千歌「えっとねー、頼りになる人!」
曜(私じゃん!)
千歌「それに、グイグイ引っ張ってくれるような力強い人がいいなー♪」
曜(……乳首の話だ!!絶対!!)
千歌「私が泣いてるときは慰めてくれるような優しい人もいいよね~♪」
曜(……………………)
千歌『もうっ……グスッ、あんまり激しくしないでって言ったのに……』
曜『ゴメン、あんまり千歌が可愛くてさ』
千歌『ヒック……バカぁ……!』
曜『ゴメンってば。でも……気持ちよかったろ?』ボソッ
千歌『~っ///……うん///』ポッ
曜(完全に私じゃん!!!)
千歌「あ、でもねー……」
曜「?」
千歌「エッチなことしか考えない人は嫌かな♪」
曜「――――――――」
曜「この日私は、エロを捨てた」
――――――――部室
曜「……………………」
千歌「曜ちゃーん?最近どうしたの?なんか元気無いよ?」
曜「ナンデモナイヨ?」
千歌「そう?あ、なんか喉渇いたからジュース買ってくる!曜ちゃんもなにか飲む?」
曜「千歌ちゃんの母乳」ボソッ
千歌「へ?」
曜「ナンデモナイヨ!?」
千歌「へんな曜ちゃん。行ってくるねー」トテテテ
曜「ぅあああああ~……」
ガチャッ
梨子「曜ちゃんいるー?千歌ちゃんのフルヌード盗撮写真の新しいのが入ったんだけど見る?」
曜「見ない」
梨子「おっぱいの谷間を拭いてるところがエッチで……って、えええええっ!!!!?今なんて言ったの!!?」
曜「見ない」
梨子「嘘でしょ!!?三度のコスプレと同じくらいエロが好きな曜ちゃんが!!?千歌ちゃんの写真でなら一枚で三回はイケるって豪語してたあの曜ちゃんが!!?いったいなんの心境の変化!!?」
かくかくちかちか……
梨子「……………………」
曜「ってわけで……」
梨子「ビックリした……」
曜「うん。いきなりエロを捨てたって言ってもね……」
梨子「いや、曜ちゃんが千歌ちゃんのことを普通に恋愛対象に見てたことに。てっきりオナネタくらいのレベルだと……」
曜「さすがに私でもそこらへんの常識はノーマルだよ!!?」
梨子「どの口が言うのって感じだけど……」
曜「というわけで、私もうエロを捨てたから!そういう写真とか…………………………………………………………………………………………………………見ないから!!!」
梨子「間」
曜「とにかく私はもうエロいのやめたの!!」
梨子「いや、無理でしょ」
曜「本当だもん!もうオナ禁とかしてるし!」
梨子「何日?」
曜「二時間」
梨子「せめて一日以上の成果を出してから言いなさいよ。完全に休み時間くらいにクチュってるじゃない」
曜「あんなドスケベモンスターと同じ空間にいて発情するなとかなにその無理ゲー」
梨子「ゴメンもう一度言うわね?どの口が言うの?」
梨子「無理とかやめたら?ていうか無理よ。曜ちゃんからエロを取ったらヨーソローくらいしか残らないわよ」
曜「だって……付き合いたいし……」
梨子「むしろなんでオープンエロなのにヘタレるのかがわからないんだけど」
曜「いいの!千歌ちゃんのために私はエロを捨てる!!!」
梨子「まあ、好きにしたらいいけど。じゃあこの盗撮写真は他のみんなと楽しもーっと」
曜「待って!!チラ見!!チラ見だけ!!」
梨子「意思の弱さ」
曜「これで最後にするから!!先っちょ!先っちょだけだから!先っちょだけでいいから!!!」
梨子「なんの先っちょよ」
曜「乳首!!!」
梨子「やっぱり無理なんじゃない?」
曜「っあぁ~……ムラムラする~……」
梨子「オナニーしてくれば?千歌ちゃん、もうすぐ戻ってくるんでしょ?」
曜「しない……!私はもう……オナニーはしない!千歌ちゃんと付き合って……健全にレズセックスするの!!」
ガチャッ
善子「曜さんいる?千歌さんに激似の人が載ってるエロ本見つけたんだけど」
曜「ちょっと貸して!!トイレ行ってくる!!」
梨子「曜ちゃん」
善子「人のエロ本でクチュるんじゃないわよ」
曜「なんでこういうときに限ってオナネタを提供する……」グヌヌ……
善子「なにこれ?」
かくかくちかちか
善子「え?無理じゃない?」
曜「善子ちゃんまで!!私のことなんだと思ってるの!!?」
善子「コスプレ性獣ヨーソロー」
曜「その通りだけど!!!」
梨子「否定しなさいよ。よっちゃん、千歌ちゃん似のエロ本って?」
善子「これ」ペラッ
梨子「どれどれ……うわっ、露出ものじゃない」
善子「スゴいでしょ」
梨子「うわぁ……昼間から全裸……。あーあー、オシッコまでしてる」
善子「エッチでしょ」
梨子「よっちゃんって露出好きだったっけ?」
善子「いずれは身バレ覚悟でオナニー配信したいレベルで好き」
梨子「するとき声かけて」
曜「なんでエロから離れようとしてるのにエロい話するの!!?」
梨子「いや、私たちはべつに捨ててないから」
善子「そうよ。健全にエロを楽しんでるだけよ」
梨子「ていうかこの人、千歌ちゃんそっくりね。露出でエロ本顔出しって、相当な変態じゃない」
善子「本人だったりして」
曜「!!!」ブシュッ!
梨子「興奮して鼻血出した!!?」
善子「小学生か……」
曜「ち、ち、千歌ちゃんが露出狂……///ちかっちのちちっちがでかっち……///」
梨子「重ね重ね言うけどエロを捨てる気あるの?」
曜「もう!!絶対!!エロ!!捨てる!!だから二人とも――――」
ガチャッ
鞠莉「チャオ~☆曜いるー?千歌っちだけが全裸になるよう合成したAqoursのPVが完成したんだけど観るー?」
曜「見ますん!!!!!」
善子「どっちよ」
梨子「理性と欲望が渦巻いてる……」
鞠莉「What?」
かくかくちかちか
鞠莉「Impossibleじゃない?」
曜「インポッシボーじゃないの!!!やるったらやるの!!!」
鞠莉「たぶん、ダイヤが聞いたらブチキレると思うけど」
梨子「あ、鞠莉さん。私たちは観たいのでPV貸してください」
鞠莉「はい」つ
善子「うわ、今出してる曲のPV全部ある」
鞠莉「全部全裸合成してあるわよ♪」
梨子「きみここ観ましょう」
善子「大サビのリリーとのデュオのとこね」
梨子「わかってるじゃない」
テーテーテーテテー
キーミーノーコーコロー
善子「えっろ」
梨子「千歌ちゃんだけが全裸ってスゴいわね……。千歌ちゃんが変態とも、私たちが集団で千歌ちゃんをイジメてるようにも見てとれる……。これはクチュるわよ」
曜「~~~~!!!!!」ダバー
善子「血涙!!!?」
曜「なんで……なんで私がこんな苦行を……!!!!!」
梨子「苦行って」
善子「自分で課したんじゃない」
鞠莉「いっそ、エッチな渡辺曜を好きになってもらえばいいんじゃない?」
曜「好きになってくれるかな!!?毎日三回はレズセックスしたいし、アブノーマルなことも大好きだし、千歌ちゃんの股間に全速前進ヨーソローしたいって伝えても受け止めてくれるかなぁ!!!!?」
梨子「限度はあるわよ」
曜「うあぁぁぁぁぁ!!!千歌ちゃあああああん!!!!!」
Guilty Kiss「うるさい!!!」
――――――――部室外
千歌「……………………」
ギャーギャー
千歌「エッチなことしか考えないのが嫌なだけで、エッチなことは……嫌いじゃないんだけどな……///」
おわりだヨーソローゞ
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