提督「おーい山城、入るぞ」ガチャ (55)

たぶんエロはないと思いますがグロテスクな表現を含むことがあると思います。

因みに作者である私が新米提督なのでキャラの特徴とかつかめてないところがあって違和感があるかもしれませんがお許しを…


山城「提督、どうなさったんですか?」


提督「いやぁ、ちょっと暇してたからさー来てみた」


山城「っそ、そうですか…。でも私と姉様の部屋に来ても面白いことなんて何もない気がします…」


提督「うーん、じゃあ隼鷹とか誘って酒盛りとかどうだ?」


山城「…あら、なら扶桑姉様も誘って良いでしょうか?」


提督「おう、やっぱり人が多いと飲んでても楽しいからな」


提督「んじゃあこの間完成したカウンターバーにフタマルマルマルくらいを目安に来てくれ」


山城「はい、わかりました」

~波止場~


山城「あ、姉様。帰投なさったんですね……って、大破してるじゃないですか、大丈夫ですか?」


扶桑「山城…大丈夫、と言いたいところだけれども、少し厳しいわね。提督に報告するの付いてきて貰える?」


山城「えぇこの山城、姉様とならどこへでも」


扶桑「ありがとう、山城」


山城「……でも姉様がそのような状態だとちょっと残念です……」


扶桑「どうかしたの?」


山城「提督がみんなで飲もうと言っていたので姉様も誘うつもりだったのですが……」


扶桑「そう…少し残念だけれど流石に無理…よね…」


山城「……姉様…」


山城(……姉様の分も私が楽しみます)

~執務室前・廊下~


隼鷹「ん?山城じゃんー」


山城「……どうせ私は不幸よ…悪かったわね…」


隼鷹「何ネガってんだか知らないけどよぉ、今日楽しみにしてるぜぇ?結構飲むんだろ?」


山城「……日本酒なら少々飲む程度ですよ」フフッ


扶桑(…今、山城が笑った…!?…よかった…)


隼鷹「まあ私はどんな酒でも飲むんだけどな~」


山城「……ウィスキーなどの洋酒はあまり好きになれなくて…」


扶桑「…山城、私先に提督に報告してくるわね?」


山城「姉様、待ってください。山城も行きます。…じゃあ隼鷹さんまた後で」


隼鷹「楽しみにしてるからなー」


コンコン―。


扶桑「扶桑です、入っても良いでしょうか?」


提督「いいぞー」


扶桑「提督、遠征の報告に参りました」


提督「おう、どうだ…って大丈夫か?!報告は後で良い、今すぐ入渠しろ。これは上官命令だ」


扶桑「…は、はい。じゃあ失礼します、またね山城」


山城「はい、姉様」


バタン―。

提督「…これじゃあ扶桑とは一緒に飲めないなぁ」


山城「……因みに私と提督、隼鷹さん以外には誰がいるんですか?」


提督「ん?とりあえず武蔵は誘ってみたけど断られちまったしなぁ…山城は誰か酒好きな艦娘知らないか?」


山城「……そうですね。たまにバーで如月さんが飲んでるのは見ます…」


提督「えっ、如月って酒飲めるのか…」


山城「…あの、よければ私の方でも声をかけておきましょうか?」


提督「いいのか?」


山城「……はい」


提督「じゃあお願いするわ」


コンコン―。

時雨「時雨だよ、入っても良いかな?」


提督「構わんよ」


時雨「提督、演習が終わったからその報告に来たよ」


提督「見に行ってやれなくてすまなかったな」


時雨「ううん、別に良いさ」ニコッ


提督「そうか」ナデナデ


時雨「えへへ///」


時雨「あ、そうそう山城。今度一緒に演習なり遠征なり行こうよ」


山城「……西村艦隊として?」


時雨「そうだよ、また同じ艦隊で戦いたい、海を駆けたいって艦娘として生まれた頃からずっと思っていたんだ」


山城「……でも私、不幸ですし…みんなに…時雨に迷惑をかけてしまうわ」


時雨「何を言ってるんだい?僕がなんて呼ばれているか忘れたなんて言わせないよ?」


山城「……佐世保の幸福艦」


時雨「そう、幸福艦さ。ということで提督、西村艦隊を編成して演習なりなんなり出して欲しいな」


提督「それは別に良いんだが…西村艦隊って7人になるよな…」


時雨「そうだね…うーん。朝潮型の3人にどうするか聞いてみるよ」


提督「ハハッわかったわかった、じゃあそういう方向で進めておくよ」


山城「…じゃあ提督、山城は姉様の様子が気になるので失礼しますね」


提督「おう、じゃあ今晩は待ってるなー」


山城「………」ペコリ


バタン―。

時雨「……提督、山城と夜になにかするのかい?」


提督「ん?あぁ、山城や隼鷹とかと一緒に酒盛りするんだよ」


時雨「へぇ、それはこの資料を全部片付ける自信があるから言ってるんだね?」


提督「…い、一応」


時雨「はぁ、僕も手伝ってあげるからさっさと終わらせようよ」


提督「…いいのか?」


時雨「いいんだよ、提督は僕の提督なんだから」ニコッ


提督「そ、そうか」ブルッ

~ヒトハチマルマル~


提督「……ん~、やっと終わったぁ」ノビー


時雨「あ、終わったんだね。お疲れ様、お茶を入れたからどうだい?」


提督「いつも悪いなぁ、なにかと時雨には頼み事をしてしまう」


時雨「っそ、それは頼りがいがあるってことかい?」


提督「そうだなぁ、時雨は優しいし文句も言わず手伝ってくれるからな。やっぱり頼りやすいよ」


時雨「ふふっ嬉しいな、提督に頼って貰えるなんて」


提督「なんてったって俺の新米時代からの仲だろ」


時雨「そうだね。あの頃は燃料と弾薬どちらも不足していたよね」


提督「今も戦艦や空母によって結構資材不足だったりするけどな」ハハハ


時雨「でも楽しかったよ?少ない中でも色々やりくりしてね」


提督「あの頃から時雨は秘書艦の仕事も前線攻略としても活躍してくれていたよなぁ」


時雨「まあね。おかげで練度も駆逐艦の中では高い方だしね」


提督「ほんといつも助かるよ」


時雨「…提督、どうかしたのかい?普段君はそんな風に礼を言うような男じゃ無いだろう?提督として少し上からの命令や指令。そうした姿だったじゃないか」


提督「んー別に意識したつもりはないんだがなぁ…そんな風になってたか」


時雨「まあいいけどさ。あんまり思い詰めないでくれよ?提督は僕にとって大事な存在なんだから、さ」ニコッ


提督「おう!」


時雨「じゃあ僕は一度朝潮型の3人のところに行ってくるよ」


提督「俺も海駆ける西村艦隊見てみたいからよろしくな?」


時雨「うん、期待して待っててくれていいよ」


バタンー。


提督(ふぅ、やっぱり時雨がいてくれてよかったよ)

~フタマルマルマル・鎮守府内バー~


山城「少し遅れました、もうみなさんいらっしゃるでしょうか…?」


木曾「いや俺も来たばっかりだし、あとは隼鷹と提督、千歳くらいしかいないぞ」


山城「そうですか、私が最後ではないようですね」ホッ


提督「ところで山城はここにいる面子以外に誰を誘ったんだ?」


山城「時間にルーズな方ではないはずなのでそのうち来るはずですが…」


ガチャリ-。


妙高「妙高、遅れました」


山城「丁度来ましたね」


提督「さて全員揃ったかな?」


山城「……私がお誘いした方は全員来ているようです…」


隼鷹「じゃあ飲もうぜぇ!ヒャッハー!」


提督「…隼鷹はいつも飲んでるだろ」


山城(こうして私たちの宴会は始まったのです)

千歳「―それで提督があの時言ったのよ、お前が大破で帰ってきたらいつもドキドキしてしまうって」


妙高「提督、それは本当ですか?」


提督「あ、ああ言った覚えがあるような、ないような…」


千歳「…もしかして、忘れたなんて言うつもり?」


提督「そ、そんなことはないぞ…?」


隼鷹「あっ提督グラスが空いてるじゃん、入れてあげるよ」


提督「おっ、悪いな…隼鷹って気が利くんだな」


隼鷹「なんだよそれ~」ベシッ


提督「いってな~」


山城「……ふふっ」


妙高「山城さんは美味しそうにお酒を飲まれますね」


山城「…そうですか?いつも通り飲んでいるだけなのですが…」


妙高「少し見ていて幸せな気持ちになれます」フフフ


山城「……不幸の間違いじゃ…ないんですか?」


千歳「何言ってるのよ、あの西村艦隊で旗艦まで努めたあなたに不幸なんて言葉似合わない」


提督(その西村艦隊で起きたことが不幸って言ってる所以なんだがなぁ)


木曾「おい!提督もっと酒を寄越せ!」


提督「あんまり飲み過ぎるなよ?」


木曾「いいじゃねぇか、俺とお前の仲だろ?」


提督「そうは言うけどなぁ…」


山城「…はぁ不幸だわ」


妙高「だから山城さんは不幸なんかじゃ…」


山城「いえ、お酒がなくて不幸なのです…提督お酌してくださりますか?」

~フタフタマルマル頃~


隼鷹「さーてそろそろワインの時間だぜぇ」


提督「えっお前また飲むもん変えるのか?」


隼鷹「私はビール、日本酒、ワイン、ウィスキーなんでも飲むんだぜ?」


提督「やっぱりお前少し控えろや」グリグリ


隼鷹「ふっ、いつも二日酔いで頭痛めてるのは誰かな?」フフフ


木曾「隼鷹みたいな飲兵衛は他に誰かいるのか?」


隼鷹「ここで飲んでるやつなら武蔵だな~」


提督「あいつ誘ったのに来なかったんだけど…」


山城「……たまに飲んでるの見ますけど一人の時間が好きなんでしょう…」


千歳「提督は知っているか分からないけれど、ここにいるのはみんな、それなりに酒豪ですよ?」


提督「えっそうなの?」


妙高「でも私は1時までですよ」フフッ


木曾「俺は5時までだぜ」


千歳「私も木曾と同じで5時までよ」


山城「……私も5時までです…」


隼鷹「私も5時まででやめてるよ、一応だけど~」


提督「マジかよ、こいつらどんだけ飲むつもりだよ」


ガチャ―。

如月「提督ぅ私を放っておいて酒盛りですかぁ?うふふ」


木曾「如月、ここは子供の来るところじゃねぇぞ」


妙高「まあまあ木曾さん落ち着いてくださいな、でも如月ちゃん確かにここにあなたは似つかわないわ」


提督「山城から聞いたけど如月は酒を飲むらしいぞ?」


千歳「へぇ、駆逐艦でも飲むのね…」


如月「提督お酒注いでください」


提督「だが断る!」


如月「あらあら…じゃあ睦月ちゃんのところで飲んでこようかしらねぇ」


山城「……またお酒が無くなった…不幸だわ」


提督「落ち着けってまた注いでやるからさ」


山城「…ありがとうございます」ニコッ


木曾「提督、俺にも注げや」


隼鷹「じゃあ私にもお願い~」


妙高「私にもお願いしてもよろしいでしょうか?」


千歳「ついでに私にもよろしくするわ」


提督「おう。気分がいいから全員注いでやるわ」

>>5
これで山城が如月に声をかけてくれたもんだと思ってたけど…
山城が如月に声かけて来たのに追い出したとしたら最悪だよ
連投ごめん

>>14

如月ちゃんはどこかで情報を聞いてきた感じです。
山城さんは日本酒好きの艦娘に声をかけてるだけなので

~マルゴマルマル頃~


提督「…………」Zzz


妙高「……あし…がら…やけ酒は…よしなさい…」ムニャムニャ


隼鷹「いやぁ、人の寝顔を肴に飲む酒もいいもんだねぇ!」ヒャッハー


木曾「あぁそうだな、見ろよ提督なんて、普段の勇ましい姿なんてどこにもないぞ」


千歳「足柄のもらい手はいつよ…」クスクス


山城「……西村艦隊再編成…ねぇ…」ハァ


木曾「何?西村艦隊を再編成するのか?」ズイ


山城「…一応そういう話があるわ」


千歳「それは是非見てみたい」ズイ


隼鷹「私はマリアナで戦えなくなってその後のレイテでは作戦に参加できなかったからさぁ、また西村艦隊の姿が見られるなら是非見てみたいね~」


提督「……んぅ…」


木曾「おう、起きたか」


提督「すまない、寝てしまっていた」

コンコン―。

時雨「提督はいるかい?」


提督「ん、今起きたところだ。何か用か?」


時雨「いや、西村艦隊再編成の話でちょっとね」


千歳「今丁度その話をしていたのよ」


時雨「そうか、山城が話したんだね?みんなの反応はどうだい?」


木曾「お前達の勇姿をこの俺に見せてみろ」


時雨「ふふっ任せてよ、それで提督朝潮型の3人は誰も参加してくれないみたいだからさ」


時雨「僕と扶桑、山城、最上の4隻でどうかな?」


提督「まあそれでいいんじゃないか?どうせなら今日のデイリー消化ついでにどっか出撃して貰うわ」


山城「……!?」


時雨「任せてよ!全部この幸運艦の僕が倒して見せるよ」ニコッ

~ヒトフタフタマル・執務室~


時雨「提督、時間だから僕もそろそろ行くね?」


提督「……ちゃんと無事に帰ってきてくれよ?」


時雨「心配性だなぁ…任せてよちゃんと帰ってくるからさ」


――――――――

――――――

――――

――

山城「……西村艦隊旗艦山城、抜錨します…」


山城「…デイリー消化のための簡単な海域とは言え提督が私たちの練度上昇も兼ねて選んでくれた海域よ…気は抜かないようにね……」


扶桑「えぇわかっているわ」


最上「うん、ボクも当たらないように気をつけるよ!」


時雨「じゃあ行こうか」

~その頃・執務室~


コンコン―。


曙「曙よ。入ってもいい?」


提督「どうぞ」


曙「単刀直入に聞くわ、クソ提督、どうして西村艦隊を再編成なんかしたわけ?」


提督「上官に対してクソなどという言葉を吐く駆逐艦にしゃべることなんて何一つない」


曙「ッ!なによそれ…」


提督「言葉のまんまだよ曙。わかっていると思うが俺はお前の上官だ。ならその上官に対して言葉遣いなどは気を付けるべきだろう?」


提督「等価交換というやつだ。この際今までの暴言は水に流してやる。お前が正しい言葉遣いにできたら西村艦隊を再編成した理由を教えてやるさ」


曙「ッ…て、提督…」


提督「どうした?曙」


曙「西村艦隊をまた編成した理由を聞かせて欲しいです」


提督「時雨に頼まれてな。あいつの艦娘として生まれたときからの夢らしい」


曙「…そう、時雨がね。…そうだこれはあたしの杞憂であってほしいけど…もしかすると誰かが傷ついて帰ってくるかもしれない」


提督「…根拠を聞こうか」


曙「……ごめん、今はまだ話せない。でもひとつ言わせて?時雨は…危険だよ。じゃあまたねクソ提督」


バタン―。


提督「なんだったんだ…?それに時雨が危険?何を言っているんだか」


提督(時雨達うまくやってるかなぁ)

~海上~


山城「…敵艦隊発見!砲戦、用意して!」


扶桑「山城、大丈夫?」


山城「えぇ、大丈夫です。時雨と最上も大丈夫ですか?」


最上「山城こっちは大丈夫だ、始めるよ?いい?」


山城「(コクリ)撃てぇー!」


ドン―、ドン――。


ドンドンドン――。


時雨「結構手強いね」


山城「……あぁ、攻撃が当たらない…不幸だわ」


最上「いったたた…」


扶桑「西村艦隊の本当の力見せてあげる!」


山城「時雨、駆逐艦1隻できついかもしれないけど頑張って頂戴」


時雨「別に僕から言い出したことなんだ、気にしなくていいさ」

ポツ―。ポツポツ―。


ザアアアアアアア―。


時雨「雨、か…」


扶桑「山城、このあとはどうするの?夜戦?」


山城「……いえ、少し行ったところに入り江があるはずです。闇に紛れてそこに行きましょう、少しでも最上さんに休んでもらわなければ」


最上「悪いね、ボクのために」


山城「気にしないでください、同じ艦隊の仲間同士助け合うのは当然です」


最上「同じ艦隊…か。西村艦隊としてまた海に出られるなんて思ってなかったよ」


扶桑「それは同感ね、私たちがまたこうして一緒に海に出て戦えるのは嬉しい」


山城「……そうね。確かにそうだわ」


時雨「逆にありがとうって言わせて欲しいくらいさ、僕の夢のためにみんなにこうして付き合ってもらってるんだから」


最上「さっき山城も言っていたけど同じ艦隊の仲間なんだ!これからも頼ってくれていいよ」


山城「――ッ!…どうやらおしゃべりはこれまでのようね…」

取り敢えず書き溜めも尽きたので今日はここまでにします。

投下していきます

~その頃・指令室~


大淀「提督、山城より入電がありました」


提督「…帰りが遅いが何かあったか?」


大淀「はい、フタマルマルサンに入電、我夜戦二突入ス、と」


提督「夜戦…」


提督(おかしい、あの海域は4隻とはいえ夜戦にまで突入するような海域じゃないはずだ…)


大淀「…?」


提督「大淀、川内を呼んでくれ」


大淀「わかりました」


提督(……もしかすると誰かが傷ついて帰ってくるかもしれない)


提督「…そんなわけないよな」


川内「てーとっく!何?夜戦?」


提督「呼んでから来るのが早いな、だがお前の希望の夜戦だ。出てくれるか?」


川内「それはいいんだけどさ~、急にどうして夜戦させてくれるの?」


提督「西村艦隊が今日の昼過ぎに出たのは知ってるよな?」


川内「…え?」


提督「……」


川内「………」


提督「…………」


川内「まあ知ってるけどさ」


提督「あぁ、うんならいい。その西村艦隊がまだ帰らない」


川内「夜戦してるってこと?でもそれはおかしくない?」


提督「そうだ、制海権も取ってる海域であの4人が夜戦に突入するほどの敵が出るわけがない」


川内「…だから私に調査ついでにサポートしろってことだね?」


提督「察しがよくて助かる、ただ他の艦娘に要らぬ心配はさせたくない。川内型3姉妹だけで行ってもらえないだろうか?」


川内「了解!」

曙「クソてい…提督、曙よ入ってもいいかしら」


提督「あぁ入れ」


曙「提督、川内さんの夜戦にあたしも連れて行って」


提督「…どこでそれを?」


曙「大声で夜戦だーなんて叫ばれたらわかるわよ」チラッ


提督「なるほどなぁ…」チラッ


川内「仕方ないじゃん!待ちに待った夜戦だし!」


提督「まあいいさ、川内、曙も連れていってやってくれるか?」


川内「もちろん!夜戦の楽しさ教えちゃうよ!」


曙「……ありがとう」

――――――――

――――――

――――

――

神通「神通、行きます!」


川内「夜戦、夜戦~♪」


那珂「那珂ちゃんをファンのみんなが待ってるから早くいかなきゃね」キャハッ


曙「……」


神通「曙さんは以前二水戦で一緒でしたね、もう少し気を抜きましょうね」ニコッ


曙「は、はい!」

~それから一時間後・西村艦隊~


時雨「ッ!…悪いね、被弾しちゃった」ボロッ


山城「時雨、大丈夫?」ボロボロ


時雨「それは…こっちのセリフだよ」


扶桑「山城、魚雷!」


山城「…!!…まだ、沈みたくない…提督、姉様…」


ドン―。


山城「え…?」


最上「生きて、山城」ニコッ


山城「…も、がみ…?最上…あ、あああ…」


時雨「山城、泣いている時間はどうやらないようだよ…」グスッ


扶桑「そうよ、今は目の前の敵に集中しなさい」


山城「…でも、私の、せいでっ…最上が…」


パチン―。

時雨「―じゃないか。ちゃんとしなきゃ最上に助けて貰った意味がないじゃないか!」


山城「………そう、よね…頭ではわかっているの…でもね。体が動かないのよ…」


扶桑「でも、どうすることもできないわけじゃないわ。目の前の敵を倒してなんとかしましょう?」


山城「扶桑姉様、先立つ不孝をどうかお許しを……時雨、雷撃処分を……お願いします」


時雨「………」


扶桑「ッ…何を言っているの?…山城が沈んだらあなたを助けた最上はどうなるのよ!」


扶桑「いい?時雨、山城を雷撃処分するなら私を先に処分しなさい」


山城「!?そんなの認めません、旗艦は私です。私のいうことを聞いてください姉様、時雨雷撃処分を」


時雨「……わかったよ」


山城(時雨はなにかを決したかのような表情で私に対して61cm四連装(酸素)魚雷を向けて放ちました。最後に見た姿は泣き崩れる姉様とにっこりと笑う時雨でした)


ドドドン―。


時雨「……ごめんね、扶桑」


扶桑「……あ、あああ。ああああああああああああああああああああああ、山城山城山城…ああ」


???「探照灯斉射してください」


ビカン―。

時雨「…神通、川内、那珂…曙も…」


川内「敵はどこかなっと!」


那珂「那珂ちゃんの深夜のゲリラライブに来てくれてありがとー!」


曙「特型駆逐艦18番艦の曙よ!まあ名乗っても倒してしまうけどね」


神通「大丈夫ですか?吹雪さん、扶桑さん」


時雨「僕は小破だからまだ大丈夫だよ、それよりも扶桑が大破しているんだ、どこか安全なところまで誘導してくれないかい?」


神通「了解しました。後でいろいろ聞かせてくださいね…」


時雨「無事僕が生き残れたらね」フフフ


神通「……縁起でも無いことを言わないでください」ゾクッ


川内「那珂!そっちは任せた!」


時雨「…曙来てしまったんだね、君にはまだ早い気もするよ」


曙「っ!…何を言ってるのかしらね」


時雨「曙にこんな仲間が沈む戦場は、ね」


曙「忘れたの?あの時あなたの艦隊の最上を雷撃処分したのはあたしよ」


時雨「…忘れるわけないじゃないか」


川内「二人とも!おしゃべりは良いけど夜戦を楽しんで欲しいな」


那珂「そうだよー、二人とももっと那珂ちゃんに注目してー」


曙・時雨「「いやそれは遠慮して(おくわ)(おくよ)」」


那珂「二人とも酷い…」ブーブー


川内「さあ片付けようか!」

~その頃・執務室~


大淀「提督、入電です」


提督「聞かせてくれ」


大淀「はい、神通らは西村艦隊に合流、しかし旗艦である山城は本人の希望で雷撃処分、最上は大破状態で山城を庇い被弾、炎上撃沈。扶桑は大破状態とのこと」


提督「時雨は?」


大淀「時雨は小破状態で今もなお戦闘継続中とのこと」


提督「そうか…」


大淀「どうしますか?」


提督「これ以上戦闘を継続しても戦力的に厳しいかもしれないな。扶桑を旗艦にし複縦陣で撤退させよう」


大淀「分かりました、ではそのように」


提督「……そうだ、大淀。作戦が終わったらここに来るように時雨に伝えてくれ」


大淀「……(コクリ)」

~数分後・入り江~


川内「どういうことだよ!撤退って」


神通「どうもこうも提督の命令です…撤退しましょう」


那珂「那珂ちゃんのライブはもう終わり!」


時雨「……」


曙「時雨、帰ったら話があるの、良いわよね?」


時雨「無事帰れたら、ね」


扶桑「では、戻りましょう…」


川内「にしても何だって提督は私たちを出したんだ?」


那珂「どういうこと?那珂ちゃんアイドルだから難しいことわかんない~」


神通「那珂ちゃん、ふざけてる場合ではありませんよ」


曙「どうせ撤退させるなら交戦させる必要ないのよ、無駄に資材喰うだけだわ」


那珂「でも少しは戦う必要あるし必要なんじゃないの?」


時雨「…僕たちは疲弊していたとはいえ十分戻ることが出来たよ」


扶桑「……っ」


神通「では何故提督は撤退命令を出さなかったのでしょうか…?」


川内「私のご機嫌取りのために夜戦とは思えないしなー」


那珂「那珂ちゃんのためのライブ会場でもないよねぇ」


川内・那珂「「うーん…」」

曙「…どうしても西村艦隊にダメージを与えたかった?」ボソッ


扶桑・川内・神通・那珂「「「「!!!」」」」


時雨「……そんなはずないよ。提督は言ってた、無事に帰ってきてくれって。だから提督はダメージを与えたいなんて思ってない!!」


曙「冗談よ、そんなにムキにならないでよね」


神通「冗談だとしても言ってはいけないことがありますよ…」


那珂「じゃあ提督はなんのために」


川内「……そういえば提督は夜戦に突入したことを知らない風だったよ」


曙「確かに仮定として話している風だったわね」


扶桑「山城が勝手に判断して提督に連絡もせず夜戦に突入したというの…?」


時雨「話を聞く限りその可能性が高いね」


扶桑「ッ!そんなバカなことが…!」


神通「扶桑さん落ち着いてください。鎮守府が見えました詳しくは提督に聞きましょう」


神通「それと伝え忘れていましたが時雨さん、帰投したらすぐに執務室に来いと提督から」


時雨「了解」

~波止場~


利根「……帰ってきたようじゃのう」


筑摩「流石に帰ってきて誰もいないのは可哀想ですからね」


天龍「ガキどもが無事だと良いんだが…」


龍田「あらあら天龍ちゃんは駆逐艦の子達が好きなのね、妬けちゃうわ~」


利根「冗談を言ってる場合ではなかろう」


木曾「ッ…」


隼鷹「流石に私でもふざけられないわ~」


妙高「…山城さん」

ガララ―。


扶桑「西村艦隊帰投しまし…」フラッ


利根「…おっと、大丈夫かのう?筑摩、扶桑を運ぶのを手伝ってくれぃ」


神通「時雨さん、あなたは執務室に」


時雨「……(コクリ)」


木曾「提督から伝言を言付かっている、全員帰投後すぐさま入渠、その後駆逐艦曙と軽洋巡艦神通は報告のために執務室まで来るように、以上だ」


曙・川内・神通・那珂「「「「了解」」」」

とりあえず今日はここまでで。

次の投下時には終わると思います

投下していきます。
さらに展開が加速します…

~執務室~


提督「さて、お疲れ様とまずは労っておこうか。重巡や戦艦が撃沈する戦闘の中よく小破で済ませたな、流石佐世保の幸運艦といったところか」


時雨「提督、堅苦しい話はなしにしようよ」


提督「良いじゃないか、少しは部下を労うこと位させてくれ」


時雨「曙から何か言われたんじゃないかな?」


提督「………」


時雨「沈黙は肯定と捉えるよ」


提督「…ふっ、流石だな時雨」


時雨「伊達に提督と長く過ごしていないよ」


提督「…居なくなったのは」


時雨「?」


提督「艦娘が居なくなったのはいつ以来だったかな…」


時雨「沖ノ島海域で強行進撃させた時の祥鳳以来だね」


提督「……長かったな」


時雨「そうだね、長かった」

コンコン―。


曙「曙よ、神通さんも一緒よ。入っても良いかしら?」


提督「来たか、入れ」


曙「失礼するわ」


神通「失礼します…」


提督「西村艦隊の援護ご苦労だったな」


曙「そんなのどうでもいいわ、クソ提督あなたの真意を聞かせて頂戴」


神通「返答によっては提督、あなたを打たねばならないかもしれません」カチャリ


曙「あなたもよ、時雨」カチャリ


時雨「危ないよ、降ろしてくれないかな?」アハハ

ドン―。


曙「次は当てるわよ」


時雨「はぁ…仕方ないね、提督もういいかな?」


提督「背に腹は代えられないからな、もういいだろう」


神通「提督、あなたの真意を聞かせてください」


提督「仕方ないなぁ」ハハハ


提督「とりあえず質問だ。お前達艦娘は何故戦う?」


曙「そんなの深海棲艦を倒すために決まってるじゃない」


提督「じゃあ何故深海棲艦は倒さなければならない?」


神通「それは…私たちの海を侵犯しているから…です」

提督「自信が無いか?まあいい、じゃあ何故侵犯してると言える?」


曙「そんなのあっちが襲って…あっ…」


提督「気がついたか?もしかすると侵犯していたのは俺たちかもしれないと言うことに」


曙「…いえ、でも…ううん、やっぱりおかしいわ。"突如"現れたのが深海棲艦よ」


提督「世間一般的にはな」


神通「…もしかして…?」


提督「流石に分かったか?深海棲艦は昔から存在していたんだよ。それを人間はよく思わなかった。深海棲艦側と結んでいた不可侵の条約を破り無防備な深海棲艦を殺した」


曙「そん…な…」


提督「そして奪った海を恰も元から我が海だったかのように汚した。仲間を殺され海を穢された。それは深海棲艦側を怒りで狂わせるには十分だった。そして今がある」


神通「……提督は…いえ、あなたは一体誰なんですか?あなたが深海棲艦側の人間だと言うことはわかりました。でもあなたはただの人間です、何故そこまで詳しいのですか?」

時雨「それは僕から話そうか。ある深海棲艦と人間側の大使が居たんだ。二人は恋に落ち深海で仲睦まじく暮らしていた」


時雨「ある日、深海棲艦の彼女のお腹が大きくなっているのに大使は気がついた。子供が出来ていたんだ」


曙「じゃあ、クソ提督は…もしかして…」


提督「まあ、深海棲艦と人間のハーフだ。まあハーフと言っても遺伝学的見ても殆ど人間なんだがな…水の中でも息が出来る点以外は人間と同じだし」


神通「…そんな…」


時雨「まあ提督の正体が分かったところで僕の正体も明かしておこうか」


曙「時雨はなんとなくわかるわ、提督の駒でしょう?」


時雨「半分正解で半分不正解かな。僕は日本政府の艦娘さ」


神通「わけが…わけがわかりません…」


時雨「別に分からなくて良いよ、君たちはもうここで…終わりだ」ガチャリ―。


ドンー。


パン―。

時雨「ふぅ、お疲れ様提督」


提督「時雨こそ。邪魔な艦娘をお前が消してくれなかったら今頃俺の故郷はどうなっていたかわからないよ」


時雨「それは言わない約束だろう?」


神通「……あなた達は…祥鳳さん…いえ最上さんや山城さんなどもこの世から意図的に消したんですか?」


時雨「なんだい?まだ生きていたんだね、流石に駆逐艦とは違って少しは堅いね」アハハ


神通「ただの拳銃で私たち艦娘を殺せるとでも?それに駆逐艦と言っても砲撃1発で死ぬことなんて…」チラッ


神通「!?…おええええええ」


神通(曙さんの立っていたところには曙さんの姿は無く、元曙さんの肉塊だけが落ちていました。時雨さんはその肉塊を面白そうに蹴っ飛ばして遊んでいます)


神通「…うええ、おろろえれおれええええ」

提督「神通、今ならお前を救ってやれるぞ。自分の命が大事なら俺たちに協力しろ」


神通「ふ、ふっ、提督私たち艦娘はその程度の拳銃では死に至らないと言ったはずですが…?」


提督「んー、弾に遅効性の毒が塗ってあるんだよなぁ…もちろん艦娘を殺せる毒な?」


神通「…そうですか、この気分の悪さはそれもあるんですね」


神通「提督、あなたの提案には乗るつもりありませんよ、ふふ。好きでした、さようなら」


提督「そうか…じゃあな」ニコッ


時雨「……死んだ?」


提督「おう」

時雨「提督も酷いよねぇ、この毒に解毒薬なんてないのにさ」


提督「それは言わない約束だろ」ハハハ


時雨「そうだったね、あはははは」


提督「そろそろ飯時だ、お前達が出てる間に飯にまた別の毒薬を混ぜておいた。今頃食堂は阿鼻叫喚の地獄絵図だぞ」


時雨「あぁ、遅効性で喀血と似た症状を引き起こすやつ…」


提督「まあそういうことだ、見に行こうか」

~食堂~


時雨「アハハ見てみて提督、白露姉さんが死んでるよ。うざかったから嬉しいなぁ」


提督「お前白露のこと嫌いだったもんな」


時雨「まあね。ん?あぁここで死んでるのは長門さんか…提督見てよこの間抜け面、いつも駆逐艦にばっかり寄ってくるから正直嫌いだったし首だけ切り取って海に捨ててもいい?」


提督「海をこんな汚いロリコン艦娘の血で穢すのは嫌だから晒し首にでもしておけ」


時雨「そうだね、そうしよう」


木曾「……ッ!?これをやったのは提督貴様か?」っ写真


提督「ん?あぁ北上と大井かぁ、そうそう殺したのは俺だよ。あいつら俺が訪ねたらさセックスしてる最中でさー、正直キモかったわ」アハハ


時雨「それは引くね…あ、そうだ提督後で僕のことも愛してくれるかい?」


提督「何?そういうことされたいの?」


時雨「ううん、全く」

木曾「…[ピーーー]、提督貴様のことを俺は正直尊敬していたし、異性として意識もしていた。だが許さん![ピーーー]殺してお前はミンチだ、そのミンチでハンバーグを作って腐敗させて捨ててやる」


提督「あー、あのさ木曾。息巻いてるところ悪いんだけど後ろ気をつけた方が良いぞ?」チラッ


木曾「ふん、よそ見をさせて[ピーーー]つもりだろう?その手には乗らん」


提督「あっそう」パチン


木曾「……フグゥ!?」カハッ


提督「だから言ったじゃん、後ろに気をつけろって」


木曾「……なんで貴様が…生きている…祥鳳…」


祥鳳「沖ノ島海域攻略中に大破炎上奮戦空しく撃沈、確かそういうシナリオでしたよね」


時雨「あ、帰ってたんだね祥鳳。おかえり、待ってたよ」


祥鳳「ふふ、私は沈んでなんかいないってことですよ、木曾さん」


木曾「クソッ……」バタリ

~執務室~


祥鳳「あら、壁紙を赤にしたんですね…って血ですか?これ」


時雨「うん、曙でサッカーしてたら真っ赤になっちゃったんだ」


提督「とりあえず二人とも掛けてくれ」


祥鳳「はい」


時雨「うん」


提督「まず祥鳳、長い間身を潜めてくれてありがとう。これは俺からのお礼の品だ。美味いから是非食べて欲しい」


祥鳳「やった!私、嬉しい!…これはゼリーですか?」


提督「有名どころのだから味は保証するぞ」


祥鳳「じゃあいただきます!…ん~美味しい~!」


提督「時雨も長い間、秘書艦や不穏分子の排除お疲れ様。これを受け取ってくれると嬉しい」


時雨「…これはクッキーだね、そうだ祥鳳、半分どうだい?」


祥鳳「それは時雨さんのために提督が用意したものですよ、是非時雨さんが食べてあげてください」


時雨「じゃあ遠慮無く…うん、これは美味しいね、ありがとう提督」

提督「じゃあ乾杯しようか」


提督「故郷を守って母さんの敵を取るため…」


祥鳳「友達のヲ級ちゃんを守るため…」


時雨「もう2度と間違った争いを起こさないための不穏分子排除のため…」


提督・祥鳳・時雨「「「この長かった期間と目的達成に乾杯!」」」

~数分後~


提督「ごめんなぁ…お前達のグラスには毒が塗ってあるんだ」


提督(艦娘の存在は邪魔だから…お前達も殺さなきゃイけないんだ)


時雨「……それくらい知っているさ」


祥鳳「あなたの気持ち位分かっています、仕掛けるならここだろうと」


提督「なんで生きて!?確かに即効性の強力な毒を盛ったはず…」


時雨「提督がよく艦娘を誘ってバーで飲んでいたのはバーで使われるグラスに毒を塗るためであってるかな?」


祥鳳「そして私たちは提督が仕掛けるならここだろうと踏んで提督が使いうるであろう毒の解毒薬をいくつか先に胃に潜めておりました」


提督「……これは1本取られたな、さあどうする?[ピーーー]か?」ハハハ


時雨「その必要は」


祥鳳「ありませんよ」


時雨「これが何か分かるかい?」っ小瓶


提督「……???…カハッ…」


祥鳳「私たちが提督に盛った毒の解毒薬です」


時雨「そしてこれは捨てる。提督が毒を盛らなければこの解毒薬を渡すつもりだったけど…提督は毒を盛ったね」


提督「…フフ、そうか…」


時雨「ありがとう、提督。今まで楽しい夢を見せてくれて。待っていて欲しい、すぐに僕も後を追うさ」


祥鳳「では、時雨さんあとは手筈通りに」


時雨「あぁ、頼んだよ」


提督「……」


時雨「死んじゃったか…じゃあ今に僕も…」カチャリ



ドン――――。

あの日鎮守府で起きた事件は一人の新聞記者によって明るみに出た。


その新聞だけでは信憑性が低かったが、生き残った艦娘達がその日が如何に地獄だったかメディアを通して発信した。


また生き残った艦娘達は皆口々に言う。


「とても頼りがいのある司令官で大好きでした」と。


新聞によって事実を伝えられてから世論は深海棲艦を一種のヒトとして扱う風潮になった。


それを受け、軍は鎮守府から艦娘の兵器としての使用をやめて、資金的な援助をしながら彼女たちが社会で生きていけるようにサポートしている。


政府内部の過激派もこれにより非難を受け要職を追われ、政府と深海棲艦たちとの条約締結も早々に行われた。


深海棲艦と人間の結婚なども直に認められていくだろう。


祥鳳「提督、時雨。世界は君達が望んだ世界になりつつあるよ」


???「祥鳳、ゼリーの作り方教えてあげるから早く来なさい」


祥鳳「は、はい!今行きます!」



終わり

結局深海棲艦ってなんなのっていう疑問は残ったまんまですが気分で書きました。

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