早苗「早苗クラリスの」 (14)
「「懺悔と確保」」
早苗「はいはじまったね。早苗クラリスの懺悔と確保でーす。司会兼確保役の片桐早苗でーす。」
クラリス「私がこのような番組にでていいのかと未だにわかりませんが、頑張らせていただきます。司会兼懺悔担当のクラリスでございます。」
早苗「この番組は、シンデレラガールズプロダクション内限定のラジオ兼事務所での困ったことや懺悔したいことを募集して、ひどかったら私が確保しちゃうゾ☆ って番組でーす。はい。長いね」
クラリス「そうでございましょうか? 私としては、神様のかわりに私などに懺悔していただくのはとても光栄なのとともに、おこがましい気持ちもあります。」
早苗「もーう、何回このラジオやってると思ってるの? そんなこと言うなら、私が確保しちゃうゾ☆」
クラリス「……その、早苗さん? キャラ……というものですか? 少しおかしいのはどうしてでしょうか」
早苗「」
クラリス「あらあら。……それでは始めます。天にまします我らの父よ」
早苗「あーもー始まりますよおおおおおだ!! 早苗クラリスの懺悔と確保、聞かないと、しめるわよ?」
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早苗「この番組は、最近李衣菜ちゃんが好きなプロデューサー君、ちひろさん、お酒に弱い社長の提供でお送りいたします」
早苗「改めまして、早苗クラリスの懺悔と確保、司会兼確保役の片桐早苗です」
クラリス「同じく司会兼懺悔係のクラリスでございます。」
早苗「最近事務所にいる学生組が、夏休みに突入してねー。お姉さん困ってるんだ。」
クラリス「それはなぜです?」
早苗「夏になってはめをはずしすぎる子もいてね。プロデューサーに迷惑かけてる子がいないか心配で」
クラリス「まあまあ、それは大変でございますね。」
早苗「えらい他人事ね」
クラリス「困ったときには、教会で神様にお祈りすることをおすすめします。」
早苗「勧誘はうれしいけどねー、私には縁がないからねー」
クラリス「いつでも構いませんよ?」
早苗「それより今度一杯いこうよ。レナちゃんとか誘ってさ~」
クラリス「宗教上の都合で無理です。」
早苗「さて、早速懺悔のお便りがきてまーす。」
クラリス「懺悔の時間ですね。」
早苗「プロデューサーネーム登山家さんからの投稿って、これもう確信犯じゃん」
クラリス「過去5回も懺悔を……。おお神よ、どうして彼女をこんな運命に……」
早苗「とりあえず確保ねー」
クラリス「それでも、懺悔するために手紙を出すのはすばらしいと思います。」
早苗「犯行を行った当日にものを出すのもずいぶんだけどね。何回脱獄してるのよまったく」
クラリス「さて、もう次のお便りですか?」
早苗「って、切り替え早いわね。プロデューサーネーム姉御さんから。」
クラリス「初めての人ですね。」
早苗「最近、料理ばっかりして、体重が危ないです。何度もダイエットしようとしましたが、どうしても食べてしまいます。どうかこんな私を許してください。……だそうです。この時期、普通痩せるはずなんだけどね」
クラリス「私もつい最近体重が減ってしまい、プロデューサー様に体調を心配されてしまいました。」
早苗「これは……。とりあえず確保はなしね。クラリス、懺悔のお言葉を」
クラリス「夏なので、栄養不足にならないように、しっかりと食べてくださいね?」
早苗「こりゃだめだ」
~CM~
まゆ「ふごふごぉ、ふごごぉ?」
みちる「そうですか? 私はフランスパンが好きですよ?」
泉「こんなコーナーも、まゆとみちると泉の『ふりーとーく』では放送してます。」
みちる「フゴフゴ、フゴフゴフゴ、ゴゴフゴ?」
まゆ「ふごごぉ? ふごご!」
泉「……なんて言ってるかわからないわ」
まゆ「ふごごぉ。」
みちる「みんなフゴフゴー」
李衣菜「みんな、ロック聞いてる? 多田李衣菜です!!」
輝子「み、みんな……、お料理してる……? 星輝子……です。」
李衣菜「こんなロックな私たちが、なんとラジオをやってます。その名前は?」
輝子「李衣菜と輝子の『お料理ィィィアアアア!!!!』ダアアアアアアア!!!!」
李衣菜「次の回はゲストと一緒に料理を作るよ!!」
輝子「わ、私も、頑張る……」
李衣菜「輝子ちゃん、頑張ろうね!!」
早苗「はい、ここで事務所内放送でーす」
クラリス「迷子のお知らせみたいですね?」
早苗「それ言わないの。行動がはじめのころと比べておかしくなってるって子が沢山いるんだから」
クラリス「それよりコーナーですよ?早苗さん」
早苗「……ったく。このコーナーでは、主に事務的な内容をプロデューサー君が忘れてた、ちひろさんがうっかりしてた等の理由で聞けなかった人へ向けてのコーナーです。つまり、個人メールでやればいいじゃんってやつ」
クラリス「それで、今回の内容はどのようなものでございましょうか?」
早苗「えっとね。まず、女子寮暮らしの子への外出時間についてです。」
クラリス「最近豪雨がひどいですからね。みなさん気をつけてくださいね」
早苗「中学生以下は門限は6時まで。高校生以下は門限は10時まで。大人組はお酒は一日2本までです。……これって、ビンで?」
クラリス「早苗さんは酒豪なのですね」
早苗「いや~それほどでも。けど、多分缶ってことよね。」
クラリス「そうでございましょうか? プロデューサー様の粋なはからいかも知れませんよ?」
早苗「お酒の席で三船さんにひたすら頭なでられてたプロデューサー君がねえ……」
クラリス「それはプロデューサー様が、母性を求めているからでしょう」
早苗「へーへー私には母性なんてないですよーだ」
クラリス「その他の情報は特にありませんが、皆様、熱中症がはやっていますので、お祈りするときはキチンと水分を補給してください」
早苗「お祈りだけじゃなく私生活でもだけどね」
クラリス「そうでございましょうか?」
早苗「ちょ、半目やめてって。怖いって」
クラリス「うふふふふ」
早苗「そのキャラ事務所で結構いるし。あと若干半笑いなのやめて」
クラリス「あらあら~、そんなに怒っては神様も見放してしまいますよ?」
早苗「今絶対言ってはいけないこと言ったわよね? それっていいの?」
クラリス「さぁ、今回のBGMは、私が好きな曲でございます」
早苗「へー、そうなの」
クラリス「そうでございます。有名な映画で使われた曲でございます。」
早苗「それで、ジャンルは?」
クラリス「聖歌の一つでございますね。けれど、楽しめる曲となっております。」
早苗「へぇー」
クラリス「それでは今回のBGM、映画『天使にラブソングを』挿入歌、Salve Reginaでございます。」
早苗「いいわね~。お姉さんこんな曲好きよ?」
クラリス「一度でいいので、この曲をファンの皆様の前で歌ってみたいものです」
早苗「この曲歌うなら私も歌いたいわ。とりあえず今度プロデューサー君に相談してみるね」
クラリス「それなら、早苗さんとコラボしたいものですね。」
早苗「まあ、できたらいいね。それより、もう終わりの時間って早くない?」
クラリス「まぁ、本当でございます。」
早苗「最近時間が立つのが早いわ~。なんていうか、私も若くないんだなーって」
クラリス「そんなこと言わないでください。早苗さんはがんばりすぎなのです。」
早苗「まあ、私も若くないからねー。年も年だし。若い子がやるようなことをやっているんだし」
クラリス「大丈夫でございます。早苗さんは一歩ずつ確実に女性として成長しております。」
早苗「まるで私がまだお子様みたいな言い方ね」
クラリス「あら、そうでございましょう? そこも早苗さんの魅力の一つですが」
早苗「いったなこのクラリスめー!! 締めてやるうううううううううう!!!!」
クラリス「ここでラジオは終わりでございます。聞いてくださった皆様方、ありがとうございました。」
早苗「勝手に終わらすな!! みんな、次も聞かないとしめてやるんだからああああ」
クラリス「この番組は、プロデューサー様、ちひろさん、社長様の提供で、お送りいたしました。」
終わり
以上で終わりです。
拙い文章でしたが、読んでいただきありがとうございました
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