モバP(以下P)「こんな時間とはいえ夜食を食べに来たら食堂に>>2がいた」
アイドル以外だったら↓を採用
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早苗
P「早苗さん、こんな時間に何やってんすか…」
早苗「あら、P君。見てわからないの、冷蔵庫漁ってるのよ」
P「いい歳したアイドルが夜中に冷蔵庫漁ってる姿は見たくなかったなあ…あ、痛い痛い、アイアンクローやめてください」
早苗「いいじゃない、私は明日オフだし今日一日頑張ったんだから!」
P「ああ、はいそうですね。で、何食べようとしてるんですか?」
早苗「それがいいのが見つからないのよねー」
P「どれどれ…お、↓2があるじゃないですか」
P「プリンがありますね」
早苗「あるわね」
P「三連タイプのプリンだし二人で一個ずつ食べましょうか」
早苗「これだけじゃ物足りない気もするけどとりあえず甘いものはいいわね」
P「そういえば三連なのって理由があるんですよね」モグモグ
早苗「あら、そうなの?」モグモグ
P「ええ、なんでも四人家族でお父さんが仕事の間にお母さんと子供二人で食べられるから三連なんだとか」モグモグ
早苗「お父さんが哀しいわね」
P「そうですね。さて、あと一個か……あれ?これ名前書いてあるじゃん…あっ」
早苗「え、あっ…蘭子ちゃんのじゃない、これ」
P「ま、まあ食べてしまったものは仕方ない。明日素直に謝って買い直しましょう」
早苗「で、あと一個どうするのよ」
P「……どうやら都合よく↓のアイドルが食堂に来てます。そいつに食わせましょう」
早苗「……共犯増やすつもりね……まあいいけど」
P「森久保ぉ!プリン食え!」
乃々「いきなりすぎるんですけど……もりくぼはただ水を飲みにきただけな」
早苗「いいから食いなさい!」グイッ
乃々「あうう……モグモグ」
P「よし、共犯が増えたところで新しい夜食を探すぞ」
乃々「共犯ってどういうことです……というか早苗さんまでこんな時間に何やってるんですか」
早苗「それはカクカクシカジカ」
乃々「マルマルサンカク……完全にとばっちりなんですけど……まあ蘭子さんなら謝れば許して貰えるでしょうけど」
P「うむ、だからこうなったら何も怖くないから新しくいろんなものを食べるぞ」
乃々(開き直ってますけど普通に買いに行けばトラブルにならないと思うんですけど)
早苗(こんか真夜中にコンビニ行くの嫌じゃない?)
乃々(この人直接脳内に…!?)
P「お、↓と↓2を見つけた。次はこれだな!」
P「ブルーチーズと……なんでイチゴパスタがこんなところに」
早苗「あ、それ私が少し前に酒のつまみで買ってきたやつじゃん」
乃々「イチゴパスタ売ってるんですか……」
早苗「ブルーチーズよ!?」
P「まあブルーチーズはともかくイチゴパスタは……」
早苗「でも冷えてるならデザートみたいな感じで案外食べれるんじゃない?」
乃々「じゃ……もりくぼはそろそろ寝るんで……」ソローリ
P「まてい」ガシッ
早苗「まてい」ガシッ
乃々「ひっ……なんで二人してもりくぼの両手を捕まえるんですかその両手のフォークは……ムゴッ」
P「ふむ……普通に食べてるな」
早苗「どうやら改良されてて食べられる一品みたいね」
ありす「とうぜんです」フフン
P「どれ……まあパスタである必要性は感じないが普通に食べられるな」モグモグ
早苗「どれ、あ、本当だ。デザート感覚で私結構好きだわ」モグモグ
乃々(いきなり食わせられるとか酷いです。あと今ありすちゃんがいましたよね!?)
ありす(橘です!イチゴパスタは今度また作ってきます)
P(できれば普通の料理をください)
乃々(もうどうでもいいです……)
早苗「ブルーチーズだけ食べてるとお酒も欲しくなるわねー」
P「というかしょっぱいですよね。いっそイチゴパスタに掛けます?」
早苗「……甘酸っぱいパスタに合うと思う?」
P「……やめておきましょう。さて次は何を食べるかな」
乃々(どうでもいいですけどここの冷蔵庫広すぎますよね)
早苗「お、P君。今度は↓の出番じゃないかしら」
早苗「あんまんかー」
P「こんな真夏にあんまんとかどこで買ったんでしょうね」
乃々「とりあえず4個入りなんで一個ずつですね」ヤケクソ
チーン!
P「あちち。電子レンジで温めてもそれなりに旨いよなあ」
早苗「真夏にあんまん食べてるチョイスはともかくね」モグモグ
乃々(あ、これ誰かの名前が……あっ!?)
P「うーむ、夏に中華まんも意外と食えるな」モグモグ
早苗「あと一個も私食べちゃおうかなー」
乃々(ごめんなさい仁奈ちゃん。ちゃんと今度Pさんに買わせますから……)モグモグ
P「季節感台無しだけど旨かったな」
早苗「夜食とはいえさっきから甘くてカロリーヤバそうなのばっかり見つけてるわよね」
乃々(いつのまにかちゃっかりお茶まで淹れてます。あ、おいしい……)
P「だがまだ物足りんな!」ガサゴソ
早苗「そうね」ガサゴソ
乃々(今度は戸棚まで荒し始めたんですけど……どこまで食べる気なんですか……怖いんですけど)
P「もりくぼぉ!その足元に隠したのを出せぇ!」
乃々「えっ、隠してないんですけど……ってなんで↓がもりくぼの足元に……」
早苗「乃々ちゃん、未成年で飲酒はお姉さん感心しないなー」
乃々「違うんですけど。もりくぼはこんなの飲む気ないんですけど……」
P「まあいい、このチューハイは我々が責任持って処分しておく……うわ、まずっ!?」グビグビ
早苗「……温いから美味しくないわねー」グビグビ
乃々(二人でどんどん飲んでるんですけど……これ止めた方がいいんでしょうか……?)
楓(早苗さんが飲むのをおさなえないで……フフッ)
乃々(10点)
楓(!?)
P「ふう、まあやっぱりチューハイとかは冷やしてないとイマイチですね」
早苗「そうね。とりあえずジュースと勘違いしないように共有冷蔵庫に入れないように徹底させましょう」
P「飲んだらまた小腹が空きましたね。さてと」ガサゴソ
早苗「そうねー」ガサゴソ
乃々(こんな酔っ払い二人をもりくぼだけで相手したくないんですけど……あ、食堂に↓が来たので助けてもらいましょう)
早耶「あら、Pさぁんに早苗さん。乃々ちゃんまで。どうしたんですぅ~?」
乃々(むぅ……思ったより頼れなさそうな人員ですが背に腹は変えられません。助けてもらいましょう)
P「なんだ、早耶か。実はカクカクシカジカでな」
早耶「マルマルサンカク…と。こんな時間に食べ過ぎるのはどうなんです~?」
早苗「うっ……まあそうよね。でもそれなら早耶ちゃんは何しに来たのかしら?」
早耶「早耶はこのフルーツウォーターを飲みに来ただけですぅ!」
P「そういや前にブログで書いてたな」
早耶「意外と美味しいからまだ飲んでるのよねー♪」グビグビ
早苗「ふーん、今度私も作ろうかしら」
P「早苗だとホワイトリカーで作ってアタタタ」
早苗「果実酒って素直に言ってもいいのよー」ギリギリ
乃々「あ、あの早耶さん……この二人を止めて……あれ?」
P「早耶ならフルーツウォーター飲んで帰っちゃったぞ」
早苗「それより↓を見つけたからまた食べましょう 」
乃々(もりくぼです……そろそろ眠りたいのに開放されないもりくぼです……)
P「なんで俺はこんな時間にサンドイッチ作ってるんだろう…?」
早苗「パンにマスタードとバター塗ったわよー」
乃々「あ、もりくぼのはマスタード少な目でお願いします」
P「フライパンで玉ねぎをオリーブオイルで炒めてから軽くほぐしたオイルサーディンと一緒にパンにのせて、パセリをかける」
早苗「あー美味しそうな匂い」
乃々「……美味しいです」モグモグ
P「オイルサーディンが普通に転がってるってどうなんだろうな、この食堂」
早苗「誰かが持ってきたんじゃないかしら?」
P「まあいいんだけど……そろそろお腹も膨れてきたな」
乃々「何だかんだでプリン、ブルーチーズ、イチゴパスタ、あんまん、オイルサーディンサンドイッチと食べてますね……」
早苗「だいぶ食べたしそろそろお開きかしら」
P「だが最後にあと一つ冷蔵庫に↓を見つけててな」
早苗「お、いっちゃう?」
乃々「もうこれ以上はむーりぃー……」
P「チンゲン菜を見つけたんです」
早苗「もうなんでもあるわね、この冷蔵庫」
乃々(ん……それってたしか……)
P「さっきのオリーブオイル使ったからこれでオイル蒸しでも作ろうと思いましてね。ニンニクと鷹の爪も準備しました」
早苗「ふむふむ、単純にチンゲン菜を切って深めの鍋に具材を入れたらオリーブオイルと塩だけで作るのね」
P「手軽に野菜を食べられるし意外と美味しいんですよ」
早苗「へー……あ、おいしい」モグモグ
P「でしょ?ほら、森久保も食え」モグモグ
乃々「でもほれ……ムグッ」モグモグ
早苗「はー、食ったわね。簡単に夜食ってつもりだったけど気づいたら二時間近く食べてたわね」
乃々「もりくぼはただ水を飲みに来ただけだったんですけど……」
P「まあまあ、たまにはこういうのもいいだろ。明日からレッスン頑張れ」
乃々「うう……むーりぃー……」
P「さてと、それじゃ俺はそろそろ仕事に戻ります。二人もそろそろ寝てくださいよ?」
早苗「はいはい」
乃々「お疲れさまです……」
翌日、Pのところに蘭子と仁奈と小春が押し掛けるたのは言うまでもない。
終わり
蘭子のプリンならともかくイチゴパスタやヒョウくんの餌は焦つまた……
あと早耶ファンには申し訳なかった。早耶の口調は真似できなかった
素直に唯にしてもらった方がよかったと反省しております
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