鳳翔「ええっ? 私とケッコンですか?」 (30)



鳳翔「ええっ? 私とケッコンですか?」


鳳翔「あああ、ああの、あのっ、えっ? 私ですか? 本当に?」


鳳翔「や、やめた方が良いと思います、その、私は……。空母の母と言われるほど年をとってますし……」


鳳翔「それに、その、今の、ナウい? 方々というのでしょうか、そんな方々のような魅力もないですし」


鳳翔「改になっても装備スロットは3ですし、搭載数も正規空母、いや他の軽空母に比べても貧弱ですし……」


鳳翔「燃費も軽い方です。……提督のご好意は嬉しいのですが、その……」


鳳翔「私なんかとケッコンする意味は、ないと思いますので……」


鳳翔「申し訳ございません。提督からのプロポーズは、お断りさせていただきます……」



鳳翔「…………え?」


鳳翔「それでも私が……いいのですか?」




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鳳翔「提督……」


鳳翔「もしかしてこのケッコンのお話。ご冗談では、ありませんよね?」


鳳翔「私をからかっているとか……」


鳳翔「私は、いっぱい説明しましたよ?」


鳳翔「……」


鳳翔「……すみません。そんなに怒るとは思いませんでした……」


鳳翔「私だって、女です」


鳳翔「自分の魅力くらい、存じてます」


鳳翔「だから、その」


鳳翔「だからこそ、提督には、私よりももっと素敵なお相手がいると思うのですが……」


鳳翔「え? 貴方のことが嫌いかって?」


鳳翔「そんな訳ないでしょう! 怒りますよ??」


鳳翔「……」


鳳翔「……すみません……今のは忘れてください……」



鳳翔「ほ、本当に私でいいんですか?」


鳳翔「本当に???」


鳳翔「……」


鳳翔「……あなたは、ずるいです」


鳳翔「私の気持ちを知って、弄んでるんでしょう」


鳳翔「だって、いつも金剛さんや、榛名さんに、求愛されているじゃないですか」


鳳翔「お二人共お綺麗ですし、私はあんな風になれないもの」


鳳翔「お二人みたいな可愛らしくて素敵な女性の方が、提督に似合ってます」


鳳翔「私は……。私はあなたに、相応しくないです……」



鳳翔「え……」


鳳翔「それでも、私しかいないと、仰るのですか……?」


鳳翔「……」


鳳翔「もう……」


鳳翔「本気にしちゃいますよ……?」



鳳翔「うふふ、なんて♪」


鳳翔「さぁ、そろそろお昼休憩も終わりでしょう?」


鳳翔「私はお店の準備がありますから、提督も執務室に戻ってはいかがですか?」


鳳翔「……」


鳳翔「あ、そうでしたね。午後からは出撃も演習もないんでした……」


鳳翔「……」


鳳翔「…………あのぉ」


鳳翔「私をからかう時間がもったいないですよ? もしよかったら、駆逐艦の子などと遊んであげてください」


鳳翔「皆、提督のことを好いておりますから……」


鳳翔「……」


鳳翔「それでもまだ、このプロポーズを続けるのですか?」


鳳翔「はぁ……」




鳳翔「あ、分かった」


鳳翔「分かりましたよ」


鳳翔「あれですね? 罰げぇむとかいうやつですか?」


鳳翔「ふふふ、赤城さんや加賀さんが、若い空母たちと一緒に遊んでいたのを見たことがあるんです」


鳳翔「それで、罰げぇむで、私にプロポーズしたんでしょう」


鳳翔「大丈夫ですよ、私は、怒りませんから」


鳳翔「ダメだった、罰ゲームはうまくいかなかった、と報告してきてください」


鳳翔「みんなきっと、笑ってくれますから……」


鳳翔「……」


鳳翔「ごめんなさい、貴方の目をみれば分かります」


鳳翔「本気……なんですよね……」




鳳翔「……」


鳳翔「……すみません、こういう時」


鳳翔「どんな顔をすればいいか、分からないので……」


鳳翔「…………だって、まさか貴方が」


鳳翔「私を選んでくれるなんて、思いませんし……」


鳳翔「……」


鳳翔「すみません、顔が火照ってしまって」


鳳翔「ちょっと顔を伏せさせてください……」


鳳翔「……」


鳳翔「……提督」


鳳翔「……」


鳳翔「……」


鳳翔「私このまま、動きません」


鳳翔「だから、その……」


鳳翔「その……」



鳳翔「……本当に、私でいいのなら」


鳳翔「……」


鳳翔「私でいいのなら」


鳳翔「このまま、抱きしめてください」


鳳翔「……」


鳳翔「……」


鳳翔「……」


ダキッ


鳳翔「…………う…………」


鳳翔「…………」


鳳翔「…………すみませんっ」


鳳翔「恥ずかしくて、顔が……!」


鳳翔「ああぁ、どうすればいいのか……」


鳳翔「嬉しい…………!」



鳳翔「…………」


鳳翔「提督、ありがとうございます」


鳳翔「私なんかを、選んでくれて…………」


鳳翔「……」


鳳翔「……」


鳳翔「……その……」


鳳翔「……」


鳳翔「だ、抱き返しても、いいですか?」


鳳翔「え? そんなことは普通、聞かないのですか?」


鳳翔「あわわ……。す、すみません……」


鳳翔「こういったことは……初めてなので……」


鳳翔「……」


鳳翔「……幸せです。とっても……」


鳳翔「提督。私もずっと、貴方を好いておりました」


鳳翔「……大好きです……」



鳳翔「…………」


鳳翔「…………え?」


鳳翔「……キス、ですか?」


鳳翔「キスって……。あ、口付けですか!?」


鳳翔「いやいやっ、その、恥ずかしくてそんな……!」


鳳翔「あ、いや、提督のことは、何よりも好きなのですが……」


鳳翔「……すみませんっ、こういうのは、本当に、その……」


鳳翔「全て初めてなもので……」


鳳翔「…………」


鳳翔「でも……貴方なら……」


鳳翔「……」


鳳翔「や、優しくしてください……」


鳳翔「ん…………」


鳳翔「……」


鳳翔「……えへへ」


鳳翔「口付け、しちゃいましたね」


鳳翔「うふふ」


鳳翔「…………」


鳳翔「…………」


鳳翔「…………な~んて、ね」


鳳翔「…………」


鳳翔「きゃー、恥ずかしい///」


鳳翔「……」


鳳翔「さて、と」


鳳翔「洗濯物干したら、お店の準備しなきゃ」


鳳翔「……」


鳳翔「あぁ~いつは、あいつは、かわいい♪」


鳳翔「年下~の男の子♪」


鳳翔「……うふふ」




~物陰~



赤城「…………加賀さん、今の撮れましたか」


加賀「バッチリよ、赤城さん」



艦!!!!

ご愛読いただきありがとうございました。

結論:鳳翔さんはかわいい

総論:くぅ~w かわいい

ご愛読いただきありがとうございました。

よく分からないけど妄想オチ?

>>14
鳳翔さんが洗濯物を干している最中に、提督にプロポーズされた時の一人芝居をしていて、一人で顔を赤らめる状況です

なおその姿を赤城・加賀コンビに目撃されており、スマホで動画に撮られて

空母全員にその動画が回り、空母全員が鳳翔さんの可愛さに砂糖吐きすぎて死亡するお話です

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