男「なあ、機嫌直してくれよ・・・」許嫁「つーん」 (34)

許嫁のssがなかったので自分で書きました
書きためあんまりないんで遅いです。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1502261256

男「俺がなにしたっていうんだ・・・」
許嫁「つーん」
男「はっ、もしかして勝手に冷蔵庫のプリン食ったからか?」
許嫁「そんなわけないでしょ・・・ていうか、あんたのために買ってきたんだから」
男「そうか・・・じゃあなんでそんなに機嫌悪いんだ?」
許嫁「自分の心に聞いてみたら?」
男「俺の心よ、何か知っているか?」
男「・・・」
許嫁「・・・」
男「何も知らないらしい!」
許嫁「バカじゃないの」クスッ
男「あ、今笑った」
許嫁「あ・・・」
許嫁「図ったわね?」
男「いやいや、許嫁が・・・」
許嫁「なに?」ギロッ
男「なんでもございません!!」
許嫁「ていうか、今日が何の日か覚えてないの?」
男「今日・・・?」
男「なにかあったか?」
許嫁「もうしらない!」
男「ちょっと待ってくれ、今思い出すから」
許嫁「あと十秒」
男「ちょっと待って!?」
許嫁「フフッ・・・いーち、にー、さーん」
男「(待て男考えるんだ・・・今日が何の日か)」
男「(付き合って1か月?・・・いや違うだろ)」
許嫁「・・・ろーく、しーち」
男「(キスして1か月?いやまだしてなかった・・・。というより手もつないでなかった)」
許嫁「・・・きゅーう」
男「(考えろ!)」
許嫁「・・・じゅーう!」
許嫁「はい!今日は何の日でしょう!」
男「・・・プリンの日!」
許嫁「・・・」
男「・・・」
許嫁「もういいわ、知らない!」
男「ちょ・・・待って待って!」
バタン
男「行ってしまった」
男「今日ホントに何の日だ?」カレンダーペラッ
男「んー?何もない、普通の平日だ」
男「じゃあなんなんだろ?」
男「ちょっと、思い出すか」

見にくいですね。すいません。許してください。何でもしますから


男「俺がなにしたっていうんだ・・・」

許嫁「つーん」

男「はっ、もしかして勝手に冷蔵庫のプリン食ったからか?」

許嫁「そんなわけないでしょ・・・ていうか、あんたのために買ってきたんだから」

男「そうか・・・じゃあなんでそんなに機嫌悪いんだ?」

許嫁「自分の心に聞いてみたら?」

男「俺の心よ、何か知っているか?」

男「・・・」

許嫁「・・・」

男「何も知らないらしい!」

許嫁「バカじゃないの」クスッ

男「あ、今笑った」

許嫁「あ・・・」

許嫁「図ったわね?」

男「いやいや、許嫁が・・・」

許嫁「なに?」ギロッ

男「なんでもございません!!」

許嫁「ていうか、今日が何の日か覚えてないの?」

男「今日・・・?」

男「なにかあったか?」

許嫁「もうしらない!」

男「ちょっと待ってくれ、今思い出すから」

許嫁「あと十秒」

男「ちょっと待って!?」

許嫁「フフッ・・・いーち、にー、さーん」

男「(待て男考えるんだ・・・今日が何の日か)」

男「(付き合って1か月?・・・いや違うだろ)」

許嫁「・・・ろーく、しーち」

男「(キスして1か月?いやまだしてなかった・・・。というより手もつないでなかった)」

許嫁「・・・きゅーう」

男「(考えろ!)」

許嫁「・・・じゅーう!」

許嫁「はい!今日は何の日でしょう!」

男「・・・プリンの日!」

許嫁「・・・」

男「・・・」

許嫁「もういいわ、知らない!」

男「ちょ・・・待って待って!」

バタン

男「行ってしまった」

男「今日ホントに何の日だ?」カレンダーペラッ

男「んー?何もない、普通の平日だ」

男「じゃあなんなんだろ?」

男「ちょっと、思い出すか」

ーーー過去ーーー

あれは夏の日の夕立のあとだった・・・。

男「はあ・・・すごい雨だったな・・・」ガラッ

許嫁「きゃあ!」

許嫁の下着姿、この目にしっかり焼き付けたァ!

男「ご、ごめん!シャワー浴びてるの気づかなくて」

許嫁「いいから出て行って!」

ーーーーーーーー

男「下着を見た記念か!?」ピコーン

男「許嫁ーーー!」ドンドン

許嫁「なによ・・・」

男「わかったぞ!」

許嫁「遅いわよ、まったく・・・」

男「許嫁の下着を見た記念だろ?」

許嫁「・・・」

男「・・・」

許嫁「違うわよ!!」

男「ええっ!!」

許嫁「ていうか、なんでそんなのまだ覚えてるのよ」

男「俺の脳内許嫁フォルダはいつまでも消えないんだぜ!」

許嫁「消しなさい!」

男「無理でーす。許嫁が好きな間は消えませーん」

許嫁「わかったわよ・・・」テレッ

男「(照れた許嫁いただきました!)」

許嫁「・・・はっ、流された!?」

男「ちっ・・・」

許嫁「ああ!今舌打ちした!」

男「え?してないしてない!」

許嫁「ふんだ。じゃあもう教えてあげない」

男「教えてくれよ、マイエンジェル許嫁さん」

許嫁「恥ずかしいからやめて!」

男「愛してるよ、許嫁・・・」

許嫁「あう・・・」

男「今日は何の日か教えて?」

許嫁「きょ・・きょうは・・・モゾモゾ」

男「ん?」

許嫁「はじめて私たちがここに来た日よ!」

男「あ~・・・」

許嫁「思い出した?」

男「いや・・・できればあの日は思い出したくないというか、なんというか」

許嫁「なんでよ!?私たちの大切な記念日でしょ?」

男「そんなの言ったら初めて会った日とか初めて喋った日とかたくさんあるぞ!」

許嫁「いいじゃない!たくさん祝えば!」

男「俺は脳内許嫁フォルダに入っているものしか記憶にない!」

許嫁「それ、私の恥ずかしいものしか入ってないでしょ!」

男「そ、そんなわけ、ない、だろ」

許嫁「動揺しすぎよ!」

男「愛してる・・・」

許嫁「あう・・・」

許嫁「って、もう駄目よ!」

男「えー・・・」

許嫁「今日はあなたにとって嫌な日なのかしら?」

男「嫌じゃないんだけど、いいこともあったけど」

許嫁「へー、どんなどんな?」

男「・・・わかってて聞いてるだろ」

許嫁「えへへー、お返し」

男「許嫁と初めて一緒にいた日だよ。あの日は一日ずっと一緒にいたな・・・」

許嫁「えへへー、赤くなってるー」

男「うるせー」

許嫁「いつも恥ずかしいこと言ってるのにこういう時になると恥ずかしがるよねー」

男「なんだ、悪いかよ」

許嫁「んーん、大好き!」

男「///」

許嫁「照れてるー」

男「もうこの話は終わり!早く寝るぞ!」

許嫁「えー・・・」

男「明日は学校なんだからさ」

許嫁「はーい」

男「(あぶない、萌え死ぬところだった)」

男「(最初はこんなんじゃなかったんだけどな)」

男「(最初はもっと・・・)」

ーーー翌日ーーー

男「んん・・・」

男「もう朝か・・・」

男「(いいにおいがする)」

男「許嫁おはよー」

許嫁「あら、起きたの?ずいぶん早いのね」

男「昨日は早めに寝たからな」

許嫁「誰かさんが恥ずかしがったからねー」ニヤニヤ

男「もう忘れてくれ」

許嫁「無理でーす。私の脳内男君フォルダはいつまでも消えませーん」

男「なんだか、聞いてて恥ずかしいな」

許嫁「あなたの真似なんだからね」

男「ああ、わかってるよ」

許嫁「じゃあ、朝食食べて学校行くわよ」

男「いただきまーす」

許嫁「いただきます」

朝食タイム!

男「ごちそうさまでした」

許嫁「お粗末様でした」

男「じゃあ皿洗うよ」

許嫁「うん、半分こね」

ジャーフキフキ

男「じゃあ行くか」

許嫁「うん」

男「それでワルトラマンが・・・」

許嫁「うん」

男友「よっす!男、許嫁ちゃん!」

男「おう、男友」

許嫁「おはようございます、男友さん」

男友「いやー、今日もお熱いことで」

男「いいだろ」

男友「そんなに堂々とできるのすげーよ」

男「こんなにかわいい許嫁を取られないようにな」

許嫁友「おはよー!許嫁、男、男友」

男「おはよ」

男友「おはよ!許嫁友ちゃん」

許嫁友「うん・・・おはよ」テレッ

許嫁友「って、許嫁なんでそこでうつむいてるの?」

許嫁「///」

許嫁友「あ~・・・なんとなく分かったわ」

ーーー授業中ーーー

許嫁「sin30°=1/2なので・・・」

男「zzz・・・」

先生「はい、ありがとうございました。」

先生「では、男」

男「・・・!はい」

先生「次の問題解いてみろ」

男「はい」

男「(やばい、わからん)」

チョイチョイ

男「ん?」

許嫁「・・・ここはこうやって・・・」ノートユビサシ

男「なるほど」

先生「はやくしろ」

男「は、はい」

ーーー授業終了ーーー

男友「お前らいつもいちゃついてるな」

男「そうか?これくらい普通だろ」

男友「いやいや、お前この視線分からないのか」

オイ、アイツリアジュウダ
リアジュウバクハツシロ

男「?」

男友「マジか」

ーーー放課後ーーー

男友「男、久しぶりにカラオケいこーぜ」

男「OK」

男「許嫁ー」

許嫁「聞いてたわ、行くわよ」

男「お、おう」

許嫁友「え~、なになに~?」

男友「これからカラオケ行くんだよ、許嫁友ちゃんも来る?」

許嫁友「うん!もちろん!」

男友「ははは、じゃあ決まりだね」

ーーーカラオケーーー

男「このおおぞらにー」

男友「翼をひろげー」

許嫁友「男友君うまいね」

許嫁「そうね」

許嫁友「男君は・・・うん」

許嫁「下手ではないけれど、普通すぎてつまらないわ」

男「許嫁?なんか言ったか?」

許嫁「いえ、何も?」

許嫁「ただ、あなたの歌はつまらないと言っただけだわ」

男「なんだと」

男「おい!許嫁!」

許嫁「なにかしら?」ビクッ

男「カラオケ採点勝負じゃー!」

許嫁「いいわよ、望むところだわ」

男「負けたら相手のことなんでも一つ言うことを聞くこと!」

許嫁「ええ、いいわ」

男「男友!許嫁友!曲を選んでくれ!」

男友「そうだな・・・」

許嫁友「・・・どうする?」

男友「じゃあ、残酷な社会のターゼで」

男「了解!」

男「先攻はもらった!」ピッ

許嫁「あ、ずるい」

男「ざーんこくなー・・・」

カラオケちゅう・・・

男「なーれ!」

男「どうだ」

許嫁「やっぱり普通ね」

男「なんだと?」

男「俺の点数を見ろ!」

85点

男「なかなかの高得点だろ!」

許嫁「じゃあ、私が歌わせてもらうわ」

男「俺は何やってもらうか考えとく~」

許嫁「余裕なのも今のうちよ」ピッ

許嫁「ざーんこくなー・・・」

男「(なぜだろう、許嫁の後ろに高橋 〇子が見える・・・)」

カラオケ中・・・

許嫁「なーれ!!!」

男友「すごいね、許嫁さん」

許嫁友「私もこんなにうまいとは思わなかったよ」

許嫁「本気だしたからね」フフン

許嫁「さてと・・・」

100点

男「なんだよ、これ」

許嫁「男」

男「はい!」

許嫁「わかってるわよね」

男「お手柔らかにお願いします・・・」

許嫁友「面白いね、やっぱり」

男友「そうだね」

許嫁友「ね、私たちも歌お?」

男友「いいね」

こうして一日は過ぎていった。

ーーー男と許嫁が出会う少し前ーーー

男「はあ?俺に許嫁?」

男父「実はそうなんだよ」

男「なんでだよ」

男父「いいじゃないか、どうせ彼女もいないんだろ?」

男「うぐっ・・・まあそうだけど」

男父「いまからそっちに行くから」

男「まじかよ」

男(どんな人だろうなー)ウキウキ

男父「よっす」

男「はえーな!」

男父「すぐそこで電話してたからな」

男「じゃあ別に電話しなくていいだろ」

男父「まあまあ、そう言わず・・・」

男父「あと1時間くらいで許嫁さんが来るからきれいにしとけよ」

男「ずいぶん急だな!」

男父「はやく会ってみたいだろ?」

男「会いたくねーよ!」

男(会ってみたいです!はい!)

男父「じゃあ、準備するぞー」

男「そういえば、母さんは?」

男父「許嫁さん達と喋ってるんじゃないか?」

男父「迎えに行ったから」

男「じゃあ俺達でやるの?」

男父「もちろん」

男(不安すぎる)

男父「大船に乗ったつもりでいろ」

男(確実に泥船なんですが・・・)

掃除タイム!

男父「あっ・・・」ガシャン

男父「やべ・・・」パリン

男「父さんは座ってろ!」

男父「はい・・・」

男「はあ・・・」テキパキ

男(どんな人だろうな)

男(可愛い人だったらいいんだけど)

ーーー1時間後ーーー

男母「お父さーん」

男父「はーい」

男父「それじゃあ、行くぞ男」

男「了解」ドキドキ

許嫁父「初めまして男君」

許嫁母「よろしくね、男君」

男「は、はいよろしくお願いします」

男父「ははは、緊張してやがる」

許嫁父「ほら、許嫁も」

許嫁「・・・許嫁です」

男(かわいい・・・)

男(でもなんか不機嫌そうだな)

男(ここは一発!)

男「そっか、よろしくね許嫁さん」

許嫁「・・・」

男(無視された・・・)

許嫁父「ははは、そんなに恥ずかしがるな許嫁」

許嫁「・・・恥ずかしがってなんか・・・」ボソッ

許嫁母「あらあら、うふふ」

男母「じゃあ、とりあえず男と許嫁はここにいてね」

男母「母さんたち買い物に行ってくるから」

男父「仲良くなっておくんだぞ」

男「うるせえ、早く行け!」

許嫁母「私たちも行くからね」

許嫁「え?ちょっと待ってパパ、ママ」

許嫁父「仲良くなるんだぞ」

ブロローン←車の音

許嫁「行っちゃった」

男(どうしよう)

男(俺こんなかわいい子と喋ったことないよ・・・)

男「ねえ」

許嫁「は?」

男「ひっ・・・」

許嫁「許嫁だからって気安く話しかけないで」

男「は、はい」

男(こえー)

男「・・・」スマホポチー

許嫁「・・・」スマホポチー

男「・・・」チラッ

許嫁「・・・」スマホポチー

男「ねえ」

許嫁「なに?」

男「飲み物飲む?」

許嫁「そうね、いただくわ」

男「なにがいい?」

許嫁「お茶」

男「はいよ」

男「どうぞ」

許嫁「どうも」

男「・・・」

許嫁「・・・」

男(会話が続かねー)

男(というか俺女の子とまともに喋ったの久しぶりじゃね?)

男(いつも、事務的なことばっかで)

男(うん、とかはい、とかしか言ってなかった)

男(これは大きな進歩では!?)

許嫁「なに一人で笑ってるの?」

男「い、いや、なにも?」

許嫁「そう・・・」

男「・・・」

許嫁「・・・」

応援ありがとうございます!
今日もがんばるぞい

ーーー1時間後ーーー

男父「ただいまー」

男母「ちゃんと仲良くなれた?」

男「いや・・・」

男父「なんだと?」

男父「お前許嫁さんと一緒に住むんだから仲良くしておけよ」

男「ん?」

男父「ん?」

男「そんなの聞いてないんだけど」

男父「ははは、言ってないからな」

男「そういう大事なことは早く言えよ!」

男父「いやー、すまんすまんすっかり忘れてた」

男「まじか」

男(許嫁さんと一つ屋根の下だと!)

男(これは間違いの一つや二つ起きても・・・)ニヤニヤ

男父(大丈夫か、俺の息子よ・・・)

許嫁「・・・」

許嫁父「仲良くなっ・・・たわけではなさそうだな」

許嫁母「照れてるのね、うふふ」

男母「さあ、ご飯にしましょう」

許嫁母「ええ」

男父「手伝うよ」

男母「あなたは座ってて」ニコッ

男父「・・・はい」

許嫁父「手伝おうか」

許嫁母「ええ、お願いするわ」

ーーー準備中ーーー

許嫁「・・・」

男「・・・」

男父「・・・おい、男」ボソッ

男「・・・なんだよ」

男父「許嫁さんと喋れよ」

男「喋れっていわれても、『しゃべるな』って言われたんだけど」

男父「そんなの、照れてるに決まってるだろ」

男「そうか?本気で怒ってる気がするぞ」

男父「お前なんかやらかしたな?」

男「え?なんもやってないけど」

男父「じゃあ大丈夫だ、早く逝ってこい」

男父「俺はたばこ買ってくるから」

男(なんか違う意味なような?)

男父(あんなかわいい子玉砕してもいいからアタックしろよ)

ガチャ バタン

男「行ってしまった」

許嫁「・・・」

男「あー、許嫁さん?」

許嫁「なによ、気安く呼ばないで」

男(絶対嫌われてるだろ)

男「俺なんか悪いことしたか?」

許嫁「・・・」

男(どっちだよ!)

男「俺たちが許嫁だっていうのは知ってるか?」

許嫁「・・・知ってるわ」

男「君は納得してるの?」

許嫁「・・・」

男「ていうか、なんで許嫁になったか知ってる?」

許嫁「あなた知らないの?」

男「うん」

許嫁「・・・」

許嫁「私たちの親の仲がいいからよ」

男「・・・?」

許嫁「・・・」

男(仲がいいから許嫁なのか?)

男「なんかおかしくないか?」

許嫁「私のパ・・・お父様は『合わなかったらやめてもいい』と言っていたわ」

男「それって・・・」

男(許嫁っていうより子供同士を結婚させたいだけじゃ・・・)

男(でも、てことは許嫁父からはOK出てるてことか)

許嫁「あんまりお父様は乗り気じゃないけどね」

男「そっか」

男(まじか)

男(だからあの糞親父、あんなに許嫁さんと仲良くさせようとしたのか)

男「分かった、ありがと」

許嫁「・・・」

男(んー?どうやって仲良くなればいいんだ?)

男(知らないことはグーグル先生に聞いてみよう)スマホポチー

男(女性を絶対落とせる10の方法?)

男(これだ!)

男(えーなになに・・・?)

Google先生「まずはスタートが肝心です。第一印象は清潔感があるようにしましょう}

男(もうこの段階終わってるし!)

Google先生「会話では女性の恋愛経験や恋愛の癖を盗みましょう」

男(なんだよ、恋愛の癖って!)

Google先生「とにかく女性の本音を聞きましょう」

男(本音を聞く、か)

男(とりあえず、恋バナすればいいんだな)

男(よし、やってやるぜ)

男「ねえ」

許嫁「・・・なに?」

男「あのさ・・・」

男(どうやって聞けばいいんだよ!)

許嫁「なによ」

男「許嫁さんって付き合ってた人いるの?」

許嫁「はあ?何急に?」

男「いや、なんとなく、聞いてみたいというか」

許嫁「そう、なら言わないわ」

男(ここで簡単にさがるわけには・・・)

男「そう言わず・・・ね?」

許嫁「うるさい!気持ち悪い!どっか行って!」

男(怒らせてしまった・・・)

男「・・・」

男父「ただいまー」

男「おかえり・・・」

男父「なんだ元気ないな」

男「ああ・・・」

男父「まさか、やらかしたか?」

男コクリ

男父「まあ、まだ時間はあるんだ、元気出せ」

男「・・・」

男母「ゴハンヨー」

男父「はーい」

男「・・・」

許嫁「・・・」

許嫁父「大丈夫そうか?」

許嫁「全然大丈夫じゃないわ!」

許嫁父「そうか・・・」

許嫁父「でも、お前は男君と一緒に住むんだから仲良くしておけよ」

許嫁「え?パパ?『会わなかったらやめてもいい』って」

許嫁父「それは結婚の話だよ」

許嫁父「学校からは兄くんの家から通った方がいいんだ」

許嫁「そんなの聞いてない!」

許嫁父「言ってないからな」

男(父さんに似てるなー)

男(なんか許嫁さんに親近感湧いてきた)

許嫁「もう・・・ホント、嫌・・・」ボソッ

男(心底嫌われてるな、俺)ズーン

ありがとうございます
見ていただけるだけで嬉しいです!
じゃあ今日も書き込んでいきます

男父「ごちそうさま」

許嫁父「ごちそうさま」

男「・・・ごちそうさま」

許嫁「・・・ごちそうさま」

男父「これからどうするんだ?」

許嫁父「男君と許嫁に仲良くなってもらわなくてはいけないからな」

許嫁父「許嫁、今日は泊まっていきなさい」

許嫁「え?」

許嫁母「ちゃんと仲良くなるのよ」

許嫁「え?」

許嫁父「じゃあ、まかせたぞ」

男父「おう」

許嫁「待って!」

ブロローン

許嫁「ほんとに・・・自分勝手なんだから」ボソッ

男(さっき許嫁父は乗り気じゃないとか言ってたけど)

男(このようすだと、違うみたいだな)

男(俺だって、親の思ってること良く分かんないしな)

男母「大丈夫?あの人たち強引だから・・・」

男母「嫌だったら送っていくよ?」

許嫁「い、いえお気になさらずに・・・」

男母「そう?」

男父「許嫁さん、自分の家だと思ってくつろいでいいからね」

許嫁「は、はい」

男(緊張してるなー)

男(とりあえず、邪魔者は自分の部屋でも行くかな)そー

男父「どこにいく、男」

男「い、いや、トイレに」

男父「そうか」

男(こういうときだけ鋭いな・・・)

男(とりあえず、トイレ行くフリするか)

ガチャ ジャー

男(はあ、戻るのがつらい)トボトボ

男父{・・・で、男のやつ大変だったんだよ」

許嫁「ふふ、そうなんですか」

男(なに言ってやがるあの糞親父)

男(変なこと言ったら承知しねーぞ)

男父「なにやるにも、危なっかしくてな」

男父「皿割ったり、茶わん割ったり・・・」

男「それ、全部お前のことじゃねーか!」

男父「父さんにお前とはなんだ、お前とは」

男「変な話、ねつ造してんじゃねーよ!」

男「許嫁さん、信じちゃうだろ!?」

男「これ以上俺の株下げるんじゃねーよ!」

男父「おー、怖い怖い」

男父「俺はただ場を和ませようとしただけだぞ」

男「もっと違う話題にしろよ!」

男父「はいはい」

男「もう父さんはテレビでも見てろ!」

男父「はいはい、邪魔だもんな」

男「うるさいわ!」

男「はあ・・・」

許嫁「・・・」

男「ごめんね、変な父親で」

許嫁「いや、面白いじゃない」

男(おお、普通に話してくれた!)

許嫁 ハッ

許嫁「・・・」

男(さっきのこと、謝んなきゃな)

男「さっきはごめん」

許嫁「?」

男「俺はただ仲良くなりたかっただけなんだ」

許嫁「・・・」

許嫁「仲良くなりたいだけの人があんなこと言う?」

男「うぐっ・・・」

男(ばっちりその先まで行こうとしてました・・・)

男「ごめんって、あの、その・・・」

許嫁「ふふ・・・」

男「?」

許嫁「あなた、面白い人ね」

男「!」

許嫁「もう、気にしないわ」

許嫁「男の人は・・・その・・・やっぱりそっちにも興味があるだろうから」

男「あ、ありがと」

許嫁「なんでお礼を言うの?」

男「な、なんとなく?」

許嫁「やっぱり面白いわ」フフッ

男(これはGoogle先生のおかげなのでは!?)

許嫁「あ、そういえば」

男「なに?」

許嫁「あの時の返事返してなかったわね」

男「付き合っていた人がいるかどうか?」

許嫁「ええ」

許嫁「私に付き合っていた人なんていないわ」

男「ほんと!?」

許嫁「なんでそんなにうれしそうなのかわからないけれど、本当よ」

男(てことは俺が初めてってことか)

男(なんかエロイな)

許嫁「なにか変なこと考えてるわね?」

男「な、なにも?」

男(許嫁さんも父さん並みに鋭い)

男「あー、えっと許嫁さんスマ〇ラできる?」

許嫁「できるわよ」

男「じゃあ、やろう。エックスの方しかないけど」

許嫁「わかったわ」






男父「おーい、風呂湧いたぞー」

男「そいやっ、そいやっ」

許嫁「ていっ」

男「なんの!」

許嫁「甘いわ!」

男「あっ・・・」

許嫁 You Win!!

男「負けたー」

許嫁「フフッ、あなた弱いわね」

男(わざと負けてるなんて言えない・・・)

男(負けそうなとき泣きそうなんだよな・・・)

男(そこで勝つほど俺はクズじゃないぜ!)

男父「おい、男、風呂湧いたぞ」

男「あ、父さん居たの?」

男父「父さん悲しい・・・」

男父「まあ仲良くなってなによりだ」

男「まあな」

男父「調子乗るな」ゴツン

男「痛っ」

男父「許嫁ちゃん、先に入っておいで」

許嫁「はい、ありがとうございます」

男「この野郎、やんのかこらー」

男父「ふん」ペキッ

男「ギブッ、ギブです、お父様!私が悪うございました!」

男父「よし」

許嫁「ふふ、仲がいいのね」

男「どこがだよ、ったく手加減なしでやりやがって」

許嫁「なんだか、うらやましいわ」ボソッ

男「・・・?、何か言った?」

許嫁「いいえ、なにも」

許嫁「お風呂入ってくるわ」

男(おお!これは夢にまで見たシチュエーション!)

許嫁「言っておくけど、のぞかないでよ」

男「・・・のぞかないよ?」

許嫁 ジー

男 ダラダラ

許嫁「覗いたら、こ〇すから」

男「は、はい!」

男(怖い・・・)






許嫁「出たわよ」

男「あ、うん」

男「じゃあ、入ってくる」

ーーーーーー

男「はあ・・・これから一体どうなるんだろうなー」チャポン

男「許嫁さんとはうまくやっていけそうな気がするけど」

男「でもたまに怖いときあるよなー」

男「んー、もっと仲良くなるには・・・」

男「そうだ、あのネットの奴の続きやってみるか」

男「最初は失敗したけど、今度は大丈夫だろ」

男「よし・・・」

男「・・・」

男「これさっき許嫁さんが入ってたんだよなー」

男「・・・・・・」





ーーーーーー

男「・・・んぅ?・・・」

男は後頭部に何か柔らかい感触を覚えた。それとともに甘美な匂いが鼻をくすぐった。

男「・・・?」

許嫁「やっと、起きた?」

男「・・・」

許嫁「あなた、お風呂場でのぼせちゃったのよ?」膝枕中

男「ナンデコンナジョウキョウナノデショウカ」

許嫁「えっ・・・とね・・・」

男「・・・?」

許嫁「とりあえず、起きたならはやくどいて!」

男「あ、ごめん・・・」

男父 ニヤニヤ

男母 ニヤニヤ

男「・・・」

男「許嫁さん」

許嫁「?」

男「なんかごめん・・・」

許嫁「い、いえ・・・私も勢いに乗せられたというか・・・、はうぅ・・・」

男(かわいい」

許嫁「///」

男(はっ、つい口が滑ってしまった)

男父「じゃあ、俺たちは邪魔だから」

男母「消えましょうか」

男父「母さん今日は頑張ろうか」

男母「やんっ」

男「うるさい!どっかいけ!」

男父「はいはい」

男「はあ・・・」

許嫁「///」

男(ほんと、かわいいなー)

男「とりあえず許嫁さん、寝るところを・・ってあれ?」

許嫁「?」

男「どこで寝るんだろう?」

メモ ヒラヒラ

男「なんだ?このメモ?」

ーーーーーー

男へ

今日は布団がないので許嫁さんと一緒のベットで寝てください

ちなみに母さんたちの部屋はかぎが閉まっていては入れません。

母さんたちは外で泊まってくるのでだれも家にいないぞ☆

母より

ーーーーーー

男「は?・・・、はあ!?」

許嫁 ビクッ

男(・・・でも、ベットは一つしかないんだから仕方ない)

男(仕方ないよね?)

男「許嫁さん」

許嫁「な、なに?」

男 ドキッ

男「2階にある部屋のベットで寝てください」

許嫁「ええ、分かったわ」

男(童貞の俺にそれは無理だぜ母さん・・・)

男「じゃあ、もう遅いし、寝ますね」

許嫁「・・・あ・・・うん、おやすみ」

男「おやすみなさい」

男(はあ・・・今日はソファか・・・)ゴロン

男(今日はいろいろあったな・・・)

男(許嫁か・・・)

男(そんな、都合のいいもの自分にはないと思ってたな・・・)

男(まあ、強制されて結婚て訳じゃないみたいだけど)

男(許嫁さん・・・)

男(・・・)

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