倒…!
後頭部をしたたかに打ちつけたキヌエは、そのまま昏倒してしまった。>>28
>>7
ズズッ! ズズズズウウゥ・・・ ドドオオオォ――ンッ!! ・・・
顔面にナウンコの投げたうんこをまともに喰らったサトハは悶絶…
操縦を失った飛行ガメは、下に吊り下げている王蟲の幼生もろとも、湖上の島に墜落した。
サワヤ「おっと… こりゃラッキー♪」ヒュウゥーン・・・
続けて島に着陸したナウンコ…
飛行ガメから放り出されたサトハとネリーは衝撃で失神してしまっていた。
そして…
小王蟲「・・グギ、ギギギギギギイィ・・・」ピキピキピキ・・・
あの、鉄杭を体に打ち込まれている王蟲の幼生は、身を起こし… 満身創痍ながらも14の目を真っ赤に染めてナウンコを睨んでいた。
サワヤ「おっと… ダイジョーブだ。 私は敵じゃねー…」ジリ・・・
ゆっくり王蟲に近づくナウンコ…
幼生とはいえ、大きめの牛ほどの大きさがある王蟲は体中から青い体液をほとばしらせ、威嚇するようにその無数の脚を広げてみせた。
サワヤ「怖がるなって、私は敵じゃない… お前を助けにきたんだぞ?」
と、その時・・・
>>15
>>78
サエ「あなたは… トルメキアの姫様みたいだけど、私たちの姫様と全然違うわね」
リュウカ「な?!」
サエ「これを・・・見てくれる?」スッ
リュウカ「?」
サエは、自分の右手をリュウカに差し出してみせた。
その、土埃で汚れた手の甲は… あちこちが紫色に変色していた。
サエ「…これはね、チカコ様と同じ病気なの。 あと半年もすれば… もう動かすことも難しくなるわ」
リュウカ「……」
サエ「でもね、私たちの姫様は、この手を好きだと言ってくれる。 働き者の綺麗な手だと言ってくれるの」
リュウカ「……糞海の毒に侵されながら、それでも… 糞海と共に生きるっちゅうんか?」
サエ「…あなたは火を使うでしょ? そりゃ私たちもちょっとは使うけどさ… 多過ぎる火は何も生まない」
サエ「火は森を一日で灰にする。 でも水と風は百年かけて森を育てるのよ…」
サエ「私は水と風の方がいい。 ・・・あの焼き払われた森を見たら… 姫様悲しむだろうな…」
リュウカ「………」
トキ「なあリュウカ」ヒョコッ
リュウカ「え?」
>>44
>>11
ダアアァ――ンッ! ズドオオォンッ!! ドオオォ―ンッ!! …
トキ「っく… ビクともせえへんな…」
スズ「し、、司令官… もう退却しましょう!」
トキ「アホか! 逃げるったってあんた… どこに逃げるんや!」
ノヨー「でも、もう… 撃っても仕方ないのよー!」ダッ!
スズ「ちょ、真瀬先輩!? 置いてかないで下さい!」ダダッ!
トキ「んなっ?! お前たち! 待たんかいっ! 逃げるなっ!!」
トキの制止を振り切って… 持ち場を離れてわらわらと逃げ始めたトルメキアの兵士たち…
トキ「くっ、リュウカ・・・! はよ戻っ・・ おっ?!」
城の方角へと振り返ったトキの目に端に、一台の戦車が映る…
トキ「リュ、リュウカ!!」パアァッ!
オ、オオオォッ! サンボウッ! リュウカサンガモドッテキタノヨー!! ザワザワ・・・
兵士たちも、その丘の上に現れた戦車を見上げる…
その戦車の上には、確かにトルメキア軍参謀リュウカの姿があった…! そして!!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴオオオォ・・・!!!
トキ「どひぃっ!?」=3 >>62
>>39
サワヤ「・・・・・」ニオウダチー
通せんぼするように両手を広げ、ゆっくりと近づいてくるナウンコ・・・
ネリ―「あ、ああぁ…??」
サトハ「よしっ! 今だ! 撃て!!」
ネリ―「い、いやだっ! あの子はやっぱり敵じゃないよっ!!」=3
サトハ「何を言ってるんだ!? ええいどけっ!」ドンッ
ネリ―「あっ?」
ネリ―を突き飛ばし、バルカンのグリップを握ったサトハ・・・
と、その時
サワヤ「……」バッ サアアアアアァァァ・・・!!
仁王立ちの体勢のままメ―ヴェを飛び降りたナウンコが、惰性の勢いで飛行ガメへと真っ直ぐ飛んできたのだ…!
サトハ「舐めるなッ!!」バッ
ズガガガガガガガガガガガアアァッ!!
サワヤ「うっ!」
サトハの放った弾丸の一つが、ナウンコの左肩をかすめ… 次に左足を貫いて鮮血が噴き出した。
そして・・・
サトハ「バカめッ!!」ズダダダダダダダンッ!!
サワヤ「 あ べ し っ !?! 」=3=3
連続で放たれた弾丸の多くがナウンコの胴体をも貫き、ハチの巣となったナウンコはそのまま酸の湖へと落下していったのだった……
~GAME OVER~
>>75
青いうんこ「… フゴオオオオオォォォ……」ゴゴゴゴゴゴゴゴオオオオォ・・・
ユアン「う…! な、なんだよありゃ…??」
顔を引きつらせるユアン…
青いうんこは、寄り集まると、マキマキとソフトクリームのように螺旋を描き始めた…
そして、みるみるうちに全高30m以上はあろうかというゴジラの如き巨大なMAKIGUSOへと変貌したのである!
更に、完成したMAKIGUSOに目、鼻、口が現れ、ニョキニョキと手足まで生え始めた・・・!
“ナ・ウンコ―『ククククク・・・ww 地上へ降りるのは数万年ぶりだな・・・!ww』ズモモモモモモモモモモモオオオオォォ・・・!!”
青いうんこが寄り集まることによって顕現した超巨大うんコロボックル“ナ・ウンコ―”は、大地を揺るがすかのような重低音で、威厳をもって話し出した…
サエ「なっ? う、うんこがしゃべった?!」
クルミ「一体何が起きてるの…」
サワヤ「ふふ…w ぺジテの姫、サキ・ミヤナガが命がけで守ったこの賢者の石の本当の力は・・・!」
サワヤ「“無生物を生物にする能力”・・・! つまり、あらゆる物に命を吹き込む力なのだッ!!」
>>31
>>6
テル「ナウンコォ!」バッ
サワヤ「いっ?!」
ズダダダダダダダアァンッ!!
テルがナウンコにタックルをかました直後、キヌエの機銃の筒口が火を噴いた。
ナウンコのいた場所の床にビスビスと穴があき、ユラリと白い煙が舞う…
ナウンコ「っひぃ…!?」
テル「くっ!」バッ
ナウンコを押し倒したテルはすぐさま体を起こし、間髪入れず、“ソレ”を放っていた…
テル「 コーク・スクリュー・ツモオオォ―――ッ!!! 」ブワァッ!
キヌエ「えっ?!」
ドッゴオォーンッ!! ガラガラガラガラガラガラァ・・・・
テルのコークスクリューブローはキヌエの足元に炸裂… 積み込んでいた貨物の山が崩れ、キヌエの体もその中に埋もれてしまった。
>>18
>>10
サワヤ「ナ・ウンコ―よ! 自分の体を千切って投げるんだッ!!」
“ナ・ウンコ―『オウッ!!』バッ”
ブチッブチッ! ブチブチブチイィッ!!
“ナ・ウンコ―『おっらあああぁっ! クラエエエエェ――ッ!!』ブンブンブンッ!!”
自分の脇腹のあたりを引きちぎってウンコ・バレットを作成し、次々と巨チン兵へ向かっての遠投を敢行するうんコロボックル「ナ・ウンコ―」!!
サワヤ「クク…w かつて日本という国では、戦国時代、城に立て籠もる籠城戦でうんこが多用されたんだ。 城壁を攻め登ってくる敵に対して、うんこ玉を投げつけて撃退したんだぜ!」
サワヤ「うんこ爆弾は、どんな貧困地域でも作れる、まさに貧者の核兵器…! 現在でも小国の防衛に役立ってるんだ」
サワヤ「ひゃははははっ!w これでお前もオワリだなっ、巨チン兵!ww」
しかも… 超巨大なうんコロボックルから造り出されるうんこ玉は、当然そのサイズも規格外…!
まるで運動会のフィナーレで使う大玉のような巨大なうんこが巨チン兵を襲う!
かのように見えたが・・・
ベチャアァッ!
スズ「あひいぃっ?!」=3
うんこ玉は巨チン兵まで届かず、闘いを見守っていたトルメキアの兵士たちの頭上に降り注いでいた・・・
>>89
>>21
~船内部・居住スペース~
イチゴ「お、おおおおぉぉ~~~~・・・!!」ヨロヨロ
綾「バ、ババ様? どうしたの?」
風の谷の者たちでごった返している船内下部の居住スペース…
おん年120歳の盲目の大ババ・イチゴが、突然立ち上がった。
桜子「ぢょ゙っ! 大ババ様? 危ないよ゛ォ゛!?」
イチゴ「だ、誰かっ、ちゃちゃのんを… ちゃちゃのんを、外へ連れ出してくれんかのぅ…?」ヨタヨタ
・
・
・
綾、桜子、ひなの3人の子どもたちに連れられ、艦の上層ハッチから外に出たイチゴ・・・
シィ――ン・・・
綾「え… これは…?」
外は、完全な無風で、不気味なほどに静まり返っていた。
>>40
>>56
目を剥くトキ…!
そう… リュウカの背後から、あの禍々しい巨人・・・巨チン兵の赤黒い体が遂に姿を現したのである・・・!
巨チン兵『グロロロロロロロロロロロロロロロロオオオオオオォォォ・・・・・・!!!』ズゾゾゾゾゾゾゾゾゾオオオォ・・・!!
トキ「ぬっうぅ・・・!」
ぺジテの地下深くから掘り出された心臓を元に、禁断のバイオテクノロジーにより造り出された、巨チン兵の完全体…!
ユアン「…! あ、あれが、巨チン兵…!」
丘の上に、遂にその全身を現した巨チン兵は… 既にその全長50mあると言われるイチモツを猛々しく天に向かって隆起させていた…
イ、イケエェーッ! ヤッツケルノヨー!! ウェ、キ、キモ・・・! オームドモヲケチラセェッ!!
そのあまりの毒々しい姿に、トルメキア兵たちは皆顔を引きつらせながらも、応援の声をあげる…
もう今は、悪魔であろうが怪物であろうが、すがるしかないのである…!
リュウカ「クク…w 遂にこの時が来たな… 巨チン兵よ! 蟲どもを焼き払うんやッ!!」バッ!!
>>47
>>4
ピカァッ! ガラガラガラガラァ・・・!!
キャ――ッ! ウワアアアアアアァァーッ!! グハァッ! ヒャアアアアアァァ――ッ!!
乱流でグラグラと揺れるブリッグの下部、居住スペースにスシ詰めになっていたぺジテの女たちが悲鳴をあげる。
そして、コックピットでは…
スミレ「国王様! ダメです舵が利きません!!」
カイ「っくぅ・・・!!」ギリッ
唇を噛み締めるカイの顔を雷光が照らし、その目の端に、窓の外でブリックの外壁がメキメキとはがれていく様が映った。
スミレ「こ、このままでは、船が、分解します…!」
カイ「くそっ! やむを得ない… みんな!雲を出て戦おう!!」
暗い雲の中を、満身創痍のブリッグは突進・・・ やっと、電気の地獄を抜け、真っ青な空へと飛び出した。
しかし・・・
ズイィ・・・ッ!!
スミレ「うっ?!」
カイ「げぇっ!?」
すぐさま上方からコルベットが降下・・・! 機体の後部搬入口では、トルメキアの兵士たちが待ち構えるように陣取っているのが見えた。
スミレ「く…! よんでいたか…!」>>43
>>45
トヨネ「ね、ねえ、クルミ・・・」ヌッ
クルミ「ん? 何? トヨネ」
トヨネ「サエたち、戻ってこないけど… どうしたのかなぁ…?」
そう… トルメキアの戦車を乗っ取って敵を迎撃し、クルミたちを逃がしてくれたサエ・シロ・ユキの3人は、もうあれから2時間以上経っているというのに、姿を見せていなかった。
エイスリン「マサカ、ヤツラニ、ヤラレチャッタンジャア…」
トヨネ「う、ううぅ、そんなぁ… サエ、シロ、ユキちゃん…!」ポロポロ
クルミ「こら! 余計なこと考えないの!!」
クルミ「大丈夫だって。 あの3人なら、うまく逃げてるはずだよ… 今、トルメキアの奴らがここを監視してるから、戻ってこれないだけだって」
クルミ「必ず生きてるはずだよ。 みんな、今はマイナスに物事を考えちゃダメ! 姫様が戻れば、きっとなんとかなるはずだから…!」
健気に皆を勇気づけるクルミ・・・
しかし、実は彼女も内心は不安で仕方がなかった。
クルミ(サエ、シロ、ユキ・・・ 生きてるよね・・・!)
>>81
>>10
サワヤ「ナ・ウンコ―よ! 体内の病原性大腸菌を使って攻撃するんだッ!!」
“ナ・ウンコ―『オウッ!!』バッ ニョロニョロニョロオォンッ!!!”
リュウカ「っげえぇっ?! なんやありゃ?!」=3
おののくリュウカ… しかしそれも当然…!
突然、うんコロボックルのその巨大ボディーから、2種類の細長いウネウネした物体が大量に出てきたのだ…!!
サワヤ「ククク…! そいつらは悪名高き病原性大腸菌、“O-157”と“O-111”だッ!」
サワヤ「腸内にある大腸菌は、現在250種類ほどもあることが確認されているが・・・」ムフフ・・・
サワヤ「殆どの大腸菌は無害だけど、まれに毒性を持った病原性の大腸菌がいるのだ! いくつか種類があるけど、その中でも157と111は極めて少数の菌でも強烈な症状を引き起こす最悪の悪玉大腸菌だ・・・!!」
サワヤ「詰んだな巨チン兵! 血ヘドを吐いて悶絶するがいいッ!!」クワッ
157「グヒヒヒヒヒイイィ・・・ww」ウニョウニョ
111「ウヒョヒョヒョヒョオォ・・・!ww」ニョロニョロ
大量の病原性大腸菌が空中を飛来し、巨チン兵の体に迫り来る…!
巨チン兵『・・・・!!』
>>85
>>33
だが… 本当の奇跡はここからであった…!
ズモモモモモオオオォ・・・! ゴゴゴゴゴゴゴゴオオオオオォォ・・・・!! ザワザワァ・・・! ニョキニョキニョキニョキイイィ・・・・!!
綾「えっ? なんだあれ?」
なんと… あの巨チン兵を打ち倒し、今はのっぺりと大地に広がってしまっていた王蟲のうんこから、青々とした緑をたたえた木々が生えてきたのだ・・・!
サエ「こ、これは…?」
トヨネ「うんこからいーっぱい木が生えてきたよーっ?」
ユアン「あ、あれは… もうほとんど残っていない緑の木…?」
クルミ「す、すごい、ト〇ロみたい…!」
糞海に侵されているこの世界では、緑の葉をつけた樹木というものは地上の一部にしかなく、非常に貴重だったのである…!
サエ「そ、そんな… 今まで、王蟲のフンからは糞海の瘴気を出す禍々しい植物しか生えなかったのに…? どうして…?」
“サワヤ『ふふ… そんなの簡単さ、サエ』”
サエ「!? 姫様?」
はるか上空… “黄金の草原”を歩きながら、ナウンコが天使のように語りかける…
“サワヤ『今まで、王蟲のうんこに糞海の植物しか発芽しなかったのは… こいつらうんこたちが、目覚めていなかったからなんだよ…』”
“サワヤ『私たちがうんこに対して悪意の気持ちを向けるから、うんこたちは心を閉ざしていたんだ。 そして、それが結果としてこの世界に瘴気をまき散らす糞海を生んでしまったんだ』”
“サワヤ『だけど、今ここで私たちがうんこに対して感謝とリスペクトの気持ちをもったことで、うんこは目覚めたんだよ…! 愛と、本来の自分の力に…!!』”
>>84
>>86
・
・
・
2時間後…
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォ―――――――ッッッ!!!! ギイイイイイイイイイイイイイイイイイイィィィ――――――――ンッッッ!!!!!
ナウンコとユアンの搭乗したガンシップは、音速に近いスピードで空を切り裂くようにして飛んでいた。
ユアン「おいっ! 姫様ムチャだ!! エンジンが爆発しちまうぞ!?」
サワヤ「うるせぇ! 谷までもてばいいっ! 300まで上げろユアン!!」
エンジンの回転数を表すゲージの炎は、ジリジリと白い光を放ちながら猛烈な勢いで燃え盛っている。
サワヤ(ちきしょう… 間に合うか…?)
サワヤ(頼むぜ… トイレにましますうんこの神よ…! どうか、みんなを守ってくれ…!)ギュ・・・
二人は風の谷まであと500km程度の位置まで来ていた。
しかし… もう西の空はうっすらと紅く染まり始め、世界はゆっくりと夕闇に包まれようとしていた…
>>45
>>13
一同「「「「「「「!!!!!?????」」」」」」」
突如響き渡った凛とした一声・・・!
見上げると、そこには・・・
綾「ひ、姫様!!」
クルミ「姫様・・・!」
ユアン「ひ、姫様、生きてたか…!」
そう… 酸の湖を飛び越え、遂に風の谷へと戻ってきたナウンコの姿がそこにはあったのである・・・!
ヒメサマァ! ヨクゾゴブジデ・・・! アアアァンヒメサマガモドッテキタヨー! ワアアアアアアアアアアアアアァァァァァ・・・!!
ナウンコの帰還に沸き返る谷の者たち…!
サワヤ「ふふ…w どーやら間に合ったみてーだな!」
サワヤ「風の谷の姫! ナウンコ・シシハラ―、参上だッ!!」クワッ!
>>41
>>42
ザワ、ザワ・・・ ガヤガヤガヤ……
ガンシップの元に駆け寄ったトキ、リュウカ、そして谷の者たち・・・
トキ「おい、ナウンコはどないしたんや?」
トヨネ「ユアンさん! 姫様は?」
エイスリン「ヒメサマ、イナイ!」
クルミ「ユアン、ヒサ先生と姫様は?」
ユアン「うっせぇ――っ!! いっぺんにしゃべんじゃねーおめーら!!」
ユアン「王蟲だ! 王蟲の大群がこっちに来るぞ!!」
クルミ「え? 王蟲!?」
ユアン「そうだ! 姫様は王蟲の暴走を止めるために一人で残ったんだ。 戦なんかしてる場合じゃねーぞ!!」
トキ「…なんやと?」
ユアン「みんな高い所に逃げるんだっ! 急げ!!」
ッワアアアアアアアアアアァァァッ…!! ドオオオオオオオオオォォォッ・・・・!!
谷の者たちは一瞬お互いの顔を見合わせたが、すぐさま大慌てで船へと戻り始めた…
>>50
>>77
その時、酸の湖のほとり、谷の者たちと対峙しているトルメキア軍は、ユアンの撃った照明弾の明かりに気づいていた。
スズ「… うちらが使っとる照明弾ではないですね…」
戦車の上で双眼鏡をのぞいていた兵士スズが、横のリュウカに報告をする。
リュウカ「ふぅん… 距離は?」
スズ「えーっと、30kmくらい先… 湖の対岸だと思います」
トキ「リュウカ、ガンシップやろか?」
リュウカ「せやな、多分…」
ヒュ――ン・・・・・ ポウゥッ!
照明弾よりも手前の位置から、花火のようなものが上がり、上空でポッと赤く輝いた。
リュウカ「…救援を求める信号や。 やっぱり風の谷のガンシップやな」
トキ「・・・一時間たった。 リュウカ、攻撃や」
リュウカ「ん? 待たなくてええんか?」
トキ「是非もなし… しょせん、血塗られた道やからな……」
トキ「総員攻撃開始や!!」カッ
>>16
>>17
5人「「「「「 シャアッ!!! 」」」」」ババッ!!
ヒサ「ふっっ!!」サッ!
ジャキイイィ―――ンッ!!
琴音「ぐはっ?!」=3
一斉に飛び掛かった5人だったが、ヒサはその全てを受けきり… 一瞬、稲光のような閃光がきらめいた直後、琴音たち5人は全員弾き飛ばされていた。
ヒサ「降伏しなさい。 コルベットが無い以上、あなたたちに残されてる道はそれしかないわよ」チャキ・・・
キョウコ「ぐっうぅ・・・!」
・
・
・
サワヤ「じゃあ、ヒサ先生、テル、行ってくるなっ!」
ヒサ「ええ、必ず… 谷のみんなを助けてよっ!」
テル「……」
ヒサの活躍でトルメキア軍を制圧することに成功し… ナウンコは、ユアンと共にガンシップに搭乗、風の谷へ向かおうとしていた…
テル「ナウンコ、待って。 これも持って行ってくれ」スッ
サワヤ「ん?」
>>86
>>85
サワヤ「ビフィズス菌を使った“あの攻撃”でヤツを冥土へと送ってやれッ!!」
“ナ・ウンコ―『ブッ・ラジャーッ!!』ズダダダダダダァ・・・!!”
ナウンコの指示を受け、巨大うんコロボックルは猛烈なダッシュで一気に距離を詰めていく…!
そして…
“ナ・ウンコ―『くらええええぇぇっ!!』バッ、ピョーン”
巨チン兵『!?』
腹痛でうずくまっていた巨チン兵に対してマウンテン・ドロップを仕掛けたのである…!
“ナ・ウンコ―『おらああぁっ!!』ガシィッ!”
巨チン兵『… フグゥ…!!』=3
そのままベアハッグの体勢に入り、ギリギリと巨チン兵を締め上げ始めたナ・ウンコ―…
リュウカ「な、なんや? 巨チン兵を締め落とそうっちゅうんか?!」
否…! その時、ナウンコとうんコロボックルには、全く別の思惑があったのである…!
>>88
>>18
サワヤ「出でよォ! 最凶の淫魔… パウチカムイイィィ―――ッ!!」カッ
ブワアアアアァァ――――ッ!!・・・・
テル「なっ?!」
キヌエ「へっ!?」
ナウンコの背中より現れし、淫欲の邪神・パウチカムイ・・・!
・・・は、キヌエのあのすばらしく豊満なおもち・・・ ではなく、テルのそのマナイタ絶壁おもちにまとわりついていた。
テル「あひゃっ?! ふぇっ! あ、あ、あっ!/// うううううううぅぅ―――っっ?!?///」ビクンビビクン・・・
サワヤ(あ、やっべ! そういえばパウチカムイは私と違って、ネリ―みたいな貧乳が大好きなんだった…)
キヌエ「スキアリやぁ! うぉっらあぁッッ」ブォンッ!
ドッゴォッ!!
テル「がっはぁっ?!」=3
サワヤ「あら?!」
キヌエのカモシカのように引き締まった脚はテルのみぞおちに炸裂…
後ろに吹っ飛んできたテルの背中に突き飛ばされてしまったナウンコは… 気がついた時には、高度2500mの空中に放り出されていた。
~GAME OVER~
>>37
ギュオオオオオオオオオオオォォ―――ッッ!!
ガンシップはついに酸の湖の上に出た。
王蟲たちは湖を迂回して風の谷に向かっている…
キイイイイイイイイイイィィィィ――――ン・・・・
高度を下げ、水面から10m程の付近を水平に飛ぶガンシップ…
ナウンコは後部座席から立ち上がり、ジッと暗い空の端を凝視していた。
イケダ「・・・・いるぞ!ナウンコ・・ 何か飛んでるし!」
ナウンコの肩のイケダリスがささやく。
野生動物であるイケダは夜目が利くのだ。
サワヤ「…ユアン! 照明弾の準備だっ!!」
ユアン「お、おう…」グイッ
サワヤ「ヨォ――イ・・・ 撃てッ!」
パウッ!
ユアンの放った照明弾はオレンジ色の光跡を描き・・・ 500m程先でポゥッと輝いて辺りを照らした。
その光の中に、何か、ゴマ粒のようなモノが浮かび上がる…!
>>46
>>41
賢者の石“コマキ『!!!』カッ!!!”
ナウンコが呪文を唱えると同時に、黒い石の中でずっと眠っていたあの巫女服の少女が初めて、カッと目を開いた…!
そして・・・!
ブワアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァ・・・・・・・・!!!!!
リュウカ「なぁっ?!」
スズ「ふぇっ?!」
ノヨー「のよっ!?」
トキ「うげぇっ!?」
ユアン「ひ・・・?!」
エイスリン「What?」
クルミ「うぇ・・・?」
ユキ「何ですかあれ…」
綾「キモ…」
“バルス”・・・!
かつて古代空中巨大都市ラピュタにおいて、飛行石の真の力を目覚めさせる呪文として伝えられし魔法の言葉・・・!
だが、ナウンコが唱えた時、そこで起こったことに… その場にいた者たちは一人残らず我が目を疑った…
青いうんこ「… ウゴオゴゴオゴオゴオゴオオォ……!」ズモモモモモモモモモモモモモモモモモモモモモオオオオオォォォ・・・・!!!
なんと… 王蟲たちがひり出した青いうんこたちが、まるで意思を持ったかのように一か所に寄り集まり始めたのだ! >>58
>>32
ヴオオオオオオオオォォ――ン・・・!!
イケダリス「!? ナウンコ! コルベットが追ってきたぞっ!」
ナウンコの肩に乗っているキツネリ・・・もとい、イケダリスがキーキー声で叫ぶ。
サワヤ「わぁーってるよ! 全速で逃げるぞ!!」
ズドドドドドドドドドドドドドドドオオォッッ!!!
イケダ「どひっ?! 撃ってきたし!!」=3=3
サワヤ「くそっ! おいイケダ。振り落とされるんじゃねーぞっ!!」ギュンッ!!
後ろから雨あられと飛んでくる弾丸をかわしながら、必死にメ―ヴェを限界まで加速するナウンコ…
イケダ「あああもうダメだしっ! やっぱりお前なんかについてくるんじゃなかったしぃ!!」=3
サワヤ「うるせぇ! まだあきらめるんじゃ・・・あっ?!」
>>19
>>46
ユアン「チクショウ! 谷に行かせてたまっか! 撃ち落としてやるッ!!」ギュオオオオォォ――ッ・・・・
砲撃するため、加速して飛行ガメとの距離をつめるユアン・・・
サワヤ「ま、待てユアン! 撃つんじゃねえ!! 撃つなアアァッ!!」
ユアン「な、なんでだ? なんで撃たせねーんだよ!」
サワヤ「王蟲の子を殺したらあの大群の暴走は止まんねーぞ!」
ユアン「じゃあどうすればいいんだよ! こんままじゃマジで谷は全滅だぞ?!」
サワヤ「落ち着けユアン! 王蟲の子を群れに返すんだ! ここは私にまかせろっ!!」バッ、ズゴォッ!
ナウンコは、自分の座席横の取っ手の金具を力任せに引っこ抜いた。
ユアン「? ひ、姫様? 何する気だおめー?」
搭乗席から立ち上がったナウンコは、その金具をメ―ヴェを繋いでいるワイヤーに引っかけた…
サワヤ「行ってくる! いいかユアン、お前は谷に行ってみんなに報せるんだぞっ!!」シャアアアアアアァァァ・・・・!!
ユアン「姫様!? おまっ! 武器も持たねーで…!」
ワイヤーを伝って後部のメ―ヴェに飛び乗ったナウンコは、そのまま接続ワイヤーをはずし、暗い闇の中へと消えていった…
ユアン「・・・アンニャロ・・! 死ぬんじゃねーぞ? 姫様…!」
・
・
・
>>70
>>51
サエ「………」ボロォ・・・
ユキ「………」グッタリ・・・
シロ「………」ダルゥ・・・
リュウカ「どや、お前たち… 降伏を勧めに行くんなら、放したってもええで」
サエ「……」
リュウカ「ん? なんや、このまま奴らが抵抗を続けるんなら、うちらも容赦はせんで?」
ユキ「……」
リュウカ「日没の前には総攻撃を仕掛ける… そうなったら全滅は必至やで」
シロ「……」
リュウカ「…な、なんや? なんで黙っとんねんあんたら? ぺジテの二の舞にしたいんか?!」
サエ「・・・・・」
サエのセリフ→・「…分かった。 降伏を勧めてくる…」>>8
・「うるさい! 私たちはあなたたちには絶対に屈しない」>>29
・「あなたは… トルメキアの姫様みたいだけど、私たちの姫様と全然違うわね」>>55
>>28
キョウコ「第162局で初めて登場した千里山の新キャラたちやで!」
サワヤ「し、新キャラって… 中牟田以外は名前だけしか出てないじゃねーか! そんなモブどもがここに来るんじゃねーよ!」=3
キョウコ「ふふ…w 今はモブでも、このコらはスピンオフの怜-Toki-でも登場が期待されとるキャラたちや… 将来、重要なキャラへと成長する可能性がある有望株やでっ!」
キョウコ「さぁ! 残っとるのはもうコイツらだけや! 引っ捕えろっ!!」
5人「「「「「 オウッ!!! 」」」」」
キョウコの合図で二人を取り囲み、ジリジリと迫り来る琴音、西出っち、津村さん、根来ちゃん、ナクシャトラの5人・・・!
テル「っく…! ここまでか…?」
サワヤ「……」
どうする? ・大人しく投降する >>5
・とりあえずもらしてみる(大) >>20
>>10
サワヤ「ナ・ウンコ―よ! 反復横跳びだッ!!」クワッ!
ユアン「は?」
ナルカ「へ?」
ユキ「ふ?」
サエ「は、反復横跳び・・・??」
“ナ・ウンコ―『オウッ!!』バッ”
考えられない指示を出したナウンコ…
だが、巨大うんコロボックルは、素直にその場で反復横跳びを始めてしまった…
“ナ・ウンコ―『……』サッ、サッ、サッ…!”
トキ「反復横跳び? 何を考えとるんやアイツは・・・んぉっ?!」
ヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュン・・・!!!
トキ「な、なんやありゃ・・・?」
目を見開くトキ…!
そう… うんコロボックルのその横の動きは、既に音速に達しようとしていた…!
>>34
>>64
その時、トルメキアサイドでは・・・
リュウカ「・・・なんや、奴ら… テコでも動きそうにあらへんな…」
リュウカ「なんでや…? 100%勝ち目のない戦いなのに… なんでそこまで突っ張るんや?」
トキ「… 多分、帰りを待ってるんや」
リュウカ「帰り?!」
トルメキア軍参謀リュウカと総司令官トキは、戦車の上でいつも通り膝枕の姿勢でいたが… 二人の目は笑っていなかった。
リュウカ「帰りって… 誰の?」
トキ「あの風の谷の姫、ナウンコが… ガンシップで戻ってくるんを、待っとるんや」
リュウカ「ガンシップ… それはやっかいやな。 でも、しょせん一台だけやろ?」
トキ「違うで、リュウカ」
リュウカ「え?」
トキ「あいつらはガンシップの戦力をアテにしとるんちゃうで。 ナウンコが戻ってくるのを待っとるんや」
リュウカ「ナウンコって… あんなうんこ漏らし娘なんかに、何を期待しとるっちゅうんや?」
トキ「何か… 人智を超えた奇跡でも起こして、この状況をひっくり返してくれるって、信じとるんやないかな」
リュウカ「・・・アホらし。 ったく、田舎モンたちのそうゆう迷信めいた考えにはほんまついていけんで…」ハア
>>51
>>15
サワヤ「いい加減にしろこんにゃろっ!!」ガッ!
横から王蟲の正面に回り込み、押し返そうとするナウンコ・・・
だが、
“ジュワアァッ!!”
サワヤ「!? あ゛ぁ―――――っっ!!! 」
踏ん張っていたナウンコの右足が、ついに酸の湖にはまり、じゅわっと白い煙が噴き出した。
サワヤ「あじゃっ! あじゃじゃじゃじゃっ!!!」=3=3
さらに、王蟲は足を止めることなく、ナウンコを酸の湖の中へと突き落とした…
命をかけて守ろうとした蟲に、逆に溶かされる…
それが、風の谷の姫ナウンコの最期だった……
~GAME OVER~
>>22
トキ「な、なんや? どうなったんや?」
ノヨー「突然光線が消えてしまったのよー…?」
“クククククククククククク・・・!!ww”
驚く一同… そこに、不気味な笑い声が響き渡る…!
サエ「ひ、姫様の声…?」
“ナウンコ『クク…w おめーら、いいことを教えてやろう…w かつて2chに「光の速さでケツからうんこ出したらどうなるの?」っていう伝説のスレッドが立ったことがあったんだが…』”
“ナウンコ『そのスレでは、“実際にうんこを光の速さで放出した場合、何が起きるのか?”ということについて、様々な賢人たちが本気で議論をたたかわせ・・・』”
“ナウンコ『最終結論として、「光の速さでうんこを出すと、最先端の物理学の法則により地球が消滅し、銀河系がブラックホールに飲み込まれ、宇宙が大ピンチになる」という真理が導き出されたのだ…! これが名言「お前のうんこで宇宙がヤバイ」が生まれる切っ掛けとなったのだ!!』”
確かに… いつの間にか、その「青い何か」が動いてるらしき場所には、空間に黒い穴が開いていた…
ナ・ウンコ―の反復横跳びの動きは光速に達し、物理の法則によりブラックホールをその場に創り出していたのである!
リュウカ「な、にぃ・・・? ブラックホールで巨チン兵のFBFを吸い込んだっちゅうんか?!」
“ナウンコ『ひひ…w 吸い込むのは光線だけじゃねえっ! 巨チン兵! お前も吸い込んでここで全てを終わらせてやるッ!!』クワッ!”
そのあと… 巨大うんコロボックルのブラックホールは、確かに巨チン兵をも吸い込んだ…
しかし、当然それ以外の存在、トルメキア兵や谷の者たち、果ては地球そのまでをも呑み込んでしまい、本当に全てを終わらせてしまったのだった……
~GAME OVER~
>>66
“サワヤ『うんこは素晴らしいものだ。 汚らしく臭いモノでありながら、その本質は生き物の体を浄化し、悪しき物を全てその体に取り込んで出てきてくれる… まさに自己犠牲のカタマリ、それがうんこなんだ』”
“サワヤ『そして、外に出た後は、大地へと還り… 新しい命の糧となる…! まさにうんこは輪廻転生の象徴と言ってもいい』”
“サワヤ『そもそも糞海そのものも、かつての人類が汚してしまった地球を浄化するために生まれたものだったんだ… しかし、もうその糞海の役割も終わりだ…!』”
“サワヤ『私たちは、新しい世界の夜明けを見るんだッ!!』カッ!”
ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァ―――――――ッッッ!!!!! ヒメサマアアァッ!! ヒメサマバンザアアーイッ!! ピ――ッピ――ッ! ヒュ――ッヒュ――ッ!! ワアアアアアアアアアアアァァァァ・・・・!!!! ……
・
・
・
その後… 地球上の他の場所の糞海もシンクロニシティを起こし、大量の緑の木々が大地に芽生えて広大な森となり… 世界は一気に浄化されていった…
そして地上は急速にその本来の美しい姿を取り戻し、瘴気が充満していた空気も綺麗に澄み渡り… チカコやトキたちの病気も、全快したのだった。
糞海を焼く必要のなくなったリュウカやトキたちは本国へと帰還… その後トルメキア、ぺジテ、風の谷の三国は不可侵条約を結び戦争は終結… 人々は平和を取り戻したのだった…!
そして風の谷の姫ナウンコ・シシハラ―は、その後偉大な王として、後世まで末永く語り継がれたという・・・
サワヤ「やっぱりうんこは最高だぜっ!!」
~アドベンチャーゲーム「風の谷のナウンコ」全ステージクリア!~ Conguratulations!!
>>91
>>65
巨チン兵『…! グオオオオオオォォォ…!!』シオシオシオシオォ…
リュウカ「な… ど、どうしたんや巨チン兵!?」
ユキ「あ… 巨チン兵のオチ〇チンが…!」
ユアン「しぼんでいく…?」
エイスリン「タンショ―ヤロウッ!!w」=3
157と111に感染してしまった巨チン兵が、苦しそうにうずくまる…
そう、腹痛を起こしてしまっては、当然ペニスを大きくさせているどころではないのだ…!
サワヤ「よし、よくやったァ! うんコロボックル! トドメだ!!」
“ナ・ウンコ―『おうっ!!』”
サワヤ「〇×△の技でヤツを冥土へと送ってやれッ!!」
※何を使う…? ・体の中の可燃性ガス(メタン)を濃縮し、火炎攻撃を仕掛ける→>>36
・腸内善玉菌「ビフィズス菌」の力を使う→72
>>71
サワヤ「これは…?」
<コマキ「zzzzzzz・・・」スースー・・・
テルが差し出したその黒曜石のような石の中では、巫女服姿の少女が微かな寝息をたてていた…
サワヤ「これ・・・“賢者の石”じゃんか。 妹さんの形見だろ? いいのか私が持ってて?」
テル「うん、実はね、今までコレの正体を隠してたんだけど…」
テル「コレの本当の名前は“生命(いのち)の聖母石”って言うんだ」
サワヤ「…へ?」
テル「それで、これの使い方は・・・」ゴニョゴニョゴニョ・・・
サワヤ「・・・は!? なんだそれ! メチャクチャすげーじゃんよ! なんで今までなんも知らないフリしてたんだよ?」
テル「それは… 最初はまだ、ナウンコを本当に信頼してるわけじゃなかったから…」
テル「でも今なら、お前に全てを託すことができる。 必ず… 蟲たちの暴走や、巨チン兵の復活を止めてきてくれ」
テル「風の谷だけでなく… 世界の行く末が今お前の肩にのってるんだ。 頼んだぞ!」
サワヤ「クク…w たりめーだッ! 私は風邪の谷の・・・じゃない、風の谷の姫・ナウンコだぞッ!」
ユアン「おい姫様! いつまでも油売ってねーで行くぞっ!」
サワヤ「分かっとるわ! ユアンエンジン全開!! 目的地北北東2400km!風の谷手前の酸の湖だッ!!」
ユアン「おうっ!!」
ドゥロロロロロロロロロロロオオオォ・・・・・! バッシュウウウウウウウウウウウウゥゥゥゥ――――――ッッッ!!!
こうして… 世界の命運を握ったガンシップは、ぺジテのブリッグから発艦・・・ 全速で風の谷へと向かっていったのだった… >>67
>>39
サワヤ「・・・・」ヌギヌギヌギ
メーヴェの上で服を脱ぎ、アッという間にゼンラマンとなったナウンコ…
ネリ―「え、な、何? ナニやってんのあいつ??」
サトハ「ええいどけっ!」ドンッ
ネリ―「わっ?!」
唖然とするネリ―を突き飛ばし、バルカンのグリップを握ったサトハ…
サトハ「このキチガイめぇ! 死ねえぇっ!!」バッ
ズガガガガガガガガガガガアアァッ!!
サトハの放った無数の弾丸は、ナウンコの体をハチの巣にした・・・
かのように見えたが、それはナウンコが脱ぎ捨てた薄汚れた服だった。
サトハ「なっ!? あいつ、どこに・・・??」キョロキョロ
サワヤ「バカめ!ww」バッ!
サトハ「!!?」
いつの間にか、飛行ガメの胴部分に張り付いていたゼンラナウンコが、サトハに襲いかかった。
しかし・・・
サトハ「ナメるなぁっ!!」ザッ!
バサァッ!!
サワヤ「あじゃぱあぁっ!?!」=3
ナウンコは・・・
サトハの繰り出した長ドスの一撃により、唐竹割りにされていたのだった・・・
~GAME OVER~
>>72
・・・ドロッ ドロドロドロオオォ・・・!
リュウカ「ひっ?!」
まだ巨チン兵のすぐ側の戦車に搭乗していたリュウカは目を見開いた…
なんと… 巨チン兵の体が、うんこに抱き締められたまま、ドロドロと溶け始めたのである…!
リュウカ「おわっ! このぉ…!」
ボトボトと液状化した巨チン兵の肉体が上から降ってきたので、あわてて戦車を降り、その場を離れるリュウカ…
サエ「え…? 巨チン兵の体が…」
トヨネ「と、溶け始めちゃったよー?」
クルミ「な、何が起きてるの…?」
ユアン「姫様たちが何かやってんのか? …んっ?!」
ユアンの見たモノ…
それは、相変わらずうんコロボックルの肩に乗っていたナウンコが、いつの間にか、米袋のような白い袋を抱え… 中身の粉のようなモノをうんコロボックルのボディーに振りかけている姿だった…
ユアン「な、何やってんだアイツ??」
>>48
>>60
ウワアァーッ! クッセエエヨォッ! ドコナゲトルンヤァッ! カンベンシテクレエエェッ!!=3
トキ「な、何しとるんや!? どうしてこっちにうんこを投げるんや!」=3
サワヤ「お、おい、うんコロボックルさんよぉ… 全然届いてねーぞ?」
“ナ・ウンコ―『くっ…! 最近、運動不足だったから、もう、息切れが・・・』ハアハア”
リュウカ「アホか! うんこごときが巨チン兵に勝てるわけないやろが! さあ、放てェッ!!」バッ
巨チン兵『ンゴゴゴゴゴゴゴオオオォ・・・!』ビキビキビキビキビキ・・・!
パウウゥッ! シュウゥンッ
ドカアアアアアアアアアアアアアアァァァァ―――――ンッッッ!!!
サワヤ「あびじゃあぁっ?!」=3
巨チン兵の放ったファイナル・ボッキ・フラッシュはうんコロボックルのボディを直撃…!
ナウンコは、うんこと共に一瞬にして蒸発… その髪の毛一本すら、この世には残らなかった……
~GAME OVER~
>>20
サワヤ「な、な、なんだぁ? なんだこの穴はッ!?」
ナクシャトラ「グフォフォ…w それは私が宇宙と繋がるチャクラから呼び寄せたブラックホールだ!」
褐色の肌だが、見た目はどうも日本人っぽい少女・ナクシャトラが、妙なタロットカードのようなものを持ちながら嗤う…
サワヤ「ブ、ブラックホール…??」
西出っち「うぷぷぷっ!★ ナクシャトラは5000年以上前からある世界最古の占星術“インド占星術”の使い手なんだよォ!w」
津村さん「インド占星術の術者は、未来を正確に予知することが可能… つまりナクシャトラはあなたの脱糞を予測していたのです」
サワヤ「な、なにぉ…?」
根来ちゃん「しかもインド占星術を応用すれば、全身に七つあるエネルギースポット“チャクラ”を開いて、ダークマターやブラックホールを召喚することもできるんだよねぇ」
琴音「フン… うんこを漏らして機先を制そうっちゅうハラだったみたいやが… そんな浅はかな策はうちらには通用せんでっ!」
サワヤ「そ、そんな… そんなオカルトありえるかよっ!!」バッ
ナウンコは尻を振ってブラックホールをよけようとしたが、その黒い穴はグラインドするナウンコの尻にピタリとくっついたまま離れない…!
サワヤ「っく…? なんだコレ?」
ナクシャトラ「さあ愚かなる賎民よ… カルマを清算する時が来たのだッ!」カッ
ドヒュオオオオォォ――――ッ・・・・!!
サワヤ「あっひぃやああああぁぁ―――っっ?!?!」=3
テル「ナ、ナウンコ…!!」
ついに… ナウンコは、自分の尻に顕現したそのブラックホールに、うんこだけでなく自分の体までをも吸い込まれてしまったのだった…
~GAME OVER~
>>84
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ーーーー
キーンコーンカーンコーン・・・
ザワザワ・・・ ガヤガヤガヤガヤ・・・・・
爽「・・・ハッ!?」パチッ
爽が目覚めると、そこは・・・ 学校の教室であり、爽は三次元バーチャマシーンの座椅子に座ったままであった…
咏「オッ! 転校生の獅子原ちゃんもクリアしたみたいだねっ! 時間ギリギリだったけど、ま、OKにしとくよ♪」フリフリ
ネリー「サワヤおかえり! 無事に帰れて良かったねっ!」
教室の前方では、教師である三尋木咏が… そしてすぐ隣では級友のネリーが爽の顔を覗き込んでいた。
そう、ここは私立HAISETSU学園のレクリエーションルーム… 四時間目、咏による「排泄レクリエーション」の授業が終わったところなのであった。
咏「どうだい獅子原ちゃん、楽しくHAISETSUについて勉強できたかな?」
爽「…は、はい、勿論…! 今までの授業で一番楽しかったですよ!」
咏「そりゃ良かったねぃ♪ じゃ、チャイムも鳴っちゃったことだし、これで四時間目の授業は終わりにするよんw」
咏「これからいったん昼休みに入るけど、そのあとの五時間目の授業について伝えとこうかねぃ」
咏「五時間目の授業は、瑞原先生による・・・・」
咏「〇×△□さっ!!」
爽「はっ、〇×△□・・・??」
爽「『風の谷のナウンコ』…ですか?」咏「だねぃ」
カン >>92
このSSはこれにてカンです。
最終第四ステージを書き終えるのに時間がかかってしまいましたが、無事投下でき、一安心です。
クリアした方、お疲れ様でした。 読んでくれた方ありがとうございました。
五時間目の授業は、またいつか書くと思います。
このSSまとめへのコメント
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