おっさん「なんか起きたら身体がJSになってる件について」 (12)

リリリリ……

ジリリリリ……

少女「ん……うっせぇなぁ……」

バンッ

『少女~! 起きなさ~い。学校よ~』

少女「…………」グー

…………。

少女母「しょーうーじょー!」フトンバサー

少女「うぉあっ!?」

少女母「起きた?」ニコッ

少女「…………へ?」キョトン

少女母「どうしたの?」

少女「……誰?」

少女母「……ふふっ。寝ぼけてるのね。下に朝ごはんができてるから早く顔を洗ってきなさいな」パタン

少女「…………」

少女「は?」

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少女「…………」キョロキョロ

少女(今、俺がいる部屋は一見、女の子の部屋のように見える。……それも、かなり幼い女の子の)

少女「あー、あー」

少女(それに、さっきも思ったが、この声。喉の感覚も、聞こえてくる声も軽く、まさに少女のそれ)

パサッ

少女「…………は?」

少女(なんとなく、想像はついていたがそれでもやはり予想外だった。空想めいていた)

少女(部屋の姿見に写された俺の姿は、まさに、パジャマ姿の女子小学生のそれであったのだ)

少女「い、入れ替わってr…………入れ替わってるのか?」

少女(とりあえず言っておかなきゃなと口から出たものの、本当に入れ替わってるとしたら、元々俺だったはずの中年のおっさんの身体には女子小学生の精神が入っていることになる。誰得)

少女母「とりあえず、ほら、食べなさいな」

少女(顔を洗って、歯を磨くと、テーブルにはスープと、ソーセージ。それに、トーストが並んでいた)

少女(独身生活40年あまり。独り暮らし20年ちょっと。こんな朝食、長らくお目にしてやいなかった)

少女(あぁ、幸せって何気ないところに詰まってるんだなぁ)

少女「わ……おいし!」

少女母「あらあら。嬉しいわね」

少女(元の俺より普通に年下のはずのお母さんから母性があふれでている。惚れそう。元の身体に戻ったら親孝行してやんねぇとな)

少女母「少女、そろそろ準備しないと友ちゃん、来ちゃうわよ」

少女「へ? もうそんな時間?」

少女(時計を見ると、八時前だった。そもそも俺は六時頃には仕事に向かっていて、この時間帯にはとっくに会社に缶詰めなので世の小学生の登校時間がいまいち読めないのだが。)

少女(八時……何分くらいに学校につけばいいのだろうか。半くらいか? そもそもここから学校まで何分かかるのだろう)

少女「と、とりあえず着替えてくる!」

少女(そう言った瞬間だった。)

ピンポーン

友「しょーおーじょちゃーん」ガチャ

少女(ベルが鳴り、応対も待たずにドアが開いた。防犯管理は大丈夫なのだろうか。)

友「あっ。まだパジャマじゃん!」

少女「あ、あはは……」

少女(とりあえず、学校までのルートは迷わないですみそうだ)

キーンコーンカーンコーン

少女(とりあえず、一日学校で過ごしてみてわかったことがいくつかある)

少女(まずひとつ。なんか普通に女の子っぽい喋り方しときゃ違和感ないっぽい。小学五年生らしいのでまだそこまで子供っぽさを演出しなくていいのは助かった)

クラスメイト「少女ちゃーん!一緒に帰ろー!」

少女「すま……ごめんね。今日はちょっと寄りたいところがあって……」

少女(すまん、といいかけたりするのはご愛敬。まぁ、口調は女子小学生ってなんか大人びてるし大丈夫だろう。たぶん。)

少女(そしてふたつめ。この町は俺が元々住んでたところとそう離れてはいなさそうだ。県は一緒だし市も隣。町村名はよくわからんが)

少女(ついでに言えば日付も確認した。三年ずれてたりとかは、ない。黒板の右にちゃんと今日の日付書いてる。ない。大丈夫。ない)

少女(だから、今日は帰りにこの少女の最寄り駅に寄って、駅の路線図でおおよその距離を計ろうと思った。駅までのルートは校内に貼り出されている校区の地図を見てだいたいは把握した。大丈夫なはずだ。なんかジャスコあるらしいし。ジャスコおっきいからすぐ見えると思う。ジャスコすごいぞ)

少女(結論から言うと、俺は最寄り駅にたどり着くのに失敗した。)

少女(迷子になったとかでは、決してない。)

少女(端的に言ってしまおう。)

少女(俺の目の前には、"俺"がいた。)

少女(正確に言えば、"俺だった身体"が、そこにいた。)

男「はぁ、はぁ……お嬢ちゃぁん……」

少女(下半身を、露出して。)

少女「きゃぁぁあああああ!!!!!!!!」

少女(悲鳴ってのは思ったよりも自然と湧いて出てくるものらしい)

で、男に会いに行ったら中身はJSでもない別の誰かで、そいつに連絡を取るように言われた女性弁護士に電話してみたらなんだか返答がぎこちなくて、仕方なく事務所まで出向いてみると中身が女子小学生の弁護士のお姉さんがいた。
また男に話を聞くとどうやら中身は元弁護士お姉さん(残念)らしかった。

みたいな話思いついたけどこっから先も特に思いつかないしそもそもJSが一人で留置場で面会できる気がしないので誰か書いてください(他力本願)

中身は女弁護士なのに、なんで下半身を露出しているのです? 続き気になるよ。
とりあえず話の結末を考えよう。元の体に戻れるのかどうか? そして原因と結果を考えよう。
結果は女子小学生とおっさんと女弁護士の入れ替わりだけど、実はもっと大勢が入れ替わっている、とか。
原因は実は入れ替わっている人間には共通点があって……とか。続き待ってます。

>>10
そこらへんは

少女「どうして……あんなことを……」

男「ほら、私ってロリコンじゃない?」

少女「いや知らないけど」

男「男の体を手に入れた嬉しさの勢いで、つい」

少女「つい、じゃないが」

男「あとこの身体、元の私の身体よりも酔いやすくてね。いつもと同じペースで飲んじゃって酔いすぎたのよ」

少女「酔いすぎたのよ、じゃないが。なんで夕方から飲んでんだよ」

男「男口調のロリっ子もいいわね」

少女「おねえ口調のおっさんはきもいな」

的な会話がたぶんあります。たぶん。

とりあえず女弁護士さんの財力で示談交渉を即決させるなりして留置場から男の体引っ張り出してから三人で適当にてんやわんやしてください。よろしくお願いします。(建てた時点で自分で最後まで書く気はなかった。反省はしている。)

のっとりではありません。共作です。(屁理屈)
誰か頼んだ。

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