杏
屋根裏のゴミが最近セクハラしてくる。
パレスに行く時の探索中やバトル中にお尻や胸に触ってくる。
最初はちゃんと怒ったけど、あんな悲しい顔されたらなんだか私が悪いみたい。
だからその内怒らなくなったら触られ放題。
竜司とか祐介とかに…その内ばれそうだからやめてよね。
……
もう…またそんな顔して…
今度二人きりでね。
真
屋根裏のゴミが最近セクハラしてくる。
しかしセクハラと言っていいのかしら?
そもそもセクシャルハラスメントとは文字通り「嫌がらせ」の事よね。
でも私は嫌なのかしら?
屋根裏ゴミに触られるのは正直驚くけど嫌じゃない。
何故かしら…?
別に嫌じゃないなら彼の好きなようにしてあげようかしら
どう?今度二人で…ね
春
屋根裏のゴミが最近セクハラしてくる。
普通の女の子なら嫌がるかもしれないけど
私は嫌じゃない。
だって彼だもん。
あの女たらしが私にいたずらしてくるんだもん。
面白いでしょう
私みたいな女の子に夢中になるなんて…
そっちの方がおかしくて、どうでもよくなっちゃう。
ん?
何胸が気になるの?こう見えて結構大きいんだよ
今度触らせてあげようか?
双葉
屋根裏のゴミが最近セクハラしてくる。
う~なんであいつ私のこと触ってくるんだよ~
胸だって無いし、足も細いし、チビだし…女の魅力ないだろ…
それなのに…えっちなところばっか触ってくる…
ちくしょ~
分からないけど、男ってこういうのがいいのか?
屋根裏…お前ロリコンなのか?
うぅ~~
もう分かった好きにしろ!さあ、来い!
杏
……
……
何…?
なんで不機嫌かって?わからないの?
あれだけやめてって言ったのに全然言うこと聞いてくれなくて
ずっと動いてさ…
私凄い痛かったんだよ!
大体触るだけだったよね?
それがどうして…襲うのよ!
このムッツリスケベ!レイプ魔!
もう…謝るなら最初からしないでよ。我慢した私が馬鹿みたいじゃない!
それで…どうだったの?
私の体…
あ~もう!気持ちよかったか聞いてんの!
最高?またやらせてくれ?
馬鹿。
女の扱い分かるまでおあずけ!馬鹿!
真
え、えっ…と
おはよう…
その昨日は…すごかったね…
なんかびっくりした、色々なこと初めてだったし…
本当よ!
私だってそういう…本とかDVDとかも見たこと無いもん…
だから驚いた
男の子のあそこが…あんななんて…
……うん
痛み?
ううん、言うほど無かったかな?
普通の痛いの?そうなんだ
あなたのが小さいんじゃない?
ふふ…
でも嬉しい…
私達一つになれたんだね…
したくなったらまた言ってね。
春
…あれ?もうおしまい?
うふふ…約束通りしたけど…これで満足なの?
ん?どうしたの?
休みたい……
うん、分かったお姉さんが胸貸してあげる。
ん?気持ちいい?
ふふ、えっちなんだから…
屋根裏ゴミ君…髪サラサラだね…
ずっと撫でていたい
君がリードするって言った割には随分あっさりと終わっちゃったね
まだまだ経験が無いからかな?
ねぇ…
今度は私がリードしたい
いつもあなたはいつも一人でやろうとするんだから…私に任せてよ
!!
あれ…なんか…固く…
あっ!
凄い…大きい
こんな早く復活するんだね
じゃあ今度は私がやるからね
双葉
…
う…うう
ど、どうだ…耐えたぞ!
あんなでかいの入ると思わなかったけど耐えたぞ
めちゃくちゃ痛かったけど、頑張った。
褒めて!
ん!
んん…
撫でられると…なんか気持ち良い…
ずっとこうしていたい…
屋根裏ゴミはどうだった…
その私で…満足したか…?
…ん、そ、そうか
良かったか!あはは!
私は魅力満々か、ははは、可愛い奴め!
……
ねぇ…したくなったら
また言えよ、手伝うから…さ
杏
ん…なんかいつも…変
ねぇ…なんかした…?
え?ゴムつけてない?生って事?…
は?
中に出したの?
いや何していんの!どうすんの子供できちゃうでしょ!馬鹿!
んっ…!
あっ…!
めっ…!あっ!あっ!ああっん!
……
やばいよ…ほら…出てきたし…
てか出しすぎ…
もう…最悪…
は?もう一回…?
いや無いから…
ちょっと…やめて…いや!
引っ張らないで…!ダメって…!
あっ!んっ!
…
分かったたから…避妊…して
あっ…!
真
ん…?
なんか中で痙攣して…何これ…
な、中に出したの?
…
…びっくりした…
けど…どうするの
私達高校生だよ…?
責任取れないでしょ…馬鹿なんだから
でも…ちょっといいかもって思った…
うん…少し早い?
そうね…
まあいいわよ…こっちでどうにかするから
春
あっ…
…ん
…んんっ!
こら…中に出したでしょ
もう…赤ちゃんできちゃうよ
うん…
でもいいかな…?
あなたがしたかったんだよね…なら許してあげる。
君はそれぐらいの事していい権利があるんだからね。
大丈夫
私が責任取るから…あなたは気にしないで
双葉
へ?
なんかいつもと違うぞ!
温かいし…ぬるぬるする…
まさか…
だ、出したのか?
屋根裏の精子が私の体にあるのか?
や、やばい…私危険日だぞ
赤ちゃん…できるぞ…
うーん、高校生なのに妊娠するぞこれ!
う…うぅ…泣きそう
責任取ってくれる…?
…
本当…?
うん…屋根裏の赤ちゃん…なら欲しい…
杏
できたみたい。
当然だよね、あれから何回もしたし…
君、中出し好きだもんね…
で、もちろん責任とってくれるよね?
もうこうなったら高校生だろうと関係無いから
絶対産むからね!
逃げたら、どこまでも追っかけやるんだから!
パパにしてやるんだから!
真
今産婦人科行って来たけど、やっぱり出来たみたい。
うん…最近吐き気が酷かったら…
それでね、あなたは高校生だけど…
私は今年卒業なの
大学生は学生だけど…色々バイトもするし、お姉ちゃんも賛成してくれるから問題ないと思う。
だから産んでいいかな?
せっかく授かった命、消したくないの
うん…
分かったありがとう
一緒に頑張ろうね
春
出来たみたい
君にたくさんされたからできちゃうよね。
お腹はまだ膨らんでないけど…来年には産まれるって
社長に…大学生に…お母さんか…
色々大変だなぁ
えっ?私ならできるって…ありがとう。
あなたに言われるとなんだか勇気が沸く
え?お腹触りたい?
いいよ…来て
ふふ…どう?聞こえるかな?
分かる?私の赤ちゃん…
あなたのお父様が近くにいるんだよ
ずっと守ってくれるから、安心してね
双葉
うん…やっぱり出来ていたみたい
いや~やばいな。
高校生ママだよ
そこいらのDQNママじゃんか、まさか私がなるとは…
まあ怪盗団だし同じムジナの穴と言えば同じか
でも惣治郎怒るぞ~
お前ぼこぼこにされるぞ
覚悟しろよ。
私も…謝るから
杏
4股かけてやがった
あいつしかも全員妊娠済…
もちろん、文句言いに行った。
そうしたら全く悪気の無いあの表情
何よ!
私が馬鹿みたい!
謝って!謝らないと帰らない!
ずっとここにいる!
え?一緒には居てくれんだって?
う…
だって嫌だもん
離れたくないから…
だから謝ってよ…許すからさ
…
うん…
分かった
それで…みんなはどうするの…?
産むんだ…
…もう馬鹿
いいよ…あきれた
この女たらし
真
4人か…
うん…薄々気づいていた。
だってあなたの家にやけに女の子の出入りが多いもん。
町でもたまに見かけたし…
まあ気が付かない振りしていていたけど…やっぱそうなんだよ
それでみんなとは縁を切れないの…?
そう…
妊娠しているんだ。
…
うん、分かった
私決めた
私はあなたに救われた。
だから今度はあなたを救ってあげる。
どんなに非難されようとも私はあなたの味方になってあげる。
さんざん働いてくれたご褒美
感謝してくれる?
春
ねえこれ見て
…
うんちょっと有名な探偵雇って尾行したの
みんなと仲良いみたいなんだね…
それに3人とも産婦人科に出入り…
あなたって本当に肉食系なんだね
怒っている?
うーん、どうだろう?
ちょっと驚いたけどあまり頭には来ないかな?
だってあなたは私も、お腹の子も諦めないでしょ。
ふふ…だと思った。
強欲な怪盗さん、なんだから…
双葉
う…そんな4人と…付き合っていたの…
みんな子供いるの…
そんな…酷いよ、騙したの
屋根裏ゴミ…
ん…
…
…
なんだよぉ…抱き着いて
他の女にもやっているんだろ…
温かい…
……
遊びなのか?
違う…?
じゃあ…なんで
…私と同じぐらい大事?
…わからないよ、そんな気持ち
…うん、屋根裏は好き…
え?もし屋根裏を助けてくれる人がいたら
うん感謝する…
え?
それがみんな…なの?
…
そう…そうなんだ
…うん、分かった
屋根裏を助けてくれたなら、私も許してやる。
それぐらい度量がなきゃお前となんか付き合えないからな
私の旦那は欲張りだ。
それぐらい認めてやろう。
感謝しろよ!
産まれてくるこの子の為にも
~喫茶店~
杏「…」
真「…」
春「…」
双葉「…」
杏「まさか浮気している4人がみんなとはね…」
真「近場でこんな大胆な事してた、なんて」
春「誰も気が付かないよね」
双葉「女たらしだなぁー」
真「それでみんな本当に妊娠しているの?」
杏「うん、2か月だって」
春「私も同じぐらい」
双葉「私もだ」
真「私も…彼…そういうことも平等なのね」
杏「何よそれ」
真「それでみんな…その…産むの?」
杏「まあね、こうなったどこまでも追いかけて責任取らせるつもり」
双葉「私も赤ちゃん産みたいぞ」
春「私は別に彼が他の女の子に孕ませようが別にいいけど?」
春「みんなだったら嬉しいな兄妹が一遍にできるもん。私一人っ子だから兄妹ほしかったし」
杏「うん私も、姉妹とか憧れた」
屋根裏「兄弟かー」
真「…でもみんな分かっている?普通とは違うって」
真「もしかしたしたら色々困る事だって…」
春「そりゃ…色々とあるかも知れないけど…」
双葉「あいつなら大丈夫だろ」
春「うん、彼なら乗り越えられるよ」
杏「ていうか、もし全員幸せにしないと私が許さないんだから」
真「…」
真「分かった、みんな納得の上なんだね」
真「本当は私が頭下げてみんなの責任取ろうと思ったけど…」
真「分かったわ、そういう事なら私も協力する」
真「私もみんなも彼を支えるから」
杏「うん、私達仲間だから」
春「上下関係はないよね」
双葉「みーんな、あいつの女だからな」
真「ふふ、そうよね」
カラン
カラーン
杏「あ!」
双葉「来たな色男」
春「待っていたよ」
真「こっちよ」
終わり
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