曜「ねぇ梨子ちゃん、ピアノ教えて!」 (27)
ただの思いつき
盛大にキャラ崩壊あり
曜ちゃんが
E♭│B♭/D│Cm│B♭│A♭│E♭/G│A♭│B♭│
A♭│B♭│Cm Cm/B│Cm/B♭ Cm/A│
A♭│A♭│B♭│B♭│E♭│..>>.│
を弾きながら歌えるまで頑張ります。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1500693092
ま た か
曜「ねぇ梨子ちゃん、ピアノ教えて!」
梨子「あら?曜ちゃんも?」
曜「うんっ!」
曜「千歌ちゃんにちょっと教えてもらってから楽しそうだなって思ったんだ!」
梨子「分かったわ。それじゃ明日家に来てね!」
曜「はーい!」
>>2
ピアノ先生の活躍にご期待下さい
インターホン「ピンポーン」
曜「梨子ちゃん助けてー!!!」
梨子「ずっと待っててー」ガチャ
梨子「あれ?その背中のギターかしら?」
曜「そうだよー」
曜「梨子ちゃんが作ってくれた曲ってギターソロカッコイイのいっぱいあるじゃん!」
曜「だから弾いてみたくて買ってみたんだ!後で見せてあげるよ!」
梨子「わかったわ」
梨子(ギター弾いてないなんて言えない……)
曜「お邪魔しまーす!」
梨子「はい、いらっしゃい!」
ピアノ「おっ?渡辺の娘さんか?よろしくやで」
Y'sギター「うっす兄貴!」
ピアノ「おっムスコか」
梨子「それじゃ曜ちゃんは何の曲を弾いてみたいの?」
曜「待って梨子ちゃん!まずは私のギターを見てくださいよー」
曜「っじゃーーーーん!」
Y'sギター「赤いムスタングっす」
梨子「あなたたちどれだけあず○ゃん好きなのよ……」
曜「ちょっと弾いてみるね」
ブオオオォォォォォォォン(外から轟くV6サウンド)
梨子「あなたはマスタングよー!!!!」
曜「気を取り直して……」
Y'sギター「♪『Em』ジャジャッwジャジャッwジャジャッwジャーw『F』ジャー↑w 」
梨子「あなたたちけい○ん!好きすぎよ……」
曜「やっぱギターはいいや」ポイッ
ギター「うっすサーセン」
曜「今日はピアノを教わりに来たんだもんね!!」
梨子「そういえば千歌ちゃんに教えて貰ってたって言ったわよね?どれくらい弾けるか見せてくれない?」
曜「あーい!」
ピアノ「おっ?やっと出番か?」
曜「えーっと」ポンッ
ピアノ『♪ファッ#?』
曜「♪『C』I say『D/C』...」
曜「♪『Bm7-5』Hey,hey,『Em7』hey,START:DASH!!」
曜「♪『CM7』Please don't say 『D/C』"You are lazy"」
曜「♪『D#dim』Hey,hey,『Em/C』hey,START:DASH!!」
曜「♪『DM9(13)』」ジャーン テレレレレレレンッ
曜「シャン…シャン…シャン…」コゴエ
梨子「♪『DM9/E』なっぜー!?!?!?」
梨子「…数え役満だわ……」
曜「へたっぴでごめんね梨子ちゃん……」
ピアノ「へたっぴでもかまへんかまへん!楽しんで行こうや」
梨子(このままSTART:DASH!!をやるのは危険ね)
梨子「曜ちゃんは何かやりたい曲とかあるのかしら?」
曜「うん!」
曜「『まほうつかいはじめました!』」
梨子「あなたたち頑なに私の作った曲やらないわね……」
梨子「ちょっと待っててね」カタン
梨子「ふむふむ……」ジャーン
ピアノ「♪『E♭』」
梨子(あら♭系……大丈夫かしら……)
梨子「ちょっと弾いてみるわ」
曜「うん!」ヨーソロー
梨子「♪『E♭』にっこり『B♭』のー魔法『Cm』笑『B♭』顔のま『A♭』ほうーな『E♭/G』みだー『A♭』さーよな『B♭』ら」
梨子「♪『A♭』りっこ『B♭』りっこ『Cm』りこ『Cm/B』り『Cm/B♭』こー『Cm/A』だ『A♭』よー」
梨子「♪『B♭』ほら楽しくな『E♭』れっー」
梨子「♪『E♭』りこっ☆」
曜「おい桜内」
曜「矢澤にこさんを何だと思ってるんや!!!」
ピアノ「そう思います。」
曜「『りこっ☆』ってなんやねん!?『キラッ☆』意識しとるんか桜内ィィィィ!!!!」
Y'sギター「我同思」
梨子「だって千歌ちゃんもふざけるし曜ちゃんも数え役満叩き出すし……」
梨子「私も少しぐらいいいかなー?って思ったの!!ごめんなさい!!!」
曜「ごめんね…ちょっと言い過ぎだったね…」
ピアノ「想いをひとつにしたったらええねん」
梨子「ううん…わたしもやりすぎたわ…」
梨子「気を取り直して練習していきましょう」
曜「うんっ!」
梨子「まず曜ちゃんに質問です!」
梨子「『♭』この記号の意味を答えてください」
曜「フラット。半音下げるだね。」
梨子「」
曜「決めたよHand in Handがたしか♭二つ付いてたたよね?」
梨子「」
曜「まほうつかいはじめました!は梨子ちゃんの手元見てた感じだと三つかな?」
梨子「」
曜「♭系はシミラレソドの順に♭が付くから『シ』『ミ』『ラ』を半音さげればいいのかな?」
梨子「」
曜「五個ずつ綺麗に落ちていくんだよね?なんだっけ?五度圏?」
梨子「」
曜「この曲は♭三つで、綺麗に『E♭』で終わるから長調なの?」
梨子「あなた何者よ……」
梨子「曜ちゃんちょっと……」
梨子「手元見ていいから音階を答えてね」ポンッ
ピアノ「ソーーーーーーーーーー」
曜「『ソ』」
梨子「これは?」ポンッ
ピアノ「ラーーーーーーー」
曜「『ラ』」
梨子「この音は?」ポンッ
ピアノ「ソ#(ラ♭)ーーーーーーーーーー」
曜「空」
梨子「は?」
曜「梨子ちゃんが♭系か♯系か宣言するまで……この黒い鍵盤はふたつの可能性を保持しているッ……」
千歌「この一つの鍵盤が複数の状態を同時に保持しているッ…だ……と……」
曜「そんなことがあっても言いのかッ!!」
梨子「いや♭系だよ?」
曜「あっじゃあ『ラ♭』だねっ」
梨子「うん、曜ちゃん物知りで完璧超人だからすぐ弾けそうね……」
ピアノ「今誰かおらんかったか?」
曜「そういえば梨子ちゃんさっき盛大にピアノ間違えてたよね?」
曜「二小節目は『B♭/D』だよね?」
梨子「」
ピアノ「ポンコツ作者に代わって謝っておくで」
Y'sギター「うっすサーセン」
梨子「それじゃ左手から練習してみましょうか!」
曜「うん!」
梨子「♪」タンタンタンッ……
ピアノ「♪『E♭』『D』『C』『B♭』『A♭』『G』『A♭』『B♭』」
曜「前半はE♭から順番に下がっていくんだね!」
梨子「♪」タンタンタンッ
ピアノ「♪『A♭』『B♭』『C・B・B♭・A』」
曜「そして456進行からクリシェだね!」
梨子「♪」タンタンタン
ピアノ「♪『A♭』『B♭』『E♭』『E♭』にこっ☆」
曜「そして典型的な451だね!!」
ファオオオォォォォォォォン(外から突き抜けるフェラーリV8サウンド)
梨子「あなたは458・イタリアよーーーーーー!!!!!!」
梨子(練習しなくても出来そうね…)
梨子「曜ちゃん右手も説明するから見ててね」
少女説明中……
曜「うーん…右手がちょっと難しそうだけどやってみるね!」
ピアノ「おう、曜なら余裕やろ」
曜「ふうっ……」
『E♭』チャンチャン『B♭/D』チャンチャン『Cm』チャンチャン『B♭』チャンチャン
『A♭』チャンチャン『E♭/G』チャンチャン『A♭』チャンチャン『B♭』チャンチャン
梨子(バケモノねこの子……)
『A♭』チャーン『B♭』チャーン『Cm』チャン『Cm/B』チャン『Cm/B♭』チャン『Cm/A』チャン
『A♭』チャーン『B♭』チャーン『E♭』チャーン……『E♭』チャチャッ
曜「出来ちゃった!!」
梨子「やっぱり曜ちゃんは凄いわね……」
梨子「歌いながら弾ければ完成よ!」
曜「よっし頑張るぞー!」ヨーソロー
曜「渡辺いきまーす」
ピアノ「やっぱ曜なら余裕やったな」
曜「♪『E♭』こーのお『B♭/D』空の『Cm』したああぁぁぁぁぁぁ→」
梨子「やると思ったーーーー!!!!!!」
梨子「うん、まほうつかいはじめました!の時点で分かってたわ」
曜「梨子ちゃんごめんね……」
梨子「大丈夫よ……千歌ちゃんの方が凄まじかったわ……」
曜「気を取り直してもう一度……」
ピアノ「終わらないパーティー!始めよか?」
曜「♪『E♭』だってパーティ『B♭/D』終わらない『Cm』だってパーティ『B♭m』終わらな『E♭』い」
梨子「あぁ…Music START!!は完全一致だったわね……」
梨子「それと的確に『B♭m』押さえないで下さい!」
曜「うぅ…ごめんなさい……」
ピアノ「すまんワイが悪かったわ」
曜「次こそ決めてみせるよ!」
梨子「うん頑張って!」
ピアノ「千歌と一緒にキラキラしようで!」
曜「すぅ……」
曜「♪『E♭』奇跡それはー『B♭/D』今『Cm』さーここなんだー『B♭』」
梨子「ご丁寧に転調ありがとうございます。」
曜「MOMENT RINGも最初に『E』『B/D#』だよね?」
梨子「確かそうだったわね」
曜「ちょっとふざけすぎました!」プクッ
梨子「はいよろしい」
曜「渡辺曜……行きます……」
ピアノ「曜、お前は一人じゃないで……」
曜「♪『A』なに『E/G#』かをつ『F#m』かむこと『E』で」
梨子「♪ゆめにもいろいろあるから」
曜「♪『D』なに『A/C#』かをあ『Bm7』きらめな『E』い『C#/E#』」ダダンッダダンッ
梨子「♪そうで!しょ!!」
曜「♪『DM9』特別な『Eadd9』季節『C#m7』の色『F#m7』がー」
梨子「曜ちゃん!?」
曜「ほぇ?」
梨子「進行が同じ『想いよひとつになれ』を弾いてくれて梨子さんとっても嬉しいわ」
梨子「でもあなた『ダダンッダダンッ』でSnow halationに行ったわね……」
曜「うん……」
梨子「『ダダンッダダンッ』がやりたいから想いよ一つになれを弾いたんじゃなくて」
梨子「Snow halationと調が同じ曲で『ダダンッダダンッ』の曲にしたって訳ね……」
曜「そうです!ごめんなさい!」
梨子「もう梨子さん帰りたくなってきたわ」
曜「梨子ちゃんここ自宅だよ……」
曜「でもさ梨子ちゃん、落ちサビで何で全音下げたの?」
曜「fripsideでも半音しか下げてないよ!!!」
梨子「知らないわよ!!!」
梨子「取り乱しましたごめんなさい。」
曜「はいよろしい」
梨子「まぁ増四度ずらせば『まほうつかいはじめました!』と一緒だからいいわ……」
曜「さてそろそろ決めないとね!」
梨子「えぇそうね!曜ちゃんなら絶対出来るわ!!」
ピアノ「ところで何の曲やってたんやっけ?」
曜「渡辺曜!頑張ります!!」
曜「♪『E♭』にっこり『B♭』のー魔法『Cm』笑『B♭』顔のま『A♭』ほうーな『E♭/G』みだー『A♭』さーよな『B♭』ら」
曜「♪『A♭』にっこ『B♭』にっこ『Cm』にこ『Cm/B』に『Cm/B♭』こー『Cm/A』だ『A♭』よー」
梨子(最初からいけると思ってたわ)
曜「♪『B♭』ほら楽しくな『E♭』れっー」
曜「♪『E♭』にこっ☆」
>>25
二小節目は『B♭/D』の間違いです。
曜「出来たー!!!!」
梨子「おめでとう曜ちゃん!!」
曜「梨子ちゃんのおかげだよ!!」
梨子「千歌ちゃんも同じセリフ言ってたわ!!!」
曜「楽しかったよ!ありがとう梨子ちゃん!!」
梨子「いえいえ!」
そして翌日の音楽室
曜「♪『E♭』なに『B♭/D』かをつ『Cm』かむこと『B♭』で」
千歌「♪夢にもいろいろあるから」
曜「♪『A♭』なに『E♭/G』かを『A♭』あきらめな『B♭』い『G/B』」 ダダンッダダンッ
千歌「♪そうで!しょ!」
梨子「原曲キーでやって!!!!!!」
おわり
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません