トワイライトシンドローム追究編『蘇る噂』 (72)

・トワイライトシンドロームのSSです
・ユカリ、チサト、ミカという3人の女子高生が主人公です(詳しくはwikiで)
・物語は選択肢によって進みますが選択肢は安価で
・シナリオは分岐型で選択肢によってエンディングは変わります。

○大吉エンディング(噂の真偽は完全に究明され事件解決)
○中吉エンディング(事件に一定の解決はみられるものの、噂の真相は最後まで分からずじまいで終わる)
○凶エンディング(事件が解決せず真相もわからずじまい。悪夢は続く)
○ゲームオーバー(死亡、または気絶)

・更新は遅めになるのですまん
・最初の噂はエンディングは決まってるのでどう選択しても最後は変わりません

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1500707215


~雛城高校昼休み~

キーンコーンカーンコーーーン~~………キーンコーンカーンコーーーン~~…

ミカ「先輩先輩!」タッタッタッ

ユカリ「ん?どうしたのミカ」

ミカ「えへへ~実は折り入っての相談が…」

ユカリ「相談?あー、悪いけど私今月ちょっとギリギリなのよね。だからお金は無理。つーかギリギリじゃなくてもあんたに金なんて絶対に貸さないし」

ミカ「お金じゃないですよ!私これでも結構金余ってますしー。というか絶対貸さないってなんですか!?」

ユカリ「あんたみたいなやつに金貸したらいつ戻ってくるかわかりやしないよ」

ミカ「うっ……まあ、3か月後くらいには多分返しますよ」

ユカリ「はぁ……で?本題は何?」

ミカ「はい!先輩、前に旧校舎の女子トイレでキックトンやったの覚えてます?」

ユカリ「>>5



A:なんだっけ?それ
B:ああ、あれね

a

安価指定は番号より下1とか下2の方が失敗しないぞ

>>7
そうなのか。アドバイスサンキュー!

ユカリ「そんなことやったっけ?私全然覚えてないんだけど」

ミカ「先輩……それマジで言ってます?この間3人で旧校舎に行ったじゃないですか。それでおかっぱの女の子に追いかけられて…」

ユカリ「………そう言われればそんなことあったような…なんだか記憶が曖昧なんだよね」

ミカ「仕方ないですねー、それじゃ忘れっぽい先輩のために私が今からしっかりと思い出させてあげますよ」

ユカリ「……」

ミカ「始まりはほんの出来心で行った『キックトン』。それから私たちは恐怖を味わうことになるのでした」

ーーーーーーーーーー

私の耳元に入った噂。それは旧校舎の女子トイレでおかっぱの女の子を見かけたという。この噂の真偽を確かめるべく長谷川先輩、逸島先輩、そして私の3人で夜の旧校舎に侵入しました。内心びくびくしながらも女子トイレに着き女の子を呼び出す儀式を行いました。しかし、儀式をしても何もおこらない。結局噂は嘘だったということで諦めて帰ろうとしたら口数の少ない逸島先輩が言った

『ミカちゃん、ユカリちゃん。あたしもその噂知ってる。だけどミカちゃんが教えてくれた儀式とはちょっと違う…あのね……』

『三回回るまでは同じなの。それで回ったあとにね、「キックキックトントンキックトントン」って言うの』

逸島先輩が言うには『キックトン』というのは遊んでください、っていう意味があってその言葉につられて女の子がくるんだとか
私たちは逸島先輩が言った儀式を行った。だけどやっぱり何もおこらない
やっぱりこの噂は嘘だった。諦めて帰ろうとしたときトイレの鏡を見たら後ろに女の子が……



『うふふ♪おねーちゃーん』


あの噂は本当だった。私たちは一目散に逃げたがどうも校舎がおかしい
『先輩!私たち二階から一階に降りたはずですよね?なのにどうして下の階段があるんですか!?』
『ここ三階だ……ユカリちゃん、ミカちゃん。校舎の繋がりがめちゃくちゃになってる。多分私たちがあの子を呼んだせいで学校にも影響がでちゃったんだ……』
『このまま下に降りても仕方ない!上にいくよ!』

屋上に逃げた私たち。もうどこにも逃げられない。あの女の子が私たちに追い付いた。そした距離が縮まっていく




『おねーちゃん。どうして怖がるの?このくらいで怖がっちゃダメだよ。おねーちゃんたちはこれからもっと怖い体験をすることになるんだから』




パリーーン……

ーーーーーーーーーーーーーーーー


ミカ「そしてあの後私たち屋上で朝まで気絶してて気づいたら女の子はいないし、校舎も元に戻ってるし。とまあこんな感じ。どう先輩思い出しました?」


ユカリ「下2」

A:「まあ、なんとなくね」
B:「さっぱりわからない」

ユカリ「まあ、なんとなくね。で?それがどうしたの?」

ミカ「ふふふ……実はですねー、あのおかっぱ女の子に関する新たな噂がでたんですよ」

ユカリ「やっぱり。で、その噂の真偽を確かめるために私についてきてほしいとかでしょ?なんとなくこの展開は読めてたけど」

ミカ「先輩も私のことだんだんわかってきたみたいですね!嬉しいなぁ」

ユカリ「うっさい。早くその新しい呼び出し方法とやら言え」

ミカ「はい!」

http://imgur.com/HxMWnrS.png



ーーーーーーーーーーーーーーー


~新校舎~

ミカ「よし!皆集まりましたね」

ユカリ「あーあ、私来週数学のテストの予習する予定だったのに」

チサト「ユカリちゃん数学苦手だもんね」

ミカ「そんなの明日にでもすればいいんですよ。今回の噂の検証は月に一回しか試せないんですから」

ユカリ「あんたもこんなことばかりしてないで真面目に勉強したら?赤点何個かとったんだって?」

ミカ「げっ……なんで先輩がそんなこと知ってるんですか?」

ユカリ「あんたの知り合いから聞いたんだよ。たしかキミカとかいう子だったかな?」

ミカ「他人に喋るなって言ったのにあいつめ…明日覚えてろよー」

チサト「でもミカちゃん。本当にこういうことやめたほうがいいよ?あの世の人たちからしても気分のいいものじゃないし取り返しがつかないことになっちゃうかもしれない」

ミカ「もー!逸島先輩は心配しすぎです。どうにかなりますって!私たち今までも追い詰められたこと何度もあったけど最終的にはなんとかなったでしょ?こうして無事に生きてるわけだし」

チサト「………」

ユカリ「とっとと終わらせよ。んでどこに行けばいいんだっけ?」

ミカ「まずは美術室に行って下さい。あの階段登って右に行って下さい」

とりあえずここまで
スマホで入力してるからどうしても遅くなる、そこはすまん

何かアドバイスとか気になるところあったらどんどん言ってください


夜中あたりに投稿再開するかも

雰囲気出すためにBGM載せようかと思ってるんだがこれはダメなことだっけ?

すまん
明日あたりに更新する

~美術室~

ミカ「いやー、何度来てもここはいかにもって感じですよね…」

ユカリ「いかにもも何もここは鬼門の方角なんでしょ?」

チサト「そういえば以前もここで召喚の儀式をやったよね(第9の噂)」

ユカリ「あの時はもう生きてる心地がしなかったよ…誰かさんが持ちかけた噂のせいでねぇ」

ミカ「あー!また私のせいにするんですか?先輩だってなんだかんだついてきたじゃないですかー!」

ユカリ「あんたに無理やり行かされたの!自分の行動をよく思い返してみろ!」

チサト「二人ともやめて!喧嘩しに来たんじゃないんだから」

ユカリ「……はぁ、悪かったよ。ミカ、さっさと新しい儀式とやらを」

ミカ「はいはい。ちょっと待っててください」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ミカ「これでよしっと。おまたせしました」

チサト「それでミカちゃん、私たちは何をすればいいの?」

ミカ「ふふん♪それじゃ儀式の手順を言いますよ。まず、私が今作った魔法陣の周りを3人で囲います。そして三人で手を繋ぎそのまま3回ジャンプ。その後『ただいまただいまお帰りやんした』って言うんです」

チサト「・・・・・・」

ユカリ「・・・・・・」

ミカ「あれ?2人ともどうかしました?」

ユカリ「・・・いやなんというか、いつにも増してうさんくささMAXだなーって」

ミカ「何言ってんですか!?このゴーストハンター岸井と呼ばれたこの私が独自に入手した情報ですよ!絶対に大丈夫ですって」

ユカリ「あんたはいつからゴーストハンターになったんだ」

ミカ「アラマタから言われたんです。『岸井さんの笑顔はとても輝いてるね。その笑顔なら幽霊たちもやっつけちゃうことができるかもね』って」

ユカリ「・・・・・・はぁ」

ミカ「そんなことより早く儀式すましちゃいましょ?さ、2人とも魔法陣を囲って」

ユカリ「それより暗くてよく見えないんだけど……電気付けてやらない?」

ミカ「うーん、でも電気付けると宿直のやつに見つかっちゃうかもしれないですよ?」

ユカリ「下2」


A:いいから電気付けて

B:そうだね、やっぱりこのままでやろう

ユカリ「見つかったら面倒だしやっぱりこのままでやるか」

ミカ「よし、じゃあさっそく手を繋いでください・・・繋ぎましたね?では3回ジャンプしますよ?せーの・・・・」


タン


ミカ「せーの・・・」


タン

ミカ「せーの・・・」


タン


ユカリチサトミカ「「「ただいまただいまお帰りやんした」」」






















……………………………………………………………………
































ユカリ「・・・・・」

チサト「・・・・・」

ミカ「・・・・・」

ユカリ「・・・ちょっと、何も起こらないじゃない」

ミカ「・・・ですね」

ユカリ「おい」

ミカ「んー?なんでだ?やり方間違えたかなー?」

ユカリ「まったくこれだよ。結局今回の噂は嘘だった、でいいね?」

ミカ「むー!・・・そうだ!旧校舎の女子トイレに行ってみましょうよ!」

ユカリ「えー?」

ミカ「だってキックトンのときは女子トイレにでたじゃないですか?なら今回も・・・」

ユカリ「んー」

ユカリ「下1」



A:「んじゃ行ってみる?」
B:「無駄無駄、帰ろ」
C:「チサト、何か感じる?」


ユカリ「チサト、何か感じる?」

チサト「・・・ユカリちゃん、この学校に私たち以外の誰かがいるみたい・・・・・」

ユカリ「え?」

ミカ「宿直のセンコーじゃないすか?」

チサト「ううん、違う。この儀式をやった直後にね、誰かが現れた感じがしたの」

ミカ「・・・」

チサト「それにね?」

ユカリ「・・・」

チサト「現れたの、一人じゃなくてどうやら二人みたい」



ユカリ「ちょ、やめてよチサト」

ミカ「でも二人ってどういうことですかね?一人は例の女の子だとして・・・」

ユカリ「下1」

A:「やっぱり帰ろう」
B:「女子トイレに行くか」

ユカリ「まあともかく、女子トイレに行けばそれはわかることなんでしょ?ミカさん?」

ミカ「そーです!やっぱりあの女の子は旧校舎の女子トイレとなにか繋がりがあるはず。それにそのもう一人の正体ももしかしたらわかるかもしれないし」

ユカリ「んじゃ行ってみるか」

チサト「・・・・」


~女子トイレ前~


チサト「なんだか空気が重い・・・」

ミカ「どうやら召喚は成功したみたいですね・・・」

チサト「ユカリちゃん気をつけて。この女子トイレ、なんだかいつもと違う」

ユカリ「・・・行くよ、二人ともいい?」

ミカ「いつでも」

チサト「うん・・・」

ユカリ「・・・」

~女子トイレ内~

ユカリ「あれ?」

ミカ「特に変わった様子は・・ない・・・みたいですけど」

チサト「ううん、やっぱりおかしいよここ」

ユカリ「おかしいって何が?」

チサト「何って言われると言葉に詰まるんだけど」

ミカ「どうします先輩?」



A:「戻るか・・・」
B:「何かやってみる?」
C:しばらく様子をみる

ユカリ「ミカ、あんた他に何か知らないの?」

ミカ「えーと、儀式はこの一つしか聞いてないし、特に何も・・・」

ユカリ「ふーん・・・何もおきそうにないけどなんかやってみる?」

ミカ「なんかって何ですか?」

ユカリ「何ってそりゃあ・・」

ユカリ「下2」


A:・・・トイレ
B:美術室でやった儀式
C:キックトン
D:掃除?

今回はここまで
展開がなかなか進まず遅くてほんとごめんね
後BGMや効果音をちょくちょくのせてみるのでよかったらどうぞ

ユカリ「美術室でやった儀式をここでやる・・・とか?」

チサト「大丈夫かな?もし取り返しのつかないことになっちゃったら・・・」

ミカ「でも現状何も起きていないわけですし、試しにやってみません?」

チサト「・・・・・・」

ユカリ「でもこれで最後ね。何もおこらなかったら私帰るから」

ミカ「わかってますよ!それじゃ魔法陣作るんで少々お待ちを~」


ーーーーーーーーーーーーーー

ミカ「できました。それじゃ位置についてください・・・・・・・・・それじゃ始めますよ」



ー儀式中ー


ミカ「・・・やっぱり何も起こりませんね」

ユカリ「これでわかったでしょ?この噂は真っ赤なデマ。さ、帰ろ帰ろう」

ミカ「うーー、なんか納得いかない」

チサト「・・・・・・」



~旧校舎廊下~


ユカリ「ふわぁぁあ・・・・・・眠い」

ミカ「すっかり遅くなっちゃいましたね、もう3時ですよ」




・・・・・・・・・フフ・・・・・・ウ・・・





チサト「!?」バッ!

ユカリ「どうしたの?チサト」

チサト「今何か聞こえなかった?誰かの声みたいな・・・」

ミカ「何も聞こえませんでしたけど」

ユカリ「気のせいだよ」







ミカ「・・・・・・!」

チサト「・・・・・・っ!」

ユカリ「今の声・・・・・・下2」


A:「チサト・・・?」
B:「ミカでしょ?」
C:「誰?」

ユカリ「ミカ、そういう悪ふざけいい加減にしろよ」

ミカ「ちょっ・・・今の声は、あたしじゃないですよ!」

ユカリ「・・・え?」



ユカリ「下1」


A「うしろ・・・?」
B「じゃあ・・・チサト?」

ユカリ「・・・・・・」フリムキ

チサト「・・・・・・」フリムキ

ミカ「・・・・・・」フリムキ













「お姉~ちゃん、遊ぼー」

ユカリ「・・・・・・・!!」

ミカ「で、でた・・・、あの奥にいるのおかっぱの女の子ですよ・・・でも、もう一人・・・」

ユカリ「ちょっと・・・なんなのよあれ、あんなのでるなんて私聞いてないけど」

ミカ「私だって聞いてないですよ!こんなの予想外というか・・・」

ユカリ「全身紫づくめで着物来た婆さん・・・・・・ミカ、あれなんなの?」

ミカ「いやー、私にもさっぱり・・・」




???「キヒッ!キヒッヒッヒッ!!!」



チサト「!!いけない、こっちに向かってる!ユカリちゃんミカちゃん早く逃げて!」ダッ

ユカリ「ちょ、待って!」ダッ

ミカ「ひぃっ・・・」ダッ



~教室~


ガラッ!…ガーバタン!


ユカリ「はぁ・・・はぁ、もう!なんなのよあれ!!」

チサト「紫ババア・・・」

ミカ「え?」

チサト「聞いたことない?全身紫づくめで紫の着物着た髪の長い老婆、ユカリちゃん、あれきっと紫ババアじゃないかな?」

ユカリ「そんなの知らないわよ!」

ミカ「私も聞いたことないです、今さっき知りました」

チサト「もしあれが紫ババアなら大変なことになっちゃう・・・」

ミカ「大変なこと?」

チサト「うん・・・さっき私たちを襲ってきたでしょ?紫ババアは目の合った者を見境なく襲ってくるの。それで襲われたものは・・・」

ユカリ「・・・どうなるの?」

チサト「長い爪でずたずたに切り裂いた後、肝臓を抜き取られるんだって・・・」


ミカ「私たちこのままじゃあ死んじゃうの・・・?」

チサト「とにかく逃げるしかない!」


ガラッ!!!


紫ババア「キヒヒ・・・見つけたよ」


ユカリ「!!!逃げるよ!」



~廊下~


タッタッタッ!


下1



A: 下に降りる
B: 上にのぼる
C: 教室に入る


~新校舎1階~


ユカリ「はぁ・・・はぁ・・・はぁ、ちょっと・・・なんで玄関があるのよ・・・ここ旧校舎のはずでしょ?それに私たち上にのぼったよね?」

ミカ「逸島先輩、これってもしかして・・・」

チサト「うん・・・前にあの子を呼び出したときと、出入り口を開いてしまったときと同じ・・・校舎の繋がりがめちゃくちゃになってる。階段はもうあてにならない・・・」





ミカ「チャイム?なんでこの時間に・・・深夜はならないはずじゃ」

チサト「・・・」

ユカリ「そういえば周り明るくなってきてない?」

ミカ「へ?いつのまに朝になったの?私たちそんなに学校にいましたっけ?」

ユカリ「いやここにきて30分程度しか経ってないはず。そもそも学校にきたのが2時ぴっただし」

チサト「ねえ二人とも、時計見てみて」

ユカリ「え?・・・・・!!!!」

ミカ「8時30分!?え!?嘘なんで・・・時計壊れた?」

チサト「ううん、私の時計も8時30分になってる。学校の時計も8時30分。しかも・・・・・秒針が止まってる」

ユカリ「・・・」

チサト「多分あの紫ババアの仕業だと思う。校舎の繋がりだけじゃない。時空まで歪めてしまったんだ・・・」

ミカ「時空って・・・なら今頃世界中が大パニックになってるんじゃないですか?」

チサト「ううん、多分だけど時空が歪んだのはここ、そう雛城高校の敷地内だけ」

ミカ「で、でも!周りが明るいじゃないですか!これは陽がのぼってきた証拠で・・・」

チサト「ならミカちゃん、外をじーっと見てみて」

ミカ「へ?はい・・・」

ミカ「・・・?明るいけど奥の方が黒い?いや暗い?まさか・・・」

チサト「うん、時空がおかしくなったのは雛城高校だけ。その明るい先に元の時空があるんだと思う」

キヒヒ!…‥…キヒ


チサト「!」

ユカリ「逃げるよ!・・・って言ってもどこに逃げれば・・・」

ミカ「先輩!なら外に出てみましょう!もしかしたら元の時空に戻れるかも!」

チサト「だめ・・・何がおこるかわからないし、元の時空に戻れるなんて保証ないよ」


ユカリ「・・・・・」


下3

A: 階段をのぼる
B: 外に出る

ユカリ「外に出て何かあったらどうすんの!チサトのいう通り外は危険だよ」

ミカ「じゃあどうするんですか」

ユカリ「校舎内を逃げ回るしかないよ。とにかくここにいてもしょうがない!」ダッ!

ミカ「あっ、先輩待って!」


キヒ……・…・キヒヒッ!



~屋上~

ユカリ「屋上だ・・・」

ミカ「結局ここに着くわけですか。どうするんですか!?もう逃げ場はないですよ?」


バタン!!


チサト「ユカリちゃん、どうしよう。追いつかれちゃったよ・・・」

ユカリ「・・・・・こうなったら一か八かここから飛び降りて・・・」


紫ババア「そうはさせないよぉ」バッ!


ユカリ「!?くっ、どうなってんの、体が石みたいに・・・」ググッ

ミカ「もうだめだ・・・・・・私たちここで・・・」

チサト「ミカちゃん!あきらめちゃダメ!まだ何か方法が・・・・・・あ」














女の子「ねえねえおねーちゃんたち、いったいいつになったら遊んでくれるの?せっかくおばあちゃんも来てくれたのに」

紫ババア「ヒヒッ、お前たち勝手に呼んでおいて逃げるなんてひどいじゃないか」

紫ババア「それにしてもお前たち、過去にたくさん不思議な体験をしたみたいだねぇ・・・・・・」

紫ババア「私はお前たちの魂や肝臓がほしいわけじゃないんだよ・・・・・・欲しいのはお前たちの恐怖の感情、おびえる顔・・・」

紫ババア「噂は再び動き出した・・・・・・お前たちは混沌の世界や奇妙な体験をすることになるんだよぉ・・・」

紫ババア「物事を良い方向に終わらせられるか、それとも取り返しのつかないことになるのか、それはお前たち次第・・・・・・・ま、それじゃ」

紫ババア「せいぜい死なないよう用心しなぁ!!!!」



















パリ――ン・・・・・・・・・・!

一応これで終わりです

次は第11の噂となります

本編みたいに怖くないかもしれんがよければ俺の妄想に付き合ってくれ


じゃ、HTML化依頼してきます

次スレ立てました

第十一の噂  『雛城冷凍工場』
第十一の噂  『雛城冷凍工場』 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1506230250/)


更新は遅めですがよかったらどうぞ

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