【ミリマス】静香「志保がお姉ちゃんと呼んでくれない」 紬「…はい?」 (21)

唐突に思いついたスレタイから広げちゃったss
しずしほ異母姉妹注意です


静香「はぁ…」

紬「…静香さん?」

静香「あ、紬さん…おはようございます…」

紬「えぇ、おはようございます…溜息などついて、どうされたのです?」

静香「いえ、その…大したことではないんですけど…」


静香「志保が私の事をお姉ちゃんと呼んでくれないんです」

紬「……はい?」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1500566161

静香「志保が私の事をお姉ちゃんと呼んでくれないんです」

紬「聴こえています、そうではなく意味がわからないと言っているのです…あなたはバカなのですか?」

静香「なっ…バカは酷くないですか!?」
でもないでしょう」

静香「あ、紬さんはまだ知らないんでしたね…私と志保は腹違いの姉妹、異母姉妹と言うやつです」

紬「…っ!?」

静香「そして産まれは私の方が早い…つまり私がお姉ちゃんなんです!!」ドャァ

紬「な…なんなん…」

>>2
脱字してしまってました修正


静香「志保が私の事をお姉ちゃんと呼んでくれないんです」

紬「聴こえています、そうではなく意味がわからないと言っているのです…あなたはバカなのですか?」

静香「なっ…バカは酷くないですか!?」

紬「大体あなたと志保さんは姉妹でもなんでもないでしょう」

静香「あ、紬さんはまだ知らないんでしたね…私と志保は腹違いの姉妹、異母姉妹と言うやつです」

紬「…っ!?」

静香「そして産まれは私の方が早い…つまり私がお姉ちゃんなんです!!」ドャァ

紬「な…なんなん…」

静香「と言うわけで…どうすればお姉ちゃんと呼んでもらえるんでしょうか…」

紬「衝撃の事実をさらっと流しますね…」

静香「まぁ今更ですし劇場の大半も知ってますので…それでどうしたら」

紬「え…いや、聞いて損を致しましたので、これ以上その話に付き合う気はありませんが。」

静香「えぇー!いいじゃないですか…あ、ほら、うどんご馳走しますから!石川県と言えば…小松うどんですね!」

紬「あなたではないのでうどん程度で釣られはしません。」

静香「程度ってなんですか程度って!?いいですか?そもそもうどんと言うものはですね…」

紬「あーもー!うざっくらしい!」

静香「!?」

紬「そんなに呼んでもらいたいなら本人に直接そう言えばいいのでは!?」

静香「…それはそれで…気恥ずかしいと言うかその…」

紬「はぁ…わかりました、もう面倒ですので志保さんを連れてきます。」

静香「えぇ!?ちょ、ちょっと待ってください!」

ガチャ

志保「…どうしたの騒がしい。」

星梨花「静香さん!紬さん!おはようございます!」

紬「おはようございます…噂をすればなんとやら。ですね。」

志保「?なんの話?」

紬「静香さんが志保さんにお姉ち」

静香「あ、あー!あー!んんっ…あーえーと、志保!星梨花も!お腹すいてない?うどん食べる?」

志保「は?」

星梨花「えっと、ごめんなさい。朝は食べて来たので…」

志保「なんか様子がおかしいわね…大丈夫なの?」

静香「も、もちろん大丈夫よ!」

志保「ふぅん…ならいいけど。」

紬「……」

星梨花「…紬さん、何かあったんですか?」コソッ

紬「星梨花さん…そうですね、少しこちらへ」

星梨花「は、はい…」

紬「星梨花さんはその、あのお二人の関係性はご存知で?」

星梨花「え?と言いますと…?」

紬「…あのお二人が姉妹だと」

星梨花「あ、はい。いぼしまい…って言うんですよね?よくわかりませんが、皆さんに聞いてもはぐらかされるんですよね…」

星梨花「紬さんは知ってるんですか?」

紬「え?えぇと…その…ゴホン。まぁその事で静香さんが少し悩みがあるらしいので。」

星梨花「むぅ~…」

紬「…静香さんは志保さんに、姉、と呼んでもらえなくて悩んでいるそうです。」

星梨花「そうなんですか?」

紬「はい。それで、どうしたものかと相談を持ちかけられたのですが…そのような事を言われましても、私も困るというものです。」

星梨花「う~ん…でも、私もその気持ちわかる気がします!…私は一人っ子ですけど、劇場はお姉さんばかりなので、お姉ちゃんって呼ばれたいなって思う時があります!」

紬「星梨花さん…」

星梨花「あ、あの…紬さん!私、なんとかしてあげたいです!」

紬「なんとかって、考えはあるのですか?」

星梨花「えっと…それは…で、でも私…!」

紬「はぁ…申し訳ありません。少々意地悪な言い方をしてしまいましたね。」

紬「星梨花さんは本当に優しいんですね…」

星梨花「あ、あの…」

紬「…墜茵落溷。わかりました、乗りかかった舟です覚悟を決めましょう。」

星梨花「本当ですか!?」

星梨花「本当ですか!?」

紬「えぇ、それで私に少し考えがあるのですが…私の見た限り…少し確認しますが、お二人は以前からああいう感じですか?」

星梨花「え?えっと…最初の頃は喧嘩が多くて怖かったです…それからは…姉妹ってわかるまでは今程ではないですけど、仲良くなってたと思いますよ?」

紬「なるほど…それでこれは、星梨花さんにお願いする事になるのですが…いえ、星梨花さんだからこそお願いしたいのですが」

星梨花「は、はい!私に出来ることなら、精一杯頑張ります!」

紬「ありがとうございます…では、やってみましょう!」

静香「ね?ミリオン女学園良かったわよね…ああいう関係憧れるわね…!」

志保「まぁ、面白かったけど…現実でああいうのはちょっと…」

星梨花「あ、あの!し、静香お姉ちゃん…!」

静香・志保「!?」

静香「せせせせ、星梨花!?ど、どうしたのいきなり!」

星梨花「あ、と、突然ごめんなさい…えっと、今度のお芝居で姉妹の妹役をやる事になったので、その練習をお願いしたいと思って…」

志保「……」

静香「そうだったの…びっくりしたわ…もう、そう言ってくれればいくらでも付き合ってあげるのに。」

星梨花「あ、ありがとうございます、静香お姉ちゃん!」

志保「…っ…」

紬「(手応えありですね)」

静香「星梨花に言われるのはなんだかキュンとしちゃうわね。……!」

静香「ね?志保」

志保「…なんでこっちに振るのよ」

静香「別に~。星梨花みたいな子が妹ならお姉さんも最高よね~」

志保「…………」

星梨花「ハラハラ…」

紬「(な、なんか調子に乗り出した…雲行きが…)」

静香「あーあどっかの誰かさんもこれくらい可愛げがあればなぁ~」

志保「…!」バン!

星梨花「ひっ!」

紬「(あぁぁぁ…)」

志保「…バッカみたい…私帰るわ」

静香「ちょ、し、志保…」

志保「なに…?どうぞ続けて?そのまま星梨花を妹にでも貰ったら?星梨花が妹なら最高なんでしょ?それじゃ」バタン!

静香「あっ…わ、私…」

星梨花「…あっ…ごめんなさい…私…私のせいで…」

紬「…いえ、元はと言えば私のせいです。ごめんなさい静香さん、星梨花さん。」

静香「え、えぇと…?」



静香「そう…だったんですね…。」

静香「いえ、元を正すと言うのならそもそもは私のせいですから…ごめんなさい。」

紬「…とにかく、私は志保さんを探してきます。」

静香「えぇ!?今から…ですか?」

紬「志保さんにも謝らなければいけませんので…」



紬「はっ…はぁ…やはり劇場内にいましたか…」

志保「…何で…」

紬「なんとなく…わかるものです。」

紬「それより、申し訳ありませんでした…」

志保「は?何であなたが謝ってるんですか…」

紬「星梨花さんをけしかけたのは私ですので…」

志保「え…?」

紬「…静香さんが言っていました、あなたに姉と呼んでほしいと。」

志保「っ…」

紬「…私が見ている限りでは仲睦まじく思えたので、星梨花さんを使い嫉妬心を煽れば、と…」

紬「すいません、今思えば狡いやり方でした…」

志保「…別に、悪いのは静香だから…それに私、怒ってるわけじゃありませんし。」

紬「…それで失敬ついでにお願いしたいのですが、静香さんの事を姉と呼んであげる事は
出来ないのでしょうか?」

志保「…呼ぶ必要、無いと思いますけど。実は姉妹だったって分かったところで、今までこう言う関係だったわけだし…」

志保「と言うか紬さんって、そんなに他人のプライベートに突っ込んでくる人だったんですね。」

紬「そうですね…静香さんに相談されたから…星梨花さんにお願いされたから…違いますね、ふふ…何故でしょう?私でもよくわかりません。」

志保「…」

紬「きっとこの劇場の人達に当てられたのでしょうね。御節介な人が多いものですから。」

志保「まぁ…そうですね。過酷な世界の筈なのに、みんな人が良すぎるんだから…」

紬「もちろんあなたの気持ちを無視するわけではありませんし、私も姉妹と言うものがどう言うものかわかりませんが…」

紬「姉妹ならやはりそう呼ばれたいものだと思いますし、それが普通の……いえ、違いますね…」

紬「あなた達は姉妹です。なれば静香さんが志保さんに姉と呼んで欲しいのと同様に、あなたも静香さんの事をそう呼びたいと思っていた筈です!」

志保「なっ…何を勝手な事を…」

紬「違いますか?」

志保「っ……だからって私がそんな今更…」

紬「あー、いじっかしい!なにだらなことゆうとるの!」

志保「!?」

紬「早く行ってくる!ほら!」

志保「はっはい…!」


紬「…やってしまった…はぁ…まぁ、何とかなるでしょう…はぁ、疲れた…」

志保「……」ガチャ

静香「志保っ!あの、ごめんなさい私…!」

星梨花「志保さんごめんなさい…!」

志保「…もう、いいから…」

静香「志保……」

志保「えっとその…私もごめんなさい…っ…し、静香…お姉…ちゃん…」

静香「……っ!!」

静香「志保、今のって…!」

星梨花「志保さん…!」

志保「あぁもう!何でもないわよ!」

静香「ね!お願い!もう一回!ね!」

志保「あぁもううるさい!!」

後日

静香「志保~今度ここのうどん屋行きましょう!」

志保「えぇ?またうどん?…もう仕方ないわねお姉ちゃんは。」

紬「……なんなん…」

星梨花「あ、紬さん!二人とも仲良くなって良かったですね!」

紬「なりすぎでは…いえ、別にいいのですが…はぁ…やっぱりうち、付いていけん…」

終わりだよ~(●・▽・●)

珍しく紬に歳上らしくお姉さんさせてみたよ
当初はただのギャグのつもりだったのに何故か真面目に…

読んでくれたらありがとだよ~(●・▽・●)

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom