リア充男「先シャワー浴びてこいよ」女「う、うん。分かった」(16)

俺「セクロスするなぁぁぁぁぁっ!!!」

リ男・女「!?」

俺「ふぎゃあああああああああ」

女「ヒッ」

リ男「な、なんだお前!?どこから入ってきやがった!」

俺「うるさえあああああるにゃあああああ」

ドゴッ
リ男「グフッ」

女「わっ大丈夫?リ男くん!あんた何するのよ!!警察呼ぶわよ!」

俺 ジーーーーーっ

女「何よ!?」

俺「>>5

安価なんて無かった

俺「こんばんわ」

女「こ、こんばんわ……?」

俺「アハハハハハ、急にすみません。いきなりですが、僕とセクロスしませんか?」

女「ええ?……絶対に嫌です」


俺「にゃああああああああア!何でだああああああ!!何でじゃ!?何でじゃ、何でじゃ!!」

女「ヒッ!」

俺「ひっく、ヒックヒック……。何でだよぉ。何だってやらしてくんねえんだよぉ。一回ぐれぇ、一発位いいじゃねぇか。」


女「絶対嫌です。もう警察呼びますから。」
スマホサッ

俺「ウルァァァッ!!ラッセイッッ!!」

サッ

女「ちょ、スマホ返して!」

俺「ふんッ」

パリジェンヌッ

俺「これで警察は呼べなくなったな。彼氏も伸びてるし。俺のおにんにんも伸びてる」

女「だから何だっていうのよ」

俺「俺の荒ぶる大地を、納めていただけますか?」

女「さっきから嫌だっていってるでしょう!?」

俺「諦めが悪いな君は!!」

女「何が諦めよ!こんなのただのレイプじゃない!」

ビンタッ
俺「痛っ……。うぇぇん。ふええええん。」


女「ちょっとあんた何なのよさっきから!!女にぶたれた程度で、情緒不安定過ぎるでしょ!」

俺「だって痛かったからぁ。すんごいすんごい、痛かったからぁ。」

女「そ、そんなに強い力でぶってないわよ。大袈裟なんじゃないの?」

俺「ちがうのぉ、心が、心が痛かったのぉ。」

女「そ、そうなの?」

俺「うん、そうなの。だから僕もう、今日は帰るね。バイバイ。」

女「バ……バイバイ。」

そうして彼は、夜の闇の中に消えていった。一体彼は何だったのか。何がしたかったのか。謎は増えるばかりである。女には、ただただスマホ1台分の喪失感だけが残っていた。


ーー5分後

リ男「……行ったか?」

女「行ったか?じゃないでしょ。あんたずっと伸びた振りしてたでしょ。」

リ男「い、いやそれは……」

女「私、今日はもうこれで帰るから。終電逃したくないし」


リ男「ちょ、ちょっと待てよおいっ」

女「待たない。さよなら」

ガチャガチャッバタンッ

リ男「………………嘘だろ?」


スッ
カチカチッシュボッ
ジジジジジ

リ男「ふぅ……。虚しいなぁ……。」


リ男「………………………………………………………………ウキャッ」

鈍感男(以下、鈍男) 「今日は楽しかったな。もう終電の時間だし、そろそろ帰った方がいいんじゃないか?」

幼なじみ女(以下、幼女)「いや、ちょっと今日はもう少し…………一緒に居たい気分かな………なんて」

鈍男「大丈夫、危ないから一応駅までは送るよ。もう少し一緒にいれるな」

幼女「いや、そういう意味じゃなくて………」

俺「帰れぇぇぇうるりりゃれぇぇぇぇ!!!」


鈍男・幼女「!?」

幼女「だ、誰なの一体。鈍男くんの知り合い?」

鈍男「いや、俺もしらない。誰なんだ一体?」

俺「送れぇぇぇぇるりりゃれれれぇぇぇ!!」

鈍男「うるさい!近所迷惑になるから静かにしてくれないか」

俺「ご、ごめんちゃい」

鈍男「…………」

幼女「…………」

俺「…………」

鈍男「君は誰なんだ一体?」

俺「…………」

鈍男「というか、どうやって部屋に入ってきたんだ?」

俺「…………」

鈍男「一体何のために無関係の俺の家に侵入して、狂ったように叫んでたんだ?」

俺「…………」

幼女「一体何なのこの人……? 怖いよ、鈍男くん。」ヒダリウデダキッ

鈍男「大丈夫、幼女はちゃんと家まで送ってやるから安心しろ」ミギウデデアタマナデッ

俺「いちゃいちゃするなぁぁぁぁぁぁりゃくしゅるぁぁぁぁぁ!!!」

左右両方の壁「ドンッ!」

鈍男・幼女・俺 ビクッ!

鈍男「…………ほら、君がこんな時間に叫ぶからだ。絶対明日苦情が来るぞ、どうしてくれるんだ」

俺「とってもごめんちゃい」

鈍男「喧嘩売ってるのかさっきから!」

俺「とってもとってもごめんちゃい」

鈍男 (イラつき、自分の頭を掻きむしりながら)「あーもう!君は一体どうしたら満足してくれるんだ?」

俺「幼女ちゃんとヤらせてください」

幼女「はぁ?」

俺「一発でいいんです。お願いします。何なら先っちょだけでいいんです。」

鈍男「お前いい加減にしろよ、人の……に向かって!」

幼女「え!?ご、ごめん聞き取れなかった、もう一回いって?」

鈍男「だ、だから人の…………い、一番大事な異性?に向かって!て、なに言わせるんだ恥ずかしい!」

幼女(い、一番大事な異性!?そ、それってつまり私のこと…………)

俺「やめるぉぉぉぉぁるにゃぅぁあぁ(小声)」

俺「おいお前!」

鈍男「は、はい」

俺「幼女ちゃん送れ。それからお前!」

幼女「な、なによ」

俺「素直に帰れ。そしたら俺もここを去る」

鈍男「なんだよ、それなら最初からそのつもりだったぜ。行こう幼女。駅に向かおう」

幼女「わ、分かったわよ」(あんな奴の指図を受けるのは少し不満だけど、でも今日は結構収穫があったからいいや。うふふ。)

俺「今宵は2つのまぐわいを止めることが出来たか………」


俺「最後の一つは正直余計に進展させちまっただけかもしれん、いや、ポジティブ思考だ。俺が居なかったら奴等絶対ヤってたね。そんな気がする」

俺「今日はもう遅いし寝るか。いつか…………いつか俺にも…………可愛くなくてもいい。気の合う彼女が出来ればいいな」

今夜も彼は、枕を悔し涙で濡らしなが寝る。果たして彼に彼女が出来る日が来るのだろうか?いや、多分こない。永久にこない。そんな気がする。


おしまい

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