新しい世界を想像するぞ! (6)
ある日、一つの隕石が降ってきて世界は
混乱に巻き込まれた。隕石には特殊な石が含まれており、
世界中にその石の粉末が大地に降り積もり人々は超能力に目覚めた
そんなこんなで創造神の能力を手に入れた俺の物語
昼休み 教室
俺「疲れた・・・」
親友「お前と俺だけ能力Fランクとか辛すぎだろ!」
俺「仕方ないさ、俺達能力ほぼ皆無だし」
親友「お前そんなこと言って創・・・ガッhxt」
俺「それ以上は言っちゃ駄目だ」
親友「でもよぉ・・その能力ならSSランクだぜ?」
俺「めんどくせぇ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ヒュンッ!
俺「はぁ・・この世界もつまらないな・・・」
俺「次はどんな世界を作ろうか」
俺は一人、壊した世界をまた新しく作り直していく
世界の住人達には魂はあれど簡単に崩れさっていく
今日?明日?今? 時間の概念すら存在しない
何もない空間でただ一人、息を吐き目をつぶる
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1501601074
ゆっくりと目をあけ、空白の世界を見渡す
遠い昔、最初の世界で見たことがある
ジ○リ映画を頭の中でイメージすると
空白の世界が虹色に染まり、波の様な波紋を
空間全体を包み込んだと思ったら、突如として
どこかの街の中に立っていた
親友「俺!こんなとこで立ってなにしてんだよ早く行くぞ!」
俺「あぁ・・すまん」
親友「早く行かねぇと親方がブチギレるぜ!」
親方「おめぇら!!買い物一つ遅いとはどういうことだ!!!」
俺&親友「す、すんません!!!」
親方「たったか仕事しろ!!!」
俺&親友「うぃっす!!!」
親友「たくっよぉ・・・お前がタラタラしてたから親方にどやされたじゃんかぁ・・・」
俺「悪い悪いw考え事してたんだ」
親友「いつも考え事ばっかしてるじゃないか!」
俺「俺とは、そういうものだ」
ここはラ○ュタの世界観を真似た世界だと思う
主人公の代わりに親友と俺を登場させてみたが、
今夜あたり、少女が舞い落ちてくるんだろうか?
夜
親友「グガーーーッムニャムニャ」
ガバッ
俺「・・・・さて、行ってみるか」
ーーー作業場ーーー
俺「おっ!きたきた」
少女「・・・・」
ヒュンッ
ドグシャッ
俺「そうだった・・・飛行石の設定作るの忘れてた」
少女の残骸「ピクッピクッ」
親方「おいっ!!!どうした!?何か凄い音聞こえたぞ!!!」
俺「親方・・・空から女の子が降ってきました」
親方「こりゃひどい・・・おい親友!!!起きて降りて来い!!!」
ヒュンッ
俺「また世界の作り方間違えてしまった・・・」
俺「どうすれば世界の創造がうまくいくんだろうか?」
何度繰り返しても何度繰り返しても
失敗したり、つまらなかったり
早くコントロールして
元の世界に戻りたい
278回目
今回のラ○ュタ風の世界で大体そのぐらいの回数になる
最初の数回目は人の形が原型を留めていられない程の世界であったが
それから比べたらまだ向上しているのかもしれない
小さな部屋を創造し、そこでこの日記を書いている
けれども一度、新しい世界を作ればこの日記も消えてなくなる
何一つ残せない虚しさは、未だに慣れないでいる
俺「今度の世界は、そうだな・・・いっそサイコパスな世界を作ってみるか」
側近「俺様、本日のプラントの稼働状況についてご報告いたします」
俺「あぁ頼むよ」
側近「男性が300体 黒人 黄色 白色 それぞれ100体ずつです」
側近「女性が150体 黒人 黄色 白色 それぞれ50体ずつです」
俺「じゃぁ今日は女性一体ずつに300体で生殖行為させてみて」
側近「かしこまりました」
女「いや!!やめて!!!!お願い許して!!!イヤアアアアアアッ」
男達「・・・・・・」
俺「素晴らしい、男はただ生殖行為を行うだけの機械・・・素晴らしい・・」
側近「これも俺様の指示があってこそ成し得た究極の施設です」
人権剥奪された数百名の人間から生殖させ
それらを物として数百体から数千体を様々なプランで
生殖実験を行わせている
まさに鬼畜の施設である
俺「側近よ。お前はこの世界をどう思う?」
側近「・・・よく分かりません。私個人としては人間は皆平等であると思っているので・・・」
俺「まぁそれが正しい倫理であるな」
俺「では、平等であるなら彼らと同じ実験体になるか?」
側近「ご冗談を・・・」
俺「警備ロボット!!この女を実験体の一人として参加させろ!」
警備ロボット「ゴ命令ヲ受理イタシマシタ」
側近「俺様!!!そんな!!!嘘だとおっしゃっ・・・・イヤッハナシテッッ」
俺「連れて行け」
側近「オレサマァアアアアアアアアアア!!!!」
俺「次の側近クローンを呼び出せ」
ウィーンガシャッ
側近クローン「お呼びでしょうか?俺様」
俺「うむ。お前の前任者が解任となったから代わりにお前を側近として任命する」
側近クローン「ありがとうございます。精一杯頑張らせて頂きます」
俺「頼んだよ」
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