モバP「穂乃香と距離を取らなければ」 (21)
ちひろ「えっ、それはどうしてですか?」
モバP「俺は今まで、穂乃香をプロデュースしてきた。人気も出て、今や注目のアイドルだ」
モバP「それに伴って穂乃香と俺の距離も縮んできているのも事実だ。」
ちひろ「それは悪いことではないんじゃないんですか?」
モバP「だめなんです。この間だって…」
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~P回想~
モバP「そう!!!!そうですよ!!!!」
モバP「全然間違ってないですよ!相手がわかってないんですよ!」
モバP「はい!頑張ってください!それじゃあ!」
モバP「はあ~」
モバP「やっぱりあの人わかってるな。」
モバP「テムジンは747Jが至高だって」
~回想終わり~
ちひろ「…」
モバP「…」
モバP「あっ、お得意様と「バーチャロンのテムジンはどれがかっこいいか」って話をしたのは関係ないわ。」
ちひろ「知らねぇよ!」
モバP「ともかく!このままではスキャンダルになってしまうかもしれない!」
モバP「今の内に距離を取らなければならないんです!」
モバP「特にそう言ったエピソードはないけど!」
ちひろ「無いのかよ。」
モバP「そんなわけで用意したのがこちら!!!!」
ボコられグマのボコ「」
ガンダムバエルのガンプラ「」
ちひろ「なんでなんだよ。」
モバP「ふふふふ、俺が穂乃香と距離を取る為に最適なものよ。」
モバP「まずこのボコられグマのボコのぬいぐるみ。」
ちひろ「これってあれですよね。喧嘩を売っては必ずボコボコにされるキャラクター。」
モバP「そう、この某戦車道選手お気に入りのキャラクターを置いておけば…」
~回想~
穂乃香「Pさんの机にボコのぬいぐるみがっ!!!!」
穂乃香「ぴにゃこら太ではなく!?」
穂乃香「まさかプロデューサーさんはマスコットがボコボコにされて傷だらけになる様を見るのが好きなの!?」
穂乃香「プロデューサーさん!」
穂乃香「カス!!!!」
~回想終わり~
モバP「こうなります。」
ちひろ「えぇ…」
モバ
モバP「そしてもう一つ!」
モバP「これがバエルだ。」
ちひろ「これは厄災戦に造られたガンダムフレームの一号機ですよね。」
モバP「そう!あのマクギリスというロリコンが乗り、俺の「ガンダム世界のロリコンはほとんど負ける説」を確実にしたこのガンプラを置けば」
~回想~
穂乃香「プロデューサーさんの机にガンダムバエルが!!!!」
穂乃香「ガンダムバエルはギャラルホルンの力の象徴…」
穂乃香「プロデューサーさんは私を利用して力を手にしようとしているの?」
穂乃香「プロデューサーさん!」
穂乃香「カス!!!!」
~回想終わり~
モバP「こうなります。」
ちひろ「あなたアホでしょ。」
モバP「ふふふ…あと同じ名前のスクールアイドルのフィギュアも用意しようと思いましたが、なんか面倒くさいのでやめました。」
ちひろさん「ど、どうでもいい…」
モバP「ともかく、これを使えば確実に」
~回想~
穂乃香「プロデューサーさんのうんこ!!!!」
モバP「だれがうんこやねん。」
~回想~
モバP「ってなるはず。」
ちひろ「なるわけ無いでしょ…」
穂乃香「おはようございます」
モバP「やや!噂をすれば!」
モバP「おはよう!」
穂乃香「おはようございます。穂乃香ちゃん」
穂乃香「!!これは!」
ボコ「」
ちひろ「ああっ!見つかった。!」
穂乃香「ボコじゃないですか!」
モバP「ふふふ、その通りだ。」
穂乃香「実は私もボコにハマり始めたんですよ!」
モバP「なん…やて…」
ちひろ「い、一体何故?」
穂乃香「それはですね…」
ガサッ
穂乃香「あっ」
二人「?」
~ボコがぴにゃこら太にボコボコにされ、さらにそのままブチ犯される薄い本~
穂乃香「…」
二人「…」
ちひろ「ほ、穂乃香ちゃん…これは…」
穂乃香「これがその…ボコを好きになった理由です…」
モバP「ちなみに、これはどうやって手に入れたの?」
穂乃香「比奈さんが…「書いたからあげる」って…」
モバP「あいつか!」
ちひろ「あらかた予想はついていたけども!」
モバP「荒木比奈!!!!」
モバP「カス!!!!」
ちひろ「それはいいすぎ!」
モバP(大丈夫大丈夫、俺にはバエルがある)
穂乃香「あっ!これってガンプラですか!?」
モバP(よっしゃ)
モバP「そうだ、ガンダムバエルだ!」
穂乃香「鉄血のオルフェンズのガンダムですよね!」
モバP(ふふふ、うまく釣られた。)
穂乃香「私も作ったんですよ!これ!」
ガンダムキマリスヴィダール「」
モバP「なん…やて…」
ちひろ「そのリアクションなんだよ。」
穂乃香「この間奈緒ちゃんと一緒に鉄血のオルフェンズをみたんですけど、ガエリオがかっこ良かったんですよ。」
穂乃香「それでガンプラも作って見ないかということで、作ったんです。」
ちひろ「ああ…奈緒ちゃんか…」
モバP「神谷奈緒!!!!」
モバP「すき!!!!」
ちひろ「好きなのかよ。」
モバP(いや!待てよ!)
モバP(穂乃香がガンダムキマリスヴィダールを作って見せているのは)
モバP(どんなことがあっても、許してしまうかもしれない、あなたは大切なプロデューサーだということか…)
モバP(穂乃香…)
モバP「う…うう…うっ…」
穂乃香「!?プロデューサーさん?」
ちひろ「ど、どうしたイカレポンチ!?」
モバP「穂乃香ーーーー!!!!」
穂乃香「ひゃん!?プロデューサーさん!?」
モバP「俺…実は穂乃香の為を思って距離を取ろうとしてたんだ…」
モバP「でも…俺が間違ってた…穂乃香は俺の大切なアイドルだった…すまなかった…」
モバP「許してくれ…」
穂乃香「プロデューサーさん…そんなに私のことを…」
穂乃香「プロデューサーさん!!」
穂乃香「私!プロデューサーさんのこと!好きです!!!!」
モバP「穂乃香ぁーーーーー!俺もだーーーーー!!!!」
ちひろ「…」
ちひろ「なんだこれは!」
ちひろ「カス!!!!」
終われ。
これで終わりです。
バーチャロンはライデン派です。
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