【安価】冬馬「朝起きたら>>4になってた」 (29)

冬馬「マジかよ…」

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玲音(以下冬馬)「なんか身体が軽いわ胸に違和感あるわ見たことない部屋にいるわでおかしいと思ったが…」


冬馬「これって…どう見てもあいつだよな?」


冬馬「トップオブトップ、戦ったことはねぇが間違いなく玲音だ」


冬馬「……」


冬馬(玲音)「俺は天ヶ瀬冬馬だ!」


冬馬「…やっぱ夢じゃねぇ。中身は俺なのにどう見ても玲音じゃねぇかよ」


冬馬「おかしい、なんで入れ替わっちまったんだ…」

玲音(冬馬)「それにしても、765プロと戦ってから全く見かけなかったが」


冬馬「こんなところ>>12に住んでいたのか、結構驚いたぜ」


冬馬「それにしても……」


冬馬「これカラコンじゃなかったのか」

貴音と同居

冬馬「なんか言葉では表現できない不思議な場所に住んでるな」


冬馬「…じゃなくて!」


冬馬「朝起きたら玲音に入れ替わってるわ!よくわからない場所にいるわ!」


冬馬「落ち着いてる場合じゃねぇ!くそっ!」


冬馬「一体俺の本体はどうなっているんだ!あいつが乗り移ってるのか!?」


冬馬「ああくそ!今俺はどうなってるんだ!」


ガチャ


貴音「どうかなされましたか?大声など出して、部屋の外からでも聞こえますよ?」


冬馬「!?し、四条!?」


貴音「はい?」

冬馬「な、なんで四条がここにいるんだよ!」


貴音「突然どうなされたのですか?ここは私の家なので住んでて当然でしょう」


冬馬「い、家!?ここって四条の家!?」


貴音「今更何を驚いているのですか?私とあなたは>>16の仲ですのに」


冬馬「>>16だって!?」


冬馬(おいおいマジかよ!ただでさえ意味わかんねぇ状況がさらにわかんなくなっていきやがる!)


貴音「まさか…あなた、玲音ではありませんね?」


冬馬「っ…!」

恋人

冬馬(こ、恋人だと!?)


冬馬(ちょっと待てよ!玲音って確か、女だよな!)


冬馬(…女だよな?ああ、女だ!ちょっと触ってみたら女だったから間違いなく女だ)


冬馬(だが恋人ってなんだ?四条も女だよな、見りゃわかる、どう見ても女だ)


冬馬(で、恋人だろ?恋人って男女が付き合うアレだろ!なんで女同士が付き合ってるんだよ!)


貴音「さっきから何をおかしな表情をしているのですか?」


冬馬「うっ!」


貴音「玲音ならそのような複雑な表情は一切しません、一体あなたは何者なのです!」


冬馬「あっ…えっと…」


冬馬「なんで、俺が玲音じゃないってわかったんだ?」


貴音「昨日までの彼女とはまるで別人だったからです、私の知っている彼女とはまるで違います!」


冬馬(そんな曖昧な判断でわかるのか?いや実際わかったからすげぇけど)

冬馬「はぁ…、まあ隠してもしょうがねぇな、俺は冬馬だよ。冬馬」


貴音「冬馬…、ああ、あなたでしたか」


貴音「なぜあなたが玲音になっているのですか?」ジロッ


冬馬「こっちが聞きてぇよ!俺だって好きでこの身体に入ってるわけじゃねぇ!」


冬馬「朝起きたらこうなってたんだよ!俺も被害者なんだ!」


貴音「はぁ…。どうやら、本当に何も知らないようですね」


貴音「わかりました、とりあえず着替えを済ませて一階へ降りましょう」


貴音「詳しい話と今後のことはその時にお話ししましょう」


冬馬「ああ、なんかよくわからねぇが頼むぜ」


貴音「それと、着替えは私が手伝って差し上げます。着替えるときは目を瞑ってください。今のあなたは玲音なのですから」


冬馬「お、おう。気を付ける…」

一階


貴音「なるほど、そういうことでしたのね」


冬馬「ああ、俺もなんでこうなったのかわからないんだ」


貴音「あなたの事情はわかりました。ですけど今は本当の玲音のほうが心配ですね」


貴音「あなたが玲音になっているということは、玲音も天ヶ瀬冬馬になっているはずです」


冬馬「だよなぁ…」


貴音「急いで彼女のところに行きましょう!電話でも構いません、まずは一刻も早く彼女と連絡を取るのが大切です!」


冬馬「ああ、わかった。ところでちょっと質問いいか?」


貴音「何でしょう?」


冬馬「四条と玲音って、どんな関係なんだ?」


貴音「恋人だと先ほど申したでしょう」


冬馬「いやそういう意味じゃなくてもっと……」


貴音「あなたには関係のないことです」キッパリ


冬馬「お、おう…」


冬馬(つめてぇなぁ……)

prrrrrrr


冬馬「ダメだ、電話に出ねえ」


貴音「なら直接会いに行きましょう、早く車へ!」


冬馬「おう!って…!」


貴音「どうかなされましたか?」


冬馬「四条って…一体何者なんだ?家といい車といい、まるで…」


貴音「それはとっぷしーくれっと。ゆえに、申し上げられません」


冬馬「……」


貴音「さあ早く!」


冬馬「あ、ああ」


バタン


ブロロロロロロロロ…

冬馬宅


ピンポーン!ピンポーン!


ドンドンドン!


冬馬「なんで誰もでねぇんだよ!おい!」


冬馬「居留守でも使ってるのか!それともどこかに出かけたのか!」


冬馬「クソッ!俺の身体に何かあったのかわかんねぇじゃねぇか!!」


貴音「……」ポッ///


冬馬「…なんだよ」


貴音「いえ、荒々しい玲音も素敵だと思っただけです」


冬馬「え?」


貴音「コホン…それはさておき、もし誰もいないとなれば、おそらくあなたの仲間のところにいるのではないのでしょうか?」


冬馬「そうか!」


prrrrrr

ガチャ


北斗「はいもしもし伊集院ですけど」


冬馬「北斗か!俺だ!俺!」


北斗「俺?申し訳ないのですがオレオレ詐欺とかそういうのは遠慮させていただきます」


北斗「それと、可愛い声してるのに俺なんて言葉使うのはよくないな、もっと素直のほうが可愛いと思いますよ★」


冬馬「電話越しで口説いてんじゃねぇ!俺だ!冬馬だ!」


北斗「冬馬?」


冬馬「そうだ!」


北斗「冗談はよしてくださいよ、冬馬は女の子みたいな声は出せませんし、何より俺の隣にいますよ」


冬馬(やっぱりそこにいたか!)


冬馬「そいつは玲音だ!俺じゃねぇ!今朝目が覚めたら俺たち入れ替わっていたんだ!」


冬馬「そこにいる俺は俺じゃない!今電話しているのが俺なんだ!」


北斗「随分進化したオレオレ詐欺ですね」


冬馬「詐欺じゃねぇって!本当だって!」

北斗「冬馬、電話で冬馬を名乗る女の子が俺にオレオレ詐欺をしているんだけど」


冬馬「だから俺じゃねぇってば!」


「……」


冬馬「あれ?もしもし?電話つながってるよな?」


玲音「お電話変わりました」


冬馬「…!てめぇ!」


玲音「誰だか知らねぇが俺の名前を語って詐欺ってるんじゃねぇよ!」


ブツッ


ツーツーツー


冬馬「…はえ?」


貴音「なるほど、いろいろわかりました」

北斗「ちょっ…冬馬!いくら何でもそれはきつすぎ…!」


玲音「ああいう詐欺はガツンって言ったほうが大人しくなるんだよ」


北斗「それはそうだけど」


翔太「冬馬君怖ーい」


玲音「ふん」


玲音(やっぱりかかってきたね、だけど絶対にこの身体は返さないよ)


玲音(もう四条の性奴隷にされるのは御免だ、アタシはこの身体でもう一度トップアイドルになるんだ!)

寝る

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